JP2011060809A - 電子部品フィーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品をより高精度に搬送する。
【解決手段】部品収容テープAを搬送させるスプロケットホイール211と、スプロケットホイール211と一体的かつ同心状に形成された位相検出用歯車213と、位相検出用歯車213に形成された位相検出歯213aの1ピッチ間での周方向位置を検出可能なMRセンサ218と、スプロケットホイール211に固定された4つの位置検出用磁石216と、4つの位置検出用磁石216を検知可能な検出センサ217と、を備えた電子部品フィーダ10において、4つの位置検出用磁石216は、検出センサ217に検知されたときにMRセンサ218が検出する位相検出用歯車213の位相検出歯213aの1ピッチ間での周方向位置が互いに異なるように配設されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、電子部品フィーダに関する。
従来の電子部品実装装置は、フィーダバンクに着脱自在に取り付けられた複数の電子部品フィーダを備えており、ヘッドが所定の電子部品フィーダから電子部品を吸着して基板の実装位置まで移送することにより実装を行っている。
上記電子部品フィーダとしては、電子部品が収容された部品収容テープをスプロケットホイールによってリールから繰り出しつつ電子部品の供給を行うものが一般的である。スプロケットホイールには、同心状にエンコーダ歯車が形成されるとともに、周上1箇所に原点マークが形成されている。そして、原点マークを検知しつつ、エンコーダ歯車をインクリメンタルセンサで検知することにより、回転時のスプロケットホイールの絶対位置(回転位相)、ひいては部品収容テープの搬送量が検出可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
特表2005−534165号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、原点マークが検知されるまで絶対位置を認識できないため、スプロケットホイールを最大で1回転させて原点マークを検知させる必要があった。したがって、このように原点マークを検知させるまでの間は、スプロケットホイールの絶対位置を検出することができず、電子部品を高精度に搬送することができなかった。
この点、原点マークを増やして絶対位置の検出頻度を増加させることも考えられるが、単純に原点マークを増やしただけでは各原点マークの周方向位置が区別できず、やはりスプロケットホイールの絶対位置を検出することができない。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、従来に比べ、電子部品を高精度に搬送することのできる電子部品フィーダの提供を目的とする。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
複数の電子部品が収容された部品収容テープを搬送する電子部品フィーダにおいて、
前記部品収容テープに形成されたスプロケット孔に歯先が歯合した状態で回転可能な搬送スプロケットと、
前記搬送スプロケットを軸支する支持部材と、
前記搬送スプロケットと一体的に回転可能であるとともに、当該搬送スプロケットに同心状に配設された位相検出用歯車と、
前記支持部材に固定されるとともに、前記位相検出用歯車に形成された位相検出歯を検知して当該位相検出歯1ピッチ間での周方向位置を検出可能な歯車検知センサと、
前記搬送スプロケットに固定された複数の基準点検出用ターゲットと、
前記支持部材に固定されるとともに、前記複数の基準点検出用ターゲットを検知可能なターゲット検知センサと、
を備え、
前記位相検出用歯車及び前記歯車検知センサは、前記搬送スプロケットの内周側に配置され、
前記複数の基準点検出用ターゲットは、当該複数の基準点検出用ターゲットが前記ターゲット検知センサに検知されたときに前記歯車検知センサが検出する前記位相検出用歯車の前記位相検出歯1ピッチ間での周方向位置が、互いに異なるように配設されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子部品フィーダにおいて、
前記搬送スプロケットと前記位相検出用歯車とは歯数が同一であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、複数の基準点検出用ターゲットは、ターゲット検知センサに検知されたときに歯車検知センサが検出する位相検出歯1ピッチ間での周方向位置が互いに異なるように配設されているので、複数の基準点検出用ターゲットがターゲット検知センサに検知されたときの歯車検知センサの出力値が互いに異なる。これにより、歯車検知センサの出力値を確認することで、複数の基準点検出用ターゲットのうちのいずれがターゲット検知センサに検知されたかを判別することができる。つまり、複数の基準点検出用ターゲットの搬送スプロケット上での周方向位置をそれぞれ識別することができる。
