JP2002293324A - 小物収容用容器体、小物収容用容器体用ブランク体及び小物収容用容器体容器の製造方法 - Google Patents

小物収容用容器体、小物収容用容器体用ブランク体及び小物収容用容器体容器の製造方法

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JP2002293324A JP2001099558A JP2001099558A JP2002293324A JP 2002293324 A JP2002293324 A JP 2002293324A JP 2001099558 A JP2001099558 A JP 2001099558A JP 2001099558 A JP2001099558 A JP 2001099558A JP 2002293324 A JP2002293324 A JP 2002293324A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料コストを低減して製造された蓋体が開口
部に埋没しにくい小物収容用容器体、これに用いる小物
収容用容器体用ブランク体及び整列された収容物を収容
した小物収容用容器体容器の製造方法を提供する。 【解決手段】 小物収容用容器体の蓋体領域以外の領域
の所定の箇所において、前記小物収容用容器体の内部側
に蓋体領域に向かって張り出している張り出し部材を設
けることにより、使用する紙の量を低減しつつ、蓋体の
収納部内への埋没を防止し、また、蓋部を区画するミシ
ン目ラインを所定の形状とすることにより、ミシン目ラ
インに沿って蓋体を容易に開け抜くことが可能になると
共に、本体部の内側側面部に所定の切り欠きを設けるこ
とによって、収納物を整列させた状態で収納したまま小
物収容用容器体を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧用パフやチョ
コレート菓子などの小物物品を複数収納するための包装
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、化粧用パフなどの小物物品を
収納する容器は、紙製の簡易なものが多く出回ってい
る。このような容器としては、上面から側面にかけてミ
シン目が入れられており、使用者がこのミシン目の部分
をそれに沿って大きく切り開くことによって、収納物を
取り出すための開口部が形成されるものが一般的であ
る。
【0003】上述のような容器は、ミシン目が切り開か
れて持ち上げられた部材がそのまま蓋体を構成すること
になり、収納物を取り出した後は、この蓋体を再び閉じ
ることにより、残りの収納物の保存状態が保たれる。そ
してこの蓋体により開口部が再閉された状態では、一度
切り開かれた開口部が塞がれるようにして開口部に重ね
られることになる。また、このような蓋体の開閉動作
は、収納物がなくなるまで繰り返されるのが通常であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような紙
製容器においては、蓋体が容器の一部の切り抜きにすぎ
ないものであるため、蓋体が切り抜かれた後は、それ自
身の重みにより、開け抜かれた開口部内に蓋体が落とし
込まれてしまい、開閉動作が困難になるというような問
題があった。このため、次に収納物を取り出そうとして
容器を再開封しようとするときには利便性が悪く、ま
た、蓋体が落とし込まれた状態の形状というのは見た目
にも良いものではない。
【0005】このような問題を解決するものとして、特
開2000−103482号公報に記載されているよう
な構成を備える容器の発明が本出願人により提案されて
いるが、開口部のみならず上面全体を完全に覆うような
形態で蓋体が構成されているため、本体部と蓋体とが重
なっている部分が多く、原料の無駄やコスト高の問題が
あった。
【0006】また、他方では、ミシン目によって開け抜
かれた開口部を蓋板で覆って閉塞する際の仮止め構造を
有する容器として、蓋体を中央部に向かって先窄まりの
形状とし、その先端部を差込部位として、側板に設けら
れた切り込み穴に当該差込部位を差し込むことによって
仮止めをする、という構造のものも市場に多く出回って
いる。しかし、このような構造のものにおいては、実際
には切り込み穴から差込部位の抜き差しを行うことは容
易ではなく、これを行うために蓋体の上部を抑える動作
が伴うこととなり、それが蓋体の落ち込みを一層助長す
るという問題がある。
【0007】本発明は、以上のような課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、使用する紙の量を低減し
つつ、蓋体が開口部に埋没しにくい小物収容用容器体、
これを作成するにあたって用いられる容器体作成用ブラ
