JP2011065604A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラー画像から効率的にエッジを抽出する。
【解決手段】各画素が三つの色成分値で表されるカラー画像の各画素の明度を当該画素に対応する三つの色成分値に基づいて算出し、算出した明度の値が、予め明度範囲を三つに区分することにより定められた低明度域と中明度域と高明度域とのうちのいずれに該当するかを判別する。カラー画像の各画素に対応する画素を有する抽出用画像を生成し、その際に明度の値が中明度域に該当する画素については三つの色成分値に基づいて画素値を決定し、明度の値が低明度域または高明度域に該当する画素については三つの色成分値のうちの少なくとも一つを除いた残り色成分値に基づいて画素値を決定し、生成した抽出用画像の画素値に基づいてエッジを抽出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、カラー画像からエッジを抽出する画像処理の方法および装置に関する。
画像の加工や編集のための画像処理の一つに、画像中のエッジを抽出するエッジ抽出(輪郭抽出ともいう)がある。ここでいうエッジは、画像が有する形状情報を特徴づける線要素であり、濃度または色が顕著に異なる隣接領域間の境界である。例えば、ビジネス文書における文字や図形の外縁はエッジに該当する。エッジ抽出の処理結果は、エッジを強調する画質調整やエッジで囲まれた領域を移動したりその領域の色を変えたりする編集に用いられる。
カラー画像を対象とするエッジ抽出の方法としては、カラー画像をグレースケール化する方法が一般的である。この方法は、色を表す三要素(明度、色相、彩度)のうちの明度に注目するものであり、明度に差のある領域間の境界をエッジとして抽出する。しかし、この方法では、白色と黄色または黒色と青色のように、明度が近い色の組み合せによって形成されるエッジを抽出することができない。
そこで、明度以外の情報を使ってエッジを抽出する方法が考えられた。その一つは、RGBの色信号のうちの最小値信号に基づいて文字領域を判別する(特許文献1)。この方法では、白い背景に隣接する高彩度の色の輪郭を抽出することができる。しかし、高彩度の色と黒色との組み合わせによって形成されるエッジを抽出することができない。他の一つは、R、G、Bの色成分ごとにエッジ抽出を行う(特許文献2)。この方法では、R、G、Bのいずれかに差のある色の組み合わせによって形成されるエッジを抽出することができる。しかし、R、G、Bについて順に処理をすると長い時間を要し、並列に処理をするには相応の規模の回路が必要である。
また、明度と他の情報とを使う方法が提案されている。すなわち、彩度の低い部分では明度を優先して彩度の高い部分では色相を優先するファジィ推論によってエッジを抽出する方法の開示がある(特許文献3)。この方法では、ファジィ推論ルールの自動生成のためにユーザがサンプル画像のエッジをトレースする指示操作を行わなければならない。
特開平02−294884号公報 特開平06−113130号公報 特開平06−333045号公報
本発明は、上記の事情に鑑み、カラー画像から効率的にエッジを抽出する方法および装置の提供を目的としている。
上記目的を達成する方法は、各画素が三つの色成分値で表されるカラー画像からエッジを抽出する画像処理方法であって、前記各画素の明度を当該画素に対応する三つの色成分値に基づいて算出し、算出した明度の値が、予め明度範囲を三つに区分することにより定められた低明度域と中明度域と高明度域とのうちのいずれに該当するかを判別し、前記カラー画像の各画素に対応する画素を有する抽出用画像を生成し、その際に明度の値が前記中明度域に該当する画素については三つの色成分値に基づいて画素値を決定し、明度の値が前記低明度域または前記高明度域に該当する画素については三つの色成分値のうちの少なくとも一つを除いた残り色成分値に基づいて画素値を決定し、生成した抽出用画像の画素値に基づいてエッジを抽出する。
カラー画像における明度の値が低明度域または高明度域に該当する領域については、二つまたは一つの色成分値に基づいて画素間で色の差異を判別してエッジを抽出することができる。低明度域では青色の彩度が大きく、高明度域では黄色の彩度が大きいからである。中明度域に該当する領域については、画素間の色の差異を判別するために、三つの色成分値のそれぞれと他の色成分値とを比較する必要がある。カラー画像の明度情報を利用して三つの色成分値に基づくエッジの抽出を中明度域に限定することにより、カラー画像における全領域について三つの色成分値に基づくエッジの抽出を行う場合と比べて、抽出用画像を生成するための演算処理の負担を低減することができる。