したがって、1つの原点マークを用いていた従来に比べ、速やかに搬送スプロケットの回転位相、ひいては部品収容テープの搬送量を検出することができ、電子部品を高精度に搬送することができる。
また、位相検出用歯車及び歯車検知センサは、搬送スプロケットの内周側に配置されているので、搬送スプロケットの位相検出用のスペースを外部に確保する必要がなく、装置をコンパクトに構成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、搬送スプロケットと位相検出用歯車とは歯数が同一であるので、位相検出用歯車の位相検出歯を検出することにより、その出力値の演算等の必要なく、搬送スプロケットの歯位置を直接に検出することができる。したがって、部品収容テープの搬送量をより高精度に検出することができる。
本発明に係る電子部品フィーダを備えた電子部品実装装置の斜視図である。 電子部品フィーダの側面図である。 電子部品フィーダによる電子部品の搬送を説明するための模式図である テープ送り機構の左側面図である。 テープ送り機構の右側面図である。 テープ送り機構の断面図である。 MRセンサについて説明するための図である。 電子部品フィーダでの部品収容テープの搬送量検出動作を説明するための図である。 検出センサとMRセンサからの出力波形を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明に係る電子部品フィーダは、電子部品実装装置に着脱自在に備えられ、電子部品を収容する部品収容テープを部品供給位置に送り出すことにより、電子部品実装装置に電子部品を供給するものである。
図1は、電子部品フィーダ10が備えられる電子部品実装装置1の斜視図であり、図2は、電子部品フィーダ10の側面図である。
以下、図示のように、水平面において互いに直交する二方向をそれぞれX軸方向とY軸方向とし、これらに直交する鉛直方向をZ軸方向というものとする。
電子部品実装装置1は、図1に示すように、各構成部材がその上面に載置される基台2と、基板PをX軸方向に沿って前工程から後工程に搬送する基板搬送手段3と、電子部品フィーダ10が備えられるフィーダ収納部4と、電子部品フィーダ10により供給される電子部品を基板Pに搭載する搭載ヘッド6と、搭載ヘッド6をX、Y軸の各方向に移動するヘッド移動手段7等を有している。
基板搬送手段3は、図示しない搬送ベルトを備えており、この搬送ベルトにより基板PをX軸方向に沿って前工程側から後工程側へ搬送する。
また、基板搬送手段3は、搭載ヘッド6により電子部品を基板Pへ実装するため、所定の部品実装位置において基板Pの搬送を停止し、基板Pを支持することも行う。
フィーダ収納部4は、基台2上に設けられている。フィーダ収納部4には、複数の電子部品フィーダ10がその長手方向を基板Pの搬送方向と直交させつつ並列するように、当該複数の電子部品フィーダ10が着脱自在に備えられるようになっている。
搭載ヘッド6は、後述する梁部材72に備えられており、下方(Z軸方向)に突出する所定数の吸着ノズル6aを有している。この吸着ノズル6aは、吸着保持する電子部品の大きさや形状に応じて交換できるように、着脱可能に備えられている。
吸着ノズル6aは、例えば、図示しない空気吸引手段と接続されており、吸着ノズル6aに形成されている図示しない貫通穴にバキュームエアを通すことにより、吸着ノズル6aの下端である先端部に電子部品を吸着保持することを可能としている。また、その空気吸引手段には図示しない電磁弁が備えられており、その電磁弁によりバキュームエアの通気の切り替えが可能であり、空気吸引手段の空気吸引状態と大気開放状態とを切り替える。つまり、空気吸引状態としたときにバキュームエアを貫通穴に通して電子部品を吸着可能とし、大気開放状態としたときに吸着ノズル6aの貫通穴内を大気圧状態とし、吸着した電子部品の吸着を解除する。
また、搭載ヘッド6は、吸着ノズル6aをZ軸方向に移動させる図示しないZ軸移動手段と、吸着ノズル6aをZ軸を軸中心として回転させる図示しないZ軸回転手段と、を備えている。
Z軸移動手段(図示省略)は、搭載ヘッド6上に設けられており、吸着ノズル6aをZ軸方向に移動させる移動手段であり、吸着ノズル6aはこのZ軸移動手段を介してZ軸方向に移動自在に搭載ヘッド6に備えられている。Z軸移動手段としては、例えば、サーボモータとベルトの組み合わせ、サーボモータとボールネジの組み合わせ等を適用することができる。
