JP2011060330A - 保守部品の配送管理 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守部品の配送を効果的・効率的に管理する技術を提供する。
【解決手段】保守部品を管理する管理業者100と保守対象製品の保守を行う保守業者200との間で締結された保守部品の配送に関する契約を識別するための契約IDと、エンドユーザ300に納入された保守対象製品に備えられた保守部品を識別するためのシリアル番号とを対応付けて記憶する。そして、契約に基づいて保守業者200から保守部品のエンドユーザ300への配送指示を受け付けた管理業者100が、その保守部品をエンドユーザ300に配送し、保守対象製品に備えられた保守部品と配送された保守部品とが保守業者200によって交換された旨の通知を受け付けたときに、管理業者100の更新指示に応じて、記憶されているシリアル番号を、配送された保守部品のシリアル番号に更新する。
【選択図】図1

Description

本発明は、保守部品の配送を管理する技術に関するものである。
装置を購入したユーザは、その装置に故障が発生すると、例えば、保守業者に点検・修理を依頼する。保守業者は、その装置を点検し、部品の交換が必要であると判断すると、その保守部品を装置メーカから取り寄せたり、自らが保管していた保守部品を持参したりして、故障部品と交換する。なお、下記特許文献には、保守部品の在庫量を最適化して管理する技術が記載されている。
特開2004−38700号公報
ところで、従来、装置メーカ等、保守部品の管理業者は、依頼された場所に依頼された保守部品を配送するものの、例えば、配送の履歴に関するデータを有効に活用していない等、保守部品の配送について、効果的・効率的な管理を行っていなかった。このため、管理業者から保守業者や、ユーザへ提供可能なサービスについて、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、保守部品の配送を効果的・効率的に管理する技術を提供することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、以下の構成を採用した。すなわち、本発明の第1の装置は、ユーザに納入された所定の保守対象製品に用いられる保守部品の配送を管理する保守部品管理装置であって、前記保守部品を管理する管理業者と前記保守対象製品の保守を行う保守業者との間で締結された前記保守部品の配送に関する契約を識別するための契約識別情報と、前記保守対象製品に備えられた前記保守部品を識別するための保守部品識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記契約に基づいて前記保守業者から前記保守部品の前記ユーザへの配送指示を受け付けた前記管理業者が、該保守部品を前記ユーザに配送し、前記保守対象製品に備えられた前記保守部品と前記配送された前記保守部品とが前記保守業者によって交換された旨の通知を受け付けたときに、前記管理業者の更新指示に応じて、前記記憶部に記憶されている前記保守部品識別情報を、前記配送された前記保守部品の前記保守部品識別情報に更新する更新部と、を備えることを要旨とする。
こうすることによって、記憶部の内容は、更新部によって更新され、常に最新の状態に維持されるので、管理業者は、ユーザが使用している保守対象製品、および、保守部品を容易に把握することができる。すなわち、本発明によって、保守部品の配送を効果的・効率的に管理することができる。この結果、保守部品についての最新情報を提供する等、部品管理業者から保守業者や、ユーザへのサービスの向上を図ることができる。
また、本発明の第2の装置は、ユーザに納入された所定の保守対象製品に用いられる保守部品の配送を管理する保守部品管理装置であって、前記保守部品を管理する管理業者と前記保守対象製品の保守を行う保守業者との間で締結された前記保守部品の配送に関する契約を識別するための契約識別情報と、前記保守対象製品に備えられた前記保守部品を識別するための保守部品識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記契約に基づいて前記保守業者から前記保守部品の前記保守業者への配送指示を受け付けた前記管理業者が、該保守部品を前記保守業者に配送し、前記保守対象製品に備えられた前記保守部品と前記保守業者が管理・保管していた前記保守部品とが前記保守業者によって交換され、該保守業者が管理・保管していた前記保守部品の前記保守部品識別情報の通知を受け付けたときに、前記管理業者の更新指示に応じて、前記記憶部に記憶されている前記保守部品の前記保守部品識別情報を、前記保守業者が管理・保管していた前記保守部品の前記保守部品識別情報に更新する更新部と、を備えることを要旨とする。