ンク体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、本発明者らが鋭意研究を重ねた結果、小物
収容用容器体の蓋体領域以外の領域の所定の箇所におい
て、前記小物収容用容器体の内部側に蓋体領域に向かっ
て張り出している張り出し部材を設けることにより、使
用する紙の量を低減しつつ、蓋体の収納部内への落ち込
みを防止することができるということを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0009】より具体的には、本発明は以下のようなも
のを提供する。
【0010】(1)少なくとも上面、側面及び底面を備
え、小物物品を収容するための空間を仕切る小物収容用
容器体であって、前記小物収容用容器体の上面もしくは
側面または前記小物収容用容器体の上面及び側面にまで
渡った領域において、開いた多角ループ状のミシン目ラ
インとそのミシン目ラインの端部同士を結ぶ略直線状の
折り曲げラインとで囲まれた部分として形成される蓋体
領域を備え、前記小物収容用容器体の前記蓋体領域以外
の領域として定義される外壁領域において、前記折り曲
げラインの対岸側に位置する部分(外壁領域の対岸側部
分)には、前記小物収容用容器体の内部側において前記
蓋体領域に向かって張り出している張り出し部材が存在
していると共に、前記外壁領域の対岸側部分以外の部分
には当該張り出し部材が存在しないことを特徴とする小
物収容用容器体。
【0011】斯かる発明によれば、前記小物収容用容器
体の前記蓋体領域以外の領域として定義される外壁領域
において、前記折り曲げラインの対岸側に位置する部分
(外壁領域の対岸側部分)には、前記小物収容用容器体
の内部側において前記蓋体領域に向かって張り出してい
る張り出し部材が存在することによって、前記折り曲げ
ラインの対岸側においては当該張り出し部材と前記蓋体
領域とが2枚重ね状態となっているのに対し、前記外壁
領域の対岸側部分以外の部分には当該張り出し部材が存
在しないことにより、かかる部分では2枚重ね状態が形
成されないようになっている。
【0012】そして、この外壁領域の対岸側部分以外の
部分に張り出し部材が存在せず、かかる部分では2枚重
ね状態が形成されないようになっていることにより、か
かる部分を2枚重ねの状態とした場合よりも、使用され
る紙の量の低減を図ることができ、これによってコスト
ダウンを図ることができるようになる。
【0013】また、ミシン目ラインに沿って切り開くこ
とにより形成された蓋体で、切り開かれた開口部を閉塞
する際に、張り出し部材が蓋体の開口部内の埋没を邪魔
するため、蓋体が収納部内に埋没するといった不具合を
低減させることが可能となる。なお、張り出し部材は、
蓋体の埋没防止機能が発揮できる範囲でできるだけ小さ
くすることにより、紙の使用量の低減を一層図ることが
可能となる。
【0014】なお、本発明においては、蓋体領域を本体
部の上面又は側面のどちらに設けてもよく、また、蓋体
領域は使用者の手動操作によりミシン目を介して本体部
と分離可能に設けられており、ミシン目に沿って切り開
いた場合には、その一方端部が本体部に接合したヒンジ
部となり、他方端部が回動可能な自由端部となる。こう
して形成された蓋体により、使用者は開口部を開け閉め
することが可能となる。
【0015】(2)は、前記張り出し部材は、前記外壁
領域に一体化された部材もしくは前記外壁領域から伸張
された部材で形成されていることを特徴とする(1)記
載の小物収容用容器体。
【0016】この発明によれば、容器の外壁領域構成部
材を張り出させて、蓋体の一部を重なるように位置づけ
ているので、別途蓋体落ち込み防止板を設ける必要がな
くなる。更には、容器の外壁構成に際して必要となる接
着板に埋没防止という機能を持たせる合理的な構造とす
ることも可能になる。
【0017】(3)前記外壁領域において前記折り曲げ
ラインの対岸側に位置する部分(外壁領域の対岸側部
分)と、前記蓋体領域においてこの外壁領域の対岸側部
分と対向する部分(蓋体領域の対岸側部分)と、には、
その一部分において、互いに係合し合う係合部位がそれ
ぞれ設けられていることを特徴とする(1)または
(2)いずれか記載の小物収容用容器体。
【0018】この発明によれば、例えば、蓋体領域に形
成された係合部位を外壁領域に設けられた切り込み係合
部位に差込むなどして係合することにより、蓋体を容器
体本体に仮止め的に固定保持させることが可能になる。
【0019】(4)前記係合部位における係合は、前記
係合部位に含まれる2つの小薄板部材が互いに重畳され
ることにより生ずる係合であって、前記係合部位に加え
られる力に応じて、前記互いに重畳されている2つの小
薄板部材の上下位置関係が変化することで当該係合部位