好ましい態様において、上記方法は、算出した明度の値に基づいて前記カラー画像からエッジを抽出し、その後に、明度の値が前記低明度域と前記中明度域と前記高明度域とのうちのいずれに該当するかの判別、前記抽出用画像の画素値の決定、および前記抽出用画像の画素値に基づくエッジの抽出を、明度の値に基づいて抽出したエッジに該当しない画素について行う。
上記目的を達成する装置は、各画素が三つの色成分値で表されるカラー画像からエッジを抽出する画像処理装置であって、前記各画素について当該画素に対応する三つの色成分値に基づいて算出された明度を記憶するメモリと、前記メモリに記憶されている明度の値が、予め明度範囲を三つに区分することにより定められた低明度域と中明度域と高明度域とのうちのいずれに該当するかを判別する判別手段と、前記カラー画像の各画素に対応する画素を有する抽出用画像を生成する手段であって、生成に際して明度の値が前記中明度域に該当する画素については三つの色成分値に基づいて画素値を決定し、明度の値が前記低明度域または前記高明度域に該当する画素については三つの色成分値のうちの少なくとも一つを除いた残り色成分値に基づいて画素値を決定する画像生成手段と、前記画像生成手段によって生成された抽出用画像の画素値に基づいてエッジを抽出する抽出手段とを備える。
本発明によれば、明度のみによるエッジ抽出で生じる抽出もれを防ぎ、RGBの色成分ごとにエッジ抽出を行う場合と比べて迅速にカラー画像からエッジを抽出することができる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示す図である。 カラー画像出力における色再現領域を示す図である。 第1実施形態に係る画像処理装置の動作のフローチャートである。 第1実施形態に係る画像処理装置の動作の変形例を示す図である。 第2実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示す図である。 第2実施形態に係る画像処理装置の動作のフローチャートである。 第3実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示す図である。 矩形マスク領域の設定例を示す図である。 第3実施形態に係る画像処理装置の動作のフローチャートである。
カラー画像からエッジを抽出する画像処理をソフトウェアによって実現する画像処理装置を想定する。図1に示される画像処理装置1は、プログラムを実行するコンピュータとしてのCPU(Central Processing Unit)10を備える。CPU10は、ROM(Read-Only Memory)11に記憶されているプログラムをワークエリアであるRAM(Random Access Memory)12にロードして実行する。プログラム実行に際して、必要に応じてCPU10は補助記憶装置13をデータの記憶に用いる。補助記憶装置13は例えばハードディスクドライブ(HDD)である。画像処理装置1には処理対象のデータ化されたカラー画像6が画像入力装置2から入力される。そして、抽出結果であるエッジ情報としてのエッジ画像9が画像編集装置3へ送られる。
画像入力装置2は、カラーイメージスキャナ、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータに代表される情報処理装置、またはカラー画像データを出力する他の機器のいずれでもよい。また、スキャナやカメラといった機器に画像処理装置1を組み入れることもでき、その場合における画像入力装置2は画像処理装置1を組み入れた機器の一部である。
画像編集装置3は、画像入力装置2からのエッジ画像9に基づいてカラー画像6を加工する画像編集機能を有する。例えばカラー画像6が文字情報を含む場合に、エッジ画像9が示す文字の部分とその周囲との配色を変更して文字を読み易くするユニバーサルデザイン加工が行われる。画像編集装置3は加工を施したカラー画像を印刷し、表示し、または他の装置へ送信する。
図2のように画像処理装置1は複数の機能要素を有する。カラー画像記憶手段120、明度画像記憶手段121、抽出用画像記憶手段122、およびエッジ画像記憶手段123は、RAM12のメモリ領域である。明度画像作成手段101、明度判別手段102、抽出用画像生成手段103、およびエッジ抽出手段104は、CPU10がこれら手段のそれぞれに該当するプログラムを実行することにより実現される。
カラー画像記憶手段120は、画像処理装置1に入力されたカラー画像6を記憶する。カラー画像6はRGB(赤、緑、青)の三つの色成分値で表される画素の集合である。カラー画像6の各画素の画素値は明度画像作成手段101および抽出用画像生成手段103によって参照される。
