JP2011058997A - バッテリ状態検知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの電力消費を可及的に低減しながら、バッテリの状態の診断結果を把握し易くする。
【解決手段】車両に搭載されているバッテリ1の状態を測定する測定手段が備えられてバッテリ1を診断する診断装置2と、その診断装置2の診断結果を報知する報知装置4とが備えられたバッテリ状態検知システムにおいて、診断装置2に接続されて、少なくとも前記診断結果の情報を授受すると共に、バッテリ1の電極端子1a,1bに常時接続されている配線に信号を重畳して通信する診断装置側通信装置3が備えられ、報知装置4は、前記車両のアクセサリ電源から動作用電力の供給を受けると共に、前記アクセサリ電源に至る配線に信号を重畳して通信する報知装置側通信部44が備えられて構成され、診断装置2による診断結果が、診断装置側通信装置3と報知装置側通信部44とを経て報知装置4に送られるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されているバッテリの状態を測定する測定手段が備えられて前記バッテリを診断する診断装置と、その診断装置の診断結果を報知する報知装置とが備えられたバッテリ状態検知システムに関する。
車両に搭載されているバッテリがどのような状態にあるかを診断する手段としては、例えば下記特許文献1に記載のような診断装置を、バッテリの筐体に取り付けたり、あるいは、バッテリの近くに配置して、診断結果をLEDやブザーによって報知するものが考えられている。
特開2008−189075
上記のようなLEDやブザー等の報知手段をバッテリ自体にあるいはバッテリ近くに配置される装置に備える構成では、車両のボンネットを開けないとLEDの光を確認できず、又、ブザーが鳴る音を聞き取りにくいものであり、使用者がバッテリを点検しようとする意思を有していることが必要であるか、あるいは、使用者に高い注意力を要求するものである。
又、このようなLEDやブザー等の報知手段(それらの駆動回路等も含む)は、バッテリから動作用電力の供給を受けて常時起動しているものであるため、バッテリの充電状態を早期に低下させてしまう要因ともなる。
使用者がバッテリの状態の診断結果を把握し易くするのには、LEDやブザー等の報知手段を車両の運転席近くに設置すれば良いが、それでも、バッテリの電力を消費してしまうことには変わりない。
更には、診断装置からLED等の報知手段までの配線も別途必要となり、設置のための作業負担が増大してしまう。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、バッテリの電力消費を可及的に低減しながら、バッテリの状態の診断結果を把握し易くする点にある。
本出願の第1の発明は、車両に搭載されているバッテリの状態を測定する測定手段が備えられて前記バッテリを診断する診断装置と、その診断装置の診断結果を報知する報知装置とが備えられたバッテリ状態検知システムにおいて、前記診断装置に接続されて、少なくとも前記診断結果の情報を授受すると共に、前記バッテリの電力供給用電極端子に常時接続されている配線に信号を重畳して通信する診断装置側通信装置が備えられ、前記報知装置は、前記車両のアクセサリ電源から動作用電力の供給を受けると共に、前記アクセサリ電源に至る配線に信号を重畳して通信する報知装置側通信部が備えられて構成され、前記診断装置による診断結果が、前記診断装置側通信装置と前記報知装置側通信部とを経て前記報知装置に送られるように構成されている。
すなわち、診断装置によるバッテリの診断結果を報知する報知装置は、車両のアクセサリ電源から動作用電力の供給を受けて動作する。車両のアクセサリ電源は、一般に、車両の運転席近くに設置されるものであり、報知装置も運転席から確認し易い位置に設置することが可能である。
又、アクセサリ電源から電力供給を受ける関係上、報知装置は常時起動しているわけではなく、イグニッションが「ON」されて車両が稼働しているときのみ動作するのでバッテリの電力消費を抑制できる。しかも、別途オールタネータを備える車両では、通常はオールタネータからの電力供給があるので、報知装置がバッテリの負担となることもない。