における係合・解消関係が変化するものであることを特
徴とする(3)記載の小物収容用容器体。
【0020】この発明によれば、使用者は、上に位置す
る小薄板部材が含まれている係合部位を指で軽く押す
か、あるいは蓋体の一部を軽く下に引っ張るだけで、当
該小薄板部材を他方の小薄板部材の下に位置付けて係合
させることができ、また、蓋体の一部を軽く引っ張り上
げるだけで、下に位置する小薄板部材を他方の小薄板部
材の上に位置付けて係合状態をスムーズに解消させるこ
ともできるようになる。
【0021】(5)前記係合部位に含まれる2つの小薄
板部材の一方には、当該2つの小薄板部材の上下位置関
係の位置変化を容易にするスリットが設けられているこ
とを特徴とする(4)記載の小物収容用容器体。
【0022】この発明によれば、スリットが設けられて
いる側の小薄板部材の硬さがスリットにより和らげられ
るため、小薄板部材の上下位置関係の位置変化をより容
易に行うことができるようになる。
【0023】(6)前記係合部位において、前記スリッ
トは、前記外壁領域のほうに設けられているものである
ことを特徴とする(5)記載の小物収容用容器体。
【0024】この発明によれば、外壁領域のほうにスリ
ットが設けられているため、蓋体を閉じたときには、ス
リットが表面に現れない構造とすることが可能となる。
【0025】(7)前記係合部位は、前記張り出し部材
に設けられていることを特徴とする(3)から(6)い
ずれか記載の小物収容用容器体。
【0026】この発明によれば、張り出し部材の一部、
例えば中央部を係合部位とすることができ、シンプルか
つ簡易な構成の係合部位を有した小物収容用容器体を製
造できるようになる。
【0027】(8)前記ミシン目ラインを構成している
複数の切り込み部分は、前記蓋体領域の内側に向かって
斜め方向に突き出している部分を有していることを特徴
とする(1)から(7)いずれか記載の小物収容用容器
体。
【0028】この発明によれば、蓋体領域を、小物収容
用容器体の上面及び/又は側面に形成されたミシン目を
介して容器体本体から分離する際に、当該蓋体領域の一
部を持って引っ張り上げるようにすることにより、ミシ
ン目ライン以外の部分が破られることなく、ミシン目ラ
インに沿って蓋体領域を容易かつきれいに分離すること
が可能となる。
【0029】(9)少なくとも上面、側面及び底面を備
える箱型の小物収容用容器体を作成するにあたって用い
られる容器体作成用ブランク体であって、前記小物収容
用容器体の上面、後ろ側面、底面、及び前側面となるプ
レ上面部、プレ後ろ側面部、プレ底面部、及びプレ前側
面部が、それぞれ互いの境界において折り目を介してこ
の順で連続して上下方向に配置された一枚紙からなる背
骨ブランク体と、前記小物収容用容器体の右側面及び左
側面となるプレ外側左側面部、プレ外側右側面部、プレ
内側左側面部、プレ内側右側面部が、それぞれ背骨ブラ
ンク体の左右の両端に折り目を介して隣接して配置され
たひれブランク体と、を備え、前記プレ前側面部にはプ
レ上面部の端部が位置するように折り目を介して張り出
し部材が連接されていることを特徴とする小物収容用容
器体用ブランク体。
【0030】本発明は、(1)から(8)のいずれかに
記載の小物収容用容器体を作製するにあたり用いられる
ものであり、この発明によれば、蓋体の他方端部の裏面
に撥水加工が施されているので、迅速にライン状のり部
に接着剤を塗布することが可能となり、蓋体の摘み部の
部分を避けて接着剤を塗布したり、塗布した後に接着剤
を剥がす等の煩雑な作業をする必要がなくなり、その分
だけ製造工程を簡易化することができる。
【0031】なお、本発明におけるライン状のり部は、
必ずしも連続的かつ直線状にのり部を形成したものに限
らず、一定間隔でのり部を断続的かつ直線状に形成して
いるような場合も含む。
【0032】本発明におけるブランク体の素材として
は、表面が樹脂コートされた厚紙や樹脂材などを採用す
ることが可能である。
【0033】(10)前記プレ内側左側面部及び/又は
プレ内側右側面部には所定形状の切り欠き部が形成され
ていることを特徴とする(9)記載の小物収容用容器体
用ブランク体。
【0034】本発明によれば、整列させた状態で押し込
み棒によって方筒体の一方端から中に押し込まれた複数
の小物物品は、方筒体の他方端から挿入されている抑え
棒によって漏れ出さないように抑えられる。また、内側
側面部には抑え棒を抜き出すことができる切り欠き部が
形成されているので、予め抑え棒を抜き出すことなく、
そのまま内側側面部を折り込むことができる。この折り
込まれた内側側面部によって収納物の整列状態を維持し
得るため、抑え棒を抜き出しても収納物が整列された状
態のまま小物収容用容器を製造することが可能となる。
