JP2011055956A - 挿入型排便器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者自らが容易な作業で、自然な排便を実現できる挿入型排便器を提供する。
【解決手段】基端16bが一端に開口部を備えた容器12の開口部側に周状に配置され、かつ先端16aが相互に接近及び離反可能に配置された複数の細長部材16により、細長部材の各々の先端が接近した状態で筒体14が構成され、移動部18が、複数の細長部材16の各々を接近及び離反する方向に移動させ、収納部分が複数の細長部材16で構成される筒体14の内部を貫通して容器12の内部に収納され、口部が筒体14の外側の複数の細長部材16の基端16b側に位置するように、伸縮可能な袋体20が、収納部分と口部との間の部分で折り返されて複数の細長部材16の先端側を被覆し、容器12の内部に配置された絞り部22が、袋体20に収納された便が口部から排出されないように袋体20の折り返し部分と収納部分との間の部分の開口が狭くなるように絞る。
【選択図】図3

Description

本発明は、挿入型排便器に関する。
従来より、自力で排便することができない人の便を強制的に排出することを目的として、肛門から腸内へ挿入できる筒体を先端側から長尺の袋体内に挿入し、袋体の先端部分を筒体内部から外方へ引張する引張部材を設け、肛門から腸内に挿入しながら筒体の先端を便に押し付け、かつ引張部材で袋体を筒体内部へ引き込み、腸内の便を筒体内部の袋体内部へ取り込むようにして、筒体後部から袋体に便を収容した状態で体外に強制的に排出するようにした排便器具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、外形が伸縮可能な筒形の挿入用補助具を縮み状態で肛門に差し付けてから開拡し、先端部を直腸内で開拡可能に開閉し得るゴム状の薄膜で被覆した可撓性管状の排便器を挿入用補助具を通して肛門へ差し込み、液調装置から送る液体で糞塊を溶解して取り出す強制排便装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4091760号公報 特開平7−88176号公報
しかしながら、例えば、水が貴重な宇宙において宇宙飛行士が使用する場合や、地上においても渋滞時や災害時など、このような挿入型の排便器を使用したい場合があるが、特許文献1の排便器具を自力で排便することができる人が自ら使用する場合には、筒体を腸内の便に押し付けながら引張部材を引き込むという作業は困難である、という問題がある。
また、上記特許文献1の排便器具及び特許文献2の強制排便装置は、強制的に便を排出させるものであるため、自然な排便を目的とする場合には適用できない、という問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、使用者自らが容易な作業で使用することができ、自然な排便ができる挿入型排便器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の挿入型排便器は、一端に開口部を備えた容器と、
基端が前記容器の開口部側に周状に配置され、かつ各々が相互に接近及び離反可能に配置され、相互に接近した状態で筒体を構成する複数の細長部材と、前記複数の細長部材の各々を接近する方向に移動させる第1の移動手段と、前記第1の移動手段による前記複数の細長部材の接近移動が解除されると、前記複数の細長部材を離反する方向へ移動させる第2の移動手段と、収納部分が前記複数の細長部材で構成される筒体の内部を貫通して前記容器の内部に収納され、口部が前記筒体の外側の前記複数の細長部材の基端側に位置するように、前記収納部分と前記口部との間の部分で折り返されて前記複数の細長部材の先端側を被覆する伸縮可能な袋体と、前記容器の内部に配置され、前記袋体に収納された便が前記口部から排出されないように前記袋体の折り返し部分と前記収納部分との間の部分の開口が狭くなるように絞る絞り手段と、を含んで構成されている。
