JP2011053065A - 試験装置、試験方法、プログラムおよびインターフェイス回路 - Google Patents

試験装置、試験方法、プログラムおよびインターフェイス回路 Download PDF

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Abstract

【課題】少ない構成でオープン試験を行う。
【解決手段】被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスの電源入力端子に電源電圧を供給する電源部と、被試験デバイスの信号端子に試験信号を供給する信号供給部と、信号端子に供給する電圧より低い電源電圧を電源入力端子に供給した状態において、信号端子に入力された過電圧を電源入力端子へと流すための被試験デバイス内の保護ダイオードを介して信号供給部から電源入力端子へと流れる電流を検出する検出部と、信号端子から電源入力端子へと流れる電流を検出した場合に、信号供給部および信号端子の間がオープンでないと判定するオープン判定部と、を備える試験装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、試験装置、試験方法、プログラムおよびインターフェイス回路に関する。
ドライバ・コンパレータ部としてメモリコントローラ用の汎用インターフェイス回路を用いた簡易型のメモリテスタが知られている。このような簡易型のメモリテスタは、ドライバの電圧レベルおよびコンパレータの比較レベルが固定となるので、精度および機能が制限されるが、コストを小さくすることができる。
ところで、メモリテスタは、被試験デバイスと当該メモリテスタとの間の配線がオープンとなっていないかどうかの試験(オープン試験)、および、被試験デバイスと当該メモリテスタとの間の配線が電源またはグランド等にショートされていないかどうかの試験(ショート試験)を、機能試験に先立って実行することが好ましい。しかし、オープン試験およびショート試験をするためには、メモリテスタは、DC試験ユニットおよび接続切替用のリレーを別個に備えなければならず、コストが大きくなってしまっていた。
上記課題を解決するために、本発明の1つの態様においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、前記被試験デバイスの電源入力端子に電源電圧を供給する電源部と、前記被試験デバイスの信号端子に試験信号を供給する信号供給部と、前記信号端子に供給する電圧より低い電源電圧を前記電源入力端子に供給した状態において、前記信号端子に入力された過電圧を前記電源入力端子へと流すための前記被試験デバイス内の保護ダイオードを介して前記信号供給部から前記電源入力端子へと流れる電流を検出する検出部と、を備える試験装置を提供する。さらに、このような試験装置に関連する試験方法、プログラムおよびインターフェイス回路を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る試験装置10の構成を被試験デバイス20とともに示す。 被試験デバイス20の構成の一例を示す。 本実施形態に係る試験装置10の処理フローを示す。 図3のステップS11におけるオープン試験の処理フローを示す。 図4のステップS12におけるショート試験の処理フローを示す。 本実施形態の第1変形例に係る試験装置10の構成を被試験デバイス20とともに示す。 本実施形態の第1変形例に係る試験装置10の処理フローを示す。 本実施形態の第2変形例に係る試験装置10の構成を被試験デバイス20とともに示す。 本実施形態に係る電子デバイス200の構成を示す。 本実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る試験装置10の構成を被試験デバイス20とともに示す。試験装置10は、被試験デバイス20を試験する。
より詳しくは、試験装置10は、被試験デバイス20の機能試験を行う。さらに、試験装置10は、機能試験に先立って、当該試験装置10と被試験デバイス20の信号端子24との間がオープンしているか否かの試験(オープン試験)、および、被試験デバイス20の信号端子24が、電源、グランドまたは他の端子等にショートしているか否かの試験(ショート試験)を行う。なお、被試験デバイス20の信号端子24は、入力端子、出力端子または入出力端子の何れであってもよい。
試験装置10は、電源部32と、パターン発生部34と、信号供給部36と、信号受信部38と、信号取得部40と、切替部42と、論理比較部44と、検出部46と、オープン判定部52と、ショート判定部54と、機能試験部56とを備える。
電源部32は、被試験デバイス20の電源入力端子22に電源電圧を供給する。パターン発生部34は、被試験デバイス20に供給する試験信号の論理値を発生する。また、パターン発生部34は、被試験デバイス20から出力される出力信号の期待値を発生する。
信号供給部36は、パターン発生部34から発生された論理値に応じた電圧の試験信号を生成する。そして、信号供給部36は、被試験デバイス20の信号端子24に試験信号を供給する。信号供給部36は、一例として、ドライバであってよい。
信号受信部38は、被試験デバイス20が信号端子24から出力する出力信号を信号供給部36および信号端子24の間の配線から受け取る。そして、信号受信部38は、受け取った出力信号の論理値を出力する。信号受信部38は、一例として、レベルコンパレータであってよい。
信号取得部40は、信号受信部38が出力した出力信号の論理値を、出力信号に対して定められた取得タイミングで取得する。信号取得部40は、一例として、フリップフロップであってよい。
被試験デバイス20がソースシンクロナスデバイスである場合、信号取得部40は、被試験デバイス20から出力されたクロック信号に同期したタイミングで論理値を取得する。また、被試験デバイス20がクロックエンベデッド信号を出力する場合、信号取得部40は、出力信号から再生したクロック信号に同期したタイミングで論理値を取得する。
