JP2011057295A - 紙箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要時に蓋板の起立状態が維持できるようにし。粒菓子などを取り出す時に蓋板が邪魔になることのない取り扱いが容易な紙箱を得る。
【解決手段】蓋板本体10を引き起こしに伴ない、取出口16に位置していた閉鎖板15が回転して閉鎖板15の延設部18が箱内部に回り込むように回動し、延設部18の側辺23が取出口16に臨む張り出し部22の側辺24に対して摺接移動し、折り戻りにより延設部18と張り出し部22との側辺相互の係止により、蓋板本体10の起立状態を維持するようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、収容物の取出口を開閉する蓋を必要に応じて開状態に維持できるようにした紙容器に関するものである。
小物品を複数個収納する収納体として取出口を蓋部材で開け閉めする容器が従来から知られている。そして、粒菓子や個包装された菓子を複数個収納して手持ちできる程度の商品形態とした菓子容器などにおいては、収容物を一個ずつ取り出す際、蓋部材に邪魔されることなくその取出口を必要に応じて開放させておけば取り出しが容易になるため、一枚のブランクを組み上げた紙箱において、取出口を開閉可能に覆う蓋板を必要に応じてその起立状態を維持させることができるようにしたものが提案されている。
例えば特許文献1や特許文献2に示されているように、このような包装用の紙箱は、上板と側板と底板からなる箱胴部の両端部分を前記上板、側板、底板に連接されたフラップの重ね合わせで閉じて箱本体を直方体状とし、取出口を位置させた前記上面に蓋板を重ね合わせている。蓋板は取出口を開閉可能に覆うものであり、予め上面に取出口が形成されている紙箱(特許文献2)があるとともに、その上面の取出口を切り取り線で区画形成された閉鎖板で閉鎖しておき、蓋板の引き起こしで切り取り線が破断して蓋板とともに閉鎖板が引き起こされて取出口から分離することで、開いた取出口が形成されるようにした紙箱(特許文献1)もある。
そして、蓋板の起立状態を維持させるべく、その蓋板を上板上面に貼り付けして固定する蓋板支持部とこの蓋板支持部に折り罫を介して連接されてその折り罫を中心に回動可能な蓋板本体とからなるものとしていて、折り罫位置から前記蓋板支持部側に凸の突片を蓋板本体に前記折り罫を介することなく連続して設けている。さらに、蓋板本体を上板から引き起こして折り罫を中心にした開き方向の回動を手作業で行ない、前記突片が上板の上面を押し下げてその上板上で回動しながら取出口側に摺接移動し、蓋板本体が後倒した時点で突片から押し下げを受けなくなった上板が元の位置に戻り、そして、その上板に前記突片が乗って折り罫の位置での折り戻りの作用を受けて前記突片が上板に当接し、手操作で蓋板を閉じ方向に回動させないかぎり突片が移動しないようにすることで、蓋板本体の後倒した状態が保たれることを目的にしたものであった。
特開平11−321855号公報 特許第3960514号公報
しかしながら、上述した従来の紙箱では、蓋板本体を回動させるときに突片の先端が上板上面に摺接するものであることから、程よい力具合いで蓋板を回動でき、かつその蓋板の起立も必要に応じて安定して行なえる紙箱を得ることは、紙厚や紙の硬さ、上板上面の滑り性などの条件も考慮する必要があるので非常に困難である。
そのため、蓋板の回動操作性を或る程度犠牲にして、蓋板の初期開封時には確実に後倒状態が維持できるように突片の長さを長くしているのが現状であるが、蓋板の回動操作を繰り返すと、早期に突片先端が潰れたりその突片が折れ曲がってしまい、蓋板の起立状態が保たれずに取出口側にかぶさって収容物の取り出しに蓋板が邪魔になるという問題が生じていた。
そこで本発明は上記事情に鑑み、蓋板が有する突片を上板上面で摺接させて取出口側に移動させ、その突片を上板上面に突き当てて蓋板の起立状態を保つという手法を採ることなく、必要時にその蓋板の起立状態が維持できるようにすることを課題とし、粒菓子などを取り出す時に蓋板が邪魔になることなく取り扱いが容易な紙箱を得ることを目的とするものである。