【0035】(11)前記プレ上面部の裏面又は前記プ
レ張り出し部材の表面には略直線状で連続的なライン状
のり部が形成されていると共に、当該ライン状のり部に
対応する位置にある前記プレ張り出し部材に形成された
係合部位の表面又は前記プレ上面部に形成された係合部
位の裏面に所定部位においてポイント的に撥水加工が施
されていることを特徴とする(9)または(10)いず
れか記載の小物収容用容器体用ブランク体。
【0036】撥水塗料としては、フッ素樹脂やメラミン
樹脂、シリコン樹脂など、一般的に撥水効果を持たせる
ために使用されているものを、単独もしくは適宜混合し
て使用することができる。
【0037】また、本発明においては、略直線状で連続
的なライン状のり部、及び、当該ライン状のり部に対応
する部分であって係合部位以外の部分、特にブランクを
組み立てたときに外側となる部分(背骨ブランク体と外
側側面部)に撥水加工を施すこともできる。
【0038】(12)(10)または(11)いずれか
記載の小物収容用容器体用ブランク体を用いて、物品を
収納するための包装容器を製造する方法であって、前記
ブランク体における前記蓋体領域の裏面を前記張り出し
部材の表面に重ねるようにして前記上面と前記張り出し
部材とが貼着されたものを起立させることにより両端面
が開放された方筒体を組み立てるステップと、前記方筒
体の一方側から押し込み棒により小物物品を挿入するス
テップと、前記方筒体の他方側からプレ内側左側面部及
び/又はプレ内側右側面部の切り欠き部を介して出し入
れ可能な形状の抑え面を有する抑え棒を挿入するステッ
プと、折り込まれたプレ内側左側面部及び/又はプレ内
側右側面部を介して前記抑え棒を外へスライド移動させ
るステップと、を備えたことを特徴とする小物収容用容
器体の製造方法。
【0039】抑え棒を収納部に挿入されている工程を含
む場合には、抑え棒の分だけ収納物の充填率が悪くなる
というのが通常であるが、本発明においては、内側側面
部に切り欠き部が設けられているため、かかる切り欠き
部を介して抑え棒を外へ抜き出すことにより、充填率の
低下を回避することができる。
【0040】(13)前記蓋体領域の裏面又は前記張り
出し部材の表面の一部に予め撥水加工を施しておくステ
ップを更に含むことを特徴とする(12)に記載の小物
収容用容器体の製造方法。
【0041】本発明によれば、蓋体の摘み部の部分を避
けて接着剤を塗布したり、塗布した後に接着剤を剥がす
等の煩雑な工程を経ることが避けられ、効率的に小物収
容用容器体を製造することができる。
【0042】上記の(12)及び(13)に係る収納物
としては、化粧用パフなどの薄型内容物や、チョコレー
トやクッキーなどの菓子類を個別に袋に閉じた袋状物な
ど、様々なものに適用可能である。特に、スタック状に
整列させた状態で収納される収納物を確実かつ高効率に
収納するものとして本発明の製造方法は効果的である。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る小物収容用容
器体の好ましい実施形態について、図面を参照しながら
説明するが、本発明はこれに限定されるものでない。
【0044】まず、図1から図3は、本実施形態に係る
小物収容用容器体の構成を示す図であり、図1は、製品
として出荷される状態に係る本実施形態の収納物入り小
物収容用容器体を示す概略斜視図、図2は、図1のもの
がミシン目に沿って破って開け抜かれた状態を示す図で
あり、図3は、図2のものを閉じた状態を示す図であ
る。
【0045】本実施形態の小物収容用容器体は、図1に
示すように、収納物としての化粧用パフを収納するため
の空間を仕切る収納部1aが形成された本体部1と、当
該本体部1の上面3にミシン目ライン5で区画された蓋
体4と、を備える。蓋体4は、その一方端部が回動可能
な自由端部となるように、他方端部が本体部1と接合し
たままの折り曲げライン4bとなるように、本体部1と
一体的に形成されている。ミシン目ライン5は、蓋体4
が折り曲げライン部4bを底辺としたベース型状となる
ように蓋体縁部を形成し、かつ、ベース型の先端には摘
み部4aが設けられるようにして本体部1の端縁まで達
するように形成されている。
【0046】図1の状態で消費者に渡った本実施包装容
器は、摘み部4aの部分を摘んで(図2示す矢印A方向
に)引っ張り上げることにより、蓋体4が折り曲げライ
ン4bに至るまでミシン目に沿って分離され、折り曲げ
ライン4bがヒンジ部となって回動することにより、図
2に示されるように、蓋体4が、本体部1から開け抜か
れることになる。これにより、蓋体4のみが本体部から
分離され、収納物6を取り出すための開口部7が形成さ
れる。
【0047】図2に示すように、本体部1においては、
蓋体4の自由端部4cのみが重なる位置に、前側面2を