切替部42は、信号取得部40が取得した論理値を論理比較部44に与えるか、信号受信部38が出力した論理値を信号取得部40をバイパスして論理比較部44に与えるかを切り替える。切替部42は、機能試験において、信号取得部40が取得した出力信号の論理値を論理比較部44に供給する。切替部42は、ショート試験において、信号受信部38が出力する出力信号の論理値を、信号取得部40をバイパスして論理比較部44に供給する。
論理比較部44は、機能試験において、信号取得部40が取得タイミングで取得した出力信号の論理値を、パターン発生部34により発生された期待値と比較する。そして、論理比較部44は、比較結果を、制御部50により実現される機能試験部56に与える。
また、論理比較部44は、ショート試験において、信号供給部36が出力する試験信号の論理値が期待値として与えられる。論理比較部44は、ショート試験において、信号供給部36が出力した試験信号の論理値と、信号取得部40をバイパスして与えられた信号受信部38が出力した論理値とを比較する。そして、論理比較部44は、比較結果を制御部50により実現されるショート判定部54に与える。
検出部46は、オープン試験において、信号端子24に供給する電圧より低い電源電圧を電源入力端子22に供給した状態において、信号端子24に入力された過電圧を電源入力端子22へと流すための被試験デバイス20内の保護ダイオードを介して信号供給部36から電源入力端子22へと流れる電流を検出する。
検出部46は、一例として、信号端子24に供給する電圧より低い電源電圧を電源入力端子22に供給した状態において、電源入力端子22から電源部32へと流れる電流を検出する。これにより、検出部46は、信号供給部36から電源入力端子22へと流れる電流を検出することができる。そして、検出部46は、検出結果を制御部50により実現されるオープン判定部52に与える。
制御部50は、例えば、当該試験装置10を制御するプロセッサである。制御部50は、オープン試験用のプログラムを実行することにより、オープン判定部52として機能する。また、制御部50は、ショート試験用のプログラムを実行することにより、ショート判定部54として機能する。また、制御部50は、機能試験用のプログラムを実行することにより、機能試験部56として機能する。
制御部50により実現されるオープン判定部52は、オープン試験において、パターン発生部34および電源部32を制御して、信号端子24に供給する電圧より低い電源電圧を電源入力端子22に供給した状態とする。そして、オープン判定部52は、検出部46から検出結果を受け取り、信号端子24から電源入力端子22へと流れる電流を検出した場合に、信号供給部36および信号端子24の間がオープンでないと判定する。また、オープン判定部52は、信号端子24から電源入力端子22へと流れる電流を検出しなかった場合に、信号供給部36および信号端子24の間がオープンであると判定する。
制御部50により実現されるショート判定部54は、ショート試験において、電源部32、パターン発生部34および切替部42を制御して、被試験デバイス20から出力信号を出力させない状態で、信号供給部36から所定の論理値の試験信号を出力させる。さらに、ショート判定部54は、信号受信部38が出力する論理値を信号取得部40をバイパスさせて論理比較部44に与えて、信号供給部36および信号端子24の間の信号の論理値と信号供給部36から出力した試験信号の論理値とを比較させる。
そして、ショート判定部54は、被試験デバイス20から出力信号を出力させない状態で信号受信部38を介して受け取った、信号供給部36および信号端子24の間の信号の論理値と、信号供給部36から出力した試験信号の論理値とを比較した結果に基づいて、信号供給部36および信号端子24の間の配線が、他の配線とショートしているか否かを判定する。
ショート判定部54は、一例として、信号供給部36および信号端子24の間の信号の論理値と、信号供給部36から出力した試験信号の論理値とが一致した場合には、ショートしていないと判定する。また、ショート判定部54は、一例として、信号供給部36および信号端子24の間の信号の論理値と、信号供給部36から出力した試験信号の論理値とが一致しなかった場合には、ショートしていると判定する。
また、ショート判定部54は、一例として、信号供給部36から、予め定められたタイミングで論理値が変化する試験信号を信号端子24へと出力させてもよい。この場合、ショート判定部54は、論理比較部44に、予め定められたタイミングの前後のそれぞれにおいて、信号供給部36および信号端子24の間の信号の論理値と、信号供給部36から出力した試験信号の論理値とを比較させる。そして、ショート判定部54は、信号供給部36および信号端子24の間の信号の論理値の変化と、信号供給部36から出力した試験信号の論理値の変化とを比較した結果に基づいて、信号供給部36および信号端子24の間の配線の接続状態を判定する。
制御部50により実現される機能試験部56は、機能試験において、パターン発生部34を制御して、信号供給部36から被試験デバイス20を動作させる試験信号を信号端子24に出力させる。さらに、機能試験部56は、信号取得部40に、試験信号に応じて被試験デバイス20が信号端子24から出力する出力信号の論理値を、当該出力信号の取得タイミングで取得させる。そして、機能試験部56は、論理比較部44に、信号取得部40が取得した出力信号の論理値を期待値と比較させ、論理比較部44による比較結果に基づき、被試験デバイス20の良否を判定する。
以上のような構成の試験装置10は、被試験デバイス20の機能試験、オープン試験およびショート試験を実行することができる。このような試験装置10は、一例として、ICチップ内またはモジュール内に形成された回路であってよい。また、信号供給部36、信号受信部38および信号取得部40は、被試験デバイス20と接続するための汎用インターフェイスのIPコアにより実現されてもよい。
図2は、被試験デバイス20の構成の一例を示す。被試験デバイス20は、信号端子24を介して外部回路と接続される。
被試験デバイス20は、一例として、内部回路60と、送信バッファ62と、受信バッファ64と、第1の保護ダイオード66−1と、第2の保護ダイオード66−2とを備える。内部回路60は、信号端子24に接続された外部回路に与える送信信号を生成する。内部回路60は、信号端子24に接続された外部回路から与えられた受信信号に応じた動作をする。
