JP2011065632A - 景品情報処理装置、方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

景品情報処理装置、方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】抽選クジによる宣伝において、抽選に当選し、景品の提供を希望した顧客の分だけ景品を用意し、これに伴う代金の決済を行う技術。
【解決手段】抽選に応募する顧客の顧客端末と、景品を納入する業者の業者端末と、決済処理を実行する決済機関端末と通信可能に構成され、店舗の識別情報と決済情報を記憶する手段と、業者の識別情報と決済情報を記憶する手段と、抽選情報と景品情報と景品納入業者の識別情報とを関連付けて記憶する手段と、店舗識別情報毎に抽選情報を関連付けて記憶する手段と、抽選を実行する手段と、顧客端末から、景品の受け取りを希望する店舗の識別情報を受信する手段と、景品納入業者の業者端末に対し、顧客が希望した店舗への景品納入要求を送信する手段と、景品納入業者及び抽選情報と関連付けられた店舗の決済情報を出力する手段とを有する装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、抽選に応じて景品を提供すると共に、当該景品の提供業者と納入業者間における代金の決済処理を実行する技術に関する。
従来、店舗の宣伝のために、店頭などでポケットティッシュ等のノベルティ商品を配ることが広く行われている。
しかしながら、ただノベルティ商品を配るだけでは、十分な宣伝効果を見込むことが出来ない。しかも、その際にはまとまった量のノベルティ商品を業者から購入するため、宣伝広告費用もかなりかかってしまう。このような宣伝広告は、特に小さな商店等には不向きであった。
一方では、通信ネットワークを介して、店舗のウェブサイト等にアクセスさせ、個人情報の登録と引き換えにクーポン券等を配布するといったことが行われている。
しかしながら、個人情報の保護に重大な関心が寄せられる昨今においては、個人情報をむやみに提供したくないという消費者感情に配慮して宣伝広告を行う必要がある。特に、懸賞等により景品を消費者に渡そうとする場合には、景品の届け先としての氏名や住所が要求されていた。
この点、例えば、特許文献1では、消携帯電話やコンピュータ等のユーザ端末と、サーバとにより構成され、サーバには、福引・懸賞の主催者に関するデータを記憶する主催者情報記憶手段と、ユーザ情報記憶手段と、前記主催者が実施する福引・懸賞ごとに、景品、応募受付期間、景品引換期間、景品引換場所、福引実行条件、その他の必要なデータを記憶する福引情報記憶手段と、ユーザ端末から送信された応募ID等を受信する応募受付手段と、応募IDに基づき福引・懸賞処理を実行する福引実行手段と、福引の結果当選したユーザに対し結果IDを送信する結果ID送信手段とを備えたシステムが提案されている。
特開2004―171409号公報
上記特許文献1では、ユーザの個人情報を利用しており、個人情報保護の観点から消費者には受け入れられにくい。
また、景品を個別に発注することができないため、景品の在庫を抱えるリスクがあり、特に小規模の店舗等における宣伝広告活動に不向きである。
そこで、本発明は、所定の抽選クジによる宣伝において、抽選に当選し、景品の提供を希望した顧客の分だけ景品を用意し、これに伴う代金の決済を行う技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一の観点に係る景品情報処理装置は、複数の店舗によって発行され、所定の抽選情報が付与された抽選クジにより、抽選に応募する顧客が利用する顧客端末と、抽選によって顧客に与えられる景品を、上記顧客が指定した店舗に納入する業者が利用する業者端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、上記抽選クジを発行した店舗と、抽選結果に応じた景品を納入した業者との間の決済処理を実行する装置であって、上記店舗を識別する店舗識別情報と、上記店舗の決済情報とを関連付けて記憶する店舗情報記憶手段と、上記業者を識別する業者識別情報と、上記業者の決済情報とを関連付けて記憶する業者情報記憶手段と、上記抽選情報と、抽選結果に応じて当たる景品に関する景品情報と、上記景品を納入する業者の業者識別情報とを関連付けて記憶する景品情報記憶手段と、上記店舗識別情報毎に、上記店舗が発行した抽選クジの抽選情報を記憶する抽選情報記憶手段と、上記顧客端末から、上記抽選情報を受信する抽選情報受信手段と、上記抽選クジによる抽選を実行する抽選処理手段と、上記抽選による結果が当選であった場合に、上記顧客端末に対し、上記店舗情報記憶手段に記憶されている複数の店舗の店舗識別情報を送信する抽選結果送信手段と、上記顧客端末から、上記景品の受け取りを希望する店舗の店舗識別情報を受信する受取情報受信手段と、上記景品情報記憶手段を参照して、上記抽選情報による抽選によって当たった景品と関連付けられた業者の業者端末に対し、上記景品を、上記顧客が受け取りを希望した店舗に納入することを要求する納入要求情報を送信する納入要求送信手段と、上記抽選情報記憶手段を参照して、上記抽選情報と関連付けられた店舗識別情報を特定する抽選クジ発行店舗特定手段と、上記業者情報記憶手段及び上記店舗情報記憶手段を参照して、上記納入要求に基づいて景品を納入した業者の決済情報と、上記抽選クジを発行した店舗の決済情報とを抽出する決済情報抽出手段と、を有することを特徴とする。
抽選クジとは広く、顧客からの応募を受け付けるための媒体を意味し、紙製のカードやDM(ダイレクトメール)といった物理的な実体をもつもののほか、電子メールやデジタルサイネージといった電子的な情報によって提供されるものを含む。
抽選情報は、抽選クジを個々に特定することの出来る情報であるが、これは抽選処理に用いることもできる。
抽選は必ずしも、「当たり」と「ハズレ」の両方が用意されなければならないわけではなく、全てが「当たり」あるいは「ハズレ」である場合も含む。したがって、景品がもれなく提供されるような抽選も、本発明における抽選に含まれる。
また、景品の納入に応じて、店舗と業者の間の決済処理を実行する決済機関端末と、さらにネットワークを介して通信可能に構成され、上記決済機関端末に対し、上記決済情報抽出手段により抽出した業者と店舗の決済情報と共に、これらの決済情報に基づく上記景品の代金の決済要求を送信する決済処理要求送信手段、をさらに有するものとしてもよい。
また、上記景品情報記憶手段は、上記抽選情報と、上記抽選情報に基づいて当選した際に択一的に提供される複数の景品に関する景品情報と、当該複数の景品ごとの納入業者の業者識別情報とを関連付けて記憶し、上記抽選処理手段は、上記抽選情報に基づき、所定の確率に従った抽選を実行すると共に、当選の場合には、上記景品情報記憶手段を参照して、上記抽選情報と関連付けられた複数の景品情報を抽出し、上記抽選結果送信手段は、上記抽選による結果が当選であった場合に、上記顧客端末に対し、上記複数の景品情報の景品識別情報と、上記店舗情報記憶手段に記憶されている複数の店舗の店舗識別情報とを送信し、上記受取情報受信手段は、上記顧客端末から、受け取りを希望する上記景品の景品識別情報と、上記景品の受け取りを希望する店舗の店舗識別情報とを受信し、上記納入要求送信手段は、上記景品情報記憶手段を参照して、上記抽選情報による抽選によって当たった景品と関連付けられた業者の業者端末に対し、上記顧客が受け取りを希望した景品を、上記顧客が受け取りを希望した店舗に納入することを要求するものとしてもよい。
また、上記景品情報記憶手段には更に、上記抽選情報毎に、抽選による当選確率が記憶されており、上記抽選処理手段は、上記抽選の実行において、上記景品情報記憶手段を参照し、上記抽選情報と関連付けられた当選確率に従った抽選を実行するものとしてもよい。