伸張して形成された張り出し部材8が重畳部として設け
られている。この張り出し部材8はミシン目ライン5a
に沿って設けられている。
【0048】収納部1a内から収納物6を取り出した後
に、図3に示されるように、張り出し部材8に自由端部
4cを重ねるようにすることにより蓋体4で開口部7を
閉塞することができる。自由端部4cには張り出し部材
8に係合させるための係合部9となる切り込みが形成さ
れている。この係合部9を張り出し部材8の端縁に差込
むように係合させることより、蓋体4による開口部7の
閉鎖状態を保持するように仮止めすることができる。
【0049】更に、張り出し部材8が係合部9と係合す
る部分にはスリット8aが設けられているため、張り出
し部材8の紙由来の硬さが和らげられ、使用者は係合部
9を指で軽く押すだけで張り出し部材8の端縁に係合さ
せることができ、かつ、摘み部4aを摘んで軽く引っ張
り上げるだけで、スムーズに係合を解消することができ
る。なお、図4は本実施形態の小物収容用容器体の蓋体
4がミシン目に沿って本体部と分離される前の状態を説
明するための説明図であり、図5は、蓋体4がミシン目
ライン5に沿って本体部1と分離された後に、係合部9
が張り出し部材8と係合されている状態を説明するため
の説明図である。
【0050】ミシン目ライン5は、図1及び図4に示す
ように、略直線方向に形成されており、該直線方向に延
びる複数の切り込み5bとして構成されている。そして
この各々の切り込み5bの一方端部には、蓋体4の内側
に向かって斜め方向に突き出す切り込み5cが形成され
ているため、蓋体4が開け抜かれる際に、隣り合う切り
込み5bが次々に連鎖して破られ、ミシン目5ラインに
沿って容易に蓋体4を分離することができる。
【0051】次に、図6は本実施形態における小物収容
用容器体が組み立てられる前のブランク状態を示す概略
正面図である。
【0052】本実施形態のブランク体10は、包装容器
のプレ上面部11A、プレ後ろ側面部11B、プレ底面
部11C、プレ前側面部11Dからなる背骨ブランク体
11と、プレ外側左側面部12A、プレ外側右側面部1
2B、プレ外側右側面部12C及びプレ外側左側面部1
2Dと、コの字型切り欠き部16が形成されたプレ内側
左側面部13A、プレ内側右側面部13B、プレ内側左
側面部13C及びプレ内側右側面部13Dと、からなる
ひれブランク体12及び13と、からなる容用容器体の
各面が一体的に展開されたものである。ブランク体10
の両端として、一方端部にはプレ上面部11Aが、他方
端部にはプレ前側面部11Dを伸張したプレ張り出し部
材15が、一体的に配置されている。プレ上面部11A
の裏側には略直線状で連続的なライン状のり部14が形
成されていると共に、プレ張り出し部材に形成されたス
リット15b付近には撥水塗料が予め塗布されている。
【0053】次に、本実施形態のブランク体を用いて、
収納物6を収納した小物収容用容器体を製造する方法に
ついて、図7から図10を参照しつつ説明する。図7は
本実施形態の小物収容用容器体において、プレ張り出し
部材15とプレ上面部11Aとが貼着された状態を説明
するための説明図である。図8は本実施形態の小物収容
用容器体の製造方法において、押し込み棒17を用いて
収納物6を収納部1a内にスライド移動させるステップ
を説明するための説明図である。図9は抑え棒17を内
側左側面部13A及び13Cに形成された切り欠き部1
6を介して抑え棒を外へ引き出す前のステップを説明す
るための説明図であり、図10は抑え棒を外へ引き出し
た後、プレ外側左側面部12A及びプレ外側右側面部1
2Cを内側に折り込み保持するステップを説明するため
の説明図である。
【0054】まず、図7に示すように、プレ上面部11
Aの裏面に形成されたライン状のり部14に接着剤を塗
布し、プレ張り出し部材15の表面にプレ上面部11A
を重ねてライン状のり部14とムク状部15aを接着す
る。その後、側面部11Bと11Dを起立させることに
より、方筒体19を組み立てる。その後、上面3に隣接
するプレ外側左側面部12A及びプレ外側右側面部12
Bを上方へ折り曲げておく。
【0055】次いで、図8に示すように、収納物を押し
込み棒17により押圧することにより、押圧面17aに
接してスタック状に並んだ複数の収納物6を一端面側か
ら方筒体19に挿入する。この一方で、切り欠き部16
に挿入可能な形状の押圧面18aを有する抑え棒18
も、他方端面から方筒体19に挿入させておく。そし
て、収納物6が抑え棒18の抑え面18aに当接するま
で、押し込み棒17を収納部1a内に向けてスライド移
動させる。
【0056】更に、図9に示すように、抑え棒18を収
納部1a内に挿入したままの状態でプレ内側左側面部1
3A及び13Cを内側に折り込み保持する。
