JP2009294908A - 部品icタグとボックスicタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】機種の保守・管理サービスの際、作業に必要な交換部品の種類や個数が揃っているか容易に確認できるとともに、作業後の欠品部品の補充もICタグによって行えるようにする。
【解決手段】部品10に装着した部品ICタグ20に部品10の情報を記憶する。予め顧客Aの機種A1に応じて保守・管理作業で使用する部品10の種類と必要数を設定し、その情報に基づいて保守・管理作業で使用する部品10の種類と必要数を揃えて収納ボックス25に収納する。収納ボックス25を特定するために、各収納ボックス25にボックス識別情報を付与し、そのボックス識別情報を記憶したボックスICタグ21を収納ボックス25に装着することによって、部品ICタグ20とボックスICタグ21の情報を読み取ることで、保守・管理作業で使用する部品10の種類と必要数が収納ボックス25内に収納されているか否かが瞬時に判別可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】部品10に装着した部品ICタグ20に部品10の情報を記憶する。予め顧客Aの機種A1に応じて保守・管理作業で使用する部品10の種類と必要数を設定し、その情報に基づいて保守・管理作業で使用する部品10の種類と必要数を揃えて収納ボックス25に収納する。収納ボックス25を特定するために、各収納ボックス25にボックス識別情報を付与し、そのボックス識別情報を記憶したボックスICタグ21を収納ボックス25に装着することによって、部品ICタグ20とボックスICタグ21の情報を読み取ることで、保守・管理作業で使用する部品10の種類と必要数が収納ボックス25内に収納されているか否かが瞬時に判別可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、契約した顧客に対して機器の保守・管理サービスを提供する保守・管理サービスの部品管理システム、特に通信ネットワークを利用した保守・管理サービス作業において交換で消費した部品をICタグを用いて管理することが可能な部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムに関するものである。
従来から、商品毎に識別子を付与し、その識別子を読み取ることで、商品管理や在庫管理などに利用する技術が知られており、このような識別子を用いて商品管理を行う方法として特許文献1が開示されている。この特許文献1には、製品出荷指示データに基づいて出荷指示書を自動的に作成するとともに、出荷対象となる製品に製品の品種、製品の仕様、等級、数量、ロット番号および製品梱包番号と共に製品梱包番号に対応するバーコードを付与したラベルを装着し、倉庫等から搬出された製品を最終輸送機関に積み込むに当って、携帯可能なデータ処理装置によりバーコードを読み込み、予め伝送されている製品梱包番号と一致するか否かを判別するように構成した製品出荷チェック方法およびその装置が開示されている。
また、近年では、特許文献1に示すバーコードに替わってICタグ(RF(Radio Frequency))IDタグとも呼ばれる)が普及し始めており、センサ技術の進歩により、小型化、省電力化あるいは発電機構の備えたICタグも開発され、ICタグを用いた商品管理の本格的応用も広まりつつある。
このようなICタグを用いた物流管理技術として特許文献2には、在庫の管理にICタグを用い、物品の使用に伴い変化する該物品の残量をセンサによって検知し、そのセンサからの検知信号によって残量管理することによって、物品が使用可能な状態であるか否かを判断し、物品が使用不可と判断した場合、物品を発注して物品が使用可能な状態に保つための在庫管理を行う物品残量在庫管理発注システムが提案されている。
上記特許文献2で示す物品残量在庫管理発注システムは、使用に伴い変化する物品の残量に応じて消費した部品を補充するシステムであるが、例えば、サービス提供者が顧客に対して障害発生時の修理や定期点検等のサービスを行う保守・管理サービス、例えば大型汎用計算機といったコンピュータネットワークなどの保守・管理サービスでは、保守・管理で使用する交換部品などが多種多様な部品で構成されるとともに、これらの部品も顧客の機種毎に異なり、現場のサービスマン(作業者)が保守・管理サービスを行うに当り、顧客の機種に応じた交換部品や消耗部品の種類や個数が揃っているか否かの確認作業に多大な時間がかかる。さらに、保守・管理サービス終了後、交換などで欠品となった部品の補充やこれらの確認作業に煩わしい手間がかかり、保守・管理サービスの受付からサービス完了までの作業時間を要するものであった。
そこで、本発明は、保守・管理サービスの作業時に顧客毎に必要な交換部品の種類や個数が揃っているか容易に確認できるとともに、消費した部品の補充や部品の在庫管理を容易に行うことが可能な部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の機器の保守・管理システムであって、保守・管理サービス時に使用する複数種の各部品毎の部品識別情報と、それらの部品を収納する収納ボックスのボックス識別情報と、保守・管理サービス対象である機種に応じて特定の収納ボックスに収納されるべき部品の必要な種類と個数に関する情報と、を管理サーバー内に蓄積しておき、前記各部品には部品識別情報を記憶した部品ICタグを装着するとともに、前記収納ボックスにはボックス識別情報を記憶したボックスICタグを装着し、前記管理サーバー内に蓄積してある情報に従って、前記ボックスICタグを備えた収納ボックス内に必要な部品の種類と個数が揃うように収納するよう構成したことを特徴とする。
