JP2011065225A - 新着メール確認制御装置、新着メール確認制御システム、新着メール確認制御方法、及び新着メール確認制御プログラム - Google Patents

新着メール確認制御装置、新着メール確認制御システム、新着メール確認制御方法、及び新着メール確認制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】新着メールを確認するタイミングを制御すること。
【解決手段】電子メールを受信する電子メール受信部130と、電子メール受信部130が受信した電子メールの送信時刻を特定する送信時刻特定部140と、送信時刻特定部140が特定した送信時刻に基づいて、1日を複数の時間帯に区分したときの各時間帯において送信相手から送信された電子メールの件数を集計する電子メール件数集計部150と、電子メール件数集計部150が集計した各時間帯における電子メールの件数に応じ、異なる時間間隔置きにメールサーバへ新着メールの確認を行う新着メール確認部170とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、新着メールを確認するタイミングを制御する、新着メール確認制御装置、新着メール確認制御システム、新着メール確認制御方法、及び新着メール確認制御プログラムに関する。
近年の携帯端末にあっては、MMS(Multimedia Messaging Service)と呼ばれるサービスを利用することによって、携帯端末同士で短いメッセージを送受信することが可能となっている。MMSには、自動受信と選択受信という2種類の配送方法がある。そのうち自動受信の配送方法は、携帯端末のMMSクライアントがMMS通知を受け取ると、通知を送ったMMSC(Multimedia Messaging Service Center)からメッセージ通知を携帯端末にSMS(Short Message Service)送信する。携帯端末は、このメッセージ通知を基に、自動的にMMSメッセージ本文のダウンロードを開始する。そして、携帯端末は、本文のダウンロード後、ユーザにメッセージ着信を通知する。
ところで、スマートフォンと呼ばれる携帯端末等においては、電子メール機能を持ったものがある。しかしながら、電子メールは、MMSのように本文を自動的にダウンロードして、その旨をユーザに通知するような仕組みではなく、携帯端末の電子メールクライアントがメールサーバに新着メールの確認を行う必要がある。したがって、ユーザは、電子メールクライアントを起動して、メールサーバへ新着メールを確認するという煩わしい操作を定期的に行わなければならなくなる。
また、電子メールクライアントによっては、メールサーバへの新着メールの確認が自動的に行われるよう、確認を行う定期的な時間間隔を設定することができるものがある。しかしながら、このような電子メールクライアントは、常に設定された時間間隔に基づいて新着メールの確認を行う。そのため、設定された時間間隔が短い場合には、新着メールの確認のための通信を頻繁に行うこととなり、携帯端末の電池の消耗が激しくなってしまう。また、設定された時間間隔が長い場合には、自分宛の電子メールが送信されていても確認することができないため、電子メールを受信するタイミングが遅れてしまう。
このような問題を解決するための技術として、本技術分野においては、様々な提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術は、自己宛の電子メールが着信すると、着信確認をする時間間隔を一定期間自動的に短くするものである。また、特許文献1に記載の技術は、この短い時間間隔で着信確認をしている間に更に新たな電子メールが着信すると、この期間を延長するものである。このようにして、特許文献1の技術においては、応答を早くすることができ、かつメールサーバ等に過大な負担をかけることがなくなるという効果を奏する。
特開2003−108488号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、電子メールを受信してから一定時間の間、次の新着メールを受信することができなければ、その後、短い時間間隔によって新着メールが確認されることはない。すなわち、特許文献1の技術は、新着メールの着信がない限り、結局、ユーザによる手動受信、あるいは、固定時間間隔によって自動受信を行うことになり、その頻度によっては、電池の消耗の問題や、電子メールを受信するタイミングが遅れてしまうといった問題を解決するに至っていない。
