JPH09253112A - 排泄物漏泄防止器と器具挿入用肛門保護器 - Google Patents

排泄物漏泄防止器と器具挿入用肛門保護器

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JPH09253112A
JPH09253112A JP8099189A JP9918996A JPH09253112A JP H09253112 A JPH09253112 A JP H09253112A JP 8099189 A JP8099189 A JP 8099189A JP 9918996 A JP9918996 A JP 9918996A JP H09253112 A JPH09253112 A JP H09253112A
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JP
Japan
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anus
insertion tube
excrement
balloon
tube
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Application number
JP8099189A
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Inventor
Shigenobu Takane
重信 高根
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の課題は看護者の負担を軽減すると共
に、患者のおしりを衛生的に保ち、又手術中の患者であ
れば手術部位を衛生的に保ち、更に経済性に優れた排泄
物漏泄防止器を提供する。第2の課題は、肛門に内視境
等の挿入器具を挿入する場合に肛門を保護し、痛みを和
らげた検査が行え、特に痔の人の場合でも痔を悪化させ
ず且つ痛みを和らげた検査が行える肛門保護器を提供す
る。第3の課題は、排泄物漏泄防止器又は肛門保護器を
肛門に容易に且つスムーズに取付ける。 【解決手段】 円筒状の挿入管2の先端部の外周面に固
定具として、肛門29内で膨らむ先方バルーン4と肛門
29外で膨らむ後方バルーン5と後方バルーン5の後方
位置の外周面から肛門29を通過出来ない突出部17を
設け、挿入管2の後端に収容部3となる膨縮自在な排泄
袋18をOリング19で着脱自在に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排泄物の排泄が自力
でコントロール出来ずに漏らしてしまう患者や老人又は
寝たきり老人等(本明細書中患者と総称する)の肛門に
取付ける排泄物漏泄防止器、及び肛門から直腸へ挿入さ
れる内視境とそのケーブル又はその他の挿入器を挿入す
る際に肛門が傷つかないように肛門を保護する器具挿入
用肛門保護器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排泄物の排泄が自力でコントロー
ル出来ない麻酔を打たれた患者又は重度の患者や老人や
寝たきり老人等の排泄物の世話は、看護者が患者におむ
つを着用させ、看護者が定期的又は必要に応じて患者の
排泄状況をチェックし、排泄物が排泄された場合に看護
者が患者のおむつを新しいおむつに着替えさせなければ
ならず看護者にとって重労働となるものであった。又看
護者が排泄物の排泄に気づくまでは、患者のおしりには
排泄物が付着した状態のままであり、大変非衛生的であ
った。又、手術中の患者が排泄物を漏泄してしまうと、
非衛生的となるばかりか手術部位が汚染される恐れもあ
った。
【0003】又、従来、検査を受ける人の肛門から直腸
へ内視境を挿入する場合、内視境を直接肛門内へ挿入さ