請求項1記載の構成により、保守・管理対象の機器に対し、予め保守・管理作業に用いる部品の種類・必要数という情報が管理サーバーに記録され、保守・管理作業を行う際、収納ボックスのボックスICタグをICタグリーダで読み取り、収納ボックスのボックス識別情報によって、収納ボックスを特定することにより、管理サーバー内に蓄積された情報に基づいて、その収納ボックスに収納されるべき保守・管理対象の機器の保守・管理に必要な部品の種類と個数を特定する。そして、収納ボックスに収納される部品の部品ICタグをICタグリーダで読み取ることによって、実際、収納ボックスに収納された部品の種類と個数を特定することができ、収納ボックス内に保守・管理対象の機器の保守・管理に際し、必要な部品の種類と個数が揃っているか否かが判別可能となる。
本発明の請求項2記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムは、機器の保守・管理システムであって、保守・管理サービス時に使用する複数種の各部品毎の部品識別情報と、それらの部品を収納する収納ボックスのボックス識別情報と、保守・管理サービス対象である機種に応じて特定の収納ボックスに収納されるべき部品の必要な種類と個数に関する情報と、を管理サーバー内に蓄積しておき、前記各部品には部品識別情報を記憶した部品ICタグを装着するとともに、前記収納ボックスにはボックス識別情報を記憶したボックスICタグを装着し、前記管理サーバー内に蓄積してある情報に従って、前記ボックスICタグを備えた収納ボックス内に必要な部品の種類と個数を揃えた状態で収納し、前記ボックスICタグと収納ボックス内の部品に装着した部品ICタグとをICタグリーダで読み取り、当該ボックスICタグのボックス識別情報と当該収納ボックス内に収納されている部品ICタグの部品識別情報により、必要な部品の種類と個数が揃っているか否かを判別するように構成したことを特徴とする。
請求項2記載の構成により、保守・管理対象の機器に対し、予め保守・管理作業に用いる部品の種類・必要数という情報が管理サーバーに蓄積されるとともに、ボックスICタグに記憶したボックス識別情報によって保守・管理対象の機器に必要な部品がどの収納ボックスに収納されているかを管理でき、さらに、収納ボックス内に収納される個々の部品は、部品ICタグに記憶した部品識別情報によって管理できる。これにより、保守・管理作業を行う際、ボックスICタグと部品ICタグとをICタグリーダで読み取ることで保守・管理対象の機器に必要な部品が収納ボックス内に収納されているか否かの判断が可能であり、欠品があれば、欠品部品の種類や個数が判別可能となる。
本発明の請求項3記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムは、前記管理サーバー内に前記部品ICタグの部品識別情報が蓄積されたデータベースと、前記ボックスICタグのボックス識別情報と、保守・管理サービス対象である機種に応じて特定の収納ボックスに収納されるべき部品の必要な種類と個数に関する情報とが蓄積されたデータベースとを設け、前記ICタグリーダは携帯電話機であり、前記各データベースと前記ICタグリーダとしての携帯電話機とが通信ネットワークを介して接続されていることを特徴とする。
請求項3記載の構成により、保守・管理サービスに用いる部品に関する部品識別情報と、保守・管理サービスに用いるのに必要な部品がどの収納ボックスに収納されているかを特定するボックス識別情報とがデータベースに格納され、保守・管理サービスで部品を消費して欠品が生じた場合、収納ボックス内に残った部品の部品ICタグを読み取ることで、補充する必要のある部品の種類や個数が判別され、この補充情報に基づいて部品の発注管理が可能となる。
本発明の請求項4記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムは、前記部品ICタグ及びボックスICタグは、無線で前記ICタグリーダに情報を送信する無線機能を有するとともに、前記各ICタグに記憶した情報の書き換えが可能であることを特徴とする。
請求項4記載の構成により、部品ICタグ、ボックスICタグに書き込まれた情報が非接触でICタグリーダによって読み取ることが可能であるとともに、顧客が使用する機種の仕様変更や顧客の保守・管理サービスの変更などに対して部品ICタグ、ボックスICタグに書き込まれた情報を書き換えることができる。
本発明の請求項5記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムは、顧客からの機器の保守・管理サービスの依頼を受け付ける中央管理センタと、部品の管理を行う部品管理センタと、顧客の保守・管理サービスを行う外部拠点とを備え、前記部品管理センタで部品毎にそれぞれ部品ICタグを装着し、前記中央管理センタには、前記部品管理センタで装着した部品ICタグからの情報を蓄積する部品管理データベースと、顧客情報に基づき保守・管理サービスの対象機種に応じて必要な部品種類と個数を一括した情報として蓄積する収納ボックス管理データベースとを備え、前記外部拠点では、前記収納ボックス管理データベースからの情報に基づいて収納ボックスに必要数の部品の種類と個数を揃えた状態で収納し、当該収納ボックスにはボックスICタグを装着するように構成したことを特徴とする。