更に、報知装置が電力供給を受けるアクセサリ電源はバッテリの電力供給用の電極端子に元々接続されており、その電力供給のための配線を利用して、診断装置によるバッテリの状態の診断結果が診断装置側通信装置を経て報知装置へと送信される。
従って、診断装置側通信装置と報知装置との間で、診断結果の通信のための通信線を設置する必要がない。
又、本出願の第2の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、前記報知装置は、前記診断装置による診断結果の送信を要求する診断要求信号を、前記報知装置側通信部を経て前記診断装置側通信装置へ周期的に送信するように構成され、前記診断装置側通信装置は、前記診断要求信号を受信するに伴って、前記診断装置による診断結果を前記報知装置側通信部へ送信するように構成されている。
すなわち、診断装置によるバッテリーの診断結果は、アクセサリ電源の入り切りと連動して動作する報知装置からの診断要求信号があって始めて報知装置へ送信されるので、報知装置が起動していないときの無用な通信処理を回避できる。
又、本出願の第3の発明は、上記第2の発明の構成に加えて、前記診断装置側通信装置は、周期的に起動状態とスリープ状態とを繰り返すように構成されている。
すなわち、診断装置側通信装置は、報知装置側通信部から送られてくる診断要求信号を待ち受ける必要があるが、この待ち受け動作のために常時起動しているのではなく、起動状態とスリープ状態とを周期的に繰り返すようにして消費電力を低減している。
上記第1の発明によれば、報知装置はイグニッションが「ON」されて車両が稼働しているときのみ動作し、しかも報知装置への電力供給のための配線を利用して、診断装置によるバッテリの状態の診断結果を受信できるので、バッテリの電力消費を可及的に低減しながら、バッテリの状態の診断結果を把握し易いものとなった。
又、上記第2の発明によれば、報知装置が起動していないときの無用な通信処理を回避できるので、バッテリの状態の診断に関する電力消費を更に低減することができる。
又、上記第3の発明によれば、バッテリからの供給電力で動作する診断装置側通信装置が、起動状態とスリープ状態とを周期的に繰り返すようにして消費電力を低減することで、より一層の電力消費の低減を図ることができる。
本発明の実施の形態にかかる概略ブロック構成図 本発明の実施の形態にかかる診断装置の概略ブロック構成図 本発明の実施の形態にかかる診断装置側通信装置の概略ブロック構成図 本発明の実施の形態にかかる報知装置の概略ブロック構成図 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート
以下、本発明のバッテリ状態検知システムを車両の1例である自動車に搭載した場合の実施の形態を図面に基づいて説明する。
バッテリ状態検知システムBSは、図1のブロック図に示すように、車両(ここでは自動車)に搭載されるバッテリ1を診断する診断装置2と、診断装置2に接続されて少なくとも診断装置2の診断結果を通信する診断装置側通信装置3と、その診断結果を報知するための報知装置4とを主要部として構成されている。
バッテリ1の電極端子1a,1bは、一般の自動車と同様に、メイン電源ハーネス5を経てイグニッションスイッチ6へ電気的に配線され、そのイグニッションスイッチ6によって通電が入り切りされるACC電源ハーネス7を経てアクセサリ電源の1つであるシガーソケット8に接続されており、更にそのシガーソケット8に報知装置4が接続されている。
従って、イグニッションスイッチ6が「ON」又は「ACC」の状態で、報知装置4は、シガーソケット8,ACC電源ハーネス7,イグニッションスイッチ6及びメイン電源ハーネス5を経てバッテリ1の電極端子1a,1bへ電気的に接続され、動作用電力の供給を受ける。
〔診断装置2の構成〕
診断装置2は、バッテリ1の筐体に取り付けられるかあるいはバッテリ1に近接して設置され、バッテリ1の正負の電極端子1a,1bに常時接続されて、バッテリ1から動作用電力の供給を受けている。
