JP2011061380A - カラー画像処理装置、カラー画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

カラー画像処理装置、カラー画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】各二次色の目標色にバランスよく合うように一次元補正テーブルを設定する。
【解決手段】ガンマ補正部1は、パッチの画像データに対して一次元補正テーブルによりガンマを補正し、プリンタ出力部2は、画像データを色材量に変換して紙面3に出力する。測色部4は、紙面3上に出力された各パッチを測色し、測色値を取得する。設定部5は、各パッチの測色値を基にCMY単色の出力テーブルを作成し、測色値により算出される近似式を用いて、R、G、B用の単色補正テーブルを作成し、R、G、B用の単色補正テーブルを重み付け合成した後、CMY単色の出力テーブルと組み合わせて二次色キャリブレーション用の一次元補正テーブルを作成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次色をキャリブレーションするカラー画像処理装置、カラー画像処理方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
カラープリンタやカラーMFP(デジタルカラー複合機)では、経時変化などにより階調特性が変動するので、目標の階調特性との偏差がなくなるように階調を補正するキャリブレーションが行われる。しかし、一次色(C、M、Y)が目標値に合うようにキャリブレーションが行われても、二次色(2色の混色)、三次色(3色の混色)が同じ色で安定して出力されないケースがあることから、混色のキャリブレーションが必要となる。自然画に含まれるのは混色が殆どであり、混色が常に同じ色で安定して出力されることは大きな利点になる。
混色キャリブレーションでまず重視されるのは、三次色である三色重ねで表現されるグレー(以下、3Cグレー)のグレーバランスであり、次いで、更に高精度なキャリブレーションの観点から、二次色の安定性が考慮される。
一方で、キャリブレーションはリアルタイム処理が求められるため、処理量ができるだけ少ないことが望ましい。精度のみを考慮すれば、二次色や三次色を目標色に合わせる混色キャリブレーションには、三次元等の高次の補正テーブルが必要になるが、処理負荷の軽減を考慮して一次元補正テーブルにより混色キャリブレーションを実現することが実用的である。
そこで、混色キャリブレーション用として、二次色を目標色に合わせるよう一次元補正テーブルを設定する方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
しかし、上記した特許文献1の方法では、一次元補正テーブルで実現する制約上、3つの二次色、すなわち、C、M、YのうちMとYの組み合わせからなるR(レッド)、CとYの組み合わせからなるG(グリーン)、CとMの組み合わせからなるB(ブルー)、全ての色に関して目標色に合うように、また、各二次色の目標色にバランスよく合うように一次元補正テーブルを設定することが難しい。
本発明は上記した課題に鑑みてなされたもので、
本発明の目的は、各二次色の目標色にバランスよく合うよう一次元補正テーブルを設定するカラー画像処理装置、カラー画像処理方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
本発明は、3色以上のカラー色材に対応したカラー信号をキャリブレーションするカラー画像処理装置において、第1のカラー色材と第2のカラー色材から成る第1の二次色が、第1の二次色の目標色に合うよう第1の一次元補正テーブルを設定する第1の補正テーブル設定手段と、前記第1のカラー色材と第3のカラー色材から成る第2の二次色が、第2の二次色の目標色に合うよう第2の一次元補正テーブルを設定する第2の補正テーブル設定手段と、前記第1の補正テーブルと前記第2の補正テーブルを重み付け合成して、前記第1のカラー色材に対応したカラー信号を補正する第3の一次元補正テーブルを設定する第3の補正テーブル設定手段とを備えることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、各二次色の目標色に合うように設定された一次元補正テーブルを重み付け合成して、二次色をキャリブレーションする一次元補正テーブルを設定しているので、各二次色をバランス良く安定した色で出力することができ、また、グレーバランスと二次色の安定性を両立させることもできる。
本発明の実施例の構成を示す。 二次色キャリブレーション用のパッチを示す。 5×5パッチを説明する図である。 実施例1の設定部の処理を説明する図である。 Mr(i)、Yr(i)、L*の組み合わせを多項式近似した例を示す。 L*を入力階調値へ変換する図である。 Rキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルを示す。 実施例2の設定部の処理を説明する図である。 グレーバランスに影響を与えない二次色キャリブレーションの適用例を説明する図である。