そこで本発明は、上記課題を解決することができる新着メール確認制御装置、新着メール確認制御システム、新着メール確認制御方法、及び新着メール確認制御プログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の新着メール確認制御装置においては、新着メールを確認するタイミングを制御する新着メール確認制御装置であって、電子メールを受信する電子メール受信部と、電子メール受信部が受信した電子メールの送信時刻を特定する送信時刻特定部と、送信時刻特定部が特定した送信時刻に基づいて、1日を複数の時間帯に区分したときの各時間帯において送信相手から送信された電子メールの件数を集計する電子メール件数集計部と、電子メール件数集計部が集計した各時間帯における電子メールの件数に応じ、異なる時間間隔置きにメールサーバへ新着メールの確認を行う新着メール確認部とを備える。
また、本発明の新着メール確認制御システムにおいては、新着メールを確認するタイミングを制御する新着メール確認制御システムであって、電子メールを受信する電子メール受信部と、電子メール受信部が受信した電子メールの送信時刻を特定する送信時刻特定部と、送信時刻特定部が特定した送信時刻に基づいて、1日を複数の時間帯に区分したときの各時間帯において送信相手から送信された電子メールの件数を集計する電子メール件数集計部と、電子メール件数集計部が集計した各時間帯における電子メールの件数に応じ、異なる時間間隔置きにメールサーバへ新着メールの確認を行う新着メール確認部とを備える。
また、本発明の新着メール確認制御方法においては、新着メールを確認するタイミングを制御する新着メール確認制御方法であって、電子メールを受信する電子メール受信ステップと、電子メール受信ステップにおいて受信された電子メールの送信時刻を特定する送信時刻特定ステップと、送信時刻特定ステップにおいて特定された送信時刻に基づいて、1日を複数の時間帯に区分したときの各時間帯において送信相手から送信された電子メールの件数を集計する電子メール件数集計ステップと、電子メール件数集計ステップにおいて集計された各時間帯における電子メールの件数に応じ、異なる時間間隔置きにメールサーバへ新着メールの確認を行う新着メール確認ステップとを備える。
また、本発明の新着メール確認制御プログラムにおいては、新着メールを確認するタイミングを制御する新着メール確認制御プログラムであって、コンピュータを、電子メールを受信する電子メール受信部、電子メール受信部が受信した電子メールの送信時刻を特定する送信時刻特定部、送信時刻特定部が特定した送信時刻に基づいて、1日を複数の時間帯に区分したときの各時間帯において送信相手から送信された電子メールの件数を集計する電子メール件数集計部、電子メール件数集計部が集計した各時間帯における電子メールの件数に応じ、異なる時間間隔置きにメールサーバへ新着メールの確認を行う新着メール確認部として機能させる。
本発明によれば、過去に所定時間内に自分宛に送信された電子メールの件数に基づいて、時間帯毎に新着メールの確認の間隔を自動的に変更させることができる。したがって、過去に自分宛に送信された電子メールの件数が少ない時間帯には、新着メールの確認の間隔を長くすることによって、携帯電話の電池の消耗を抑えることを優先させることができる。また、過去に自分宛に送信された電子メールの件数が多い時間帯には、新着メールの確認の間隔を短くすることによって、新着メールを迅速に確認することを優先させることができる。
本発明の一実施形態に係る携帯電話100の概要を示す図である。 本実施形態に係る携帯電話100の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る時間間隔設定データベース120のデータ構造の一例を示す図である。 本実施形態に係る電子メール集計件数データベース160のデータ構造の一例を示す図である。 携帯電話100における電子メールを受信した後の処理フローの一例を示す図である。 携帯電話100における新着メールの確認に伴う処理フローの一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話100の概要を示す図である。
携帯電話100は、電子メールのクライアントソフトウェアがインストールされた端末である。携帯電話100は、電子メールのクライアントソフトウェアによって、メールサーバ400から電子メールを受信する。メールサーバ400は、携帯電話100のユーザの電子メールの送信や受信を行うサーバである。同様に、メールサーバ500は、パソコン600のユーザの電子メールの送信や受信を行うサーバである。これらメールサーバ400、500、及びパソコン600は、それぞれインターネット300に接続されている。
