JP2011066614A - 遅延発生装置および半導体試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】差動ペアトランジスタを用いない比較器を備えた遅延発生装置およびこの遅延発生装置を備えた半導体試験装置を提供することを目的とする。
【解決手段】入力信号に対して設定された時間だけ遅延を持たせるための静電容量を有する遅延部111と比較基準電圧を生成するためのDAコンバータ110と遅延部から出力される出力電圧と比較基準電圧とを比較する比較器1とを備える遅延発生装置であって、比較器1は、比較基準電圧Vthに基づく閾値と出力電圧とを比較して反転するインバータ回路2Aと、インバータ回路2Aの正側電位Vd1を設定する第1の電圧源5と、インバータ回路2Aの負側電位Vs1を設定する第2の電圧源6と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力信号に対して所定の遅延を与えて出力する遅延発生装置およびこの遅延発生装置を適用した半導体試験装置に関するものである。
LSIテスタやパルス発生器等のタイミング信号を発生する場合に、入力信号に対して設定された遅延時間を与えて出力するプログラマブル遅延発生装置が、例えば特許文献1に開示されている。このプログラマブル遅延発生装置について、図3を用いて説明する。
図3に示すように、プログラマブル遅延発生装置100は入力信号端子101とスイッチ103と定電流源104とn(nは自然数)個の論理和回路(ORゲート)105とn個のコンデンサ106と比較器107と出力端子108とDAコンバータ110とを備えて概略構成している。入力信号端子101は入力信号Vdを入力する端子であり、スイッチ103は電源電圧(回路電源の電圧)Vddに対してオンまたはオフに切り替えるスイッチである。定電流源104は一端が負の電圧「−Vs」に接続され、他端がスイッチ103との共通接続点ND(電位:Vn)に接続される。
各論理和回路105は一方の入力端が遅延設定信号CD1〜CDnに接続され、他方の入力端が入力信号端子101に接続される。そして、出力端がコンデンサ106に接続される。各コンデンサ106はそれぞれが容量の異なる静電容量であり、2のべき乗で重み付けがされている。つまり、コンデンサ106−1が2×C、コンデンサ106−2が2×C、そしてコンデンサ106−nが2×Cの容量を有している。
比較器107は共通接続点NDの電位Vnと比較基準電圧Vthとを入力して比較を行う。この比較基準電圧VthはDAコンバータ110により生成される。DAコンバータ110にはm(mは自然数)ビットの微小遅延設定信号FD1〜FDmが入力されており、この微小遅延設定信号FD1〜FDmの設定コードに対応した比較基準電圧Vthを発生している。この設定コードにより比較基準電圧Vthを微小に変化させるようにして設定可能になっている。
以上において、入力信号Vdが「H」のときには、スイッチ103は電源電圧Vddに接続され、共通接続点NDの電位VnはVddになっている。そして、入力信号Vdが「H」となっているときには、コンデンサ106の両端の電圧はVddとなる。比較器107は比較基準電圧Vthと共通接続点NDの電位Vnとを比較して、出力信号Veを「H」として出力する。
入力信号Vdが「H」から「L」に変化したときには、スイッチ103は電源電圧Vddから切り離されるように制御している。これにより、充電されたコンデンサ106の放電が始まる。このとき、遅延設定信号CD1〜CDnにより放電されるコンデンサ106が制御される。つまり、遅延設定信号が「H」になっている場合にはコンデンサ106は電荷が放電されず、「L」になっている場合には電荷が放電されるようにしている。従って、遅延設定信号CD1〜CDnの設定内容により、経時的に共通接続点NDの電位Vnが低下していく。
そして、微小遅延設定信号FD1〜FDmの設定コードに対応して比較基準電圧Vthを微小に変化させている。比較器107は共通接続点NDの電位Vnと比較基準電圧Vthとの比較を行い、Vn>Vthならば「H」を出力し、Vn<Vthならば「L」を出力するようにしている。
