JP2011060021A - 静電容量式タッチパネルの検査装置、検査方法、及び検査シート - Google Patents

静電容量式タッチパネルの検査装置、検査方法、及び検査シート Download PDF

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Abstract

【課題】静電容量式タッチパネルに好適に適用可能な検査装置を提供する。
【解決手段】検査対象のパッド50の特定部位における静電容量の両端間の電圧を監視する監視手段20と、監視結果に基づいて前記パッドの状態を判定する判定手段30とを備える。また、パッド50のうち特定部位以外の少なくとも一部を遮蔽する導電性部材10を設けている。さらに、静電容量の両端間の電圧を、放電、充電、又は任意の電圧にプリセットする電圧調整手段60を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネルの不具合を検査する検査装置及び検査方法に関し、特に、静電容量式タッチパネルに適用可能な検査装置及び検査方法に関する。また、本発明は、静電容量式タッチパネルを検査するための検査シートに関する。
銀行ATM、携帯型情報端末、カーナビゲーションシステム、複合機等の電子機器の入力装置として、近年、タッチパネルが多く使用されている。これらタッチパネルのタイプには、抵抗を有する透明電極の電圧の変化を検出する抵抗膜式タッチパネル、フォトセンサに流れる電流の変化を測定する光学式タッチパネル、人体と検出電極との間における静電容量の変化を検出する静電容量式タッチパネル等が従来から知られている。これらタッチパネルの原理は、何れも接触時に発生する電気的特性の変化を検出するものである。従って、タッチパネルの検査を行う場合、通常、上記電気的特性の変化に異常がないかを確認する必要がある。
例えば、抵抗膜式タッチパネルの検査では、当該抵抗膜式タッチパネルを構成する一対の抵抗膜に電圧を印加し、所定入力位置に対応する出力電圧値(抵抗値)を測定する。出力電圧値が所定の閾値以下である場合、抵抗膜に印加する電圧の極性を切り替える。この一連の操作により、抵抗膜式タッチパネルの電気的特性(抵抗値)が測定され、良品か不良品かを判定することができる(例えば、特許文献1を参照)。
光学式タッチパネルの検査では、アレイ基板上に形成されたフォトセンサの所定領域に対して、光の照射/非照射を行う。この操作により、フォトセンサの電気的特性(電流値)が測定され、良品か不良品かを判定することができる(例えば、特許文献2を参照)。
上記特許文献1及び上記特許文献2は、測定する電気的特性として「電圧値(抵抗値)」と「電流値」とで相違するものの、何れもタッチパネルの導通状態を見ている点で共通する。そうすると、近年、需要が増している静電容量式タッチパネルにおいても、良品か不良品かの検査を行う場合、抵抗値等の導通状態を測定することが考えられる。
特開2005−274225公報 特開2008−310374号公報
ところが、静電容量式タッチパネルは、指などで触れた状態及び箇所をわずかな静電容量の変化(数pF程度)として捕えるため、特許文献1や特許文献2と同様の抵抗値や電流値の異常として電気的に確認することは実質的に不可能である。
一方、静電容量式タッチパネルの検査において、当該静電容量式タッチパネルをコントローラ(コントロールIC)に実装した状態で導通状態を測定することも考えられる。この場合、コントローラ側において静電容量式タッチパネルの微小な静電容量の変化を間接的に測定することになる。ところが、この場合、コントローラ側に何らかの問題があっても、静電容量式タッチパネルとコントローラとを含む全体として不良と判断されてしまう。このため、タッチパネルメーカーには、静電容量式タッチパネルをコントローラに実装する前にタッチパネル単体で検査を実施することが望まれている。
また、静電容量式タッチパネルは外部ノイズ等の影響を受け易いという問題もある。このため、接触に伴う電圧や電流等の電気的特性の変化を正確に測定することも困難である。そして、静電容量式タッチパネルには通常多数の検出電極が設けられているため、検出結果が本当に検査対象の部分(パッド)に対応したものか判別することも困難である。
このように、現状においては、静電容量式タッチパネルの検査を確実に実施し得る検査装置や検査方法は未だ開発されていない。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、静電容量式タッチパネルに好適に適用可能な検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。また、本発明は、静電容量式タッチパネルを検査するための検査シートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査装置の特徴構成は、