せていくため内視境やケーブルが肛門とすれ合いながら
挿入され、肛門を傷める恐れがあった。特に痔の人であ
れば痛みを伴うばかりか、痔を悪化させる恐れがあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は従来のこれらの問題点を解消し、看護
者の負担を軽減すると共に、患者のおしりを衛生的に保
ち、又手術中の患者であれば手術部位を衛生的に保ち、
更に経済性に優れた排泄物漏泄防止器を提供することに
ある。第2の課題は、肛門に内視境等の挿入器具を挿入
する場合に肛門を保護し、痛みを和らげた検査が行え、
特に痔の人の場合でも痔を悪化させず且つ痛みを和らげ
た検査が行える肛門保護器を提供することにある。第3
の課題は、排泄物漏泄防止器又は肛門保護器を肛門に容
易に且つスムーズに取付けることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 先端部が肛門内に挿入される中空な挿入管の外周
に該挿入管を肛門に固定する固定具を設け、前記挿入管
の後端に前記挿入管の内部を介して排出される排泄物を
収容する収容部を設けたことを特徴とする排泄物漏泄防
止器 2) 先端部が肛門内に挿入される中空な挿入管の外周
に該挿入管を肛門に固定する固定具を設け、前記挿入管
の中空部を開閉する開閉手段を設けたことを特徴とする
排泄物漏泄防止器 3) 収容部と挿入管とを着脱自在とした前記1)記載
の排泄物漏泄防止器 4) 挿入管の中空部を開閉する開閉手段を設けた前記
1)又は3)記載の排泄物漏泄防止器 5) 収容部として、挿入管の後端に膨縮自在な排泄袋
を着脱自在に取付けた前記1),3),4)いずれか記
載の排泄物漏泄防止器 6) 固定具として、挿入管の外周に肛門内で膨らむ先
方バルーンと肛門外で膨らむ後方バルーンとを設けた前
記1)〜5)いずれか記載の排泄物漏泄防止器 7) 固定具として、挿入管の外周に肛門内で膨らむ先
方バルーンと肛門を通過出来ない突出部とを設けた前記
1)〜5)いずれか記載の排泄物漏泄防止器 8) 後方バルーンの後方の挿入管の外周に肛門を通過
出来ない突出部を設けた前記6)記載の排泄物漏泄防止
器 9) 前記1)〜8)記載の排泄物漏泄防止器の挿入管
のうち収容部が取り外し可能又は収容部のない挿入管の
中空部内に挿入管より長く且つ先端が露出する細長な挿
入棒を引き出し可能に嵌合し、挿入管の後端の前記挿入
棒の外周面に挿入管のズレ込みを止めるストッパーを設
け、同ストッパーから後方の挿入棒の部分に取手を設
け、前記挿入棒の先端を曲面状に整形した挿入棒付き挿
入管 10) 先端部が肛門内に挿入される中空な挿入管の外
周に肛門内で膨らむ先方バルーンと肛門外で膨らむ後方
バルーンとを設け、前記先方バルーンと後方バルーンと
の膨みで前記挿入管を肛門に固定することを特徴とする
器具挿入用肛門保護器 11) 挿入管の中空部内に挿入管より長く且つ先端が
露出する細長な挿入棒を引き出し可能に嵌合し、挿入管
の後端の前記挿入棒の外周面に挿入管のズレ込みを止め
るストッパーを設け、同ストッパーから後方の挿入棒の
部分に取手を設け、前記挿入棒の先端を曲面状に整形し
た挿入棒付き器具挿入用肛門保護器にある。
【0006】
【作用】本発明の排泄物漏泄防止器では、挿入管の先端
を患者の肛門内に挿入すると共に挿入管を固定具で肛門
に固定し、排泄物漏泄防止器を患者のおしりに固定す
る。収容部が挿入管から取り外せ又は収容部のない挿入
管の中空部内に挿入棒を嵌合させたものであれば、看護
者が挿入棒の取手を握って、曲面状となった挿入棒の先
端を肛門内に挿入していく。この曲面状となる挿入棒の
先端により徐々に肛門が挿入管の外径程まで押し広げら
れると共に挿入管が挿入棒と一緒に肛門にスムーズに挿
入され、挿入管の先端開口周縁で肛門がキズ付けられる
ことなくスムーズに肛門に挿入出来る。挿入管を挿入し
