JP2011049044A - コンタクト、中継コネクタ及び中継コネクタユニット - Google Patents

コンタクト、中継コネクタ及び中継コネクタユニット Download PDF

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Abstract

【課題】簡易に製造可能でありながら、形状の異なる二種類のケーブルの端子を連結可能な構造を有するコンタクトを提供する。
【解決手段】中継コネクタ201の第1ハウジング202には、貫通孔210が設けられる。コンタクト601は、貫通孔210に取り付けられる。コンタクト601は、一端側に板状部603を、他端側に押え部604及びバネ部605を備える。板状部603は、板状コンタクトを挟み込む構造のワイヤケーブル501の挟持端子部503に挟まれる。押え部604及びバネ部605は、板状の端子を有するフレキシブルケーブル401を挟みこむ。
【選択図】図3

Description

本発明は、形状の異なる二種類のケーブルを連結するためのコンタクト、このコンタクトを備える中継コネクタ及び中継コネクタユニットに関する。
従来、形状の異なる二種類のケーブルを連結するための中継コネクタがある。この中継コネクタは、各ケーブルの端子のそれぞれに接触することができる形状を有するコンタクトを備える。
一例として、特許文献1に記載のケーブル側コンタクト31は、接触部31aと、端子部31bとを有する。接触部31aは、ソケット型の形状をなし、基板側コンタクトと接触する。端子部31bは、フレキシブルケーブルの一端部で露出している信号パターン70に接触し導通する部分である。
ケーブルの端子には、ケーブルの種類によって様々である。例えば、フレキシブルケーブルの端子は、板状をなす。また、特許文献1に記載の基板側コンタクトは、ピン型である。また、特許文献2には、板状コンタクト(特許文献2では「制御信号用プラグ84、86、90、92、94」)を挟み込む構造のケーブル端子(特許文献2では「制御用信号端子73」)が記載されている。
特開平9−232039号公報(段落番号0016、0023、図1) 特許第2711223号明細書(段落番号0046、図6)
中継コネクタに用いられるコンタクトに対しては、簡易に製造できること、ケーブルの端子と確実に連結できること等の様々な要求がある。このような要求を満たすコンタクトを具現化することは、中継コネクタの製造コストの低減化にも繋がる。
本発明は、簡易に製造可能でありながら、形状の異なる二種類のケーブルの端子を連結可能な構造を有するコンタクトを提供することを目的とし、特に、一方のケーブルを接続するための接触部が板状である場合に好適なコンタクトを提供するものである。
本発明のコンタクトは、基部と、前記基部の一端側より当該基部の外側方向に突出し、板状コンタクトを挟み込む構造の第1ケーブル端子に挟まれる板状部と、前記基部から延出し、前記基部の他端側に位置するフラットケーブルを前記一端側から前記他端側に延びる軸線に直交する方向に押すバネ部と、を備える。
本発明の中継コネクタは、貫通孔を有する第1ハウジングと、前記貫通孔に取り付けられるコンタクトと、を備え、前記コンタクトは、基部と、前記基部の一端側より当該基部の外側方向に突出して前記貫通孔の一方の開口側に位置し、板状コンタクトを挟み込む構造の第1ケーブル端子に挟まれる板状部と、前記基部から延出し、前記貫通孔の他方の開口側から導入されて前記基部の他端側に位置するフラットケーブルを前記一端側から前記他端側に延びる軸線に直交する方向に押すバネ部と、を含む。
本発明の中継コネクタユニットは、貫通孔を有する第1ハウジングと、前記貫通孔に取り付けられるコンタクトと、を備え、前記コンタクトは、基部と、前記基部の一端側より当該基部の外側方向に突出して前記貫通孔の一方の開口側に位置し、板状コンタクトを挟み込む構造の第1ケーブル端子に挟まれる板状部と、前記基部から延出し、前記貫通孔の他方の開口側から導入されて前記基部の他端側に位置するフラットケーブルを前記一端側から前記他端側に延びる軸線に直交する方向に押すバネ部と、を含む中継コネクタと、前記第1ケーブル端子と、前記第1ケーブル端子を保持して前記第1ハウジングに着脱する第2ハウジングと、を備えるケーブル保持部と、を備える。