検査対象のパッドの特定部位における静電容量の両端間の電圧を監視する監視手段と、
監視結果に基づいて前記パッドの状態を判定する判定手段と、
を備えたことにある。
背景技術の項目で説明したように、静電容量式タッチパネルにおいては、指などで触れた状態及び箇所をわずかな静電容量の変化(数pF程度)として捕えてしまうことに起因して、導通状態を抵抗値や電流値の異常として確認することは困難であった。また、静電容量式タッチパネルは外部ノイズ等の影響を受け易いため、検出結果が得られたとしても本当に検査対象の部分(パッド)に対応したものか判別することも困難であった。
この点、本構成の静電容量式タッチパネルの検査装置は、検査対象のパッドの特定部位における静電容量の両端間の電圧を監視する方式であるため、静電容量式タッチパネルには不向きな従来のような抵抗値等の測定に頼ることなく、確実にパッドの状態を判定することが可能となる。
本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査装置において、
前記パッドのうち前記特定部位以外の少なくとも一部を遮蔽する導電性部材を設けることが好ましい。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査装置によれば、検査対象であるパッドのうち特定部位以外の少なくとも一部を遮蔽する導電性部材を設けることにより、外部ノイズ等の影響を大幅に低減することができる。その結果、検査結果の精度が向上し、コントローラへの実装前に、静電容量式タッチパネルの不具合を確実に発見することができる。
本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査装置において、
前記静電容量の両端間の電圧を、放電、充電、又は任意の電圧にプリセットする電圧調整手段を備えることが好ましい。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査装置によれば、パッドの特定部位における静電容量の両端間の電圧を、放電状態、充電状態、あるいは両状態の間の任意の電圧に調整することができる。従って、検査対象のパッドの種類・状態等に応じて、適切な検査を実行することが可能となる。
本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査装置において、
前記判定手段は、前記静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が所定時間範囲内で基準電位(Vref)に達した場合に正常と判定することが好ましい。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査装置によれば、静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が所定時間範囲内で基準電位(Vref)に達すれば、検出電極のショートや欠損等がない正常な状態(良品)と判定することができる。このように、本構成の静電容量式タッチパネルの検査装置を用いれば、時間と電位とをモニタリングするだけの比較的簡便なやり方で検査を実施することができる。
本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査装置において、
前記判定手段は、前記静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達する時間に基づいて、前記パッドの正常度を求めることが好ましい。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査装置によれば、静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達する時間に基づいて判定を行うことができる。例えば、静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達した時間を数値化し、測定した数値が所定の設定値に近いほどパッドは正常であると判断する。このように、本構成では、パッドの微妙な状態まで知ることができる。
本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査装置において、