本発明の挿入型排便器によれば、基端が一端に開口部を備えた容器の開口部側に周状に配置され、かつ各々が相互に接近及び離反可能に配置された複数の細長部材により、細長部材の各々が相互に接近した状態で筒体が構成される。そして、第1の移動手段が、複数の細長部材の各々を接近する方向に移動させ、第2の移動手段が、前記第1の移動手段による前記複数の細長部材の接近移動が解除されると、前記複数の細長部材を離反する方向へ移動させる。また、収納部分が複数の細長部材で構成される筒体の内部を貫通して容器の内部に収納され、口部が筒体の外側の複数の細長部材の基端側に位置するように、伸縮可能な袋体が、収納部分と口部との間の部分で折り返されて複数の細長部材の先端側を被覆する。また、容器の内部に配置された絞り手段が、袋体に収納された便が口部から排出されないように袋体の折り返し部分と収納部分との間の部分の開口が狭くなるように絞る。
このように、第1の移動手段により細長部材を接近する方向に移動させるため、複数の細長部材によって形成される筒体の径を細くした状態で肛門管へ挿入し、排便時には第2の移動手段によって複数の細長部材を離反させるため、筒体の径が肛門管の動きに追従して変化することにより自然な便の排泄が可能となる。また、便が筒体に被覆した袋体に収納され、絞り手段により収納された便が排出されないように袋体の折り返し部分と収納部分との間の部分の開口が狭くなるように絞るため、使用者自らが容易な作業で使用することができ、自然な排便が可能となる。
また、前記筒体が肛門管に挿入され前記複数の細長部材の各々が離反した状態で、前記複数の細長部材の各々の先端が直腸の入口に沿うように外側に向けて屈曲状態が保持されるように構成することができる。これにより、便が袋体内へ導かれるので、排便時の便漏れを防止することができる。
また、前記細長部材の各々は、長さ方向の中間で屈曲させられ、前記基端の各々が周の外側を向けて前記容器の開口部側に配置され、前記第1の移動手段は、前記基端に力を作用させて前記細長部材の各々を接近する方向に移動させ、前記第2の移動手段は、前記第1の移動手段による前記基端への力が解放されると前記細長部材の各々を離反する方向へ移動させるように構成しても良い。
また、前記複数の細長部材の各々の先端部は、力が作用していない状態で直腸の入口に沿う形状に屈曲された弾性体で構成され、前記弾性体の各々を前記屈曲形状と逆方向へ屈曲させる力を前記各弾性体の先端へ加える弾性体変形手段を備えても良い。これにより、肛門管への挿入時には力を作用させて先端部を接近させ、挿入後は先端部を直腸の入口形状に沿った形状とすることができる。
また、前記絞り手段を、開口部を有する支持板と、前記支持板の開口部を開く位置と閉じる位置とで移動可能に前記支持板に設けられた複数枚の絞り羽根と、で構成することができる。このように簡易な構成で絞り手段を構成することができ、容易に排便後の後処理を行うことができる。
また、前記容器の内部を陰圧にする手段を備えても良い。これにより、無重力状態の宇宙で使用する場合や、便を排出する力が弱い人が使用する場合などに、直腸内の便をスムーズに排出させて袋体に収納することができる。
以上説明したように、本発明の挿入型排便器によれば、第1の移動手段及び第2の移動手段により細長部材を接近及び離反する方向に移動させるため、細長部材を接近させた状態で肛門管へ挿入し、排便時には肛門管の動きに追従して離反させることにより便が筒体に被覆した袋体に収納され、絞り手段により収納された便が排出されないように袋体の折り返し部分と収納部分との間の部分の開口が狭くなるように絞るため、使用者自らが容易な作業で使用することができ、自然な排便が可能となる。
第1の実施の形態に係る挿入型排便器の斜視図である。 第1の実施の形態に係る挿入型排便器の分解斜視図である。 図1のA−A’線における断面図である。 細長部材の各々が離反した状態を示す斜視図である。 細長部材の先端と直腸の入口との関係を示す概略図である。 (A)移動部のケースの側面図、(B)移動部の摺動部材の平面図、(C)移動部の摺動部材が最下部に位置する場合の側面図、及び(D)移動部の摺動部材が最上部に位置する場合の側面図である。 移動部の摺動部材が最上部に位置する場合の移動部及び細長部材の部分の断面図である。 (A)絞り部の絞り羽根が閉じた場合の平面図、及び(B)絞り部の絞り羽根が開いた場合の平面図である。 (A)第1の実施の形態の細長部材の配列の他の例を示す平面図、及び(B)斜視図である。 (A)第2の実施の形態に係る挿入型排便器の離反した状態の細長部材及び移動部の部分を示す概略図、及び(B)接近した状態の細長部材及び移動部の部分を示す概略図である。 (A)第2の実施の形態に係る挿入型排便器の離反した状態の細長部材を示す斜視図、及び(B)接近した状態の細長部材を示す斜視図である。 (A)移動部のケースの第1の細孔が形成されている平面及び板バネ部分の細長部材及び板バネが離反した状態における概略図、及び(B)細長部材及び板バネが接近した状態における概略図である。 (A)移動部のケースの第2の細孔が形成されている平面の細長部材が離反した状態における概略図、及び(B)細長部材が接近した状態における概略図である。 (A)第2の実施の形態の細長部材の配列の他の例を示す平面図、及び(B)斜視図である。 カバーの形状の他の例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図3に、第1の実施の形態の挿入型排便器10を示す。図1は挿入型排便器10の斜視図、図2は分解斜視図、図3は図1のA−A’線における断面図である。これらの図に示すように、挿入型排便器10は、一端に開口部を備えた容器12と、使用者の肛門管に挿入される部分となる筒体14を構成する複数の細長部材16と、細長部材16の各々の先端を接近及び離反する方向に移動させる移動部18と、複数の細長部材16で構成された筒体14を被覆し、収納部分が容器の内部に収納される袋体20と、袋体20に収納された便が排出されないように袋体20の一部の開口が狭くなるように絞る絞り部22と、筒体14を被覆する袋体20を固定するカバー24と、を備えている。
容器12は、円筒形状で、開口部を有する上部分の外径が下部分の外径よりやや小さく形成されており、この部分に後述する移動部18のケース18aが嵌合して容器12と移動部18とが連結される。
細長部材16は、曲面を有する平面視にて略三角形状で、三角形の頂点を先端16a、三角形の底辺を基端16bとし、先端16aと基端16bとの中間の基端16b寄りの部分を屈曲させて屈曲部16cを設けている。そして、屈曲部16cが容器12の開口部側に周状に基端16bが周の外側を向くように配置されている。また、屈曲部16cを中心に回動することにより、細長部材16の先端16aが相互に接近及び離反可能に配置されている。図2に示すように、細長部材16の各々の先端16aが接近している場合には、周状に配置された複数(ここでは4個)の細長部材16により円錐形状の筒体14が構成される。また、細長部材16の各々の先端16aが離反している状態を図4に示す。
また、図5に示すように、細長部材16の各々の先端16aは、筒体14が肛門管50に挿入され各々の先端16aが離反した状態で、直腸52の入口52aに沿うように外側(各々の先端が離反する側)に向けて所定角度で屈曲している。
移動部18は、図3に示すように、移動部18の各構成を収納すると共に、容器12に嵌合するケース18aと、ケース18a内を上下方向に摺動可能に、かつ上方向に移動した際に細長部材16の基端16bを持ち上げるように配置され、中央部分に貫通孔を有する円板状の摺動部材18bと、一端がケース18aの上面内側に支持され、他端が細長部材16の基端16bの部分に支持された圧縮バネ18cと、で構成されている。
ケース18aには、図6(A)に示すように、側面視にてかぎ状の摺動孔18dが設けられている。また、ケース18aの容器12との連結部分の内面には、後述する絞り部22の凸部が係合する切欠部18eが設けられている。
摺動部材18bは、図6(B)の平面図に示すように、外周側の一部につまみ部18fが設けられており、つまみ部18fが摺動孔18dからケース18aの外部へ突出するように配置される。
圧縮バネ18cは、図3に示すように、摺動部材18bが最下部に位置し、細長部材16の各々の先端16aが離反している状態のときに、自然長または自然長から基端16bを下側に付勢する方向に少し収縮した長さとなっている。このときの圧縮バネ18cの長さを初期の長さという。
図6(A)に示すように、摺動部材18bが最下部に位置するとき、つまみ部18fは摺動孔18dのPdに位置し、側面視にて同図(C)に示す状態となる。この状態から摺動部材18bを上方向に移動させるには、同図(D)に示すように、つまみ部18fを摺動孔18dに沿って押し上げてから横方向に移動する。つまみ部18fが摺動孔18dのPuの位置に係止されたときに、摺動部材18bが最上部で固定される。図7に示すように、摺動部材18bが最上部に位置するとき、細長部材16は、各々の基端16bが摺動部材18bにより持ち上げられることにより、屈曲部16cで回動して各々の先端16aが接近する方向に移動する。このとき、圧縮バネ18cは、初期の長さより収縮している。そして、再び、つまみ部18fを摺動孔に沿って位置Pdまで移動させて、摺動部材18bを最下部に戻すと、細長部材16は、圧縮バネ18cの復元力により基端16bが押し下げられ、各々の先端16aが離反する方向に移動する。
