JP2011053273A - 駆動ユニットおよびシャッタユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの振動を吸収する防振構造を省スペースで構成する。
【解決手段】モータ支持部材を介して、モータが地板に取り付られる駆動ユニットであって、前記モータ支持部材は、前記モータの出力軸と直交する面で、前記モータを固定し、前記モータが固定される面とは直交する面で前記地板に対して浮遊支持される。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータを備えた駆動ユニットおよびシャッタユニットに関し、特にモータ防振構造に関するものである。
従来より、デジタルカメラは、モータの動力でシャッタチャージ駆動やミラーチャージ駆動などを行うためのチャージ駆動ユニットを備えている。シャッタチャージ駆動では、モータの出力によりシャッタチャージレバーを回動させ、シャッタ羽根駆動バネにバネ力をチャージさせる。また、ミラーチャージ駆動では、モータの出力によりミラーチャージレバーを回動させ、ミラー駆動バネにバネ力をチャージさせる。
これらのチャージ駆動時におけるモータの振動やノイズ音を抑える手段の1つとして、カメラ本体とモータとの間にブチルゴム等の振動吸収部材を介在させ、モータ、もしくはモータを含むギアトレインを浮遊支持する防振構造が挙げられる。以下にその従来例の詳細を説明する。
図6は、従来のデジタルカメラに備えられたチャージ駆動ユニットの一例を示す分解構造図である。
モータ100は、モータ地板101にビス102で締結されている。モータ地板101には、ブチルゴム等で構成された振動吸収用のゴムブッシュ103が嵌め込まれている。モータ地板101はゴムブッシュ103を介して、段ビス104で駆動ユニット地板105に締結されている。駆動ユニット地板105には、モータ100の出力を伝達するようにギアトレイン(不図示)が備えられ、駆動ユニット地板105はカメラ本体(不図示)に固定締結されている。
前述のように構成することで、モータ100は、ゴムブッシュ103を介して駆動ユニット地板105と直接接触しないため、駆動ユニット地板105に対して浮遊支持されている。すなわち、モータ100は、カメラ本体(不図示)に対しても浮遊支持されている。このため、モータ100の駆動時の振動は、ゴムブッシュ103で減衰されて、カメラ本体(不図示)に伝達されにくくなる。
図7は、従来のデジタルカメラに備えられたチャージ駆動ユニットの別形態を示す分解構造図である。
モータ200の出力軸にはピニオンギア201が嵌合されている。モータ200は、モータ浮遊ゴム202を介してギアボックス203に組み込まれる。このとき、モータ200のメタル200aをギアボックス嵌合孔203aに嵌合させることで、モータ200はギアボックス203に位置決めされる。
段ビス204にはゴムワッシャ205が嵌め込まれている。ゴムワッシャ205が嵌め込まれた段ビス204でモータ200をギアボックス203に締結する。ギアボックス203はカメラ本体(不図示)に固定締結される。
前述のように構成することで、モータ200はモータ浮遊ゴム202を介して、また、モータに締結された段ビス204はゴムワッシャ205を介してギアボックス203と接するため、モータ200はギアボックス203に対し浮遊支持される。このため、ギアボックス203に伝わるモータ200の振動は、モータ浮遊ゴム202とゴムワッシャ205で減衰されるので、モータ200の振動はカメラ本体(不図示)に伝わりにくい。
一方、従来の減速系ギアトレインの浮遊支持では、回転数が高くノイズ発生が大きい前段部分を浮遊支持し、回転数が低くノイズ発生が小さい後段部分を固定支持している。このとき、浮遊支持されたギアと固定支持されたギアとの間で軸間距離がばらつき、これがギアの駆動時の不具合やノイズ音の発生原因となる。そのため、浮遊支持したギアと固定支持したギアの軸間距離を常に一定に保って駆動できるように、遊星ギアをインターフェイスとした駆動機構が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−61915号公報
