JP2003241830A - プロセスデータ管理装置 - Google Patents

プロセスデータ管理装置

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JP2003241830A
JP2003241830A JP2002039399A JP2002039399A JP2003241830A JP 2003241830 A JP2003241830 A JP 2003241830A JP 2002039399 A JP2002039399 A JP 2002039399A JP 2002039399 A JP2002039399 A JP 2002039399A JP 2003241830 A JP2003241830 A JP 2003241830A
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JP2002039399A
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Rieko Kawada
里恵子 河田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄積されたプロセスデータについてのクライ
アントによる検索をイベントに基づいて適切かつ的確に
行えるプロセスデータ管理装置を得る。 【解決手段】 定周期で入力されたプラントのプロセス
データをデータベース14に蓄積し、クライアントから
の要求により指定された条件を満たすプロセスデータを
検索,処理するプロセスデータ管理装置において、蓄積
するプラントのイベントタグを指定するイベントタグ設
定部9と、イベントタグ値を入力するイベント入力部8
と、入力されたイベントタグ値をデータベース14へ蓄
積するイベントタグ蓄積部10と、クライアントによる
プロセスデータ検索の際にイベントタグを検索条件とし
て前記蓄積されたプロセスデータについての検索を実行
可能なデータ検索部16とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プロセスデータ
管理装置、特に、ファクトリーオートメーションやプロ
セスオートメーションのプラントに使用され、プロセス
データを常時定周期に収集し、長期間蓄積するプロセス
データ管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21は、従来のプロセスデータ管理装
置の構成を示す。図21において、104は管理対象と
してのプラント、105,106はプラント104の制
御を統制するコントローラおよびシーケンサである。プ
ロセスデータ管理装置101は、プラント104からプ
ロセスデータを読み込むプロセス入力部108、蓄積デ
ータ設定部112より通知のあった構成に基づいて、プ
ロセス入力部108より読み込まれたプロセスデータを
プロセスデータベース110に蓄積するデータ蓄積部1
09、クライアント103からデータ検索要求が発生し
た際に、条件に一致するデータをプロセスデータ110
から抽出するデータ抽出部111からなるプロセスデー
タサーバ102と、プロセスデータサーバ102へ運転
員より指定されたデータ検索の要求を行うデータ検索部
114、検索結果をCRT表示装置116に表示を行う
検索結果表示部115からなるクライアント103とか
ら構成される。
【0003】図24,図25,図26はクライアント1
03で検索条件を入力するための検索条件入力画面を示
す。検索条件には、時間検索と、製品識別(バッチタ
グ)検索とがあり、それぞれ検索項目としてプロセスヒ
ストリカルテーブルおよびプロセスタグがあり、対話形
式にて検索条件を設定する。
【0004】次に、動作について説明する。図21にお
いてデータ蓄積部109は、プラント104に設置され
た各コントローラ106やシーケンサ105からプロセ
ス入力部108を介して、一定周期で取り込んだプロセ
スデータを蓄積データ設定部112より通知のあった構
成(例:図22)に基づいて、時系列順にプロセスデー
タ110に蓄積する(例:図23)。蓄積されたプロセ
スデータはクライアント103のデータ検索部112よ
り検索要求が発生すると、データ抽出部111はプロセ
スデータベース110からデータ検索部114より通知
のあった検索条件と一致する分を抽出し、データ検索部
114へ結果を返す。蓄積データ設定部112は蓄積デ
ータ設定画面上で対話形式により運転員が設定したプロ
セスヒストリカルテーブルの構成や収集条件をデータ蓄
積部109に通知する。クライアント103では、プロ
セスデータ検索部114が図24、図25、図26に示
す検索条件入力画面上で対話形式により入力された検索
条件および検索項目をデータ抽出部111に通知し、デ
ータ抽出部111からの結果を検索結果表示部115へ
通知する。検索結果表示部115はその検索結果をCR
T表示装置116に表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロセスデータ
管理装置は以上のように構成されるので、クライアント
からプロセスデータを検索する際、過去に起きたイベン
トに関連したプロセスデータの検索を行う場合は、イベ
ントの起きた時刻またはイベントが起きたときに製造し
ていた製品を識別するタグがわからないと検索するのが
困難であるという問題があった。また、イベントタグ値
を長期間プロセスデータベースサーバのプロセスデータ
ベースに蓄積していなかったため、クライアントからイ
ベントタグ値に関する年間や月間、週間ロット間等を通
した統計処理等を行うことはできなかった。また、イベ
ントタグ値を長期間プロセスデータベースサーバのプロ
セスデータベースに蓄積していなかったため、クライア
ントでイベントタグ値に関する年間や月間、週間ロット
間等を通した統計処理に関連して併せてプロセスデータ
の統計処理を行うことはできなかった。また、監視装置
で保管しているイベント履歴データをプロセスデータベ
ースサーバのプロセスデータに蓄積していなかったた
め、クライアントから監視装置のイベント履歴データを
検索キーとしたプロセスデータの検索や、統計処理を行
うことはできなかった。
【0006】この発明は、蓄積されたプロセスデータに
ついてのクライアントによる検索をイベントに基づいて
適切かつ的確に行えるプロセスデータ管理装置を得よう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るプロセ
スデータ管理装置では、所定の周期で入力された管理対