送信バッファ62は、内部回路60により生成された送信信号を信号端子24を介して外部回路に送信する。受信バッファ64は、外部回路から与えられた受信信号を信号端子24を介して受信して内部回路60に与える。
第1の保護ダイオード66−1は、アノードがグランドに接続され、カソードが信号端子24に接続される。第2の保護ダイオード66−2は、アノードが信号端子24に接続され、カソードが電源電圧(Vdd)に接続される。
このような被試験デバイス20は、信号端子24に過電圧が印加された場合には、信号端子24から流入した電流を電源電圧またはグランド電圧から流出させることができる。これにより、被試験デバイス20によれば、内部回路60、送信バッファ62および受信バッファ64を過電圧から保護することができる。従って、このような被試験デバイス20は、外部回路から信号端子24に電源電位より高い電位を与えた場合には、信号端子24から第2の保護ダイオード66−2を介して電源電圧へと電流が流れ出す。
図3は、本実施形態に係る試験装置10の処理フローを示す。まず、試験装置10は、オープン試験を実行する(S11)。試験装置10は、オープン試験の結果、信号供給部36と信号端子24との間がオープンしていると判定した場合には、当該フローを抜けて、被試験デバイス20の再接続等を実行する。
続いて、試験装置10は、ショート試験を実行する(S12)。試験装置10は、ショート試験の結果、信号供給部36と信号端子24との間の配線が他の配線とショートしていると判定した場合には、当該フローを抜けて、被試験デバイス20の再接続等を実行する。
続いて、試験装置10は、信号供給部36および信号端子24の間がオープンでないと判定したこと、および、信号供給部36および信号端子24の間の配線が他の配線とショートしていないと判定したことを必要条件として、機能試験を実行する(S13)。
機能試験において、信号供給部36は、被試験デバイス20を動作させる試験信号を信号端子24に供給する。信号取得部40は、試験信号に応じて被試験デバイス20が信号端子24から出力する出力信号の論理値を、出力信号に対して定められた取得タイミングで取得する。論理比較部44は、信号取得部40が取得した出力信号の論理値を期待値と比較する。そして、機能試験部56は、切替部42による比較結果に基づき、被試験デバイス20が良品か否かを判定する。
図4は、図3のステップS11におけるオープン試験の処理フローを示す。オープン試験において、まず、電源部32は、信号端子24に供給する電圧より低い電源電圧を電源入力端子22に供給する(S21)。電源部32は、一例として、グランド電圧を電源入力端子22に供給する。
続いて、信号供給部36は、電源部32が電源入力端子22に供給する電源電圧より高い電圧の試験信号を、信号端子24に供給する(S22)。信号供給部36は、一例として、ハイ論理に応じた電圧(ハイ電圧)より大きい電圧を電源入力端子22に供給する。
続いて、検出部46は、信号端子24から電源入力端子22へと流れる電流を検出する(S23)。検出部46は、一例として、電源入力端子22から電源部32へと予め定められた値以上の電流が流れたか否かを検出する。
続いて、オープン判定部52は、検出部46による検出結果に基づき、信号供給部36および信号端子24の間がオープンであるか否かを判定する(S24)。
ここで、オープン試験においては、電源入力端子22に印加されている電圧よりも、信号端子24に印加されている電圧の方が高い状態とされている。従って、信号端子24と電源入力端子22との間に設けられた保護ダイオードは、オンとなる。
従って、信号供給部36と信号端子24との間がオープンでない場合(即ち、接続されている場合)には、信号端子24と電源入力端子22との間に設けられた保護ダイオードを介して、信号端子24から電源入力端子22へと電流が流れる。反対に、信号供給部36と信号端子24との間がオープンである場合には、信号端子24から電源入力端子22へとは電流が流れない。
そこで、オープン判定部52は、信号端子24から電源入力端子22へと流れる電流を検出した場合には(S24のYes)、信号供給部36および信号端子24の間がオープンでないと判定する。また、オープン判定部52は、信号端子24から電源入力端子22へと流れる電流を検出しなかった場合には(S24のNo)、信号供給部36および信号端子24の間がオープンであると判定する。
以上のように試験装置10によれば、DC試験ユニットおよび接続切替用のリレーを別個に備えずに、オープン試験を行うことができる。これにより、試験装置10によれば、少ない構成でオープン試験をすることができる。
図5は、図4のステップS12におけるショート試験の処理フローを示す。ショート試験において、まず、電源部32は、被試験デバイス20を動作可能とする通常の電源電圧を電源入力端子22に供給する(S31)。続いて、切替部42は、信号受信部38の出力端を信号取得部40をバイパスして論理比較部44の入力端に接続する(S32)。
続いて、信号供給部36は、被試験デバイス20から出力信号を出力させない状態で、予め定められたタイミングで論理値が変化する試験信号を信号端子24へと出力する(S33)。これとともに、論理比較部44は、予め定められたタイミングの前および後のそれぞれにおいて、信号供給部36および信号端子24の間の信号の論理値と、信号供給部36から出力した試験信号の論理値とを比較する(S34)。
続いて、ショート判定部54は、論理比較部44による比較結果に基づき、信号供給部36および信号端子24の間の配線が、他の配線とショートしているか否かを判定する(S35)。
ここで、信号供給部36と信号端子24との間の配線が電源にショートしている場合、信号供給部36から出力された試験信号に関わらず、信号供給部36と信号端子24との間の配線の電圧は電源電圧に固定される。また、信号供給部36と信号端子24との間の配線がグランドにショートしている場合には、信号供給部36と信号端子24との間の配線はグランド電圧に固定される。また、信号供給部36と信号端子24との間の配線が他の配線にショートしている場合、信号供給部36と信号端子24との間の配線の電圧は、ショートした他の配線の電圧の影響を受けた電圧となる。