【0057】その後、図10に示すように、切り欠き部
16を介して抑え棒18を収納部1aの外へスライド移
動させる。そして、押し込み棒17を上方向にスライド
させた後、プレ外側側面部を折り込み保持する。
【0058】次に、方筒体19の両端面部分において、
折り込んだプレ内側側面部13A、13B、13C、1
3Dを内側に包むようにしてプレ外側側面部12A、1
2B、12C、12Dを折り込み、プレ外側側面部12
Aと12C、12Bと12Dの端面が重なった部分を接
着剤で貼着することにより左右各端面を形成し、図1に
示すような構造を有する小物収容用容器体が作製され
る。
【0059】ブランク体10は、図示しない生産ライン
上をベルト搬送などの方法により順次移動し、各ステッ
プにおける組み立てが行われる。押し込み棒17及び抑
え棒18のスライド移動はモータ駆動や空圧式又は油圧
式のシリンダ駆動に伴い行われる。
【0060】また、折り込んだ各面を内側に折り曲げた
状態を保持する際には、小物収容用容器体の両端面付近
において左右両側面側からプッシャーを互いに向き合う
方向へ水平移動させ、その途次にプッシャーで折り込み
面を折り曲げ、完全に側面が折り込まれた状態でプッシ
ャーの水平移動を停止させるようにすればよい。そし
て、押し込み棒及び抑え棒が収納部外へ移動し、端面を
折り曲げた後に各プッシャーを逆方向に水平移動させる
ようにするのである。尚、端面の折り曲げについても、
折り込み面の折り曲げと同様の方法にて行うようにすれ
ばよい。
【0061】本実施形態における張り出し部材8の幅寸
法は35mm程度であり、蓋体4が収納部1a内に埋没
するのを防止する邪魔板ともなっている。通常の糊しろ
寸法は10mm程度であるが、上述したように蓋体4の
埋没を防止するための邪魔板とすべく、張り出し部材の
幅寸法は30mmから40mm程度とすることが好まし
い。
【0062】また、本実施形態では蓋体を本体部の上面
に設けているが、例えば蓋体を本体部の側面に設けて、
当該側面に張り出し部材及び開口部を設ける構造として
もよい。
【0063】本発明の小物収容用容器体の変形例として
は、図11に示すように、張り出し部材21を本体部2
2の側縁22aに沿って並行に形成する一方、蓋体23
に設けられた係合部24が重なる位置に略半円形状の切
り欠き部25を形成することにより、係合部24を張り
出し部材21の端縁に差し込んで係合させることを可能
としている。張り出し部材21を上記形状とすることに
より、ブランク体を形成する際の加工コストを低減させ
ることが可能となる。このように、張り出し部材の形状
は、これを限定するものでないが、ブランク体の加工コ
ストを低減させるために直線状あるいは半円形状や円形
状にすることが好ましい。
【0064】ここで、本発明のブランク体におけるライ
ン状のり部の形成についての変形例を説明する。本実施
形態では、ブランク板状体10における蓋体4及びプレ
上面部11Aの切り離し部側の裏面にライン状のり部1
4を形成し、張り出し部材15の表面におけるライン状
のり部に対応する位置をムク状部15aとしているが、
このライン状のり部14とムク状部15a以外の背骨ブ
ランク体11及び張り出し部材15の表面には全て撥水
加工が施されている。しかし、これに限定されるもので
なく、図12に示すように、張り出し部材31の表面に
略直線状で連続的なライン状のり部32を形成するとと
もに、蓋体33の自由端部に形成された摘み部の裏面に
撥水塗料の塗布部34を設けてもよい。また、図13に
示すように、プレ上面部41の切り離し部側の裏面に略
直線状で連続的なライン状のり部42を形成するととも
に、張り出し部材43の表面における摘み部44と重な
る部分に撥水塗料の塗布部45を設けるようにしてもよ
い。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ミシン目により区画された蓋体を開け抜いた後に開口部
を閉じる場合でも、蓋体が開口部内に埋没しにくい構造
を有する小物収容用容器体を提供し得る。
【0066】また、本発明によれば、蓋体が埋没し難い
構造を有する包装容器のブランク体を使用紙量を少なく
して製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の収納物入り小物収容用容器体を
示す概略斜視図である。
【図2】 本実施形態の収納物入り小物収容用容器体で
あって、蓋体をミシン目に沿って本体部と分離してその
他方端部が手前側に向けて開け抜かれる状態で回動する
ことによって開口部を形成させた状態を説明するための
説明図である。
【図3】 本実施形態の収納物入り小物収容用容器体で
あって、蓋体を係合部により重畳部に係合させた状態を
示す概略斜視図である。
【図4】 本実施形態の包装容器の蓋体をミシン目に沿