象についてのプロセスデータをプロセスデータベースサ
ーバのプロセスデータベースに蓄積し、クライアントか
らの要求により指定された条件を満たすプロセスデータ
を検索,処理するプロセスデータ管理装置において、プ
ロセスデータを蓄積する前記管理対象についてのイベン
トタグ(警報,ガイダンス,アラーム,操作履歴等)を
指定するイベントタグ設定手段と、前記イベントタグ設
定手段により設定されたイベントタグ値の変化に応じて
前記管理対象についてのイベントタグ値を入力するイベ
ント入力手段と、入力されたイベントタグ値をイベント
タグ設定手段からの設定に基づいてプロセスデータベー
スサーバのプロセスデータベースへ蓄積するイベントタ
グ蓄積手段と、クライアントによるプロセスデータ検索
の際に前記イベントタグ蓄積手段により蓄積されたイベ
ントタグを検索条件として前記蓄積されたプロセスデー
タについての検索を実行可能なデータ検索手段とを備え
たものである。
【0008】第2の発明に係るプロセスデータ管理装置
では、第1の発明において、クライアントにより設定さ
れるイベントタグ統計設定手段と、前記イベントタグ統
計設定手段による設定内容に基づいてイベントタグの統
計処理を行うイベントタグ統計処理手段とを備えたもの
である。
【0009】第3の発明に係るプロセスデータ管理装置
では、第2の発明において、クライアントによるイベン
トタグ統計処理に関連するプロセスデータの統計処理を
行うプロセスデータ統計処理手段を備えたものである。
【0010】第4の発明に係るプロセスデータ管理装置
では、所定の周期で入力された管理対象についてのプロ
セスデータをプロセスデータベースサーバのプロセスデ
ータベースに蓄積し、クライアントからの要求により指
定された条件を満たすプロセスデータを検索,処理する
プロセスデータ管理装置において、前記管理対象を監視
する監視装置におけるイベント履歴情報を所定の周期で
入力するイベント履歴入力手段と、入力されたイベント
履歴をクライアントによるプロセスデータ検索時に検索
条件として設定可能にする構成に編成してプロセスデー
タベースに蓄積するイベント履歴蓄積手段と、クライア
ントによるプロセスデータ検索の際に前記イベント履歴
蓄積手段により蓄積された監視装置におけるイベント履
歴を検索条件として前記蓄積されたプロセスデータにつ
いての検索を実行可能なプロセスデータ検索手段とを備
えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を図1ないし図6に基づいて説明する。図1は実
施の形態1における構成を示すブロック図である。図2
は実施の形態1におけるイベントタグ設定定義テーブル
を示す説明図である。図3は実施の形態1におけるイベ
ントテーブル設定定義テーブルを示す説明図である。図
4は実施の形態1におけるイベントヒストリカルテーブ
ルを示す説明図である。図5は実施の形態1におけるイ
ベント検索条件設定画面を示す説明図である。図6は実
施の形態1におけるイベント検索条件設定画面を示す説
明図である。
【0012】図1において、4は管理対象としてのプラ
ント、5および6はプラント4の制御を統制するシーケ
ンサおよびコントローラである。プロセスデータ管理装
置1は、シーケンサ5およびコントローラ6からプロセ
スデータを定周期に読み込むプロセス入力部11、プロ
セスデータ蓄積設定部12より通知のあった構成に基づ
いてプロセス入力部11より読み込まれたプロセスデー
タをプロセスデータベース14に蓄積するプロセスデー
タ蓄積部13、長期間蓄積すべきシーケンサ5およびコ
ントローラ6のイベントタグ(警報,ガイダンス,アラ
ーム,操作履歴等)を指定するイベントタグ設定部9と
その設定されたイベントタグの値が変化したときにシー
ケンサ5およびコントローラ6からイベントタグ値を入
力するイベント入力部8と入力されたイベントタグ値を
イベントタグ設定部9からの設定に基づいてプロセスデ
ータベースへ蓄積するイベントタグ蓄積部10とからな
るプロセスデータベースサーバ2、および、プロセスデ
ータベースサーバ2へユーザより指定されたデータ検索
の要求を行うデータ検索部16、検索結果をCRT表示
装置18に表示を行う検索結果表示部17とからなるク
ライアント3により構成されている。
【0013】図2および図3は、プロセスデータベース
サーバ2にてユーザーがCRT表示装置25の画面から
イベントタグの設定を行った際に作成されるイベントタ
グ設定定義テーブルおよびイベントテーブル設定定義テ
ーブルを表す。イベントタグ設定定義にはイベントタ
グ,イベントID,イベントタグ名称,メッセージ,状
態,分類、イベントテーブル設定定義にはイベントヒス
トリカルテーブル名,イベントタグの設定項目がある。
【0014】また、図4はイベントタグ設定部9で設定
された定義に基づき、プロセスデータベースに蓄積され
るイベントヒストリカルテーブルの構成を表す。図5お
よび図6はクライアント3のデータ検索部16でユーザ
ーがプロセスデータを検索する際の検索画面を示す。検
索条件に従来の条件に加えてイベント検索項目が設けら
れ、その設定項目はイベントヒストリカルテーブル名,
分類指定,時間指定,イベント選択,イベント発生時前
後の時間幅、検索するプロセスヒストリカルテーブルお
よびプロセスタグがある。ユーザーは対話形式にて各項
目を設定する。
【0015】次に、動作について説明する。図1におい
てプロセスデータ蓄積部13は、プラント3に設置され
た各コントローラ5やシーケンサ6からプロセス入力部
11を介して、一定周期で読み込んだプロセスデータを
プロセスデータ蓄積設定部12より通知のあった構成に
基づいて、時系列順にプロセスデータベース14に蓄積
する。また、イベント入力部8はイベントタグ設定部9
で指定されたイベントタグの値が変化したときにイベン
トタグ蓄積部へイベントタグ値および変化のあった時刻
を入力し、イベントタグ蓄積部10は受け取ったデータ
をイベントタグ設定部9の設定内容に基づいて、プロセ
スデータベース14の図4のようなイベントヒストリカ
ルテーブルへ格納する。クライアント3のデータ検索部
16より検索要求が発生すると、データ抽出部15はプ
ロセスデータベースからデータ検索部16より通知のあ
った検索条件と一致する分を抽出し、データ検索部16
へ結果を返す。
【0016】クライアント3のデータ検索部16は図5
の検索条件選択でイベント検索を選択されたら図6のイ
ベント条件設定画面を表示し、ユーザーより指定された
イベントヒストリカルテーブルの時刻と、イベントID
に関連づけられたイベントタグ名称,メッセージ,分類
