JP2011055099A - 半導体スイッチ - Google Patents
半導体スイッチ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011055099A JP2011055099A JP2009200193A JP2009200193A JP2011055099A JP 2011055099 A JP2011055099 A JP 2011055099A JP 2009200193 A JP2009200193 A JP 2009200193A JP 2009200193 A JP2009200193 A JP 2009200193A JP 2011055099 A JP2011055099 A JP 2011055099A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- potential
- output
- generation circuit
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/56—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
- H03K17/687—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
- H03K17/6871—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors the output circuit comprising more than one controlled field-effect transistor
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/06—Modifications for ensuring a fully conducting state
- H03K17/063—Modifications for ensuring a fully conducting state in field-effect transistor switches
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/56—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
- H03K17/687—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
- H03K17/693—Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
【解決手段】複数の端子間の接続状態を切り替えるスイッチ部と、高電位側電源の電位よりも高い正電位を生成する正電圧生成回路と、前記正電圧生成回路の出力に接続され、端子切替信号により前記スイッチ部に制御信号を供給する駆動回路と、前記スイッチ部と同一基板に設けられ前記複数の端子間の接続状態の変化に対応した第1の時間は前記正電圧生成回路の出力を前記高電位側電源に接続し、前記第1の時間経過後は前記正電圧生成回路の出力から前記高電位側電源を切り離すように制御する電圧制御回路と、を備えたことを特徴とする半導体スイッチが提供される。
【選択図】図1
Description
本発明は、レイアウト面積を増大させずにスイッチング時間を改善した半導体スイッチを提供する。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1に表わしたように、本実施例の半導体スイッチ1は、スイッチ部2、駆動回路4、デコーダ回路5、電圧制御回路6および正電圧生成回路7を備える。そして、これらを同一基板18に形成して、1チップ化した構造を備える。例えば、SOI基板に形成する。
制御回路部3は、駆動回路4、デコーダ回路5、電圧制御回路6および正電圧生成回路7などから構成される。
デコーダ回路5は、端子INに入力される端子切替信号をデコードして、駆動回路4に出力する。そして、駆動回路4は、スイッチ部2に制御信号を供給する。
ここで、第1の時間T1とは、スイッチ部2の接続状態が切り替わってから、スイッチ部の新たに接続される端子間が挿入損失及び歪に対する仕様を満たすまでの時間である。
図2に表わしたように、電圧制御回路6は、エッジ検出回路10、パルス発生回路11、Nチャンネル型MOSFET(以下、NMOS)N1、Pチャンネル型MOSFET(以下、PMOS)P1、抵抗R2を有する。
図3は、エッジ検出回路10の構成を例示する回路図である。
図3に表したように、エッジ検出回路10においては、端子切替信号の否定をRC遅延回路DLYで遅延させ、バッファBUFで波形整形した信号Vaを生成している。そして、端子切替信号と信号Vaとの排他的論理和の否定をとることにより、端子切替信号の変化を検出している。
図4においては、エッジ検出回路10の主要な信号、端子INの端子切替信号(図4(a))、遅延信号Va(図4(b))、出力EG(図4(c))のタイミングチャートを表わしている。
図4(c)に表わしたように、端子切替信号が変化する立上がりおよび立ち下がりにおいて、出力EGには一定幅のパルスが発生している。
なお、出力EGのパルスの幅が、第1の時間T1に設定されている場合は、パルス発生回路11はなくてもよい。
例えば、パルス発生回路11の出力がローレベルのとき、抵抗負荷NMOSインバータは、ハイレベルを出力し、PMOS P1はオフ状態となる。このとき、電圧制御回路6は何も機能しない。