って本体部と分離する前の状態を説明するための説明図
である。
【図5】 本実施形態の小物収容用容器体において蓋体
をミシン目に沿って本体部と分離した後に、蓋体の他方
端部に形成した係合部により重畳部に係合している状態
を説明するための説明図である。
【図6】 本実施形態のブランク体を示す概略正面図で
ある。
【図7】 本実施形態の小物収容用容器体において張り
出し部材と上面とを貼着した状態を説明するための説明
図である。
【図8】 本実施形態の小物収容用容器体の製造方法に
おいて、押し込み棒を用いて収納物を収納部内にスライ
ド移動させるステップを説明するための説明図である。
【図9】 本実施形態において方筒体の一方端面から内
側側面部の切り欠き部を介して抑え棒18を外へ引き出
す前のステップを説明するための説明図である。
【図10】 抑え棒を外へ引き出した後、外側側面部を
内側に折り込み保持するステップを説明するための説明
図である。
【図11】 本発明の小物収容用容器体の変形例を示す
概略斜視図である。
【図12】 本発明のブランク体の変形例であり、張り
出し部材の表面にライン状のり部を形成し、蓋体の他方
端部の裏面に撥水加工が施されている状態を示す概略平
面図である。
【図13】 本発明のブランク体の変形例を示す概略平
面図であって、上面の裏面側にライン状のり部を形成し
張り出し部材の表面側の蓋体と対応する一部分に撥水加
工を施したブランク体を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 本体部 1a 収納部 2 前側面 3 上面 4 蓋体 4a 摘み部 4b 折り曲げライン 4c 自由端部 5 ミシン目ライン 5b、5c 切り込み 6 収納物 7 開口部位 8 張り出し部材 8a スリット 9 係合部 10 ブランク体 11 背骨ブランク体 11A プレ上面部 11B プレ後ろ側面部 11C プレ底面部 11D プレ前側面部 12、13 ひれブランク体 12A プレ外側左側面部 12B プレ外側右側面部 12C プレ外側右側面部 12D プレ外側左側面部 13A プレ内側左側面部 13B プレ内側右側面部 13C プレ内側左側面部 13D プレ内側右側面部 14 ライン状のり部 15 プレ張り出し部材 15a ムク状部 15b スリット 16 切り欠き部 17 押し込み棒 17a 押し込み面 18 抑え棒 18a 抑え面 19 方筒体 21 張り出し部材 22 本体部 22a 本体部の側縁 23 蓋体 24 係合部 25 略半円形状の切り欠き部 31 張り出し部材 32 ライン状のり部 33 蓋体の自由端部 34 撥水塗料の塗布部 41 プレ上面部 42 ライン状のり部 43 張り出し部材 44 摘み部 45 撥水塗料の塗布部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA03 AB05 BC04 BC08 CE07 CE14 CE22 CF05 DA26 DA30 EA06 EA13 EA14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上面、側面及び底面を備え、
    小物物品を収容するための空間を仕切る小物収容用容器
    体であって、 前記小物収容用容器体の上面もしくは側面または前記小
    物収容用容器体の上面及び側面にまで渡った領域におい
    て、開いた多角ループ状のミシン目ラインとそのミシン
    目ラインの端部同士を結ぶ略直線状の折り曲げラインと
    で囲まれた部分として形成される蓋体領域を備え、 前記小物収容用容器体の前記蓋体領域以外の領域として
    定義される外壁領域において、前記折り曲げラインの対
    岸側に位置する部分(外壁領域の対岸側部分)には、前
    記小物収容用容器体の内部側において前記蓋体領域に向
    かって張り出している張り出し部材が存在していると共
    に、前記外壁領域の対岸側部分以外の部分には当該張り
    出し部材が存在しないことを特徴とする小物収容用容器
    体。
  2. 【請求項2】 前記張り出し部材は、前記外壁領域に一
    体化された部材もしくは前記外壁領域から伸張された部
    材で形成されていることを特徴とする請求項1記載の小
    物収容用容器体。
  3. 【請求項3】 前記外壁領域において前記折り曲げライ
    ンの対岸側に位置する部分(外壁領域の対岸側部分)
    と、前記蓋体領域においてこの外壁領域の対岸側部分と
    対向する部分(蓋体領域の対岸側部分)と、には、その
    一部分において、互いに係合し合う係合部位がそれぞれ
    設けられていることを特徴とする請求項1または2いず
    れか記載の小物収容用容器体。
