JP5511269B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャッタユニットを有するカメラなどの撮像装置に関するものである。
従来より、フォーカルプレーンシャッタを有する撮像装置は知られている。このシャッタユニットは、シャッタ駆動部や、シャッタ羽根室、シャッタチャージ部を備え、 シャッタ駆動部は、シャッタ羽根駆動バネのバネ力によって、シャッタ羽根を所定の羽根速で走行させる。シャッタチャージ部は、モータの出力を伝達し、シャッタチャージレバーを回動させ、シャッタ羽根駆動バネにバネ力をチャージさせるように構成されている。
この種のフォーカルプレーンシャッタにおけるシャッタユニットは、ミラーボックスに固定及び保持される構成が一般的であった。例えば、特許文献1では、シャッタユニットがミラーボックスに保持される構成が開示されている。
特開2005−057656号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された従来技術では、シャッタの羽根速を向上させようとすると、シャッタ羽根駆動バネを強力にする必要があるため、シャッタチャージ時にシャッタチャージレバーに加わる応力が増大する。この点がシャッタユニットを振動させる要因となっていた。
さらに、シャッタユニットはシャッタ羽根室、シャッタ駆動部を介してミラーボックスに取り付いている。そのため、シャッタチャージレバーを持つシャッタチャージ部は、ミラーボックスに対して片持ちの状態となり、上記シャッタユニットの振動を助長する結果となっていた。
そこで、シャッタユニットの振動を低減させるために、振動の発生源であるシャッタチャージ部をメインシャーシなどの構造体に結合すると、メインシャーシが共振を起こしてしまう懸念があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、シャッタユニットの振動を効果的に低減させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、シャッタ羽根が収納されるシャッタ羽根室部と、前記シャッタ羽根を駆動するためにバネ付勢されたシャッタ駆動レバーが配置されるシャッタ駆動部と、前記シャッタ駆動レバーをバネ力に抗してチャージするシャッタチャージ部とからなるシャッタユニットを備えた撮像装置であって、前記シャッタユニットは、前記シャッタチャージ部側にてミラーボックスに支持されることなく、前記シャッタ羽根室部側にて前記ミラーボックスに片持ち状態で固定支持され、前記シャッタユニットの前記シャッタチャージ部は、前記ミラーボックスに固定されるシャーシ部材に対して弾性部材を介して取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、シャッタユニットの振動を効果的に低減させることができる。
実施の形態に係るシャッタユニットの要部分解斜視図である。 実施の形態に係る撮像装置の背面側から見た分解斜視図である。 撮像装置を左右方向に切断した断面図である。 撮像装置背面側から見た平面図である。 図4の簡略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<シャッタユニットの要部構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るシャッタユニットの要部分解斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態のシャッタユニット100は、撮像装置に備えられ、シャッタ羽根室部101、シャッタ駆動部102、及びシャッタチャージ部103の、3つ部分に大別される。
シャッタ羽根室部101は、シャッタ先羽根及びシャッタ後羽根の走行によって、撮像素子への露光を調整する部分で、シャッタ先羽根及び後羽根が羽根室内に収納されている。シャッタ駆動部102は、シャッタの先羽根、後羽根を所定の羽根速で走行させる駆動部である。即ち、シャッタ先羽根及びシャッタ後羽根はそれぞれ、先羽根駆動レバー及び後羽根駆動レバー(シャッタ駆動レバー)に係止された先羽根駆動バネ及び後羽根駆動バネによってバネ付勢されることで走行する。シャッタ駆動部102には、先羽根駆動レバー及び後羽根駆動レバーが配置される。
先羽根駆動バネ及び後羽根駆動バネのバネ力はそれぞれ、先羽根駆動レバー及び後羽根駆動レバーを回動させることでチャージされる。そして、チャージされた先羽根駆動バネ及び後羽根駆動バネのバネ力を開放することで、先羽根駆動レバー及び後羽根駆動レバーが回動し、シャッタ先羽根及びシャッタ後羽根の走行が行われる。