そこで、ショート判定部54は、予め定められたタイミングの前および後のそれぞれにおいて、信号供給部36および信号端子24の間の信号の論理値と、信号供給部36から出力した試験信号の論理値とが一致する場合には(S35のYes)、信号供給部36および信号端子24の間の配線が、他の配線とショートしていないと判定する。また、ショート判定部54は、予め定められたタイミングの前および後の何れか一方において、信号供給部36および信号端子24の間の信号の論理値と、信号供給部36から出力した試験信号の論理値とが一致しない場合には(S35のNo)、信号供給部36および信号端子24の間の配線が、他の配線とショートしていると判定する。
以上のように試験装置10によれば、DC試験ユニットおよび接続切替用のリレーを別個に備えずに、ショート試験を行うことができる。これにより、試験装置10によれば、少ない構成でショート試験をすることができる。
図6は、本実施形態の第1変形例に係る試験装置10の構成を被試験デバイス20とともに示す。本変形例に係る試験装置10は、図1に示した試験装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1に示した試験装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る試験装置10は、複数の信号端子24を備える被試験デバイス20を試験する。試験装置10は、電源部32と、複数のパターン発生部34と、複数の信号供給部36と、複数の信号受信部38と、複数の信号取得部40と、複数の切替部42と、複数の論理比較部44と、検出部46と、制御部50とを備える。
複数のパターン発生部34は、複数の信号端子24のそれぞれに対応して設けられる。それぞれのパターン発生部34は、対応する信号端子24に供給する試験信号の論理値を発生する。また、それぞれのパターン発生部34は、対応する信号端子24から出力される出力信号の期待値を発生する。
複数の信号供給部36は、複数の信号端子24のそれぞれに対応して設けられる。それぞれの信号供給部36は、対応するパターン発生部34から発生された論理値に応じた電圧の試験信号を、対応する信号端子24に供給する。
複数の信号受信部38は、複数の信号端子24のそれぞれに対応して設けられる。それぞれの信号受信部38は、対応する信号端子24から出力される出力信号を、対応する信号供給部36および対応する信号端子24の間の配線から受け取り、受け取った出力信号の論理値を出力する。
複数の信号取得部40は、複数の信号端子24のそれぞれに対応して設けられる。それぞれの信号取得部40は、対応する信号受信部38が出力した出力信号の論理値を取得する。
複数の切替部42は、複数の信号端子24のそれぞれに対応して設けられる。それぞれの切替部42は、対応する信号取得部40が取得した論理値を対応する論理比較部44に与えるか、対応する信号受信部38が出力した論理値を信号取得部40をバイパスして対応する論理比較部44に与えるかを切り替える。
複数の論理比較部44は、複数の信号端子24のそれぞれに対応して設けられる。それぞれの論理比較部44は、機能試験において、対応する信号取得部40が取得した出力信号の論理値を、対応するパターン発生部34により発生された期待値と比較する。また、それぞれの論理比較部44は、ショート試験において、対応する信号供給部36が出力した試験信号の論理値と、信号取得部40をバイパスして与えられた対応する信号受信部38が出力した論理値とを比較する。
図7は、本実施形態の第1変形例に係る試験装置10の処理フローを示す。試験装置10は、複数の信号端子24のそれぞれをオープン試験の対象として順次に選択して、選択した一の信号端子24について、当該信号端子24と対応する信号供給部36との間がオープンしているか否かを試験する(S41〜S43)。
ここで、選択した一の信号端子24のオープン試験を行う場合、電源部32は、電源入力端子22にグランド電圧を供給する。さらに、複数の信号供給部36は、複数の信号端子24のうち、オープン試験の対象となる一の信号端子24にハイ電圧を供給し、他の信号端子24にロー電圧を供給する。これにより、複数の信号供給部36は、オープン試験の対象でない信号端子24から電源入力端子22へと電流を流さないようにして、オープン試験の対象である信号端子24についてのみオープン試験をすることができる。
また、選択した一の信号端子24のオープン試験を行う場合、検出部46は、電源入力端子22から電源部32へと流れる電流を検出することにより、オープン試験の対象である信号端子24を介して信号供給部36から電源入力端子22へと流れる電流を検出する。オープン判定部52は、検出部46による検出結果に基づいて、オープン試験の対象である被試験デバイス20の信号端子24と対応する信号供給部36との間がオープンか否かを判定する。オープン判定部52は、複数の信号端子24のそれぞれについての判定結果に基づいて、信号供給部36との間でオープンである信号端子24を特定する。
全ての端子についてオープン試験が終了すると、続いて、試験装置10は、複数の信号端子24のそれぞれをショート試験の対象として順次に選択して、選択した一の信号端子24について、信号供給部36と信号端子24との間の配線が、他の配線とショートしているか否かを試験する(S44〜S46)。
ここで、選択した一の信号端子24のショート試験を行う場合、複数の信号供給部36は、ショート試験の対象である信号端子24に対して、他の信号端子24とは異なる論理値の試験信号を供給する。これにより、複数の信号供給部36は、ショート試験の対象である信号端子24と対応する信号供給部36との間の配線が、ショート試験の対象でない他の信号端子24と信号供給部36との間の配線とショートしているか否かを、ショート試験の対象である信号端子24と対応する信号供給部36との間の配線の信号の論理値を取得することにより判定することができる。