明度画像作成手段101は、カラー画像6の各画素の明度を当該画素に対応する三つの色成分値に基づいて算出する。算出には例えばY(明度)=0.3R+0.59G+0.11Bといったグレースケール処理において一般的な演算式が適用される。カラー画像6の全画素について算出された明度の値が、明度画像7として明度画像記憶手段121によって記憶される。
明度判別手段102は、明度画像7を参照し、カラー画像6の各画素の明度の値が予め定められた低明度域と中明度域と高明度域とのうちのいずれに該当するかを判別する。低、中、高の明度域は明度範囲を三つに区分したときの三つの区画範囲に対応する。本実施形態では、明度範囲は8ビットのデータで表される「0」から「255」までの数値範囲である。低明度域は最小値の0から閾値A(例えば80)までの区画範囲であり、中明度域は閾値Aよりも大きく閾値B(例えば180)よりも小さい値が対応する区画範囲であり、高明度域は閾値Bから最大値の255までの区画範囲である。
抽出用画像生成手段103は、明度判別手段102の判別結果を利用して、カラー画像6の各画素に対応する画素を有した抽出用画像8を生成する。抽出用画像8の生成においては、明度の値が中明度域に該当する画素については三つの色成分値に基づいて画素値を決定し、明度の値が低明度域または高明度域に該当する画素については三つの色成分値のうちの少なくとも一つを除いた残り色成分値に基づいて画素値を決定する。具体的には、中明度域に該当する画素については、RとBとの色成分値の差分、GとBとの色成分値の差分、およびRとGとの色成分値の差分を求め、これらの差分のうちの最も大きい値を抽出用画像8の画素値とする。そして、低明度域または高明度域に該当する画素については、例えばRとBとの色成分値の差分を抽出用画像8の画素値とする。ここでいう差分とは、二つの色成分値の差の絶対値を意味する。すなわち、三つの色成分値を便宜的に“R”、“G”、“B”として、差分は|R−B|、|G−B|、|R−G|と表わされる。低明度域に該当する画素についてはBの色成分値そのものを抽出用画像8の画素値としてもよく、高明度域に該当する画素については明度(Y)の値とBの色成分値との差分|Y−B|を抽出用画像8の画素値としてもよい。このように画素値が決定された抽出用画像8は、抽出用画像記憶手段122によって記憶される。
エッジ抽出手段104は、抽出用画像8の画素値に基づいて、色調の異なる境界部分であるエッジを抽出する。エッジ抽出には、所定のフィルタを適用して局所積和演算をする公知の方法を用いることができる。Sobelフィルタ、Robertsフィルタ、Prewittフィルタ、4近傍または8近傍のラプラシアンフィルタなどを適用すればよい。エッジ抽出手段104によって抽出用画像8の各画素がエッジに該当するか否かを示すエッジ画像9が生成される。抽出用画像8の画素はカラー画像6の画素に対応するので、エッジ画像9はカラー画像6におけるエッジの位置を示す情報と言える。
ここで、画像処理装置1によるエッジ抽出に際して明度を判別する理由を図3を参照して説明する。図3(A)はL***表色系の色空間を示し、図3(B)〜(D)は実際には立体である色再現領域75のa**平面、L**平面およびL**平面での断面形状を示す。例示の色再現領域75は電子写真プロセスによるカラー印刷において再現可能な色を表す。ただし、他の手法によるカラー印刷および各種ディスプレイによるカラー表示においても、次の説明と同様の傾向を見出すことができる。
注目すべきは、図3(D)における色再現領域75の形状である。図3(B)および(C)では2つの軸が交わる空間の中心に対して色再現領域75が四方に略均等に拡がる。これに対して、図3(D)では、空間の中心に対する左上方と右下方への色再現領域75の拡がりが比較的に少なく、右上方と左下方への色再現領域75の拡がりが比較的に多い。これらのことは次のことを意味する。図中の破線で囲まれた領域81に対応する明るくて彩度の大きい青色は再現されず、領域83に対応する再現可能な暗い青色の彩度は大きい。
したがって、高明度域および低明度域では、RGBのうちのBの色成分値に注目すれば、概ね画素の色を判別することができる。特に低明度域ではBの色成分値のみに基づく色判別で良好な結果が得られる。ただし、より確実に判別するには、Bの色成分値と他の情報(他の色成分値または明度値)とを参照するのが望ましい。実験によれば、BとRの色成分値に注目した方がBとGの色成分値に注目した場合よりも良い結果が得られた。
画像処理装置1の動作の概要が図4に示される。