本発明によれば、基部の一端側には板状コンタクトを挟み込む構造の第1ケーブル端子に挟まれる板状部が形成され、この基部の他端側では押え部及びバネ部によって板状の第2ケーブル端子を挟みこむことができ、従って、簡易に製造可能でありながら、形状の異なる二種類のケーブルの端子を連結可能な構造を有するコンタクトを提供することができる。
中継コネクタユニットの斜視図である。 中継コネクタユニットを図1とは異なる方向から見た斜視図である。 中継コネクタユニットの分解斜視図である。 中継コネクタを図3とは異なる方向から見た斜視図である。 (a)は、中継コネクタの平面図である。(b)は、図5(a)のA−A線断面図である。 コンタクトの形状を示すための図であって、(a)〜(h)の順に、斜視図、正面図、平面図、右側面図、左側面図、背面図、底面図、図6(c)のB−B線断面図である。 (a)は、ワイヤケーブルを取り付ける前のケーブル保持部を図3とは異なる方向から見た斜視図である。(b)は、ケーブル保持部を図3とは異なる方向から見た斜視図である。(c)は、ケーブル保持部の平面図である。 (a)及び(b)は、中継コネクタにケーブル保持部及びフレキシブルケーブルが取り付けられる様子を示す説明図である。 中継コネクタユニットの変形例を示す斜視図である。
実施の一形態を、図1ないし図8に基づいて説明する。本実施の形態の中継コネクタユニット101は、自動車のドアミラーにサイドウインカー機能を持たせるためにこのドアミラーに搭載されたLEDランプに対して給電を行う際に用いられる。近年、LEDランプを搭載するフレキシブルケーブルが普及している。そして、自動車に備わる各部の給電は、一般に、ワイヤケーブルによって行われる。そこで、本実施の形態の中継コネクタユニット101は、フレキシブルケーブルとワイヤケーブルとを接続するためのものであって、ドアミラー内に収納されるものである。
図1は、中継コネクタユニット101の斜視図である。図2は、中継コネクタユニット101を図1とは異なる方向から見た斜視図である。中継コネクタユニット101は、中継コネクタ201とケーブル保持部301とを備える。
中継コネクタ201は、扁平で丸みを帯びた第1ハウジング202を有する。この第1ハウジング202は、取付用開口203と、フレキシブルケーブル用開口204と、を設けている。取付用開口203には、ケーブル保持部301が挿入される。フレキシブルケーブル用開口204には、フラットケーブルとしてのフレキシブルケーブル401が挿入される。取付用開口203とフレキシブルケーブル用開口204とは、第1ハウジング202において相反する側部に設けられる。また、第1ハウジング202は、上面に、爪受部205を有する。
ケーブル保持部301は、第2ハウジング302を有する。この第2ハウジング302は、中継コネクタ201の第1ハウジング202よりも小さい。第2ハウジング302は、三本のワイヤケーブル501を保持する。そして、第2ハウジング302における中継コネクタ201とは反対側に位置する面からは、各ワイヤケーブル501のワイヤ部502が延出する。第2ハウジング302は、上面に、爪体303を有する。ケーブル保持部301が中継コネクタ201の取付用開口203に挿入された場合、爪体303は爪受部205に引っかかって係合する。これにより、ケーブル保持部301は、中継コネクタ201から脱落しない。
図3は、中継コネクタユニット101の分解斜視図である。作業者は、爪体303を上に持ち上げて図1における奥側に押すことで、ケーブル保持部301を中継コネクタ201から取り外すことができる。
フレキシブルケーブル401は、帯状のケーブルである。このフレキシブルケーブル401は、第2ケーブル端子としてのフレキシブルケーブル端子402を有する。フレキシブルケーブル端子402は、板状になっている。このフレキシブルケーブル端子402は、フレキシブルケーブル401の一方の面で端辺403に沿って三つ並べて設けられている。また、フレキシブルケーブル401は、翼部404を有する。翼部404は、フレキシブルケーブル401から端辺403に沿って外側に突出する。