また、選択した一の信号端子24のショート試験を行う場合、ショート試験の対象である信号端子24に対応する論理比較部44は、ショート試験の対象である信号端子24および信号供給部36の間の信号の論理値と、対応する信号供給部36から出力した試験信号の論理値とを比較する。そして、ショート判定部54は、ショート試験の対象である信号端子24および信号供給部36の間の信号の論理値と、対応する信号供給部36から出力した試験信号の論理値とが一致した場合には、信号供給部36および信号端子24の間の配線が他の配線とショートしていないと判定する。ショート判定部54は、複数の信号端子24のそれぞれについての判定結果に基づいて、信号供給部36との間の配線が他の配線とがショートしている信号端子24を特定する。
続いて、試験装置10は、複数の信号端子24のそれぞれと対応する信号供給部36と間がオープンでないと判定したこと、および、複数の信号端子24のそれぞれと対する信号供給部36との間の配線が他の配線とショートしていないと判定したことを必要条件として、複数の信号端子24に対して並行して試験信号を与えて、被試験デバイス20の機能試験を実行する(S46)。以上の処理により、試験装置10は、複数の信号端子24を有する被試験デバイス20の良否を判定することができる。
なお、試験装置10は、ステップS41〜S43の処理に先立って、複数の信号端子24をまとめてオープン試験を行ってもよい。複数の信号端子24をまとめてオープン試験する場合、信号供給部36は、複数の信号端子24の全てにハイ電圧を供給する。さらに、この場合、電源部32は、電源入力端子22にグランド電圧を供給する。続いて、検出部46は、電源入力端子22から電源部32へと流れる電流の大きさを検出する。そして、オープン判定部52は、検出部46が基準以上の大きさの電流を検出したことに応じて、複数の信号端子24の何れもオープンでないと判定する。
試験装置10は、複数の信号端子24の何れかがオープンであると判断した場合にはステップS41〜S43の処理を実行する。そして、オープン判定部52は、複数の信号端子24のそれぞれについての検出結果に基づいて、信号供給部36との間でオープンである少なくとも1つの信号端子を特定する。
また、試験装置10は、複数の信号端子24の何れもオープンでないと判断した場合には、ステップS41〜S43の処理をスキップする。これにより、試験装置10は、複数の信号端子24の何れもオープンでないと判断した場合には、それぞれの信号端子24に対して個別に行うオープン試験を省略することができる。
図8は、本実施形態の第2変形例に係る試験装置10の構成を被試験デバイス20とともに示す。本変形例に係る試験装置10は、図1に示した試験装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1に示した試験装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る試験装置10は、切替部42に代えて、タイミング切替部70を備える。タイミング切替部70は、出力信号の取得タイミングを示す信号と、信号供給部36が出力する試験信号のタイミングを示す信号とを切り替えて信号取得部40に与える。タイミング切替部70は、機能試験においては、出力信号の取得タイミングを示す信号を選択して、信号取得部40に与える。また、タイミング切替部70は、ショート試験においては、試験信号のタイミングを示す信号を選択して、信号取得部40に与える。
信号取得部40は、機能試験およびショート試験の何れの場合にも、取得した信号取得部40を切替部42に与える。これにより、本変形例に係る試験装置10は、ショート試験において、信号取得部40をバイパスさせずに、信号供給部36が出力した試験信号の論理値と、信号供給部36と信号端子24との間の配線の信号の論理値とを比較させることができる。
図9は、本実施形態の第3変形例に係る電子デバイス200の構成を示す。本変形例に係る電子デバイス200は、図1に示した試験装置10と略同一の構成および機能を採るので、図1に示した試験装置10が備える部材と略同一の構成および機能の部材に同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る電子デバイス200は、外部回路と接続される。さらに、電子デバイス200は、当該電子デバイス200と外部回路との間の配線が、他の配線とショートしているか否かを自己診断する。
電子デバイス200は、内部回路210と、インターフェイス回路220とを備える。内部回路210は、外部回路に与える送信信号を生成する。また、内部回路210は、外部回路から与えられた受信信号に応じた動作をする。更に、内部回路210は、ショート判定部54を有する。
インターフェイス回路220は、送信バッファ62と、受信バッファ64と、信号取得部40と、切替部42とを有する。送信バッファ62は、内部回路210からの送信信号を接続先の外部回路へと送信する。受信バッファ64は、外部回路からの受信信号を外部回路および送信バッファ62の間の配線から受け取って当該受信信号の論理値を出力する。
信号取得部40は、受信バッファ64が出力した受信信号の論理値を、受信信号に対して定められた取得タイミングで取得する。切替部42は、受信バッファ64が出力する受信信号の論理値と、信号取得部40が取得した受信信号の論理値のいずれを出力するかを切り替える。
切替部42は、通常動作をする場合、信号取得部40が取得した受信信号の論理値を内部回路210に出力する。切替部42は、送信バッファ62および外部回路の間の配線がショートしているか否かを試験する場合に、受信バッファ64が出力する配線から受け取った信号の論理値を、内部回路210内のショート判定部54に出力する。これにより、切替部42は、送信バッファ62および外部回路の間の信号の論理値と、送信バッファ62から出力した送信信号の論理値とを比較した結果に基づいて、送信バッファ62および信号端子24の間の配線がショートしているか否かをショート判定部54により判定させることができる。
以上のように本変形例に係る電子デバイス200によれば、当該電子デバイス200と外部回路との間の配線が、他の配線とショートしているか否かを自己診断することができる。