以下、発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
本発明は、二次色をキャリブレーションする一次元補正テーブルの設定に際して、C(シアン)の一次元補正テーブルの設定例では、Cを含む2つの二次色G(グリーン)とB(ブルー)のそれぞれの目標値に合うよう設定された第一の補正テーブルと第二の補正テーブルを、目標色との差の平均値等を考慮して決定された最適な重みで合成することを要点とする。
図1は、本発明の実施例の構成(二次色キャリブレーション用の一次元補正テーブルを設定する実施例の構成)を示す。
ガンマ補正部1は、二次色キャリブレーション用のパッチで構成されたCMY画像データに対して、一次元補正テーブルに従った補正を行い、プリンタ出力部2は、画像データを色材量に変換して紙面3に出力する。プリンタ出力部2の入出力特性は理想的にはリニアであるが、前述したようにその特性が変動する。
測色部4は、紙面3上に出力された各パッチを、測色器を用いて測色し、L*a*b*値を取得する。二次色キャリブレーション用一次元補正テーブル設定部5(以下、設定部5)は、二次色が目標色に合うように一次元補正テーブルを設定する。二次色キャリブレーション用のパッチ出力の際に、ガンマ補正部1において適用される一次元補正テーブルは、直近に実施されたキャリブレーション時に設定された一次元補正テーブルである。
以降、ガンマ補正部1へ入力される階調値を入力階調値、ガンマ補正部1から出力される階調値を出力階調値と記載する。
図2は、二次色キャリブレーション用のパッチを示す。図2において、R用とは、Rの目標色に合うようMやYの一次元補正テーブルを設定するためのM=Y周辺の階調値からなるパッチである。点線で囲んだ5×5パッチは、階調値(M、Y)=(d、d)のパッチを中心として、その周辺の階調値からなるパッチである。ここでは、中心となる階調値dを、d=16、48、80、112、144、176、208、240の8段階とする。G用とB用も同様であり、Gの目標色に合うようCやYの一次元補正テーブルを設定するためのC=Y周辺の階調値からなるパッチと、Bの目標色に合うようCやMの一次元補正テーブルを設定するためのC=M周辺の階調値からなるパッチである。また、図2の右側に示すように、C、M、Y単色の階調パッチ(0から8階調おきに255までの33個のパッチ)も用意する。
図3は、図2の二次色キャリブレーション用パッチの点線で囲んだ5×5パッチを説明する図である。R用のパッチを例に説明すると、中央のパッチが(M、Y)=(d、d)であり、縦方向にMの階調値をd−16からd+16の5段階に振り、横方向にYの階調値をd−16からd+16の5段階に振ったパッチを用意する。
図4は、実施例1の設定部5の処理を説明する図である。
(a)単色出力特性テーブルの作成
C、M、Y単色階調パッチのL*a*b*測色値から、それぞれ紙白との色差ΔEを算出し、出力階調値と、紙白との色差ΔEの対応関係を求め、単色出力特性テーブルを作成する。
(b)Rキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルの作成
Rの目標色のa*、b*値から、単色MとYの紙白との色差ΔEを求める近似式を式1、式2とする。
Figure 2011061380
Mr(i)、Yr(i)はMとYの紙白との色差ΔEである。iは1〜8の整数値をとり、二次色キャリブレーション用パッチの階調値d=16、48、…、240に対応する。i値毎に対応するdのR用5×5パッチの測色値に基づき、パラメータmr11(i)〜mr32(i)を算出する。式1と式2は線形式であるが、全階調を線形式で近似すると精度が不十分になるため、8階調で区分近似する。二次色や三次色ではa*、b*平面での色相ズレや色相ばらつきが特に目に付きやすく、キャリブレーションで厳密に合わせる必要がある。
MとYの紙白との色差ΔEから、MとYを重ねて出力したときの混色のL*を求める近似式を式3とする。
Figure 2011061380
MrとYrはMとYの紙白との色差ΔEである。R用の全パッチの測色値に基づき、パラメータkr1〜kr3を算出する。
式1および式2を使用してRの目標色のa*、b*値を実現するMr(i)とYr(i)の組み合わせをi=1〜8の全てに関して求め、式3を使用してRの目標色のa*、b*値を実現するMr(i)とYr(i)の組み合わせに対応する混色のL*を求め、Rの目標色に最も近くなるMr(i)、Yr(i)、L*の組み合わせを見つける。