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、菓子等の内容物の包装用の紙箱であって、上板と側板と底板からなる箱胴部の前記上板に重ね合わされる蓋板を備え、前記上板には、切り取り線で区画形成された閉鎖板で覆われてこの閉鎖板の引き起こしによる前記切り取り線の破断により開放可能で閉鎖板形状に対応する形状の取出口が設けられていて、前記蓋板は、蓋板支持部とこの蓋板支持部に折り罫を介して連接されて前記折り罫を中心に回動可能な蓋板本体とからなり、前記蓋板の蓋板支持部が閉鎖板を除く前記上板に貼り付けられているとともに、蓋板本体が前記閉鎖板に貼り付けられていて、蓋板本体を上板から引き起こす折り罫を中心にした回動で前記切り取り線が破断し前記閉鎖板が引き起こされて前記取出口が開く紙箱において、前記上板の閉鎖板は、前記蓋板本体に重なる引き上げ部とこの引き上げ部から前記折り罫の対応部位を経て前記蓋板支持部に重なる領域に延設された延設部とから形成されているとともに、上板の折り罫の対応部位の周辺で前記閉鎖板に隣り合う部分には、前記蓋板支持部が重なる領域から折り罫の対応部位を経て前記蓋板本体が重なる領域に延設された張り出し部が形成されていて、前記延設部と張り出し部とは、前記切り取り線を介して折り罫方向で隣り合う位置にして配置され、前記延設部が、蓋板本体を引き起こす開き方向の回動に伴なった前記閉鎖板の折り罫を中心とした回転によって、箱内部に回り込むようにして取出口の引き上げ部対応領域側に移動可能に設けられていて、前記張り出し部は、前記閉鎖板の折り罫を中心とした回転により取出口の引き上げ部対応領域に移動する前記延設部に対してその延設部との側辺相互で係脱可能に係止する位置とされ、前記延設部と張り出し部との側辺相互の係止により、閉鎖板を伴なった蓋板本体の起立状態が維持されるように構成されていることを特徴とする紙箱を提供して、上記課題を解消するものである。
また、本発明において、上記閉鎖板の回転に伴なって引き上げ部対応領域に移動して上記張り出し部との係止位置を経た上記延設部は、蓋板本体の折り罫部分の復元力による前記蓋板本体の閉じ方向の回動により前記張り出し部と側辺相互で係止可能に設けられているものであることが良好である。
そして、本発明において、上記上板は、上記閉鎖板の部分に一つの延設部を有するとともに、折り罫の対応部位の周辺に二つの張り出し部を有していて、一つの前記延設部の折り罫方向の両側に前記二つの張り出し部が位置していることが良好である。
(請求項1の発明の効果)
本発明によれば、蓋板本体を引き上げる開き方向の回動で閉鎖板の延設部が、取出口の引き上げ部対応領域側に向けて箱内部を回り込むように回動し、延設部の側辺が、引き上げ部対応領域と延長部対応領域とに臨むようにして張り出ている状態となっている張り出し部の側辺に係止して、閉鎖板を伴なった蓋板本体の起立状態が維持されるようにしており、簡単な操作で蓋板本体を起立させて取出口を開いた状態にすることができる。よって、紙箱内にある小物品の取り出しが容易になる。そして、前記延設部と張り出し部との側辺相互の係止であるために側辺端面同士の摺り合せとなって、板表面に対する舌片状物の押し付け形態とはならず、よって、延設部や張り出し部に全体的な折れや潰れが生じ難くなる。
本発明ではさらにつぎの効果がある。例えば、菓子箱において、油脂分を含む粒菓子が紙箱に収容される場合もあり、箱内部の内底面や内側面にグラシン紙を配して油脂分が紙箱の包材に移って箱表面側に染み出るのを防止している。そして、箱内部において収容物にグラシン紙を被せて内天面側にも油脂分が移り込むのを防止することが行なわれている。しかし、紙箱の上板側にグラシン紙が位置すると、その上板にある取出口から収容物を取り出すときにグラシン紙などが邪魔になり、一方、グラシン紙を用いないときには開かれている取出口を覆う蓋板に収容物の油脂分が移り込み易くなる。