前記特定部位を複数箇所設け、当該特定部位に接触させる接触部材を設け、各特定部位に対して前記接触部材を順次接触可能に構成してあることが好ましい。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査装置によれば、特定部位を複数箇所設けてあるので、例えば、ある特定部位と接触部材とを接触させ、次に、隣接する特定部位と接触部材とを接触させ、これらの操作を繰り返して検査対象の特定部位を順次移動させることで、静電容量式タッチパネルの全体に亘って連続的な検査を実行することが可能となる。
上記課題を解決するための本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査方法の特徴構成は、
検査対象のパッドの特定部位における静電容量の両端間の電圧を監視する監視工程と、
監視結果に基づいて前記パッドの状態を判定する判定工程と、
を包含することにある。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法は、上述した静電容量式タッチパネルの検査装置と実質的に同じ作用効果を奏する。すなわち、本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法は、検査対象のパッドの特定部位における静電容量の両端間の電圧を監視する方式であるため、静電容量式タッチパネルには不向きな従来のような抵抗値等の測定に頼ることなく、確実にパッドの状態を判定することが可能となる。
本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査方法において、
前記監視工程の前に、前記パッドのうち前記特定部位以外の少なくとも一部を導電性部材で遮蔽する準備工程を実行することが好ましい。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法は、上述した静電容量式タッチパネルの検査装置と実質的に同じ作用効果を奏する。すなわち、本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法によれば、検査対象のパッドの特定部位における静電容量の両端間の電圧を監視する前に、当該特定部位以外の少なくとも一部を導電性部材で遮蔽することにより、外部ノイズ等の影響を大幅に低減することができる。その結果、検査結果の精度が向上し、コントローラへの実装前に、静電容量式タッチパネルの不具合を確実に発見することができる。
本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査方法において、
前記静電容量の両端間の電圧を、放電、充電、又は任意の電圧にプリセットする電圧調整工程を包含することが好ましい。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法は、上述した静電容量式タッチパネルの検査装置と実質的に同じ作用効果を奏する。すなわち、本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法によれば、パッドの特定部位における静電容量の両端間の電圧を、放電状態、充電状態、あるいは両状態の間の任意の電圧に調整することができる。従って、検査対象のパッドの種類・状態等に応じて、適切な検査を実行することが可能となる。
本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査方法において、
前記判定工程において、前記静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が所定時間範囲内で基準電位(Vref)に達した場合に正常と判定することが好ましい。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法は、上述した静電容量式タッチパネルの検査装置と実質的に同じ作用効果を奏する。すなわち、本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法によれば、静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が所定時間範囲内で基準電位(Vref)に達すれば、検出電極のショートや欠損等がない正常な状態(良品)と判定することができる。このように、本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法を実行すれば、時間と電位とをモニタリングするだけの比較的簡便なやり方で検査を実施することができる。
本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査方法において、