をリスト表示する。ユーザーはリストから時刻とイベン
トタグ名称やメッセージを見て、検索すべきイベント,
およびイベント発生時前後の時間幅,プロセスデータの
検索項目を設定する。設定後、クライアント3のデータ
検索部16はプロセスデータベースサーバ2のデータ抽
出部15に設定内容を通知し、データ抽出部15からの
抽出結果を検索結果表示部17へ通知する。検索結果表
示部17はその検索結果をCRT表示装置18に表示す
る。
【0017】なお、上記実施の形態1では、イベントを
検索キーとして、イベント発生時前後の時間幅、および
検索すべきプロセスデータをその都度自由に設定して検
索することができ、設定内容を保存することも可能であ
る。また、複数のイベントに関してプロセスデータを同
時に検索できるので、例えば、同じイベントで過去に数
回起きたものに対し、一度にプロセスデータを検索でき
るので、それぞれのイベントでのプロセスデータ変化を
比較することが可能となる。
【0018】この発明による実施の形態1によれば、定
周期等の所定の周期で入力されたプラント4等の管理対
象についてのプロセスデータをプロセスデータベースサ
ーバ2のプロセスデータベース14に長期間蓄積処理し
て長期的に蓄積し、クライアントからの要求により指定
された条件を満たすプロセスデータを検索,処理,表示
するプロセスデータ管理装置において、プロセスデータ
を長期間蓄積処理して長期的に蓄積する前記プラント4
等の管理対象についてのイベントタグを指定するイベン
トタグ設定部9からなるイベントタグ設定手段と、前記
イベントタグ設定部9からなるイベントタグ設定手段に
より設定されたイベントタグ値の変化に応じて前記プラ
ント4等の管理対象についてのイベントタグ値を入力す
るイベント入力部8からなるイベント入力手段と、入力
されたイベントタグ値をイベントタグ設定部9からなる
イベントタグ設定手段からの設定に基づいてプロセスデ
ータベースサーバ2のプロセスデータベース14へ長期
的に蓄積するイベントタグ蓄積部10からなるイベント
タグ蓄積手段と、クライアントによるプロセスデータ検
索の際に前記イベントタグ蓄積部10からなるイベント
タグ蓄積手段により長期的に蓄積されたイベントタグを
検索条件として設定可能なデータ検索部16からなるデ
ータ検索手段とを備えたので、蓄積されたプロセスデー
タについてのクライアントによる検索をイベントに基づ
いて適切かつ的確に行えるプロセスデータ管理装置を得
ることができる。
【0019】実施の形態2.この発明による実施の形態
2を図7および図8に基づいて説明する。図7は実施の
形態2におけるイベント検索条件設定画面を示す説明図
である。図8は実施の形態2におけるイベントリスト表
示を示すフローチャートである。この実施の形態2にお
いて、ここで説明する特有の構成以外の構成内容につい
ては、先に説明した実施の形態1における構成と同様の
構成内容を有し、同様の作用を奏するものである。図
中、同一符号は同一または相当部分を示す。
【0020】上記実施の形態1では、データ検索部16
のイベント検索条件において、指定されたイベントヒス
トリカルテーブルのイベント内容を時系列順にリスト表
示する場合について述べたが、この実施の形態2では、
図7に示すように、イベント検索条件設定画面におい
て、aの分類指定リストボックス,bの時間指定入力ボ
ックス,およびcのリスト表示ボタンを設け、図1のデ
ータ検索部16において、イベント検索時のリスト表示
の動作を図8に示すようなフロー動作を行うことによ
り、分類項目やリスト表示する時間を指定した場合は、
指定された内容を満たすイベントだけをリスト表示する
ようにしたので、ユーザーは過去に発生したイベントを
より早く、容易に検索キーとして設定することができ
る。
【0021】例えば、図7において、イベントヒストリ
カルテーブル名が設定されると、データ検索部16は、
データ抽出部15を通して図2のイベントタグ設定定義
テーブルおよび図3のイベントテーブル設定定義テーブ
ルを用いて、図7におけるaの分類指定リストボックス
に指定されたイベントヒストリカルテーブルがもつ全て
のイベントタグの分類項目をリスト表示する。ユーザー
が分類指定リストボックスaから分類項目を指定し、図
7におけるcのリスト表示ボタンをクリックすると、デ
ータ検索部16は図2のイベントタグ設定定義テーブル
および図4のイベントヒストリカルテーブルを用いて指
定された分類項目をもつイベントのみをリスト表示す
る。
【0022】そして、分類指定リストボックスaを用い
た分類指定によるイベントリスト表示の他に、図7にお
ける時間指定入力ボックスbによる時間指定、または、
分類と時間の両方を指定したイベントリスト表示が行え
る。
【0023】この発明による実施の形態2によれば、実
施の形態1における構成において、イベント検索条件設
定画面での条件指定手段として、分類指定リストボック
スaからなる分類指定手段、および、時間指定入力ボッ
クスbからなる時間指定手段を設け、分類項目の指定、
または、時間指定、あるいは、分類項目および時間指定
の両方の指定条件によりイベントを検索し、リスト表示
ボタンcからなるリスト表示手段により所望のイベント
のみをリスト表示するようにしたので、クライアントに
よる検索の際に検索キーとして過去に発生したイベント
のうち所望のイベントを分類指定手段および時間指定手
段により確実かつ容易に設定し、蓄積されたプロセスデ
ータについてのクライアントによる検索を所望のイベン
トに基づいて適切かつ的確に行える迅速かつ的確に設定
できるプロセスデータ管理装置を得ることができる。
【0024】実施の形態3.この発明による実施の形態
3を図9および図10に基づいて説明する。図9は実施
の形態3におけるイベント検索条件設定画面を示す説明
図である。図10は実施の形態3におけるイベントリス
ト表示を示すフローチャートである。この実施の形態3
において、ここで説明する特有の構成以外の構成内容に
ついては、先に説明した実施の形態1および実施の形態
2における構成と同様の構成内容を有し、同様の作用を
奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部
分を示す。
【0025】上記実施の形態1および2では、クライア
ント3のデータ検索部16のイベント条件検索におい
て、時間をベースにリスト表示するものであったが、こ
の実施の形態3では、図9に示すように、dのイベント
タグ名称指定部およびeのメッセージ指定部を設けて、
図1のデータ検索部16において、イベント検索時のリ
スト表示の動作を図10に示すようなフロー動作を行う