診断装置2には、図2のブロック図に示すように、バッテリ1の電極端子1aからの供給電圧から、診断装置2内の各回路を動作させるための5Vあるいは3.3Vの電圧を生成する電源回路21と、バッテリ1の診断処理を実行するマイクロプロセッサ22とが備えられ、更に、バッテリ1の状態を測定する測定手段MMとして、バッテリ1の電極端子1a,1b間の電圧をA/D変換するA/Dコンバータ23と、バッテリ1の温度を検出する温度センサ24と、温度センサ24の検出情報(検出電圧)をA/D変換するA/Dコンバータ25と、バッテリ1中の電解液の液面レベルを検出する液面センサ26と、液面センサ26の検出情報(検出電圧)をA/D変換するA/Dコンバータ27とが備えられている。
診断装置2は、上記の測定手段MMの測定結果に基づいて、例えば上記特許文献1に記載されているような公知の診断手法によってバッテリ1の診断を行い、バッテリ1の状態を「良好」、「要点検」及び「要交換」の三種類に診断する。その診断結果は、診断装置側通信装置3からの要求に応じて診断装置側通信装置3へ出力する。
〔診断装置側通信装置3の構成〕
診断装置側通信装置3には、図3のブロック図に示すように、バッテリ1の電極端子1aからの供給電圧から、診断装置側通信装置3内の各回路を動作させるための5Vあるいは3.3Vの電圧を生成する電源回路31と、報知装置4との間の通信を制御する通信制御部32と、電源回路31から通信制御部32へ電力供給を入り切りする起動制御回路33と、診断装置側通信装置3へ送られてくる信号を受信するPLC受信回路34と、診断装置側通信装置3から送信する診断結果の情報等を所定の信号型式に編成するPLC信号生成回路35と、PLC信号生成回路35にて生成された信号を送出するPLC送信回路36とが備えられている。
診断装置側通信装置3からバッテリ1の電極端子1a,1bへの配線は、電極端子1aに常時接続されており、診断装置2と同様に、常にバッテリ1から動作用電力の供給を受け得る状態にある。
起動制御回路33は、図3において太線の破線で診断装置側通信装置3内の電源ラインを示すように、電源回路31から常時電力供給を受けて動作している。
起動制御回路33には、図示を省略するタイマ回路と電源回路31から通信制御部32へ至る電源ラインを入り切りするスイッチ等が備えられ、一定周期で電源回路31の電力を通信制御部32へ通電開始すると共に、通電開始後、通信制御部32が後述する所定の処理を終了すると電源回路31から通信制御部32への電力供給を停止する。
通信制御部32にも、電源回路31から(厳密には起動制御回路33から)PLC受信回路34へ至る電源ラインを入り切りするスイッチが備えられ、後述のようにPLC受信回路34を動作状態と動作停止状態とに切換える。
診断装置側通信装置3は、バッテリ1の電極端子1a,1bに常時接続されている電源配線(電力供給用の電気配線)に信号を重畳して通信する装置であり、いわゆる電力線搬送通信によって通信を行うものである。PLC受信回路34,PLC信号生成回路35及びPLC送信回路36がこの通信のための主要部を構成し、PLC受信回路34は、電極端子1a,1bに接続されている電源配線に重畳されている信号を抽出して受信データとして取り出す機能を有し、PLC送信回路36は、PLC信号生成回路35によって所定の信号型式に編成された送信データを電極端子1a,1bに接続されている電源配線に重畳して送信する。
この電源配線は、バッテリ1の電極端子1a,1bからメイン電源ハーネス5、イグニッションスイッチ6、ACC電源ハーネス7及びシガーソケット8を経て、シガーソケット8に接続されている報知装置4まで至り、診断装置側通信装置3と報知装置4との間の通信経路を構成する。
〔報知装置4の構成〕
報知装置4には、図4のブロック図に示すように、シガーソケット8からの供給電圧から、診断装置側通信装置3内の各回路を動作させるための5Vあるいは3.3Vの電圧を生成する電源回路41と、報知装置4の動作を制御する出力制御回路42と、図示を省略するLEDやブザー等の出力手段を備えて診断結果を出力する出力回路43とが備えられ、更に、報知装置側通信部44として、報知装置4へ送られてくる信号を受信するPLC受信回路51と、報知装置4から送信する信号を所定の信号型式に編成するPLC信号生成回路52と、PLC信号生成回路52にて生成された信号を送出するPLC送信回路53とが備えられている。