当選確率は、0%から100%まで、観念し得る確率を全て含み、0%の場合には全て「ハズレ」、100%の場合には全て「当たり」といった抽選処理が可能である。
また、上記抽選情報記憶手段は、上記店舗識別情報毎に、上記店舗が発行した抽選クジの抽選情報を記憶すると共に、上記抽選情報に基づいて抽選が行われたか否かを示す使用有無情報を記憶し、上記抽選処理手段は、上記抽選情報記憶手段を参照して、上記抽選情報が記憶され、且つ未使用である場合に抽選を実行するものとしてもよい。
また、上記店舗情報記憶手段は、上記店舗を識別する店舗識別情報と、上記店舗の決済情報と、上記抽選による景品の受取先として選択可能な一群のグループを形成するグループ属性と、を関連付けて記憶し、上記抽選結果送信手段は、上記抽選による結果が当選であった場合に、上記抽選情報記憶手段を参照して、上記抽選に用いられた抽選情報と関連付けられた店舗識別情報を特定すると共に、上記店舗情報記憶手段を参照して、当該特定された店舗識別情報と同一グループを形成する店舗の店舗識別情報を、上記顧客端末に対して送信するものとしてもよい。
また、上記景品を顧客に渡す店舗が利用する店舗端末とさらに、ネットワークを介して通信可能に構成され、上記顧客により、景品の受取先として指定された店舗の店舗端末に対し、抽選に用いられた抽選情報を、当該抽選情報による当選に基づいて顧客が選択した景品に関する情報と共に送信する照合情報送信手段、をさらに有するものとしてもよい。
また、本発明の別の観点に係る景品情報処理方法は、複数の店舗によって発行され、所定の抽選情報が付与された抽選クジにより、抽選に応募する顧客が利用する顧客端末と、抽選によって顧客に与えられる景品を、上記顧客が指定した店舗に納入する業者が利用する業者端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、上記店舗を識別する店舗識別情報と、上記店舗の決済情報とを関連付けて記憶する店舗情報記憶手段と、上記業者を識別する業者識別情報と、上記業者の決済情報とを関連付けて記憶する業者情報記憶手段と、上記抽選情報と、抽選結果に応じて当たる景品に関する景品情報と、上記景品を納入する業者の業者識別情報とを関連付けて記憶する景品情報記憶手段と、上記店舗識別情報毎に、上記店舗が発行した抽選クジの抽選情報を記憶する抽選情報記憶手段と、を有するコンピュータにより、上記抽選クジを発行した店舗と、抽選結果に応じた景品を納入した業者との間の決済処理を実行する方法であって、上記顧客端末から、上記抽選情報を受信する処理と、上記抽選情報に基づき、所定の確率に従った抽選を実行する処理と、上記抽選による結果が当選であった場合に、上記顧客端末に対し、上記店舗情報記憶手段に記憶されている複数の店舗の店舗識別情報を送信する処理と、上記顧客端末から、上記景品の受け取りを希望する店舗の店舗識別情報を受信する処理と、上記景品情報記憶手段を参照して、上記抽選情報による抽選によって当たった景品と関連付けられた業者の業者端末に対し、上記景品を、上記顧客が受け取りを希望した店舗に納入することを要求する納入要求情報を送信する処理と、上記抽選情報記憶手段を参照して、上記抽選情報と関連付けられた店舗識別情報を特定する処理と、上記業者情報記憶手段及び上記店舗情報記憶手段を参照して、上記納入要求に基づいて景品を納入した業者の決済情報と、上記抽選クジを発行した店舗の決済情報とを抽出する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の更に別の観点に係るコンピュータプログラムは、複数の店舗によって発行され、所定の抽選情報が付与された抽選クジにより、抽選に応募する顧客が利用する顧客端末と、抽選によって顧客に与えられる景品を、上記顧客が指定した店舗に納入する業者が利用する業者端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、上記店舗を識別する店舗識別情報と、上記店舗の決済情報とを関連付けて記憶する店舗情報記憶手段と、上記業者を識別する業者識別情報と、上記業者の決済情報とを関連付けて記憶する業者情報記憶手段と、上記抽選情報と、抽選結果に応じて当たる景品に関する景品情報と、上記景品を納入する業者の業者識別情報とを関連付けて記憶する景品情報記憶手段と、上記店舗識別情報毎に、上記店舗が発行した抽選クジの抽選情報を記憶する抽選情報記憶手段と、を有するコンピュータを、上記抽選クジを発行した店舗と、抽選結果に応じた景品を納入した業者との間の決済処理を実行する景品情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、上記コンピュータに対して、上記顧客端末から、上記抽選情報を受信する処理と、上記抽選情報に基づき、所定の確率に従った抽選を実行する処理と、上記抽選による結果が当選であった場合に、上記顧客端末に対し、上記店舗情報記憶手段に記憶されている複数の店舗の店舗識別情報を送信する処理と、上記顧客端末から、上記景品の受け取りを希望する店舗の店舗識別情報を受信する処理と、上記景品情報記憶手段を参照して、上記抽選情報による抽選によって当たった景品と関連付けられた業者の業者端末に対し、上記景品を、上記顧客が受け取りを希望した店舗に納入することを要求する納入要求情報を送信する処理と、上記抽選情報記憶手段を参照して、上記抽選情報と関連付けられた店舗識別情報を特定する処理と、上記業者情報記憶手段及び上記店舗情報記憶手段を参照して、上記納入要求に基づいて景品を納入した業者の決済情報と、上記抽選クジを発行した店舗の決済情報とを抽出する処理と、を実行させる。
本発明によれば、所定の抽選クジによる宣伝において、抽選に当選し、景品の提供を希望した顧客の分だけ景品を用意するため、無駄に景品の購入等により余分な経費が発生することを防ぐことができる。
また、顧客の個人情報を必要としないため、個人情報を安易に提供したくないという顧客の個人情報保護に関する要求に応じることが出来る。
本発明の第一の実施形態に係る景品情報処理装置、及び景品情報処理装置と通信可能に構成された端末の機能を示す機能ブロック図である。 本実施形態において用いられる抽選カードの一例であり、(a)は表面を、(b)は裏面を示す。 本実施形態に係る店舗情報DBに記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係る業者情報DBに記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係る景品情報DBに記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係る抽選情報DBに記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係る納入情報DBに記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係る景品情報処理装置、及び景品情報処理装置と通信可能に構成された端末による一連の処理の流れを示すシーケンス図であって、抽選カード配布から、景品情報処理装置が顧客端末から受取情報を受信するまでの処理の流れを示す。 本実施形態に係る景品情報処理装置、及び景品情報処理装置と通信可能に構成された端末による一連の処理の流れを示すシーケンス図であって、景品情報処理装置が景品の納入要求を業者端末に送信してから、顧客が景品を受け取るまでの処理の流れを示す。 本実施形態において、顧客端末上で展開される出力画面の一例を示す図であって、シリアルナンバーの入力画面である。 本実施形態において、顧客端末上で展開される出力画面の一例を示す図であって、抽選結果を示す画面である。 本実施形態において、顧客端末上で展開される出力画面の一例を示す図であって、景品の受け取り情報を入力する画面である。 本実施形態において、顧客端末上で展開される出力画面の一例を示す図であって、景品情報処理装置に受け付けられた景品の受け取り情報を示す画面である。 本実施形態に係る景品情報処理装置において、顧客端末からシリアルナンバーを受信してから、抽選結果を送信するまでの処理の流れを示す処理フロー図である。 本発明の他の実施形態に係る景品情報処理装置において、店舗情報DBに記憶されるデータの一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態において用いられる頒布物の一例である。 本実施形態に係る景品情報処理装置、及び景品情報処理装置と通信可能に構成された端末による一連の処理の流れを示すシーケンス図であって、頒布物の頒布から、景品情報処理装置が顧客端末から受取情報等を受信するまでの処理の流れを示す。 本実施形態において、顧客端末上に展開される出力画面の一例である。 本実施形態において、顧客端末上に展開される出力画面の一例である。 本実施形態において、顧客端末上に展開される出力画面の一例である。 本実施形態において、顧客端末上に展開される出力画面の一例である。