ことにより、イベントタグ名称やメッセージからイベン
トのリスト表示を行なえるようにしたので、ユーザーは
よりイベントの検索キーの設定が容易になる。
【0026】例えば、図9においてイベントヒストリカ
ルテーブル名が設定され、イベントタグ名称指定が選択
されると、データ検索部16はデータ抽出部15を通し
て図2のイベントタグ設定定義テーブルおよび図3のイ
ベントテーブル設定定義テーブルを用いて、図9におけ
るdのイベントタグ名称のところに指定されたイベント
ヒストリカルテーブルがもつ全てのイベントタグのイベ
ントタグ名称をリスト表示する。ユーザーがイベントタ
グ名称を指定し、図9におけるcのリスト表示ボタンを
クリックするとデータ検索部は図2のイベントタグ設定
定義テーブルおよび図4のイベントヒストリカルテーブ
ルを用いて指定されたイベントタグ名称をもつイベント
のみをリスト表示する。そして、イベントタグ名称指定
部dを用いたイベントタグ名称によるイベントリスト表
示の他に、図9におけるメッセージ指定部eによるメッ
セージ指定、または、イベントタグ名称とメッセージの
両方を指定したイベントリスト表示が行える。さらに、
これらと時間指定とを組み合わせてイベントリスト表示
が行える。
【0027】この発明による実施の形態3によれば、実
施の形態2における構成において、イベント検索条件設
定画面での条件指定手段として、イベントタグ名称指定
部dからなるイベントタグ名称指定手段、および、メッ
セージ指定部eからなるメッセージ指定手段を設け、イ
ベントタグ名称の指定、または、メッセージ指定、ある
いは、イベントタグ名称およびメッセージの両方の指定
条件、さらには、これらの指定条件と時間指定との組み
合わせ条件によりイベントを検索し、リスト表示ボタン
からなるリスト表示手段により所望のイベントのみをリ
スト表示するようにしたので、クライアントによる検索
の際に検索キーとして過去に発生したイベントのうち所
望のイベントをイベントタグ名称指定手段およびイベン
トタグ名称指定手段により確実かつ容易に設定し、蓄積
されたプロセスデータについてのクライアントによる検
索を所望のイベントに基づいて適切かつ的確に行える迅
速かつ的確に設定できるプロセスデータ管理装置を得る
ことができる。
【0028】実施の形態4.この発明による実施の形態
4を図11および図12に基づいて説明する。図11は
実施の形態4における構成を示すブロック図である。図
12は実施の形態4におけるイベント統計処理設定画面
を示す説明図である。この実施の形態4において、ここ
で説明する特有の構成以外の構成内容については、先に
説明した実施の形態1ないし実施の形態3における構成
と同様の構成内容を有し、同様の作用を奏するものであ
る。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
【0029】上記実施の形態1から3では、クライアン
ト3でイベントを検索キーとしてプロセスデータを検索
する場合について述べたが、この実施の形態4では、図
11に示すように、クライアント3にイベントタグの統
計処理を行うためのイベントタグ統計処理設定部19、
およびイベントタグ統計処理部20を設けて、設定され
たイベントの時間に関する統計処理(例えば、設定時間
内の指定されたイベントの発生からイベント発生状態前
に戻るまでの累計時間等)を行うことができる。また、
設定内容を保存することも可能である。
【0030】図12は、図11におけるイベントタグ統
計処理設定部19におけるイベント統計処理設定画面で
ある。ユーザーは、統計処理を行うイベントヒストリカ
ルテーブル,イベント,統計処理対象期間,統計処理内
容を対話形式にて設定する。
【0031】例えば、図12において統計処理を行うイ
ベントヒストリカルテーブルおよびイベントを設定し、
開始日を10日、終了日を9日と入力して月間にチェッ
クし、イベント総計時間にチェックし、実行をクリック
すると、イベントタグ統計処理設定部19は設定内容を
イベントタグ統計処理部20に通知する。通知を受けた
イベントタグ統計処理部20はデータ検索部16および
データ抽出部15を通して図2のイベントタグ設定定義
テーブルおよび図3のイベントテーブル設定定義テーブ
ルを用いて、統計処理をするすべてのイベントIDを割
りだし、図4のイベントヒストリカルテーブルによって
10日から次の月の9日を月間として各イベントIDの
状態フラグを調査し、発生から復帰まで時間を算出し総
計する。総計後は月間毎に各イベント毎の総計時間を表
やグラフにして、CRT表示装置に表示する。統計処理
の期間については、年間,月間,週間,日間,ロット間
を複数選択して同時に統計結果を同時にCRT表示装置
へ表示させたり、年間,月間,週間,日間においては各
間の開始基点・終了基点を自由に設定できる。また、統
計処理内容も複数選択して同時に計算することも可能で
ある。
【0032】この発明による実施の形態4によれば、実
施の形態1ないし実施の形態3における構成において、
クライアントにより設定されるイベントタグ統計設定部
19からなるイベントタグ統計設定手段と、前記イベン
トタグ統計設定部19からなるイベントタグ統計設定手
段による設定内容に基づいてイベントタグの統計処理を
行うイベントタグ統計処理部20からなるイベントタグ
統計処理手段とを備えたので、蓄積されたイベントデー
タの統計処理を適切かつ的確に行えるプロセスデータ管
理装置を得ることができる。
【0033】実施の形態5.この発明による実施の形態
5を図13に基づいて説明する。図13は実施の形態5
におけるイベント統計処理設定画面を示す説明図であ
る。この実施の形態5において、ここで説明する特有の
構成以外の構成内容については、先に説明した実施の形
態4における構成と同様の構成内容を有し、同様の作用
を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当
部分を示す。
【0034】上記実施の形態4では、クライアントに年
間,月間,週間,日間,ロット間を通したイベントタグ
の時間に関する統計処理を行う場合について述べたが、
この実施の形態5では、図13に示すようにユーザー設
定部fを設けたことにより、ユーザーは統計処理を行う
時間帯を任意に指定することができる。
【0035】図13は、図11におけるイベントタグ統
計処理設定部19におけるイベント統計処理設定画面で
ある。ユーザーは、統計処理を行うイベントヒストリカ
ルテーブル,イベント,統計処理対象期間,統計処理内
容を対話形式にて設定する。
【0036】例えば、図13において統計処理を行うイ
