JP2011048083A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トナーを現像する現像装置と、前記トナーの劣化を防止する為のトナー吐き出し手段とを備えた画像形成装置において、トナー劣化の温度依存性に着目し、トナー劣化を防止しながらも、生産性の低下をより最小限に抑えることである。
【解決手段】 現像器内の温度が所定温度よりも高い場合のほうが、現像器内の現像剤が強制的に排出される量が多くなるように排出動作条件を変更可能とする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、電子写真複写機やレーザービームプリンタ等の像担持体上に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像装置を備えた画像形成装置に関するものである。
一般に、画像形成装置では、印字率の低い原稿の画像形成処理が行なわれる割合が多いと、現像装置内の現像スリーブから感光体ドラムに移行するトナーの割合が少なくなる。そのような状態で、前記現像スリーブが長時間回転し続けると、前記現像装置内でトナーが攪拌・搬送される。また、前記現像スリーブにトナーを供給する攪拌スクリューによる攪拌・摺擦や、前記現像スリーブ上のトナー層を均一にする為の規制部材との摺擦によってトナーがシェアされる。これらによって、トナーに含まれている電荷制御や流動性制御の為の外添剤が剥れたり・トナー表面に埋め込まれたりし、帯電性能や流動性が悪化する。
その結果、印字率の低い原稿の画像形成処理が続くと、前記現像容器内と前記現像スリーブ上に帯電性能や流動性の悪化したトナーが増加する。そのため、トナー飛散・かぶり・粒状感等が悪化してしまう。
従来は、このような問題に対し、前記現像容器内にトナーが長時間残留しないようにするために、以下のような動作を実行していた。即ち、被記録材(記録紙等)への画像形成処理を行なわない状態でも、トナーを担持する前記現像スリーブに所定の電圧を印加しながら前記現像スリーブを駆動回転する。こうすることにより、前記現像スリーブ上のトナーを前記感光体ドラムに移行させ、前記現像スリーブ上のトナーを除去する。そして、前記感光体ドラム上に移行されたトナーを除去する「トナー吐き出し動作(トナー強制消費、或いはトナーリフレッシュ処理とも称する)」を実行していた。
例えば、特許文献1においては、現像スリーブの駆動回転時間が所定時間に達すると、その時間内での平均トナー消費量を推定する。そして、その推定値が所定の閾値よりも低いと、トナーの劣化が進行していると判断して、感光体ドラム上の非画像域にトナー吐き出しの為の所定パターンのトナー像を形成し、これを記録紙に転写させずにクリーナで回収する。こうすることで、劣化したトナーを所定パターンのトナー像の分だけ現像装置から強制的に吐き出す技術が提案されている。
これにより、前記現像容器内には、劣化したトナーが吐き出された分、劣化していないトナーが供給されることになり、良好な画像形成が可能となる。
しかし、上記の特許文献1にあるように、現像スリーブの駆動回転時間の平均をとる方法では、劣化の進行を正確に把握できず良好な現像を実行できない場合が生じる問題がある。
即ち、平均をとる方法では、平均をとるための所定枚数の画像形成が終わるまでは強制トナー吐き出し動作を実行できず、低印字率での画像形成が連続で行なわれた場合には、トナーの劣化が急激に進行し、良好が現像を実行できなくなる。
また、平均をとる間隔を短くすることで(極端に言えば1枚毎に)良好な現像を確保する方法も考えられるが、非画像域へのトナー吐き出し動作によるダウンタイムが増加し、生産性が低下してしまう問題が生じてしまう。
そこで、例えば特許文献2においては、画像品質の劣化を防止しつつ生産性の低下を最小限に抑える制御方法が提案されている。具体的には、画像形成毎に使用されるトナー量を指標する値(例えば画像形成毎のビデオカウント値)が、所定の設定された閾値よりも小さい場合にその差分を算出する。そして、その算出された差分を積算した積算値が所定値に達すると強制トナー吐き出しを実行するという制御方法が提案されている。