前記判定工程において、前記静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達する時間に基づいて、前記パッドの正常度を求めることが好ましい。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法は、上述した静電容量式タッチパネルの検査装置と実質的に同じ作用効果を奏する。すなわち、本構成の静電容量式タッチパネルの検査方法によれば、静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達する時間に基づいて判定を行うことができる。例えば、静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達した時間を数値化し、測定した数値が所定の設定値に近いほどパッドは正常であると判断する。このように、本構成では、パッドの微妙な状態まで知ることができる。
上記課題を解決するための本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査シートの特徴構成は、
静電容量式タッチパネルの検査に使用する検査シートであって、
検査対象のパッドの特定部位にアクセス可能なアクセス領域と、
前記特定部位以外の少なくとも一部を遮蔽する導電性遮蔽部と、
を備えたことにある。
本構成の静電容量式タッチパネルの検査シートによれば、上述した静電容量式タッチパネルの検査装置及び検査方法と実質的に同じ作用効果を奏する。すなわち、本構成の静電容量式タッチパネルの検査シートは、検査対象であるパッドの特定部位にアクセス可能なアクセス領域を有しており、当該アクセス領域以外は実質的に遮蔽された導電性遮蔽部として構成されているので、外部ノイズ等の影響を大幅に低減することができる。その結果、検査結果の精度が向上し、静電容量式タッチパネルの不具合を確実に発見することができる。
本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査シートを例示する斜視図である。 本発明に係る第1実施形態の静電容量式タッチパネルの検査装置を概略的に示した平面図である。 静電容量検出回路の説明図である。 本発明に係る第2実施形態の静電容量式タッチパネルの検査装置を概略的に示した平面図である。 本発明に係る第3実施形態の静電容量式タッチパネルの検査方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る第4実施形態の静電容量式タッチパネルの検査方法を説明するフローチャートである。
先ず、本発明の静電容量式タッチパネルの検査シートに関する実施形態を図1に基づいて説明する。次いで、本発明の静電容量式タッチパネルの検査装置及び検査方法に関する実施形態を図2〜図6に基づいて説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図せず、それらと均等な構成も含む。
〔静電容量式タッチパネルの検査シート〕
図1は、本発明に係る静電容量式タッチパネルの検査シート10を例示する斜視図である。検査シート10は、後述する静電容量式タッチパネルの検査に使用するものであり、検査対象のパッドの特定部位にアクセス可能なアクセス領域1と、特定部位以外を遮蔽する導電性遮蔽部2とを備えている。アクセス領域1は、例えば、検査シート10の一部を刳り抜いて形成することができる。アクセス領域1は、検査対象のパッドに応じて、任意の形状とすることができ、また、複数箇所設けることができる。導電性遮蔽部2は、検査シート10からアクセス領域1を除外した領域に相当する。導電性遮蔽部2も、検査対象のパッドに応じて、任意の形状とすることができる。導電性遮蔽部2は、検査対象のパッドの特定部位以外を電磁的にシールドする。これにより、パッドの特定部位の検査を行う際、外部ノイズ等の影響を大幅に低減することができる。その結果、検査結果の精度が向上し、コントローラへの実装前に、静電容量式タッチパネルの不具合を確実に発見することができる。なお、導電性遮蔽部2は、検査対象のパッドのうち特定部位以外の少なくとも一部を遮蔽するものであれば構わない。
検査シート10を構成する主な材料しては、金属、カーボン、導電性高分子等の導電性材料を使用することができる。また、樹脂、紙、不織布等の非導電性材料をシート化し、その表面に金属膜を形成したものや、前記非導電性材料のマトリックス中に金属粉やカーボン等の導電性微粒子を混練してシート化したものを検査シート10として用いることも可能である。
〔静電容量式タッチパネルの検査装置〕
上述の検査シート10は、本発明の静電容量式タッチパネルの検査装置100において、検査結果の精度を向上するために好適に利用することができる。以下、本発明の静電容量式タッチパネルの検査装置100の具体例を説明する。