請求項5記載の構成により、部品管理センタで中央管理センタに対して供給する部品に部品ICタグを装着し、部品ICタグによって部品の流通管理を行う。中央管理センタは保守・管理対象の機器に対し、予め保守・管理作業に用いる部品の種類・必要数という情報を設定して収納ボックス管理データベースに記憶して顧客毎に必要な部品の種類・必要数を情報として管理する。保守・管理サービスを行うサービスマン(作業者)は、中央管理センタで設定した必要な部品の種類・必要数を確認する際、ボックスICタグによってボックス識別情報を読み取るとともに、収納ボックス内に収納される部品に装着した部品ICタグの部品情報を読み取ることにより、保守・管理対象の機器の保守・管理に際し、必要な部品の種類と個数が揃っているか否かが確認可能となる。さらに、サービス終了後、収納ボックスに収納した部品に装着する部品ICの部品識別情報を読み取ることで、保守・管理作業で交換した部品の欠品管理が行える。この欠品情報を中央管理センタに送ることで、中央管理センタから部品管理センタへ部品の補充要求を送信し、部品管理センタでは部品ICタグで管理された部品識別情報に基づいて要求された部品を顧客の保守・管理サービスを行う外部拠点に発送することができる。これにより、中央管理センタでの部品の補充管理から発注管理、部品管理センタでの部品の在庫管理から発送管理を部品ICタグで行うことが可能となる。
本発明の請求項6記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムは、顧客からの機器の保守・管理サービスの依頼を受け付ける中央管理センタと、部品の管理を行う部品管理センタと、顧客の保守・管理サービスを行う外部拠点とを備え、前記部品管理センタで部品毎にそれぞれ部品ICタグを装着し、前記中央管理センタには、前記部品管理センタで装着した部品ICタグからの情報を蓄積する部品管理データベースと、顧客情報に基づき保守・管理サービスの対象機種に応じて必要な部品種類と個数を一括した情報として蓄積する収納ボックス管理データベースとを備え、前記外部拠点では、前記収納ボックス管理データベースからの情報に基づいて収納ボックスに必要数の部品の種類と個数を揃えた状態で収納し、当該収納ボックスにはボックスICタグを装着し、前記ボックスICタグと前記部品ICタグをICタグリーダで読み取り、保守・管理サービスの対象機種に必要な部品の種類と個数が揃っているか否かを判別するように構成するとともに、保守・管理サービスの作業終了後には、ICタグリーダで収納ボックスのボックスICタグと当該収納ボックス内の部品ICタグを読み取り、その情報を前記通信ネットワークを介して前記収納ボックス管理データベースに送信し、保守・管理サービスで使用・交換した部品の欠品状況を判断して、前記中央管理センタから部品管理センタに補充部品を発注するように構成したことを特徴とする。
請求項6記載の構成により、部品管理センタで中央管理センタに対して供給する部品に部品ICタグを装着し、部品ICタグによって部品の流通管理を行う。中央管理センタは保守・管理対象の機器に対し、予め保守・管理作業に用いる部品の種類・必要数という情報を設定して収納ボックス管理データベースに記憶して顧客毎に必要な部品の種類・必要数を情報として管理する。保守・管理サービスを行うサービスマン(作業者)は、中央管理センタで設定した必要な部品の種類・必要数を確認する際、収納ボックスのボックスICタグに記憶されたボックス識別情報により収納ボックスを特定し、その収納ボックスに収納されるべき保守・管理対象の機器に必要数の部品の種類と個数に関する情報を収納ボックス管理データベースで確認し、さらに、収納ボックスに収納された部品に装着する部品ICタグの部品識別情報を読み取ることによって、実際、収納ボックスに収納された部品の種類と個数を確認し、これら保守・管理サービスに必要数の部品の種類と個数に関する情報と、実際、収納ボックスに収納されている部品の種類と個数の情報とを比べることで、部品の種類と必要数が揃っているか否かが確認可能となる。さらに、サービス終了後、収納ボックスに収納した部品に装着する部品ICタグの部品識別情報を読み取ることで、保守・管理作業で交換した部品の欠品管理が行える。この欠品情報を中央管理センタに送ることで、中央管理センタから部品管理センタへ部品の補充要求を送信し、部品管理センタでは部品ICタグで管理された情報に基づいて要求された部品を顧客の保守・管理サービスを行う外部拠点に発送することができる、これにより、中央管理センタでの部品の補充管理から発注管理、部品管理センタでの部品の在庫管理から発送管理を部品ICタグで行うことが可能となる。