これにより、画像形成によるトナー消費量に対する閾値の設定と、強制トナー吐き出しの実行の可否を判断する前記差分の積算値に対する閾値の設定と、を適切に設定する。こうすることで、トナー劣化による画像品質の低下が発生する寸前まで、強制トナー吐き出し動作を実行せず、画像品質の劣化が発生しそうになれば強制トナー吐き出し動作をすぐに実行することができる。即ち、画像品質の劣化を防止しつつ生産性の低下を最小限に抑える制御が可能となる。
特開2003−263027号公報 特開2006−023327号公報
ここで、前記のような強制トナー吐き出し動作(強制トナー消費)の制御を備えた画像形成装置についてさらに詳しく考える。
従来の技術では、特許文献1や特許文献2にあるように、現像剤のトナー劣化が、現像スリーブの回転時間とその時間内でのトナー消費量に依存する点や、或いは画像形成する対象の原稿の印字率に依存する点に着目し、トナー吐き出しを適切に実行していた。こうして、画像品質を保ちながら生産性の低減を最小限に抑える方法が提案されている。
ところが近年、複写機の高速化に伴って、定着性を向上する為にトナーの低融点化が進んでいる。その結果、前記のような画像形成によるトナー劣化が、原稿の印字率だけでなく、画像形成装置内(或いは現像装置内や、現像装置内の現像剤内)の温度に対しても依存性が強くなっている。具体的には温度が高い程、トナー劣化の進行が早く進むような傾向にある。
その結果、画像形成装置内の温度(或いは現像装置内の温度や、現像装置内の現像剤の温度)に着目していない従来の技術では、画像形成装置の長時間連続出力や周辺環境の変化等により、現像剤の温度が上昇した時にトナー吐き出しの動作が十分でない。その結果、トナー劣化による飛散トナーの増加・かぶりの悪化・粒状感の悪化等の画像品質劣化が発生してしまう。或いは逆に、トナー吐き出し動作の実行頻度を上げたり、トナー吐き出し動作の実行閾値を下げたりしても、長時間放置後等の現像剤の温度が十分低いときにおいて過剰にトナーを吐き出してしまう。その結果、廃棄トナーの増大・生産性の低下・ランニングコストの増大を招いてしまう。
従って、本発明の目的は、前記トナーの劣化を防止する為のトナー吐き出し手段とを備えた画像形成装置において、現像器内の温度に応じて、トナー吐き出し動作を変更することでトナー劣化を防止しながらも、生産性の低下を低減可能とすることである。
上記の目的は、本発明に従った以下の画像形成装置にて達成される。即ち、
(1)像担持体に形成された潜像を現像する現像装置と、前記像担持体に現像された現像剤像を転写材に転写する転写装置と、前記現像装置内の温度に関する情報を検知する温度検知手段と、前記現像装置により前記像担持体に現像された現像剤を転写材に転写することなく、強制的にトナー消費する強制消費動作を制御するコントローラと、を有する画像形成装置であって、複数の転写材に連続して画像形成を行う一連の連続画像形成中において、前記コントローラは、前記温度検知手段の検知結果に基き、前記現像装置内の温度が所定温度よりも高い場合の方が、前記現像装置内の温度が前記所定温度よりも低い場合よりも、前記強制消費動作により単位時間当りに消費される量が多くなるように前記強制消費動作を制御可能であることを特徴とする。
(2)像担持体に形成された潜像を現像する現像装置と、前記像担持体に現像された現像剤像を転写材に転写する転写装置と、装置本体に設けられ、温度を検知する温度検知手段と、前記現像装置により前記像担持体に現像された現像剤を転写材に転写することなく、強制的にトナー消費する強制消費動作を制御するコントローラと、を有する画像形成装置であって、複数の転写材に連続して画像形成を行う一連の連続画像形成中において、前記コントローラは、前記温度検知手段の検知結果に基き、前記現像装置内の温度が所定温度よりも高い場合、前記強制消費動作を実行し、前記現像装置内の温度が前記所定温度よりも低い場合は、前記強制消費動作を実行しないように前記強制消費動作を制御可能であることを特徴とする。