図5においては、半導体スイッチ1の主要な信号、端子INの端子切替信号(図5(a))、電圧制御回路6のNMOS N1のゲートN1Gの入力(図5(b))および正電圧生成回路7の出力の正電位Vp(図5(c))のタイミングチャートを表わしている。
電圧制御回路6がない場合は、図5(c)破線で表わしたように、正電位Vpは、端子切替信号の変化とともに低下し、高電位側電源の電位Vddより小さくなる。そして、徐々に、もとの電位に復帰する。
なお、本実施例においては、SPDT(Single-Pole Double-Throw)の半導体スイッチの構成を例示したが、同様にSPnT、mPnT(m、nは2以上の自然数)などの多ポートのスイッチを構成することができる。
図6に表わしたように、半導体スイッチ1aは、スイッチ部2a、駆動回路4a、デコーダ回路5a、反転・非反転信号生成回路5b、電圧制御回路6a、正電圧生成回路7、負電圧生成回路7a、電源レギュレータ19を備える。そして、これらを同一基板18に形成して、1チップ化した構造を備える。
また、半導体スイッチ1aにおいては、図1に表わした半導体スイッチ1のスイッチ部2、駆動回路4、デコーダ回路5、電圧制御回路6をそれぞれ、スイッチ部2a、駆動回路4a、デコーダ回路5a、電圧制御回路6aに置き換えた構成となっている。
ここで、外部から供給される電源の電位Vddは、例えば、2.4V〜3.2Vの範囲である。電位Vdd1は、例えば1.8Vであり、デコーダ回路5a、反転・非反転信号生成回路5bの高電位電源として供給されている。
正電圧生成回路7から正電位Vp、負電圧生成回路7aから負電位Vnが、それぞれ駆動回路4aに供給される。
さらに、正電圧生成回路7の出力9には出力容量Cpが、負電圧生成回路7aの出力8には出力容量Cnが、それぞれ設けられている。
半導体スイッチ1aは、マルチモード・マルチバンド無線機器などに用いることのできる多ポートの半導体スイッチである。
図7に表わしたように、アンテナ端子ANTと、各高周波端子RF1〜RF6のそれぞれとの間には、n段(nは自然数)のスルーFET(Field Effect Transistor)T11、T12、・・・、T1n、T21、T22、・・・、T2n、・・・、T61、T62、・・・、T6nが直列に接続されている。
ただし、オン電位Vonが高すぎたり、オフ電位Voffが低すぎるとFETの耐圧を超えてしまうので、オン電位Vonおよびオフ電位Voffには最適な範囲がある。
制御回路部3aは、端子IN1〜IN3に入力される端子切替信号をデコードするデコーダ回路5a、スイッチ部2aを駆動するための駆動回路4a、内部電圧生成回路などから構成されている。内部電圧生成回路は、電源レギュレータ19、正電圧生成回路7、負電圧生成回路7a、などから構成される。また、正電圧生成回路7、負電圧生成回路7aは、発振器、チャージポンプ回路などから構成される。
図8に表わしたように、端子切替信号は、デコーダ回路5aによりデコードされ、反転・非反転信号生成回路5bを介して、駆動回路4aを制御する。なお、本実施例の半導体スイッチ1aは、SP6Tのスイッチ部2aを備えている。そのため、デコーダ回路5aは、3ビットの端子切替信号をデコードしている。
なお、レベルシフト回路20a〜20fは差動回路であるため、デコーダ回路5aと駆動回路4aとの間に、反転・非反転信号生成回路5bが設けられている。
図9においては、駆動回路4aを構成するレベルシフト回路20の回路図を表わしている。
駆動回路4aは、図9に表わしたレベルシフト回路20と同一構成のレベルシフト回路20a〜20fにより構成される。
図10においては、正電圧生成回路7、負電圧生成回路7a、図9に表わした後段レベルシフト回路22、スイッチ部2aを模式的に表わしている。
図11は、電圧制御回路がない比較例の半導体スイッチの主要な信号のタイミングチャートである。
図11においては、時間Tsw=10μsにおいて、スイッチ部2aの接続状態が切り替わったときの、正電圧生成回路7の出力の正電位Vp、負電圧生成回路7aの出力の負電位Vnの電圧波形を表わしている。
図11に表わした特性では、負電位Vnが第1の電位−1Vに達するのは、切り替え後8.5μsであり、第1の時間T1は8.5μsとなる。しかし、正電位Vpが2.4Vに達するには、17.2μsを要する。従って、スイッチング時間は17.2μsとなる。
このように、電圧制御回路6aがない場合の比較例の半導体スイッチにおいては、スイッチング時間が短い高周波アンテナスイッチを実現しようとすると、チップ面積が増大するという問題がある。
図6に表したように、電圧制御回路6aにおいては、負電圧生成回路7aの出力が容量C1、抵抗R1による微分回路に供給される。その出力が2段のCMOSインバータINV1、INV2に接続されている。CMOSインバータINV2の出力は、高電位電源を正電位Vpとする抵抗負荷のNMOSインバータに入力される。
また、抵抗負荷NMOSインバータについては、図2において説明した電圧制御回路6と同様である。
スイッチ部2aの接続状態の切り替え動作が生じると、図11に表わしたように、負電位Vnが瞬時的に上昇する。すなわち、負電位Vnの絶対値が減少する。
ここで、容量C1と抵抗R1との時定数は、負電圧生成回路7aの出力である負電位Vnの変化に対して十分大きく設定されている。容量C1、抵抗R1による微分回路は、入力の直流成分をカットし、交流成分を出力する。
図12においては、時間Tsw=10μsにおいて、スイッチ切り替えが生じた場合の正電位Vp、電位V1、負電位Vnのタイミングチャートを表わしている。
なお、CMOSインバータINV1の論理しきい値電圧は0.9Vである。