た後は、挿入棒を肛門外へ引き抜き、挿入棒を完全に患
者から取り外し、肛門に挿入管の配置を終え、固定具で
挿入管を肛門に固定する。その後収容部を有するもの
は、挿入管の後端に収容部を取付ければよい。
【0007】漏泄された排泄物は挿入管の中空部を通
り、挿入管の後端に設けた収容部内に案内されて収容さ
れていく。排泄物は患者のおしりやパンツに付着するこ
となく収容部内に案内されて収容されているので、看護
者が患者のパンツを新しく取り替えたりすることがなく
なり、又患者のおしりも衛生的となる。排泄物漏泄防止
器を取付けた患者が手術を受ける患者であれば、手術中
に漏泄した排泄物で手術部位が汚染される恐れはない。
収容した排泄物は、看護者が定期的は非定期的に排泄物
の収容状況を見て収容部内の排泄物を処理していけばよ
い。
【0008】又、挿入管の中空部を開閉する開閉手段を
設けた排泄物漏泄防止器であれば、開閉手段で通常挿入
管の中空部を閉鎖しておき、看護者が排泄物の処理を行
う場合に、看護者が開閉手段で挿入管の中空部を開放状
態とし、排泄物を挿入管の中空部内を介して収容部内
へ、又は収容部のない排泄物漏泄防止器は別に用意した
収容器に排出して収容し、排泄物の処理を行う。この排
泄物を処理する場合、収容部が挿入管に着脱自在に取付
けられたものであれば収容部だけを新しい収容部に取り
替えることで処理が出来る。収容部が挿入管から取り外
せないものであれば、新しい排泄物漏泄防止器に取り替
えて排泄物を処理する。収容部だけを新しい収容部に交
換する場合、挿入管の中空部内を閉鎖する開閉手段を設
けていれば、挿入管の中空部内を閉鎖した状態で収容部
を交換していけばよい。収容部が、請求項5記載の発明
のように膨縮自在な排泄袋を挿入管の後端に着脱自在に
取付けたものであれば、排泄物を収容しない場合の排泄
袋は収縮状態で場所を取らず、排泄物を収容した排泄袋
は収容した排泄物に伴って膨みながら排泄物を収容して
いく。
【0009】固定具が請求項6記載の発明の固定具であ
れば、先方バルーンと後方バルーンを収縮させた状態の
挿入管の先端部を肛門内に挿入し、その後肛門内で先方
バルーンでもって患者の肛門に排泄物漏泄防止器を固定
する。先方バルーンは収縮状態で肛門を通過するため、
肛門を傷めることなく通過させ易く、又、先方バルーン
を取付けた状態では、先方バルーンが肛門と密接状態と
なり、シールド性が良い。後方バルーンは肛門内に挿入
管を挿入する前から予め膨張させた状態としておいても
よい。
【0010】固定具が請求項7記載の発明の固定具であ
れば、先方バルーンを収縮させた状態の挿入管を肛門を
通過出来ない突出部が肛門又はおしりに当るまで先方バ
ルーンを収縮させた状態の挿入管を患者の肛門内に挿入
し、その後、先方バルーンを肛門内で膨らまし、この先
方バルーンと挿入管の突出部とで排泄物漏泄防止器を固
定する。
【0011】固定具が請求項8記載の発明の固定具であ
れば、万一後方バルーンが破れる等して収縮したとして
も、後方バルーンの後方位置の突出部が肛門又はおしり
に当って挿入管が肛門内の奥へ深く入り込むことを防止
する。
【0012】器具挿入用肛門保護器を使用するには、肛
門保護器の挿入管を前記排泄物漏泄防止器の挿入管と同
様にして肛門に挿入して固定し、肛門に肛門保護器を取
付ける。内視境等の挿入器具を用いた検査を行う場合、
内視境等の挿入器具は肛門保護器の挿入管の中空部内に
挿入して直腸内へ挿入していく。内視境やそのケーブル
等挿入器具は直接肛門と接触せず肛門保護器の挿入管と
接触するので挿入器具の出し入れの際にに内視境やその
ケーブル等挿入器具が肛門に当っての出し入れをされる
ことがなくなり、肛門を傷めずに又摩擦等に伴う痛みも
なくなる。特に痔の人は、器具挿入用肛門保護器の挿入
管により内視境及びそのケーブル等の挿入器具との接触