携帯電話100は、移動体通信網200に無線接続されており、移動体通信網200及びインターネット300を介してメールサーバ400と電子メールの送受信を行う。また、パソコン600は、インターネット300を介してメールサーバ500と電子メールの送受信を行う。パソコン600から携帯電話100に電子メールが送信される場合、パソコン600から送信された電子メールは、メールサーバ500、及びメールサーバ400を順に介して携帯電話100に受信される。
携帯電話100は、メールサーバ400への新着メールの確認を行った後、新着メールがある場合に、その新着の電子メールを受信することができる。本発明に係る携帯電話100は、このメールサーバ400へ新着メールを確認する時間間隔を制御する機能を有することを特徴とする。なお、携帯電話100は、本発明に係る新着メール確認制御装置の一例である。
図2は、本実施形態に係る携帯電話100の機能構成の一例を示す図である。
携帯電話100は、設定入力受付部110、時間間隔設定データベース120、電子メール受信部130、送信時刻特定部140、電子メール件数集計部150、電子メール集計件数データベース160、及び新着メール確認部170を備える。
設定入力受付部110は、ユーザからの設定の入力を受け付ける処理部である。設定入力受付部110は、携帯電話100の操作ボタン等の入力手段を介して、携帯電話100がメールサーバ400に新着メールの確認をすべき時間間隔の設定の入力を受け付ける。そして、設定入力受付部110は、受け付けた入力によって設定されるべき時間間隔を示す情報を時間間隔設定データベース120に格納する。
時間間隔設定データベース120は、携帯電話100がメールサーバ400に新着メールの確認をすべき時間間隔の設定を示す情報121を格納しているデータベースである(図3参照)。時間間隔の設定を示す情報121は、電子メールの件数を示す情報122と対応付けて格納されている。電子メールの件数を示す情報122は、ある時間帯の間に携帯電話100に送信されている電子メールの件数を示す情報である。ある時間帯とは、例えば、1日を6つの均等の時間帯に区分したときの一の時間帯を指す。例えば、図3に示す例の場合、ある時間帯に「0〜1件」の電子メールが送信されている場合には、携帯電話100がメールサーバ400に新着メールの確認をすべき時間間隔として「240分」が設定されていることになる。同様に、「2〜20件」の電子メールが送信されている場合には、「60分」が設定されており、「21〜50件」の電子メールが送信されている場合には、「30分」が設定されていることになる。
電子メール受信部130は、電子メールを受信する処理部である。電子メール受信部130は、新着メールがあることを示すデータを新着メール確認部170から受け取ると、メールサーバ400から電子メールを受信し、受信した電子メールのヘッダ情報を示すデータを送信時刻特定部140に送る。
送信時刻特定部140は、電子メールの送信時刻を特定する処理部である。送信時刻特定部140は、受信した電子メールのヘッダ情報を示すデータを電子メール受信部130から受け取ると、受け取ったデータによって示されるヘッダ情報から送信時刻を特定し、特定した電子メールの送信時刻を示すデータを電子メール件数集計部150に送る。
電子メール件数集計部150は、電子メールの件数を集計する処理部である。電子メール件数集計部150は、電子メールの送信時刻を示すデータを送信時刻特定部140から受け取ると、電子メール集計件数データベース160が格納している電子メールの集計件数の情報を更新する。
電子メール集計件数データベース160は、受信した電子メールの集計件数を示す情報161を格納しているデータベースである(図4参照)。電子メールの集計件数を示す情報161は、時間帯を示す情報162と対応付けて格納されている。電子メールの集計件数を示す情報161は、電子メールの送信時刻に基づいて集計された情報である。また、時間帯を示す情報162は、例えば、1日を6つの均等の時間帯に区分したときの各時間帯を示す情報である。即ち、各電子メールの集計件数を示す情報161は、時間帯を示す情報162によって示される時間帯において送信された電子メールの件数を集計した件数ということになる。例えば、図4に示す例の場合、「0〜4時」の時間帯には、1件も電子メールが送信されなかったことを示している。また、「4〜8時」の時間帯には、「10件」の電子メールが送信されたことを示している。同様に、「8〜12時」の時間帯には「5件」、「12〜16時」の時間帯には「25件」、「16〜20時」の時間帯には「50件」、「20〜24時」の時間帯にも「50件」の電子メールがそれぞれ送信されたことを示している。