シャッタチャージ部103は、モータ104の出力を伝達し、シャッタチャージレバー105を回動させる。そして、シャッタ駆動部102に備えられたシャッタチャージカム126を介して前記の先羽根駆動バネ及び後羽根駆動バネにバネ力をチャージさせる機構である。以下に詳細を記載する。
シャッタチャージ部103は、図1に示すように、モータ104を含むギアユニットである。モータ104は出力軸104aにピニオンギア106が嵌合されている。ピニオンギア106はウォームギアであり、ハスバ歯車である太陽ギア107と回転軸が直交した方向で噛み合う。太陽ギア107は2段ギアになっており、小ギア側に遊星ギア108が噛み合う。
遊星ギア108は、太陽ギア107を中心に公転可能なように遊星アーム109に保持されている。遊星ギア108は、太陽ギア107の回転によって公転力を与えられ、太陽ギア107の回転方向と同一方向に公転する。
前述のモータ104、太陽ギア107、遊星ギア108、及び遊星アーム109は、プレス品で構成されたモータ支持部材110によって保持されている。モータ支持部材110には、モータ104が締結されており、また、太陽ギア107と遊星アーム109を係合する不図示の太陽軸がカシメられている。モータ104、ピニオンギア106、太陽ギア107、遊星ギア108、及び遊星アーム109を有したモータ支持部材110は、シャッタ駆動部102が有するシャッタサブ地板111に段ビス113で取り付けられている。
一方、遊星ギア108は、太陽ギア107中心に公転することで、減速ギア114に噛み合うよう構成されている。減速ギア114は2段ギアになっており、大ギア側に遊星ギア108が噛み合い、小ギア側にカムギア115が噛み合う。カムギア115は、不図示のカム部を有しており、カムギア115の回転に応じて、カム部が回転し、シャッタチャージレバー105を回動させる。減速ギア114とカムギア115は回転可能なように、ギアボックス116で保持されている。ギアボックス116はビス117によってシャッタサブ地板111に締結される。
また、ギアボックス116とモータ支持部材110がシャッタサブ地板111に取り付けられた状態で、ピニオンギアカバー118がギアボックス116にビス119で締結される。
上記の構成によって、モータ104の出力は、ピニオンギア106、太陽ギア107、遊星ギア108、減速ギア114、及びカムギア115を介して、シャッタチャージレバー105の回動運動に変換される。そして、シャッタ駆動部102に備えられた駆動レバーカム機構を介して、先羽根駆動バネと後羽根駆動バネとにバネ力をチャージさせる。
<シャッタユニット100の保持構成>
次に、シャッタユニット100の保持構成について、図2及び図3を用いて詳細に説明する。
図2は、本実施の形態に係る撮像装置の背面側から見た分解斜視図であり、防振構造を備えるシャッタユニット100、ミラーボックス150、及びメインシャーシ160の関係を示している。図3は、撮像装置を左右方向に切断した断面図であり、本実施の形態の特徴を成すゴムブッシュ120の中心を通る平面を示している。
本実施の形態のシャッタユニット100は、シャッタ羽根室部101側でビス122、123、124によってミラーボックス150に締結される。即ち、シャッタチャージ部103の大部分はシャッタ羽根室部101を介してミラーボックス150に取り付いており、片持ちの状態である。この片持ちの状態でメインシャーシ160(シャーシ部材)がミラーボックス150に不図示のビスによって締結され、固定支持されている。
また、シャッタユニット100は、メインシャーシ160に対してブチルゴム等で構成された振動吸収用のゴムブッシュ120を介してシャッタチャージ部103側でシャッタサブ地板111に段ビス121によって取り付けられている。このような状態においては、シャッタチャージ部103はメインシャーシ160と直接接触することなく取り付けられているので、メインシャーシ160に対して浮遊支持されたことになる。
また、ミラーボックス150に対して片持ち状態であったシャッタチャージ部103は、ミラーボックス150に固定されたメインシャーシ160に取り付けられることで片持ち状態が解消され、安定した状態となる。
<ゴムブッシュ120の取り付け位置>
次に、上述したゴムブッシュ120の取り付け位置について、図4及び図5を用いて詳細に説明する。
図4は、シャッタチャージが完了し、シャッタ走行待機状態を示した、撮像装置背面側から見た平面図である。図4においては、シャッタサブ地板111及びシャッタ羽根を省略し、メインシャーシ160の形状を簡略化している。また、図5は、図4をさらに簡略化したもので、シャッタ走行完了後、即ちシャッタチャージ直前の状態を示している。