また、菓子箱において、箱内面側となる面に耐油性の樹脂からなるコーティングが施された包材を用いて製函し、箱内面に位置したコーティング層により収納物からの油分止めるようにした紙箱もある。しかしながら、箱本体の上板に切り取りミシン目を入れ、その切り取りミシン目の破断によって蓋が開いて取出口が得られるようにした構造の紙箱や、予め開口されている取出口をその上方から蓋板で覆うようにし、蓋板の開きによって取出口が表れるようにした構造の紙箱では、切り取りミシン目におけるカット端面や取出口の内周端面は前記コーティング層が切れた状態となっていてその端面が箱内方に露出した状態となっている。そのため、端面露出部分に上記油脂分が染み込んで、切り取りミシン目の位置から箱外表面に油染みが表れたり、取出口の周囲に油染みが広く広がる可能性がある。
この点に対して、本発明によれば、紙箱の天面部分が、閉鎖板で取出口を閉鎖している上板と蓋板とが重なった二重の構造となっている。そのため、仮に収容物の油脂分が直接上板に移り込んだとしても、上板の上の蓋板までには油脂分の移り込みが進まず、紙箱の外表面に油脂が染み出るのを防止し、上板について切り取り線部分での耐油性樹脂によるコーティング層の切れによる不具合は生じない。また、油脂分の移り込みを抑える別シートを収容物に被せ付ける必要がなくなり、取出口から収容物を取り出すときに、その収容物に被せた別シートが邪魔になるということが無くなる。
(請求項2の発明の効果)
また、請求項2の発明によれば、蓋板本体を引き起こす開き方向の回動に伴なった閉鎖板の折り罫を中心とした回転によって、延設部が、箱内部に回り込むようにして取出口の引き上げ部対応領域側に移動し、張り出し部と一旦係止してその係止位置を移動通過してから、折り罫部分の折り戻り(蓋板本体を閉じ方向に回動させる蓋板自体における復元力)により取出口の延設部対応領域側に向けて回動する延設部が、張り出し部との側辺相互で係止するようにしているので、この延設部と張り出し部との側辺相互の係止により、閉鎖板を伴なった蓋板本体の起立状態が維持されるようにしており、蓋板本体を引き上げて折り罫部分での折り戻りで延設部を張り出し部に係止させるという簡単な操作で蓋板本体の起立状態が維持できる。そして、上記と同様に前記延設部と張り出し部との側辺相互の係止であるため、延設部と張り出し部とに全体的な折れや潰れが生じ難くなる。
(請求項3の発明の効果)
また、請求項3の発明により、蓋板本体の起立状態の維持に際して一つの延設部を二つの張り出し部で支持することとなり、蓋板本体の起立状態をより一層安定させることができる。
本発明に係る紙箱の一例を示す説明図である。 ブランクにより一例を展開した状態で示す説明図である。 上板の閉鎖板と切り取り線とを示す説明図である。 蓋板本体が起立した状態を示す説明図である。 張り出し部の側辺と閉鎖板延設部の側辺との係止を示す説明図である。 第二の例をブランクにより展開した状態で示す説明図である。 第二の例での上板の閉鎖板と切り取り線とを示す説明図である。 第二の例での蓋板本体が起立した状態を示す説明図である。 第二の例での張り出し部の側辺と閉鎖板延設部の側辺との係止を示す説明図である。
(第一の例)
つぎに本発明を図1から図9に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図中1は紙箱で、該紙箱1は図2に示す一枚のブランクから製函されているものであり、このブランクで示す連接された上板2と側板3と底板4とで箱胴部が形成され、箱長手方向で対向する箱胴部の端部が、箱胴部の前記構成板に連接されたフラップ5の重ね合わせにより閉じられて、粒菓子などの複数個の収納物を収納できる平板状の直方体としている。
図示の例では、箱胴部の一方の端部は、上板2と側板3と底板4とのそれぞれに連接されたフラップ5の重ね合わせで閉じていて、箱胴部のもう一方の端部は、側板3に連接されたフラップ5を折り倒し、底板4に連接されている差し込みタイプのフラップ5を重ね合わせて、その先端を箱胴部内側に差し込むことで閉じている。符号6は胴貼りするための糊代である。
