JP2011060126A - プラント監視制御装置およびプラント監視制御プログラム - Google Patents
プラント監視制御装置およびプラント監視制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】プラント機器6を制御する下位コントローラ5および制御に係る機器にネットワークを介してそれぞれ接続され、下位コントローラ5の監視および制御を行うプラント監視制御装置1において、下位コントローラ5または機器における外部イベントの発生を検知し、この外部イベントの発生に基づいて所定のプロセスを実行する。次に、予め定義された、外部イベントの受信により起動されるプロセスの情報を参照し、検知された外部イベントを識別するイベント番号を発行する。そして、各プロセスに対して入力される入力データ、実行の前後におけるプロセス内部データおよびプロセスの実行結果である出力データからなるプロセス実行履歴をイベント番号およびプロセスIDと関連付けて記録する。
【選択図】図1
Description
(1)監視制御システムの入力データは、伝送媒体(制御用LAN、Ethernet(登録商標)、シリアルバス)、伝送プロトコル(制御用LAN専用プロトコル、TCP/IP、UDP、BSCなど)が多岐にわたり、これらデータを一括して記録し、再生することは難しく、プロセス単位での入力データを正確に再現することは困難であった。
(2)監視制御システムにおいては、プラント機器を制御する下位コントローラなどで発生した外部イベントに基づいてサーバ内で複数のプロセスが連続的に動作し、その外部イベントに対応する機能を実現するが、複数の外部イベントが同時に発生した場合、同一のプロセスが複数動作する場合もあるため、プロセス間の前後関係を時刻で管理する形式では、どの外部イベントに対応する履歴であるのかを確認することは困難であった。
S501においては、プロセスの起動の有無を判定する。ここで、プロセスの起動有りと判定された場合には、S502へ進む。これに対し、プロセスの起動無しと判定された場合には、プロセスが起動されるまで待機状態となる。
S504においては、起動元プロセスのイベント番号と同じ番号を起動プロセスに係るイベント番号とし、起動元のプロセスの階層番号に1加算して階層番号とする。
S506においては、プロセスの実行が完了したか否かを判定する。ここで、プロセスの実行が完了したと判定された場合には、S507へ進む。これに対し、プロセスの実行が未完了と判定された場合には、完了するまで待機状態となる。
S507においては、プロセスの実行による出力データおよび処理後のプロセス内部データを取得し、起動先プロセスIDと共にS505で作成したレコードを更新し、処理を終了する。
S801においては、操作端末3からの再生要求の有無を判定する。ここで、再生要求有りと判定された場合は、S802へ進む。これに対し、再生要求無しと判定された場合には、要求があるまで待機状態となる。
S803においては、指定されたイベント番号をキーにプロセス実行履歴格納部14より外部イベント受信プロセスを始めとする該当する全てのプロセスのプロセスIDを取得する。
S805においては、指定されたプロセスIDをキーにプロセス実行履歴格納部14よりプロセス実行履歴を取得する。
S807においては、プロセス実行履歴中の入力データを送信し、試験対象プロセスの実行を要求し、処理を終了する。
(1)起動プロセスに対する入力データのみでなく、外部イベント発生時のプロセス内部データを処理の前後において記録することにより、トラブル発生時の状況が正確に把握でき、原因究明が容易となる。
(2)様々な伝送媒体、伝送プロトコルを絶縁した形で、プロセスごとの再現試験を正確かつ容易に行うことができる。また、テストデータを新たに作成せずに現地の運用データを使用しての試験が容易に行えるため、トラブルの原因究明が容易となり、プログラム改修時の試験を容易に行うことができる。
(3)外部イベント毎に起動トレースをグルーピングできるため、工場での組合せ試験に有用である。また、問題がどの外部イベントで発生したのかを容易に追跡することができる。
2…情報系LAN
3…操作端末
4…制御用LAN
5…下位コントローラ
6…プラント機器
11…制御プロセス実行部
12…外部イベント受信プロセス定義部
13…プロセス実行履歴記録部
14…プロセス実行履歴格納部
15…プロセス実行履歴再生部
16…プロセス実行履歴検索部
17…入出力I/F部
18…データ送受信部
71…CPU
72…ROM
73…RAM
74…入出力インタフェース
75…システムバス
76…入力装置
77…表示装置
78…補助記憶装置
79…通信装置
Claims (5)
- プラント機器を制御する下位コントローラおよび前記制御に係る機器にネットワークを介してそれぞれ接続され、前記下位コントローラの監視および制御を行うプラント監視制御装置であって、
前記下位コントローラまたは前記機器における外部イベントの発生を検知すると共に、この外部イベントの発生に基づいて所定のプロセスを逐次実行し、前記下位コントローラを制御する制御プロセス実行部と、
前記外部イベントの受信により起動される外部イベント受信プロセスを予め定義する外部イベント受信プロセス定義部と、
前記定義された外部イベント受信プロセスの情報を参照し、前記制御プロセス実行部において検知された外部イベントを識別するイベント番号を発行すると共に、前記プロセスに対して入力される入力データ、前記実行の前後におけるプロセス内部データおよび前記プロセスの実行結果である出力データからなるプロセス実行履歴を前記イベント番号およびプロセスIDと関連付けて記録するプロセス実行履歴記録部と、