を防がれることで、痔の悪化及び痔の痛みを防いでの検
査が行える。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の排泄物漏泄防止器の挿入
管及び器具挿入用肛門保護器の挿入管を患者の肛門に挿
入する場合は挿入棒を使って挿入することが望ましい
が、挿入管の先端を肛門を傷めない丸み部を整形してい
れば、挿入器を用いず直接挿入管の先端を肛門に挿入し
てもよい。排泄物漏泄防止器の挿入管及び器具挿入用肛
門保護器の挿入管はある程度変形可能なプラスチック製
の素材を用いた弾力性のあるものが肛門にかかる負担が
少なくてすみ望ましいが、硬質のものでもよい。排泄物
漏泄防止器の挿入管及び器具挿入用肛門保護器の挿入管
の長さは10cm〜20cm程が実用的である。又挿入
管の内径は10mm〜15mm程が一般的である。排泄
物漏泄防止器の挿入管及び器具挿入用肛門保護器の挿入
管は円管状のものが望ましいが、多角形のものでもよ
い。排泄物漏泄防止器の収容部は挿入管と着脱自在に設
けることが望ましいが一体的なものでもよい。着脱自在
に設ける収容部として、膨縮自在な排泄袋を挿入管の後
端に着脱自在に取付けたものが望ましい。排泄袋は伸縮
自在なOリング等で挿入管の後端に取付ければ着脱が簡
単に行える。排泄物漏泄防止器の挿入管には挿入管の中
空部を開閉する開閉手段を設けることが望ましいが、開
閉手段を設けない場合もある。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1〜4に示す実施例1は、固定具が先方バルーン
と後方バルーンと後方バルーンの後方で突出させた突出
部とからなり、又収容部が着脱自在な排泄物漏泄防止器
の例である。図5に示す実施例2は、前記実施例1の排
泄物漏泄防止器の挿入管の後端にゴム製の開閉栓を嵌入
して、挿入管の中空部内を開閉する開閉手段を設けた例
である。図6に示す実施例3は、前記実施例1の排泄物
漏泄防止器の収容部をなくし、挿入管の後端にゴム製の
開閉栓を嵌入して挿入管の中空部内を開閉する開閉手段
を設けた例である。図7に示す実施例2は、固定具が先
方バルーンと後方バルーンとからなる排泄物漏泄防止器
の例である。図8に示す実施例3は、固定具が先方バル
ーンと肛門が通過出来ない突出部とからなる排泄物漏泄
防止器の例である。図9,10に示す実施例4は、固定
具が先方バルーンと後方バルーンと後方バルーンの後方
で突出させた突出部とから成る肛門保護器の例である。
【0015】図1は実施例1の排泄物漏泄防止器の使用
状態を示す縦断面図、図2は実施例1の排泄物漏泄防止
器の平面図、図3は実施例1の排泄物漏泄防止器を挿入
棒でもって肛門に挿入する状態を示す説明図、図4は実
施例1の排泄物漏泄防止器の挿入管の取付けを終え挿入
棒を取り除くと共に収容部をセットする状態を示す説明
図、図5は実施例2の排泄物漏泄防止器の使用状態を示
す縦断面図、図6は実施例3の排泄物漏泄防止器の使用
状態を示す縦断面図、図7は実施例4の排泄物漏泄防止
器を示す縦断面図、図8は実施例5の排泄物漏泄防止器
を示す縦断面図、図9は実施例6での肛門保護器の平面
図、図10は実施例6での肛門保護器の使用状態を示す
縦断面図である。
【0016】;実施例1(図1〜4参照) 図1〜4中1は排泄物漏泄防止器、2は長さが20cm
・内径が1.5cm程である程度変形可能なプラスチッ
クを素材とした中空な円筒状の挿入管、3は同挿入管の
後端位置に形成される着脱自在な収容部、4は挿入管2
の外周面に取付けた2つの膨縮自在なバルーンのうち先
方に位置する先方バルーン、5は後方に位置する後方バ
ルーン、6はシリコンゴムを用いた伸縮自在な環状帯
膜、7は加熱により収縮する熱収縮性のある環状帯体、
8は挿入管2の外表面と環状帯膜との間の空間、11は
前方バルーン4及び後方バルーン5それぞれに独立して