新着メール確認部170は、新着メールの確認を行う処理部である。新着メール確認部170は、時間間隔設定データベース120が格納している設定情報と、電子メール集計件数データベース160が格納している情報とを参照し、時間帯毎に設定されている異なる時間間隔に従って、メールサーバ400に新着メールの確認を行う。
図5は、携帯電話100における電子メールを受信した後の処理フローの一例を示す図である。
以下の説明においては、携帯電話100は、メールサーバ400へ電子メールの確認を行う時間間隔の設定をユーザから受けているものとする。時間間隔の設定は、所定時間内にある件数の電子メールが送信されているときに、どのくらいの時間間隔を置いて電子メールの確認を自動的に行うのかを示す設定である。ユーザは、時間間隔の設定を行うにあたり、通常、過去の一の時間帯に送信されている電子メールの件数が少ないほど、長い時間間隔を設定する。上述したように、本実施形態においては、1日を6つの均等の時間帯に区分している。即ち、一の時間帯は、4時間となる。以下の説明においては、ユーザは、図3に示すように、過去の4時間の時間帯に「0〜1件」の電子メールが送信されている場合、「240分」の時間間隔を置いてメールサーバ400に新着メールの確認を行うよう設定したと仮定する。この場合、携帯電話100は、その時間帯に新着メールの確認を1回しか行わないことになる。また、ユーザは、過去の4時間の時間帯に「2〜20件」の電子メールが送信されている場合、「60分」の時間間隔を置いてメールサーバ400に新着メールの確認を行うよう設定したと仮定する。この場合、携帯電話100は、その時間帯に新着メールの確認を4回行うことになる。また、ユーザは、過去の4時間の時間帯に「21〜50件」の電子メールが送信されている場合、「30分」の時間間隔を置いてメールサーバ400に新着メールの確認を行うよう設定したと仮定する。この場合、携帯電話100は、その時間帯に新着メールの確認を8回行うことになる。なお、これら設定の情報は、携帯電話100の設定入力受付部110が操作ボタン等の入力手段を介してユーザから受け付け、時間間隔設定データベース120に格納されている。
まず、携帯電話100の電子メール受信部130がメールサーバ400から電子メールを受信すると(S101)、携帯電話100の送信時刻特定部140は、受信した電子メールの送信時刻を特定する(S102)。具体的には、送信時刻特定部140は、受信した電子メールのヘッダ情報を参照することによって、当該電子メールが送信された送信時刻を特定する。例えば、パソコン600から送信された電子メールの場合、電子メールのヘッダ情報には、パソコン600が利用しているメールサーバ500がパソコン600から携帯電話100宛の電子メールを受信した時刻が記載されている。したがって、送信時刻特定部140は、この送信元のメールサーバ500が電子メールを受信した時刻を送信元のパソコン600からの電子メールの送信時刻として特定する。
そして、携帯電話100の電子メール件数集計部140は、特定された電子メールの送信時刻に基づいて、電子メール集計件数データベース160の情報を更新する(S103)。上述したように、電子メール集計件数データベース160は、各時間帯に携帯電話100宛に送信された電子メールの件数の集計結果を示す情報を格納している。具体的には、電子メール集計件数データベース160は、これら情報を、日毎に集計した結果として格納している。例えば、送信時刻特定部140が特定した送信時刻が9時28分であった場合、電子メール件数集計部140は、「8〜12時」の時間帯を示す情報162に対応する電子メールの集計件数を示す情報161の件数をインクリメントする。このようにして集計され、電子メール集計件数データベース160が格納している情報は、翌日以降の新着メールの確認処理において参照されることとなる。
上記の説明においては、電子メール集計件数データベース160が日毎に電子メールの集計件数を格納しており、電子メール件数集計部140が電子メールの送信時刻に相当する時間帯を示す情報162と対応付けられた電子メールの集計件数を示す情報161の件数をインクリメントする例について説明した。しかしながら、電子メールの件数の集計方法は、上記方法に限られない。例えば、電子メール集計件数データベース160は、過去の各時間帯において携帯電話100宛に送信された電子メールの件数の平均値を、電子メールの集計件数を示す情報161として格納するようにしてもよい。その場合、電子メール件数集計部140は、電子メールの送信時刻に相当する時間帯を示す情報162と対応付けられた電子メールの件数の平均値を算出しなおし、新たに算出された値を、電子メールの集計件数を示す情報161として更新する。