本発明の請求項1記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムによれば、機器の保守・管理システムであって、保守・管理サービス時に使用する複数種の各部品毎の部品識別情報と、それらの部品を収納する収納ボックスのボックス識別情報と、保守・管理サービス対象である機種に応じて特定の収納ボックスに収納されるべき部品の必要な種類と個数に関する情報と、を管理サーバー内に蓄積しておき、前記各部品には部品識別情報を記憶した部品ICタグを装着するとともに、前記収納ボックスにはボックス識別情報を記憶したボックスICタグを装着し、前記管理サーバー内に蓄積してある情報に従って、前記ボックスICタグを備えた収納ボックス内に必要な部品の種類と個数が揃うように収納するよう構成したものであるから、保守・管理サービスで必要な部品が揃っているか否かを簡単かつ迅速に判断でき、大幅な時間短縮が可能となる。
本発明の請求項2記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムによれば、機器の保守・管理システムであって、保守・管理サービス時に使用する複数種の各部品毎の部品識別情報と、それらの部品を収納する収納ボックスのボックス識別情報と、保守・管理サービス対象である機種に応じて特定の収納ボックスに収納されるべき部品の必要な種類と個数に関する情報と、を管理サーバー内に蓄積しておき、前記各部品には部品識別情報を記憶した部品ICタグを装着するとともに、前記収納ボックスにはボックス識別情報を記憶したボックスICタグを装着し、前記管理サーバー内に蓄積してある情報に従って、前記ボックスICタグを備えた収納ボックス内に必要な部品の種類と個数を揃えた状態で収納し、前記ボックスICタグと収納ボックス内の部品に装着した部品ICタグとをICタグリーダで読み取り、当該ボックスICタグのボックス識別情報と当該収納ボックス内に収納されている部品ICタグの部品識別情報により、必要な部品の種類と個数が揃っているか否かを判別するように構成したものであるから、保守・管理サービスで必要な部品が揃っているか否か簡単かつ迅速に判断できるとともに、保守・管理サービス終了後の部品の補充も部品ICタグの部品識別情報を読み取ることで可能となり、大幅な時間短縮が可能となる。
本発明の請求項3記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムによれば、前記管理サーバー内に前記部品ICタグの部品識別情報が蓄積されたデータベースと、前記ボックスICタグのボックス識別情報と、保守・管理サービス対象である機種に応じて特定の収納ボックスに収納されるべき部品の必要な種類と個数に関する情報とが蓄積されたデータベースとを設け、前記ICタグリーダは携帯電話機であり、前記各データベースと前記ICタグリーダとしての携帯電話機とが通信ネットワークを介して接続されているから、部品ICタグとボックスICタグの情報を読み取り、この情報をデータベースに送信することで保守・管理サービスの対象機種に必要な部品の種類と個数が揃っているか否かを瞬時に判断でき、かつ、補充する必要がある場合、補充部品の発注管理も効率的に行うことができる。
本発明の請求項4記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムによれば、前記部品ICタグ及びボックスICタグは、無線で前記ICタグリーダに情報を送信する無線機能を有するとともに、前記各ICタグに記憶した情報の書き換えが可能であるから、部品ICタグ、ボックスICタグに書き込まれた情報を簡単に読み取ることができるとともに、顧客が使用する機種の仕様変更や顧客の保守・管理サービスの変更などに対して部品ICタグ、ボックスICタグに書き込まれた情報を簡単に書き換えることができる。
本発明の請求項5記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムによれば、顧客からの機器の保守・管理サービスの依頼を受け付ける中央管理センタと、部品の管理を行う部品管理センタと、顧客の保守・管理サービスを行う外部拠点とを備え、前記部品管理センタで部品毎にそれぞれ部品ICタグを装着し、前記中央管理センタには、前記部品管理センタで装着した部品ICタグからの情報を蓄積する部品管理データベースと、顧客情報に基づき保守・管理サービスの対象機種に応じて必要な部品種類と個数を一括した情報として蓄積する収納ボックス管理データベースとを備え、前記外部拠点では、前記収納ボックス管理データベースからの情報に基づいて収納ボックスに必要数の部品の種類と個数を揃えた状態で収納し、当該収納ボックスにはボックスICタグを装着するように構成したものであるから、部品管理センタは部品に装着した部品ICタグによって部品の流通管理が可能であり、中央管理センタは部品ICタグによって保守・管理サービスに必要な部品を管理するとともに、ボックスICタグのボックス識別情報によって保守・管理サービスの施工時において、会社毎に異なる部品の種類と個数を一括して管理することができる。また、顧客に対して保守・管理サービスを行うサービスマン(作業者)は、ボックスICタグに記憶されたボックス識別情報と部品ICタグに記憶された部品識別情報によって、サービスを行う際、必要な部品の種類・必要数が揃っているか否かを簡単に確認できるから、保守・管理サービスの作業効率を高めることができるとともに、中央管理センタは、サービスマン(作業者)から送られる部品ICタグの情報に基づき、部品管理センタへの部品の発注管理が簡単かつ迅速に行うことができる。
