JP2011058363A - 電動巻取式開閉装置の構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シャッターカーテン19の最大巻径DmにクリアランスCを加えた外径線Dc上に位置して天板5、背板7、正面板13の各内側面部が位置するとともに、巻取中心Oを通る垂線Lo上であって最大巻径Dmより下方で最小巻径Dsの下端から挿通間隙Iを有して底板9の内側面部が位置し、底板9と背板7との接合部分に内隅部23を備えてシャッターケース3が形成され、内隅部23における外径線Dcより外方に開閉機35が脱着自在に配設され、シャッターカーテン19をガイドするガイドレール17の位置が巻取中心Oを通る垂線Loと最大巻径Dmを通る垂線Lfとの間であって、底板9に導入口17aが配設される
【選択図】 図5
Description
この発明の電動巻取式開閉装置の構造は、開口部2の一側縁に配置される開閉体収納部3内へ電動の開閉機35にて開閉体19を建物の屋内側方向に巻き取って巻回状態に収納する電動巻取式開閉装置の構造において、
前記開閉体収納部3内における前記開閉体19の最大巻径Dmの外方に位置するとともに、前記開閉体収納部3内の底面9上における最奥部となる屋内側に位置して前記開閉機35が配設されることを特徴としている。
前記開閉体収納部3を構成し屋内側となる背面7と底面9との接合部分における内隅部23に位置するとともに、前記開閉体19の最大巻径Dmの外方に例えば所定のクリアランスCを介して前記開閉機35が配設されることを特徴としている。
前記開閉体19の最大巻径Dmに所定のクリアランスCを加えた外径線Dc上の上方頂点Uに位置して天面5が位置するとともに、前記外径線Dc上の後方頂点Bに位置して背面7が位置し、かつ、前記外径線Dc上の前方頂点Fに位置して正面13が位置するとともに、巻取中心Oを通り、垂下方向に延びる線Lo上であって前記最大巻径Dmより下方となり、最小巻径Dsの下端から所定の挿通間隙Iを有して底面9が位置し、少なくとも該底面9と前記背面7との接合部分に内隅部23を備えて開閉体収納部3が形成され、
前記背面7と前記底面9とで形成される内隅部23における前記外径線Dcより外方に位置して前記開閉機35が脱着自在に配設され、
前記開閉体19の幅方向側縁を支持し開閉をガイドするガイドレール17の位置が、前記巻取中心Oを通る垂線Loと前記最大巻径Dmの前方頂点Faを通る垂線Lfとの間であって、前記開閉体収納部3における前記底面9に前記ガイドレール17上端の導入口17aが配設されることを特徴としている。
前記開閉体収納部3内における前記開閉体19の最大巻径Dmの外方に位置するとともに、前記開閉体収納部3内の底面9上における最奥部となる屋内側に位置して前記開閉機35が配設されることを特徴としている。
前記開閉体収納部3を構成し屋内側となる背面7と底面9との接合部分における内隅部23に位置するとともに、前記開閉体19の最大巻径Dmの外方に例えば所定のクリアランスCを介して前記開閉機35が配設されることを特徴としている。
前記開閉体19の最大巻径Dmに所定のクリアランスCを加えた外径線Dc上の上方頂点Uに位置して天面5が位置するとともに、前記外径線Dc上の後方頂点Bに位置して背面7が位置し、かつ、前記外径線Dc上の前方頂点Fに位置して正面13が位置するとともに、巻取中心Oを通り、垂下方向に延びる線Lo上であって前記最大巻径Dmより下方となり、最小巻径Dsの下端から所定の挿通間隙Iを有して底面9が位置し、少なくとも該底面9と前記背面7との接合部分に内隅部23を備えて開閉体収納部3が形成され、
前記背面7と前記底面9とで形成される内隅部23における前記外径線Dcより外方に位置して前記開閉機35が脱着自在に配設され、
前記開閉体19の幅方向側縁を支持し開閉をガイドするガイドレール17の位置が、前記巻取中心Oを通る垂線Loと前記最大巻径Dmの後方頂点Baを通る垂線Lbとの間であって、前記開閉体収納部3における前記底面9に前記ガイドレール17上端の導入口17aが配設されることを特徴としている。
前記開閉体収納部3内における前記開閉体19の巻取中心Oよりも躯体側で、かつ該巻取中心Oよりも前記開口部2側に位置して前記開閉機35が配置されることを特徴としている。