<第1実施形態>
図2は、本発明に係る第1実施形態の静電容量式タッチパネルの検査装置100を概略的に示した平面図である。本実施形態において、検査対象となる静電容量式タッチパネルのパッド50は、9個の水平電極X0〜X8と、7個の垂直電極Y0〜Y6とを備えている。そして、各水平電極X0〜X8から図中下方に9本のリード線a0〜a8が夫々延伸し、各垂直電極Y0〜Y6から図中側方に7本のリード線b0〜b6が夫々延伸する。
パッド50の表面には、検査時の外部ノイズ等の影響を低減するため、先に説明した検査シート10が重ねられている。ただし、この検査シート10を使用せずに静電容量式タッチパネルの検査を行うことも可能である。本実施形態の静電容量式タッチパネルの検査装置100は、主要な構成要素として、静電容量検出回路(監視手段)20、及び状態判定部(判定手段)30を備えている。
図3は、静電容量検出回路20の説明図である。(a)は、静電容量検出回路20の回路図であり、(b)は静電容量の両端間の電圧の経時変化を示すグラフの一例である。静電容量検出回路20は、リード線a0〜a8のライン電位(すなわち、各水平電極X0〜X8とグラウンドとの間における静電容量の両端間の電圧)と、リード線b0〜b6のライン電位(すなわち、各垂直電極Y0〜Y6とグラウンドとの間における静電容量の両端間の電圧)とを同時に監視可能とするために、回路構成を集積化するか、あるいは回路自体を複数個設けることも可能である。静電容量検出回路20は、検査対象のパッド50の特定部位における静電容量の両端間の電圧をモニタリングする。ここで、特定部位とは、検査シート10のアクセス領域1から露出しているパッド50の一部を意味する。本実施形態の場合、図2に示すように、検査シート10のアクセス領域1から露出している部分、すなわち、リード線a0の一部が特定部位に相当する。リード線a0はオペアンプ21の一方の入力に接続され、リード線a0における静電容量の両端間の電圧に相当する被測定電位(Vm)と基準電位(Vref)との電位差が常時監視される。なお、図3(a)中のVccは静電容量検出回路20の電源電位である。
検査を行う前に、先ずスイッチ22をONにしてグラウンドに接続し、リード線a0及びリード線b6の被測定電位(Vm)が夫々略ゼロとなるように完全に放電させる(放電状態)。このとき、基準電位(Vref)が被測定電位(Vm)を上回るため、図3(b)の上段に示したように、オペアンプ21から出力される信号はLowからHighに切り替わる。次に、例えば、リード線a0に人の指を模した接触部材(タッチプローブ)40を接触させる。このような接触部材40を使用するのは、パッド50の静電容量が小さいため、接触状態の相違による充電のバラツキをできるだけ無くすためである。接触部材40は、例えば、金属、カーボン、導電性高分子等の導電性材料で構成される。接触部材40がリード線a0に接すると、リード線a0の被測定電位(Vm)(静電容量の両端間の電圧)が時間の経過とともに徐々に上昇する。このとき、電源電位(Vcc)とグラウンドとの間に設けた第1可変抵抗23の抵抗値と第2可変抵抗24の抵抗値との比率を適宜変更することにより、静電容量の両端間の電圧を完全な充電状態にしたり、あるいは任意の電圧にプリセットすることができる。このように、本実施形態では、スイッチ22、第1可変抵抗23、及び第2可変抵抗24により、静電容量の両端間の電圧を、放電状態、充電状態、又は任意の電圧にプリセットする電圧調整手段60が構成される。電圧調整手段60を用いて静電容量の両端間の電圧を調整することにより、検査対象のパッドの種類・状態等に応じて、適切な検査を実行することができる。
被測定電位(Vm)が基準電位(Vref)を超えると、オペアンプ21から出力される信号はHighからLowに切り替わる。従って、オペアンプ21からHigh信号が出力されている時間tが、リード線a0における静電容量の両端間の電圧が放電状態から基準電位(Vref)に達するのに要した時間tとなる。正常なパッド50(すなわち、良品)であれば、この時間tは一定の範囲内に収まる。一方、パッド50を構成するリード線が切れかかっていたり、あるいは断線していたりすると、時間tが異常に長くなるか、あるいは静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達しないため時間tを測定できなくなる。また、パッド50の静電容量が小さ過ぎると、時間tが異常に短くなる。