本発明の請求項6記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムによれば、顧客からの機器の保守・管理サービスの依頼を受け付ける中央管理センタと、部品の管理を行う部品管理センタと、顧客の保守・管理サービスを行う外部拠点とを備え、前記部品管理センタで部品毎にそれぞれ部品ICタグを装着し、前記中央管理センタには、前記部品管理センタで装着した部品ICタグからの情報を蓄積する部品管理データベースと、顧客情報に基づき保守・管理サービスの対象機種に応じて必要な部品種類と個数を一括した情報として蓄積する収納ボックス管理データベースとを備え、前記外部拠点では、前記収納ボックス管理データベースからの情報に基づいて収納ボックスに必要数の部品の種類と個数を揃えた状態で収納し、当該収納ボックスにはボックスICタグを装着し、前記ボックスICタグと前記部品ICタグをICタグリーダで読み取り、保守・管理サービスの対象機種に必要な部品の種類と個数が揃っているか否かを判別するように構成するとともに、保守・管理サービスの作業終了後には、ICタグリーダで収納ボックスのボックスICタグと当該収納ボックス内の部品ICタグを読み取り、その情報を前記通信ネットワークを介して前記収納ボックス管理データベースに送信し、保守・管理サービスで使用・交換した部品の欠品状況を判断して、前記中央管理センタから部品管理センタに補充部品を発注するように構成したものであるから、部品管理センタは部品に装着した部品ICタグによって部品の流通管理が可能であり、中央管理センタはサービス対象機器毎に異なる部品の種類・必要数を揃えて状態で収納される収納ボックスを特定するためのボックス識別情報をボックスICタグによって管理することができる。また、顧客に対して保守・管理サービスを行うサービスマン(作業者)は、ボックスICタグに記憶されたボックス識別情報と、収納ボックス内に収納された部品の部品ICタグに記憶された部品識別情報とを読み取って比較し、これらの情報が一致していた場合、収納ボックス内には保守・管理作業に必要な部品の種類と個数が揃っていると判断でき、一方、ボックス識別情報と部品識別情報とが一致せずに欠品していると判断された場合、中央管理センタは、サービスマン(作業者)から送られる部品ICタグの情報に基づき、部品管理センタへの部品の発注管理が簡単かつ迅速に行うことができる。
以下、本発明の一実施について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システムの概略構成を示しており、同図で示すように、中央管理センタ1にはコールセンター2、管理サーバー3を備え、コールセンター2により契約している複数の顧客Aから保守・管理サービスの依頼を受け付け、中央管理センタ1から複数のエリアに存在する外部拠点4から顧客Aの所在に最も近いエリアの外部拠点4を選んで依頼元の顧客Aへの保守・管理作業を要請する。外部拠点4は、中央管理センタ1からの要請に基づき、顧客Aに保守・管理サービスを行うサービスマン(作業者)を派遣する。また、中央管理センタ1の管理サーバー3は、収納ボックス管理データベース5と、部品管理データベース6とを備え、部品管理データベース6に保守・管理作業に用いる例えば消耗部品や交換部品といった多種の部品10に関する情報が蓄積され、収納ボックス管理データベース5には、顧客Aが使用する機種A1に応じて保守・管理作業に用いる部品10の種類と必要な個数を特定し、顧客情報とともにこれら各部品郡の情報をデータとして登録している。なお、本実施例における保守・管理サービスの対象は、例えば大型汎用計算機などであって、大型汎用計算機の製造者7との契約などによって保守・管理業務を請け負うものであり、製造者7が顧客Aに対して大型汎用計算機といったハードウェアを設置し、そのハードウェアに対してサービス提供者が保守・管理サービスを行う。また、保守・管理サービスで使用する部品10は、製造者7に帰属する部品管理センタとして物流倉庫8(以下、単に倉庫と称す)に保管され、倉庫8から保守・管理サービスで使用する部品10を保守・管理サービスを行なう外部拠点4に配送される。ここで、倉庫8に保管される部品10には、それぞれ部品ICタグ20が貼り付けられ、この部品ICタグ20によって部品10の部品識別情報が管理され、以後、部品10の部品識別情報は部品ICタグ20によって管理される。すなわち、前記部品管理データベース6に格納される部品10の部品識別情報も部品ICタグ20によって管理される。そして、外部拠点4では、中央管理センタ1の収納ボックス管理データベース5に蓄積された情報に基づいてサービス対象機種A1に対して保守・管理サービス時に使用する部品10の種類と個数を揃えて収納ボックス25に収納し、その収納ボックス25を特定するためのボックス識別情報を記録したボックスICタグ21を収納ボックス25に装着する。なお、このボックスICタグ21のボックス識別情報も中央管理センタ1の収納ボックス管理データベース5に記憶する。例えば、図3に示すように、サービス対象機種A1に応じた収納ボックス25に(001、002、003・・・・)などボックス識別情報を付与し、かつ、そのボックス識別情報毎に収納ボックス25に収納されるべき保守・管理サービス時に使用する部品10の種類と個数(A01、A02・・・、B01、B02・・、C01、C02・・・)が部品識別情報として登録されている。