図10は、本実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るコンピュータ1900は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、及びCD−ROMドライブ2060を有する入出力部と、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060を接続する。通信インターフェイス2030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ1900内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ2060は、CD−ROM2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラム、及び/又は、コンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ2050は、フレキシブルディスク2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フレキシブルディスク・ドライブ2050を入出力コントローラ2084へと接続すると共に、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を入出力コントローラ2084へと接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。
コンピュータ1900にインストールされ、コンピュータ1900を試験装置10を制御する制御部50として機能させるプログラムは、オープン判定モジュールと、ショート判定モジュールと、機能試験モジュールとを備える。これらのプログラム又はモジュールは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、オープン判定部52、ショート判定部54および機能試験部56としてそれぞれ機能させる。
これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ1900に読込まれることにより、ソフトウェアと上述した各種のハードウェア資源とが協働した具体的手段であるオープン判定部52、ショート判定部54および機能試験部56として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ1900の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の試験装置10の制御部50が構築される。
一例として、コンピュータ1900と外部の装置等との間で通信を行う場合には、CPU2000は、RAM2020上にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理内容に基づいて、通信インターフェイス2030に対して通信処理を指示する。通信インターフェイス2030は、CPU2000の制御を受けて、RAM2020、ハードディスクドライブ2040、フレキシブルディスク2090、又はCD−ROM2095等の記憶装置上に設けた送信バッファ領域等に記憶された送信データを読み出してネットワークへと送信し、もしくは、ネットワークから受信した受信データを記憶装置上に設けた受信バッファ領域等へと書き込む。このように、通信インターフェイス2030は、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)方式により記憶装置との間で送受信データを転送してもよく、これに代えて、CPU2000が転送元の記憶装置又は通信インターフェイス2030からデータを読み出し、転送先の通信インターフェイス2030又は記憶装置へとデータを書き込むことにより送受信データを転送してもよい。
また、CPU2000は、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060(CD−ROM2095)、フレキシブルディスク・ドライブ2050(フレキシブルディスク2090)等の外部記憶装置に格納されたファイルまたはデータベース等の中から、全部または必要な部分をDMA転送等によりRAM2020へと読み込ませ、RAM2020上のデータに対して各種の処理を行う。そして、CPU2000は、処理を終えたデータを、DMA転送等により外部記憶装置へと書き戻す。このような処理において、RAM2020は、外部記憶装置の内容を一時的に保持するものとみなせるから、本実施形態においてはRAM2020および外部記憶装置等をメモリ、記憶部、または記憶装置等と総称する。本実施形態における各種のプログラム、データ、テーブル、データベース等の各種の情報は、このような記憶装置上に格納されて、情報処理の対象となる。なお、CPU2000は、RAM2020の一部をキャッシュメモリに保持し、キャッシュメモリ上で読み書きを行うこともできる。このような形態においても、キャッシュメモリはRAM2020の機能の一部を担うから、本実施形態においては、区別して示す場合を除き、キャッシュメモリもRAM2020、メモリ、及び/又は記憶装置に含まれるものとする。
また、CPU2000は、RAM2020から読み出したデータに対して、プログラムの命令列により指定された、本実施形態中に記載した各種の演算、情報の加工、条件判断、情報の検索・置換等を含む各種の処理を行い、RAM2020へと書き戻す。例えば、CPU2000は、条件判断を行う場合においては、本実施形態において示した各種の変数が、他の変数または定数と比較して、大きい、小さい、以上、以下、等しい等の条件を満たすかどうかを判断し、条件が成立した場合(又は不成立であった場合)に、異なる命令列へと分岐し、またはサブルーチンを呼び出す。
また、CPU2000は、記憶装置内のファイルまたはデータベース等に格納された情報を検索することができる。例えば、第1属性の属性値に対し第2属性の属性値がそれぞれ対応付けられた複数のエントリが記憶装置に格納されている場合において、CPU2000は、記憶装置に格納されている複数のエントリの中から第1属性の属性値が指定された条件と一致するエントリを検索し、そのエントリに格納されている第2属性の属性値を読み出すことにより、所定の条件を満たす第1属性に対応付けられた第2属性の属性値を得ることができる。