シャッタチャージレバー105は、シャッタサブ地板111に配設されたシャッタチャージレバー駆動軸125を回動中心として回動可能に支持されている。シャッタチャージ時には、シャッタチャージレバー105は、先羽根、後羽根駆動レバー127、128を同時に回動させるシャッタチャージカム126を駆動する必要があるため、シャッタチャージレバー駆動軸125には大きな負荷が加わる。
一方、図4に示すようにゴムブッシュ120は、シャッタチャージレバー駆動軸125と、シャッタチャージレバー105の先端部に固定され、シャッタチャージカム126と当接するシャッタチャージコロ129との間に配されている。本実施の形態においてゴムブッシュ120は、シャッタチャージレバー駆動軸125からの距離が、シャッタチャージレバー駆動軸125からシャッタチャージコロ129までの距離の1/2以下で配されている。
<本実施の形態に係る利点>
上記のように本実施の形態では、シャッタチャージ部103とメインシャーシ160を連結するゴムブッシュ120を、シャッタチャージ時に大きな負荷が加わり振動の発生源となるシャッタチャージ軸125の近傍に配するようにした。その結果、シャッタユニット100を効果的に防振することが可能となる。
また、シャッタチャージ時にシャッタチャージレバー105の作用点であるシャッタチャージコロ129と、支点であるシャッタチャージレバー駆動軸125のとの間にゴムブッシュ120を配しているので、さらに振動に対して有利な構成となる。
このように、シャッタユニット100を防振することができるので、シャッタ精度を良好に保つことが可能になる。
<他の実施の形態>
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形が可能である。その変形例としては例えば次のようなものがある。
(1)本実施の形態においては、メインシャーシ160に対してゴムブッシュ120で浮遊支持したが、ミラーボックス150や電池室などの構造体に浮遊支持しても良い。
(2)シャッタユニット100は、少なくとも1箇所でメインシャーシ160等の構造体に浮遊支持されていれば良く、複数箇所でも良い。
100 シャッタユニット
101 シャッタ羽根室部
105 シャッタチャージレバー
120 ゴムブッシュ
129 シャッタチャージコロ
150 ミラーボックス
160 メインシャーシ

Claims (4)

  1. シャッタ羽根が収納されるシャッタ羽根室部と、前記シャッタ羽根を駆動するためにバネ付勢されたシャッタ駆動レバーが配置されるシャッタ駆動部と、前記シャッタ駆動レバーをバネ力に抗してチャージするシャッタチャージ部とからなるシャッタユニットを備えた撮像装置であって、
    前記シャッタユニットは、前記シャッタチャージ部側にてミラーボックスに支持されることなく、前記シャッタ羽根室部側にて前記ミラーボックスに片持ち状態で固定支持され、
    前記シャッタユニットの前記シャッタチャージ部は、前記ミラーボックスに固定されるシャーシ部材に対して弾性部材を介して取り付けられることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記シャッタチャージ部は、シャッタ駆動レバーをチャージするシャッタチャージカムと、前記シャッタチャージカムを駆動するシャッタチャージレバーとを有し、
    前記シャッタユニットは、前記シャッタチャージレバーの回動中心の近傍にて、前記シャーシ部材に対して前記弾性部材を介して取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記シャッタチャージレバーには、前記シャッタチャージカムと当接するシャッタチャージコロが固定され、
    前記シャッタユニットは、前記シャッタチャージレバーの回動中心と前記シャッタチャージコロとの間にて、前記シャーシ部材に対して前記弾性部材を介して取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記シャッタチャージレバーの回動中心から前記シャーシ部材に前記弾性部材を介して取り付けられる位置までの距離が、前記シャッタチャージレバーの回動中心から前記シャッタチャージコロまでの距離の1/2以下となることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
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