前記開閉体19の巻取中心Oを通り、前記開口部2の方向に延びる線上であって前記開閉体19の最大巻径Dmより前記開口部2側となり、前記開閉体19の最小巻径Dsの前記開口部2側から前記開閉機35の通過が可能な挿通間隙Iを有して前記開閉体収納部3の一部を構成する配置面が位置し、
前記開閉体収納部3内における前記開閉体19の最大巻径Dmの外方に位置するとともに、前記開閉体19の巻取中心Oよりも躯体側で、かつ該巻取中心Oよりも前記開口部2側に位置する前記配置面上に前記開閉機35が脱着自在に配置されることを特徴としている。
本実施の形態の電動巻取式開閉装置は、開閉体が、左右方向に長尺な短冊板状のスラットを上下方向に多数連結して構成される構造のシャッターカーテンとされ、このシャッターカーテンを上下に昇降移動して開閉が行われる所謂電動シャッターとされる。この電動シャッター1は、住宅やビルなどの建物などの躯体の開口部に配置される。この開口部は、シャッターカーテンなどの開閉体によって閉鎖、仕切り、区画等、空間を分かつための部分であり、例えば、住宅などの場合には窓部に相当する部分等である。そして、この電動シャッター1は、開口部を構成する部分におけるいずれか一方の面、例えば屋内と屋外を分かつ場合であれば、屋内側若しくは屋外側のいずれかの面に配置される。
本実施の形態では、住宅等の建物躯体の開口部である窓部2における屋外側に配置される例として説明する。
本実施の形態では、この電動モータと、その他の部材、例えば、減速ギア部と、ブレーキ機構部と、制御部などとともにユニット構成されている。そして、これら各部がケース36内に構成される。
なお、開閉機35は、ユニット構成された開閉機の構成部材が比較的容易に相互分解・組立が可能な構成とされていてもよく、この場合において開閉機を分解して脱着する場合でも、それぞれの開閉機の構成部材は、開閉体19が最大巻径Dmの状態であるときには脱着できない配置となっている。
取付ブラケット37は、中途が屈曲形成された板状部材で、基端側37bがケース36上面に固定され、中途部分がケース36の一方の傾斜面に沿って斜め下方に延出し、さらに先端縁が垂下方向に延出形成されて取付片37aとされている。
まず、シャッターカーテン19の昇降をガイドする両ガイドレール17は、建物外壁Wと略面一となり、シャッターカーテン19が屋外に面するように配置される。
なお、上記した各クリアランスCは、シャッターカーテン19やその巻径、シャッターケース3の各部の形状・寸法等の特性や取付等による誤差やズレ等の諸事情・条件を勘案して設定される所定の寸法であり、なるべく小さく設定することが好ましい。
すなわち、シャッターケース3を構成する天板5,背板7,外装ケース13の各部の位置は、それぞれの内側面部が、左右側板11に両端を支持される巻取軸29の中心軸線Oの位置に対し、シャッターカーテン19を全て巻き取った状態である最大巻径Dmに所定のクリアランスC、例えば10mmの間隙を加えた距離、すなわちシャッターカーテン19の最大巻径DmにクリアランスCを加えた外径線Dc上に位置し、この外径線Dcの上方頂点Uに位置して天板5の内側面部が位置し、外径線Dcの後方頂点Bに位置して背板7の内側面部が位置し、外径線Dcの前方頂点Fに位置して外装ケース13の内側面部が位置するようにそれぞれ構成される。
2…開口部(窓部)
3…開閉体収納部(シャッターケース)
5…天面(天板)
7…背面(背板)
9…底面(底板)
13…正面(正面部,外装ケース)
17…ガイドレール
17a…導入口
19…開閉体(シャッターカーテン)
23…内隅部
35…開閉機
B…後方頂点
C…クリアランス
Db…開閉体収納部(シャッターケース)の奥行き長さ
Dc…外径線
Dh…開閉体収納部(シャッターケース)の高さ
Dm…最大巻径
Ds…最小巻径
F…前方頂点
I…挿通間隙
Lf…垂線
Lo…垂線
O…巻取中心
W…外壁
Claims (9)
- 開口部の一側縁に配置される開閉体収納部内へ電動の開閉機にて開閉体を建物の屋内側方向に巻き取って巻回状態に収納する電動巻取式開閉装置の構造において、
前記開閉体収納部内における前記開閉体の最大巻径の外方に位置するとともに、前記開閉体収納部内の底面上における最奥部となる屋内側に位置して前記開閉機が配設されることを特徴とする電動巻取式開閉装置の構造。 - 開口部の一側縁に配置される開閉体収納部内へ電動の開閉機にて開閉体を建物の屋内側方向に巻き取って巻回状態に収納する電動巻取式開閉装置の構造において、