つまり、nビットの遅延設定信号CD1〜CDnおよびmビットの微小遅延設定信号FD1〜FDmにより、コンデンサ106による電圧制御と比較基準電圧Vthの微小変化とにより遅延時間を(m+n)ビットの高い分解能でコントロールしている。これにより、コンデンサ106の容量の総計を少なくしている。そして、最終的に比較器107により電位Vnと比較基準電圧Vthとを比較することにより、出力信号Veを生成している。
以上の各構成のうち、スイッチ103と定電流源104と論理和回路105とコンデンサ106とは入力信号Vdに対して設定した時間の遅延を与えるための遅延部111になり、DAコンバータ110は比較基準電圧Vthを生成するための比較基準電圧生成部になる。
従って、プログラマブル遅延発生装置100は比較器107を備えているが、この比較器107としては、例えば図4に開示されている回路が用いられている。この回路は、主に差動ペアトランジスタ部121と増幅部122とを有して構成している。差動ペアトランジスタ部121は第1のPMOSトランジスタ123と第1のNMOSトランジスタ124と第2のPMOSトランジスタ125と第2のMMOSトランジスタ126と定電流源127とを備えて概略構成している。
図4に示すように、第1のPMOSトランジスタ123のソースおよび第2のPMOSトランジスタ125のソースに定電流源127が接続される。また、第1のPMOSトランジスタ123のゲートには基準端子128が接続され、第2のPMOSトランジスタ125のゲートには入力端子129が接続される。入力端子129は前記の共通接続点NDの電位Vnを入力電圧(入力電圧Vn)として入力しており、基準端子128は比較基準電圧Vthを入力している。
第1のPMOSトランジスタ123のドレインと第1のNMOSトランジスタ124のドレインとが接続され、第2のPMOSトランジスタ125のドレインと第2のNMOSトランジスタ126のドレインとが接続される。また、第1のPMOSトランジスタ123のドレインは第1のNMOSトランジスタ124のゲートおよび第2のNMOSトランジスタ126のゲートに接続される。そして、第1のNMOSトランジスタ124のソースおよび第2のNMOSトランジスタ126のソースはグランドVss(電位:ゼロ)に接続される。
定電流源127は一端が第1のPMOSトランジスタ123のソースおよび第2のPMOSトランジスタ125のソースに接続されているが、他端が電源電圧Vddに接続されている。また、第2のPMOSトランジスタ125のドレインと第2のNMOSトランジスタ126のドレインとの中間点に接続される中間接続点NX(電位:Vx)は増幅部122の入力となっている。
増幅部122は差動ペアトランジスタ部121から出力される信号を増幅するためのインバータ回路であり、第3のPMOSトランジスタ130と第3のNMOSトランジスタ131とを備えて概略構成している。第3のPMOSトランジスタ130のゲートおよび第3のNMOSトランジスタ131のゲートは中間接続点NXに接続されている。また、第3のPMOSトランジスタ130のソースは電源電圧Vddに接続され、第3のNMOSトランジスタ131のソースはグランドVssに接続される。そして、第3のPMOSトランジスタ130のドレインと第3のNMOSトランジスタ131のドレインとが接続されており、この接続点に図3で説明した出力端子108が接続される。
以上の構成において、入力電圧Vnは比較基準電圧Vthを閾値として、出力信号Veが切り替わるようになっている。入力電圧Vnが比較基準電圧Vthよりも高い場合、つまりVn>Vthの場合には、中間接続点NXの電位Vxが低下する。このときには、Vn>Vthになっているため、第1のPMOSトランジスタ123がオンになり、第2のPMOSトランジスタ125はオフになる。これにより、定電流源127から出力される電流(バイアス電流)は第1のPMOSトランジスタ123および第1のNMOSトランジスタ124に流れるようになる。
差動ペアトランジスタ部121の各トランジスタはカレントミラー回路を構成している。このカレントミラー効果により、第1のPMOSトランジスタ123および第1のNMOSトランジスタ124にバイアス電流が流れると、バイアス電流とほぼ同じ電流が中間接続点NXからグランドVssに向けて流れる。これにより、中間接続点NXの電位Vxが低下し、差動ペアトランジスタ部121の出力は「L」になる。
増幅部122は電位Vxを入力して反転出力を行う。従って、Vxは「L」であることから、増幅部122は「H」を出力する。これにより、出力端子108からの出力信号Veは「H」になる。