図12に表わした特性では、負電位Vnが第1の電位−1Vに達するのは切り替え後8.5μsである。従って、第1の時間T1を8.5μsに設定している。また、第1の時間T1における電位V1が論理しきい値電圧の0.9Vとなるように、バイアス電位Vref1は0.6Vとしている。第1の時間T1経過後、正電位Vpは2.4Vであるため、スイッチング時間は8.5μsと十分小さいことがわかる。
このように、半導体スイッチ1aによれば、レイアウト面積を増大させずにスイッチング時間を改善することができる。
図13に表わしたように、半導体スイッチ1bは、スイッチ部2a、駆動回路4a、デコーダ回路5a、反転・非反転信号生成回路5b、電圧制御回路6b、正電圧生成回路7、負電圧生成回路7a、電源レギュレータ19aを備える。そして、これらを同一基板18に形成して、1チップ化した構造を備える。
半導体スイッチ1bは、半導体スイッチ1aと同様に、マルチモード・マルチバンド無線機器などに用いることのできる多ポートの半導体スイッチである。
ここで、外部から供給される電源の電位Vddは、例えば、2.4V〜3.2Vの範囲である。電位Vdd1は、例えば1.8Vであり、デコーダ回路5a、反転・非反転信号生成回路5bの高電位電源として供給されている。
正電圧生成回路7から正電位Vp、負電圧生成回路7aから負電位Vnが、それぞれ駆動回路4aに供給される。
さらに、正電圧生成回路7の出力には出力容量Cpが、負電圧生成回路7aの出力には出力容量Cnが、それぞれ設けられている。
ここで、容量C1と抵抗R1との時定数は、負電圧生成回路7aの出力である負電位Vnの変化に対して十分大きく設定されている。容量C1、抵抗R1による微分回路は、入力の直流成分をカットし、交流成分を出力する。
なお、抵抗負荷NMOSインバータについては、図6において説明した電圧制御回路6aと同様である。
スイッチ切り替え動作が生じると、図12に表わしたように、負電位Vnが瞬時的に上昇する。すなわち、負電位Vnの絶対値が減少する。
容量C1、抵抗R1による微分回路はこの変動を検出し、抵抗R1と容量C1との接続点の電位V1は、負電位Vnに追従する。すなわち、スイッチ切り換え動作直後、負電位Vnは、バイアス電位Vref1から瞬時的に上昇し、その後、バイアス電位Vref1に漸近する。
従って、半導体スイッチ1bにより、レイアウト面積を増大させずにスイッチング時間を改善することができる。
図14に表わしたように、半導体スイッチ1cは、スイッチ部2a、駆動回路4a、デコーダ回路5a、反転・非反転信号生成回路5b、電圧制御回路6c、正電圧生成回路7、負電圧生成回路7a、電源レギュレータ19を備える。そして、これらを同一基板18に形成して、1チップ化した構造を備える。
半導体スイッチ1cは、半導体スイッチ1aと同様に、マルチモード・マルチバンド無線機器などに用いることのできるSP6Tの半導体スイッチである。
端子IN1〜IN3に入力される端子切替信号のそれぞれに、エッジ検出回路10a〜10cが設けられている。エッジ検出回路10a〜10cのそれぞれの出力が、論理和回路OR1に入力される。論理和回路OR1の出力が、容量C1、抵抗R1からなる微分回路に入力される。
なお、エッジ検出回路10a〜10cのそれぞれは、図2に表したように、エッジ検出回路10とパルス発生回路11とを縦続接続した構成としてもよい。
上記のとおり、論理和回路OR1の出力は、容量C1、抵抗R1による微分回路に供給され、その出力が2段のCMOSインバータINV1、INV2に接続されている。
容量C1、抵抗R1による微分回路は、入力の直流成分をカットし、交流成分を出力する。
このように、電圧制御回路6cにおいては、端子切替信号の交流成分により、第1の時間T1が設定される。
スイッチ切り替え動作が生じると、論理和回路OR1の出力に第1の時間T1幅のパルスが発生する。容量C1、抵抗R1による微分回路はこのパルスを検出し、抵抗R1と容量C1との接続点の電位V1は、論理和回路OR1の出力に追従する。
なお、PMOS P1がオン状態となる第1の時間T1は、エッジ検出回路10a〜10cで設定されるが、バイアス電位Vref1、及び容量C1、抵抗R1の時定数により調整することもできる。
なお、本実施例においては、SP6Tのスイッチの構成を例示したが、同様にSPnT、mPnT(m、nは2以上の自然数)などの多ポートのスイッチを構成することができる。
また、本実施例においては、負電圧生成回路7aを備えた構成を例示しているが、スイッチ部2a、駆動回路4aの構成によってはなくてもよい。
図15に表わしたように、半導体スイッチ1dは、スイッチ部2a、駆動回路4a、デコーダ回路5a、反転・非反転信号生成回路5b、電圧制御回路6d、正電圧生成回路7、負電圧生成回路7a、電源レギュレータ19を備える。そして、これらを同一基板18に形成して、1チップ化した構造を備える。
半導体スイッチ1dは、半導体スイッチ1cと同様に、マルチモード・マルチバンド無線機器などに用いることのできるSP6Tの半導体スイッチである。
ここで、電位Vdd、Vdd1、Vdd2については、図6に表わした電源レギュレータ19と同様である。すなわち、外部から供給される電源の電位Vddは、例えば、2.4V〜3.2Vの範囲である。電位Vdd1は、例えば1.8Vであり、デコーダ回路5a、反転・非反転信号生成回路5bの高電位電源として供給されている。
論理和回路OR1の出力は、比較回路12の非反転入力端子に接続されている。比較回路12の反転入力端子には、電源レギュレータ19から電位Vref2が供給され、高電位電源には電位Vdd1が供給されている。