画像処理装置1の明度画像作成手段101が明度画像7を作成し(#1)、明度判別手段102が明度画像7の先頭画素から順に各画素の明度の値を判別する(#2、#3、#4、#7、#8)。明度の値が閾値A以下であるとき、すなわち低明度域の値であるときには、抽出用画像生成手段103が元画像であるカラー画像6の対応画素のRとBとの色成分値の差分|R−B|を求め、求めた値を抽出用画像8の対応画素の画素値とする(#3、#6)。明度の値が閾値B以上であるとき、すなわち高明度域の値であるときにも、抽出用画像生成手段103はRとBとの色成分値の差分|R−B|を抽出用画像8の対応画素の画素値とする(#4、#6)。明度の値が閾値A以下ではなく、閾値B以上でもないとき、すなわち中明度域の値であるときには、抽出用画像生成手段103は、RとGとの色成分値の差分|R−B|、GとBとの色成分値の差分|G−B|、およびRとBとの色成分値の差分|R−G|を求め、これらの差分のうちの最も大きい値を抽出用画像8の画素値とする。明度判別手段102および抽出用画像生成手段103による処理が明度画像7の全画素について行われることによって抽出用画像8の生成が終わる(#7、#8)。
抽出用画像8に基づいて、エッジ抽出手段104がエッジ画像9を生成する。エッジ抽出手段104は抽出用画像8の先頭画素から順に各画素がエッジに該当するか否かを判定する(#9、#10)。抽出用画像8の注目画素がエッジに該当するとき、エッジ抽出手段104はエッジ画像9の対応画素の画素値を初期値からエッジに該当することを表す所定値へ置き換える(#11)。エッジ抽出手段104による処理が抽出用画像8の全画素について行われることによってエッジ画像9の生成、すなわちエッジ抽出が終わる(#12、#13)。
なお、明度画像7の画素が低明度域または高明度域である場合に実行されるステップ#6の処理において、差分|R−B|に代えてGとBとの色成分値の差分|G−B|を求めて抽出用画像8の対応画素の画素値としてもよい。
図4の例示では抽出用画像8の画素値の決定(#5、#6)に際して低明度域と高明度域とについて同様の処理(#6)が行われる。しかし、図5のように、低明度域と高明度域とについて異なる処理を行ってもよい。図5の例では、元画像であるカラー画像6における画素の明度の値が低明度域の値であるときには、Bの色成分値が抽出用画像の対応画素の画素値とされる(#6b)。明度の値が高明度域の値であるときには、明度の値とBの色成分値との差分|Y−B|が抽出用画像の対応画素の画素値とされる(#6c)。なお、図5では図4のステップ#9〜#13の図示が省略されている。
以下、画像処理装置の他の構成例を説明する。以下に係る図示において上述の図における要素に対応する要素には同じ符号を付してある。
図6に例示される画像処理装置1bは、抽出用画像8からのエッジ抽出に先立って明度画像7からのエッジ抽出を行い、その結果を抽出用画像8からのエッジ抽出に反映させる。この特徴的な動作を実現するため、画像処理装置1bは上述した図2の画像処理装置1が有する機能要素と同様の要素に加えて三つの機能要素を有する。それら三つの機能要素とは、先行抽出手段105、マスキング手段106、およびマスク画像記憶手段124である。先行抽出手段105およびマスキング手段106は、CPU10がこれら手段のそれぞれに該当するプログラムを実行することにより実現される。マスク画像記憶手段124はRAM12のメモリ領域である。
先行抽出手段105は、明度画像記憶手段121によって記憶されている明度画像7の画素値に基づいて、明度の異なる境界部分であるエッジを抽出する。抽出されたエッジに該当する画素を表すエッジ情報9Aはエッジ画像9に組み込まれてエッジ画像記憶手段123によって記憶される。また、エッジ情報9Aはマスキング手段106に引き渡される。
マスキング手段106は、抽出用画像8におけるエッジ抽出が不要な部分を示すマスク画像15を生成する。まず、マスキング手段106はマスク画像15の全画素をNULLに初期化する。その後にマスキング手段106は、マスク画像15における先行抽出手段105によって抽出されたエッジに対応する領域を、エッジ抽出の対象外とするマスク領域に設定する。すなわち、マスク領域の画素値をNULLから最大値に置き換える。マスク領域が設定されたマスク画像15はマスク画像記憶手段124によって記憶される。
画像処理装置1bにおいて、エッジ抽出手段104bは、マスク画像15を参照し、抽出用画像8におけるマスク画像15のマスク領域に対応する領域以外からエッジを抽出する。マスク領域に該当する画素の数が多いほど、エッジ抽出手段104bによる抽出の所要時間は短い。エッジ抽出手段104bによる抽出の結果であるエッジ情報9Bは、エッジ画像9に組み込まれてエッジ画像記憶手段123によって記憶される。画像処理装置1bにおいて生成されるエッジ画像9は、明度画像7に基づくエッジ情報9Aと抽出用画像8に基づくエッジ情報9Bとで構成される。