そして、入力信号Vdが比較基準電圧Vthを下回ったとき、つまりVd<Vthになったときには第1のPMOSトランジスタ123がオフになり、第2のPMOSトランジスタ125がオンになる。従って、定電流源127から出力されるバイアス電流は第2のPMOSトランジスタ125および第2のNMOSトランジスタ126に向けて流れ、中間接続点NXの電位Vxが上昇する。
これにより、電位Vxが「L」から「H」に変化し、増幅部122はこれを反転した信号として「L」を出力する。つまり、入力信号Vdが比較基準電圧Vthを下回ったことにより、出力信号Veは「L」に変化する。
特開2006−180303公報
図4にも示したように、差動ペアトランジスタ部121を用いた場合、定電流源127からは常にバイアス電流が出力された状態になっている。これは、入力信号Vdと比較基準電圧Vthとに基づいて、第1のPMOSトランジスタ123側と第3のPMOSトランジスタ125側との何れか一方に向けてバイアス電流を流して、中間接続点NXの電位Vxを上昇または下降させているためである。そして、電位Vxにより出力信号Veの信号が「H」になるのか「L」になるのかが決定される。つまり、バイアス電流は比較動作を行うために用いられる増幅用の電流となる。
ここで、プログラマブル遅延発生装置に用いられる比較器には高速且つ高精度の性能が要求される。特に、プログラマブル遅延発生装置を半導体試験装置に適用した場合には、短時間で大量の被試験デバイスの試験を行う必要があることから、高速な試験性能が求められる。また、被試験デバイスの高性能化に伴い、高い分解能で比較処理を行うことが求められている。これに対応すべく、プログラマブル遅延発生装置に用いられる比較器は高速且つ高分解能で比較動作を行う必要がある。
差動ペアトランジスタ部121を高速化するためには、バイアス電流の供給量を増加させなくてはならない。トランジスタの応答速度を高めるためには、大量の電流を短時間で供給する必要があるためである。
ただし、入力信号Vdが比較基準電圧Vthよりも高い場合と低い場合との何れの場合であっても、バイアス電流はグランドVssに向けて流れるようになっており、従ってバイアス電流は消費電流となる。従って、電位Vxを上昇または下降させるために、バイアス電流は常時出力されている必要があり、供給されるバイアス電流はグランドVssに放出されることにより消費される。このため、応答速度向上のためにバイアス電流を大量に供給すると、大量のバイアス電流が常に消費されることになり、全体としてのバイアス電流の消費量が極めて膨大なものになる。
そして、高分解能で比較動作を行うためには、トランジスタの比較感度を高める必要があるが、トランジスタサイズを大きくしなければならない。トランジスタサイズを大きくすることにより十分な増幅率が得られ、高分解能で比較動作を行うことができる。ただし、トランジスタサイズが大きくなると、寄生容量によって動作速度が低下する。このため、高分解能にすることにより、動作速度が低速化するといった問題がある。
そこで、本発明は、差動ペアトランジスタを用いない比較器を備えた遅延発生装置およびこの遅延発生装置を備えた半導体試験装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の請求項1の遅延発生装置は、入力信号に対して設定された時間だけ遅延を持たせるための静電容量を有する遅延部と比較基準電圧を生成するための比較基準電圧生成部と前記遅延部から出力される出力電圧と前記比較基準電圧とを比較する比較部とを備える遅延発生装置であって、前記比較部は、前記比較基準電圧に基づく閾値と前記出力電圧とを比較して反転するインバータ回路と、前記インバータ回路の正側電位を設定する正側電位設定部と、前記インバータ回路の負側電位を設定する負側電位設定部と、を備えたことを特徴とする。
この遅延発生装置によれば、正側電位設定部と負側電位設定部とによりインバータ回路の正側電位および負側電位を設定している。これにより、インバータ回路固有の閾値自体ではなく、正側電位および負側電位を制御することで、閾値の制御を行うことができるようになる。このため、差動ペアトランジスタを用いることなく、インバータ回路を用いて比較動作が可能になる。