  4. 【請求項4】 前記係合部位における係合は、前記係合
    部位に含まれる2つの小薄板部材が互いに重畳されるこ
    とにより生ずる係合であって、前記係合部位に加えられ
    る力に応じて、前記互いに重畳されている2つの小薄板
    部材の上下位置関係が変化することで当該係合部位にお
    ける係合・解消関係が変化するものであることを特徴と
    する請求項3記載の小物収容用容器体。
  5. 【請求項5】 前記係合部位に含まれる2つの小薄板部
    材の一方には、当該2つの小薄板部材の上下位置関係の
    位置変化を容易にするスリットが設けられていることを
    特徴とする請求項4記載の小物収容用容器体。
  6. 【請求項6】 前記係合部位において、前記スリット
    は、前記外壁領域のほうに設けられているものであるこ
    とを特徴とする請求項5記載の小物収容用容器体。
  7. 【請求項7】 前記係合部位は、前記張り出し部材に設
    けられていることを特徴とする請求項3から6いずれか
    記載の小物収容用容器体。
  8. 【請求項8】 前記ミシン目ラインを構成している複数
    の切り込み部分は、前記蓋体領域の内側に向かって斜め
    方向に突き出している部分を有していることを特徴とす
    る請求項1から7いずれか記載の小物収容用容器体。
  9. 【請求項9】 少なくとも上面、側面及び底面を備える
    箱型の小物収容用容器体を作成するにあたって用いられ
    る容器体作成用ブランク体であって、 前記小物収容用容器体の上面、後ろ側面、底面、及び前
    側面となるプレ上面部、プレ後ろ側面部、プレ底面部、
    及びプレ前側面部が、それぞれ互いの境界において折り
    目を介してこの順で連続して上下方向に配置された一枚
    紙からなる背骨ブランク体と、 前記小物収容用容器体の右側面及び左側面となるプレ外
    側左側面部、プレ外側右側面部、プレ内側左側面部、プ
    レ内側右側面部が、それぞれ背骨ブランク体の左右の両
    端に折り目を介して隣接して配置されたひれブランク体
    と、を備え、前記プレ前側面部にはプレ上面部の端部が
    位置するように折り目を介して張り出し部材が連接され
    ていることを特徴とする小物収容用容器体用ブランク
    体。
  10. 【請求項10】 前記プレ内側左側面部及び/又はプ
    レ内側右側面部には所定形状の切り欠き部が形成されて
    いることを特徴とする請求項9記載の小物収容用容器体
    用ブランク体。
  11. 【請求項11】 前記プレ上面部の裏面又は前記プレ
    張り出し部材の表面には略直線状で連続的なライン状の
    り部が形成されていると共に、当該ライン状のり部に対
    応する位置にある前記プレ張り出し部材に形成された係
    合部位の表面又は前記プレ上面部に形成された係合部位
    の裏面の所定部位においてポイント的に撥水加工が施さ
    れていることを特徴とする請求項9または10いずれか
    記載の小物収容用容器体用ブランク体。
  12. 【請求項12】 請求項10または11いずれか記載の
    小物収容用容器体用ブランク体を用いて、物品を収納す
    るための包装容器を製造する方法であって、 前記ブランク体における前記蓋体領域の裏面を前記張り
    出し部材の表面に重ねるようにして前記上面と前記張り
    出し部材とが貼着されたものを起立させることにより両
    端面が開放された方筒体を組み立てるステップと、 前記方筒体の一方側から押し込み棒により小物物品を挿
    入するステップと、 前記方筒体の他方側からプレ内側左側面部及び/又はプ
    レ内側右側面部の切り欠き部を介して出し入れ可能な形
    状の抑え面を有する抑え棒を挿入するステップと、 折り込まれたプレ内側左側面部及び/又はプレ内側右側
    面部を介して前記抑え棒を外へスライド移動させるステ
    ップと、 を備えたことを特徴とする小物収容用容器体の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記蓋体領域の裏面又は前記張り出し
    部材の表面の一部に予め撥水加工を施しておくステップ
    を更に含むことを特徴とする請求項10に記載の小物収
    容用容器体の製造方法。
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KR200459316Y1 (ko) * 2009-04-27 2012-03-23 주식회사 파리크라상 쿠키 포장상자

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