こうすることによっても、記憶部の内容は、更新部によって更新され、常に最新の状態に維持されるので、管理業者は、ユーザが使用している保守対象製品、および、保守部品を容易に把握することができる。すなわち、本発明によっても、保守部品の配送を効果的・効率的に管理することができる。この結果、保守部品についての最新情報を提供する等、部品管理業者から保守業者や、ユーザへのサービスの向上を図ることができる。
また、本発明の第3の装置は、ユーザに納入された所定の保守対象製品に用いられる保守部品の配送を管理する保守部品管理装置であって、前記保守部品を管理する管理業者と前記保守対象製品の保守を行う保守業者との間で締結された前記保守部品の配送に関する契約を識別するための契約識別情報と、前記保守業者が管理・保管している前記保守部品を識別するための保守部品識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記契約に基づいて前記保守業者から前記保守部品の前記保守業者への配送指示を受け付けた前記管理業者が、該保守部品を前記保守業者に配送し、前記保守対象製品に備えられた前記保守部品と前記保守業者が管理・保管していた前記保守部品とが前記保守業者によって交換された旨の通知を受け付けたときに、前記管理業者の更新指示に応じて、前記記憶部に記憶されている前記保守部品の前記保守部品識別情報を、前記配送された前記保守部品の前記保守部品識別情報に更新する更新部と、を備えることを要旨とする。
こうすることによって、記憶部の内容は、更新部によって更新され、常に最新の状態に維持されるので、管理業者は、保守業者が管理・保管している保守部品を容易に把握することができる。すなわち、本発明によって、保守部品の配送を効果的・効率的に管理することができる。この結果、保守部品についての最新情報を提供する等、部品管理業者から保守業者へのサービスの向上を図ることができる。
本発明は、上述した3つの装置の各特徴を、適宜、組み合わせて構成することもできる。また、本発明は、上述の保守部品管理装置としての構成の他、保守部品の配送を管理する管理方法の発明として構成することもできる。また、これらを実現するコンピュータプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体、そのプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など種々の態様で実現することが可能である。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、保守部品管理装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
本発明の保守部品管理装置を適用した第1実施例としての保守部品管理システム1000の概略構成、および、システム運用の流れを示す説明図である。 契約情報データベース12に格納されている契約情報の一例を示す説明図である。 第1実施例における契約情報データベース12の更新の流れを模式的に示す説明図である。 第2実施例の保守部品管理システム1000Aの概略構成、および、システム運用の流れを示す説明図である。 第2実施例における契約情報データベース12の更新の流れを模式的に示す説明図である。 第3実施例の保守部品管理システム1000Bの概略構成、および、システム運用の流れを示す説明図である。 第3実施例における契約情報データベース12の更新の流れを模式的に示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の保守部品管理装置を適用した第1実施例としての保守部品管理システム1000の概略構成、および、システム運用の流れを示す説明図である。この保守部品管理システム1000は、後述する契約に基づいて、エンドユーザ300に納入されて使用されている装置に用いられる保守部品の配送を管理するシステムである。
本実施例の保守部品管理システム1000では、装置を使用するエンドユーザ300と、その装置の保守を行う保守業者200と、エンドユーザ300によって使用されている装置に用いられる保守部品を管理する管理業者100(例えば、装置メーカ)との間で、保守部品や、故障部品や、各種指示・連絡のやり取りが行われる。これらの詳細については、後述する。なお、管理業者100と、保守業者200と、エンドユーザ300との間の各種指示・連絡は、ファイル転送や、電子メールや、ファクシミリ等を利用して、図示しない通信回線を介して行われる(図示省略)。
管理業者100は、保守部品20の在庫を保管しており、また、保守部品20の配送を管理するための保守部品管理装置10を所有している。
保守部品管理装置10は、図示しないCPUや、メモリや、外部記憶装置や、通信装置を備える汎用のパーソナルコンピュータであり、契約情報データベース12や、更新部14を備えている。契約情報データベース12には、以下に説明する保守部品の配送に関する契約情報が格納されている。そして、この内容は、管理者の指示に応じて、更新部14によって、更新される。