報知装置側通信部44は、シガーソケット8に至る配線(ACC電源ハーネス7等)に信号を重畳して通信を行う装置部分であり、これを構成するPLC受信回路51,PLC信号生成回路52及びPLC送信回路53はいわゆる電力線搬送通信にて通信する。これらの回路は、診断装置側通信装置3に備えられている同じ名称の各回路と同様の構成であり、シガーソケット8、ACC電源ハーネス7、イグニッションスイッチ6、メイン電源ハーネス5及びバッテリ1の電極端子1a,1bを経て、診断装置側通信装置3との通信を行う。
〔バッテリ1の診断とその診断結果の送信〕
バッテリ1の診断動作と、その診断結果の送信とは、診断装置側通信装置3の通信制御部32の制御によって実行される。
上述のように、通信制御部32は、起動制御回路33によって一定周期で電力供給が開始されて起動し、起動の度に図6のフローチャートに示す処理の実行を開始する。
図6の処理を開始すると、先ず、診断装置2に対して診断の実行を指示して、その診断結果を受け取る(ステップ#21)。
次ぎに、PLC受信回路34への電力供給を開始して報知装置4(より具体的には報知装置側通信部44)から信号が送られてくるのを受付ける状態とする(ステップ#22)。
この受信待機状態は、最長で、予め設定しているタイムアウト時間を経過するまで継続し(ステップ#23,#24)、タイムアウト時間を経過しても報知装置4側からの信号を受信しないときは、PLC受信回路34への電力供給を停止して処理を終了する(ステップ#24,#26)。尚、このタイムアウト時間は、起動制御回路33が通信制御部32を起動させる周期よりも短い。
上記の受信待機状態にあるときに、報知装置4からの信号を受信すると(ステップ#23)、診断装置2から受け取った診断結果のデータをPLC信号生成回路35へ送る(ステップ#25)。PLC信号生成回路35は受け取ったデータを所定の信号仕様に編成してPLC送信回路36へ送り、それが報知装置側通信部44へと送信される。
この送信が完了するとPLC受信回路34への電力供給を停止し(ステップ#26)、処理を終了する。
起動制御回路33は、図6の処理の終了を検知すると、通信制御部32への電力供給を停止し、次回の起動までスリープ状態とする。
従って、診断装置側通信装置3は、周期的に起動状態とスリープ状態とを繰り返している。
以上の動作は、報知装置4がシガーソケット8に接続されているか否か等とは関係なく、診断装置2及び診断装置側通信装置3がバッテリ1の電極端子1a,1bに接続された時点から開始する。
〔報知装置4からの診断結果の要求〕
次ぎに、報知装置4側の処理を説明する。
報知装置4側では、出力制御回路42が図5の処理を一定周期で繰り返し実行している。この繰り返し周期は、診断装置側通信装置3の通信制御部32が図6の処理を繰り返す周期よりも十分短い周期に設定している。
図5の処理が開始されると、先ず、報知装置4が起動していることを示す信号を診断装置側通信装置3へ送信する(ステップ#1)。より具体的には、報知装置4が起動していることを示す信号をPLC信号生成回路52へ送り、それを電力線搬送通信の仕様に適合した信号に編成して、PLC送信回路53にて診断装置側通信装置3のPLC受信回路34へ送信させる。
この後、予め設定しているタイムアウト時間が経過したか否かを確認しながら(ステップ#3)、診断装置側通信装置3からの返信を待つ。このタイムアウト時間は、起動状態にある通信制御部32がステップ#1で送った信号を受け取って診断結果を返信するまでに要する時間よりも若干長い時間に設定されている。
診断装置側通信装置3側が、図6のステップ#23,#24での受信待機状態で、上記の報知装置4が起動していることを示す信号を受信すると、上述のように、診断装置2による診断結果をPLC受信回路51へ送信してくる(図6のステップ#25)。従って、上記の報知装置4が起動していることを示す信号は、診断結果の送信を要求する信号に相当し、報知装置4は、診断装置2による診断結果の送信を要求する診断要求信号を報知装置側通信部44を経て診断装置側通信装置3へ周期的に送信していることになる。