ベントヒストリカルテーブルおよびイベントを設定し、
ユーザー設定を選択し、時間帯を2001年12月8日
21時0分0秒から2001年12月8日23時0分0
秒と設定し、イベント総計時間にチェックし、実行をク
リックすると、イベントタグ統計処理設定部19は設定
内容をイベントタグ統計処理部20に通知する。通知を
受けたイベントタグ統計処理部20はデータ検索部16
およびデータ抽出部15を通して図2のイベントタグ設
定定義テーブルおよび図3のイベントテーブル設定定義
テーブルを用いて、統計処理をするすべてのイベントI
Dを割りだし、図4のイベントヒストリカルテーブルか
ら2001年12月8日21時0分0秒から2001年
12月8日23時0分0秒までの各イベントIDの状態
フラグを調査し、発生から復帰まで時間を算出し総計す
る。総計後は設定時間帯の各イベント毎の総計時間を表
やグラフにして、CRT表示装置に表示する。
【0037】この発明による実施の形態5によれば、実
施の形態4における構成において、イベント統計処理設
定画面での条件指定手段として、ユーザーが統計処理を
行う時間帯を任意に指定できるユーザー指定部fからな
るユーザー指定手段を設けたので、蓄積されたイベント
データの統計処理を適切かつ的確に行えるプロセスデー
タ管理装置を得ることができる。
【0038】実施の形態6.この発明による実施の形態
6を図14に基づいて説明する。図14は実施の形態6
におけるイベント統計処理設定画面を示す説明図であ
る。この実施の形態6において、ここで説明する特有の
構成以外の構成内容については、先に説明した実施の形
態4および実施の形態5における構成と同様の構成内容
を有し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符
号は同一または相当部分を示す。
【0039】上記実施の形態4および実施の形態5で
は、クライアントでイベントタグの時間に関する統計処
理を行う場合について述べたが、この実施の形態6で
は、イベントタグ統計処理部20にイベントの発生頻度
を処理できる機能を設けたので、図14におけるgのイ
ベント発生頻度処理部に示すように指定されたイベント
の発生頻度の処理(例えば、指定したイベントの設定時
間内における発生回数や頻度,割合等)を行うことがで
きる。
【0040】図14は、図11におけるイベントタグ統
計処理設定部19におけるイベント統計処理設定画面で
ある。ユーザーは、統計処理を行うイベントヒストリカ
ルテーブル,イベント,統計処理対象期間,統計処理内
容を対話形式にて設定する。
【0041】例えば、図14において統計処理を行うイ
ベントヒストリカルテーブルおよびイベントを設定し、
ユーザー設定を選択し、時間帯を2001年12月8日
21時0分0秒から2001年12月8日23時0分0
秒と設定し、イベント発生数にチェックし、実行をクリ
ックすると、イベントタグ統計処理設定部19は設定内
容をイベントタグ統計処理部20に通知する。通知を受
けたイベントタグ統計処理部20はデータ検索部16お
よびデータ抽出部15を通して図2のイベントタグ設定
定義テーブルおよび図3のイベントテーブル設定定義テ
ーブルを用いて、統計処理をするすべてのイベントID
を割りだし、図4のイベントヒストリカルテーブルから
2001年12月8日21時0分0秒から2001年1
2月8日23時0分0秒までの各イベントIDの状態フ
ラグを調査し、イベント発生回数を総計する。総計後は
設定時間帯の各イベント毎のイベント発生数を表やグラ
フにして、CRT表示装置に表示する。
【0042】この発明による実施の形態6によれば、実
施の形態4および実施の形態5における構成において、
イベント統計処理設定画面での条件指定手段として、イ
ベント発生頻度処理部gからなるイベント発生頻度処理
手段を設けたので、蓄積されたイベントデータの統計処
理を適切かつ的確に行えるプロセスデータ管理装置を得
ることができる。
【0043】実施の形態7.この発明による実施の形態
7を図15ないし図17に基づいて説明する。図15は
実施の形態7における構成を示すブロック図である。図
16は実施の形態7におけるイベント統計処理設定画面
を示す説明図である。図17は実施の形態7におけるプ
ロセスデー夕統計処理設定画面を示す説明図である。こ
の実施の形態7において、ここで説明する特有の構成以
外の構成内容については、先に説明した実施の形態4な
いし実施の形態6における構成と同様の構成内容を有
し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は
同一または相当部分を示す。
【0044】上記実施の形態4ないし実施の形態6で
は、クライアントでイベントタグに関する統計処理を行
う場合について述べたが、この実施の形態7では、図1
5に示すようにプロセスデータ統計処理設定部21およ
びプロセスデータ統計処理部22を設け、図16,図1
7に示すようにイベントタグに関する統計処理を行う際
に同時に関連するプロセスデータの統計処理を行うこと
ができる。また、設定内容を保存することも可能であ
る。
【0045】図16は、図11のイベントタグ統計処理
設定部19におけるイベント統計処理設定画面である。
ユーザーは、図16のイベント統計処理設定画面で統計
処理を行うイベントヒストリカルテーブル,イベント,
統計処理対象期間,統計処理内容を対話形式にて設定す
る。図16のプロセスデータ統計処理設定ボタンhがク
リックされると、図17のプロセスデータ統計処理設定
画面が展開される。
【0046】図17のプロセスデータ統計処理設定画面
の関連イベントには、図16のイベント統計処理設定画
面で設定されたイベントー覧が表示される。ユーザーは
イベントー覧よりイベントを選択し、該当イベントに関
連して統計処理を行いたいプロセスヒストリカルテーブ
ルおよびプロセスタグ、並びに、統計処理内容(平均,
分散等)を対話形式にて設定する。
【0047】例えば、図16のイベント統計処理設定画
面において実施の形態6と同様なイベント統計処理設定
を行った後、プロセスデータ統計処理設定ボタンhをク
リックし、各イベントに対してプロセスヒストリカルテ
ーブル、プロセスタグおよび統計処理内容を設定し、図
16の実行ボタンがクリックされると、イベントタグ統
計処理部20はイベントタグ統計処理設定部19からの
通知内容に従ってイベントの統計処理を行う。プロセス
データ統計処理設定部21は、図17のプロセスデータ
統計処理設定画面で設定された関連イベント,プロセス
ヒストリカルテーブル,プロセスタグ、統計処理内容を
プロセスデータ統計処理部22に通知する。プロセスデ