次に、本発明の第一の実施形態について、図を参照して説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る景品情報処理装置1は、抽選番号としてのシリアルナンバー付き抽選カードを発行した店舗と、当該シリアルナンバーに応じた景品を納入した業者との間の決済処理を実行するするコンピュータであり、店舗が利用する店舗端末2、業者が利用する業者端末3、顧客が利用する顧客端末4、決済処理を実行する決済機関端末5と、インターネット等のネットワークを介して通信可能に構成されている。
また、本実施形態においては、図2に示される抽選カード100が用いられる。この抽選カード100は、表面に店舗の広告101を表示する欄が設けられている一方、裏面には、抽選番号として各抽選カード100に固有のシリアルナンバー102、QRコード103(QR:Quick Response、登録商標)、及びURLを表示する欄が設けられている。
この抽選カード100は、店舗等において顧客に配布され、広告表示欄101に表示した広告によって店舗を宣伝することができる。
また、QRコード103としてコード化されたURL(Uniform Resource Locator)、直接印字されたURL104から、抽選に応募するための所定のウェブサイト(以下、「抽選サイト」という。)にアクセスすることが出来、抽選サイトからシリアルナンバー102を用いた抽選に応募することが出来る。
なお、本実施形態においては、抽選サイトのURLをQRコードにコード化しているが、これに限らず、他の二次元コードにコード化して印字しておくこともできる。
景品情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)、CPU が実行するコンピュータプログラム、コンピュータプログラムや所定のデータを記憶するRAM(Random Access Memory)及びハードディスクドライブなどの外部記憶装置により、入出力処理部10、抽選処理部11、納入情報処理部12、決済処理部13、通信処理部14、店舗情報DB15、業者情報DB16、景品情報DB17、抽選情報DB18、納入情報DB19から構成される。
入出力処理部10は、キーボードやタッチパネル、ディスプレイ等により構成され、各DBに記憶された情報を入力ないしは出力することが出来る。
抽選処理部11は、顧客端末4からシリアルナンバーを受信した時に、当該シリアルナンバーに基づく抽選の抽選処理を実行する。
この抽選処理はまず、抽選情報DB18を参照して、当該シリアルナンバーと関連付けて記憶されている当選確率係数を抽出する。そして、所定の生成アルゴリズムに基づく擬似乱数生成器によって、当該シリアルナンバーから擬似乱数を発生させ、上記抽出した当選確率係数に基づいて「当たり」・「ハズレ」を決定する。なお、当選確率係数は、30%、50%、100%等、当選確率を示す数値情報である。
例えば、シリアルナンバーが6桁の数値よりなる場合において、当選確率20%のとき、000000から999999の間でシリアルナンバーに基づく擬似乱数を発生させ、当該擬似乱数の値が000000以上199999以下であった場合に、当該シリアルナンバーによる抽選を「当たり」とする。
なお、擬似乱数の生成アルゴリズムは、混合合同法、平均採中法、メンセンヌ・ツイスタ法等を用いることが出来、特に限定されない。
また、当選確率が100%のときは、擬似乱数の生成を行わずに、当選と判定するようにしてもよい。
また、抽選処理部11は、あるシリアルナンバーによる抽選が行われたときに、当該シリアルナンバーは使用されたものとして、抽選情報DB18において使用済みを示すフラグを立てる処理を実行する。
納入情報処理部12は、業者から店舗への景品の納入に際してやり取りされる情報を納入情報DB19に記憶させる処理を実行する。
この納入処理部12は例えば、顧客端末4から、希望の景品の景品ID、及び景品の受取先店舗の店舗IDからなる受取情報を受信した後、まず、抽選に用いられたシリアルナンバーに基づき、景品情報DB17を参照することで、当該シリアルナンバーの付与された抽選カードを発行した店舗の店舗IDが特定する。また、受取情報に含まれる景品IDに基づき、景品情報DB17を参照することで、当該景品を納入する業者の業者IDが特定する。また、店舗IDに基づき、店舗情報DB15を参照することで、景品を納入すべき店舗の店舗IDを特定する。さらに、実行する納入要求に対し、固有の識別情報である納入IDを発行する。こうして得られた、抽選に用いられたシリアルナンバー、納入ID、抽選カードの発行店舗ID、選択された景品の景品ID、景品を納入する業者の業者ID、景品の納入先店舗の店舗IDは、納入情報DB19に相互に関連付けて記憶される。
また納入処理部12は、業者端末3から景品の納入が完了した旨の通知を受信したときに、納入情報DB19において、納入が完了したことを示す納入完了有無フラグを立てる等の処理を実行する。
決済処理部13は、納入情報DB19に記憶された納入情報に基づき、景品の納入先店舗と、景品を納入した業者との間における、当該景品の代金の決済処理を実行する。即ち決済処理部13は景品の納入があったときに、景品の納入先店舗の決済情報、景品を納入した業者の決済情報、及び当該景品の価格情報を、店舗情報DB15、業者情報DB16、ないし景品情報DB17から夫々抽出すると共に、決済処理機関端末5に対してこれらの情報を送信し、店舗に対する課金及び業者に対する支払を依頼する。
通信処理部14は、店舗端末2、業者端末3、及び顧客端末4とインターネット等の通信回線を介し、所定のプロトコルに従ってデータの送受信処理を実行する処理部であって、Web ブラウザ等により実現される。
この通信処理部14は例えば、店舗端末2に対して納入情報を送信したり、業者端末3との間において景品の納入要求を送信して、納入完了通知を受信したり、顧客端末4との間においてシリアルナンバーを受信して、抽選結果を返信したりする。
店舗情報DB15は、店舗に関する情報が記憶された記憶部である。
この店舗情報DB15には、図3に示されるように、店舗を識別するための店舗ID、店舗の名称、住所、連絡先、決済情報が相互に関連付けて記憶されている。
決済情報は、口座番号など、景品の納入等に応じて発生した支払い分を引き落とし等により精算するための情報である。
業者情報DB16は、業者に関する情報が記憶された記憶部である。
この業者情報DB16には、図4に示されるように、業者を識別するための業者ID、業者の名称、住所、連絡先、決済情報が相互に関連付けて記憶されている。
決済情報は、口座番号など、景品の納入等に応じて発生した支払い分を振り込む等により精算するための情報である。
景品情報DB17は、景品に関する情報が記憶された記憶部である。
この景品情報DB17には、図5に示されるように、景品を識別するための景品ID、景品詳細情報、景品を製造販売等して納入する業者の業者IDが相互に関連付けて記憶されている。