Z軸回転手段(図示省略)は、搭載ヘッド6上に設けられており、吸着ノズル6aを回転させる回転駆動手段であり、吸着ノズル6aはこのZ軸回転手段を介してZ軸を軸中心に回転自在に搭載ヘッド6に備えられている。Z軸回転手段としては、例えば、角度調節モータと、この角度調節モータの回転角度量を検出するエンコーダ等により構成される。
ヘッド移動手段7は、搭載ヘッド6をX軸方向に移動させるX軸移動手段7aと、搭載ヘッド6をY軸方向に移動させるY軸移動手段7bと、により構成されている。
X軸移動手段7aは、基板搬送手段3の基板搬送路上に、基板Pの搬送方向と垂直な方向(Y軸方向)に跨る様に備えられたガイド部材71,71に支持されるとともに、X軸方向に延在する梁部材72の側面に設けられた図示しないレール状の支持部材と、その支持部材に支持された搭載ヘッド6をX軸方向に移動させる図示しない駆動手段とを備えている。この駆動手段としては、例えば、リニアモータ、サーボモータとベルトの組み合わせ、サーボモータとボールネジの組み合わせ等を適用することができる。
Y軸移動手段7bは、ガイド部材71,71の上面に設けられている図示しないレール状の支持部材と、その支持部材に支持されている梁部材72をY軸方向に移動させる図示しない駆動手段を備えている。この駆動手段としては、例えば、リニアモータ、サーボモータとベルトの組み合わせ、サーボモータとボールネジの組み合わせ等を適用することができる。
梁部材72はこのY軸移動手段7bによってガイド部材71,71の上面をY軸方向に移動自在に備えられており、搭載ヘッド6は梁部材72を介してY軸方向に移動自在となっている。
そして、搭載ヘッド6はヘッド移動手段7によって、X軸方向、Y軸方向に移動するとともに、電子部品フィーダ10の部品供給位置16に供給された部品収容テープAが保持する電子部品を、搭載ヘッド6の吸着ノズル6aにより吸着し、基板搬送手段3における部品実装位置の基板Pへ実装するようになっている。
電子部品フィーダ10は、図2に示すように、板状のフレーム10aと、このフレーム10aに取り外し自在にセットされ、キャリアテープB及びカバーテープC(図3参照)からなる部品収容テープAが巻かれるリール11と、部品収容テープAを搬送方向に送り出すテープ送り機構20と、カバーテープCをキャリアテープBから剥離する剥離部13と、剥離部13で剥離されたカバーテープCを回収する回収部14等を備えている。
なお、本実施形態における電子部品フィーダ10は、図示は省略するが、フレーム10aのX方向の左右に、リール11とテープ送り機構20とを1つずつ備えており、つまり、2レーンの部品搬送路を有している。以下、左右いずれかのリール11又はテープ送り機構20を指す場合には、Y方向に向かってフレーム10aの右側に設けられた方を指すときは符号に「R」を付し、フレーム10aの左側に設けられた方を指すときは符号に「L」を付すものとする。
図3は、電子部品フィーダ10による電子部品の搬送を説明するための模式図である。
この電子部品フィーダ10は、図2及び図3に示すように、リール11に巻かれた部品収容テープAをテープ送り機構20のスプロケットユニット21によって搬送方向(図中の矢印参照)に送り出し、その搬送経路中の剥離部13においてキャリアテープBからカバーテープCを剥離する。剥離されたカバーテープCは、回収部14に回収される。このカバーテープCが剥離されることにより、キャリアテープBの凹部hが露出される。
キャリアテープBはその凹部hに収納保持する電子部品Dを、所定の部品供給位置16に搬送後、フィーダ10本体の下方に搬送されて、電子部品フィーダ10の外部へ排出される。
なお、電子部品フィーダ10の部品供給位置16に送り出されたキャリアテープB内の電子部品Dは、搭載ヘッド6の吸着ノズル6aに吸着され、基板Pへ移送されて実装される。
テープ送り機構20は、図4から図6に示すように、センタープレート20aを介してフレーム10aに固定されており、スプロケットユニット21と、スプロケットユニット21を回転駆動させるための駆動モータ22とを備えている。これらスプロケットユニット21及び駆動モータ22は、上述したように、フレーム10a(センタープレート20a)に対してX方向の左右に一組ずつ配置されており、つまり、テープ送り機構20は、スプロケットユニット21R,21L、及び駆動モータ22R,22Lを備えている。以下の説明では、特に断らない限り、スプロケットユニット21及び駆動モータ22は、「R」と「L」とで同様に構成されているものとする。
スプロケットユニット21は、スプロケットホイール211と、ウォームホイール212と、位相検出用歯車213とが同心状に一体的に構成されているとともに、センタープレート20aに軸支されている。