袋体20は、例えばゴムのような伸縮性のある材料で構成される。袋体20の収納部分が筒体14の内部を貫通して容器12の内側に収納され、その口部が筒体14の外側の基端側に位置するように、収納部分と口部との間の部分で折り返されて、細長部材16の先端側を被覆する。本実施の形態では、袋体は、圧縮バネ18cによって細長部材16の各々が離反するのを妨げない程度の伸縮性を持つように形成されるか、または袋体の折り返される部分の径を筒体の最大径程度に形成されていることが望ましい。なお、挿入型排便器10の袋体20及びカバー24以外の構成を、以下、「本体」と呼称する。
絞り部22は、容器12の開口部に設けられ、図8に示すように、袋体20が貫通する貫通孔(開口部)を中央部に有する円板状の支持板22aと、支点22hを軸として支持板22aの開口部を開く位置と閉じる位置とで回転可能に支持板22aに設けられた複数枚(ここでは2枚)の絞り羽根22bと、絞り羽根22bの各々に設けられたピン22cと、絞り羽根22bの各々を支持板22aの開口部を閉じる方向に付勢する引張バネ22dと、支持板22aと同様の貫通孔を有する円板状で、裏面にピン22cと係合する凹部22e、及び側面に移動部18に設けられた切欠部18eと係合する凸部22fを有する回転板22gとで構成されている。
図8(A)に示すように、容器12と移動部18とを連結する前においては、絞り羽根22bは引張バネ22dにより付勢されて支持板22aの開口部を閉じている。このとき、引張バネ22dは、自然長より少し伸張した長さ(初期の長さ)である。そして、絞り羽根22bに設けられたピン22cを回転板22gの凹部22eと係合した状態で、回転板22gの凸部22fを移動部18のケース18aの切欠部18eに沿ってスライドさせるように、支持板22a、及び回転板22gをケース18a内に組み込み、その後容器12と移動部18とを連結する。そして、ケース18aを容器12に対して所定方向に回転させることにより絞り部22の回転板22gを回転させる。これにより、同図(B)に示すように、ピン22cと凹部22eとの係合を介して、絞り羽根22bが支点22hを軸に回転移動されて支持板22aの開口部を開く。このとき、引張バネ22dは、初期の長さよりさらに伸張した長さである。
このように、容器12と移動部18とが連結された状態では、支持板22aの貫通孔が開いているため、袋体20を貫通させて容器12内に袋体20の収納部分を収納することができる。袋体20を貫通させた状態で、移動部18を容器12に対して上述の所定方向と反対の方向に回転させると、引張バネ22dの復元力により絞り羽根22bが支持板22aの貫通孔を閉じる方向に移動し、貫通孔を貫通している袋体20の収納部分の上部の開口が狭くなるように絞られる。すなわち、容器12と移動部18とを取り外した状態では、絞り羽根22bが支持板22aの貫通孔を閉じる方向に付勢されており、袋体20の内部に収納された便が排出されないようにすることができる。
カバー24は、一端に移動部18のケース18aが嵌合可能な開口部を有し、他端に筒体14の屈曲部16cにより形成される円周よりやや大きめの開口部を有する円筒状で構成されている。図3に示すように、袋体20の収納部分が容器12の内部に収納され、袋体20により筒体14が被覆された状態で、カバー24と移動部18のケース18aとで袋体20を挟むように、カバー24をケース18aに嵌合し、袋体20を固定する。
次に、第1の実施の形態の挿入型排便器10の作用について説明する。
まず、使用前の準備として、本体に袋体20を取り付ける。具体的には、容器12と移動部18とが連結し所定方向に回転した状態、すなわち絞り部22が開いた状態で、移動部18のつまみ部18fを摺動孔18dの位置Pdへ移動させて、細長部材16の各々の先端16aを離反させる。そして、筒体14の開いた先端から袋体20の収納部分を容器12の内部に収納する。この際、袋体20内部に押し棒を挿入して押し込むことにより、容易に袋体20を本体内に貫通させることができる。次いで、袋体20を筒体14の先端に対応する部分で折り返し、口部を移動部18のケース18aの側面部に引っ掛けるように引っ張り、カバー24で嵌合して固定する。