しかしながら、図6に示される従来例の構成では、モータ外筒の外側にゴムブッシュ103を配し、モータ外筒より広い領域を浮遊支持に費やしているため、スペース効率がよくない。このため、図6の浮遊支持構成では、省スペースで構成するシャッタユニットへの搭載に不適である。
また、図7に示される従来例の構成では、モータ200とギアボックス203の嵌合長が短い場合、モータ200の倒れによってピニオンギア201の位置が不安定となる。その結果、ピニオンギア201と被駆動ギアの軸間距離がばらつき、駆動時にノイズ音が生ずる原因となる。
また、上記の特許文献1の構成では、シャッタユニットとモータが別体である場合に実施可能であり、構成及びスペースの観点からシャッタユニットへの適用が困難であった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、モータの振動を吸収する防振構造を省スペースで構成することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の駆動ユニットは、モータ支持部材を介して、モータが地板に取り付られる駆動ユニットであって、前記モータ支持部材は、前記モータの出力軸と直交する面で、前記モータを固定し、前記モータが固定される面とは直交する面で前記地板に対して浮遊支持されることを特徴とする。
本発明のシャッタユニットは、シャッタ羽根が収納されるシャッタ羽根室部と、前記シャッタ羽根を駆動するためにバネ付勢されたシャッタ駆動レバーが配置されるシャッタ駆動部と、前記シャッタ駆動レバーをバネ力に抗してチャージするモータがモータ支持部材を介して地板に取り付けられるシャッタチャージ部からなるシャッタユニットであって、前記モータ支持部材は、前記モータの出力軸と直交する面で、前記モータを固定し、前記モータが固定される面とは直交する面で前記地板に対して浮遊支持されることを特徴とする。
本発明の駆動ユニットによれば、モータの振動を吸収する防振構造を省スペースで構成することができる。
実施の形態に係るシャッタユニットの要部分解斜視図である。 図1中のシャッタチャージユニットの詳細な構成を示す分解斜視図である。 図2に示すシャッタチャージユニットを逆方向から見た分解斜視図である。 実施の形態におけるモータユニットの分解部品及びギアボックスを示す斜視図である。 実施の形態に係るモータユニットとゴムブッシュのレイアウト図である。 従来のデジタルカメラに備えられたチャージ駆動ユニットの一例を示す分解構造図である。 従来のデジタルカメラに備えられたチャージ駆動ユニットの別形態を示す分解構造図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<シャッタユニットの全体的な構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るシャッタユニットの要部分解斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態のシャッタユニット300は、撮像装置に備えられ、シャッタ羽根室部301、シャッタ駆動部302、及びシャッタチャージ部303の、3つ部分に大別される。
シャッタ羽根室部301は、シャッタ先羽根及びシャッタ後羽根の走行によって、撮像素子への露光を調整する部分で、シャッタ先羽根及び後羽根が羽根室内に収納されている。シャッタ駆動部302は、シャッタの先羽根、後羽根を所定の羽根速で走行させる駆動部である。シャッタ先羽根及びシャッタ後羽根はそれぞれ、先羽根駆動レバー及び後羽根駆動レバー(シャッタ駆動レバー)に係止された先羽根駆動バネ及び後羽根駆動バネのバネ力によって走行する。シャッタ駆動部102には、バネ付勢された先羽根駆動レバー及び後羽根駆動レバーが配置される。
先羽根駆動バネ及び後羽根駆動バネのバネ力はそれぞれ、先羽根駆動レバー及び後羽根駆動レバーを、シャッタ駆動部302に備えられた駆動レバーカム機構によって回動させることでチャージされる。シャッタチャージ部303は、モータの出力を伝達し、シャッタチャージレバーを回動させ、前記の駆動レバーカム機構を介して先羽根駆動バネと後羽根駆動バネにバネ力をチャージさせる機構である。そして、チャージされた先羽根駆動バネ及び後羽根駆動バネのバネ力を開放することで、先羽根駆動レバー及び後羽根駆動レバーが回動し、シャッタ先羽根及びシャッタ後羽根の走行が行われる。