このうち、スプロケットホイール211は、そのスプロケット211aの歯先が、部品収容テープA(キャリアテープB)に形成されたスプロケット孔Hと噛合するように構成されている。本実施形態におけるスプロケットホイール211のスプロケット211aは、歯数が45本となっている。
また、スプロケットホイール211には、4つの位置検出用磁石216が周上4等配となるように埋設されている。この4つの位置検出用磁石216は、位相検出用歯車213に形成された後述の位相検出歯213aの1ピッチ間における周方向位置が、互いに異なるように配設されている。より詳しくは、4つの位置検出用磁石216は、位相検出歯213a間の1ピッチを約4等分した位相だけ周方向へ順番にずれるように配設されている。この位置検出用磁石216は、センタープレート20aに固定された検出センサ217によって検知されるようになっている。
ウォームホイール212は、ギアシャフト214に形成されたウォームギア214aと噛合しており、ギアシャフト214は、センタープレート20aが支持するウォームギアハウジング215に軸支されている。ギアシャフト214は、その一端で駆動モータ22のモータ軸22aと噛合しており、駆動モータ22からの回転駆動力が伝達されるようになっている。
なお、本実施形態における左右のギアシャフト214R,214Lは、それぞれに連結された駆動モータ22R,22Lが異なる高さに配置されるように、互いに異なる傾斜角で支持されている。これにより、他の部品に比べて幅が広い駆動モータ22R,22Lの干渉を回避して、X方向の幅をコンパクトに構成することができる。
位相検出用歯車213は、スプロケットユニット21の最内周側に配置されるとともに、外方へ向けて形成された位相検出歯213a(図8参照。他の図では図示を省略)を有している。この位相検出歯213aは、スプロケットホイール211のスプロケット211aと同一の歯数(本実施形態では45本)であり、同一の位相に形成されている。
この位相検出用歯車213には、図6及び図7(a)(b)に示すように、センタープレート20aに固定されたMRセンサ218が対向配置されている。より詳しくは、このMRセンサ218は、センサ面を位相検出用歯車213の位相検出歯213aに対向させてスプロケットホイール211の内周側に配設されている。本実施形態では、右側のMRセンサ218Rがスプロケットユニット21中心軸よりも下方に配設され、左側のMRセンサ218Lがスプロケットユニット21中心軸よりも上方に配設されている。
このMRセンサ218は、強磁性体の磁気抵抗効果を利用し、磁界強度に応じて抵抗値を変化させるセンサであり、磁性材で形成された位相検出歯213aとの距離に応じて出力値が変化する。このMRセンサ218からのアナログ出力をAD変換することにより、位相検出歯213aの1ピッチ間での周方向位置が検出可能となっている(図9参照)。本実施形態においては、位相検出歯213aの1ピッチ当たり16384等分の出力値(0〜16383)が出力される。
次に、電子部品フィーダ10における部品収容テープAの搬送量検出動作について、主に図8及び図9を参照して説明する。
なお、以下の説明では、図8に示すように、スプロケットホイール211は反時計回りに回転するものとし、このときの4つの位置検出用磁石216を、図中の時計回りに216A〜216Dとしてそれぞれを指すものとする。
駆動モータ22を駆動させてギアシャフト214を回転させると、ウォームギア214aを介してウォームホイール212が回転する。すると、ウォームホイール212と一体的に構成されたスプロケットホイール211及び位相検出用歯車213も同時に回転する。
このとき、位相検出用歯車213の位相検出歯213aがMRセンサ218の検出範囲を通過することにより、図9に示すように、鋸歯状の出力波形が得られる。また、位置検出用磁石216が検出センサ217の検知範囲を通過したときには、矩形状の出力波形が得られる。そして、これら2つの出力波形から、スプロケットホイール211の回転位相を検出することができる。
具体的には、4つの位置検出用磁石216は、位相検出歯213a間の1ピッチを約4等分した位相だけ周方向にずれているため、検出センサ217に検知されたときにMRセンサ218が検出する位相検出用歯車213の位相検出歯213aの1ピッチ間での周方向位置が互いに異なっている。つまり、4つの位置検出用磁石216が検出センサ217に検知されたときの、MRセンサ218からのAD変換後の出力値が互いに異なっている。本実施形態においては、位置検出用磁石216A〜216Dが検知されたときのMRセンサ218の出力値は、それぞれ約0、4000、8000、12000となっている。