次に、使用時には、つまみ部18fを摺動孔18dの位置Puへ移動させて、細長部材16の各々の先端16aを接近させて円錐状の筒体14を構成する。そして、使用者が容器12の部分を持って筒体14を肛門管に挿入する。
挿入後、つまみ部18fを摺動孔18dの位置Pdへ移動させる。すると、摺動部材18bが図6(C)に示す位置へ移動し、圧縮バネ18cの復元力が基端16bを押し下げる方向に働くようになる。しかし、使用者の肛門管が収縮した状態では、筒体14は圧縮バネ18cの復元力では円錐状から大きく変化することがなく、使用者が排便を始め、肛門管が拡張されると、肛門管の拡張に追従して筒体14が円錐状から円筒状に変形する。そして、筒体14の変形は、肛門管の拡張・収縮に追従して行われる。これにより、筒体14を被覆している袋体20も拡張と収縮を繰り返し、筒体14内の袋体部へ排泄された便は、袋体20の収納部へ送り込まれる。なお、使用者の体内へ挿入された細長部材16の先端16aが直腸52の入口52aに沿った状態となり、排便時の便漏れを防止する。
便が袋体20の収納部分に収納され、排便が終了すると、つまみ部18fを摺動孔18dの位置Puへ移動させて、細長部材16の各々の先端16aを接近させて、筒体14を肛門管50から引き抜く。
次に、後処理では、容器12と移動部18とを上記の所定方向と逆の方向に回転させることにより、ケース18aの切欠部18eに凸部22fで係合された回転板22gを回転させる。この回転板22gの回転により、回転板22gの凹部22eにピン22cで係合された絞り羽根22bが支持板22aの貫通孔を閉じる方向に移動し、袋体20を容器12の開口部の位置で袋体20の開口が狭くなるように絞る。そして、カバー24を本体から外し、筒体14から袋体20を外した状態で、容器12から移動部18を取り外す。この際、容器12の開口部は、絞り部22により閉じられているため、容器12の内部に収納された袋体の収納部分に収納された便が外部に排出されない。
以上説明したように、第1の実施の形態の挿入型排便器によれば、肛門管に挿入する筒体が、先端が接近及び離反可能に周状に配置された複数の細長部材で構成され、移動部により複数の細長部材の各々を接近及び離反する方向に移動させ、また、容器と移動部とを回転させることにより絞り部が袋体の収納部分の上部を開口が狭くなるように絞るため、使用者自らが容易な作業で使用することができる。また、筒体が肛門管の拡張・収縮に追従して変形するので、使用者が自然な感覚を持って排便することができる。
なお、第1の実施の形態では、4個の細長部材を1列に周状に配置する場合について説明したが、図9に示すように、径方向に沿って2列に配置するようにしてもよい。また、細長部材の個数も4個に限定されるものではない。
また、第1の実施の形態では、細長部材の各々の先端を離反させる方向に移動させる際には圧縮バネの、絞り羽根を開口部を閉じる方向に移動させる際には引張バネの復元力を利用する場合について説明したが、圧縮バネ及び引張バネに限定されるものではなく、それぞれ、細長部材の各々の先端を離反させる方向、及び絞り羽根を開口部を閉じる方向に付勢力を生じるものであればよい。例えば、取付位置や力の作用方向を適宜設定することで、細長部材の各々の先端を離反させる方向への付勢力に引張バネを用いたり、絞り羽根の開口部を閉じる方向への付勢力に圧縮バネを用いたりしてもよい。また、板バネやゴム等の弾性体を用いることもできる。
また、第1の実施の形態では、細長部材の基端を摺動部材で押し上げる場合について説明したが、基端に固定されたワイヤを引っ張ることにより基端を押し上げるなど、屈曲部を中心に回動して先端が接近するように細長部材を移動させることができる構成であればよい。
次に、第2の実施の形態の挿入型排便器210について説明する。第2の実施の形態の挿入型排便器210は、細長部材及び移動部の構成が第1の実施の形態の挿入型排便器10とは異なる。なお、第1の実施の形態の挿入型排便器10と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図10に、第2の実施の形態の挿入型排便器210の細長部材216及び移動部218部分の構成を示す概略図を、及び図11に、斜視図を示す。