L*を入力階調値に変換し、入力階調値と、Rの目標色を実現するMとYの紙白との色差ΔEの対応関係を求め、Rキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルを作成する。
パラメータ設定mr11(i)〜mr32(i)、kr1〜kr3の算出方法等の詳細は後述する。
(c)Gキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルの作成
(b)と同様のことをGに関して行う。Gの目標色のa*、b*値から単色CとYの紙白との色差ΔEを求める近似式を式4、式5とする。
Figure 2011061380
Cg(i)、Yg(i)はCとYの紙白との色差ΔEである。iは1〜8の整数値をとり、二次色キャリブレーション用パッチの階調値d=16、48、…、240に対応する。i値毎に対応するdのG用5×5パッチの測色値に基づき、パラメータmg11(i)〜mg32(i)を算出する。
CとYの紙白との色差ΔEから、CとYを重ねて出力したときの混色のL*を求める近似式を式6とする。
Figure 2011061380
CgとYgはCとYの紙白との色差ΔEである。G用の全パッチの測色値に基づき、パラメータkg1〜kg3を算出する。
式4および式5を使用してGの目標色のa*、b*値を実現するCg(i)とYg(i)の組み合わせをi=1〜8の全てに関して求め、式6を使用してGの目標色のa*、b*値を実現するCg(i)とYg(i)の組み合わせに対応する混色のL*を求め、Gの目標色に最も近くなるCg(i)、Yg(i)、L*の組み合わせを見つける。
L*を入力階調値に変換し、入力階調値と、Gの目標色を実現するCとYの紙白との色差ΔEの対応関係を求め、Gキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルを作成する。
(d)Bキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルの作成
(b)や(c)と同様のことをBに関して行う。Bの目標色のa*、b*値から単色CとMの紙白との色差ΔEを求める近似式を式7、式8とする。
Figure 2011061380
Cb(i)、Mb(i)はCとMの紙白との色差ΔEである。iは1〜8の整数値をとり、二次色キャリブレーション用パッチの階調値d=16、48、…、240に対応する。i値毎に対応するdのB用5×5パッチの測色値に基づき、パラメータmb11(i)〜mb32(i)を算出する。
CとMの紙白との色差ΔEから、CとMを重ねて出力したときの混色のL*を求める近似式を式9とする。
Figure 2011061380
CbとMbはCとMの紙白との色差ΔEである。B用の全パッチの測色値に基づき、パラメータkb1〜kb3を算出する。
式7および式8を使用してBの目標色のa*、b*値を実現するCb(i)とMb(i)の組み合わせをi=1〜8の全てに関して求め、式9を使用してBの目標色のa*、b*値を実現するCr(i)とMr(i)の組み合わせに対応する混色のL*を求め、Bの目標色に最も近くなるCb(i)、Mb(i)、L*の組み合わせを見つける。
L*を入力階調値に変換し、入力階調値と、Bの目標色を実現するCとMの紙白との色差ΔEの対応関係を求め、Bキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルを作成する。
(e)重み付け合成
(b)、(c)、(d)で作成したR、G、Bキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルを重み付け合成する。重み付け合成を式で表すと式10〜式12になる。
Figure 2011061380
入力階調値sにおける、Mre(s)とYre(s)はRキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルのMとYに関する出力値であり、Cge(s)とYge(s)はGキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルのCとYに関する出力値であり、Cbe(s)とMbe(s)はBキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルのCとMに関する出力値であり、C’e(s)とM’e(s)とY’e(s)は重み付け合成後の補正テーブルの出力値である。Pc、Pm、Pyは0以上、1以下の値をとる重み係数である。最も単純には、Pc=Pm=Py=0.5とし、1:1の比率で合成する方法がある。それとは異なる重み係数設定方法に関しては後述する。
(f)二次色キャリブレーション用の補正テーブルの作成