したがって、MRセンサ218の出力値を確認することで、4つの位置検出用磁石216のうちのいずれが検出センサ217を通過したかが判別可能であり、これにより、スプロケットホイール211の回転位相、ひいては部品収容テープAの搬送量が検出可能となっている。
以上のように、電子部品フィーダ10によれば、4つの位置検出用磁石216が検出センサ217に検知されたときのMRセンサ218の出力値が互いに異なる。これにより、MRセンサ218の出力値を確認することで、4つの位置検出用磁石216のうちのいずれが検出センサ217に検知されたかを判別することができる。つまり、4つの位置検出用磁石216のスプロケットホイール211上での周方向位置をそれぞれ識別することができる。
したがって、1つの原点マークを用いていた従来に比べ、速やかにスプロケットホイール211の回転位相、ひいては部品収容テープAの搬送量を検出することができ、電子部品を高精度に搬送することができる。本実施形態においては、スプロケットホイール211を最大で90°回転させるだけで、その回転位相を検出することができる。
また、位相検出用歯車213及びMRセンサ218は、スプロケットホイール211の内周側に配置されているので、スプロケットホイール211の位相検出用のスペースを外部に確保する必要がなく、装置をコンパクトに構成することができる。
また、スプロケットホイール211と位相検出用歯車213とは歯数が同一であるので、位相検出用歯車213の位相検出歯213aを検出することにより、その出力値の演算等の必要なく、スプロケットホイール211の歯位置を直接に検出することができる。したがって、部品収容テープAの搬送量をより高精度に検出することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
例えば、上記実施形態では、4つの位置検出用磁石216を設けるものとしたが、複数であれば、4つでなくともよい。
また、検出センサ217と位置検出用磁石216は、透過式の光学センサと検出用スリット、或いは反射式の光学センサと検出用反射板であってもよい。
また、MRセンサ218は、位相検出歯213aの1ピッチ間での周方向位置が検出可能であれば、MRセンサでなくともよく、例えば光学式のセンサであってもよい。
また、MRセンサ218R及び218Lは、スプロケットユニット21中心軸よりも下側及び上側に配設されるようセンタープレート20aに固定されるものとしたが、MRセンサ218R及び218Lを固定する各ネジが互いに干渉しない位置であれば、スプロケットユニット21中心軸に対して左右に配置してもよいし、角度をもたせて配置してもよい。
また、ウォームホイール212は、はすば歯車としてもよい。
また、電子部品フィーダ10は、2レーンが1体となったものでなくともよい。
10 電子部品フィーダ
20a センタープレート(支持部材)
211 スプロケットホイール(搬送スプロケット)
213 位相検出用歯車
213a 位相検出歯
216 位置検出用磁石(基準点検出用ターゲット)
217 検出センサ(ターゲット検知センサ)
218 MRセンサ(歯車検知センサ)
A 部品収容テープ
D 電子部品
H スプロケット孔

Claims (2)

  1. 複数の電子部品が収容された部品収容テープを搬送する電子部品フィーダにおいて、
    前記部品収容テープに形成されたスプロケット孔に歯先が歯合した状態で回転可能な搬送スプロケットと、
    前記搬送スプロケットを軸支する支持部材と、
    前記搬送スプロケットと一体的に回転可能であるとともに、当該搬送スプロケットに同心状に配設された位相検出用歯車と、
    前記支持部材に固定されるとともに、前記位相検出用歯車に形成された位相検出歯を検知して当該位相検出歯1ピッチ間での周方向位置を検出可能な歯車検知センサと、
    前記搬送スプロケットに固定された複数の基準点検出用ターゲットと、
    前記支持部材に固定されるとともに、前記複数の基準点検出用ターゲットを検知可能なターゲット検知センサと、
    を備え、
    前記位相検出用歯車及び前記歯車検知センサは、前記搬送スプロケットの内周側に配置され、
    前記複数の基準点検出用ターゲットは、当該複数の基準点検出用ターゲットが前記ターゲット検知センサに検知されたときに前記歯車検知センサが検出する前記位相検出用歯車の前記位相検出歯1ピッチ間での周方向位置が、互いに異なるように配設されていることを特徴とする電子部品フィーダ。
  2. 前記搬送スプロケットと前記位相検出用歯車とは歯数が同一であることを特徴とする請求項1に記載の電子部品フィーダ。
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