さらに景品詳細情報には、景品の名称、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やGIF(Graphics Interchange Format)など、各種のファイル形式による画像、景品の価格等が含まれる。
抽選情報DB18は、抽選カードに関する情報を記憶することができる記憶部である。
この抽選情報DB18には、図6に示されるように、抽選カードを発行した店舗の店舗ID、抽選カードの当選確率係数、抽選に当選した場合に贈呈される景品の景品ID、発行された抽選カードごとのシリアルナンバー、抽選カードの使用有無を示すフラグを相互に関連付けて記憶することができる。
なお、本実施形態において、抽選カードを発行した店舗は、当該抽選カードに付与されたシリアルナンバーによる抽選の結果、景品を顧客に提供する際、当該景品に関する代金の支払責任を負う店舗となる。
抽選カードの当選確率係数は、顧客が抽選に応募した場合に当選する確率を示す数値情報であり、この当選確率係数とシリアルナンバーとに基づき、抽選処理部11によって「当たり」・「ハズレ」が決定される。
なお、当選確率係数は、0%から100%まで、観念し得る数値であれば、任意の数値を設定することができる。ここで例えば、当選確率係数が0%の場合には全て「ハズレ」、100%の場合には全て「当たり」といったように抽選が行われる。
景品ID欄には、複数の景品IDを記憶させることができ、抽選が当たった場合には、当該複数の景品の中から顧客が所望の景品を選択することができる。
シリアルナンバーは、発行された抽選カードごとに固有の情報であって、羅列された数値からなる。
顧客はこのシリアルナンバーをもって、抽選に応募することが出来る。
なお、本実施形態では、シリアルナンバーを6桁の数値で表しているが、これに限らず、英字を組み合わせてもよいし、より大きな桁数で表してもよい。
使用有無フラグは、抽選カードに付されたシリアルナンバーが使用されたか否かを示すフラグである。
この使用有無フラグは、初期状態においては立てられておらず、顧客がシリアルナンバーによって抽選に応募した際に、抽選処理部11によって立てられる。
納入情報DB19は、景品の納入に関する情報を記憶することができる記憶部である。
この納入情報DB19には、図7に示されるように、景品の納入要求ごとに発行される納入ID、抽選で当選したシリアルナンバー、当該シリアルナンバーが付された抽選カードを発行した店舗の店舗ID、顧客が選択した景品の景品ID、景品を納入する業者の業者ID、景品の納入先店舗の店舗ID、景品の納入が完了したか否かを示す納入完了有無フラグを相互に関連付けて記憶することができる。
納入IDは、景品情報処理装置1から業者端末4に対して景品の納入要求がなされる際に、当該納入要求に関する情報毎に、納入情報処理部12によって発行される識別情報である。
納入完了有無フラグは、初期状態においては立てられておらず、業者から店舗に対して景品の納入があったときに、納入情報処理部12によって立てられる。
店舗端末2は、いわゆるパーソナルコンピュータ等により構成され、入出力処理部21、通信処理部22の各機能ブロックを備える。
入出力処理部21は、キーボードやタッチパネル、ディスプレイ等により構成され、店舗の利用者からデータの入力を受け付けたり、当該受け付けたデータやネットワークを介して景品情報処理装置1から受信したデータ等を出力する処理を実行する。
通信処理部22は、少なくとも景品情報処理装置1とインターネット等の通信回線を介し、所定のプロトコルに従ってデータの送受信処理を実行する処理部であって、Web ブラウザ等により実現される。
この通信処理部22は例えば、景品情報処理装置1から、納入情報を受信したりする。
業者端末3は、いわゆるパーソナルコンピュータ等により構成され、入出力処理部31、通信処理部32の各機能ブロックを備える。
入出力処理部31は、キーボードやタッチパネル、ディスプレイ等により構成され、業者からデータの入力を受け付けたり、当該受け付けたデータやネットワークを介して景品情報処理装置1から受信したデータ等を出力する処理を実行する。
通信処理部32は、少なくとも景品情報処理装置1とインターネット等の通信回線を介し、所定のプロトコルに従ってデータの送受信処理を実行する処理部であって、Web ブラウザ等により実現される。
この通信処理部32は例えば、景品情報処理装置1に対して納入完了に関する情報を送信したり、景品情報処理装置1から納入要求を受信したりする。
顧客端末4は、いわゆるパーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistance)等により構成され、入出力処理部41、通信処理部42の各機能ブロックを備える。
また、抽選カードに印字されたQRコードを撮像する撮像手段や、当該撮像したデータをデコードするためのデコード手段を備えるものとしてもよい。
入出力処理部41は、キーボードやタッチパネル、ディスプレイ等により構成され、顧客からデータの入力を受け付けたり、当該受け付けたデータやネットワークを介して景品情報処理装置1から受信したデータ等を出力する処理を実行する。
通信処理部42は、少なくとも景品情報処理装置1とインターネット等の通信回線を介し、所定のプロトコルに従ってデータの送受信処理を実行する処理部であって、Web ブラウザ等により実現される。
この通信処理部42は例えば、抽選情報としてシリアルナンバーを景品情報処理装置1に対して送信したり、景品情報処理装置1から抽選結果を受信したりする。
決済機関端末5は、決済機関が利用する端末である。
ここで、決済機関とは例えば、銀行や信販会社等であり、景品情報処理装置1からの決済要求に応じて、振り込みや引き落とし等の各種決済処理を実行する。
この決済機関端末5は、いわゆるパーソナルコンピュータ等により構成され、インターネット等の通信回線を介して、景品情報処理装置1と所定のプロトコルに従ったデータの送受信処理が実行可能なほか、景品情報処理装置1から受信した決済情報に基づき、店舗に対する課金処理や、業者に対する支払処理等を実行可能な機能部を備えている。
なお、本実施形態では、景品情報処理装置1と、決済機関端末5とを別個に構成しているが、これに限らず、景品情報処理装置1が、決済機関端末5が備えるべき機能を備え、課金処理や支払処理等の一連の決済処理を実行可能なものとしてもよい。
次に、本実施形態に係る景品情報処理装置1、及びこれと通信可能に構成された店舗端末2、業者端末3、顧客端末4、及び決済機関端末5とによる一連の処理の流れについて、図8及び図9を参照して説明する。
なお、図8及び図9において、店舗端末2a、2bはいずれも先に言及した店舗端末2であるが、店舗端末2aは、抽選カードの発行元兼配布者である店舗の店舗端末2であり、一方、店舗端末2bは、景品の納入先であって、景品を顧客に渡す店舗の店舗端末2bである。抽選カードの発行元である店舗は、発行した抽選カードによる景品の代金について、支払責任を負い、景品を顧客に渡す店舗は当該景品の受け渡しのみについて責任を負う。
店舗端末2が、店舗端末2a、2bのいずれであるかは相対的なものであって、いずれにもなり得る。
まず、店舗端末2aの店舗の営業者や従業者等が、店頭等において、顧客に抽選カードを配布する(S101)。なお、抽選カードの配布は、別途配布を請け負った者が行うものとしてもよい。
配布された抽選カードを受け取った顧客は、顧客端末4の通信処理部42により、抽選カードに印字されたURLに基づいて抽選サイトにアクセスする(S102)。
ここで、顧客が抽選サイトにアクセスした際に、顧客端末4の入出力部41によって表示される出力画面の一例を図10に示す。
図10に示される画面上においては、シリアルナンバーの入力欄111と、入力したシリアルナンバーに基づき、景品情報処理装置1に対して抽選要求を送信する送信ボタン112が設けられている。