ところで、中継コネクタ201の第1ハウジング202には、カバー206が取り付けられている。カバー206は、枠部206a(図5(a)も参照)と、係合爪部206b(図5(a)参照)と、挿入部206c(図5(b)参照)とを有する。枠部206aは、図3に示すように左片部206aaと右片部206abとこれらを繋ぐ連結片部206acを有し、フレキシブルケーブル401が取り付けられる側の第1ハウジング202の端面の外周に沿う形状をなしている。係合爪部206bは、左片部206aa及び右片部206abのそれぞれからケーブル保持部301が取り付けられる側の方向に延出している。係合爪部206bは、第1ハウジング202の側面に設けられた突起爪部202a(図5(a)参照)に係合する。挿入部206cは、連結片部206acからケーブル保持部301が取り付けられる側の方向に延出し、フレキシブルケーブル用開口204に入り込む。このようなカバー206は、フレキシブルケーブル用開口204を開閉する。ここで、挿入部206cがフレキシブルケーブル用開口204から抜かれてカバー206が上方に位置していると、フレキシブルケーブル401はカバー206に干渉されずフレキシブルケーブル用開口204に挿抜自在となる。そして、挿入部206cがフレキシブルケーブル用開口204に挿入された後にカバー206が下げられると、カバー206の左片部206aa及び右片部206abは、フレキシブルケーブル用開口204に挿入されたフレキシブルケーブル401の翼部404に干渉する。このとき、挿入部206cはフレキシブルケーブル用開口204に入り込み、フレキシブルケーブル401をバネ部605(図5(b)参照)に押し付ける。これにより、フレキシブルケーブル401は、フレキシブルケーブル用開口204から抜けないだけでなく、フレキシブルケーブル401のフレキシブルケーブル端子402とコンタクト601との接触が強固なものになる。この点については、図8に基づいて後述する。
図4は、中継コネクタ201を図3とは異なる方向から見た斜視図である。図3及び図4を参照する。中継コネクタ201の第1ハウジング202は、直方体部207と、大径筒部208とを有する。直方体部207は、略直方体形状をなしている。この直方体部207には係合爪部206b(図5(a)参照)が形成されている、
大径筒部208は、直方体部207の一側面から突出する。突出する大径筒部208の先端側は開口していて、前述した取付用開口203となっている。大径筒部208の内部であって取付用開口203に対面する底部209には、貫通孔210が三つ横並びに設けられる。貫通孔210の形状は、取付用開口203側から見ると円形に見える。
図5(a)は、中継コネクタ201の平面図である。図5(b)は、図5(a)のA−A線断面図である。いずれの貫通孔210も、取付用開口203側とフレキシブルケーブル用開口204側とを貫通する。各貫通孔210は、径小部211と第1径大部212と第2径大部213とを備える。径小部211は、直方体部207及び大径筒部208の境界部分に位置する。第1径大部212は、径小部211よりも内径が大きく、径小部211の取付用開口203側に連なっている。第2径大部213は、径小部211よりも内径が大きく、径小部211のフレキシブルケーブル用開口204側に連なっている。このような貫通孔210には、コンタクト601が取り付けられる。
図6は、コンタクト601の形状を示すための図であって、(a)〜(h)の順に、斜視図、正面図、平面図、右側面図、左側面図、背面図、底面図、図6(c)のB−B線断面図である。なお、図6(b)〜図6(g)は、順に、図6(a)の矢印Rb矢視図、図6(a)の矢印Rc矢視図、図6(a)の矢印Rd矢視図、図6(a)の矢印Re矢視図、図6(a)の矢印Rf矢視図、図6(a)の矢印Rg矢視図に対応する。コンタクト601は、一枚の金属板をプレス加工し、その後に折り曲げ加工して形成される基部602を備える。基部602の一端側には、板状部603が設けられる。基部602の他端側には、押え部604が設けられる。基部602の他端側には、バネ部605も設けられる。
基部602は、長尺状の金属部材である。基部602には、次に説明する板状部603と押え部604とバネ部605とが一体に形成されている。
板状部603は、金属板のプレス加工によって形成された二箇所の略長方形の板状部分を折り曲げ加工によって面的に当接させて形成される。図6(h)では、板状部分同士が互いに当接している領域を網目模様で示している。板状部603の先端603aは、先細りに形成されている。
押え部604は、板状部603の延びる方向とは反対側に延びる二つの板状部分である。押え部604は、板状部603のなす面に平行である。二つの押え部604は、次に述べるバネ部605を挟む箇所に配置される。なお、基部602から延びる押え部604は、一つであってもよい。