なお、比較回路12、抵抗負荷NMOSインバータについては、図13において説明した電圧制御回路6bと同様である。
上記のとおり、比較回路12の反転入力端子に供給される参照電位Vref2は、端子切替信号の切替検出回路の出力である、論理和回路OR1のハイレベルとローレベルの概略中間に設定されている。そのため、スイッチ切り替え前は、比較回路12の非反転入力端子の電位V1は、ローレベルと認識されている。従って、比較回路12の出力は、ローレベルである。抵抗負荷NMOSインバータはハイレベルを出力し、PMOS P1はオフ状態となり、電圧制御回路6aは何も機能しない。
なお、本実施例においては、SP6Tのスイッチの構成を例示したが、同様にSPnT、mPnT(m、nは2以上の自然数)などの多ポートのスイッチを構成することができる。
また、本実施例においては、負電圧生成回路7aを備えた構成を例示しているが、スイッチ部2a、駆動回路4aの構成によっては、なくてもよい。
図16に表わしたように、半導体スイッチ1eは、スイッチ部2a、駆動回路4a、デコーダ回路5a、反転・非反転信号生成回路5b、電圧制御回路6e、正電圧生成回路7、負電圧生成回路7a、電源レギュレータ19を備える。そして、これらを同一基板18に形成して、1チップ化した構造を備える。
半導体スイッチ1eは、半導体スイッチ1aと同様に、マルチモード・マルチバンド無線機器などに用いることのできる多ポートの半導体スイッチである。
論理積回路AND1の高電位電源には電位Vdd1が供給されている。なお、論理和回路OR2の高電位電源にも電位Vdd1が供給されている(図示せず)。
ここで、容量C1と抵抗R1との時定数は、負電圧生成回路7aの出力である負電位Vnの変化に対して十分大きく設定されている。容量C1、抵抗R1による微分回路は、入力の直流成分をカットし、交流成分を出力する。
なお、抵抗負荷NMOSインバータについては、図6において説明した電圧制御回路6aと同様である。
ここで、本実施例におけるスイッチ部2aを構成する各スルーFETは、ポートによって総ゲート幅が異なっていることを想定する。あるRFポートに対するスルーFETの総ゲート幅が十分小さいと仮定すると、そのRFポートを導通する切り換え動作においては、正電位Vpの低下はほとんど生じない。
そこで、本実施例においては、総ゲート幅の大きいスルーFETがオン状態になるときのみ、電圧制御回路6eが機能するようになっている。具体的には、デコーダ回路5aの出力の内、必要な信号のみの論理和信号を論理和回路OR2で生成し、それを論理積回路AND1の他方の入力としている。
スイッチ切り替え動作が生じると、図12に表わしたように、負電位Vnが瞬時的に上昇する。すなわち、負電位Vnの絶対値が減少する。
容量C1、抵抗R1による微分回路はこの変動を検出し、抵抗R1と容量C1との接続点の電位V1は、負電位Vnに追従する。すなわち、スイッチ切り換え動作直後、負電位Vnは、バイアス電位Vref1から瞬時的に上昇し、その後、バイアス電位Vref1に漸近する。
そのため、正電位Vpを不必要に電源の電位Vddにまで低下させることがない。
なお、本実施例においては、SP6Tのスイッチの構成を例示したが、同様にSPnT、mPnT(m、nは2以上の自然数)などの多ポートのスイッチを構成することができる。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例および修正例に想到し得るものであり、それら変更例および修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
2、2a スイッチ部
3、3a 制御回路部
4、4a 駆動回路
5、5a デコーダ回路
5b 反転・非反転信号生成回路
6、6a〜6e 電圧制御回路
7 正電圧生成回路
7a 負電圧生成回路
8 高電位側電源
10、10a〜10c エッジ検出回路
11 パルス発生回路
12 比較回路
18 基板
19、19a 電源レギュレータ
20、20a〜20f レベルシフト回路
21 初段レベルシフト回路
22 後段レベルシフト回路
AND1 論理積回路
ANT アンテナ端子
BUF バッファ
C1、Cp、Cn 容量
Cg ゲート容量
DLY RC遅延回路
INV1、INV2 CMOSインバータ
N1、N11,N12、N21、N22 NMOS
OR1、OR2 論理和回路
P1、P11、P12、P21、P22 PMOS
R1、R2、Rg、RS11〜RS6m、RT11〜RT6n 抵抗
RF1〜RF6 高周波端子
S11〜S6m シャントFET
T11〜T6n スルーFET
Claims (5)
- 複数の端子間の接続状態を切り替えるスイッチ部と、
高電位側電源の電位よりも高い正電位を生成する正電圧生成回路と、
前記正電圧生成回路の出力に接続され、端子切替信号により前記スイッチ部に制御信号を供給する駆動回路と、
前記スイッチ部と同一基板に設けられ前記複数の端子間の接続状態の変化に対応した第1の時間は前記正電圧生成回路の出力を前記高電位側電源に接続し、前記第1の時間経過後は前記正電圧生成回路の出力から前記高電位側電源を切り離すように制御する電圧制御回路と、
を備えたことを特徴とする半導体スイッチ。 - 前記端子切替信号の交流成分により前記第1の時間が設定されることを特徴とする請求項1記載の半導体スイッチ。
- 外部から供給される低電位側電源の電位よりも低い負電位を生成する負電圧生成回路をさらに備え、
前記第1の時間は、前記負電圧生成回路の出力が第1の電位よりも高い時間であることを特徴とする請求項1記載の半導体スイッチ。 - 前記負電圧生成回路の出力の交流成分により、前記第1の時間が設定されることをことを特徴とする請求項3記載の半導体スイッチ。