図6は、携帯電話100における新着メールの確認に伴う処理フローの一例を示す図である。
携帯電話100は、以下に説明する処理を行うことによって、メールサーバ400に新着メールを確認する時間間隔を時間帯毎に変更する。以下の説明においては、携帯電話100の時間間隔設定データベース120に、図3に示すような設定がなされているものとする。また、以下の説明においては、携帯電話100の電子メール集計件数データベース160に、図4に示すような集計がなされているものとする。
まず、携帯電話100の新着メール確認部170は、電子メール集計件数データベース160を参照し、現在時刻に相当する時間帯を示す情報162における電子メールの集計件数を示す情報161に格納されている件数を特定する(S201)。例えば、携帯電話100の新着メール確認部170は、現在時刻が9時28分の場合、新着メール確認部170は、電子メールの集計件数を示す情報161として、「8〜12時」の時間帯を示す情報162に対応付けられている件数の「5件」を特定する。
そして、新着メール確認部170は、時間間隔設定データベース120を参照し、S201の処理によって特定された電子メールの件数のときの設定である、メールサーバ400に新着メールを確認すべき時間間隔を特定する(S202)。例えば、本実施形態の場合、S201において電子メールの集計件数が「5件」であると特定されているので、新着メール確認部170は、メールサーバ400に新着メールを確認すべき時間間隔の設定を示す情報121として、「2〜20件」の電子メールの件数を示す情報122に対応付けられている設定である「60分」を特定する。
そして、新着メール確認部170は、メールサーバ400に新着メールの確認を行う(S203)。その後、新着メール確認部170は、時間間隔設定データベース120を参照して特定した時間が経過した後(S204)、そのときの時刻がS201の処理において参照された時間帯から変わっていなければ(S205:No)、再度メールサーバ400に新着メールの確認を行う(S203)。このように、新着メール確認部170は、S203〜S205の処理を繰り返し、時間間隔設定データベース120を参照して特定した時間が経過した後(S204)、そのときの時刻がS201の処理において参照された時間帯から変わっている場合(S205:Yes)、再度S201から始まる処理によって、メールサーバ400に新着メールを確認すべき時間間隔の設定を特定しなおす。例えば、本実施形態の場合、時間間隔の設定として「60分」が特定されているので、新着メール確認部170は、現在時刻の9時28分、60分後の10時28分、更に60分後の11時28分にそれぞれ、新着メールの確認を行う。そして、新着メール確認部170は、12時28分に新着メールの確認を行うにあたり、S201から始まる処理によって、時間間隔の設定を特定しなおす。即ち、新着メール確認部170は、電子メール集計件数データベース160を参照し、電子メールの集計件数を示す情報161として、12時28分に相当する時間帯を示す情報162に対応付けられている件数である「25件」を特定する。そして、新着メール確認部170は、時間間隔設定データベース120を参照し、時間間隔の設定を示す情報121として、「21〜50件」の電子メールの件数を示す情報122に対応付けられている設定である「30分」を特定する。そして、新着メール確認部170は、12時28分に新着メールの確認を行った後、12時58分、13時28分、13時58分、・・・と16時までの時間帯の間、30分置きに新着メールを確認することとなる。そして、新着メールがあることが確認されると、携帯電話100の電子メール受信部130は、新着の電子メールを受信する。
このように、本実施形態に係る携帯電話100においては、一時間帯あたりに送信される電子メールの件数によって、新着メールの確認を行うべき時間間隔を複数設定することができ、時間帯の推移に応じて、メールサーバ400に新着メールを確認する時間帯が自動的に変更される。よって、本実施形態に係る携帯電話100においては、時間帯あたりに送信される電子メールの件数が少ない場合には、新着メールの確認の時間間隔を長く設定しておくことによって、電池の消耗を抑えることができる。また、本実施形態に係る携帯電話100においては、時間帯あたりに送信される電子メールの件数が多い場合には、新着メールの確認の時間間隔を短く設定しておくことによって、多くの電子メールをなるべく遅延なく受信することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることができることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 携帯電話