本発明の請求項2の遅延発生装置は、請求項1記載の遅延発生装置であって、前記正側電位設定部は前記比較基準電圧に接続される第1の電圧源を備え、前記負側電位設定部は前記比較基準電圧に接続される第2の電圧源を備えていることを特徴とする。
この遅延発生装置によれば、第1の電圧源と第2の電圧源とを用いて正側電位と負側電位とをそれぞれ任意に設定することができるようになる。第1の電圧源の電圧と第2の電圧源の電圧とを最適に設定することにより、インバータ回路の閾値を比較基準電圧と一致させることもできる。
本発明の請求項3の遅延発生装置は、請求項1記載の遅延発生装置であって、前記正側電位と前記負側電位との間に抵抗を接続したことを特徴とする。
この遅延発生装置によれば、抵抗を設けたことで、正側電位と負側電位との間に常に電流(安定化電流)を流すことができる。これにより、インバータ回路が出力を変化させる瞬間に電位が不安定になることがなく、動作の安定化を図ることができる。
本発明の請求項4の遅延発生装置は、請求項1記載の遅延発生装置であって、前記インバータ回路から出力された電圧を増幅するための増幅用インバータ回路を備えたことを特徴とする。
この遅延発生装置によれば、インバータ回路の出力は増幅用インバータ回路により電圧が増幅される。インバータ回路からの出力電圧が低い場合であっても、増幅用インバータ回路により電圧の増幅がされて、所望の信号が得られるようになる。
本発明の請求項5の半導体試験装置は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の遅延発生装置を備えたことを特徴とする。
この半導体試験装置によれば、複数の信号伝送系が存在する場合、例えば被試験デバイスの複数ピンとの間で信号伝送を行うような場合に、各信号伝送系の間でのタイミング調整を行う必要があり、このために遅延発生装置を適用することができる。これにより、各信号伝送系の間のタイミング調整がなされる。
本発明は、差動ペアトランジスタではなくインバータ回路を用いて2つの電圧を比較する比較器を用いて遅延発生装置を実現している。インバータ回路の閾値自体は制御できないが、正側電位および負側電位を設定することにより、インバータ回路の閾値を制御している。インバータ回路を用いた比較器を用いることで、消費電流の低減化および比較動作の高速化を図ることができるようになる。
本発明の遅延発生装置に用いられる比較器の回路図である。 インバータ回路の閾値と比較基準電圧との関係を示す図である。 従来の遅延発生装置の回路図である。 従来の遅延発生装置に用いられる比較器の回路図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本発明が対象とする遅延発生装置は図3で示したプログラマブル遅延発生装置になり、このプログラマブル遅延発生装置のうち比較器107の構成が本発明では異なる。以下、この比較器について説明する。なお、本発明ではプログラマブル遅延発生装置を遅延発生装置としているが、両者とも遅延量を設定できる遅延発生装置になる。
図1は遅延発生装置に適用される比較部としての比較器1の構成を示している図である。比較器1には入力端子4Aと基準端子4Bとからそれぞれ入力電圧Vnと比較基準電圧Vthとを入力している。入力電圧Vnは図3で説明した共通接続点NDの電位であり、比較基準電圧VthはDAコンバータ110から出力される比較を行うための比較基準電圧になる。そして、Vn>Vthのときに比較器1から出力される出力信号Veは「H」になり、Vn<Vthのときに出力信号Veは「L」になる。
図1に示すように、比較器1はインバータ回路部2と増幅部3とを有して構成している。インバータ回路部2は第1の電圧源5と第2の電圧源6と第1のPMOSトランジスタ7と第1のNMOSトランジスタ8と第2のPMOSトランジスタ9と第2のNMOSトランジスタ10と抵抗11とを備えて概略構成している。
第1の電圧源5は負側が基準端子4Bに接続され、正側が第1のNMOSトランジスタ8のゲートに接続される電圧源である。第1の電圧源5の電圧をVb1とする。第2の電圧源6は正側が基準端子4Bに接続され、負側が第1のPMOSトランジスタ7のゲートに接続される電圧源である。第2の電圧源6の電圧をVb2とする。
第1のPMOSトランジスタ7はドレインがグランドVss(電位:ゼロ)に接続され、ソースが第2のNMOSトランジスタ10のソースに接続される。第1のNMOSトランジスタ8はドレインが電源電圧Vdd(電位:Vdd)に接続され、ソースが第2のPMOSトランジスタ9のソースに接続される。