連通させた弾力性のある空気供給管、12は同空気供給
管11の各基端に取付けた開閉弁(図示せず)を内部に
有する注入口、15は挿入管2の中空部、17は後方バ
ルーン5の後方位置の挿入管2の外周面を円盤状に突出
させた突出部、18は挿入管2の後端部の外周面に覆い
かぶせて取付け収容部を形成するゴム製の排泄袋、19
は同排泄袋18を強力に取付ける伸縮性のあるOリン
グ、20は排泄袋18を覆いかぶせる位置での挿入管2
の外周面の一部を円周方向に突出して形成した滑り止
め、24は外周が挿入管2の内径と同一形状で且つ曲面
状の先端から挿入管2の長さよりやや長く離れた位置の
外周面を一部円周方向へ突出したストッパー26が形成
され、更にこのストッパー26から後端までの部分を取
手28とした挿入棒、26は挿入棒25のストッパー、
27は曲面状となる挿入棒25の先端、28は挿入棒2
5の取手、29は肛門、30は排泄物、31は空気供給
管11の基端の注入口12に接続されバルーンに空気を
供給する注射器である。
【0017】図1〜4に示す実施例1での排泄物漏泄防
止器1を患者の肛門29に取り付けるには、まず、前方
・後方バルーン4,5を共に縮めた排泄物漏泄防止器1
の挿入管2の中空部15へ後端側から挿入棒25を嵌合
すると共に、挿入管2が挿入棒25のストッパー26に
当たるまで奥く嵌合し、挿入棒25の先端を挿入管2の
先端から露出される。その後、看護人は挿入棒25の取
手28を握って挿入棒25の先端を患者の肛門29に挿
入し、肛門29が排泄物漏泄防止器1の前方バルーン4
と後方バルーン5との間に達するまで挿入する。患者の
肛門29は曲面状に整形された挿入棒25の先端27に
よって徐々に押し広げられこの押し広げられた肛門29
は挿入管2の内径程に押し広げられているので挿入管2
を大変スムーズに肛門29内に挿入さていくことが出
来、挿入管2の先端で、患者の肛門29がキズ付く心配
もない。
【0018】所定位置まで排泄物漏泄防止器1を患者の
肛門29内に挿入した後は、図4に示すように挿入棒2
5を排泄物漏泄防止器1の挿入管2内から完全に引き抜
き、注入口12より注射器31で前方バルーン4及び後
方バルーン5に空気供給管11を介して適量の空気を供
給し、膨張した前方・後方バルーン4,5によって排泄
物漏泄防止器1の挿入管2を患者の肛門29に固定す
る。又挿入棒25を引き出した後の挿入管2の後端の外
周面には、ゴム製の排泄袋18を挿入管2の滑り止め2
0位置より深く覆いかぶせ、更に排泄袋18の開口周縁
を伸縮するOリング19で挿入管2の外周面に強く取付
ける。このOリング19と排泄袋18の伸縮力及び挿入
管2の滑り止めにより排泄袋18は挿入管2に強く取付
けることが出来、挿入管2の後端に収容部3を形成し
た。以上により、患者の肛門29に排泄物漏泄防止器1
の取付けを完了する。
【0019】これにより、患者の排泄物30は挿入管2
の中空部15を介して収容部3の排泄袋18内に案内さ
れ収容されていく。排泄袋18は最初収縮状態であるが
排泄物30の収容量に応じて膨みながら排泄物30を収
容していくので、排泄袋18の大きさで収容量が一目で
分かる。看護人は、定期的又は必要に応じて非定期的に
排泄袋18を確認し、排泄物30の処理を行う。排泄物
の処理は、Oリング19を外すと共に排泄袋18を挿入
管2から外し、新しい排泄袋18を挿入管2の後端にO
リング19で取付け、排泄物30を収容した排泄袋18
は開口部を閉いで廃棄する。排泄物漏泄防止器1は、長
い間患者のおしりに取付けられているが、この間に後方
バルーン5が何らかの原因で破損して収縮してしまって
も、後方バルーン5の後方位置に突出する突出部17が
おしりに当って、突出部17より後の部分が患者の直腸
内に入り込む心配はない。
【0020】排泄物漏泄防止器1を患者の肛門29から
取り外す場合は、注入口12内の開閉弁を開いて、前方