110 設定入力受付部
120 時間間隔設定データベース
121 時間間隔の設定を示す情報
122 電子メールの件数を示す情報
130 電子メール受信部
140 送信時刻特定部
150 電子メール件数集計部
160 電子メール集計件数データベース
161 電子メールの集計件数を示す情報
162 時間帯を示す情報
170 新着メール確認部
200 移動体通信網
300 インターネット
400 メールサーバ
500 メールサーバ
600 パソコン

Claims (6)

  1. 新着メールを確認するタイミングを制御する新着メール確認制御装置であって、
    電子メールを受信する電子メール受信部と、
    前記電子メール受信部が受信した電子メールの送信時刻を特定する送信時刻特定部と、
    前記送信時刻特定部が特定した送信時刻に基づいて、1日を複数の時間帯に区分したときの各時間帯において送信相手から送信された電子メールの件数を集計する電子メール件数集計部と、
    前記電子メール件数集計部が集計した各時間帯における電子メールの件数に応じ、異なる時間間隔置きにメールサーバへ新着メールの確認を行う新着メール確認部と
    を備える新着メール確認制御装置。
  2. 所定時間内に送信される電子メールの件数毎に対する、前記メールサーバへ新着メールの確認を行うべき時間間隔の設定の入力を受け付ける設定入力受付部
    を更に備え、
    前記新着メール確認部は、前記電子メール件数集計部が集計した電子メールの件数のうち、現在時刻に相当する時間帯における電子メールの件数を特定し、前記設定入力受付部が受け付けた入力によって設定される時間間隔のうち、前記特定した電子メールの件数が送信されるときの時間間隔を特定し、当該特定した時間間隔置きにメールサーバへ新着メールの確認を行う請求項1に記載の新着メール確認制御装置。
  3. 前記設定入力受付部は、所定時間内に送信される電子メールの件数が少ないほど、前記メールサーバへ新着メールの確認を行うべき時間間隔として短い時間間隔となる値の設定の入力を受け付ける請求項2に記載の新着メール確認制御装置。
  4. 新着メールを確認するタイミングを制御する新着メール確認制御システムであって、
    電子メールを受信する電子メール受信部と、
    前記電子メール受信部が受信した電子メールの送信時刻を特定する送信時刻特定部と、
    前記送信時刻特定部が特定した送信時刻に基づいて、1日を複数の時間帯に区分したときの各時間帯において送信相手から送信された電子メールの件数を集計する電子メール件数集計部と、
    前記電子メール件数集計部が集計した各時間帯における電子メールの件数に応じ、異なる時間間隔置きにメールサーバへ新着メールの確認を行う新着メール確認部と
    を備える新着メール確認制御システム。
  5. 新着メールを確認するタイミングを制御する新着メール確認制御方法であって、
    電子メールを受信する電子メール受信ステップと、
    前記電子メール受信ステップにおいて受信された電子メールの送信時刻を特定する送信時刻特定ステップと、
    前記送信時刻特定ステップにおいて特定された送信時刻に基づいて、1日を複数の時間帯に区分したときの各時間帯において送信相手から送信された電子メールの件数を集計する電子メール件数集計ステップと、
    前記電子メール件数集計ステップにおいて集計された各時間帯における電子メールの件数に応じ、異なる時間間隔置きにメールサーバへ新着メールの確認を行う新着メール確認ステップと
    を備える新着メール確認制御方法。
  6. 新着メールを確認するタイミングを制御する新着メール確認制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    電子メールを受信する電子メール受信部、
    前記電子メール受信部が受信した電子メールの送信時刻を特定する送信時刻特定部、
    前記送信時刻特定部が特定した送信時刻に基づいて、1日を複数の時間帯に区分したときの各時間帯において送信相手から送信された電子メールの件数を集計する電子メール件数集計部、
    前記電子メール件数集計部が集計した各時間帯における電子メールの件数に応じ、異なる時間間隔置きにメールサーバへ新着メールの確認を行う新着メール確認部
    として機能させる新着メール確認制御プログラム。
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