顧客が抽選カードに表記されたシリアルナンバーを入力欄111に入力した上、送信ボタン112を押下すると、通信処理部42により当該シリアルナンバーが景品情報処理装置1に送信される。
これに応じて景品情報処理装置1は、抽選処理部11により、受信したシリアルナンバーによる抽選処理(詳細は後述)を実行する(S104)。
抽選処理の結果は、通信処理部14によって顧客端末4に送信される(S105)。
また、抽選処理の結果が顧客端末4に送信されると、抽選処理部11は、抽選情報DB18を参照して、抽選を行ったシリアルナンバーと関連付けられている使用有無フラグのフラグを立て、当該シリアルナンバーによる抽選が実行されたことを抽選情報DB18に記憶させる(S106)。
抽選の結果が「ハズレ」であった場合には、顧客端末4にその旨の通知が送信され、使用有無フラグが立てられることで、一連の処理が終了する。
一方、抽選の結果が「当たり」であった場合には、顧客端末4上にその旨の表示がなされると共に、以降、景品受取までの一連の処理が実行される。
ここで、抽選の結果が「当たり」であった場合に、顧客端末4に表示される抽選結果の画面の一例を図11に示す。
図11に示されるように、この画面では、抽選に当たった結果、提供される景品の一覧121が表示されている。また、景品一覧121の中から所望の景品を受け取るために必要な情報を入力する「景品受取フォーム」を要求する「景品受取フォームへ」ボタン122が設けられている。
なお、画面中で表示される景品一覧121は、抽選処理部11が抽選情報DB18を参照して、抽選を行ったシリアルナンバーと関連付けられていた景品IDを特定すると共に、当該景品IDに係る景品情報を景品情報DB17から抽出した結果を示したものである。
顧客端末4上で「景品受取フォームへ」ボタン122が押下され、景品の受取情報の入力要求が景品情報処理装置1に送信されると(S107)、これに応じて景品情報処理装置1は、景品受取フォームを返信する(S108)。
このとき、顧客端末4上に展開される景品受取フォームの画面の一例を図12に示す。
画面中には、選択可能な景品の一覧131が表示されており、一覧中の景品ごとに、提供を受ける景品を選択するためのチェックボックスが設けられている。
また、景品を受け取る店舗を指定するためのドロップダウンリスト132が設けられている。ドロップダウンリストを展開すると、店舗情報DB15に記憶されている店舗の名称一覧がリスト表示され、顧客はその中から景品の受け取りを希望する店舗を選択することができる。
なお、各景品には、予め景品毎に割り当てられている景品IDが対応付けられており、各店舗には、予め店舗毎に割り当てられている店舗IDが対応付けられている。
また、景品の選択及び店舗の選択のための画面上の構成は、一の景品及び店舗を選択することが出来る構成である限り、特に限定されるものではない。
顧客は、景品、及び当該景品を受け取る店舗を選択し終えると、送信ボタン133を押下する。これにより、顧客が指定した景品の景品ID、及び受け取りを希望する店舗の店舗IDからなる受取情報を景品情報処理装置1に対して送信することができる(S109)。
受取情報を受信した景品情報処理装置1は、当該受取情報を受け付けた旨の完了通知を返信し(S110)、これにより景品を受け取るための顧客による手続が完了する。
この際、景品情報処理装置1から顧客端末4に送信される完了通知は、顧客端末4上において、図13に示される出力画面の一例をもって構成される。この出力画面中には、顧客が選択した景品の情報141、及び顧客からの景品の受け取りに関する要求が受け付けられた旨の通知が表示されている。
続いて、景品情報処理装置1が顧客端末4から受取情報を受け付けた後の処理の流れについて図9を参照して説明する。
景品情報処理装置1は、納入情報処理部12により、顧客端末4から受信した受取情報に基づいて、顧客が指定した景品の納入要求を業者端末3に対して送信する(S111)。
この納入情報処理部12による処理は、納入情報処理部12により実行される。まず、抽選に用いられたシリアルナンバーに基づき、景品情報DB17を参照することで、当該シリアルナンバーの付与された抽選カードを発行した店舗の店舗IDが特定される。また、受取情報に含まれる景品IDに基づき、景品情報DB17を参照することで、当該景品を納入する業者の業者IDが特定される。また、店舗IDに基づき、店舗情報DB15を参照することで、景品を納入すべき店舗が把握される。さらに、実行する納入要求に対し、固有の識別情報である納入IDが発行される。
そして、通信処理部14により、納入ID、納入すべき景品の情報、及び納入先である店舗の情報が、当該店舗への納入要求と共に、上記特定された業者IDに係る業者の業者端末3に対して送信される。
納入要求が業者端末3に送信されると、納入情報処理部12は、当該納入要求に関する情報を納入情報DB19に記憶させる(S112)。
そして、納入要求を識別するために発行された納入ID、抽選が行われたシリアルナンバー、抽選カードを発行した店舗の店舗ID、顧客の選択に係る景品の景品ID、当該景品の納入を要求した業者の業者ID、当該景品の納入先店舗の店舗IDを相互に関連付けて記憶させる。
さらに、景品の納入先店舗の店舗端末2bに対して、上記記憶された納入情報が送信される(S113)。この納入情報の送信に際しては、納入される景品に関する全ての情報を送信してもよいが、少なくとも、シリアルナンバーと景品情報とが含まれ、これにより、後日、顧客がシリアルナンバーが付された抽選カードを持参した際、シリアルナンバーを照合して、顧客が希望した景品を渡すことが出来る。
また、当該景品の抽選が行われたシリアルナンバーが付された抽選カードを発行した店舗の店舗端末2aに対しても、上記記憶された納入情報が送信され(S114)、これにより、当該店舗端末2aの営業者ないし従業員は、後に景品の代金の決済がなされることを知ることが出来る。
なお、店舗端末2a、2bへの情報の送信は、景品情報処理装置1からのダウンロードや、所定のウェブサイトから閲覧可能な情報として提供するようにしてもよい。
他方、業者端末3の通信処理部32により景品の納入要求を受信した業者は、指定された景品を指定された店舗(店舗端末2bの店舗)に納入する(S115)。
業者は、景品の納入が完了すると、通信処理部32により、納入IDと共に、納入が完了した旨の通知を景品情報処理装置1に対して送信する(S116)。
業者端末3から納入IDと共に納入完了通知を受信した景品情報処理装置1は、納入情報処理部12により、納入情報DB19を参照し、当該納入IDと関連付けて、納入完了を示すフラグを立てる(S117)。
納入が完了すると、決済処理部13は、納入情報DB19に記憶されている抽選カード発行店舗IDに係る店舗と、景品の納入を行った業者との間における景品の代金の決済処理を実行する。
この処理はまず、店舗情報DB15から店舗の決済情報を、業者情報DB16から業者の決済情報を、また、景品の代金を景品情報DB17から抽出する。そして、これらの情報と共に、景品の代金について、当該店舗に課金処理を実行すると共に、当該業者に対して支払処理を実行することを要求する旨の通知を決済機関端末5に送信することにより実行される(S118)。
景品情報処理装置1から、決済に必要な情報を受信した決済機関は、要求に基づいて決済処理を実行する(S119)。
これにより、抽選が行われたシリアルナンバーが付された抽選カードを発行した店舗と、この抽選の結果に基づいて景品を納入した業者との間で決済が完了する。
