JP2011054040A - 自動券売機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この自動券売機1は、顧客が購入を希望する特定アイテムを選択するタッチパネル(アイテム選択手段)2と、タッチパネル2により選択されたアイテムに相当する金銭の決済を行なう金銭処理部14と、顧客がタッチパネル2を用いて選択した特定アイテムに係る券を発行する券印刷部(券発行手段)11と、タッチパネル2により選択された複数のアイテムの組み合わせに基づいて該当するセットメニューを報知し且つ各部を制御する制御部(制御手段)12と、制御部12によりセットメニューが判定されると、この判定結果を音声により報知する音声報知部13を備えて構成されている。
【選択図】図2
Description
また、特許文献1には、単品メニューとセットメニューの注文を受けるためのPOSシステムについて開示されている。即ち、顧客の要望を聞いて単品メニューあるいは予め指定されたセットメニューを容易にPOS端末に入力することができる。もし、予め指定されたメニューの組み合わせでない場合は、エラーとなり単品扱いとなる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、複数のアイテムを連続的に選択可能な自動券売機であって、選択された特定アイテム情報の組み合わせが、セットメニューと同一か、或いはセットメニューに近似したアイテムの組み合わせであると判定されると、自動的に該当するセットメニューを顧客に報知して購買を促進することにより、顧客に良質なサービスを提供すると共に、販売側のイメージを良くする効果を顧客に与えることができる自動券売機を提供することを目的とする。
例えば、食堂やレストラン等に設置されている自動券売機では、調理の効率化と顧客へのサービスを目的に複数のアイテムを組み合わせて、単品で購入するよりも合計金額を安く設定したセットメニューが設けられている場合がある。しかし、セットメニューが設定されているのを知らずに、単品で複数のアイテムを購入した後にそれに気づく場合がある。そこで本発明では、複数のアイテムを連続的に選択可能な自動券売機において、アイテム選択手段により選択された複数のアイテムの組み合わせがセットメニューと同一か、又は近似していると判定された場合、該セットメニューを表示手段に表示する。これにより、アイテムを選択している過程で、セットメニューであることが明確に確認することができる。
セットメニューであることが表示手段に表示されても、それに気が付かない場合がある。そこで本発明では、表示以外に音により利用者に報知する。これにより、セットメニューの見逃しを防止することができる。
請求項3は、前記アイテム選択手段は、タッチパネル式ディスプレイ、又はプッシュスイッチにより構成されていることを特徴とする。
自動券売機を設置する場合、販売するアイテムの数や設置場所によりタッチパネル式ディスプレイタイプにするか、又はプッシュスイッチタイプにするかを選択する。即ち、アイテムの数が少ない店舗ではプッシュスイッチタイプの券売機で十分であり、反対にアイテム数が多く、メニューの変更が頻繁に行われる店舗にはタッチパネル式ディスプレイタイプを使った券売機が向いている。本発明では両者のタイプに対応できるように構成されている。これにより、券売機のタイプに関わらずセットメニューであることを報知することができる。
プッシュスイッチの場合、半透明の表面にアイテム名を刻印しておき、スイッチが押下されて有効になると内部からアイテム名を照明する構成となっている。従って、セットメニューと同一か、又は近似していると判定されると、この判定結果に係るプッシュスイッチの表示部を点滅させる。これにより、セットメニューであることが明確に認識することができる。
請求項5は、前記アイテム選択手段が前記タッチパネル式ディスプレイの場合、前記制御部によりセットメニューと同一か、又は近似していると判定されると、該判定結果に係る差し込み画面、又は/及び、ポップアップ画面を該タッチパネル式ディスプレイの表示部に表示することを特徴とする。
タッチパネル式ディスプレイの場合、表示部は液晶等のドットパターンで構成されているので、文字ばかりでなく画像等も表示することが可能である。また、セットメニューを画像で表示できれば更に宣伝効果を高めることができる。そこで本発明では、セットメニューと同一か、又は近似していると判定されると、この判定結果に係る差し込み画面、又は/及び、ポップアップ画面をタッチパネル式ディスプレイの表示部に表示する。これにより、セットメニューの実際の画像を事前に確認することができる。
セットメニューであることを判定されると、その結果を表示したり音声で報知する。その結果、利用者がセットメニューのボタンを選択すると、アイテムの組み合わせは不要となる。そこで本発明では、判定結果を表示手段に表示、又は/及び、音声報知部に報知した後に、この判定結果に係るセットメニューが選択された場合は、複数のアイテムを無効とすると共に、このアイテムの表示を消去する。これにより、セットメニューが選択されたことを明確にすることができる。
また、表示以外に音により利用者に報知するので、セットメニューの見逃しを防止することができる。
また、タッチパネル式ディスプレイタイプ、又はプッシュスイッチタイプに対応できるように構成されているので、券売機のタイプに関わらずセットメニューであることを報知することができる。
また、プッシュスイッチタイプの場合、セットメニューと同一か、又は近似していると判定されると、この判定結果に係るプッシュスイッチの表示部を点滅させるので、セットメニューであることが明確に認識することができる。
また、タッチパネル式ディスプレイタイプの場合、セットメニューと同一か、又は近似していると判定されると、この判定結果に係る差し込み画面、又は/及び、ポップアップ画面をタッチパネル式ディスプレイの表示部に表示するので、セットメニューの実際の画像を事前に確認することができる。