(a)で作成した単色出力特性テーブルと、(e)で作成した重み付け合成後の補正テーブルから、二次色キャリブレーション用一次元補正テーブル(f)を作成する。(a)のテーブルと(e)のテーブルはいずれも縦軸が単色の紙白との色差ΔEであることを利用し、(e)のテーブルで入力階調値を単色の紙白との色差ΔEに変換し、(a)のテーブルを逆引きして単色の紙白との色差ΔEを出力階調値に変換することで、入力階調値と出力階調値の対応関係がわかり、二次色キャリブレーション用の補正テーブル(f)を作成することができる。
このようにして作成された二次色キャリブレーション用の補正テーブル(f)がガンマ補正部1に設定される。設定された補正テーブル(f)の入出力特性は、プリンタ出力部2の入出力特性の逆関数であるので、プリンタ出力部2における階調特性の変動がキャンセルされ、特性がリニアになる。
次に、(b)Rキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルの作成について、その詳細を説明する。(b)や(c)に関しても同様であり、代表して(b)のRに関してのみ説明する。
手順1) 式1および式2のパラメータmr11(i)〜mr32(i)を、線形回帰分析により算出する。
iに対応するR用5×5パッチの測色値a*、b*のセットと、R用パッチのM、Y階調値に対応する単色階調パッチの測色値L*a*b*から紙白との色差ΔEを算出してMr(i)、Yr(i)のセットを求め、式13の行列係数とする。
Figure 2011061380
線形回帰分析により右辺の右側の行列係数mr11(i)〜mr32(i)を求めることにより、式1および式2に測色値a*、b*を代入して求められるMr(i)、Yr(i)(計算値)と、実測値との平均二乗誤差が、25セットのデータ(式13のnはn=5×5)で最小になるパラメータmr11(i)〜mr32(i)が算出される。
手順2) 式3のパラメータkr1〜kr3を、線形回帰分析により算出する。
R用パッチの測色値L*と、R用パッチのM、Y階調値に対応する単色階調パッチの測色値から求めた紙白との色差ΔEのセットを式14の行列係数として、線形回帰分析により右辺の右側の行列係数kr1〜kr3を求めることにより、式3にMr、Yrを代入して求められるL*と、実測値との平均二乗誤差が、200セットのデータ(式14のNはN=25×8)で最小になるパラメータkr1〜kr3が算出される。
Figure 2011061380
手順3) 式1〜式3を使用して、Rの目標値に近くなるMr(i)、Yr(i)、L*の組み合わせを見つけ、そのデータを元に多項式近似する。
例えば、i=3のときの式1と式2、および、式3を使用して、Rの目標値に近くなるMr(i)、Yr(i)、L*の組み合わせを見つける例について説明する。i=3は、二次色キャリブレーション用パッチの階調値d=80に対応する。
手順3−1) d=80周辺の階調値であるd=72、73、…、88における目標色のa*、b*値を、i=3のときの式1と式2に入力し、Mr(i)、Yr(i)を算出する。
手順3−2) 算出したMr(i)、Yr(i)を式3のMr、Yrとして入力し、L*を算出する。
手順3−3) d値毎に、目標色のL*と算出したL*との差分ΔL*を求め、ΔL*の絶対値が最小になるMr(i)、Yr(i)、L*の組み合わせを見つける。
i=1、2、…、8について、それぞれRの目標色に近くなるMr(i)、Yr(i)、L*の組み合わせを上記手順により算出する。
図5は、手順3)のRの目標値に近くなるMr(i)、Yr(i)、L*の組み合わせをグラフにプロットし、多項式近似した結果の一例を示す。
プロットとプロットの間のデータがない部分は、近似や補間を使用して埋める必要がある。多項式近似を使用すれば、ノイズ成分の影響を抑制して滑らかな線のグラフを作成することができ、階調毎に色相が、がたつかないキャリブレーションを行うことが可能となる。
手順4) L*を入力階調値に変換する。
図6は、L*の入力階調値への変換を説明する図である。入力階調値の最小値0に対応する紙白のL*を、L*の最大値L*_maxとする。階調値が8ビットで表現されるものとし、入力階調値の最大値255に対応する(M、Y)=(255、255)のときの目標色のL*、および、R用パッチに含まれる(M、Y)=(255、255)のパッチの測色値L*から、値が大きい方(明るい方)をL*の最小値L*_minとする。べた濃度変動を考慮し、(M、Y)=(255、255)のパッチが目標色より明るい場合は、ガンマ補正で目標値へ補正することは不可能であるため、測色値を反映してL*_minを決定する必要がある。
手順5) 図5と図6を組み合わせて、Rキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルを作成する。
図7は、図5と図6を組み合わせて作成されるRキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルを示す。