なお、本実施形態においては、S118の決済処理において、決済処理部13が、店舗情報DB15ないし業者情報DB16から抽出した店舗ないしは業者の決済情報、及び景品情報DB17から抽出した景品の代金に関する情報と共に、景品の代金についての決済要求を決済機関端末5に送信するものとしたが、他の実施形態における決済処理として、決済処理部13により、景品情報処理装置1の入出力処理部10に当該決済情報ないしは景品の代金に関する情報を出力させ、これらの情報に基づいて、景品情報処理装置1の管理者等が別途決済機関等において決済するものとしてもよい。また、これらの決済情報及び景品の代金に関する情報を、店舗端末2aないし業者端末3に送信し、店舗・業者の当事者間で個別に決済させるものとしてもよい。
景品の納入が済むと、顧客は、当選したシリアルナンバーが付された抽選カードを持参の上、自らが指定した店舗に赴く。これに対して店舗は、事前に景品情報処理装置1から納入情報として取得したシリアルナンバーと、当該顧客が持参した抽選カードに付された抽選カードとを照合し、同一のシリアルナンバーであることが確認されると、顧客は抽選により当たった景品を受け取ることができる(S120)。
次に、本実施形態における抽選処理の詳細について、図14を参照して説明する。なお、この処理は図8におけるS104の処理の詳細である。
景品情報処理装置1は、顧客端末4からシリアルナンバーを受信すると、抽選情報処理部11により、抽選情報DB18を参照して、シリアルナンバーが発行済みつ未使用か否かを判断する(S201)。
この処理は、抽選情報DB18において、当該シリアルナンバーが記憶されているかを判別すると共に、当該シリアルナンバーが記憶されている場合にはさらに、使用済みのフラグが立てられているか否かを特定するものである。
その結果、受け付けたシリアルナンバーが抽選情報DB18に記憶されていないか、当該シリアルナンバーが記憶されている場合であっても使用済みのフラグが立てられている場合には、抽選は行うことができないものとして、その旨のメッセージを顧客端末4に送信して処理を終了する(S202)。
一方、S201における判別の結果、受け付けたシリアルナンバーが抽選情報DB18に記憶され、かつ、使用済みのフラグが立てられていない場合には、抽選処理部11は抽選処理を続行する。
まず、抽選情報DB18を参照して、受け付けたシリアルナンバーと関連付けて記憶されている当選確率係数を抽出する(S203)。
そして、所定の生成アルゴリズムに基づく擬似乱数生成器によって、当該シリアルナンバーに基づく擬似乱数を発生させる(S204)。そして、上記当選確率係数に基づき、予め当選と判定することと定めておいた数値範囲に、当該擬似乱数が含まれるか否かを判別して、当否を判定する(S205)。
この処理は例えば、シリアルナンバーが6桁の数値よりなり、当選確率が20%のとき、シリアルナンバーに基づいて発生させる000000から999999の6桁の擬似乱数について、予め「当たり」と判定する数値範囲を000000以上199999以下と定めておき、シリアルナンバーから発生させた擬似乱数が、当該「当たり」と判定される数値範囲に含まれるときに、当該シリアルナンバーによる抽選を「当たり」と判定する。他方、当該数値範囲に含まれないときには、「ハズレ」と判定する。
以上の処理による判定の結果、「ハズレ」の場合には、「ハズレ」であった旨の通知を顧客端末4に送信する(S105a)。そして、抽選情報DB18を参照して、当該抽選を行ったシリアルナンバーについて使用済みのフラグを立て(S106)、処理を終了する。
また、S205による判定の結果、「当たり」の場合には、抽選情報DB18を参照して、抽選を行ったシリアルナンバーと関連付けられている景品IDを抽出する(S207)。
また、景品情報DB17を参照して、当該抽出した景品IDに係る景品詳細情報を抽出する(S208)。
そして、抽選に当たった旨の通知を、抽出した景品詳細情報と併せて、抽選結果として顧客端末4に送信する(S105b)。
さらに、抽選情報DB18を参照して、当該抽選を行ったシリアルナンバーについて使用済みのフラグを立て(S106)、S107以降の処理に移る。
以上の本実施形態よれば、所定の抽選カードによる宣伝において、抽選に当選し、景品の提供を希望した顧客の分だけ景品を用意するため、無駄に景品の購入等により余分な経費が発生することを防ぐことができる。
また、顧客の個人情報を必要としないため、個人情報を安易に提供したくないという顧客の個人情報保護に関する要求に応じることが出来る。
なお、本実施形態においては、シリアルナンバーによる抽選処理において、擬似乱数を用いたが、これに限らず、予め定められた確率に応じた抽選を行うことのできる処理であれば、特にこの処理に限定されるものではない。したがって、必ずしもシリアルナンバーを抽選番号として抽選処理に使う必要もない。
また、店舗と業者間の景品代金の決済は、納入の度に個別に行ってもよいが、月末等に、納入のあった情報についてまとめて行ってもよい。
また、抽選の結果、「ハズレ」となった複数のシリアルナンバーに基づき、所定の景品を顧客に提供するようにしてもよい。
この場合には、所定数のシリアルナンバーを受け付けたときに、上記実施形態と同様にして、所定の景品を、顧客の指定する店舗に納入させる。なお、この際、景品の提供に用いられた複数の「ハズレ」のシリアルナンバーについて、抽選情報DB18に別途使用有無のフラグを設けることで、重複した景品の要求を防止することが出来る。
なお、本発明の別の実施形態として、顧客が景品の受取先として指定できる店舗を所定の店舗に限定するようにしてもよい。
即ち、同系列の店舗群や、一つの商店街を形成する店舗群などに店舗をグループ分けし、あるグループ内の店舗において発行された抽選カードによる景品の受取先店舗は、同一グループ内の店舗のみ指定できるようにする。
このような実施形態をとる場合には、上述した店舗情報DB15を、図15に示す構成とする。
図15に示されるように、この場合の店舗情報DB15では、店舗ID、名称、住所、連絡先、決済情報に加え、店舗が所属するグループの属性が記憶される。
そして、同一グループに分類される店舗には、グループ属性として同一の識別情報が付与される。図15の例では、店舗IDがS01、S02、S04に対してAという同一の識別情報が与えられ、同一のグループを形成している。
さらに、景品の受取先店舗として、抽選カードを発行した店舗と同一グループに属する店舗のみを選択可能に顧客に提示する処理について説明する。
この場合、上述した図8におけるS108の処理において受取情報入力フォームを顧客端末4に送信する際、抽選処理部11は、まず、抽選に利用されたシリアルナンバーに基づき、抽選情報DB18を参照して、当該シリアルナンバーが付与された抽選カードを発行した店舗の店舗IDを特定する。
そして、店舗情報DB15を参照して、当該特定された店舗IDと同一のグループ属性からなる店舗を特定し、当該店舗の一覧からなり、その中から景品受取先店舗を指定可能とした受取情報入力フォームを生成する。こうして生成された受取情報入力フォームを顧客端末4に対して送信することによって、顧客は、同一のグループ属性からなる店舗の中から、希望する店舗を選ぶ。
これにより、営業上全く関係のない店舗同士が、他の店舗のために景品の受け渡しを行ったりする必要がなくなる。また、同一商店街に属する店舗でのみ景品を受け取り可能とすることで、商店街への集客率を高めることができる。
また、本実施形態においては、顧客は、シリアルナンバーが印字された抽選カードを提示して、景品を受け取るものとしているが、これに限らず、景品情報処理装置1から、当該シリアルナンバーにより抽選に当選した旨の内容が表示された画面を受信し、当該画面を提示することにより景品を受け取るようにしてもよい。
この場合には、例えば、上記実施形態中、S110の処理における受付完了通知に当選したシリアルナンバーを併記した上、当該受付完了通知画面の提示、若しくは当該受付完了通知画面をプリントアウトした紙によっても、景品を受け取ることもできる旨表示させるとよい。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。
本実施形態では、チラシやダイレクトメール(DM)等、図16に示されるような頒布物200を用い、これへの応募者に景品を提供する一方、アンケート情報等を入手する。