画像処理装置1bの動作の概要が図7に示される。
明度画像作成手段101が明度画像7を作成し(#1)、先行抽出手段105が明度画像7の先頭画素から順に各画素がエッジに該当するか否かを判定する(#2、#2b)。エッジに該当する画素については、マスキング手段106がマスク画像15の対応画素の画素値をマスキング値である最大値「255」に設定する。上述の例と同様に明度判別手段102および抽出用画像生成手段103による処理が行われ(#3〜#8)、それによって抽出用画像8が生成される。
抽出用画像8に基づいて、エッジ抽出手段104bがエッジ画像9を生成する。エッジ抽出手段104bは抽出用画像8の先頭画素から順に各画素がマスク領域に該当するか否かをマスク画像15の対応する画素値に基づいて判定し(#9、#9b)、マスク領域に該当しない画素のみについてエッジに該当するか否かを判定する(#10)。抽出用画像8の注目画素がエッジに該当するとき、エッジ抽出手段104bはエッジ画像9の対応画素の画素値を初期値からエッジに該当することを表す所定値へ置き換える(#11)。エッジ抽出手段104による処理は抽出用画像8の全画素について行われる(#12、#13)。
図8に例示される画像処理装置1cは、上述した図6の画像処理装置1bが有するマスキング手段106に代えて矩形マスキング手段106cを有する。画像処理装置1cにおけるその他の構成は画像処理装置1bと同様である。
矩形マスキング手段106cは、先行抽出手段105によって抽出された連続するエッジを包含する矩形領域をマスク領域に設定する。例えば、図9に示すように明度画像7から一つの文字の外縁であるエッジ70が抽出された場合に、エッジ70を包含する最小の矩形領域80がマスク領域に設定される。ただし、必ずしも最小である必要はなく、最小の矩形よりも各辺が数画素分程度長い矩形であってもよい。また、図示では一つの文字を包含するものであるが、公知の文字検出手法によって複数の文字が並ぶ行や段落といった文字領域を検出する場合には、複数の文字を包含する矩形領域をマスク領域として設定してもよい。なお、矩形領域80は、その外縁が画素の配列方向に沿う領域である。
マスク画像記憶手段124は、マスク領域として設定された矩形領域80を含むマスク画像15を記憶する。ただし、マスク画像15の代わりに、矩形領域80の頂点の位置(例えば、左上と右下の2頂点の座標)を記憶するようにしてもよい。
画像処理装置1cの動作の概要が図10に示される。
明度画像作成手段101が明度画像7を作成し(#1)、先行抽出手段105が明度画像7の先頭画素から順に各画素がエッジに該当するか否かを判定し、文字の外縁に代表される予め決められた条件を満たす所定形状のエッジを抽出する(#1b)。抽出されたエッジについて、矩形マスキング手段106cが矩形マスク領域を設定し、マスク画像15の対応画素の画素値をマスキング値である最大値「255」に設定する(#1c)。矩形領域80の頂点の位置でマスク領域を特定する場合は、頂点の座標を記録する。先行抽出手段105によって抽出された全てのエッジについて矩形マスク領域が設定される(#1d)。
明度判別手段102および抽出用画像生成手段103による処理は実質的にマスク領域以外について行われる。すなわち、画像処理装置1cは明度画像7の先頭画素から順に各画素がマスク領域に該当するか否かをマスク画像15または記録されている頂点の座標に基づいてチェックし(#2、#2d)、マスク領域に該当しない画素のみについて、明度判別手段102が明度を判別し(#3、#4)、抽出用画像生成手段103が抽出用画像8の画素値を決定する(#5、#6)。抽出用画像8におけるマスク領域に該当する領域の画素値は初期値のままである。
上述の例と同様に、エッジ抽出手段104bがエッジ画像9を生成する。エッジ抽出手段104bは抽出用画像8の先頭画素から順に各画素がマスク領域に該当するか否かを判定し(#9、#9b)、マスク領域に該当しない画素のみについてエッジに該当するか否かを判定する(#10)。抽出用画像8の注目画素がエッジに該当するとき、エッジ抽出手段104bはエッジ画像9の対応画素の画素値を初期値からエッジに該当することを表す所定値へ置き換える(#11)。エッジ抽出手段104による処理は抽出用画像8の全画素について行われる(#12、#13)。