(蓋板)
さらにこの紙箱1では一方の側板3の一部分に蓋板7が連接されて上板2の上面に重ね合わされている。前記蓋板7は、上板2に貼り合わされている蓋板支持部8と、前記蓋板支持部8に折り罫9を介して連接された蓋板本体10とからなり、前記蓋板支持部8のみが一方の側板3に連接されていて、後述するように蓋板本体10が折り罫9を中心にして回動できるようにしている。
さらに蓋板本体10の蓋板支持部8とは反対側の辺には、箱本体の一方の端部(箱胴部の一方の端部)に重ね合わせた貼着片11が連接されていて、貼着片11の下辺中央から蓋板本体連接側の辺(上辺)の両端に亘る対の切り取りミシン目で区画された部分を摘み部12とし、この摘み部12が上記蓋板本体10に連接されているとともに、摘み部12の切り取りミシン目を介して両側に位置する部分が箱本体の一方の端部に貼着されている。
即ち、切り取りミシン目を切断するように貼着片11から摘み部12を起こすことで蓋板本体10のみに連接した摘み部12となり、この摘み部12を持ちながら蓋板本体10を引き上げたり倒したりできる。
(上板)
箱胴部における上記上板2には、切り取り線14により略矩形に区画形成された閉鎖板15を備えていて、この閉鎖板15の形状に対応した形状にした取出口16が前記閉鎖板15で覆われている。即ち、切り取り線14を破断して前記閉鎖板15を上板2から、例えば完全に取り外すようにすれば、その閉鎖板15の形状に対応した開口形状の取出口が得られるようにしているものである。
このように上板2は、切り取り線14で区画形成された閉鎖板15で閉じられている取出口16を有していて、上板2の上面側に重ねられた上記蓋板7の蓋板本体10を引き上げることで、この蓋板本体10に伴なって前記閉鎖板15が引き起こされるようにしている。閉鎖板15が引き起こされるようにするために、まず、蓋板支持部8の折り罫9側の近傍領域を上板2に非貼着にし、それ以外の蓋板支持部8を上述したように上板2に貼り合わされている。また、蓋板本体10は閉鎖板15のみに貼り合わされていて、上記摘み部12を貼着片11から起こし、さらにこの摘み部12を持って蓋板本体10を折り罫9を中心にして回動するように引き上げることで、上記切り取り線14が破断して、閉鎖板15も折り罫9を中心として回転して引き起こされ、蓋板本体10が開いて取出口16が開放される状態となる。
(閉鎖板)
蓋板本体10の回動に伴なうようにした閉鎖板15にあっては、蓋板本体10の引き起こしによる開き方向の回動に際して、この閉鎖板15の大部分(後述の引き上げ部)が箱本体の上方に向けて引き起こされるように折り罫9を中心として回転するとともに、一部分(後述の延設部)が箱本体の内方に向けて回り込むように折り罫9を中心として回転するものとしている。
この折り罫9を中心として閉鎖板15を回転できるようにするために、閉鎖板15と折り罫9との位置関係を以下のようにしている。即ち、前記折り罫9は、閉鎖板15の前記一部分の上であってこの一部分の外縁となる切り取り線14に交差する位置関係にして配置されている。
また、閉鎖板15は、蓋板本体10が重なる引き上げ部17と、この引き上げ部17の折り罫対応部位a側の略中央部分をその折り罫対応部位aを経て上記蓋板支持部8が重なる領域に延設された延設部18とからなるものであり、上述したように折り罫対応部位aから蓋板本体10が重なる領域に位置するこの引き上げ部17が閉鎖板15での大部分を占めている。取出口16も、前記延設部18を有する閉鎖板15の形状に対応するものであることから、前記引き上げ部17が位置する引き上げ部対応領域19と、前記延設部18が位置する延設部対応領域20とに区分される。