図5の横軸および図6の縦軸がともにL*であるため、2つのグラフを組み合わせると、図6の横軸である入力階調値を入力とし、図5の縦軸である紙白とのΔEを出力とするグラフを作成することができる。ここで完成したグラフは、Rの目標色に合わせるための、紙白とのΔEで表現されたM、Y単色の目標色を表したものになる。
次に、(e)重み付け合成における、重み係数設定方法について説明する。
(重み係数決定方法の第一の実施例)
重み係数Pc、Pm、Pyの値を振って、R、G、Bの目標色と近似式により算出される色との差の平均値が最小になる重み係数を求める。以下、具体的に説明する。
重み係数決定手順1)
重み係数Pc1、Pm1、Py1で重み付け合成を行って、入力階調値を単色の紙白との色差ΔEに変換する仮の補正テーブルを作成する。作成した仮の補正テーブルにより、入力階調値(例えば16階調値ごとd=(16、32、…、255))を変換してC、M、Yの紙白との色差Ce’、Me’、Ye’を求める。
重み係数決定手順2)
Rに関する近似式である式1と式2を変換すると、式15と式16になる。すなわち式15と式16も近似式である。
Figure 2011061380
Me’、Ye’のセットを右辺のMr(i)、Yr(i)に代入し、a*、b*を算出する。目標色のa*、b*値と、算出したa*、b*値を、それぞれ彩度c*に変換し(c*=√(a*×a*+b*×b*))、彩度差Δc*を求める。
G、Bに関しても同様に、式4と式5、式7と式8を変換しa*、b*値が左辺にくる近似式にしてから、目標色との彩度差Δc*を求める。
重み係数決定手順3)
R、G、B全色の彩度差Δc*の平均値を求める。
重み付け決定手順4)
重み係数を変更して重み付け決定手順1、2、3を繰り返し行い、彩度差Δc*の平均値が最小になる重み係数を求める。
(重み係数決定方法の第二の実施例)
重み係数Pc、Pm、Pyの値を振って、R、G、Bの目標色と近似式により算出される色との差の最大値が最小になる重み係数を求める。
手順は第一の実施例と殆ど同じであるが、重み付け決定手順3と4を以下の3a、4aに変更する。
重み係数決定手順3a)
R、G、B全色の彩度差Δc*の最大値を求める。
重み付け決定手順4a)
重み係数を変更して重み付け決定手順1、2、3aを繰り返し行い、彩度差Δc*の最大値が最小になる重み係数を求める。
(重み係数決定方法の第三の実施例)
近似精度に応じて、R、G、Bのうち近似精度が悪い色の合成比率が低くなるように、重み係数を調整する。
Rのa*、b*値からMr(i)、Yr(i)の組み合わせを求める式1および式2のパラメータは、式13で線形回帰分析により測色値に基づき求められたものであるが、前述の通り平均二乗誤差が最小になるパラメータを求めているのであって、パラメータの決定に使用した測色値a*、b*を式1および式2に代入しても測色値と一致したMr(i)、Yr(i)が算出されるわけではなく、ばらつきがある。ばらつきが大きい場合は近似精度が悪いと言うことになる。近似精度が悪い色を大きい比率で合成してもキャリブレーション精度を悪くするだけであり、好ましくない。そこで、Rに関してパラメータの決定に使用した測色値a*、b*を式1および式2に代入してMr(i)、Yr(i)を算出し、測色値との誤差の標準偏差を求め、G、Bに関しても同様に標準偏差を求め、標準偏差が大きい色の合成比率が低くなるように、重み係数を調整する。例えばPc=Pm=Py=0.5を基準として、Rの標準偏差がG、Bに対して大きい場合、Pc=0.5、Pm=0.25、Py=0.25に変更し、式11および式12でRに関わる値であるMre(s)とYre(s)にかかる重み係数PmとPyを小さい値に抑える。
実施例2は、二次色のうち1色(ここではR)の目標値に合うようにM、Yに関する補正テーブルを作成し、Cに関する補正テーブルを残り2色(ここではGとB)の目標値に基づき設定する実施例である。例えば、コーポレートカラーが赤で、赤色だけは特に安定した色で出力したい、という要望に対して、本実施例が有効である。
図8は、実施例2の設定部5の処理を説明する図である。
(a)単色出力特性テーブルの作成
実施例1の図4と同様である。
(b)Rキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルの作成
実施例1の図4と同様である。
(c)Gキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルの作成
(b)で求めたRの目標色に近くなるMr(i)、Yr(i)、L*の組み合わせを前提として使用し、Yr(i)と組み合わせてGの目標色を実現するCg(i)を求める近似式を式17とする。ここではGの目標色を紙白との色差ΔEwで表す。パラメータmg1(i)〜mg3(i)は、式18を使用して線形回帰分析により算出する。iに対応するG用5×5パッチの測色値L*a*b*から算出した紙白との色差ΔEw1(i)〜ΔEwn(i)と、G用パッチのC、Y階調値に対応する単色階調パッチの測色値L*a*b*から算出した紙白との色差Cg1(i)〜Cgn(i)、Yg1(i)〜Ygn(i)を式18の行列係数として、パラメータmg1(i)〜mg3(i)を求める。