ータ統計処理部22はデータ検索部16およびデータ抽
出部15を通して図2のイベントタグ設定定義テーブル
および図3のイベントテーブル設定定義テーブルを用い
て、イベントタグ統計処理設定部19から通知のあった
関連イベントのイベントIDを割りだし、図4のイベン
トヒストリカルテーブルから図16のイベント統計処理
部で設定された期間の該当イベントIDの状態フラグを
調査し、それぞれの発生時刻と終了時刻を割り出す。次
に、イベントタグ統計処理設定部19より通知のあった
プロセスヒストリカルテーブルから割り出された発生時
刻から終了時刻までのプロセスタグ値を抽出し、イベン
トタグ統計処理設定部19より通知のあった統計処理を
行う。統計処理後はイベント統計処理結果と併せてプロ
セスデータ統計処理結果をCRT表示装置18に表示す
る。
【0048】この発明による実施の形態7によれば、実
施の形態4ないし実施の形態6における構成において、
クライアントによるイベントタグ統計処理に関連するプ
ロセスデータの統計処理を行うプロセスデータ統計処理
設定部21およびプロセスデータ統計処理部22からな
るプロセスデータ統計処理手段を備えたので、蓄積され
たイベントデータの統計処理を適切かつ的確に行えると
ともに、前記イベントの関連するプロセスデータ統計処
理を実行できるプロセスデータ管理装置を得ることがで
きる。
【0049】実施の形態8.この発明による実施の形態
8を図18に基づいて説明する。図18は実施の形態8
におけるイベント検索条件設定画面を示す説明図であ
る。この実施の形態8において、ここで説明する特有の
構成以外の構成内容については、先に説明した実施の形
態7における構成と同様の構成内容を有し、同様の作用
を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当
部分を示す。
【0050】上記実施の形態7では、クライアントでイ
ベントタグに関する統計処理を行う場合に関連するプロ
セスデータの統計処理を行う場合について述べたが、こ
の実施の形態8では、図18に示すようにプロセスデー
タ検索:イベント条件設定画面に統計処理設定ボタンj
を設けて、図15のプロセスデータ統計処理設定部21
を利用できるようにし、データ検索時にはデータ検索部
16とプロセスデータ統計処理部22を併用するように
したので、イベントを検索キーとしたプロセスデータ検
索時にプロセスデータを検索後、自動的に統計処理を行
うことができる。また、設定内容を保存することも可能
である。
【0051】例えば、図18のプロセスデータ検索:イ
ベント条件設定画面において検索キーとなるイベント、
イベント発生前後の時間帯、検索すべきプロセスヒスト
リカルテーブルおよびプロセスタグ統計処理内容を設定
し、実行ボタンがクリックされると、データ検索部16
はデータ抽出部15を通して図2のイベントタグ設定定
義テーブルおよび図3のイベントテーブル設定定義テー
ブルを用いて、プロセスデータ検索:イベント条件設定
画面で設定されたイベントのイベントIDを割りだし、
図4のイベントヒストリカルテーブルから該当イベント
IDの状態フラグを調査して発生時刻を割り出し、割り
出した発生時刻と設定されたイベント発生前後の時間帯
から抽出すべき期間を算出する。次に、プロセスヒスト
リカルテーブルから該当期間のプロセスタグ値を検索す
る。検索後、プロセスデータ統計処理部22に検索結果
とプロセスデータ検索:イベント条件設定画面で設定さ
れた統計処理内容を通知する。プロセスデータ統計処理
部22はデータ検索部16から通知のあった検索結果に
対し、通知のあった統計処理を行い、統計結果を検索結
果と合わせてCRT表示装置に表示する。
【0052】この発明による実施の形態8によれば、実
施の形態7における構成において、プロセスデータ検
索:イベント条件設定画面に統計処理設定ボタンjから
なる統計処理設定手段を設けて、プロセスデータ統計処
理設定部21を利用できるようにし、データ検索時には
データ検索部16からなるデータ検索手段とプロセスデ
ータ統計処理部22からなるプロセスデータ統計処理手
段を併用するようにしたので、蓄積されたプロセスデー
タについてのクライアントによる検索をイベントに基づ
いて適切かつ的確に行えるとともに、前記検索処理に関
連するプロセスデータ統計処理を自動的に実行できるプ
ロセスデータ管理装置を得ることができる。
【0053】実施の形態9.この発明による実施の形態
9を図19および図20に基づいて説明する。図19は
実施の形態9における構成を示すブロック図である。図
20は実施の形態9におけるデータ構造を示す説明図で
ある。この実施の形態9において、ここで説明する特有
の構成以外の構成内容については、先に説明した実施の
形態1ないし実施の形態8における構成と同様の構成内
容を有し、同様の作用を奏するものである。図中、同一
符号は同一または相当部分を示す。
【0054】上記実施の形態1ないし実施の形態8で
は、コントローラやシーケンサから直接入力したイベン
トタグ値をデータベースサーバのプロセスデータベース
に蓄積する場合について述べたが、この実施の形態9で
は、図19に示すように、管理対象としてのプラント4
を監視制御する監視装置7のもつイベント履歴情報(警
報,ガイダンス,アラーム,操作履歴等)を定周期に入
力するイベント履歴入力部23と、入力されたイベント
履歴をクライアントからのプロセスデータ検索時に検索
条件として設定可能にする構成に編成してプロセスデー
タベースに長期間蓄積するイベント履歴蓄積部24とを
設けたので、クライアントから監視装置のイベント履歴
情報を用いたプロセスデータの検索やイベント履歴デー
タ他の統計処理や関連するプロセスデータの統計処理を
行うことができる。
【0055】例えば、図20に示すように、監視装置側
でアラーム履歴とガイダンス履歴をそれぞれの定義ファ
イルに基づいて収集している場合、プロセスデータ管理
装置側では各履歴をイベントヒストリカルテーブルとし
て扱い、監視装置側のそれぞれの定義ファイルからプロ
セスデータ管理装置側で必要な各種定義情報を引き出
し、イベントIDを付加してイベントタグ設定定義テー
ブルおよびイベントテーブル設定定義テーブルに設定す
る。イベント履歴蓄積部24では、監視装置側の履歴定
義ファイルとプロセスデータ管理装置側のイベントタグ
設定定義テーブルおよびイベントテーブル設定定義テー
ブルを用いて、イベント履歴入力部23から送られた履
歴情報を時刻,イベントID,状態フラグの値を算出し
てイベントヒストリカルテーブルへ挿入する。これによ
り、上記実施の形態1ないし実施の形態8のクライアン