閉鎖板15における引き上げ部17は、折り罫対応部位a側に蓋板本体10に対して非接着となる非接着部分21を有し、この非接着部分21以外の部分が上述したように蓋板本体10に接着されている。そのため、前記蓋板本体10を引き上げて折り罫9を中心にして開き方向に回動すれば、閉鎖板15の引き上げ部17の周囲の切り取り線14が破断してその引き上げ部17が蓋板本体10に伴なって引き起こされ、折り罫9を中心として開き方向に回転して取出口16の引き上げ部対応領域19が開放される。また、同時に閉鎖板15の延設部18の周囲の切り取り線14も破断し、その延設部18が、折り罫9を中心にして箱本体の内方側に向けて回り込むように回転する。そして、延設部18が位置していた取出口16での延設部対応領域20が開放された状態となる。
なお、蓋板本体10を逆方向(閉じ方向)に回動すれば、引き上げ部17が取出口16の引き上げ部対応領域19に位置に戻り、また、延設部18が取出口16の延設部対応領域20の位置に戻って、未開封時と同様に閉鎖板15によって取出口16が覆われるようになる。
上記閉鎖板15の延設部18は図示されているように、折り罫対応部位aの方向で対向する辺部の形状をS字状に設けていて、この延設部18の基部の折り罫対応部位aの方向での幅寸法より、延設部18の延設先端での折り罫対応部位aの方向での幅寸法を少し大きくしている。上述したように延設部18の外縁も閉鎖板15を区画する切り取り線14からなるものであることから、延設部18の両S字状の側縁において切り取り線14がS字状として形成されているものである。
(張り出し部)
また、図3に示すように上板2には、折り罫対応部位aの周辺において上記延設部18の両側で隣り合う部分に、蓋板支持部8が重なる領域から折り罫対応部位aを経て蓋板本体10が重なる領域に延設された張り出し部22が形成されている。このように延設部18が二つの張り出し部22の間となるようにして、延設部18と張り出し部22とを切り取り線14を介して折り罫対応部位aの方向に隣り合う位置に配置されているが、折り罫対応部位aの周辺での閉鎖板15を区画形成する切り取り線14を上板2に穿設することによって、上板2での蓋板支持部8が重なる領域に位置する延設部18と、上板2での蓋板本体10が重なる領域に位置する張り出し部22とが簡単に形成できるものである。
さらに、延設部18と張り出し部22との間の切り取り線14は、上述したように延設部18の基部の幅寸法に対してその延設部18の延設先端側での幅寸法が僅かに大きくなるようにS字状として、延設部18の基部には張り出し部22の側辺が入り込むようにしている。そのため、後述するように延設部18を回動により取出口16の引き上げ部対応領域19側に移動させた場合に、その延設部18の延設先端側の側辺と、張り出し部22の引き上げ部対応領域19側の側辺とを互いに係脱可能に係止させることができるように設けられている。
(蓋板本体の引き上げ)
上述したように閉鎖板15の延設部18を回動させた場合、その延設部18の延設先端側の側辺と張り出し部22の側辺とを互いに係脱可能に係止させることができることから、この延設部18と張り出し部22とを係止させることで、以下のように閉鎖板15を伴なった蓋板本体10の起立状態を維持し、取出口16の開放状態を維持できるようにしている。
蓋板本体10を開いた状態に維持させるためには、上記摘み部12を持って蓋板本体10を折り罫9を中心として開き方向に回動させる。この回動に伴なう閉鎖板15が折り罫9の位置を中心として回転して、閉鎖板15周囲の切り取り線14が破断し、上記延設部18は取出口16の延設部対応領域20から離れて箱本体の内部に向けて回り込むように折り罫9の位置を中心にして回転する。
さらに蓋板本体10を蓋板支持部8側に回動させることで、折り罫9の位置を中心にして延設部18が箱内部を進み、取出口16における引き上げ部対応領域19側に向けて回動する。前記延設部18が引き上げ部対応領域19側に向けて上がる途中で、延設部18の延設先端側の両側辺23が、引き上げ部対応領域19と延設部対応領域20に臨むようにして位置している張り出し部22の張り出し側の側辺24に接触する。
前記側辺24は延設部18の基部に入り込んでいた部分であり、延設部18が回動したことから、二つの張り出し部22の側辺24は互いに対向方向に凸となる突出した側辺形状のものとなる。これによって、前記張り出し部22の側辺24は、前記閉鎖板18の折り罫を中心とした回転により取出口16の引き上げ部対応領域に移動する前記延設部18に対してその延設部18との側辺23に係脱可能に係止する位置とされる。