そこで、このようなパッド50の正常又は異常を、状態判定部30で判定する。状態判定部30は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータで構成することができる。状態判定部30は、パッド50の特定部位のうちのリード線a0への接触によって、静電容量の両端間の電圧を放電状態から充電する際、例えば、リード線a0における静電容量の両端間の電圧が所定時間範囲内で基準電位(Vref)に達したか否かに基づいて判断を行う。時間tが所定時間範囲内であれば検出電極のショートや欠損等がない正常品(良品)とし、所定時間範囲外であれば異常品(不良品)とする。特に、異常判定の場合においては、時間tが上記所定時間範囲より短ければ、状態判定部30はリード線a0の静電容量が小さ過ぎると判断し、不良品と判定する。また、時間tが上記所定時間範囲より長ければ、状態判定部30はリード線a0が切れかかっている又は断線していると判断し、不良品と判定する。静電容量検出回路20及び状態判定部30は、パッド50の特定部位のうちのリード線b6についても同様の監視及び判定を実行する。
状態判定部30が行う別の判定手法として、例えば、リード線における静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達する時間に基づいて、パッド50の正常度を求めることもできる。例えば、状態判定部30は、静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達した時間を数値化し、測定した数値が所定の設定値に近いほどパッド50は正常であると判断する。この場合、パッド50の微妙な状態まで知ることができるため、より精密な検査を実施することができる。
上記基準電位(Vref)は、例えば、正常な静電容量を有するリード線が完全に充電されたときに測定される電位の0.1〜0.9倍の値に設定される。上記所定時間範囲は、例えば、正常な値を有する特定部位の静電容量が、基準電位(Vref)まで充電されるのに要する時間の0.3〜2.0倍に設定される。この範囲であれば、充電時に外部ノイズ等の影響を受け難いため、図3(b)の静電容量の両端間の電圧の経時変化のグラフの再現性が良好となり、正確な判断を行うことができる。このように、本発明の静電容量式タッチパネルの検査装置100を用いれば、時間と電位(静電容量の両端間の電圧)とをモニタリングするだけの比較的簡便なやり方で検査を実施することができる。また、本発明の静電容量式タッチパネルの検査装置100は、静電容量式タッチパネルには不向きな従来のような抵抗値等の測定に頼ることなく検査を行えるため、確実にパッド50の状態を判定することが可能となる。なお、本実施形態のように、検査対象であるパッド50の特定部位以外を遮蔽する検査シート10を設ければ、外部ノイズ等の影響を大幅に低減することができるため、より効果は大きい。検査シート10を使用することにより、検査結果の精度が向上し、コントローラへの実装前に、静電容量式タッチパネルの不具合を確実に発見することができる。また、一回の検査を終えた後、上記スイッチ22を適宜ONにしてグラウンド接続することによりパッド50を定期的に放電させ、同様の検査を繰り返すことにより、検査結果の信頼性がより向上する。
<第2実施形態>
図4は、本発明に係る第2実施形態の静電容量式タッチパネルの検査装置200を概略的に示した平面図である。本実施形態においては、水平電極X0〜X8及びリード線a0〜a8がマルチプレクサXmで纏められている。同様に、垂直電極Y0〜Y6及びリード線b0〜b6がマルチプレクサYmで纏められている。マルチプレクサXm及びマルチプレクサYmは、静電容量式タッチパネルの一部を構成する。その他の構成は、基本的には第1実施形態と同様である。従って、重複する部分についての詳細な説明は省略する。
複数のリード線の静電容量の両端間の電圧を順次検出するためには、例えば、電極(リード線)の数に応じて静電容量検出回路20の数を増やす必要がある。しかし、本実施形態のように、複数の電極をマルチプレクサで纏めると、水平電極X0〜X8(リード線a0〜a8)及び垂直電極Y0〜Y6(リード線b0〜b6)について静電容量検出回路20を夫々共通化することができる。そして、マルチプレクサにより複数の電極を一つずつ順番に選択することが可能となる。さらに、本実施形態では、多数の静電容量検出回路20を必要とせず、静電容量検出回路20の回路構成を簡素化することも可能となる。