トの動作が監視装置の持つイベント履歴情報に対して可
能となる。
【0056】この発明による実施の形態9によれば、定
周期等の所定の周期で入力されたプラント4等の管理対
象についてのプロセスデータをプロセスデータベースサ
ーバ2のプロセスデータベース14に蓄積し、クライア
ントからの要求により指定された条件を満たすプロセス
データを検索,処理,表示するプロセスデータ管理装置
において、前記プロセスデータを長期間蓄積処理して長
期的に蓄積する前記プラント4等の管理対象を監視する
監視装置7におけるイベント履歴情報を所定の周期で入
力するイベント履歴入力部23からなるイベント履歴入
力手段と、入力されたイベント履歴をクライアントによ
るプロセスデータ検索時に検索条件として設定可能にす
る構成に編成してプロセスデータベース14へ長期間蓄
積処理して長期的に蓄積するイベント履歴蓄積部24か
らなるイベント履歴蓄積手段と、クライアントによるプ
ロセスデータ検索の際に前記イベント履歴蓄積手段によ
り蓄積された監視装置7におけるイベント履歴を検索条
件として前記蓄積されたプロセスデータについての検索
を実行可能なデータ検索部16からなるプロセスデータ
検索手段とを備えたので、蓄積されたプロセスデータに
ついてのクライアントによる検索を監視装置におけるイ
ベント履歴情報に基づいて適切かつ的確に行えるプロセ
スデータ管理装置を得ることができる。
【0057】この発明による実施の形態では、次の
(1)〜(4)項にそれぞれ示す構成を具備する。 (1) 定周期に入力されたプロセスデータをプロセス
データベースサーバのプロセスデータベースに長期間蓄
積し、クライアントからの要求により指定された条件を
満たすプロセスデータを検索,処理,表示するプロセス
データ管理装置において、長期間蓄積するプラントのイ
ベントタグ(警報,ガイダンス,アラーム,操作履歴
等)を指定するイベントタグ設定手段と、その設定され
たイベントタグの値が変化した時にプラントからイベン
トタグ値を入力するイベント入力手段と、入力されたイ
ベントタグ値をイベントタグ設定手段からの設定に基づ
いてプロセスデータベースサーバのプロセスデータベー
スへ蓄積するイベントタグ蓄積手段と、クライアントか
らプロセスデータを検索する際にイベントタグを検索条
件として設定可能なデータ検索手段とを備えたプロセス
データ管理装置。 (2) 前記(1)項の装置において、クライアントに
イベントタグ統計設定手段と、イベントタグ統計設定手
段に基づいてイベントタグの統計処理を行うイベントタ
グ統計処理手段とを備えたプロセスデータ管理装置。 (3) 前記(2)項の装置において、クライアントに
イベントタグ統計処理に関連するプロセスデータの統計
処理を行うプロセスデータ統計処理手段とを備えたプロ
セスデータ管理装置。 (4) 定周期に入力されたプロセスデータをプロセス
データベースサーバのプロセスデータベースに長期間蓄
積し、クライアントからの要求により指定された条件を
満たすプロセスデータを検索,処理,表示するプロセス
データ管理装置において、プラント監視装置のもつイベ
ント履歴情報(警報,ガイダンス,アラーム,操作履歴
等)を定周期に入力するイベント履歴入力手段と、入力
されたイベント履歴をクライアントからのプロセスデー
タ検索時に検索条件として設定可能にする構成に編成し
てプロセスデータに長期間蓄積するイベント履歴蓄積手
段と、クライアントからプロセスデータを検索する際に
監視装置のイベント履歴を検索条件として設定可能なプ
ロセスデータ検索手段とを備えたプロセスデータ管理装
置。
【0058】
【発明の効果】第1の発明によれば、所定の周期で入力
された管理対象についてのプロセスデータをプロセスデ
ータベースサーバのプロセスデータベースに蓄積し、ク
ライアントからの要求により指定された条件を満たすプ
ロセスデータを検索,処理するプロセスデータ管理装置
において、プロセスデータを蓄積する前記管理対象につ
いてのイベントタグを指定するイベントタグ設定手段
と、その設定されたイベントタグ値の変化に応じて前記
管理対象についてのイベントタグ値を入力するイベント
入力手段と、入力されたイベントタグ値をイベントタグ
設定手段からの設定に基づいてプロセスデータベースサ
ーバのプロセスデータベースへ蓄積するイベントタグ蓄
積手段と、クライアントによるプロセスデータ検索の際
にイベントタグを検索条件として前記蓄積されたプロセ
スデータについての検索を実行可能なデータ検索手段と
を備えたので、蓄積されたプロセスデータについてのク
ライアントによる検索をイベントに基づいて適切かつ的
確に行えるプロセスデータ管理装置を得ることができ
る。
【0059】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、クライアントにより設定されるイベントタグ統計設
定手段と、前記イベントタグ統計設定手段による設定内
容に基づいてイベントタグの統計処理を行うイベントタ
グ統計処理手段とを備えたので、蓄積されたイベントデ
ータの統計処理を適切かつ的確に行えるプロセスデータ
管理装置を得ることができる。
【0060】第3の発明によれば、第2の発明におい
て、クライアントによるイベントタグ統計処理に関連す
るプロセスデータの統計処理を行うプロセスデータ統計
処理手段を備えたので、蓄積されたイベントデータの統
計処理を適切かつ的確に行えるとともに、前記イベント
の関連するプロセスデータ統計処理を実行できるプロセ
スデータ管理装置を得ることができる。
【0061】第4の発明によれば、所定の周期で入力さ
れた管理対象についてのプロセスデータをプロセスデー
タベースサーバのプロセスデータベースに蓄積し、クラ
イアントからの要求により指定された条件を満たすプロ
セスデータを検索,処理するプロセスデータ管理装置に
おいて、前記管理対象を監視する監視装置におけるイベ
ント履歴情報を所定の周期で入力するイベント履歴入力
手段と、入力されたイベント履歴をクライアントによる
プロセスデータ検索時に検索条件として設定可能にする
構成に編成してプロセスデータベースに蓄積するイベン
ト履歴蓄積手段と、クライアントによるプロセスデータ
検索の際に前記イベント履歴蓄積手段により蓄積された
監視装置におけるイベント履歴を検索条件として前記蓄
積されたプロセスデータについての検索を実行可能なプ
ロセスデータ検索手段とを備えたので、蓄積されたプロ
セスデータについてのクライアントによる検索を監視装
置におけるイベント履歴情報に基づいて適切かつ的確に