細長部材216は、棒状部材216aと、棒状部材216aの先端に設けられ、途中で屈曲された板バネ216bと、棒状部材216aの基端側に棒状部材と直交する方向で、かつ板バネ216bが設けられている方向と同じ方向に設けられた脚部216cとで構成されている。そして、細長部材216の各々の基端が容器12の開口部側に周状に配置され、かつ板バネ216bが周の外側(各々の先端が離反する方向)を向いて屈曲するように配置されている。この配置により、脚部216cの各々は、基端側が外側に向かう放射状となる(図13も参照)。
板バネ216bは、力が作用していない状態で、復元力によって直腸52の入口52aに沿うような角度で屈曲されており、力を作用させることにより各々の先端が接近する方向に移動する。また、脚部216cが、後述する移動部218のケース218aの第2の細孔218fを移動することにより、細長部材216の先端が接近及び離反する方向へ移動するようになっている。図11(B)に示すように、細長部材216の各々の先端が接近している場合には、周状に配置された複数(ここでは8個)の細長部材216と板バネ216bとによって先端が円錐状をした円柱形状の筒体214が構成される。また、細長部材216及び板バネ216bの各々が離反している状態を同図(A)に示す。
移動部218は、図10に示すように、移動部218の各構成を収納すると共に、容器12に嵌合するケース218aと、ケース218aの外周面に回転可能に設けられた円柱状の回転部材218b−1及び218b−2と、一端を板バネ216の内側の先端に、他端を回転部材218b−1の内周面に固定されたワイヤ218cと、一端を脚部216cの先端に、他端を回転部材218b−2の内周面に回転自在に設けられた押し棒218dと、で構成されている。
ケース218aには、細長部材216の各々の脚部216cと平行に第1の細孔218eが形成されている。第1の細孔218eは、ワイヤ218cが摺動可能な断面積で形成されており、細長部材216の内側を沿って配設されたワイヤ218cが内部を貫通する。また、第1の細孔218eが形成されている位置において、ケース218aの外周面が凹形状に形成されている。また、ケース218aには、第1の細孔218eが設けられている平面内とは異なる平面内であって、脚部216cが配置される平面内に、細長部材216の各々の脚部216cと平行に第2の細孔218fが形成されている。第2の細孔218fは、脚部216cが摺動可能な断面積で形成されており、脚部216cが内部を貫通する。また、第2の細孔218fが形成されている位置において、ケース218aの外周面が押し棒218dの長さ分凹形状に形成されている。
図12は、細長部材216の先端に設けられた板バネ216aの変形前と変形後の状態を説明する図である。同図(A)に示す状態では、板バネ216bにワイヤ218cの張力は働いておらず、板バネ216bは外側、すなわち細長部材216の先端の各々が離反する方向に屈曲している。この状態から回転部材218b−1を同図(B)に示す矢印方向へ回転させると、ワイヤ218cの回転部材218b−1への固定位置が円周方向に沿って移動する。これにより、ワイヤ218cの板バネ216bへの固定位置へ板バネ216bの復元力に抗する張力が加わり、板バネ216bは内側、すなわち細長部材216の先端の各々が接近する方向に屈曲する。なお、図示を省略されているが、回転部材218b−1には引張バネ等により同図(B)に示す矢印方向とは逆方向へ回転力が与えられている。これにより、使用者による回転部材218b−1への回転操作が開放されると、回転部材218b−1は同図(A)の状態へ戻る。すなわち、各板バネ216bの先端は離反する方向へ屈曲する。
図13は、細長部材216の移動前と移動後の状態を説明する図である。同図(A)に示す初期状態では、細長部材216の各々が最も離反した位置にあり、押し棒218dが径方向から所定角度ずれた配置となっている。この状態から回転部材218b−2を脚部216cと押し棒218dとが直線上に配置されるように同図(B)に示す矢印方向へ回転させると、同図(B)に示すように、押し棒218dにより脚部216cが押されて各細長部材216が第2の細孔218fに沿って移動する。これにより、細長部材216の各々が接近する方向へ移動する。これにより、複数の細長部材216によって構成される筒体の径が太い状態から細い状態へ変化する。なお、図13においても図示を省略されているが、回転部材218b−2には引張バネ等により同図(B)に示す矢印方向とは逆方向へ回転力が与えられている。これにより、使用者による回転部材218b−2への回転操作が開放されると、回転部材218b−2は同図(A)の状態へ戻る。すなわち、各細長部材216は離反する方向へ移動する。ただし、回転部材218b−2を初期状態へ戻すバネ等の力は、排便によって肛門管が拡張するときに筒体214がそれに追従して拡張する程度の強さであることが、使用者に自然な排便感覚を与えるので望ましいと考えられる。