- 前記第1の時間は、前記正電圧生成回路の出力が前記高電位側電源の電位よりも低下する前記スイッチ部の接続状態に切り替わった場合に設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体スイッチ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009200193A JP4903845B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | 半導体スイッチ |
US12/726,523 US20110050323A1 (en) | 2009-08-31 | 2010-03-18 | Semiconductor switch |
US13/467,267 US8390339B2 (en) | 2009-08-31 | 2012-05-09 | Radio-frequency semiconductor switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009200193A JP4903845B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | 半導体スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011055099A true JP2011055099A (ja) | 2011-03-17 |
JP4903845B2 JP4903845B2 (ja) | 2012-03-28 |
Family
ID=43623941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009200193A Active JP4903845B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | 半導体スイッチ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20110050323A1 (ja) |
JP (1) | JP4903845B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011193312A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | New Japan Radio Co Ltd | 半導体スイッチ回路 |
JP2014017773A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Toshiba Corp | スイッチ制御回路、および、スイッチ装置 |
US8686882B2 (en) | 2011-12-01 | 2014-04-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | High-frequency semiconductor switch and terminal device |
JP2014200020A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 株式会社東芝 | 半導体スイッチ回路 |
JP2017005063A (ja) * | 2015-06-08 | 2017-01-05 | 新日本無線株式会社 | 電圧発生回路、負電圧発生回路、正負電圧論理回路、及び高周波スイッチ回路 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008061474B4 (de) * | 2008-12-10 | 2019-07-04 | Snaptrack, Inc. | Frontendmodul und Verfahren zum Testen eines Frontendmoduls |
JP5400567B2 (ja) | 2009-10-23 | 2014-01-29 | 株式会社東芝 | 半導体スイッチ |
JP5489957B2 (ja) * | 2010-11-24 | 2014-05-14 | 株式会社東芝 | 半導体スイッチ |
JP5512498B2 (ja) | 2010-11-29 | 2014-06-04 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
JP2012134317A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JP2013172482A (ja) | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Toshiba Corp | スイッチ制御回路、半導体装置および無線通信装置 |
KR101452072B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2014-10-16 | 삼성전기주식회사 | 고주파 스위치 회로 |
JP2014130099A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Toshiba Corp | 温度検出回路、温度補償回路およびバッファ回路 |
JP5894565B2 (ja) * | 2013-08-13 | 2016-03-30 | 株式会社東芝 | レギュレータ、および、スイッチ装置 |