バルーン4と後方バルーン5とを共に収縮させ、その後
挿入管2を肛門29から引き抜き、排泄物漏泄防止器1
を患者から取り外す。又、後方バルーン5を収縮させな
くても挿入管2は肛門29から引き抜くことが出来る。
【0021】;実施例2(図5参照) 図5中33は排泄物漏泄防止器、34はゴム製の開閉栓
である。図5に示す実施例2は、前記実施例1の排泄物
漏泄防止器1に挿入管2の中空部15を閉鎖するゴム製
の開閉栓34を挿入管2に嵌入し、挿入管2の中空部1
5を開閉する開閉手段を設けた排泄物漏泄防止器33の
例である。開閉栓34は通常挿入管2の後端に嵌入され
ており、看護人が定期的又は非定期的に患者の排泄物3
0を処理する場合に、排泄物袋18の上から開閉栓34
を引き抜いて開閉栓34を排泄袋18内に落下させ、開
放状態の挿入管2の後端から排泄される排泄物30を開
閉栓34と共に排泄袋18内に収容する。その後、新し
い開閉栓34を挿入管2の後端に嵌入し、又挿入管2の
後端には新しい排泄袋18を取付ける。その他の符号・
構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0022】;実施例3(図6参照) 図6中36は排泄物漏泄防止器、37は収容器である。
図6に示す実施例3は、前記実施例1の排泄物漏泄防止
器1の収容部3をなくし、挿入管2の中空部15を閉鎖
するゴム製の開閉栓34を挿入管2に嵌入し、挿入管2
の中空部15を開閉する開閉手段だけを設けた排泄物漏
泄防止器36の例である。開閉栓34は通常挿入管2の
後端に嵌入されており、看護人が定期的又は非定期的に
患者の排泄物を処理する場合に、別に用意した収容器を
挿入管2の後端の下方に配置し、その後、開閉栓34を
挿入管から引き抜き、開放状態となった挿入管2の後端
から排泄物30を下方の収容器17内に収容していく。
収容した排泄物30は看護者の手で処理される。排泄物
30の排泄が終った後は再び開閉栓34を挿入管2後端
に嵌入し、挿入管2の中空部15を閉鎖する。その他の
符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0023】;実施例4(図7参照) 図7中38は排泄物漏泄防止器である。図7に示す実施
例4の排泄物漏泄防止器38は、固定具が前方バルーン
4と後方バルーン5とだけからなり、前記実施例1での
挿入管2の突出部17が無くなった状態の排泄物漏泄防
止器38の例である。その他の符号・構成や作用・効果
は前記実施例1と同じである。
【0024】;実施例5(図8参照) 図8中40は排泄物漏泄防止器である。図8に示す実施
例5の排泄物漏泄防止器40は、固定具が前方バルーン
4と、前方バルーン4の後方位置の挿入管2の外周面を
肛門29が通過出来ない程の円盤状に突出させた突出部
17とからなり、前記実施例1での後方バルーン5が無
くなった状態の排泄物漏泄防止器40の例である。その
他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じであ
る。
【0025】;実施例6(図9,10参照) 図9,10中42は器具挿入用肛門保護器、43は挿入
管、44は先方バルーン、45は後方バルーン、46は
環状帯膜、47は環状帯体、48は挿入管43の外表面
と環状帯膜との間の空間、49は空気供給管、50は注
入口、52は挿入管43の中空部、53は突出部、54
は内視境のケーブルである。
【0026】図9,10に示す実施例6は、器具挿入用
肛門保護器42であり、前記実施例3に示す排泄物漏泄
防止器36(図6参照)で開閉栓34を取り除いた構成
と同じ構成の器具挿入用肛門保護器42の例である。器
具挿入用肛保護器42は、内視境を患者の肛門29から
直腸に挿入して検査を行う場合に、患者の肛門29に取