このように張り出し部22の側辺24と延設部18の側辺23とが係脱可能に係止し合うものであるため、蓋板本体10を開き方向に回動操作し蓋板支持部8側に倒れ込むように傾ければ、延設部18の回動に際して、その延設部18の側辺23が前記側辺24に接触しても止まることなく、互いに摺接しながら移動したのち、即ち、張り出し部22の側辺24との係止位置を通過移動してこの側辺24の位置から離れる。
そして、蓋板本体10を回動させている手を離すことで、蓋板7の折り罫部分での復元力により蓋板本体10は閉じ方向に自然に回動し、この蓋板本体10に伴なっている閉鎖板15は折り罫9の位置を中心にして取出口16を閉じる方向に回転する。このとき、閉鎖板15の延設部18は延設部対応領域20に戻る方向に回転し始めるが、延設部18は上述のように張り出し部22の側辺24に側辺相互で係脱可能に係止する位置を通るものであるため、図5に示すように延設部18の側辺23と張り出し部22の凸状の側辺24とが係止して、延設部18の延設部対応領域20に戻る方向に回転移動が止められる。よって、蓋板本体10が起立状態で止まり、その起立状態が維持されるようになる。閉鎖板15の引き上げ部17も蓋板本体10に貼り合わされているため、取出口16での引き上げ部対応領域19は開放された状態が維持される。
蓋板本体10を開き方向に回動させる際、その蓋板本体10を蓋板支持部8側に深く倒し込まなくても、延設部18の側辺23が張り出し部22の側辺24の位置を通過した時点の軽い振動が蓋板本体10を持つ指先に伝わって、蓋板本体10を開き方向に回動させる操作を止めるタイミングが判り、蓋板本体10を起立状態にすることが容易に行なえるものとなっている。
上記蓋板本体10の開き方向の回動操作においては、延設部18が張り出し部22との係止位置で摺接しながらその係止位置を通過移動したのち、蓋板本体10の閉じ方向への自然な回動が行なわれるときに延設部18が張り出し部22に対する係止位置に戻り、その係止位置で係脱可能に係止するようにしているが、上述したように、蓋板本体10の開き方向の回動に際して、延設部18が張り出し部22との係止位置に一旦達していることから、この延設部18が張り出し部22との係止位置に達したその時点で、蓋板本体10から手を離すようにすれば、延設部18と張り出し部22とが側辺相互で係脱可能に係止することとなり、これによって蓋板本体10を起立状態に維持させることもできる。
蓋板本体10を閉じる際には、単にこの蓋板本体10を取出口16側に倒すように閉じる方向に回動させればよく、二つの張り出し部22に側辺23を係止させている延設部18は延設部対応領域20側に向けた回動をすることにより、延設部18の両側辺23側の部分が僅かに撓むなどにし、これによって張り出し部22との係止が解かれて延設部18が延設部対応領域20に戻り、また、引き上げ部17が引き上げ部体領域19に戻って、取出口16に閉鎖板15が位置して閉じられ、蓋板本体10によって取出口16が覆われるようになる。
(非接着部分)
上述したように閉鎖板15における引き上げ部17の折り罫対応部位a側に蓋板本体10に対して貼着していない非接着部分21を有しており、そして、前記非接着部分21に連続して閉鎖板15の延設部18も上述してきたように蓋板支持部8に対して非接着とされている。このように引き上げ部17の延設部18側が蓋板7に対して非接着とされて延設部18に連続しているため、延設部18が二つの張り出し部22の間に側辺を互いに摺接させて移動するときのネジれやズレ(折り罫対応部位長手方向でのズレ)を延設部18だけで行なわせるものとはしておらず、引き上げ部17の非接着部分21となっている部分も含めてネジれやズレを行ない、延設部18に応力が集中しないようにしている。
(蓋板本体の閉じ維持)