CN103762968B (zh) * | 2014-01-26 | 2017-09-15 | 深圳Tcl新技术有限公司 | 电容式轻触开关、开关电路及按键系统 |
KR101616608B1 (ko) * | 2014-01-28 | 2016-04-28 | 삼성전기주식회사 | 고주파 스위치 회로 및 전자기기 |
JP2016009939A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 株式会社東芝 | チャージポンプ、電位変換回路およびスイッチ回路 |
US20160268891A1 (en) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | Realtek Semiconductor Corp. | Method and apparatus for transmission of logical signals |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007028178A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Eudyna Devices Inc | 半導体装置およびその制御方法 |
JP2007143112A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波スイッチ回路、半導体装置および通信端末装置 |
JP2008124805A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | New Japan Radio Co Ltd | 半導体スイッチ集積回路 |
JP2009177488A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | New Japan Radio Co Ltd | 半導体スイッチ回路 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4031488A (en) * | 1976-04-05 | 1977-06-21 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Multiple polarization switch |
US6804502B2 (en) | 2001-10-10 | 2004-10-12 | Peregrine Semiconductor Corporation | Switch circuit and method of switching radio frequency signals |
JP3790227B2 (ja) * | 2003-04-16 | 2006-06-28 | 松下電器産業株式会社 | 高周波スイッチ回路 |
JP4874887B2 (ja) * | 2007-07-20 | 2012-02-15 | 株式会社東芝 | 高周波半導体スイッチ装置 |
US20090181630A1 (en) * | 2008-01-15 | 2009-07-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Radio frequency switch circuit |
JP4630922B2 (ja) * | 2008-09-25 | 2011-02-09 | 株式会社東芝 | 高周波スイッチ回路 |
-
2009
- 2009-08-31 JP JP2009200193A patent/JP4903845B2/ja active Active
-
2010
- 2010-03-18 US US12/726,523 patent/US20110050323A1/en not_active Abandoned
-
2012
- 2012-05-09 US US13/467,267 patent/US8390339B2/en active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007028178A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Eudyna Devices Inc | 半導体装置およびその制御方法 |
JP2007143112A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波スイッチ回路、半導体装置および通信端末装置 |
JP2008124805A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | New Japan Radio Co Ltd | 半導体スイッチ集積回路 |
JP2009177488A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | New Japan Radio Co Ltd | 半導体スイッチ回路 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011193312A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | New Japan Radio Co Ltd | 半導体スイッチ回路 |
US8686882B2 (en) | 2011-12-01 | 2014-04-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | High-frequency semiconductor switch and terminal device |