Figure 2011061380
(d)Bキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルの作成
(b)で求めたRの目標色に近くなるMr(i)、Yr(i)、L*の組み合わせを前提として使用し、Mr(i)と組み合わせてBの目標色を実現するCb(i)を求める近似式を式19とする。ここではBの目標色を紙白との色差ΔEwで表す。パラメータmb1(i)〜mb3(i)は、式20を使用して線形回帰分析により算出する。iに対応するB用5×5パッチの測色値L*a*b*から算出した紙白との色差ΔEw1(i)〜ΔEwn(i)と、B用パッチのC、M階調値に対応する単色階調パッチの測色値L*a*b*から算出した紙白との色差Cb1(i)〜Cbn(i)、Mb1(i)〜Mbn(i)を式20の行列係数として、パラメータmb1(i)〜mb3(i)を求める。
Figure 2011061380
(e)重み付け合成
(c)、(d)で作成したG、Bキャリブレーション用の単色ターゲット補正テーブルを重み付け合成する。Cの補正テーブルのみに関する合成であり、式は実施例1の式10と同じである。重み係数Pcの設定も実施例1と同様であり、簡易的にPc=0.5とする方法や、GとBの目標色との平均色差最小や最大色差最小、あるいは、近似精度に応じて設定する方法がある。
(f)二次色キャリブレーション用の補正テーブルの作成
MとYに関しては、(a)で作成したテーブルと(b)で作成したテーブルを組み合わせて、二次色キャリブレーション用の補正テーブル(f)とする。Cに関しては、(a)で作成したテーブルと(e)で作成したテーブルを組み合わせて、二次色キャリブレーション用補正テーブル(f)とする。
このようにして作成された二次色キャリブレーション用の補正テーブル(f)がガンマ補正部1に設定される。設定された補正テーブル(f)の入出力特性は、プリンタ出力部2の入出力特性の逆関数であるので、プリンタ出力部2における階調特性の変動がキャンセルされ、特性がリニアになる。
混色キャリブレーションの高精度化を追求する上で、二次色を同じ色で安定して出力できるようにキャリブレーションすることは重要であるが、二次色を目標値に合わせることによって最も重視すべきグレーバランスが崩れるようならば本末転倒である。以下に、グレーバランスに影響を与えない二次色キャリブレーションの適用例を挙げる。
適用例1)
特許文献2の技術では、二次元の補正テーブルを使用してキャリブレーションを行う。二次元平面内に、一次色(単色)、二次色、三次色(3Cグレー)に対応する一次元の軸が存在し、そこに一次元補正テーブルの値を当てはめて二次元の補正テーブルを作成する。そのため、二次色に相当する軸に当てはめるための一次元補正テーブルを設定する必要があり、本発明を適用することができる。
適用例2)
プリンタでは、オブジェクト情報を参照して色補正を切り替える等、オブジェクト情報に応じて画像処理を切り替える処理を行っている。オブジェクト毎に図1のガンマ補正部1に適用する一次元補正テーブルを切り替え、文字やグラフィックオブジェクトに対しては、二次色が目標色に合うように作成したC、M、Yの一次元補正テーブルを適用し、イメージオブジェクトに対しては、3Cグレーが目標色に合うように作成した一次元補正テーブルを適用することも可能である。文字やグラフィックオブジェクトの場合は、3CグレーをK単色に変換して出力するようにすれば、グレーバランスには影響しない。
適用例3)
図9は、グレーバランスに影響を与えない二次色キャリブレーションの適用例3を説明する図である。
混色キャリブレーションで重視されるのはグレーバランスであるが、入力階調値が大きい高濃度部はエンジン特性上、安定した色での出力が保証されない濃度域であり、トナー重ねの総量を制限する総量規制の処理を行ってから出力している。総量規制がかかる濃度域では、3Cグレー近傍のキャリブレーション用パッチを出力してもトナーのはがれが起きたり等の不安定なパッチが出力され、その測色値に基づき設定されるキャリブレーション用の補正テーブルの精度も疑わしい。また、グレーをCMYKで再生する場合、C、M、Y単色の高濃度側(べた付近)はグレー出力では使われない。そこで、グレー出力に使用される低濃度側では、3Cグレーが目標値に合うように設定された一次元補正テーブルを適用し、高濃度側は二次色が目標色に合うように設定した一次元補正テーブルを適用すると良い。3Cグレー用補正テーブルと二次色用補正テーブルが切り替わる階調値付近では、合成比率を滑らかに変化させて2つのテーブルを合成する。