以上の実施形態において、明度範囲を区分する閾値A,Bを適宜選定することができる。中明度域に対するエッジ抽出と比べて低明度域および高明度域に対するエッジ抽出は簡単であるので、低明度域および高明度域の広いのが、ソフトウェアによる処理の負荷を軽減する上で有利である。例えば、画素数の50%以上の数の画素が低明度域または高明度域に該当するカラー画像では負荷の軽減効果は大きい。中明度域で抽出もれが生じ易いことを勘案して、所望の抽出精度が得られる範囲内で閾値Aをより大きくし且つ閾値Bをより小さくするのが望ましい。
具体的には、閾値A,Bを次のように設定することができる。
低明度域または高明度域に該当する画素について差分|R−B|を抽出用画像8の画素値とする場合において、閾値Aについては、一般に使用されるカラーパレットにおけるR=Bとなる系統の色のうちの最も暗い色に注目する。汎用的なオフィス文書作成ソフトウェアで使われている色のうち、この条件に当てはまる色は濃い緑(R:0,G:51,B:0)である。この色の明度が中明度域に含まれるように閾値Aを設定する。閾値Bについては、同じくR=Bとなる系統の色のうちの最も明るい色に注目する。汎用的なオフィス文書作成ソフトウェアで使われている色のうち、この条件に当てはまる色はライトグリーン(R:204,G:255,B:204)および明るいピンク(R:255,G:204,B:255)である。これらの色の明度が中明度域に含まれるように閾値Bを設定する。例えば明度の算出に上述のY=0.3R+0.59G+0.11Bを適用すると、閾値Aは30となり、閾値Bは235となる。
低明度域または高明度域に該当する画素について差分|G−B|を抽出用画像8の画素値とする場合には、一般に使用されるカラーパレットにおけるG=Bとなる系統の色に注目する。この系統の色のうちで最も暗い色であるライトシアン(R:204,G:255,B:255)の明度が中明度域に含まれるように閾値Aを設定し、最も明るい色である濃い赤(R:128,G:0,B:0)の明度が中明度域に含まれるように閾値Bを設定する。この場合において明度の算出にY=0.3R+0.59G+0.11Bを適用すると、閾値Aは38となり、閾値Bは240となる。
ここで示した2つの場合の閾値A,Bの具体例(30/235、38/240)を見ると、閾値Aで決まる低明度域は差分|G−B|の場合の方が広くなるものの、閾値Bで決まる高明度域は差分|R−B|の場合の方が広くなる。一般的なビジネス文書では暗い色よりも明るい色の画素の方が圧倒的に多い。したがって、抽出用画像8の画素値を差分|R−B|とする場合の方が差分|G−B|とする場合よりもエッジ抽出処理の負荷の軽減の観点において有利である。
1,1b、1c 画像処理装置
6 カラー画像
12 RAM(メモリ)
102 明度判別手段(判別手段)
103 抽出用画像生成手段(画像生成手段)
104,104b エッジ抽出手段(抽出手段)
105 先行抽出手段
106 マスキング手段
106c 矩形マスキング手段(マスキング手段)

Claims (8)

  1. 各画素が三つの色成分値で表されるカラー画像からエッジを抽出する画像処理方法であって、
    前記各画素の明度を当該画素に対応する三つの色成分値に基づいて算出し、
    算出した明度の値が、予め明度範囲を三つに区分することにより定められた低明度域と中明度域と高明度域とのうちのいずれに該当するかを判別し、
    前記カラー画像の各画素に対応する画素を有する抽出用画像を生成し、その際に明度の値が前記中明度域に該当する画素については三つの色成分値に基づいて画素値を決定し、明度の値が前記低明度域または前記高明度域に該当する画素については三つの色成分値のうちの少なくとも一つを除いた残り色成分値に基づいて画素値を決定し、
    生成した抽出用画像の画素値に基づいてエッジを抽出する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  2. 算出した明度の値に基づいて前記カラー画像からエッジを抽出し、その後に、
    明度の値が前記低明度域と前記中明度域と前記高明度域とのうちのいずれに該当するかの判別、前記抽出用画像の画素値の決定、および前記抽出用画像の画素値に基づくエッジの抽出を、明度の値に基づいて抽出したエッジに該当しない画素について行う
    請求項1記載の画像処理方法。
  3. 前記カラー画像の各画素がRGBの色成分値で表される場合における前記抽出用画像の生成に際して、
    明度の値が前記低明度域に該当する画素については、RとBとの色成分値の差分、GとBとの色成分値の差分またはBの色成分値を画素値とし、
    明度の値が前記中明度域に該当する画素については、RとBとの色成分値の差分、GとBとの色成分値の差分、およびRとGとの色成分値の差分のうちの最も大きい値を画素値とし、