次に、第2の実施の形態の挿入型排便器210の作用について説明する。
まず、使用前の準備として、本体に袋体20を取り付ける。具体的には、容器12と移動部218とが連結し所定方向に回転した状態、すなわち絞り部22が開いた状態にする。このとき、回転部材218bは初期位置にあり、細長部材216の各々が離反し、板バネ216bの各々が外側に向いて屈曲している。そして、細長部材216の先端側から袋体20の収納部分を容器12の内部に収納する。袋体20を筒体214の先端に対応する部分で折り返し、口部を移動部218のケース218aの側面部に引っ掛けるように引っ張り、カバー24をケース218aに嵌合して袋体を固定する。
次に、使用時には、回転部材218b−1,218b−2を回転させて、細長部材216の各々を接近する方向に移動させるとともに、板バネ216bの各々を内側へ向けて屈曲させて筒体214を構成する。そして、使用者が回転部材218b−1,218b−2を押さえたまま容器12の部分を持って筒体214を肛門管50に挿入する。
挿入後、使用者が回転部材218b−1,218b−2を離すと、バネ等の復元力により回転部材218b−1、218b−2が初期位置方向へ付勢される。回転部材218b−1が初期位置へ戻ると、板バネ216bの各々が外側へ屈曲し、筒体214の先端の開口が開いた状態となり、便を袋体20へ導く準備が完了する。そして、回転部材218b−2が初期位置方向へ付勢されると、細長部材216には各々が離反する方向に力が作用した状態となる。しかし、使用者の肛門管が収縮した状態では、筒体214はバネ等の復元力では挿入時の径から大きく変化することがなく、使用者が排便を始め、肛門管が拡張されると、肛門管の拡張に追従して筒体214の径が肛門管の拡張に伴って変化する。そして、筒体214の径の変化は、肛門管の拡張・収縮に追従して行われる。これにより、第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、筒体214を被覆している袋体20も拡張と収縮を繰り返し、筒体14内の袋体部へ排泄された便は、袋体20の収納部へ送り込まれる。そして、筒体214の径が肛門管の拡張・収縮に追従して変化しても、板バネ216bが直腸52の入口52aに沿った状態は保持されるので、便が袋体20へ導かれ、排便時の便漏れが防止される。
便が袋体20の収納部分に収納され、排便が終了すると、回転部材218b−1及び218b−2を回転させて、細長部材216の各々を接近する方向に移動させながら、板バネ216bの各々を内側へ向けて屈曲させて、筒体214を肛門管50から引き抜く。
後処理については、第1の実施の形態と同様である。
以上説明したように、第2の実施の形態の挿入型排便器によれば、肛門管に挿入する筒体が、先端に板バネを設け、接近及び離反可能に周状に配置された複数の細長部材で構成され、移動部により複数の細長部材の各々を接近及び離反する方向に移動させながら、板バネを各々が接近及び離反する方向へ屈曲させるため、使用者自らが容易な作業で使用することができ、自然な排便を行うことができる。
なお、第2の実施の形態では、8個の細長部材を1列に周状に配置する場合について説明したが、図14に示すように、中央で屈曲された細長部材を径方向に沿って2列に配置するようにしてもよい。また、細長部材の個数も8個に限定されるものではない。
また、第2の実施の形態では、回転部材を押さえることにより回転させた位置で固定する場合について説明したが、係止手段を設けるなどして回転させた位置で固定するようにしてもよい。
また、第2の実施の形態では、板バネの移動をワイヤにより行い、細長部材の移動を押し棒により行う場合について説明したが、これに限定されず、細長部材の各々を接近及び離反する方向に移動させながら、板バネを接近及び離反する方向に移動させることができる構成であればよい。