上述のようにして送られてくる診断装置による診断結果を受信すると(ステップ#2)、その診断結果に応じてLEDあるいはブザー等のうちの何れの出力手段を動作させるかを決定し(ステップ#5)、出力回路43にて決定した内容で出力手段を動作させる(ステップ#5)。そしてこの時点で後述の「不通信タイマ」が動作していればリセットして(ステップ#6)、処理を終了する。
一方、上記のタイムアウト時間が経過しても診断装置側通信装置3から診断結果を受信できないときは(ステップ#3)、診断装置側通信装置3との通信ができない状態となっている時間を計時するタイマ(以下において「不通信タイマ」と表記、図5においても同様)の計時を開始する(ステップ#7)。但し、このタイマが既に計時を実行しているときはそのままの状態とする。
尚、予め設定しているタイムアウト時間が経過した状態というのは、通常、診断装置側通信装置3の通信制御部32への電力供給が停止してスリープ状態となっている状態である。
診断装置側通信装置3との通信が確立しないまま「不通信タイマ」の計時時間が予め設定されている通信不可判別用時間を経過すると(ステップ#8)、出力回路43に「通信不可」を示す表示を行わせ(ステップ#10)、「不通信タイマ」をリセットして処理を終了する。
「不通信タイマ」について上記の予め設定されている通信不可判別用時間は、診断装置側通信装置3の通信制御部32が図6の処理を終了して次ぎに起動するまでのスリープ状態にある時間の長さよりも若干長い時間に設定している。
尚、「不通信タイマ」を計時を継続している状態では、出力回路43は前回に受け取った診断結果を表示等する状態を維持している(ステップ#9)。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)上記実施の形態では、バッテリ1を搭載する車両として一般的な自動車を例示したが、各種の作業用車両等のバッテリを搭載する各種の車両に本発明を適用できる。
(2)上記実施の形態では、報知装置4が動作用電力の供給を受けるアクセサリ電源としてシガーソケット8を例示したが、音響機器等のために用意されているアクセサリ電源の端子等に報知装置4を接続するようにしても良い。
(3)上記実施の形態では、診断装置側通信装置3を起動状態とスリープ状態とに周期的に繰り返すための制御を診断装置側通信装置3内の起動制御回路33が行っているが、診断装置2のマイクロプロセッサ22からの制御でこの動作を行わせても良い。
更には、通信制御部32が実行する図6に示す制御も診断装置2のマイクロプロセッサ22が実行するように構成しても良い。
MM 測定手段
1 バッテリ
2 診断装置
3 診断装置側通信装置
4 報知装置
8 アクセサリ電源
44 報知装置側通信部

Claims (3)

  1. 車両に搭載されているバッテリの状態を測定する測定手段が備えられて前記バッテリを診断する診断装置と、その診断装置の診断結果を報知する報知装置とが備えられたバッテリ状態検知システムであって、
    前記診断装置に接続されて、少なくとも前記診断結果の情報を授受すると共に、前記バッテリの電極端子に常時接続されている配線に信号を重畳して通信する診断装置側通信装置が備えられ、
    前記報知装置は、前記車両のアクセサリ電源から動作用電力の供給を受けると共に、前記アクセサリ電源に至る配線に信号を重畳して通信する報知装置側通信部が備えられて構成され、
    前記診断装置による診断結果が、前記診断装置側通信装置と前記報知装置側通信部とを経て前記報知装置に送られるように構成されているバッテリ状態検知システム。
  2. 前記報知装置は、前記診断装置による診断結果の送信を要求する診断要求信号を、前記報知装置側通信部を経て前記診断装置側通信装置へ周期的に送信するように構成され、
    前記診断装置側通信装置は、前記診断要求信号を受信するに伴って、前記診断装置による診断結果を前記報知装置側通信部へ送信するように構成されている請求項1記載のバッテリ状態検知システム。
  3. 前記診断装置側通信装置は、周期的に起動状態とスリープ状態とを繰り返すように構成されている請求項2記載のバッテリ状態検知システム。
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