図2に示すように前記部品ICタグ20と、ボックスICタグ21は、図示しない電波や電磁波を送受信するアンテナを備え、ICタグリーダによって部品ICタグ20、ボックスICタグ21に記録される情報を読み出することが可能である。これにより、部品ICタグ20によって部品10に関する個体情報を読み取り、ボックスICタグ21によって収納ボックス25のボックス識別情報を読み取ることで、その収納ボックス25に収納されるべき、顧客Aに設置されるハードウェアの機種A1の保守・管理作業に用いる部品10の種類及び必要数といった複合情報を読み出す。また、部品ICタグ20、ボックスICタグ21に記憶された情報はライタ(図示しない)によって書き換えることも可能である。また、本実施例におけるICタグリーダは、ICタグリーダ機能を備えた携帯電話30によって構成され、その携帯電話30で読み取った部品ICタグ20、ボックスICタグ21の情報を通信ネットワーク40を介して中央管理センタ1の管理サーバー3に送信することが可能である。
以上のように構成される本実施例の保守・管理サービスに関する一連の流れを図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、倉庫8において保守・管理サービスの対象である機種A1を構成する各部品10毎に部品ICタグ20を貼り付けて装着する(ステップS1)。この部品ICタグ20に記憶された部品識別情報をICタグリーダ機能付携帯電話30で読み取り(ステップS2)、中央管理センタ1から倉庫8に対して部品10の発注が行われると、部品ICタグ20で読み取った部品10の情報を中央管理センタ1に送信するとともに、サービス部門である外部拠点4に部品10を発送する(ステップS4)。この部品10の発送に際し、部品ICタグ20により出庫管理を行う(ステップS5)。
中央管理センタ1では、顧客Aから障害情報を受け付けると(S10)、顧客Aに関する情報を収納ボックス管理データベース5から検索し、顧客Aが使用する機種A1を特定し(S11)、保守・管理部門である外部拠点4に対して顧客Aが使用している機種A1といった顧客情報や障害情報、障害対策情報と共に、顧客Aへの出動を要請する(S12)。また、中央管理センタ1では、顧客Aが使用している機種A1に応じて保守・管理作業に用いる部品10の種類及び必要数といった情報をボックス管理データベース5に格納するとともに、これら保守・管理作業に用いる部品10が収納されるべき収納ボックス25のボックス識別情報を管理データベース5に格納する。そして、ボックス管理データベース5に蓄積した情報に基づいて保守・管理作業に用いる部品10の種類及び必要数を揃えて収納ボックス25に収納することにより、ボックスICタグ21で管理された保守・管理作業に用いる部品10の種類及び必要数といった情報と、それらの部品10が収納される収納ボックス25のボックス識別情報とが関連付けられ、その情報が収納ボックス管理データベース5に格納され、かつ、個々の部品10の部品識別情報がICタグ20で管理されて部品管理データベース6に格納される(S13)。
保守・管理部門である外部拠点4は中央管理センタ1からの出動要請を受けるとサービスマン(作業者)に対して顧客Aへの出動を依頼する(S20)。この時、中央管理センタ1からの情報に基づいてサービス対象機器の作業に必要な収納ボックス25を選択し(S21)、サービスマン(作業者)に伝える。サービスマン(作業者)は、収納ボックス25のボックスICタグ21及び収納ボックス25内に収納した部品10の部品ICタグ20の情報をICタグリーダ機能付携帯電話30で読み取り(S22)、ボックスICタグ21に記憶されたボックス識別情報と、実際、収納ボックス25内に収納した部品10の種類、個数が揃っているか否かを確認し(S23)、揃っていることを確認したら保守・管理作業を行う。保守・管理作業が完了したら(S24)、収納ボックス25内に残った部品10の部品ICタグ20をICタグリーダ機能付携帯電話30で読み取り(S25)、作業で交換(消費)した部品10があれば、その欠品情報を収納ボックス管理データベース5に送信する(S26)。この欠品情報に基づいて中央管理センタ1から倉庫8に対して部品10の発注が行われ(S14)、倉庫8から外部拠点4に欠品した部品10が発送される(S4)。外部拠点4で倉庫8から発送される部品10を収納ボックス25に補充する(S27)。こして補充した収納ボックス25内の部品10に装着した部品ICタグ20の情報をICタグリーダ機能付携帯電話30で読み取り(S28)、補充情報を収納ボックス管理データベース5に送信することにより(S26)、収納ボックス管理データベース5の情報を更新する。