JP2014017773A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Toshiba Corp | スイッチ制御回路、および、スイッチ装置 |
US8841939B2 (en) | 2012-07-11 | 2014-09-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Switching control circuit and switching device |
JP2014200020A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 株式会社東芝 | 半導体スイッチ回路 |
US9225229B2 (en) | 2013-03-29 | 2015-12-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor switch circuit |
JP2017005063A (ja) * | 2015-06-08 | 2017-01-05 | 新日本無線株式会社 | 電圧発生回路、負電圧発生回路、正負電圧論理回路、及び高周波スイッチ回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20120218010A1 (en) | 2012-08-30 |
US20110050323A1 (en) | 2011-03-03 |
US8390339B2 (en) | 2013-03-05 |
JP4903845B2 (ja) | 2012-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4903845B2 (ja) | 半導体スイッチ | |
JP5400567B2 (ja) | 半導体スイッチ | |
JP5271210B2 (ja) | スイッチ回路 | |
US7227400B1 (en) | High speed MOSFET output driver | |
WO2006016954A2 (en) | Output driver circuit with reduced rf noise, reduced power consumption, and reduced load capacitance susceptibility | |
JP2010103971A (ja) | 高周波半導体スイッチ装置 | |
US9030248B2 (en) | Level shifter with output spike reduction | |
US7400171B1 (en) | Electronic switch having extended voltage range | |
JP5383609B2 (ja) | 半導体スイッチ及び無線機器 | |
US20160094217A1 (en) | Driver circuit including driver transistors with controlled body biasing | |
JP5512498B2 (ja) | 半導体装置 | |
US8054122B2 (en) | Analog switch with a low flatness operating characteristic | |
JP2013172482A (ja) | スイッチ制御回路、半導体装置および無線通信装置 | |
JP2010028304A (ja) | 高周波信号用スイッチ回路 | |
JP5933466B2 (ja) | 電流出力回路および無線通信装置 | |
JP5685664B2 (ja) | 半導体スイッチ | |
US8476956B2 (en) | Semiconductor switch | |
US8736311B2 (en) | Semiconductor integrated circuit | |
US20120225627A1 (en) | Semiconductor switch and wireless device | |
JP5538610B2 (ja) | 半導体スイッチ | |
US9300283B1 (en) | Single capacitor, low leakage charge pump | |
US9287874B2 (en) | Level-shifting device | |
US10637448B1 (en) | Low-power high-speed Schmitt Trigger with high noise rejection | |
US20090289689A1 (en) | Signal output circuit and selector circuit using the same | |
JP2013229647A (ja) | 半導体スイッチ回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111212 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120105 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4903845 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113 Year of fee payment: 3 |