付け、肛門29を保護する。検査は先にこの器具挿入用
肛門保護器42の挿入管43を前記実施例3の排泄物漏
泄防止器36と同じ要領で患者の肛門29に固定して、
器具挿入用肛門保護器42を患者に取付け、その後、内
視境を器具挿入用肛門保護器42の挿入管43の中空部
52内を介して直腸内へ挿入していく。これにより、内
視境及びそのケーブル54は、患者の肛門29に直接接
触することはなく、これらは器具挿入用肛門保護器42
の挿入管43の内面と接触しながら肛門29を通過して
いくので、患者の肛門29に内視境及びそのケーブル5
4が当り摩擦が生じることがなく、患者の肛門29に内
視境及びそのケーブル54との摩擦によるキズ又は痛み
が生じるとこを防いでいる。特に痔の人でも痔の悪化及
び痛みを抑えた検査が行える。器具挿入用肛門保護器4
2の取り外しは、前記実施例3の排泄物漏泄防止器36
の取り外しと同じ要領で取り外す。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の排泄物漏泄防止器
を手術を行うために麻酔を打たれた患者や重度の患者や
寝たきり老人等排泄物の排泄が自力でコントロール出来
ない人に取付けることで、排泄物を患者のパンツや患者
のおしりに付着することなく容易に且つ確実に処理する
ことが出来、患者のおしりを大変衛生的に保つものとな
った。このため看護人が排泄物で汚れたパンツ等を交換
する手間が不要となり看護人の負担が大幅に軽減される
ものとなった。又、手術を受ける患者であれば排泄物に
よる手術部位の汚染を確実に防止出来、衛生的なものと
なる。収容部を設けた排泄物漏泄防止器では、より一層
排泄物を患者のパンツやおしりに付着することなく収容
部内へ容易に且つ確実に収容出来、周りを汚すことなく
スムーズな処理が出来るものとなった。又、排泄物漏泄
防止器の挿入管が挿入棒を嵌合したものであれば、この
挿入管を肛門へ大変スムーズに且つ容易に挿入出来作業
性に優れるものとなる。固定具が請求項6,7,8記載
の発明のように、先方バルーンを肛門内で膨らまして固
定するものであれば先方バルーンが肛門と密接状態に膨
みシールド性に大変優れるものとなる。又、肛門への取
付け、取外しの際先方バルーンは収縮させて肛門を通過
させるため、肛門を傷めず、且つ取付け、取外しが容易
に行え作業性に優れる。
【0028】又請求項10,11記載の器具挿入用肛門
保護器を使用することで、内視境等の挿入器具を肛門か
ら直腸へ挿入して行う検査等の際に肛門にかかる負担を
大幅に減少させ、肛門を保護すると共に痛みを大幅に和
らげた検査を受けられるものとなる。特に痔の人であっ
ても、検査が受けられるものとなり、又痔を悪化させる
心配もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の排泄物漏泄防止器の使用状態を示す
縦断面図である。
【図2】実施例1の排泄物漏泄防止器の平面図である。
【図3】実施例1の排泄物漏泄防止器を挿入棒でもって
肛門に挿入する状態を示す説明図である。
【図4】実施例1の排泄物漏泄防止器の挿入管の取付け
を終え挿入棒を取り除くと共に収容部をセットする状態
を示す説明図である。
【図5】実施例2の排泄物漏泄防止器の使用状態を示す
縦断面図である。
【図6】実施例3の排泄物漏泄防止器の使用状態を示す
縦断面図である。
【図7】実施例4の排泄物漏泄防止器を示す縦断面図で
ある。
【図8】実施例5の排泄物漏泄防止器を示す縦断面図で
ある。
【図9】実施例6での肛門保護器の平面図である。