以上のように、本実施例においては、図3に示すように保守・管理対象の機器A1に対し、予め保守・管理作業に用いる部品10の種類・必要数を設定し、この情報を収納ボックス管理データベース5に登録するとともに、収納ボックス25に装着したボックスICタグ21に記憶されたボックス識別情報によって収納ボックス25を特定し、その収納ボックス25内に収納されるべき部品10の情報と、収納ボックス25内に収納された部品10に装着した部品ICタグ20をICタグリーダ機能付携帯電話30で読み取ることよって、実際、収納ボックス25内に収納された部品10の情報とを比較することにより、保守・管理作業に必要な部品10が揃っているか否かを簡単かつ迅速に把握することができる。すなわち、サービスマンが保守・管理作業を行う際、その部品ICタグ20とボックスICタグ21とをICタグリーダ機能付携帯電話30で読み取るだけで、保守・管理作業に必要な部品10が揃っているか否かを簡単かつ迅速に把握することができるから、これらの確認作業を大幅に省略することができる。特に、前記実施例で示す汎用大型計算機などは、多種多様な部品によって構成され、保守・管理作業時に交換部品の数や種類も多く、保守・管理作業の前にこれらの交換部品が揃っているか否かを確認する作業に手間と時間がかかるが、ICタグリーダ機能付携帯電話30で部品ICタグ20、ボックスICタグ21の情報を読み取るだけで、確認作業を効率化することが可能となる。また、保守・管理作業で部品10を交換した場合、その補充もICタグリーダ機能付携帯電話30で収納ボックス25内に収納した部品10の部品ICタグ20を読み取るだけで簡単に行える。さらに、その補充情報を中央管理センタ1に送信することで、その補充情報に基づいて中央管理センタ1から部品管理センタとして機能する倉庫8へ欠品した部品10の発注がなされ、倉庫8から外部拠点4に欠品した部品10を発送することが可能となり、これらの部品10の流通管理や倉庫8における部品10の出庫管理も部品10に装着した部品ICタグ20で簡単に行うことができるから、中央管理センタ1、倉庫8において発注間違いも防止することができる。また、収納ボックス25内の部品構成を変更する場合、収納ボックス25内に格納した部品10に装着した部品ICタグ20、及び収納ボックス25に装着したボックスICタグ21を読み取り送信することで、部品構成変更内容を収納ボックス管理データベースに登録出来ることから、顧客Aの機種A1の仕様変更や顧客Aの保守・管理サービスの変更などにも迅速に対応することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、保守・管理作業の対象機種として大型汎用計算機を例として説明したが、必ずしも大型汎用計算機に限定されるものではなく、また、ハードウェア、ソフトウェアを問わず、各種の保守・管理サービスにおいて、サービスに必要な構成部品が対象となる。
1 中央管理センタ
3 管理サーバー
4 外部拠点
5 収納ボックス管理データベース
6 部品管理データベース
8 倉庫(部品管理センタ)
10 部品
20 部品ICタグ
21 ボックスICタグ
25 収納ボックス
30 ICタグリーダ機能を備えた携帯電話
40 通信ネットワーク
3 管理サーバー
4 外部拠点
5 収納ボックス管理データベース
6 部品管理データベース
8 倉庫(部品管理センタ)
10 部品
20 部品ICタグ
21 ボックスICタグ
25 収納ボックス
30 ICタグリーダ機能を備えた携帯電話
40 通信ネットワーク
Claims (6)
- 機器の保守・管理システムであって、保守・管理サービス時に使用する複数種の各部品毎の部品識別情報と、それらの部品を収納する収納ボックスのボックス識別情報と、保守・管理サービス対象である機種に応じて特定の収納ボックスに収納されるべき部品の必要な種類と個数に関する情報と、を管理サーバー内に蓄積しておき、前記各部品には部品識別情報を記憶した部品ICタグを装着するとともに、前記収納ボックスにはボックス識別情報を記憶したボックスICタグを装着し、前記管理サーバー内に蓄積してある情報に従って、前記ボックスICタグを備えた収納ボックス内に必要な部品の種類と個数が揃うように収納するよう構成したことを特徴とする部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システム。
- 機器の保守・管理システムであって、保守・管理サービス時に使用する複数種の各部品毎の部品識別情報と、それらの部品を収納する収納ボックスのボックス識別情報と、保守・管理サービス対象である機種に応じて特定の収納ボックスに収納されるべき部品の必要な種類と個数に関する情報と、を管理サーバー内に蓄積しておき、前記各部品には部品識別情報を記憶した部品ICタグを装着するとともに、前記収納ボックスにはボックス識別情報を記憶したボックスICタグを装着し、前記管理サーバー内に蓄積してある情報に従って、前記ボックスICタグを備えた収納ボックス内に必要な部品の種類と個数を揃えた状態で収納し、前記ボックスICタグと収納ボックス内の部品に装着した部品ICタグとをICタグリーダで読み取り、当該ボックスICタグのボックス識別情報と当該収納ボックス内に収納されている部品ICタグの部品識別情報により、必要な部品の種類と個数が揃っているか否かを判別するように構成したことを特徴とする部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システム。
- 前記管理サーバー内に前記部品ICタグの部品識別情報が蓄積されたデータベースと、前記ボックスICタグのボックス識別情報と、保守・管理サービス対象である機種に応じて特定の収納ボックスに収納されるべき部品の必要な種類と個数に関する情報とが蓄積されたデータベースとを設け、前記ICタグリーダは携帯電話機であり、前記各データベースと前記ICタグリーダとしての携帯電話機とが通信ネットワークを介して接続されていることを特徴とする請求項2記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システム。