頒布物200には、応募者に提供される商品の一覧201のほか、所定のサイトにアクセスするための情報がコード化されたQRコード202が印刷されている。
本実施形態における装置の構成は第一の実施形態と同様であり(図1参照)、各機能部についての詳細な説明は省略し、以下においては、図17を参照して処理の流れを説明する。
なお、本実施形態では、所定のURLに基づく顧客端末4からのアクセスを受け付け、所定の情報の入力等を行った顧客全てに景品を提供する。そのため、抽選情報DB18においては、発行済シリアルナンバーの変わりに当該URLが関連付けて記憶されている。また、確率係数は100に設定され、顧客全てに景品が提供される。また、発行済フラグについては、例えば、顧客が景品情報処理装置1にアクセスしたときに利用したメールアドレスをフラグとして登録し、当該メールアドレスからの2度目以降の利用については、景品を提供できないようにしてもよい。そのほか、当該URLの利用有無をフラグとして登録し、当該URLに基づくアクセスに応じて景品を提供した後は、当該URLに基づくアクセスに対しては、景品を提供できないようにしてもよい。
以下における本例の説明においては、使用有無のフラグを用いない場合を例にとる。
まず、チラシやDM等の頒布物200が顧客に頒布される(S301)。
頒布物200を受け取った顧客は、顧客端末4から、頒布物200に印字されたQRコードをデコードして得た所定のURLに基づき、景品情報処理装置1にアクセスする(S302)。
これに応じて景品情報処理装置1は顧客端末4に返信する(S303)。このとき顧客端末4に返信される内容を、顧客端末4上の出力画面例として図18に示す。
図18に示される画面上では、空メール(宛先のみが入力されたメール)の送信が促されている。
顧客は顧客端末4のメール機能を利用して、所定の宛先が入力された空メールを作成し、これを送信する(S304)。
これに対しては景品情報処理装置1から、顧客端末4のメールアドレス宛に、図19に示されるメールが送信される(S305)。
当該メールには、所定の入力フォームにより、景品の提供を受けるための情報を入力するためのサイトにアクセスするためのURLが表示されており、顧客は、これに従って当該サイトにアクセスする(S306)。
これに応じて景品情報処理装置1の抽選処理部11は、抽選処理を実行する(S307)。
抽選処理は以下の通り実行される。即ち、アクセスのあったURLに基づき、抽選情報DB18を参照する。当選確率係数は100に設定されているので、当選と同様の扱いによって、関連付けられている景品IDに基づき、景品情報DBを参照して、該当する景品情報が抽出される。
景品情報処理装置1から顧客端末4に対し、抽出された景品情報と共に所定の入力フォームが送信される(S308)。なお、入力フォームの送信に際し、必要に応じて顧客の会員登録を行ってもよい。
会員登録にあたっては、顧客端末4から顧客情報を受け付け(S309)、予め設けた顧客情報用のデータベースに当該顧客情報を登録する。
ここで、顧客端末4に送信された入力フォームの画面例を図20に示す。
図20の例では、アンケートとして、顧客の属性に関する入力項目が設けられているほか、景品の受け取りを希望する店舗の情報を入力する欄等が設けられている。
さらに顧客は、図21に示されるような、景品の選択のための商品カタログ画面へ進み、所望の景品を選択する。
こうして入力されたアンケート情報や、景品の選択及び受け取りに関する情報が景品情報処理装置1に送信されると(S310)、これを受け付けた景品情報処理装置1は、受付完了通知を送信する(S311)。これ以降の処理については第一の実施形態と同様に行われ、顧客は所望の景品を所望の店舗で受け取ることになる。
以上の本実施形態によれば、景品の提供をインセンティブとした各種のアンケートにより顧客の情報を収集することができ、さらに、得られた顧客の情報に基づいてマーケティングを行うことができる。
また、顧客の端末に対し、収集した顧客の属性情報に基づいた広告配信等を行ったりしてもよい。
なお、本例において、頒布物200はチラシやダイレクトメール(DM)等を想定したが、これに限らず、同様の内容からなる情報を電子メールによって顧客端末4に配信して頒布したり、デジタルサイネージなどの手法により、顧客に提供することもできる。また、特に電子メールによる頒布においては、QRコード202に代えて、URL表記や所定の字句によるリンク表示等を行ってもよい。
1 景品情報処理装置
10 入出力処理部
11 抽選処理部
12 納入情報処理部
13 決済処理部
14 通信処理部
15 店舗情報DB
16 業者情報DB
17 景品情報DB
18 抽選情報DB
19 納入情報DB
2 店舗端末
21 入出力処理部
22 通信処理部
3 業者端末
31 入出力処理部
32 通信処理部
4 顧客端末
41 入出力処理部
42 通信処理部
5 決済機関端末

Claims (9)

  1. 複数の店舗によって発行され、所定の抽選情報が付与された抽選クジにより、抽選に応募する顧客が利用する顧客端末と、
    抽選によって顧客に与えられる景品を、上記顧客が指定した店舗に納入する業者が利用する業者端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記抽選クジを発行した店舗と、抽選結果に応じた景品を納入した業者との間の決済処理を実行する装置であって、
    上記店舗を識別する店舗識別情報と、上記店舗の決済情報とを関連付けて記憶する店舗情報記憶手段と、
    上記業者を識別する業者識別情報と、上記業者の決済情報とを関連付けて記憶する業者情報記憶手段と、
    上記抽選情報と、抽選結果に応じて当たる景品に関する景品情報と、上記景品を納入する業者の業者識別情報とを関連付けて記憶する景品情報記憶手段と、
    上記店舗識別情報毎に、上記店舗が発行した抽選クジの抽選情報を記憶する抽選情報記憶手段と、
    上記顧客端末から、上記抽選情報を受信する抽選情報受信手段と、
    上記抽選クジによる抽選を実行する抽選処理手段と、
    上記抽選による結果が当選であった場合に、上記顧客端末に対し、上記店舗情報記憶手段に記憶されている複数の店舗の店舗識別情報を送信する抽選結果送信手段と、
    上記顧客端末から、上記景品の受け取りを希望する店舗の店舗識別情報を受信する受取情報受信手段と、
    上記景品情報記憶手段を参照して、上記抽選情報による抽選によって当たった景品と関連付けられた業者の業者端末に対し、上記景品を、上記顧客が受け取りを希望した店舗に納入することを要求する納入要求情報を送信する納入要求送信手段と、
    上記抽選情報記憶手段を参照して、上記抽選情報と関連付けられた店舗識別情報を特定する抽選クジ発行店舗特定手段と、
    上記業者情報記憶手段及び上記店舗情報記憶手段を参照して、上記納入要求に基づいて景品を納入した業者の決済情報と、上記抽選クジを発行した店舗の決済情報とを抽出する決済情報抽出手段と、を有する、
    ことを特徴とする景品情報処理装置。
  2. 景品の納入に応じて、店舗と業者の間の決済処理を実行する決済機関端末と、さらにネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記決済機関端末に対し、上記決済情報抽出手段により抽出した業者と店舗の決済情報と共に、これらの決済情報に基づく上記景品の代金の決済要求を送信する決済処理要求送信手段、をさらに有する、
    請求項1記載の景品情報処理装置。
  3. 上記景品情報記憶手段は、上記抽選情報と、上記抽選情報に基づいて当選した際に択一的に提供される複数の景品に関する景品情報と、当該複数の景品ごとの納入業者の業者識別情報とを関連付けて記憶し、