【図10】実施例6での肛門保護器の使用状態を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 排泄物漏泄防止器 2 挿入管 3 収容部 4 先方バルーン 5 後方バルーン 6 環状帯膜 7 環状帯体 8 空間 9 欠番 10 欠番 11 空気供給管 12 注入口 13 欠番 14 欠番 15 中空部 16 欠番 17 突出部 18 排泄袋 19 Oリング 20 滑り止め 21 欠番 22 欠番 23 欠番 24 欠番 25 挿入棒 26 ストッパー 27 先端 28 取手 29 肛門 30 排泄物 31 注射器 32 欠番 33 排泄物漏泄防止器 34 開閉栓 35 欠番 36 排泄物漏泄防止器 37 収容器 38 排泄物漏泄防止器 39 欠番 40 排泄物漏泄防止器 41 欠番 42 器具挿入用肛門保護器 43 挿入管 44 先方バルーン 45 後方バルーン 46 環状帯膜 47 環状帯体 48 空間 49 空気供給管 50 注入口 51 欠番 52 中空部 53 突出部 54 ケーブル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部が肛門内に挿入される中空な挿入
    管の外周に該挿入管を肛門に固定する固定具を設け、前
    記挿入管の後端に前記挿入管の内部を介して排出される
    排泄物を収容する収容部を設けたことを特徴とする排泄
    物漏泄防止器。
  2. 【請求項2】 先端部が肛門内に挿入される中空な挿入
    管の外周に該挿入管を肛門に固定する固定具を設け、前
    記挿入管の中空部を開閉する開閉手段を設けたことを特
    徴とする排泄物漏泄防止器。
  3. 【請求項3】 収容部と挿入管とを着脱自在とした請求
    項1記載の排泄物漏泄防止器。
  4. 【請求項4】 挿入管の中空部を開閉する開閉手段を設
    けた請求項1又は3記載の排泄物漏泄防止器。
  5. 【請求項5】 収容部として、挿入管の後端に膨縮自在
    な排泄袋を着脱自在に取付けた請求項1,3,4いずれ
    か記載の排泄物漏泄防止器。
  6. 【請求項6】 固定具として、挿入管の外周に肛門内で
    膨らむ先方バルーンと肛門外で膨らむ後方バルーンとを
    設けた請求項1〜5いずれか記載の排泄物漏泄防止器。
  7. 【請求項7】 固定具として、挿入管の外周に肛門内で
    膨らむ先方バルーンと肛門を通過出来ない突出部とを設
    けた請求項1〜5いずれか記載の排泄物漏泄防止器。
  8. 【請求項8】 後方バルーンの後方の挿入管の外周に肛
    門を通過出来ない突出部を設けた請求項6記載の排泄物
    漏泄防止器。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8記載の排泄物漏泄防止器の
    挿入管のうち収容部が取り外し可能又は収容部のない挿
    入管の中空部内に挿入管より長く且つ先端が露出する細
    長な挿入棒を引き出し可能に嵌合し、挿入管の後端の前
    記挿入棒の外周面に挿入管のズレ込みを止めるストッパ
    ーを設け、同ストッパーから後方の挿入棒の部分に取手
    を設け、前記挿入棒の先端を曲面状に整形した挿入棒付
    き挿入管。
  10. 【請求項10】 先端部が肛門内に挿入される中空な挿
    入管の外周に肛門内で膨らむ先方バルーンと肛門外で膨
    らむ後方バルーンとを設け、前記先方バルーンと後方バ
    ルーンとの膨みで前記挿入管を肛門に固定することを特
    徴とする器具挿入用肛門保護器。
  11. 【請求項11】 挿入管の中空部内に挿入管より長く且
    つ先端が露出する細長な挿入棒を引き出し可能に嵌合
    し、挿入管の後端の前記挿入棒の外周面に挿入管のズレ
    込みを止めるストッパーを設け、同ストッパーから後方
    の挿入棒の部分に取手を設け、前記挿入棒の先端を曲面
    状に整形した挿入棒付き器具挿入用肛門保護器。
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