を備えることを特徴とするプラント監視制御装置。 - 外部入力された前記イベント番号または前記プロセスIDに基づいて前記プロセス実行履歴記録部において記録されたプロセス実行履歴を前記プロセスID毎に取得すると共に、取得された前記入力データおよび前記実行の前におけるプロセス内部データを前記プロセスID単位で前記制御プロセス実行部へ出力し、前記プロセスの再実行を要求するプロセス実行履歴再生部を更に備えることを特徴とする請求項1記載のプラント監視制御装置。
- 前記プロセス実行履歴記録部は、前記外部イベントに基づいて実行される前記プロセスの起動順序に基づいて階層番号を付して前記プロセス実行履歴を記録することを特徴とする請求項1または請求項2記載のプラント監視制御装置。
- プラント機器を制御する下位コントローラおよび前記制御に係る機器にネットワークを介してそれぞれ接続され、前記下位コントローラの監視および制御を行うプラント監視制御装置に、
前記下位コントローラまたは前記機器における外部イベントの発生を検知すると共に、この外部イベントの発生に基づいて所定のプロセスを逐次実行し、前記下位コントローラを制御する制御プロセス実行ステップと、
予め定義された、前記外部イベントの受信により起動される外部イベント受信プロセスの情報を参照し、前記制御プロセス実行部において検知された外部イベントを識別するイベント番号を発行すると共に、前記プロセスに対して入力される入力データ、前記実行の前後におけるプロセス内部データおよび前記プロセスの実行結果である出力データからなるプロセス実行履歴を前記イベント番号およびプロセスIDと関連付けて記録するプロセス実行履歴記録ステップと、
を実行させることを特徴とするプラント監視制御プログラム。 - 外部入力された前記イベント番号または前記プロセスIDに基づいて前記プロセス実行履歴記録ステップにおいて記録されたプロセス実行履歴を前記プロセスID毎に取得すると共に、取得された前記入力データおよび前記実行の前におけるプロセス内部データを前記プロセスID単位で前記制御プロセス実行部へ出力し、前記プロセスの再実行を要求するプロセス実行履歴再生ステップを更に実行させることを特徴とする請求項4記載のプラント監視制御プログラム。
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JP2009210841A JP4820898B2 (ja) | 2009-09-11 | 2009-09-11 | プラント監視制御装置およびプラント監視制御プログラム |
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JP4820898B2 JP4820898B2 (ja) | 2011-11-24 |
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JP2009210841A Expired - Fee Related JP4820898B2 (ja) | 2009-09-11 | 2009-09-11 | プラント監視制御装置およびプラント監視制御プログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017019438A1 (en) * | 2015-07-30 | 2017-02-02 | Honeywell International Inc. | METHOD AND SYSTEM FOR CO-OPERATIVE INTELLIGENT HMIs FOR EFFECTIVE PROCESS OPERATIONS |
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JPS63118846A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-23 | Hitachi Ltd | トラツキング処理のトレ−ス収集方式 |
JP2001154731A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Hitachi Ltd | プラント監視装置 |
JP2003241830A (ja) * | 2002-02-18 | 2003-08-29 | Mitsubishi Electric Corp | プロセスデータ管理装置 |
-
2009
- 2009-09-11 JP JP2009210841A patent/JP4820898B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US10235447B2 (en) | 2015-07-30 | 2019-03-19 | Honeywell International Inc. | Method and system for co-operative intelligent HMIs for effective process operations |
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JP4820898B2 (ja) | 2011-11-24 |
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