    上記抽選処理手段は、上記抽選情報に基づき、所定の確率に従った抽選を実行すると共に、当選の場合には、上記景品情報記憶手段を参照して、上記抽選情報と関連付けられた複数の景品情報を抽出し、
    上記抽選結果送信手段は、上記抽選による結果が当選であった場合に、上記顧客端末に対し、上記複数の景品情報の景品識別情報と、上記店舗情報記憶手段に記憶されている複数の店舗の店舗識別情報とを送信し、
    上記受取情報受信手段は、上記顧客端末から、受け取りを希望する上記景品の景品識別情報と、上記景品の受け取りを希望する店舗の店舗識別情報とを受信し、
    上記納入要求送信手段は、上記景品情報記憶手段を参照して、上記抽選情報による抽選によって当たった景品と関連付けられた業者の業者端末に対し、上記顧客が受け取りを希望した景品を、上記顧客が受け取りを希望した店舗に納入することを要求する、
    請求項1又は2記載の景品情報処理装置。
  4. 上記景品情報記憶手段には更に、上記抽選場方情報毎に、抽選による当選確率が記憶されており、
    上記抽選処理手段は、上記抽選の実行において、上記景品情報記憶手段を参照し、上記抽選情報と関連付けられた当選確率に従った抽選を実行する、
    請求項1乃至3いずれかの項に記載の景品情報処理装置。
  5. 上記抽選情報記憶手段は、上記店舗識別情報毎に、上記店舗が発行した抽選クジの抽選情報を記憶すると共に、上記抽選情報に基づいて抽選が行われたか否かを示す使用有無情報を記憶し、
    上記抽選処理手段は、上記抽選情報記憶手段を参照して、上記抽選情報が記憶され、且つ未使用である場合に抽選を実行する、
    請求項1乃至4いずれかの項に記載の景品情報処理装置。
  6. 上記店舗情報記憶手段は、上記店舗を識別する店舗識別情報と、上記店舗の決済情報と、上記抽選による景品の受取先として選択可能な一群のグループを形成するグループ属性と、を関連付けて記憶し、
    上記抽選結果送信手段は、上記抽選による結果が当選であった場合に、上記抽選情報記憶手段を参照して、上記抽選に用いられた抽選情報と関連付けられた店舗識別情報を特定すると共に、上記店舗情報記憶手段を参照して、当該特定された店舗識別情報と同一グループを形成する店舗の店舗識別情報を、上記顧客端末に対して送信する、
    請求項1乃至5いずれかの項に記載の景品情報処理装置。
  7. 上記景品を顧客に渡す店舗が利用する店舗端末とさらに、ネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記顧客により、景品の受取先として指定された店舗の店舗端末に対し、抽選に用いられた抽選情報を、当該抽選情報による当選に基づいて顧客が選択した景品に関する情報と共に送信する照合情報送信手段、をさらに有する、
    請求項1乃至5いずれかの項に記載の景品情報処理装置。
  8. 複数の店舗によって発行され、所定の抽選情報が付与された抽選クジにより、抽選に応募する顧客が利用する顧客端末と、
    抽選によって顧客に与えられる景品を、上記顧客が指定した店舗に納入する業者が利用する業者端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記店舗を識別する店舗識別情報と、上記店舗の決済情報とを関連付けて記憶する店舗情報記憶手段と、
    上記業者を識別する業者識別情報と、上記業者の決済情報とを関連付けて記憶する業者情報記憶手段と、
    上記抽選情報と、抽選結果に応じて当たる景品に関する景品情報と、上記景品を納入する業者の業者識別情報とを関連付けて記憶する景品情報記憶手段と、
    上記店舗識別情報毎に、上記店舗が発行した抽選クジの抽選情報を記憶する抽選情報記憶手段と、を有するコンピュータにより、
    上記抽選クジを発行した店舗と、抽選結果に応じた景品を納入した業者との間の決済処理を実行する方法であって、
    上記顧客端末から、上記抽選情報を受信する処理と、
    上記抽選情報に基づき、所定の確率に従った抽選を実行する処理と、
    上記抽選による結果が当選であった場合に、上記顧客端末に対し、上記店舗情報記憶手段に記憶されている複数の店舗の店舗識別情報を送信する処理と、
    上記顧客端末から、上記景品の受け取りを希望する店舗の店舗識別情報を受信する処理と、
    上記景品情報記憶手段を参照して、上記抽選情報による抽選によって当たった景品と関連付けられた業者の業者端末に対し、上記景品を、上記顧客が受け取りを希望した店舗に納入することを要求する納入要求情報を送信する処理と、
    上記抽選情報記憶手段を参照して、上記抽選情報と関連付けられた店舗識別情報を特定する処理と、
    上記業者情報記憶手段及び上記店舗情報記憶手段を参照して、上記納入要求に基づいて景品を納入した業者の決済情報と、上記抽選クジを発行した店舗の決済情報とを抽出する処理と、を実行する、
    ことを特徴とする景品情報処理方法。
  9. 複数の店舗によって発行され、所定の抽選情報が付与された抽選クジにより、抽選に応募する顧客が利用する顧客端末と、
    抽選によって顧客に与えられる景品を、上記顧客が指定した店舗に納入する業者が利用する業者端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記店舗を識別する店舗識別情報と、上記店舗の決済情報とを関連付けて記憶する店舗情報記憶手段と、
    上記業者を識別する業者識別情報と、上記業者の決済情報とを関連付けて記憶する業者情報記憶手段と、
    上記抽選情報と、抽選結果に応じて当たる景品に関する景品情報と、上記景品を納入する業者の業者識別情報とを関連付けて記憶する景品情報記憶手段と、
    上記店舗識別情報毎に、上記店舗が発行した抽選クジの抽選情報を記憶する抽選情報記憶手段と、を有するコンピュータを、
    上記抽選クジを発行した店舗と、抽選結果に応じた景品を納入した業者との間の決済処理を実行する景品情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    上記コンピュータに対して、
    上記顧客端末から、上記抽選情報を受信する処理と、
    上記抽選情報に基づき、所定の確率に従った抽選を実行する処理と、
    上記抽選による結果が当選であった場合に、上記顧客端末に対し、上記店舗情報記憶手段に記憶されている複数の店舗の店舗識別情報を送信する処理と、
    上記顧客端末から、上記景品の受け取りを希望する店舗の店舗識別情報を受信する処理と、
    上記景品情報記憶手段を参照して、上記抽選情報による抽選によって当たった景品と関連付けられた業者の業者端末に対し、上記景品を、上記顧客が受け取りを希望した店舗に納入することを要求する納入要求情報を送信する処理と、
    上記抽選情報記憶手段を参照して、上記抽選情報と関連付けられた店舗識別情報を特定する処理と、
    上記業者情報記憶手段及び上記店舗情報記憶手段を参照して、上記納入要求に基づいて景品を納入した業者の決済情報と、上記抽選クジを発行した店舗の決済情報とを抽出する処理と、を実行させる、
    コンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014057675A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Konami Digital Entertainment Co Ltd データ付与システム、データ付与システムの制御方法、抽選装置、抽選装置の制御方法、及びプログラム
JP2023061403A (ja) * 2020-01-15 2023-05-02 尚美 中道 コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信サーバー
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