- 前記部品ICタグ及びボックスICタグは、無線で前記ICタグリーダに情報を送信する無線機能を有するとともに、前記各ICタグに記憶した情報の書き換えが可能であることを特徴とする請求項2又は3記載の部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システム。
- 顧客からの機器の保守・管理サービスの依頼を受け付ける中央管理センタと、部品の管理を行う部品管理センタと、顧客の保守・管理サービスを行う外部拠点とを備え、前記部品管理センタで部品毎にそれぞれ部品ICタグを装着し、前記中央管理センタには、前記部品管理センタで装着した部品ICタグからの情報を蓄積する部品管理データベースと、顧客情報に基づき保守・管理サービスの対象機種に応じて必要な部品種類と個数を一括した情報として蓄積する収納ボックス管理データベースとを備え、前記外部拠点では、前記収納ボックス管理データベースからの情報に基づいて収納ボックスに必要数の部品の種類と個数を揃えた状態で収納し、当該収納ボックスにはボックスICタグを装着するように構成したことを特徴とする部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システム。
- 顧客からの機器の保守・管理サービスの依頼を受け付ける中央管理センタと、部品の管理を行う部品管理センタと、顧客の保守・管理サービスを行う外部拠点とを備え、前記部品管理センタで部品毎にそれぞれ部品ICタグを装着し、前記中央管理センタには、前記部品管理センタで装着した部品ICタグからの情報を蓄積する部品管理データベースと、顧客情報に基づき保守・管理サービスの対象機種に応じて必要な部品種類と個数を一括した情報として蓄積する収納ボックス管理データベースとを備え、前記外部拠点では、前記収納ボックス管理データベースからの情報に基づいて収納ボックスに必要数の部品の種類と個数を揃えた状態で収納し、当該収納ボックスにはボックスICタグを装着し、前記ボックスICタグと前記部品ICタグをICタグリーダで読み取り、保守・管理サービスの対象機種に必要な部品の種類と個数が揃っているか否かを判別するように構成するとともに、保守・管理サービスの作業終了後には、ICタグリーダで収納ボックスのボックスICタグと当該収納ボックス内の部品ICタグを読み取り、その情報を前記通信ネットワークを介して前記収納ボックス管理データベースに送信し、保守・管理サービスで使用・交換した部品の欠品状況を判断して、前記中央管理センタから部品管理センタに補充部品を発注するように構成したことを特徴とする部品ICタグとボックスICタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システム。
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---|---|---|---|
JP2008147937A JP2009294908A (ja) | 2008-06-05 | 2008-06-05 | 部品icタグとボックスicタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008147937A JP2009294908A (ja) | 2008-06-05 | 2008-06-05 | 部品icタグとボックスicタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009294908A true JP2009294908A (ja) | 2009-12-17 |
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ID=41543043
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JP2008147937A Pending JP2009294908A (ja) | 2008-06-05 | 2008-06-05 | 部品icタグとボックスicタグを用いた機器の保守・管理サービスの部品管理システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009294908A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018131969A3 (ko) * | 2017-01-16 | 2018-09-27 | 손영전 | 부품관리시스템 및 부품관리방법과, 릴 등록장치 및 등록방법과 잔량산출장치 및 잔량산출방법 |
CN113971564A (zh) * | 2020-07-24 | 2022-01-25 | 深圳市陌音科技有限公司 | 一种模块化结构的骨传导耳机售后管理方法 |
-
2008
- 2008-06-05 JP JP2008147937A patent/JP2009294908A/ja active Pending
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