また、判定結果を表示手段に表示、又は/及び、音声報知部に報知した後に、この判定結果に係るセットメニューが選択された場合は、複数のアイテムを無効とすると共に、このアイテムの表示を消去するので、セットメニューが選択されたことを明確にすることができる。
まず、本自動券売機1の概略的な動作について説明する。利用者がこの自動券売機1の前面側に立つと、利用者を検知した図示しない近接センサが制御部12に検知情報を出力し、制御部12はタッチパネル2にメニューを含む情報を表示させる。利用者は、タッチパネル2に表示されたメニュー内容から、所望のアイテムに相当する料金をコイン投入口8及び紙幣挿入口5に投入する。そして、所望のアイテムのボタンをタッチすることにより、そのアイテム情報が印刷された食券が券取出口9から発行される。尚、1回の取引中に複数のアイテムを選択可能な自動券売機では、複数のアイテムを連続的に選択して、選択が終了した後で確認ボタンをタッチすることにより、複数のアイテムに係る食券が一括して発行される。
例えば、食堂やレストラン等に設置されている自動券売機では、調理の効率化と顧客へのサービスを目的に複数のアイテムを組み合わせて、単品で購入するよりも合計金額を安く設定したセットメニューが設けられている場合がある。しかし、セットメニューが設定されているのを知らずに、単品で複数のアイテムを購入した後にそれに気づく場合がある。そこで本実施形態では、1回の取引中に複数のアイテムを選択可能な自動券売機1において、タッチパネル2により選択された複数のアイテムの組み合わせがセットメニューと同一か、又は近似している場合、このセットメニューをタッチパネル2に表示する。これにより、アイテムを選択している過程で、セットメニューであることが明確に確認できる。
また、制御部12は予めセットメニューの組み合わせを設定しておき、該組み合わせと一致した場合は問題なくセットメニューと判定し、組み合わせの例えば2/3が一致した場合に、セットメニューに近似しているとしてセットメニューと見做す。尚、一致の比率は適宜決定される。また、例えば単品4種類を選択して、そのうちの単品3種類がセットメニューと一致した場合は、セットメニュー1種類と単品1種類として表示してもよい。
また、自動券売機を設置する場合、販売するアイテムの数や設置場所によりタッチパネル式ディスプレイタイプにするか、又はプッシュスイッチタイプにするかを選択する。即ち、アイテムの数が少ない店舗ではプッシュスイッチタイプの券売機で十分であり、反対にアイテム数が多く、メニューの変更が頻繁に行われる店舗にはタッチパネル式ディスプレイタイプを使った自動券売機が向いている。本実施形態では両者のタイプに対応できるように構成されている。これにより、自動券売機のタイプに関わらずセットメニューであることを報知することができる。
即ち、自動券売機がタッチパネル式ディスプレイの場合、表示部は液晶等のドットパターンで構成されているので、文字ばかりでなく画像等も表示することが可能である。また、セットメニューを画像で表示できれば更に宣伝効果を高めることができる。そこで本実施形態では、セットメニューと同一か、又は近似していると判定されると、この判定結果に係る差し込み画面、又は/及び、ポップアップ画面をタッチパネル2の表示部に表示する。これにより、セットメニューの実際の画像を事前に確認することができる。
尚、本実施形態では、金銭処理部14により現金を受け入れてつり銭の計算を行い、現金をつり銭口7から返金する例について説明したが、金銭処理部14の代わりに、リーダライタ3により電子マネー(ICカード)に記録されている情報を読み取って、電子マネーによって決済するようにしても構わない。
Claims (6)
- 利用者にアイテム情報を提示するための表示手段、及び該表示手段により表示されたアイテム情報中から任意のアイテムを任意の個数選択するための入力手段を有するアイテム選択手段と、該アイテム選択手段により選択されたアイテムに相当する金銭の決済を行なう金銭処理部と、前記顧客が前記アイテム選択手段を用いて選択した特定アイテムに係る券を発行する券発行手段と、前記アイテム選択手段により選択された複数のアイテムの組み合わせがセットメニューに該当するか否かを判定し且つ前記各手段を制御する制御手段と、を備えた自動券売機であって、
前記制御手段は、前記アイテム選択手段により選択された複数のアイテムの組み合わせがセットメニューと同一か、又は近似していると判定された場合、該セットメニューを前記表示手段に表示することを特徴とする自動券売機。 - 前記制御部によりセットメニューと同一か、又は近似していると判定された場合、該判定結果を音声により報知する音声報知部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動券売機。
- 前記アイテム選択手段は、タッチパネル式ディスプレイ、又はプッシュスイッチにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動券売機。
- 前記アイテム選択手段が前記プッシュスイッチの場合、前記制御部によりセットメニューと同一か、又は近似していると判定されると、該判定結果に係るプッシュスイッチの表示部を点滅させることを特徴とする請求項1又は3に記載の自動券売機。
- 前記アイテム選択手段が前記タッチパネル式ディスプレイの場合、前記制御部によりセットメニューと同一か、又は近似していると判定されると、該判定結果に係る差し込み画面、又は/及び、ポップアップ画面を該タッチパネル式ディスプレイの表示部に表示することを特徴とする請求項1又は3に記載の自動券売機。
- 前記制御手段は、前記アイテム選択手段により選択された複数のアイテムの組み合わせがセットメニューと同一か、又は近似しているか否かを判定して、該判定結果を前記表示手段に表示、又は/及び、前記音声報知部に報知した後に、該判定結果に係るセットメニューが選択された場合は、前記複数のアイテムを無効とすると共に、該アイテムの表示を消去することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の自動券売機。
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