本実施形態の静電容量式タッチパネルの検査装置200は、静電容量検出回路20の構成を複雑化又は複数化せずに、静電容量式タッチパネルの全体に亘って連続的な検査を実行するのに大変有効である。例えば、検査対象となるパッド50の特定部位を、リード線b6の一部、リード線b5の一部、リード線b4の一部、リード線b3の一部、リード線b2の一部、リード線b1の一部、リード線b0の一部の7箇所とする。この場合、図4に示すように、検査シート10には上記7箇所の特定部位に対応するアクセス領域1a〜1gを設けておく。そして、例えば、最初の特定部位のうちのリード線b6に対して、アクセス領域1aから接触部材40を挿入し、両者を接触させて検査を行う。次に、隣接する特定部位のうちのリード線b5に対して、アクセス領域1bから接触部材40を挿入し、両者を接触させて検査を行う。これらの操作を繰り返して検査対象の特定部位を図4中の点線矢印の方向に順次移動させ、最後の特定部位のうちのリード線b0の検査が完了するまで継続する。他のリード線についても同様の操作により検査を実行する。これにより、静電容量式タッチパネルの全体に亘って連続的な検査を実行することが可能となる。
なお、連続検査中は、外部ノイズ等の影響をできるだけ無くすため、検査中でないアクセス領域は閉じた状態にしておくことが好ましい。また、接触部材40を検査対象のリード線のライン数分準備しておけば、接触部材40を移動させる手間が省けるため、効率的な検査を実行することができる。
〔静電容量式タッチパネルの検査方法〕
上述した本発明の静電容量式タッチパネルの検査装置100及び200を用いることにより、本発明の静電容量式タッチパネルの検査方法を実施することができる。以下、本発明の静電容量式タッチパネルの検査方法の具体例を説明する。なお、各実施形態を説明するフローチャートでは、ステップを記号“S”で示している。
<第3実施形態>
図5は、本発明に係る第3実施形態の静電容量式タッチパネルの検査方法を説明するフローチャートである。
初めに、必要に応じて、パッド50の特定部位以外の少なくとも一部を導電性の検査シート10で遮蔽する準備工程を実行する(S1)。これにより、検査中の外部ノイズ等の影響を大幅に低減することができる。その結果、検査結果の精度が向上し、コントローラへの実装前に、静電容量式タッチパネルの不具合を確実に発見することができる。
次に、検査対象のパッドの特定部位における静電容量の両端間の電圧を監視する監視工程を実行する(S2)。この監視工程は、上記「静電容量式タッチパネルの検査装置」の項目で説明した「静電容量検出回路20」が実行する。監視工程の内容は、上記第1実施形態において詳細に説明しているため省略する。
次に、監視工程での監視結果に基づいて、パッドの状態を判定する判定工程を実行する(S3)。判定基準については、上記第1実施形態において詳細に説明しているため省略する。所定の判定基準に照らして検査した特定部位が異常であると判定した場合(S3;No)、このパッド50は「不良品」と認定され(S4)、検査はここで終了する。検査した特定部位が正常であると判定した場合(S3;Yes)、全ての特定部位について検査が終了したか否かを確認する(S5)。そして、全ての特定部位についての検査が終了している場合は(S5;Yes)、このパッド50は「良品」と認定され(S6)、検査は終了する。全ての特定部位についての検査がまだ終了していない場合は(S5;No)、次の隣接する特定部位に移動し(S7)、監視工程(S2)に戻る。そして、S2〜S7を繰り返し、全ての検査が終了したら検査を完全に終了する。
<第4実施形態>
図6は、本発明に係る第4実施形態の静電容量式タッチパネルの検査方法を説明するフローチャートである。
この第4実施形態の検査方法において、準備工程(S11)、及び監視工程(S12)は、第3実施形態の検査方法と同様である。判定工程(S13)では、監視工程(S12)での監視結果に基づいて、パッド50の状態を判定する。ここでは、静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達する時間に基づいて、パッド50の正常度を求める。具体的には、静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達した時間を数値化し、測定した数値が所定の設定値に近いほどパッド50は正常であると判断する。次に、全ての特定部位について検査が終了したか否かを確認する(S14)。そして、全ての特定部位についての検査が終了している場合は(S14;Yes)、パッド50の正常度を数値として出力し(S15)、検査は終了する。全ての特定部位についての検査がまだ終了していない場合は(S14;No)、次の隣接する特定部位に移動し(S16)、監視工程(S12)に戻る。そして、S12〜S16を繰り返し、全ての検査が終了したら検査を完全に終了する。
なお、パッド50の正常度を、数値以外の情報として出力することも可能である。例えば、パッドの表面を正常度に応じて色分けしたマップを作成し、これをパーソナルコンピュータのディスプレイ上に出力することも可能である。
〔別実施形態〕