第2のPMOSトランジスタ9のゲートおよび第2のNMOSトランジスタ10のゲートは入力端子4Aに接続され、第2のPMOSトランジスタ9のドレインと第2のNMOSトランジスタ10のドレインとが接続されている。このドレイン間を接続する点を中間接続点NX(電位:Vx)とし、中間接続点NXが増幅部3に接続される。
第2のPMOSトランジスタ9と第2のNMOSトランジスタ10との2つのトランジスタで1つのインバータ回路2Aを構成する。インバータ回路2Aの正側(電源電圧Vdd側)の電位を正側電位Vd1とし、負側(グランドVss側)の電位を負側電位Vs1とする。正側電位Vd1と負側電位Vs1との間には抵抗11(抵抗値R1)が接続されており、回路を安定的に動作させる電流(安定化電流i)が流れている。この安定化電流iは正側電位Vd1と負側電位Vs1との間に流れる電流であるため、i=(Vd1−Vs1)/R1となる。
増幅部3はインバータ回路部2で比較された結果を増幅している。増幅部3により、共通接続点NDから出力された電圧は(Vdd−Vss)の振幅になるまで増幅されるようになる。増幅部3は第3のPMOSトランジスタ12と第3のNMOSトランジスタ13とを有して構成しており、中間接続点NXには第3のPMOSトランジスタ12のゲートおよび第3のNMOSトランジスタ13のゲートが接続される。また、第3のPMOSトランジスタ12のドレインと第3のNMOSトランジスタ13のドレインとが接続されており、第3のPMOSトランジスタ12のソースは電源電圧Vddに、第3のNMOSトランジスタ13のソースはグランドVssに接続される。
第3のPMOSトランジスタ12と第3のNMOSトランジスタ13とにより1つのインバータ回路を構成しており、このため中間接続点NXの電位Vxを反転して増幅した信号を出力する。そして、第3のPMOSトランジスタ12のドレインと第3のNMOSトランジスタ13のドレインとが合流する点が出力端子14に接続されており、増幅および反転された信号が出力信号Veとして出力端子14から出力される。
ここで、インバータ回路2Aは正側電位Vd1と負側電位Vs1との間における所定の閾値Vth1を基準として、入力電圧Vnを反転させる機能を有している。つまり、インバータ回路2Aのみに着目すると、図2(a)のような回路となる。インバータ回路2Aの閾値Vth1は比較基準電圧Vthとは異なる回路固有の値になる。閾値Vth1を決定する要因としては、トランジスタのプロセスや素子の種類、温度等があり、閾値Vth1を外部から調整することはできない。従って、閾値Vth1のみに着目した場合には、比較基準電圧Vthと関連付けができないため、インバータ回路2Aにより入力電圧Vnと比較基準電圧Vthとを比較することができない。
ただし、閾値Vth1は正側電位Vd1および負側電位Vs1との関係においては固定された値となっている。つまり、閾値Vth1は回路固有の値になるが、その中においては一定の値になっており、インバータ回路2Aの正側電位Vd1および負側電位Vs1を基準とした相対的な値としては制御可能になる。以下、正側電位Vd1および負側電位Vs1の制御について説明する。
正側電位Vd1は「Vd1=Vth+Vb1−Vgsn1」として表される。ここで、Vgsn1は第1のNMOSトランジスタ8におけるゲートとソースとの間に生じる電圧(ゲートソース電圧)である。第1のNMOSトランジスタ8のゲート側は基準端子4Bから入力される比較基準電圧Vthに対して第1の電圧Vb1の分だけ電位が高くなっている。そして、第1のNMOSトランジスタ8におけるゲートソース電圧がVgsn1になるため、正側電位Vd1は前記のような式で示すことができる。
負側電位Vs1は「Vs1=Vth−Vb2+Vgsp1」として表される。ここで、Vgsp1は第1のPMOSトランジスタ7におけるゲートソース電圧である。第1のPMOSトランジスタ7のゲート側は基準端子4Bから入力される比較基準電圧Vthに対して第2の電圧Vb1の分だけ電位が低下している。そして、第1のPMOSトランジスタ7のゲートソース電圧がVgsp1になるため、負側電位Vs1は前記のような式で表される。