<シャッタチャージ部の構成>
次に、駆動ユニットの一例として、本実施の形態におけるシャッタチャージ部303の構成について、図2及び図3を参照して説明する。
図2は、図1中のシャッタチャージ部303の詳細な構成を示す分解斜視図であり、図3は、図2に示すシャッタチャージ部303を逆方向から見た分解斜視図である。
シャッタチャージ部303は、モータ304を含むギアユニットである。モータ304は、出力軸304aにピニオンギア306が嵌合されている。ピニオンギア306はハスバ歯車で、同じくハスバ歯車である太陽ギア307と回転軸が直交した方向で噛み合っている。
太陽ギア307は2段ギアになっており、小ギア側に遊星ギア308が噛み合う。遊星ギア308は、太陽ギア307を中心に公転可能なように遊星アーム309に保持されている。遊星ギア308は、太陽ギア307の回転によって公転力を与えられ、太陽ギア307の回転方向と同一方向に公転する。
前述のモータ304、太陽ギア307、遊星ギア308、及び遊星アーム309(図4参照)は、プレス品で構成されたモータ支持部材310によって保持されている。モータ支持部材310のモータ304の出力軸と直交する面で、モータ304が締結されており、また、太陽ギア307と遊星アームを係合する太陽ギア軸310aが形成されている。ここで、モータ304から遊星ギア308までの駆動部材を有したモータ支持部材310は、シャッタチャージ部303のサブユニットとして扱うことができる。このサブユニットは、モータ部326として後述の図4で詳細を説明する。
モータ304、ピニオンギア306、太陽ギア307、遊星ギア308、及び遊星アーム309を有するモータ支持部材310は、モータ304が固定される面とは直交する面で、シャッタ駆動部302が有するシャッタサブ地板311に浮遊支持される。シャッタサブ地板311には、ブチルゴム等で構成された振動吸収用のゴムブッシュ312が嵌め込まれている。モータ支持部材310は、ゴムブッシュ312を介して段ビス313でシャッタサブ地板311に取り付けられている。ゴムブッシュ312は段ビス323によって、締結方向に押圧を受ける。このような状態においては、モータ支持部材310がシャッタサブ地板311と直接接触することなく取り付けられているので、モータ支持部材310は、シャッタサブ地板311に対して浮遊支持されたことになる。
また、上記の状態において、モータの出力軸304aとゴムブッシュ312の押圧方向は直交しており、さらに、ゴムブッシュ312と段ビス313は、モータ部326の中心を挟んで、モータ304の長手方向に対向した位置に配されている。また、ゴムブッシュ312と段ビス313の一部は、モータ支持部材310の立ち曲げ先端部に締結されており、モータ304の光軸方向からの投影面内に配されている。このように構成することで、浮遊支持構造がシャッタ光軸から見たモータ304外形に収まるので、省スペースでモータ防振構造を構成することができる。
一方、遊星ギア308は太陽ギア307中心に公転することで、減速ギア314に噛み合うように構成されている。遊星ギア308と減速ギア314の軸間距離は、後述の遊星ギア軸309bとギアボックス316のストッパー部316bとの当接により、遊星ギア308の公転を規制することで、一定に保たれる。このように構成することで、浮遊支持構造を持ったギア列でも、軸間距離を適正に保つことが可能になる。
減速ギア314は2段ギアになっており、大ギア側に遊星ギア308が噛み合い、小ギア側にカムギア315が噛み合っている。カムギア315はカム315aを有しており、カムギア315の回転に応じてカム315aが回転し、シャッタチャージレバー305を回動させる。減速ギア314とカムギア315は回転可能なように、ギアボックス316で保持されている。ギアボックス316は、ビス317によってシャッタサブ地板311に締結される。
なお、モータ支持部材310は、シャッタサブ地板311にギアボックス316が締結された後に組み込まれる。この際、モータ支持部材310にカシメられた太陽ギア軸310aの軸足部と、ギアボックス316に設けられた位置決め孔316aとで、モータ支持部材310がギアボック316に位置決めされる。この状態で、太陽ギア307と減速ギア314とがギアボックス316で位置が決定されているため、遊星ギア308中心を頂点として、太陽ギア307中心と減速ギア314中心を結んだ角度、すなわち、遊星ギア308の噛み合い角度は常に一定である。このように構成することで、遊星ギアと被駆動ギアとの噛み合い角度が安定し、遊星ギアの噛み合い・切離しの作動がスムーズにできるようになる。