<1>上記実施形態では、静電容量式タッチパネルのパッド50として、9個の水平電極X0〜X8及びリード線a0〜a8と、7個の垂直電極Y0〜Y6及びリード線b0〜b6とを備えているものを検査対象としている。しかし、本発明の技術思想を用いれば、水平電極及び垂直電極が夫々一体化してある、いわゆる「ベタコンタクト」の構造を有するパッドについて検査を行うことも可能である。
<2>上記第2実施形態では、静電容量式タッチパネルの連続検査を行うにあたり、検査対象を一つのリード線から隣接する方向に順番に移動させて全てのリード線について検査を行っているが、予め検査対象となるリード線をコンピュータに登録しておき、コンピュータプログラムの実行に従って、特定のリード線のみの検査を行うようにすることも可能である。この場合、例えば、不良の確率が低いリード線については検査を省略し、必要なリード線のみの検査を行えるので、一定の信頼性を担保しつつ検査スピードを向上させることができる。
<3>本発明の静電容量式タッチパネルの検査装置、検査方法、及び検査シートは、静電容量式タッチパネルの検査に好適に適用し得るものであるが、静電容量の変化を利用する他の電子機器の検査においても利用可能である。
本発明の静電容量式タッチパネルの検査装置、検査方法、及び検査シートは、例えば、銀行ATM、携帯型情報端末、カーナビゲーションシステム、複合機等の電子機器の入力装置の検査において利用可能である。
10 検査シート(導電性部材)
20 静電容量検出回路(監視手段)
30 状態判定部(判定手段)
40 接触部材
50 パッド
60 電圧調整手段
100 静電容量式タッチパネルの検査装置
200 静電容量式タッチパネルの検査装置

Claims (12)

  1. 検査対象のパッドの特定部位における静電容量の両端間の電圧を監視する監視手段と、
    監視結果に基づいて前記パッドの状態を判定する判定手段と、
    を備えた静電容量式タッチパネルの検査装置。
  2. 前記パッドのうち前記特定部位以外の少なくとも一部を遮蔽する導電性部材を設けた請求項1に記載の静電容量式タッチパネルの検査装置。
  3. 前記静電容量の両端間の電圧を、放電、充電、又は任意の電圧にプリセットする電圧調整手段を備えた請求項1又は2に記載の静電容量式タッチパネルの検査装置。
  4. 前記判定手段は、前記静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が所定時間範囲内で基準電位(Vref)に達した場合に正常と判定する請求項1〜3の何れか一項に記載の静電容量式タッチパネルの検査装置。
  5. 前記判定手段は、前記静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達する時間に基づいて、前記パッドの正常度を求める請求項1〜3の何れか一項に記載の静電容量式タッチパネルの検査装置。
  6. 前記特定部位を複数箇所設け、当該特定部位に接触させる接触部材を各特定部位に対して順次接触可能に設けてある請求項1〜5の何れか一項に記載の静電容量式タッチパネルの検査装置。
  7. 検査対象のパッドの特定部位における静電容量の両端間の電圧を監視する監視工程と、
    監視結果に基づいて前記パッドの状態を判定する判定工程と、
    を包含する静電容量式タッチパネルの検査方法。
  8. 前記監視工程の前に、前記パッドのうち前記特定部位以外の少なくとも一部を導電性部材で遮蔽する準備工程を実行する請求項7に記載の静電容量式タッチパネルの検査方法。
  9. 前記静電容量の両端間の電圧を、放電、充電、又は任意の電圧にプリセットする電圧調整工程を包含する請求項7又は8に記載の静電容量式タッチパネルの検査方法。
  10. 前記判定工程において、前記静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が所定時間範囲内で基準電位(Vref)に達した場合に正常と判定する請求項7〜9の何れか一項に記載の静電容量式タッチパネルの検査方法。
  11. 前記判定工程において、前記静電容量の両端間の電圧を充電する際、当該静電容量の両端間の電圧が基準電位(Vref)に達する時間に基づいて、前記パッドの正常度を求める請求項7〜9の何れか一項に記載の静電容量式タッチパネルの検査方法。
  12. 静電容量式タッチパネルの検査に使用する検査シートであって、
    検査対象のパッドの特定部位にアクセス可能なアクセス領域と、
    前記特定部位以外の少なくとも一部を遮蔽する導電性遮蔽部と、
    を備えた検査シート。
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