ここで、正側電位Vd1と負側電位Vs1との間の電位差(差電圧Vds1とする)は、「Vds1=Vd1−Vs1=Vb1+Vb2−(Vgsn1+Vgsp1)」となる。Vb1およびVb2はそれぞれ第1の電圧源5および第2の電圧源6の電圧であり、これらの電圧の値は設定可能である。また、Vsng1およびVgsp1はトランジスタの素子特性により定まる固定値である。従って、Vb1とVb2とを適宜に設定することにより、Vds1を制御できることができる。
そして、差電圧Vds1の中では閾値Vth1は固定された値になっている。つまり、差電圧Vds1を適宜に制御することにより、間接的に閾値Vth1を制御することができる。そこで、この閾値Vth1を比較基準電圧Vthに関連付けることを考える。
比較基準電圧Vthと負側電位Vs1とは両者ともグランドVssを基準にすることができる。負側電位Vs1は「Vs1=Vth−Vb2+Vgsp1」となっており、この負側電位Vs1に対しての閾値Vth1がインバータ回路2Aの比較基準となる閾値となる。そこで、インバータ回路2AのグランドVss基準の閾値を考えると、この閾値(Vthxとする)は、「Vthx=Vs1+Vth1」になる。そして、Vs1は前記の式で表されることから、「Vthx=Vth−Vb2+Vgsp1+Vth1」となる。
前述したように、Vth1は差電圧Vds1により適宜に設定可能な値になる。また、Vb2は第2の電圧源6の電圧であることから自由に設定することができ、Vgsp1は第1のPMOSトランジスタ7の固定値になることから、「Vthx=Vth−Vb2+Vgsp1+Vth1」の右辺はVthが変数になり、Vth以外が定数になる。つまり、「Vthx=Vth+α(α=−Vb2+Vgsp1+Vth1)」になる。これにより、インバータ回路2Aは比較基準電圧Vthにより任意に設定される閾値Vthxにより比較することが可能になる。
例えば、第2の電圧源6の電圧Vb2を「Vb2=Vsp1+Vth1」となるように設定すると、前記式のαはα=0になり、「Vthx=Vth」になる。Vthxはインバータ回路2Aの閾値であり、VthxとVthとが完全に一致していることから、インバータ回路2Aを用いて入力電圧Vnと比較基準電圧Vthとの比較を行うことができる。
勿論、α≠0の場合であっても、インバータ回路2Aの閾値Vthxは比較基準電圧Vthに定数αの分を加算したものとして比較を行うことにより、インバータ回路2Aを用いて入力電圧Vnと比較基準電圧Vthとを比較することができる。例えば、基準電圧Vthを定数αの分だけ上昇または下降させておくことで、比較動作を行うときには「Vthx=Vth」とすることもできる。
つまり、Vth1もVthxも両者ともインバータ回路2Aの閾値であるが、このうちVth1は正側電位Vd1および負側電位Vs1の中での相対的な閾値であり、これをグランドVss基準の絶対的な閾値Vthxとすることで、比較基準電圧Vthと関連付けができるようになる。これにより、入力電圧Vnと比較基準電圧Vthとをインバータ回路2Aを用いて比較できるようになる。
図2(b)にVth、Vth1、Vthxの関係を示している。相対的な閾値Vth1は正側電位Vd1と負側電位Vs1との中で固定された値になっており、絶対的な閾値Vthxは閾値Vth1に対して負側電位Vs1の分だけオフセットした値になる。この絶対的な閾値Vthxを基準にして入力信号Vdの比較がなされる。絶対的な閾値Vthxは比較基準電圧Vthに対して定数αの分だけずれを生じている場合があり、この場合には定数αの分を勘案しなければならない。
定数αを勘案するためには、例えば比較基準電圧Vthを予めαの分だけオフセットするようにしてもよい。ただし、α=0とすれば「Vthx=Vth」となるため、α=0となるようにすることが望ましい。αは「α=−Vb2+Vgsp1+Vth1」であり、Vth1は差電圧Vds1によって設定可能な定数になる。差電圧Vds1は「Vds1=Vd1−Vs1=Vb1+Vb2−(Vgsn1+Vgsp1)」であることから、αを設定するための要素としては、Vb1およびVb2になる(Vgsn1およびVsgp1はトランジスタ固有値になるため)。
このため、第1の電圧源5の電圧Vb1および第2の電圧源6の電圧Vb2を設定することにより、定数αをコントロールする。これにより、インバータ回路2Aは比較基準電圧Vthにより任意に設定される閾値Vthxにより比較することが可能になる。特に、α=0となるようにVb1、Vb2を設定すれば、VthとVthxとが完全に一致するようになる。