また、ギアボックス316とモータ支持部材310がシャッタサブ地板311に取り付けられた状態で、ピニオンギアカバー318がギアボックス316にビス319で締結される。
上記の構成によって、モータ304の出力は、ピニオンギア306、太陽ギア307、遊星ギア308、減速ギア314、及びカムギア315を介して、シャッタチャージレバー305の回動運動に変換される。そして、シャッタ駆動部302に備えられた駆動レバーカム機構を介して、先羽根駆動バネと後羽根駆動バネをチャージさせる。
<モータ部の構成>
次に、シャッタチャージ部303のサブユニットであるモータ部326の構成について、図4を参照して説明する。
図4は、本実施の形態におけるモータ部326の分解部品及びギアボックス316を示す斜視図である。
前述した通り、モータ304はビス320でモータ支持部材304に締結されている。モータ支持部材310には太陽ギア軸301aがカシメられている。遊星アーム309には、太陽ギア307と係合する太陽メタル309aと、遊星ギア308及び飛び防止アーム321と係合する遊星ギア軸309bがカシメられている。飛び防止アーム321には、遊星ギア308と係合する遊星メタル321aと飛び防止ピン321bがカシメられている。
飛び防止アーム321にカシメられた遊星メタル321aには、コイルバネ322と遊星ギア308が係合され、回転可能にEリング323で固定される。遊星ギア308は、コイルバネ322の摩擦力によって公転力を得ることができる。遊星ギア308とコイルバネ322を有した飛び防止アーム321は、遊星アーム309にカシメられた遊星ギア軸309bに係合され、回転可能なようにEリング324で固定される。
さらに、遊星アーム309にカシメられた太陽メタル309aには、太陽ギア307が係合される。遊星ギア308、飛び防止アーム321、及び太陽ギア307を有した遊星アーム309は、モータ支持部材310にカシメられた太陽ギア軸に係合され、Eリング325で回転可能に固定される。この際、飛び防止アーム321にカシメられた飛び防止ピン321bは、モータ支持部材の孔310bに挿入される。さらに、飛び防止アーム321は、遊星ギア307と共に遊星ギア軸309bへ係合されるため、遊星ギア307と同じ軌道で太陽ギア307中心に公転する構成となっている。
ここで、飛び防止アーム321の機能について簡潔に説明する。シャッタチャージ部303を駆動させた際、減速ギア314と遊星ギア308との間に回転速度差が生じ、減速ギア308の回転速度が遊星ギア308の回転速度を上回ると、遊星ギア308は減速ギア314から離れようとする。この時、遊星ギア308と同じ軌道で動く飛び防止アーム321の飛び防止ピン321aが、モータ支持部材の孔310bの端面で突っ張り、遊星ギア308が減速ギア321から切離されるのを防止する。
なお、上記のモータ部326がシャッタサブ地板311に組みつけられる際、太陽ギア軸310aの軸足部とギアボックス316の位置決め孔316aとが嵌合し、モータ部はギアボックス316に位置決めされる。この構成により、太陽ギア307と減速ギア314の位置が決まるため、遊星ギア308と減速ギア314との噛み合い角度が安定し、遊星ギア308の噛み合い・切離しの作動がスムーズにできる。
<モータ部とゴムブッシュのレイアウト>
次に、モータ部326とゴムブッシュ312のレイアウトについて、図5を参照して説明する。
図5は、本実施の形態に係るモータ部326とゴムブッシュ312のレイアウト図であり、モータ部326とモータ部326を浮遊支持するゴムブッシュ312の位置関係を示している。
図5中の500は、モータ部326を上下に等分する横軸中心線であり、501はモータ部326を左右に等分する縦軸中心線である。横軸中心線500と縦軸中心線501で区切られた右上の領域をA領域、左上をB領域、左下をC領域、右下をD領域とし、横軸中心線500と縦軸中心線501との交点をモータ部326の中心502とする。このとき、ゴムブッシュ312は中心502に対向してB領域とD領域に配されている。またC領域にも、横軸中心線500を挟んで、B領域のゴムブッシュ312と対向した位置にゴムブッシュ312が配されている。