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記録媒体に格納されてもよい。記録媒体としては、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095の他に、DVD又はCD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1900に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 試験装置、20 被試験デバイス、22 電源入力端子、24 信号端子、32 電源部、34 パターン発生部、36 信号供給部、38 信号受信部、40 信号取得部、42 切替部、44 論理比較部、46 検出部、50 制御部、52 オープン判定部、54 ショート判定部、56 機能試験部、60 内部回路、62 送信バッファ、64 受信バッファ、66 保護ダイオード、70 タイミング切替部、200 電子デバイス、210 内部回路、220 インターフェイス回路、1900 コンピュータ、2000 CPU、2010 ROM、2020 RAM、2030 通信インターフェイス、2040 ハードディスクドライブ、2050 フレキシブルディスク・ドライブ、2060 CD−ROMドライブ、2070 入出力チップ、2075 グラフィック・コントローラ、2080 表示装置、2082 ホスト・コントローラ、2084 入出力コントローラ、2090 フレキシブルディスク、2095 CD−ROM

Claims (20)

  1. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスの電源入力端子に電源電圧を供給する電源部と、
    前記被試験デバイスの信号端子に試験信号を供給する信号供給部と、
    前記信号端子に供給する電圧より低い電源電圧を前記電源入力端子に供給した状態において、前記信号端子に入力された過電圧を前記電源入力端子へと流すための前記被試験デバイス内の保護ダイオードを介して前記信号供給部から前記電源入力端子へと流れる電流を検出する検出部と、
    を備える試験装置。
  2. 前記信号端子から前記電源入力端子へと流れる電流を検出した場合に、前記信号供給部および前記信号端子の間がオープンでないと判定するオープン判定部を更に備える請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記被試験デバイスが前記信号端子から出力する出力信号を前記信号供給部および前記信号端子の間の配線から受け取って当該出力信号の論理値を出力する信号受信部と、
    出力信号の論理値を、出力信号に対して定められた取得タイミングで取得する信号取得部と、
    前記被試験デバイスから出力信号を出力させない状態で前記信号受信部を介して受け取った、前記信号供給部および前記信号端子の間の信号の論理値と、前記信号供給部から出力した前記試験信号の論理値とを比較した結果に基づいて、前記信号供給部および前記信号端子の間の配線が他の配線とショートしているか否かを判定するショート判定部と
    を更に備える請求項2に記載の試験装置。
  4. 前記信号供給部および前記信号端子の間がオープンでないと判定したことを必要条件として、
    前記電源部は、前記被試験デバイスを動作可能とする電源電圧を前記電源入力端子に供給し、
    前記信号供給部は、前記被試験デバイスを動作させる試験信号を前記信号端子に供給して前記被試験デバイスの機能試験を行う
    請求項2または3に記載の試験装置。
  5. 前記被試験デバイスは、複数の前記信号端子を備え、
    前記信号供給部は、前記複数の信号端子のうち、オープン試験の対象となる一の前記信号端子にハイ電圧を供給し、他の前記信号端子にロー電圧を供給し、
    前記電源部は、オープン試験において、前記電源入力端子にグランド電圧を供給する
    請求項2から4のいずれかに記載の試験装置。
  6. 当該試験装置は、前記複数の信号端子のそれぞれをオープン試験の対象として順次に選択し、
    前記信号供給部は、オープン試験の対象となる前記一の信号端子にハイ電圧を供給し、前記他の信号端子にロー電圧を供給し、
    前記検出部は、オープン試験の対象となる信号端子について、前記信号供給部から前記電源入力端子へと流れる電流を検出し、
    前記オープン判定部は、オープン試験の対象となる信号端子の検出結果に基づいて、前記信号供給部およびオープン試験の対象となる前記被試験デバイスの信号端子の間がオープンか否かを判定する
    請求項5に記載の試験装置。
  7. 前記被試験デバイスは、複数の前記信号端子を備え、
    前記信号供給部は、前記複数の信号端子にハイ電圧を供給し、
    前記電源部は、オープン試験において、前記電源入力端子にグランド電圧を供給し、
    前記検出部は、前記電源入力端子を流れる電流の大きさを検出し、
    前記オープン判定部は、前記検出部が基準以上の大きさの電流を検出したことに応じて、前記複数の信号端子がオープンでないと判定する
    請求項5に記載の試験装置。
  8. 前記検出部が基準未満の大きさの電流を検出したことに応じて、前記信号供給部は、前記複数の信号端子のそれぞれをオープン試験の対象として順次選択してオープン試験の対象となる一の前記信号端子にハイ電圧を供給し、他の前記信号端子にロー電圧を供給し、
    前記検出部は、前記複数の信号端子のそれぞれについて、前記信号供給部から前記電源入力端子へと流れる電流を検出し、
    前記オープン判定部は、前記複数の信号端子のそれぞれについての検出結果に基づいて、前記信号供給部との間でオープンである少なくとも1つの前記信号端子を特定する
    請求項7に記載の試験装置。
  9. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスの信号端子に試験信号を供給する信号供給部と、