本発明は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した各実施例の機能を実現することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も含まれる。また、本発明の実施例の機能等を実現するためのプログラムは、ネットワークを介した通信によってサーバから提供されるものでも良い。
1 ガンマ補正部
2 プリンタ出力部
3 出力物(紙)
4 測色部
5 二次色キャリブレーション用一次元補正テーブル設定部
特開2005−176032号公報 特開2005−12793号公報

Claims (9)

  1. 3色以上のカラー色材に対応したカラー信号をキャリブレーションするカラー画像処理装置において、第1のカラー色材と第2のカラー色材から成る第1の二次色が、第1の二次色の目標色に合うよう第1の一次元補正テーブルを設定する第1の補正テーブル設定手段と、前記第1のカラー色材と第3のカラー色材から成る第2の二次色が、第2の二次色の目標色に合うよう第2の一次元補正テーブルを設定する第2の補正テーブル設定手段と、前記第1の補正テーブルと前記第2の補正テーブルを重み付け合成して、前記第1のカラー色材に対応したカラー信号を補正する第3の一次元補正テーブルを設定する第3の補正テーブル設定手段とを備えることを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 前記第2のカラー色材と前記第3のカラー色材から成る第3の二次色が、第3の二次色の目標色に合うよう第4の一次元補正テーブルを設定する第4の補正テーブル設定手段を有し、前記第1の補正テーブル設定手段および前記第2の補正テーブル設定手段は、前記第4の一次元補正テーブルを用いて補正されたカラー信号との組み合わせでそれぞれの目標色に合うよう一次元補正テーブルを設定することを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  3. 前記第1のカラー色材と前記第2のカラー色材と前記第3のカラー色材から成る三次色が、グレーの目標色に合うよう第5の一次元補正テーブルを設定する第5の補正テーブル設定手段と、低濃度側に該当する階調値では、前記第5の一次元補正テーブルが適用され、高濃度側に該当する階調値では、前記第3の一次元補正テーブルが適用されるよう、2つの一次元補正テーブルを階調値に応じて合成して第6の一次元補正テーブルを設定する第6の補正テーブル設定手段とを有し、前記第6の一次元補正テーブルに基づき、キャリブレーションすることを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  4. 前記第3の補正テーブル設定手段において、重み付け合成に使用する重み係数は、単色と二次色の関係を表す近似式により算出した色と、目標色との差の平均値が、最小になるよう決定されることを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  5. 前記第3の補正テーブル設定手段において、重み付け合成に使用する重み係数は、単色と二次色の関係を表す近似式により算出した色と、目標色との差の最大値が、最小になるよう決定されることを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  6. 前記第3の補正テーブル設定手段において、重み付け合成に使用する重み係数は、単色と二次色の関係を表す近似式の近似精度を評価し、近似精度が悪い色の合成比率が低くなるよう重み係数を調整して決定されることを特徴とすることを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  7. 3色以上のカラー色材に対応したカラー信号をキャリブレーションするカラー画像処理方法において、第1のカラー色材と第2のカラー色材から成る第1の二次色が、第1の二次色の目標色に合うよう第1の一次元補正テーブルを設定する第1の補正テーブル設定工程と、前記第1のカラー色材と第3のカラー色材から成る第2の二次色が、第2の二次色の目標色に合うよう第2の一次元補正テーブルを設定する第2の補正テーブル設定工程と、前記第1の補正テーブルと前記第2の補正テーブルを重み付け合成して、前記第1のカラー色材に対応したカラー信号を補正する第3の一次元補正テーブルを設定する第3の補正テーブル設定工程とを備えることを特徴とするカラー画像処理方法。
  8. 請求項7記載のカラー画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  9. 請求項7記載のカラー画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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