<本実施の形態に係る利点>
本実施の形態によれば、シャッタユニット300において、モータ304を、モータ出力軸304aとシャッタユニット300の光軸方向とが直交方向になるように配置する。さらに、ゴムブッシュ312の押圧方向を、モータ出力軸304aに対して直交方向になるように構成した上で、モータ支持部材310の中心に対向してゴムブッシュ312を配する。そして、光軸方向からのモータ304の投影面内に、浮遊支持構造の少なくとも1箇所が収まるように構成した。これにより、シャッタユニット300において、モータの浮遊支持構造、つまりモータの振動を吸収する防振構造を、省スペースで構成することができる。
また、モータ304と、ピニオンギア306に噛み合う初段ギア(太陽ギア307)とを同じモータ支持部材310で支持する。さらに、浮遊支持されたモータ支持部材310に配されたギア(ピニオンギア306、太陽ギア307、遊星ギア308)と、固定側に配されたギア(減速ギア314、カムギア315)とのインターフェイスを遊星ギア308で構成した。これにより、浮遊支持構造を持ったギア列でも、ギアの軸間距離を適正に保つことができ、駆動時のノイズ音の発生を防ぐことができる。
また、浮遊支持されたモータ支持部材310に配された太陽ギア軸310aと、遊星ギア308の被駆動ギア(減速ギア314)を保持するギアボックス316の位置決め孔316aとで、モータ支持部材310とギアボックス316を位置決めする構成にした。これにより、遊星ギア308と被駆動ギアとの噛み合い角度が安定し、遊星ギア308の噛み合い・切離しの作動をスムーズに行うことができる。
<変形例>
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されず種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば次のようなものがある。
(1)前述の実施の形態では、シャッタユニット300の光軸方向とゴムブッシュ312の押圧方向とが同一方向であるが、これに限定されず、例えば、シャッタユニット300の光軸方向とゴムブッシュ312の押圧方向が直交方向になるよう構成しても良い。
(2)前述の実施の形態では、シャッタのチャージ部として構成を記載しているが、これに限定されず、例えば、ミラーのチャージユニットとして構成しても良い。
303 シャッタチャージ部
304 モータ
307 太陽ギア
308 遊星ギア
310 モータ支持部材
311 シャッタサブ地板
312 ゴムブッシュ
313 段ビス
314 減速ギア
316 ギアボックス

Claims (4)

  1. モータ支持部材を介して、モータが地板に取り付られる駆動ユニットであって、
    前記モータ支持部材は、前記モータの出力軸と直交する面で、前記モータを固定し、前記モータが固定される面とは直交する面で前記地板に対して浮遊支持されることを特徴とする駆動ユニット。
  2. 前記モータの出力軸に固定されるピニオンギアと、前記ピニオンギアと噛み合うギアとを有し、
    前記モータ支持部材は、前記ギアの回転軸が形成されることを特徴とする請求項1に記載の駆動ユニット。
  3. シャッタ羽根が収納されるシャッタ羽根室部と、前記シャッタ羽根を駆動するためにバネ付勢されたシャッタ駆動レバーが配置されるシャッタ駆動部と、前記シャッタ駆動レバーをバネ力に抗してチャージするモータがモータ支持部材を介して地板に取り付けられるシャッタチャージ部からなるシャッタユニットであって、
    前記モータ支持部材は、前記モータの出力軸と直交する面で、前記モータを固定し、前記モータが固定される面とは直交する面で前記地板に対して浮遊支持されることを特徴とするシャッタユニット。
  4. 前記モータの出力軸に固定されるピニオンギアと、前記ピニオンギアと噛み合うギアとを有し、
    前記モータ支持部材は、前記ギアの回転軸が形成されることを特徴とする請求項3に記載のシャッタユニット。
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