前記開閉体収納部を構成し屋内側となる背面と底面との接合部分における内隅部に位置するとともに、前記開閉体の最大巻径の外方に前記開閉機が配設されることを特徴とする電動巻取式開閉装置の構造。 - 開口部の一側縁に配置される開閉体収納部内へ電動の開閉機にて開閉体を建物の屋内側方向に巻き取って巻回状態に収納する電動巻取式開閉装置の構造において、
前記開閉体の最大巻径に所定のクリアランスを加えた外径線上の上方頂点に位置して天面が位置するとともに、前記外径線上の後方頂点に位置して背面が位置し、かつ、前記外径線上の前方頂点に位置して正面が位置するとともに、巻取中心を通り、垂下方向に延びる線上であって前記最大巻径より下方となり、最小巻径の下端から所定の挿通間隙を有して底面が位置し、少なくとも該底面と前記背面との接合部分に内隅部を備えて開閉体収納部が形成され、
前記背面と前記底面とで形成される内隅部における前記外径線より外方に位置して前記開閉機が脱着自在に配設され、
前記開閉体の幅方向両側縁を支持し開閉をガイドするガイドレールの位置が、前記巻取中心を通る垂線と前記最大巻径の前方頂点を通る垂線との間であって、前記開閉体収納部における前記底面に前記ガイドレール上端の導入口が配設されることを特徴とする電動巻取式開閉装置の構造。 - 開口部の一側縁に配置される開閉体収納部内へ電動の開閉機にて開閉体を建物の屋外側方向に巻き取って巻回状態に収納する電動巻取式開閉装置の構造において、
前記開閉体収納部内における前記開閉体の最大巻径の外方に位置するとともに、前記開閉体収納部内の底面上における最奥部となる屋内側に位置して前記開閉機が配設されることを特徴とする電動巻取式開閉装置の構造。 - 開口部の一側縁に配置される開閉体収納部内へ電動の開閉機にて開閉体を建物の屋外側方向に巻き取って巻回状態に収納する電動巻取式開閉装置の構造において、
前記開閉体収納部を構成し屋内側となる背面と底面との接合部分における内隅部に位置するとともに、前記開閉体の最大巻径の外方に前記開閉機が配設されることを特徴とする電動巻取式開閉装置の構造。 - 開口部の一側縁に配置される開閉体収納部内へ電動の開閉機にて開閉体を建物の屋外側方向に巻き取って巻回状態に収納する電動巻取式開閉装置の構造において、
前記開閉体の最大巻径に所定のクリアランスを加えた外径線上の上方頂点に位置して天面が位置するとともに、前記外径線上の後方頂点に位置して背面が位置し、かつ、前記外径線上の前方頂点に位置して正面が位置するとともに、巻取中心を通り、垂下方向に延びる線上であって前記最大巻径より下方となり、最小巻径の下端から所定の挿通間隙を有して底面が位置し、少なくとも該底面と前記背面との接合部分に内隅部を備えて開閉体収納部が形成され、
前記背面と前記底面とで形成される内隅部における前記外径線より外方に位置して前記開閉機が脱着自在に配設され、
前記開閉体の幅方向両側縁を支持し開閉をガイドするガイドレールの位置が、前記巻取中心を通る垂線と前記最大巻径の後方頂点を通る垂線との間であって、前記開閉体収納部における前記底面に前記ガイドレール上端の導入口が配設されることを特徴とする電動巻取式開閉装置の構造。 - 前記開閉体収納部の正面およびまたは前記ガイドレールが脱着自在とされていることを特徴とする請求項3又は6記載の電動巻取式開閉装置の構造。
- 開口部の一側縁に配置される開閉体収納部内へ電動の開閉機にて開閉体を躯体側方向に巻き取って巻回状態に収納する電動巻取式開閉装置の構造において、
前記開閉体収納部内における前記開閉体の巻取中心よりも躯体側で、かつ該巻取中心よりも前記開口部側に位置して前記開閉機が配置されることを特徴とする電動巻取式開閉装置の構造。 - 開口部の一側縁に配置される開閉体収納部内へ電動の開閉機にて開閉体を巻き取って巻回状態に収納する電動巻取式開閉装置の構造において、
前記開閉体の巻取中心を通り、前記開口部の方向に延びる線上であって前記開閉体の最大巻径より前記開口部側となり、前記開閉体の最小巻径の前記開口部側から前記開閉機の通過が可能な挿通間隙を有して前記開閉体収納部の一部を構成する配置面が位置し、
前記開閉体収納部内における前記開閉体の最大巻径の外方に位置するとともに、前記開閉体の巻取中心よりも躯体側で、かつ該巻取中心よりも前記開口部側に位置する前記配置面上に前記開閉機が脱着自在に配置されることを特徴とする電動巻取式開閉装置の構造。
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