    前記被試験デバイスが前記信号端子から出力する出力信号を前記信号供給部および前記信号端子の間の配線から受け取って当該出力信号の論理値を出力する信号受信部と、
    出力信号の論理値を、出力信号に対して定められた取得タイミングで取得する信号取得部と、
    前記被試験デバイスから出力信号を出力させない状態で前記信号受信部を介して受け取った、前記信号供給部および前記信号端子の間の信号の論理値と、前記信号供給部から出力した試験信号の論理値とを比較した結果に基づいて、前記信号供給部および前記信号端子の間の配線が他の配線とショートしているか否かを判定するショート判定部と、
    を備える試験装置。
  10. 前記信号取得部が前記取得タイミングで取得した出力信号の論理値を期待値と比較する論理比較部を更に備える請求項9に記載の試験装置。
  11. 前記信号供給部および前記信号端子の間の配線が他の配線とショートしていないと判定したことを必要条件として、
    前記信号供給部は、前記被試験デバイスを動作させる試験信号を前記信号端子に供給し、
    前記信号取得部は、前記試験信号に応じて前記被試験デバイスが前記信号端子から出力する出力信号の論理値を、前記取得タイミングで取得し、
    前記論理比較部は、前記信号取得部が取得した出力信号の論理値を期待値と比較して前記被試験デバイスの機能試験を行う
    請求項10に記載の試験装置。
  12. 前記被試験デバイスは、複数の前記信号端子を備え、
    前記信号供給部は、前記複数の信号端子のうち、ショート試験の対象となる一の前記信号端子に対して、他の前記信号端子とは異なる論理値の試験信号を供給する
    請求項10または11に記載の試験装置。
  13. 前記信号供給部は、前記複数の信号端子のそれぞれをショート試験の対象として順次選択してショート試験の対象となる前記一の信号端子に他の信号端子とは異なる論理値の試験信号を供給し、
    前記ショート判定部は、前記信号供給部および前記信号端子の間の信号の論理値と、前記信号供給部から出力した試験信号の論理値とが一致したことを必要条件として、前記信号供給部および前記信号端子の間の配線がショートしていないと判定する
    請求項12に記載の試験装置。
  14. ショート試験において、前記信号供給部は、予め定められたタイミングで論理値が変化する試験信号を前記信号端子へと出力し、
    前記ショート判定部は、前記信号供給部および前記信号端子の間の信号の論理値の変化と、前記信号供給部から出力した試験信号の論理値の変化とを比較した結果に基づいて、前記信号供給部および前記信号端子の間の配線の接続状態を判定する
    請求項10から13のいずれかに記載の試験装置。
  15. 機能試験において前記信号取得部が取得した出力信号の論理値を前記論理比較部に供給し、ショート試験において前記信号受信部が出力する出力信号の論理値を前記論理比較部に供給する切替部を更に備え、
    前記ショート判定部は、前記論理比較部が前記信号供給部および前記信号端子の間の信号の論理値と、前記信号供給部から出力した試験信号の論理値とを比較した結果に基づいて、前記信号供給部および前記信号端子の間の配線がショートしているか否かを判定する
    請求項10から14のいずれかに記載の試験装置。
  16. 被試験デバイスを試験する試験方法であって、
    電源部から、前記被試験デバイスの電源入力端子に電源電圧を供給し、
    信号供給部から、前記被試験デバイスの信号端子に試験信号を供給し、
    前記信号端子に供給する電圧より低い電源電圧を前記電源入力端子に供給した状態において、前記信号端子に入力された過電圧を前記電源入力端子へと流すための前記被試験デバイス内の保護ダイオードを介して前記信号供給部から前記電源入力端子へと流れる電流を検出する
    試験方法。
  17. コンピュータを、請求項2から8の何れかに記載の試験装置に備えられるオープン判定部として機能させるプログラム。
  18. 被試験デバイスを試験する試験方法であって、
    信号供給部から、前記被試験デバイスの信号端子に試験信号を供給し、
    信号受信部により、前記被試験デバイスが前記信号端子から出力する出力信号を前記信号供給部および前記信号端子の間の配線から受け取って当該出力信号の論理値を出力し、
    信号取得部により、出力信号の論理値を、出力信号に対して定められた取得タイミングで取得し、
    前記被試験デバイスから出力信号を出力させない状態で前記信号受信部を介して受け取った、前記信号供給部および前記信号端子の間の信号の論理値と、前記信号供給部から出力した試験信号の論理値とを比較した結果に基づいて、前記信号供給部および前記信号端子の間の配線が他の配線とショートしているか否かを判定する
    試験方法。
  19. コンピュータを、請求項9から15の何れかに記載の試験装置に備えられるショート判定部として機能させるプログラム。
  20. 内部回路からの送信信号を接続先の外部回路へと送信する送信バッファと、
    前記外部回路からの受信信号を前記外部回路および前記送信バッファの間の配線から受け取って当該受信信号の論理値を出力する受信バッファと、
    受信信号の論理値を、受信信号に対して定められた取得タイミングで取得する信号取得部と、
    前記受信バッファが出力する受信信号の論理値と、前記信号取得部が取得した受信信号の論理値のいずれを出力するかを切り替える切替部と、
    を備え、
    前記切替部は、前記送信バッファおよび前記外部回路の間の配線がショートしているか否かを試験する場合に、前記受信バッファが出力する前記配線から受け取った信号の論理値を出力して、前記送信バッファおよび前記外部回路の間の信号の論理値と、前記送信バッファから出力した送信信号の論理値とを比較した結果に基づいて、前記送信バッファおよび前記外部回路の間の配線がショートしているか否かをショート判定部により判定させる
    インターフェイス回路。
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