行えるプロセスデータ管理装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1における構成を
示すブロック図である。
【図2】 この発明による実施の形態1におけるイベン
トタグ設定定義テーブルを示す説明図である。
【図3】 この発明による実施の形態1におけるイベン
トテーブル設定定義テーブルを示す説明図である。
【図4】 この発明による実施の形態1におけるイベン
トヒストリカルテーブルを示す説明図である。
【図5】 この発明による実施の形態1におけるイベン
ト検索条件設定画面を示す説明図である。
【図6】 この発明による実施の形態1におけるイベン
ト検索条件設定画面を示す説明図である。
【図7】 この発明による実施の形態2におけるイベン
ト検索条件設定画面を示す説明図である。
【図8】 この発明による実施の形態2におけるイベン
トリスト表示を示すフローチャートである。
【図9】 この発明による実施の形態3におけるイベン
ト検索条件設定画面を示す説明図である。
【図10】 この発明による実施の形態3におけるイベ
ントリスト表示を示すフローチャートである。
【図11】 この発明による実施の形態4における構成
を示すブロック図である。
【図12】 この発明による実施の形態4におけるイベ
ント統計処理設定画面を示す説明図である。
【図13】 この発明による実施の形態5におけるイベ
ント統計処理設定画面を示す説明図である。
【図14】 この発明による実施の形態6におけるイベ
ント統計処理設定画面を示す説明図である。
【図15】 この発明による実施の形態7における構成
を示すブロック図である。
【図16】 この発明の実施の形態7におけるイベント
統計処理設定画面を示す説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態7におけるプロセス
デー夕統計処理設定画面を示す説明図である。
【図18】 この発明の実施の形態8におけるイベント
検索条件設定画面を示す説明図である。
【図19】 この発明による実施の形態9における構成
を示すブロック図である。
【図20】 この発明による実施の形態9におけるデー
タ構造を示す説明図である。
【図21】 従来技術におけるプロセスデータ管理装置
の構成を示すブロック図である。
【図22】 プロセスデータ管理装置におけるプロセス
ヒストリカルテーブルを示す説明図である。
【図23】 プロセスデータ管理装置におけるプロセス
ヒストリカルテーブル設定定義テーブルを示す説明図で
ある。
【図24】 従来のプロセスデータ管理装置における検
索条件入力画面を示す説明図である。
【図25】 従来のプロセスデータ管理装置における検
索条件入力画面を示す説明図である。
【図26】 従来のプロセスデータ管理装置における検
索条件入力画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プロセスデータ管理装置、2 プロセスデータベー
スサーバ、3 クライアント、4 プラント、5 シー
ケンサ、6 コントローラ、7 監視装置、8イベント
入力部、9 イベントタグ設定部、10 イベントタグ
蓄積部、11プロセス入力部、12 プロセスデータ蓄
積設定部、13 プロセスデータ蓄積部、14 プロセ
スデータをプロセスデータベース、15 データ抽出
部、16 データ検索部16、17 検索結果表示部、
18 CRT表示装置、19イベントタグ統計処理設定
部、20 イベントタグ統計処理部、21 プロセスデ
ータ統計処理設定部、22 プロセスデータ統計処理
部、23 イベント履歴入力部、24 イベント履歴蓄
積部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周期で入力された管理対象につい
    てのプロセスデータをプロセスデータベースサーバのプ
    ロセスデータベースに蓄積し、クライアントからの要求
    により指定された条件を満たすプロセスデータを検索,
    処理するプロセスデータ管理装置において、プロセスデ
    ータを蓄積する前記管理対象についてのイベントタグを
    指定するイベントタグ設定手段と、前記イベントタグ設
    定手段により設定されたイベントタグ値の変化に応じて
    前記管理対象についてのイベントタグ値を入力するイベ
    ント入力手段と、入力されたイベントタグ値をイベント
    タグ設定手段からの設定に基づいてプロセスデータベー
    スサーバのプロセスデータベースへ蓄積するイベントタ
    グ蓄積手段と、クライアントによるプロセスデータ検索
    の際に前記イベントタグ蓄積手段により蓄積されたイベ
    ントタグを検索条件として前記蓄積されたプロセスデー
    タについての検索を実行可能なデータ検索手段とを備え
    たことを特徴とするプロセスデータ管理装置。
  2. 【請求項2】 クライアントにより設定されるイベント
    タグ統計設定手段と、前記イベントタグ統計設定手段に
    よる設定内容に基づいてイベントタグの統計処理を行う
    イベントタグ統計処理手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のプロセスデータ管理装置。
  3. 【請求項3】 クライアントによるイベントタグ統計処
    理に関連するプロセスデータの統計処理を行うプロセス
    データ統計処理手段を備えたことを特徴とする請求項2
    に記載のプロセスデータ管理装置。
  4. 【請求項4】 所定の周期で入力された管理対象につい
    てのプロセスデータをプロセスデータベースサーバのプ
    ロセスデータベースに蓄積し、クライアントからの要求
    により指定された条件を満たすプロセスデータを検索,
    処理するプロセスデータ管理装置において、前記管理対
    象を監視する監視装置におけるイベント履歴情報を所定
    の周期で入力するイベント履歴入力手段と、入力された
    イベント履歴をクライアントによるプロセスデータ検索
    時に検索条件として設定可能にする構成に編成してプロ
    セスデータベースに蓄積するイベント履歴蓄積手段と、
    クライアントによるプロセスデータ検索の際に前記イベ
    ント履歴蓄積手段により蓄積された監視装置におけるイ
    ベント履歴を検索条件として前記蓄積されたプロセスデ
    ータについての検索を実行可能なプロセスデータ検索手
    段とを備えたことを特徴とするプロセスデータ管理装
    置。
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