バネ部605は、金属板のプレス加工によって形成された舌状部分を略百八十度折り曲げることによって、板状部603とは反対側に延びる向きに折り曲げ加工された部分である。バネ部605は、押え部604の側部との間に、挿入空間SPを形成する。この挿入空間SPには、フレキシブルケーブル401(図1ないし図3参照)とカバー206の挿入部206c(図5(b))とが挿入される。このバネ部605は、折り曲げ加工されたことによりバネ性を有していて、挿入空間SPに挿入されたフレキシブルケーブル401とカバー206の挿入部206cとを押え部604の側部に押し当てる。このような挿入部206cとバネ部605とは、挿入空間SPに挿入されたフレキシブルケーブル401を保持し、フレキシブルケーブル端子402とコンタクト601との接触を強固にする。
また、コンタクト601には、抜止爪606も形成されている。抜止爪606は、バネ部605に対面するコンタクト601の底面部607の一部がバネ部605とは反対側に突出したものである。
図5(a)及び図5(b)を再び参照する。コンタクト601は、各貫通孔210に取り付けられる。詳しくは、コンタクト601は、第2径大部213のフレキシブルケーブル用開口204側に導入され、板状部603の先端603aが径小部211に挿入される。続いて、押え部604は、径小部211から第2径大部213に向けて広がる壁面214に突き当てられる(図5(a)参照)。これにより、板状部603における押え部604寄りの根元部分603bは、貫通孔210の径小部211に嵌め込まれる。そして、押え部604及びバネ部605は、フレキシブルケーブル用開口204側に向く。
ところで、中継コネクタ201のフレキシブルケーブル用開口204の内側面には、抜止突起215が設けられる。コンタクト601が貫通孔210に取り付けられると、抜止爪606は、抜止突起215を乗り越えて第2径大部213の内側に位置付けられる。そして、抜止突起215は抜止爪606を突き当てて、コンタクト601が貫通孔210から脱落することを防止する。
図7(a)は、ワイヤケーブル501を取り付ける前のケーブル保持部301を図3とは異なる方向から見た斜視図である。図7(b)は、ケーブル保持部301を図3とは異なる方向から見た斜視図である。図7(c)は、ケーブル保持部301の平面図である。第2ハウジング302は、三つの端子挿入孔304を有する。端子挿入孔304は、第2ハウジング302を貫通している。そして、第2ハウジング302において各端子挿入孔304の一端側には、円筒部305が突出している。各円筒部305の外周には、Oリング306が配置される。円筒部305の先端には、スリット307が開口している(図3も参照)。
第2ハウジング302には、ワイヤケーブル501が装着される。ワイヤケーブル501は、ワイヤ部502と、第1ケーブル端子としての挟持端子部503とを備える。挟持端子部503は、互いに接触している二枚の金属プレート503aを備え、板状のコンタクトを挟み込んで保持する構造を備えている。
ワイヤケーブル501の挟持端子部503は、図7(a)に示すように、端子挿入孔304に挿入される。その結果、二枚の金属プレート503aの当接箇所503bは、図7(c)に示すように、スリット307の近傍に位置付けられる。
図8(a)及び図8(b)は、中継コネクタ201にケーブル保持部301及びフレキシブルケーブル401が取り付けられる様子を示す説明図である。なお、図8(a)では、中継コネクタ201についてはコンタクト601のみを示しており、ケーブル保持部301についてはワイヤケーブル501のみを示している。また、図8(b)では、中継コネクタ201についてはコンタクト601及びカバー206のみを、ケーブル保持部301についてはワイヤケーブル501のみを示している。
本実施の形態の中継コネクタユニット101では、ケーブル保持部301の円筒部305(図3参照)が、中継コネクタ201の取付用開口203(図4参照)に挿入される。このとき、中継コネクタ201に取り付けられたコンタクト601の板状部603は、ケーブル保持部301のスリット307(図3参照)から入り込む。そして、板状部603は、ワイヤケーブル501に保持される挟持端子部503に挟まれる。また、Oリング306(図3参照)は、中継コネクタ201における第1径大部212(図5参照)の内周とケーブル保持部301における円筒部305の外周とをシールする。これにより、雨水は、中継コネクタ201とケーブル保持部301との隙間から中継コネクタユニット101内に浸入しない。ここで、さらに接着剤等を中継コネクタ201とケーブル保持部301との隙間に流し込んで、この隙間を密閉するようにしてもよい。