蓋板本体10は開き方向や閉じ方向に回動させることができ、開き方向に回動して上述のように閉鎖板15の延設部18と張り出し部22との係止を行なうという簡単な操作で、蓋板本体10の起立状態を維持でき、そして、蓋板本体10を倒すことで前記係止が解かれて蓋板本体10を閉じ位置へ戻すことができる。なお、蓋板本体10の閉じをより確実にするために、例えば上記摘み部12の一部分を箱本体の端部に設けたスリットにさし込むようにするなどの公知の手法が採用できる。
(第二の例)
上記実施の例においては閉鎖板15の引き上げ部17から延設された一つの延設部18の両側に二つの張り出し部22が位置するものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、一つの延設部18に一つの張り出し部22が隣り合うようにして配置されるものであってもよい。図6から図9は一つの延設部18の側辺に一つの張り出し部22の側辺が互いに係脱可能に係止できるようにした例を示している。
図6に示すように上板2においては、閉鎖板15の引き上げ部17から折り罫対応部位aを経て蓋板支持部8が重なる領域に延設された一つの延設部18は、折り罫対応部位aでの中央ではなく上板2の一方の側辺側に寄った位置に形成されている。そして、蓋板支持部8が重なる領域から蓋板本体10が重なる領域に折り罫対応部位aを経て延設された張り出し部22は一つであり、この張り出し部22は、延設部18に切り取り線14を介して折り罫対応部位aの方向で隣り合っている。
この延設部18と張り出し部22との間である切り取り線14は折り罫対応部位aに直交するほぼ直線状であるとともに、蓋板支持部8が重なる領域側において、延設部18の前記張り出し部22側の側辺23となる部分には、側方に凸となる鉤状線部25が設けられていて、前記延設部18の側辺23に突出度合いがそれほど大きくはないが凸部26が形成されている。
この例において蓋板本体10の開き方向の回動を行なった場合にも、上記の例と同じように、閉鎖板15の折り罫9を中心とした回転することによって前記延設部18が、取出口16の延設部対応領域20から箱内部側に回り込むようにして回動し、そして、その延設部18が取出口16の引き上げ部対応領域19に移動してきたときに、延設部18の側辺23が、引き上げ部対応領域19と延設部対応領域20とに臨むようにして張り出ている張り出し部22の側辺24と摺接できて、係脱可能に設けられているものである。
蓋板本体10を蓋板支持部8側にさらに回動させることで、張り出し部22の側辺24に摺接していた延設部18はその張り出し部22との係止位置を過ぎるようにして離れる。このとき、延設部18の側辺23にある凸部26も張り出し部22の側辺24に引っ掛って止まることはなく、蓋板本体10を蓋板支持部8側に倒し込む回動操作に支障を来たさない突出形状とされている。
このように第二の例においても、張り出し部22の側辺24は、前記閉鎖板18の折り罫を中心とした回転により取出口16の引き上げ部対応領域に移動する前記延設部18に対してその延設部18の側辺23の凸部26に係脱可能に係止する位置としていて、蓋板本体10を開き方向に回動操作し蓋板支持部8側に倒れ込むように傾ければ、延設部18の回動に際して、その延設部18の側辺23の凸部26が前記側辺24に接触しても移動が規制されるまでには係止することなく、互いに摺接しながら移動したのち、即ち、張り出し部22の側辺24との係止位置を通過移動してこの側辺24の位置から離れるようにしているものである。
そして、蓋板本体10を開き方向に回動させる操作を止めて蓋板本体10から手を離すようにすれば、蓋板本体10が閉じ方向に自然に回動するようになり、取出口16の引き上げ部対応領域19に移動していた前記延設部18が、取出口16の延設部対応領域20側に戻る回動をすると、延設部18の側辺23と張り出し部22の側辺24(延設部側の側辺)とが相互に係脱可能に係止して、閉鎖板15を伴なった蓋板本体10の起立状態が維持される。特に前記延設部18の側辺23に凸部26が設けられているため、張り出し部22への係止状態より安定するようになる。