次に、以上の構成における動作について説明する。入力電圧Vnが比較基準電圧Vthにより設定された閾値Vthxよりも高い場合(α=0ならば、入力電圧Vnが比較基準電圧Vthよりも高い場合)、インバータ回路2Aにより入力の反転が行われ、中間接続点NXの電位Vxは負側電位Vs1付近の電圧になる。つまり、信号としては「L」になる。電位Vxは増幅部3の入力になっており、増幅部3において増幅および反転がされることにより、出力信号Veとしては「H」になる。
一方、入力電圧Vnが比較基準電圧Vthにより設定された閾値Vthxよりも低い場合(α=0ならば、入力電圧Vnが比較基準電圧Vthよりも低い場合)、インバータ回路2Aにより入力の反転が行われ、中間接続点NXの電位Vxは正側電位Vd1付近の電圧になる。つまり、信号としては「H」になる。そして、増幅部3において増幅および反転がされることにより、出力信号Veとしては「L」になる。
以上により、比較基準電圧Vthを基準として入力電圧Vnを比較した結果が出力信号Veとして出力される。つまり、Vn>Vthのときには出力信号Veが「H」になり、Vn<Vthのときには出力信号Veが「L」になるため、比較動作を行うことができる。
以上説明したように、本発明では、インバータ回路2Aにより比較を行っている。図1に示すように、従来の差動ペアトランジスタを用いた場合に必要であったバイアス電流をインバータ回路2Aでは必要としていない。つまり、背景技術で説明したように、差動ペアトランジスタを用いて比較を行う場合には、バイアス電流を制御することにより比較動作を行っていたため、常に大量のバイアス電流を必要としていた。特に、高速且つ高精度に比較動作を行う場合には膨大な量のバイアス電流が消費されていた。
本発明では、インバータ回路2Aを用いており、バイアス電流は必要としていない。つまり、差動ペアトランジスタではなくインバータ回路2Aを用いて比較を行っているため、バイアス電流を必要とすることなく入力電圧Vnと比較基準電圧Vthとの比較を行うことができる。
ただし、単にインバータ回路2Aを用いて比較を行うことができないことは前述したとおりである。つまり、インバータ回路2Aの固有の閾値Vth1は外部から制御することができないため、比較の規準となる閾値Vth1を定めることができないためである。このため、本発明では、インバータ回路2Aの正側電位Vd1および負側電位Vs1を制御することにより、間接的に閾値Vth1を制御している。これにより、入力電圧Vnの比較を可能にしている。
従って、インバータ回路2Aを用いることでバイアス電流を必要としなくなり、消費電流を大幅に削減できる。なお、インバータ回路2Aを用いた場合であっても、瞬間的には大きな電流が消費される。これは、入力電圧Vnが閾値Vthxとほぼ同レベルになったときであり、つまり比較結果により出力が変化するときである。このときには、差動ペアトランジスタを用いたときと同様の電流が消費される。ただし、大きな電流を必要とするのは、入力電圧Vnと閾値Vthxとがほぼ同レベルになる僅かな時間であり、常時大量の電流が消費されているわけではない。
ここで、図1に示すように、正側電位Vd1と負側電位Vs1との間に抵抗11が接続されており、安定化電流iが流れている。この安定化電流iは常時流れている電流であるが、差動ペアトランジスタにおけるバイアス電流とは異なる。安定化電流iはあくまでも比較動作を安定的に行うための電流であり、その値は極めて低い。この安定化電流iが流れていない状態でVnとVthxとに差がある場合、PMOSトランジスタ7およびNMOSトランジスタ8に全く電流が流れず、正側電位Vd1および負側電位Vs1が不安定な状態になる。このときに、安定化電流iを流すことにより、正側電位Vd1および負側電位Vs1が安定する。
従って、動作安定化のための安定化電流iを常に流している状態にしているが、安定化電流iは僅かな電流であり、例えば差動ペアトランジスタに必要なバイアス電流と比べて、消費電流の量はおおよそ1/20程度になる。
また、従来の差動ペアトランジスタを用いた方式の場合には、高い分解能で比較動作を行うために、トランジスタサイズを大きくしてバイアス電流の増幅率を高くしていたが、トランジスタサイズを大きくすることにより、寄生容量を要因として動作速度が低下していた。