また、第1及び第2の実施の形態では、カバーの上面が平面の場合について説明したが、図15に示すように、筒体を肛門管に挿入した際に、臀部の形状に沿うような形状としてもよい。これにより、肛門管に対する挿入型排便器の向きや挿入具合を把握しやすくなり、使用者自らがより容易な作業で使用することができる。
また、第1及び第2の実施の形態において、細長部材の先端が最も接近したときの先端部分の直径を約12mm、最も離反したときの先端部分の直径を約30mmとすることができる。
また、容器と移動部とを連結した状態または連結する際に、容器内の空気を排出して、容器の内部を陰圧にすることも望ましい。このための構成の一例として、容器の適宜な場所へ簡易なバルブ機構を付加し、容器内の空気を真空ポンプ等で排出し、バルブ機構で陰圧を保持するようなものを採用することができる。これにより、無重力状態の宇宙で使用する場合や、便を排出する力が弱い人が使用する場合などに、直腸内の便をスムーズに排出させて袋体に収納することができる。
10、210 挿入型排便器
12 容器
14、214 筒体
16 細長部材
16a 細長部材の先端
16b 細長部材の基端
16c 細長部材の屈曲部
18 移動部
18b 移動部の摺動部材
18c 移動部の圧縮バネ
20 袋体
22 絞り部
22a 絞り部の支持板
22b 絞り部の絞り羽根
50 肛門管
52a 直腸の入口
216 細長部材
216b 細長部材の板バネ
218 移動部
218b−1,218b−2 移動部の回転部材
218c 移動部のワイヤ
218d 移動部の押し棒

Claims (6)

  1. 一端に開口部を備えた容器と、
    基端が前記容器の開口部側に周状に配置され、かつ各々が相互に接近及び離反可能に配置され、相互に接近した状態で筒体を構成する複数の細長部材と、
    前記複数の細長部材の各々を接近する方向に移動させる第1の移動手段と、
    前記第1の移動手段による前記複数の細長部材の接近移動が解除されると、前記複数の細長部材を離反する方向へ移動させる第2の移動手段と、
    収納部分が前記複数の細長部材で構成される筒体の内部を貫通して前記容器の内部に収納され、口部が前記筒体の外側の前記複数の細長部材の基端側に位置するように、前記収納部分と前記口部との間の部分で折り返されて前記複数の細長部材の先端側を被覆する伸縮可能な袋体と、
    前記容器の内部に配置され、前記袋体に収納された便が前記口部から排出されないように前記袋体の折り返し部分と前記収納部分との間の部分の開口が狭くなるように絞る絞り手段と、
    を含む挿入型排便器。
  2. 前記筒体が肛門管に挿入され前記複数の細長部材の各々が離反した状態で、前記複数の細長部材の各々の先端が直腸の入口に沿うように外側に向けて屈曲状態が保持されるようにした
    請求項1記載の挿入型排便器。
  3. 前記細長部材の各々は、長さ方向の中間で屈曲させられ、前記基端の各々が周の外側を向けて前記容器の開口部側に周状に配置され、
    前記第1の移動手段は、前記基端に力を作用させて前記細長部材の各々を接近する方向に移動させ、
    前記第2の移動手段は、前記第1の移動手段による前記基端への力が開放されると前記細長部材の各々を離反する方向へ移動させるように構成した
    請求項1または請求項2項記載の挿入型排便器。
  4. 前記複数の細長部材の各々の先端部は、力が作用していない状態で直腸の入口に沿う形状に屈曲された弾性体で構成され、
    前記弾性体の各々を前記屈曲形状と逆方向へ屈曲させる力を前記各弾性体の先端へ加える弾性体変形手段を備える
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の挿入型排便器。
  5. 前記絞り手段を、開口部を有する支持板と、前記支持板の開口部を開く位置と閉じる位置とで移動可能に前記支持板に設けられた複数枚の絞り羽根と、で構成した請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の挿入型排便器。
  6. 前記容器の内部を陰圧にする手段を備えた請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の挿入型排便器。
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