図2は、契約情報データベース12に格納されている契約情報の一例を示す説明図である。保守部品の配送契約は、管理業者100と、保守業者200との間で締結される。管理業者100は、この契約に従って、保守部品の配送管理を行う。図示するように、契約情報データベース12には、契約IDや、サポート開始日や、サポート有効期日や、契約者である保守業者200に関する情報(例えば、法人名、住所、電話番号等)や、保守部品の配送先である装置の設置場所や、契約対象機器、すなわち、エンドユーザ300に納入されて使用されており、保守業者200が保守を行うべき装置に関する情報が対応付けて記録されている。契約対象機器に関する情報としては、契約対象機器の機器名や、これに用いられている保守部品の部品名、型番、シリアル番号等が含まれる。契約IDは、本発明における契約識別情報に相当し、保守部品のシリアル番号は、本発明における保守部品識別情報に相当する。なお、本実施例では、契約対象機器に関する情報として、保守部品の部品名、型番、シリアル番号の更新日も記録される。
本実施例の保守部品管理システム1000のシステム運用の概略の流れは、以下の通りである(図1参照)。
まず、管理業者100と保守業者200の間で、エンドユーザ300に納入された装置に用いられる保守部品の配送契約を締結する(ステップS100)。この配送契約が締結されると、管理業者100は、図2に示した契約情報を、保守部品管理装置10の契約情報データベース12に登録する。
エンドユーザ300は、上記契約対象の保守部品が用いられている装置を使用し、その装置に障害が発生すると、障害が発生したことを保守業者200に連絡して(ステップS110)、装置の点検・修理を依頼する。
この依頼を受けた保守業者200は、エンドユーザ300のところに行って装置の点検を行い、部品の交換が必要であると判断すると、管理業者100に保守部品の配送指示を送る(ステップS120)。このとき、保守業者200は、上述した契約IDや、保守部品の部品名や、型番等を、管理業者100に通知する。
保守部品の配送指示を受けた管理業者100は、指示された保守部品を、契約情報データベース12に記録された配送先であるエンドユーザ300の元に配送する(ステップS130)。
そして、保守業者200は、管理業者100から配送された保守部品と故障部品22とを交換し(ステップS140)、故障部品22を管理業者100に返送する(ステップS150)。
この故障部品22を受け取った管理業者100は、配送した保守部品が交換されたことを知り、保守部品管理装置10の契約情報データベース12の内容を更新する(ステップS160)。つまり、対応する契約情報の故障部品22のシリアル番号を、配送した保守部品のシリアル番号に更新するとともに、更新日を記録する。
以下、具体例を挙げて、第1実施例における契約情報データベース12の更新について説明する。
図3は、第1実施例における契約情報データベース12の更新の流れを模式的に示す説明図である。
図3(a)に示すように、エンドユーザ300では、契約対象機器として、装置Xが使用されており、この装置Xには、シリアル番号がそれぞれA,B,Cである3つの保守部品が備えられているものとする。この場合、管理業者100が所有する保守部品管理装置10の契約情報データベース12には、装置Xについての契約IDと、3つの保守部品のシリアル番号A,B,Cが登録されている。この状態で、管理業者100は、保守業者200の配送指示に応じて、シリアル番号がDである保守部品をエンドユーザ300に配送する。
次に、図3(b)に示すように、保守業者200は、装置Xに備えられたシリアル番号がCである故障部品と、管理業者100から配送されたシリアル番号がDである保守部品とを交換する。
そして、図3(c)に示すように、保守業者200は、シリアル番号がCである交換済みの故障部品を管理業者100に返送する。そして、管理業者100は、契約情報データベース12に登録されているシリアル番号Cを、エンドユーザ300に配送して交換された保守部品のシリアル番号Dに更新する。
以上説明した第1実施例の保守部品管理システム1000によれば、保守部品管理装置10の契約情報データベース12に、契約IDや、エンドユーザ300に納入された保守対象製品に備えられた保守部品のシリアル番号等が対応付けて記録され、更新部14によって、その内容が更新され、常に最新の状態に維持されるので、管理業者100は、エンドユーザ300が使用している保守対象製品、および、保守部品を容易に把握することができる。すなわち、保守部品の配送を効果的・効率的に管理することができる。この結果、管理業者100が保守部品についての最新情報を提供する等、保守業者200や、エンドユーザ300へのサービスの向上を図ることができる。
B.第2実施例:
図4は、第2実施例の保守部品管理システム1000Aの概略構成、および、システム運用の流れを示す説明図である。この保守部品管理システム1000Aも、第1実施例の保守部品管理システム1000と同様に、先に説明した契約に基づいて、エンドユーザ300に納入されて使用されている装置に用いられる保守部品の配送を管理するシステムである。ただし、この保守部品管理システム1000Aでは、第1実施例の保守部品管理システム1000と異なり、エンドユーザ300からの点検・修理依頼に速やかに対処可能なように、保守業者200も保守部品24の在庫を保管している。
本実施例の保守部品管理システム1000Aのシステム運用の概略の流れは、以下の通りである。
まず、管理業者100と保守業者200の間で、エンドユーザ300に納入された装置に用いられる保守部品の配送契約を締結する(ステップS100)。この配送契約が締結されると、管理業者100は、図2に示した契約情報を、保守部品管理装置10の契約情報データベース12に登録する。なお、本実施例では、保守部品の配送先として、保守業者200が登録される。
エンドユーザ300は、上記契約対象の保守部品が用いられている装置を使用し、その装置に障害が発生すると、障害が発生したことを保守業者200に連絡し(ステップS110)、装置の点検・修理を依頼する。
この依頼を受けた保守業者200は、エンドユーザ300のところに行って装置の点検を行い、部品の交換が必要であると判断すると、管理業者100に保守部品の配送指示を送る(ステップS120)。このとき、保守業者200は、上述した契約IDや、保守部品の部品名や、型番等を、管理業者100に通知する。
保守部品の配送指示を受けた管理業者100は、指示された保守部品を、契約情報データベース12に記録された配送先である保守業者200の元に配送する(ステップS130a)。
保守業者200は、管理業者100からの保守部品の配送を待つことなく、自らが保管していた保守部品24をエンドユーザ300の元に配送し(ステップS132a)、その保守部品24と故障部品22とを交換する(ステップS140)。そして、保守業者200は、故障部品22を管理業者100に返送するとともに、交換後の部品(自らが保管していた保守部品24)のシリアル番号を、管理業者100に通知する(ステップS150a)。
この故障部品22を受け取った管理業者100は、故障部品22が保守部品24に交換されたことを知り、保守部品管理装置10の契約情報データベース12の内容を更新する(ステップS160)。つまり、対応する契約情報の故障部品22のシリアル番号を、保守業者200が保管していた保守部品24のシリアル番号に更新するとともに、更新日を記録する。
以下、具体例を挙げて、第2実施例における契約情報データベース12の更新について説明する。
図5は、第2実施例における契約情報データベース12の更新の流れを模式的に示す説明図である。
図5(a)に示すように、エンドユーザ300では、契約対象機器として、装置Xが使用されており、この装置Xには、シリアル番号がそれぞれA,B,Cである3つの保守部品が備えられているものとする。また、保守業者200は、装置Xの保守部品として、シリアル番号がDである保守部品を保管しているものとする。そして、管理業者100が所有する保守部品管理装置10の契約情報データベース12には、装置Xについての契約IDと、3つの保守部品のシリアル番号A,B,Cが登録されている。この状態で、管理業者100は、保守業者200の配送指示に応じて、シリアル番号がEである保守部品を保守業者200に配送する。保守業者200は、自らが保管していたシリアル番号がDである保守部品をエンドユーザ300の元に配送する。
次に、図5(b)に示すように、保守業者200は、装置Xに備えられたシリアル番号がCである故障部品と、自らが保管していたシリアル番号がDである保守部品とを交換する。
そして、図5(c)に示すように、保守業者200は、シリアル番号がCである交換済みの故障部品を管理業者100に返送するとともに、シリアル番号がCである故障部品とシリアル番号がDである保守部品とを交換した旨を管理業者100に通知する。そして、管理業者100は、契約情報データベース12に登録されているシリアル番号Cを、交換された保守部品のシリアル番号Dに更新する。
以上説明した第2実施例の保守部品管理システム1000Aによれば、保守部品管理装置10の契約情報データベース12に、契約IDや、エンドユーザ300に納入された保守対象製品に備えられた保守部品のシリアル番号等が対応付けて記録され、更新部14によって、その内容が更新され、常に最新の状態に維持されるので、管理業者100は、エンドユーザ300が使用している保守対象製品、および、保守部品を容易に把握することができる。すなわち、保守部品の配送を効果的・効率的に管理することができる。この結果、管理業者100が保守部品についての最新情報を提供する等、保守業者200や、エンドユーザ300へのサービスの向上を図ることができる。
C.第3実施例:
図6は、第3実施例の保守部品管理システム1000Bの概略構成、および、システム運用の流れを示す説明図である。この保守部品管理システム1000Bも、第1実施例の保守部品管理システム1000と同様に、先に説明した契約に基づいて、エンドユーザ300に納入されて使用されている装置に用いられる保守部品の配送を管理するシステムである。この保守部品管理システム1000Bでは、第2実施例の保守部品管理システム1000Aと同様に、エンドユーザ300からの点検・修理依頼に速やかに対処可能なように、保守業者200も保守部品24の在庫を保管している。
本実施例の保守部品管理システム1000Bのシステム運用の概略の流れは、以下の通りである。
本実施例の保守部品管理システム1000Bでは、まず、管理業者100と保守業者200の間で、保守業者200が保管する保守部品の配送契約を締結する(ステップS100)。この配送契約が締結されると、管理業者100は、図2に示した契約情報を、保守部品管理装置10の契約情報データベース12に登録する。なお、本実施例では、保守部品の配送先として、保守業者200が登録され、契約対象機器に関する情報として、保守業者200が保管する保守部品の部品名、型番、シリアル番号等が登録される。
エンドユーザ300は、上記契約対象の保守部品が用いられている装置を使用し、その装置に障害が発生すると、障害が発生したことを保守業者200に連絡し(ステップS110)、装置の点検・修理を依頼する。
この依頼を受けた保守業者200は、エンドユーザ300のところに行って装置の点検を行い、部品の交換が必要であると判断すると、管理業者100に保守部品の配送指示を送る(ステップS120)。このとき、保守業者200は、契約IDや、保守部品の部品名や、型番等を、管理業者100に通知する。
保守部品の配送指示を受けた管理業者100は、指示された保守部品を、契約情報データベース12に記録された配送先である保守業者200の元に配送する(ステップS130a)。
保守業者200は、管理業者100からの保守部品の配送を待つことなく、自らが保管していた保守部品24をエンドユーザ300の元に持って行き(ステップS132a)、その保守部品24と故障部品22とを交換し(ステップS140)、故障部品22を管理業者100に返送する(ステップS150)。
この故障部品22を受け取った管理業者100は、故障部品22が保守部品24に交換されたことを知り、保守部品管理装置10の契約情報データベース12の内容を更新する(ステップS160)。つまり、対応する契約情報の保守部品24のシリアル番号を、配送した保守部品のシリアル番号に更新するとともに、更新日を記録する。
以下、具体例を挙げて、第3実施例における契約情報データベース12の更新について説明する。
図7は、第3実施例における契約情報データベース12の更新の流れを模式的に示す説明図である。
図7(a)に示すように、エンドユーザ300では、契約対象機器として、装置Xが使用されており、この装置Xには、シリアル番号がそれぞれA,B,Cである3つの保守部品が備えられているものとする。また、保守業者200は、装置Xの保守部品として、シリアル番号がDである保守部品を保管しているものとする。そして、管理業者100が所有する保守部品管理装置10の契約情報データベース12には、装置Xについての契約IDと、保守業者200が保管している保守部品のシリアル番号Dが登録されている。この状態で、管理業者100は、保守業者200の配送指示に応じて、シリアル番号がEである保守部品を保守業者200に配送する。保守業者200は、自らが保管していたシリアル番号がDである保守部品をエンドユーザ300の元に配送する。
次に、図7(b)に示すように、保守業者200は、装置Xに備えられたシリアル番号がCである故障部品と、自らが保管していたシリアル番号がDである保守部品とを交換する。
そして、図7(c)に示すように、保守業者200は、シリアル番号がCである交換済みの故障部品を管理業者100に返送する。そして、管理業者100は、契約情報データベース12に登録されているシリアル番号Dを、保守業者200に配送した保守部品のシリアル番号Eに更新する。
以上説明した第3実施例の保守部品管理システム1000Bによれば、保守部品管理装置10の契約情報データベース12に、契約IDや、保守業者200が保管している保守部品のシリアル番号等が対応付けて記録され、更新部14によって、その内容が更新され、常に最新の状態に維持されるので、管理業者100は、保守業者200が保管している保守部品を容易に把握することができる。すなわち、保守部品の配送を効果的・効率的に管理することができる。この結果、管理業者100が保守部品についての最新情報を提供する等、保守業者200へのサービスの向上を図ることができる。
D.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形例が可能である。
D1.変形例1:
上記第2実施例の保守部品管理システム1000Aでは、エンドユーザ300が使用している装置に用いられる保守部品の配送を管理し、上記第3実施例の保守部品管理システム1000Bでは、保守業者200が保管している保守部品の配送を管理するものとしたが、これらを組み合わせてもよい。すなわち、エンドユーザ300が使用している装置に用いられる保守部品の配送と、保守業者200が保管している保守部品の配送とをともに管理する態様である。この態様では、契約情報データベース12に、契約IDと、エンドユーザ300に納入された保守対象製品に備えられた保守部品のシリアル番号と、保守業者200が保管する保守部品のシリアル番号とを対応付けて記録し、適宜更新するようにすればよい。
D2.変形例2:
上記第2実施例、および第3実施例では、保守業者200は、管理業者100に保守部品の配送指示を送った後に、自らが保管していた保守部品24をエンドユーザ300の元に持って行き、その保守部品24と故障部品22とを交換するものとしたが、これに限られない。保守業者200は、自らが保管していた保守部品24をエンドユーザ300の元に持って行き、その保守部品24と故障部品22とを交換した後に、管理業者100に保守部品の配送指示を送るようにしてもよい。
D3.変形例3:
上記実施例では、図2に示したように、保守部品管理装置10の契約情報データベース12には、契約IDごとに、契約対象機器に備えられている「部品」のシリアル番号を記録するものとしたが、これに限られず、多段階に記録するものとしてもよい。すなわち、例えば、契約対象機器が、複数のユニットによって構成されており、さらに、各ユニットが複数の部品によって構成されている場合には、各ユニットのシリアル番号、および、各部品のシリアル番号を記録するものとしてもよい。
1000、1000A、1000B…保守部品管理システム
100…管理業者
200…保守業者
300…エンドユーザ
10…保守部品管理装置
12…契約情報データベース
14…更新部
20…保守部品
22…故障部品
24…保守部品

Claims (4)

  1. 管理者Aの管理拠点と、保守業者Bの保守拠点からなる部品配送システムであって、
    ユーザCのシステムで部品Xが使用されており、前記保守業者Bが前記ユーザCと保守契約をしている場合、
    前記管理拠点は、前記部品Xと前記保守業者Bを対応付けて管理し、
    前記保守拠点は、前記部品Xが故障している場合、予め保管しておいた予備の部品Yと交換し、前記部品X及び、当該部品Xと前記部品Yを交換した旨を前記管理拠点に送付し、
    前記管理拠点は、前記通知を受けると、前記部品Xと前記保守業者Bの対応付けを、前記部品Yと前記保守業者Bとの対応に更新し、前記保守拠点に新たな予備の部品Zを送付することを特徴とする部品配送システム。
  2. 管理者Aの管理拠点と、保守業者Bの保守拠点からなる部品配送システムであって、
    ユーザCのシステムで部品Xが使用されており、前記保守業者Bが前記ユーザCと保守契約をしており、前記保守拠点に予備の部品Yが保管されている場合、
    前記管理拠点は、前記予備の部品Yと前記保守業者Bを対応付けて管理し、
    前記保守拠点は、前記部品Xが故障している場合、前記部品Yと交換し、前記部品X及び、当該部品Xと前記部品Yを交換した旨を前記管理拠点に送付し、
    前記管理拠点は、前記通知を受けると、前記保守拠点に新たな予備の部品Zを送付し、前記部品Yと前記保守業者Bの対応付けを、部品Zと前記保守業者Bとの対応に更新することを特徴とする部品配送システム。
  3. 管理者Aと、保守業者Bによる部品配送方法であって、
    ユーザCのシステムで部品Xが使用されており、前記保守業者Bが前記ユーザCと保守契約をしている場合、
    前記管理者Aは、前記部品Xと前記保守業者Bを対応付けて管理し、
    前記保守業者Bは、前記部品Xが故障している場合、予め保管しておいた予備の部品Yと交換し、前記部品X及び、当該部品Xと前記部品Yを交換した旨を前記管理者Aに送付し、
    前記管理者Aは、前記通知を受けると、前記部品Xと前記保守業者Bを対応付けを、前記部品Yと前記保守業者Bとの対応に更新し、前記保守業者Bに新たな予備の部品Zを送付することを特徴とする部品配送方法。
  4. 管理者Aと、保守業者Bによる部品配送方法であって、
    ユーザCのシステムで部品Xが使用されており、前記保守業者Bが前記ユーザCと保守契約をしており、前記保守業者Bが予備の部品Yを保管している場合、
    前記管理者Aは、前記予備の部品Yと前記保守業者Bを対応付けて管理し、
    前記保守業者Bは、前記部品Xが故障している場合、前記部品Yと交換し、前記部品X及び、当該部品Xと前記部品Yを交換した旨を前記管理者Aに送付し、
    前記管理者Aは、前記通知を受けると、前記保守拠点に新たな予備の部品Zを送付し、前記部品Yと前記保守業者Bの対応付けを、部品Zと前記保守業者Bとの対応に更新することを特徴とする部品配送方法。
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