フレキシブルケーブル401は、フレキシブルケーブル端子402を下方に向けて中継コネクタ201のフレキシブルケーブル用開口204に導入される。そして、カバー206の挿入部206cがフレキシブルケーブル用開口204に入り込むことにより、挿入部206cはフレキシブルケーブル401をバネ部605に押し付ける。その結果、挿入部206c及びバネ部605によって保持される。そして、フレキシブルケーブル端子402がバネ部605に接触し、フレキシブルケーブル端子402とコンタクト601との間で電気信号の導通が可能になる。ここで、バネ部605のバネ性によって、フレキシブルケーブル401が確実に保持されるのみならず、バネ部605とフレキシブルケーブル端子402とが強く接触する。
このように、本実施の形態の中継コネクタユニット101では、形状の異なるフレキシブルケーブル401及びワイヤケーブル501という二種類のケーブルの端子を、コンタクト601によって確実に接続することができる。さらに、本実施の形態の中継コネクタユニット101では、コンタクト601が折り曲げ加工によって形成される。このため、簡易に製造ができ、中継コネクタユニット101の製造コストの低減化を図ることができる。
図9は、中継コネクタユニット101の変形例を示す斜視図である。中継コネクタ201に設けられる貫通孔210の数や、中継コネクタ201に取り付けられるコンタクト601の数は、三に限定されることはない。一例として、図9に示す中継コネクタユニット101’では、二つのワイヤケーブル501を保持するケーブル保持部301に対応できるよう、中継コネクタ201は貫通孔210を二つ設け、二つのコンタクト601が取り付けられる。
なお、本実施の形態の中継コネクタユニット101は、当然のことながら、自動車のドアミラーに収納されて用いられるのみならず、板状コンタクトを挟み込む構造のケーブル端子と、板状のケーブル端子を中継するためにどのような用途にも適用することができる。
101 中継コネクタユニット
201 中継コネクタ
202 第1ハウジング
210 貫通孔
301 ケーブル保持部
302 第2ハウジング
401 フレキシブルケーブル(フラットケーブル)
402 フレキシブルケーブル端子(第2ケーブル端子)
503 挟持端子部(第1ケーブル端子)
601 コンタクト
602 基部
603 板状部
604 押え部

Claims (3)

  1. 基部と、
    前記基部の一端側より当該基部の外側方向に突出し、板状コンタクトを挟み込む構造の第1ケーブル端子に挟まれる板状部と、
    前記基部から延出し、前記基部の他端側に位置するフラットケーブルを前記一端側から前記他端側に延びる軸線に直交する方向に押すバネ部と、
    を備えるコンタクト。
  2. 貫通孔を有する第1ハウジングと、
    前記貫通孔に取り付けられるコンタクトと、
    を備え、
    前記コンタクトは、
    基部と、
    前記基部の一端側より当該基部の外側方向に突出して前記貫通孔の一方の開口側に位置し、板状コンタクトを挟み込む構造の第1ケーブル端子に挟まれる板状部と、
    前記基部から延出し、前記貫通孔の他方の開口側から導入されて前記基部の他端側に位置するフラットケーブルを前記一端側から前記他端側に延びる軸線に直交する方向に押すバネ部と、
    を含む、
    中継コネクタ。
  3. 貫通孔を有する第1ハウジングと、前記貫通孔に取り付けられるコンタクトと、を備え、前記コンタクトは、基部と、前記基部の一端側より当該基部の外側方向に突出して前記貫通孔の一方の開口側に位置し、板状コンタクトを挟み込む構造の第1ケーブル端子に挟まれる板状部と、前記基部から延出し、前記貫通孔の他方の開口側から導入されて前記基部の他端側に位置するフラットケーブルを前記一端側から前記他端側に延びる軸線に直交する方向に押すバネ部と、を含む中継コネクタと、
    前記第1ケーブル端子と、前記第1ケーブル端子を保持して前記第1ハウジングに着脱する第2ハウジングと、を備えるケーブル保持部と、
    を備える中継コネクタユニット。
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