蓋板本体10の倒しは上記例と同じように手操作でその蓋板本体10を閉じ方向に回動させればよく、手操作による力が加わって状態で前記延設部18が延設部対応領域20側に回動すれば、延設部18と張り出し部22との側辺相互の係止が解けるように設けられているものである。
この第二の例において、延設部18と張り出し部22との間の切り取り線14を折り罫対応部位aの方向の方向に直交する略直線状のものとしたが、上記例と同じように、延設部18と張り出し部22と側辺相互がより確実に係止し合うS字状にしてもよい。勿論、この場合においても延設部18と張り出し部22と側辺が係脱可能にして相互に係止し合うように設ける。
また、上述したように、蓋板本体10の開き方向の回動に際して、延設部18が張り出し部22との係止位置に一旦達していることから、この延設部18が張り出し部22との係止位置に達したその時点で、蓋板本体10から手を離すようにすれば、やはりこの第二の例においても、延設部18の側辺23の凸部26が張り出し部22の側辺24に係脱可能に係止することとなり、これによって蓋板本体10を起立状態に維持させることもできる。
1…紙箱
2…上板
6…糊代
7…蓋板
8…蓋板支持部
9…折り罫
10…蓋板本体
11…貼着片
14…切り取り線
15…閉鎖板
16…取出口
17…引き上げ部
18…延設部
19…引き上げ部対応領域
20…延設部対応領域
21…非接着部分
22…張り出し部
23…側辺
24…側辺
a…折り罫対応部位

Claims (3)

  1. 菓子等の内容物の包装用の紙箱であって、上板と側板と底板からなる箱胴部の前記上板に重ね合わされる蓋板を備え、
    前記上板には、切り取り線で区画形成された閉鎖板で覆われてこの閉鎖板の引き起こしによる前記切り取り線の破断により開放可能で閉鎖板形状に対応する形状の取出口が設けられていて、
    前記蓋板は、蓋板支持部とこの蓋板支持部に折り罫を介して連接されて前記折り罫を中心に回動可能な蓋板本体とからなり、
    前記蓋板の蓋板支持部が閉鎖板を除く前記上板に貼り付けられているとともに、蓋板本体が前記閉鎖板に貼り付けられていて、蓋板本体を上板から引き起こす折り罫を中心にした回動で前記切り取り線が破断し前記閉鎖板が引き起こされて前記取出口が開く紙箱において、
    前記上板の閉鎖板は、前記蓋板本体に重なる引き上げ部とこの引き上げ部から前記折り罫の対応部位を経て前記蓋板支持部に重なる領域に延設された延設部とから形成されているとともに、上板の折り罫の対応部位の周辺で前記閉鎖板に隣り合う部分には、前記蓋板支持部が重なる領域から折り罫の対応部位を経て前記蓋板本体が重なる領域に延設された張り出し部が形成されていて、
    前記延設部と張り出し部とは、前記切り取り線を介して折り罫方向で隣り合う位置にして配置され、
    前記延設部が、蓋板本体を引き起こす開き方向の回動に伴なった前記閉鎖板の折り罫を中心とした回転によって、箱内部に回り込むようにして取出口の引き上げ部対応領域側に移動可能に設けられていて、
    前記張り出し部は、前記閉鎖板の折り罫を中心とした回転により取出口の引き上げ部対応領域に移動する前記延設部に対してその延設部との側辺相互で係脱可能に係止する位置とされ、前記延設部と張り出し部との側辺相互の係止により、閉鎖板を伴なった蓋板本体の起立状態が維持されるように構成されていることを特徴とする紙箱。
  2. 上記閉鎖板の回転に伴なって引き上げ部対応領域に移動して上記張り出し部との係止位置を経た上記延設部は、蓋板本体の折り罫部分の復元力による前記蓋板本体の閉じ方向の回動により前記張り出し部と側辺相互で係止可能に設けられているものである請求項1に記載の紙箱。
  3. 上記上板は、上記閉鎖板の部分に一つの延設部を有するとともに、折り罫の対応部位の周辺に二つの張り出し部を有していて、一つの前記延設部の折り罫方向の両側に前記二つの張り出し部が位置している請求項1または2に記載の紙箱。
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