本発明では、バイアス電流を用いずにインバータ回路2Aを用いて比較を行っているため、バイアス電流の増幅率を高める必要がなく、よってトランジスタサイズを十分に小さくできる。これにより、高い分解能で比較動作を行った場合であっても、高速に比較動作を行うことができる。例えば、差動ペアトランジスタを用いた場合よりもトランジスタサイズを数分の1に小サイズ化できるため、極めて高速に比較動作が可能になる。
以上において、インバータ回路2Aの正側電位Vd1および負側電位Vs1を制御することにより、インバータ回路2Aにより比較動作を実現している。このため、正側電位Vd1と負側電位Vs1とを適宜に設定する必要がある。図1においては、正側電位Vd1を設定する正側電位設定手段としては第1の電圧源5(電圧Vb1)であり、負側電位Vs1を設定する負側電位設定手段としては第2の電圧源6(電圧Vb2)である。
図1では、2つの電圧源を用いて設定しているが、これに限定されず任意の手段により設定するようにしてもよい。例えば、抵抗に設定電流を与え生じた電圧降下を用いて電圧を生成するものであってもよい。要は、インバータ回路2Aの正側電位Vd1と負側電位Vs1とを適宜に設定できるのであれば、任意の手段を用いて設定するようにしてもよい。
また、図1では第1の電圧源5および第2の電圧源6を用いて第1のPMOSトランジスタ7および第1のNMOSトランジスタ8のゲート電圧を設定しているが、これに限定されず、任意の手段を用いてゲート電圧を設定するようにしてもよい。
また、正側電位Vd1と負側電位Vs1との間に安定化電流iを流すために抵抗11を接続しているが、この抵抗11に代えて定電流回路を用いるようにしてもよい。
また、増幅部3によりインバータ回路部2から出力された電圧を増幅しているが、本発明ではインバータ回路2Aを用いて比較を行うことを要旨としており、増幅部3は必須ではない。ただし、通常は信号の増幅を行うために増幅部3は必要となる。なお、増幅部3を用いない場合には、信号の出力を反転させるべく、VnとVthとを入れ替える必要がある。
また、本発明の遅延発生装置を半導体試験装置に適用する場合には、タイミング・バーニアとして用いることができる。半導体試験装置には複数の信号伝送系が備えられており同一の信号を伝送するときには、その信号間に生じる位相または時間的な振幅にずれを生じる。例えば、被試験デバイスの複数ピンに対してパターンデータを同時に印加し、また複数ピンから出力される信号を受信するときには、信号伝送系は複数経路が設けられる。このときに信号間に生じるずれを補正するために遅延発生装置を用いることができる。
1 比較器 2 インバータ回路部
2A インバータ回路 3 増幅部
4A 基準端子 4B 基準端子
5 第1の電圧源 6 第2の電圧源
11 抵抗 14 出力端子

Claims (5)

  1. 入力信号に対して設定された時間だけ遅延を持たせるための静電容量を有する遅延部と比較基準電圧を生成するための比較基準電圧生成部と前記遅延部から出力される出力電圧と前記比較基準電圧とを比較する比較部とを備える遅延発生装置であって、
    前記比較部は、
    前記比較基準電圧に基づく閾値と前記出力電圧とを比較して反転するインバータ回路と、
    前記インバータ回路の正側電位を設定する正側電位設定部と、
    前記インバータ回路の負側電位を設定する負側電位設定部と、
    を備えたことを特徴とする遅延発生装置。
  2. 前記正側電位設定部は前記比較基準電圧に接続される第1の電圧源を備え、
    前記負側電位設定部は前記比較基準電圧に接続される第2の電圧源を備えていること
    を特徴とする請求項1記載の遅延発生装置。
  3. 前記正側電位と前記負側電位との間に抵抗を接続したこと
    を特徴とする請求項1記載の遅延発生装置。
  4. 前記インバータ回路から出力された電圧を増幅するための増幅用インバータ回路を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の遅延発生装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の遅延発生装置を備えたこと
    を特徴とする半導体試験装置。
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