    明度の値が前記高明度域に該当する画素については、RとBとの色成分値の差分、GとBとの色成分値の差分または明度の値とBの色成分値との差分を画素値とする
    請求項1または2記載の画像処理方法。
  4. 各画素が三つの色成分値で表されるカラー画像からエッジを抽出する画像処理装置であって、
    前記各画素について当該画素に対応する三つの色成分値に基づいて算出された明度を記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶されている明度の値が、予め明度範囲を三つに区分することにより定められた低明度域と中明度域と高明度域とのうちのいずれに該当するかを判別する判別手段と、
    前記カラー画像の各画素に対応する画素を有する抽出用画像を生成する手段であって、生成に際して明度の値が前記中明度域に該当する画素については三つの色成分値に基づいて画素値を決定し、明度の値が前記低明度域または前記高明度域に該当する画素については三つの色成分値のうちの少なくとも一つを除いた残り色成分値に基づいて画素値を決定する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された抽出用画像の画素値に基づいてエッジを抽出する抽出手段とを備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記メモリに記憶されている前記カラー画像の各画素の明度の値に基づいて前記カラー画像中のエッジを抽出する先行抽出手段と、
    前記カラー画像の各画素に対応する画素を有するマスク画像における前記先行抽出手段によって抽出されたエッジに対応する領域をマスク領域に設定するマスキング手段とを備え、
    前記判別手段は、前記カラー画像における前記マスク領域に対応する領域以外の領域の画素について、明度の値が前記低明度域と前記中明度域と前記高明度域とのうちのいずれに該当するかを判別し、
    前記抽出手段は、前記抽出用画像における前記マスク領域以外の領域からエッジを抽出する
    請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記マスキング手段は、前記先行抽出手段によって抽出された連続するエッジを包含する矩形領域をマスク領域に設定する
    請求項5記載の画像処理装置。
  7. 各画素がRGBの三つの色成分値で表されるカラー画像からエッジを抽出する画像処理装置が有するコンピュータのためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータによって実行されたときに、
    前記各画素について当該画素に対応する三つの色成分値に基づいて明度を算出する算出手段と、
    算出された明度の値が、予め明度範囲を三つに区分することにより定められた低明度域と中明度域と高明度域とのうちのいずれに該当するかを判別する判別手段と、
    前記カラー画像の各画素に対応する画素を有する抽出用画像を生成する手段であって、生成に際して明度の値が前記低明度域に該当する画素については、RとBとの色成分値の差分またはBの色成分値を画素値とし、明度の値が前記中明度域に該当する画素については、RとBとの色成分値の差分、GとBとの色成分値の差分、およびRとGとの色成分値の差分のうちの最も大きい値を画素値とし、明度の値が前記高明度域に該当する画素については、RとBとの色成分値の差分または明度の値とBの色成分値との差分を画素値とする画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された抽出用画像の画素値に基づいてエッジを抽出する抽出手段と、を前記コンピュータに実現させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. さらに、前記算出手段によって算出された前記カラー画像の各画素の明度の値に基づいて前記カラー画像中のエッジを抽出する先行抽出手段と、
    前記抽出用画像における前記先行抽出手段によって抽出された連続するエッジを包含する矩形領域をマスク領域に設定するマスキング手段と、を前記コンピュータに実現させるとともに、
    前記判別手段に、前記カラー画像における前記マスク領域に対応する領域以外の領域の画素について、明度の値が前記低明度域と前記中明度域と前記高明度域とのうちのいずれに該当するかを判別させ、
    前記抽出手段に、前記抽出用画像における前記マスク領域以外の領域からエッジを抽出させる
    請求項7記載のコンピュータプログラム。
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