本発明によれば、前記トナーの劣化を防止する為のトナー吐き出し手段とを備えた画像形成装置において、現像器内の温度に応じて、トナー吐き出し動作を変更することでトナー劣化を防止しながらも、生産性の低下を低減可能となる。
本発明を適用できる画像形成装置の概略図 本発明を適用できる画像形成装置の感光体ドラム周りの構成 本発明を適用できる画像形成装置の画像処理ユニットのシステム構成を示すブロック図 本発明を適用できる画像形成装置に備えられた現像装置の概略図1 本発明を適用できる画像形成装置に備えられた現像装置の概略図2 本発明を適用できる画像形成装置に備えられた温度センサの制御ブロック図 実施例1におけるブラックトナーの劣化の温度依存性を示す表 各色のトナー劣化閾値の温度依存性を示す表 実施例1の画像形成装置におけるトナー吐き出しの制御フローチャート図 実施例1の画像形成装置における連続画像形成時の現像剤の温度上昇の様子を示す図 トナー吐き出し制御における実施例1の画像形成装置の動作フローチャート図 実施例1の画像形成装置におけるトナー吐き出し制御を説明する表 トナー吐き出し制御における実施例2の画像形成装置の動作フローチャート図 実施例2の画像形成装置におけるトナー吐き出し制御を説明する表 実施例1及び2の画像形成装置におけるトナー吐き出し動作の制御ブロック図
(実施例1)
以下に本発明による第1の実施例となる画像形成装置について詳しく説明する。
<画像形成装置の概要>
図1に示すように、本実施例の画像形成装置は、それぞれ潜像担持体としての感光ドラム101(101Y、101M、101C、101K)を備えている4つの画像形成ステーションY、M、C、K、を有している。そして、各画像形成ステーションの下方には、中間転写装置120が配置されている。中間転写装置120は、中間転写体としての中間転写ベルト121が、ローラ122、123、124に張設されて、矢印方向に走行するように構成されている。
本実施例では非接触式帯電であるコロナ帯電方式の一次帯電装置102(102Y、102M、102C、102K)によって帯電された感光ドラム101の表面を、不図示のレーザドライバによっておのおの駆動されるレーザ103(103Y、103M、103C、103K)によって露光する。こうすることで感光ドラム101上に静電潜像が形成される。この潜像を現像器104(104Y、104M、104C、104K)によって現像することでそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像(現像剤像)を形成する。
各画像形成ステーションで形成されたトナー像は、一次転写手段としての転写ブレード105(105Y、105M、105C、105K)による転写バイアスによって、ポリイミド系樹脂からなる中間転写ベルト121上に転写され重ね合わせられる。中間転写ベルト121上に形成された4色のトナー像は、ローラ124と対向して配置された二次転写手段としての二次転写ローラ125によって転写材としての記録紙Pに転写される。記録紙Pに転写されずに中間転写ベルト121に残ったトナーは、中間転写ベルトクリーナー114bによって除去される。トナー像が転写された記録紙Pは、定着ローラ131、132を備えた定着装置130によって加圧/加熱され、永久画像を得る。また、一次転写後に感光ドラム101上に残った一次転写残トナーは、クリーナー109(109Y、109M、109C、109K)により除去され、次の画像形成に備える。
<画像形成装置の感光体ドラム周りの構成>
さらに図2にて、本実施例の画像形成装置の潜像担持体である感光体ドラム周りの構成を詳しく説明する。ここで、各色について感光体ドラム回りの構成は同様である為、ある1色について代表して説明する。
図2にて、本実施例の画像形成装置においては、静電潜像担持体である感光体ドラム1を回転自在に設けてきる。そして、非接触帯電式(コロナ式)一次帯電器2によって一様に帯電された該感光体ドラム1の表面を、レーザ発光素子3によって露光することで該感光体ドラム1上に静電潜形成される。この静電潜像を現像装置4で可視像化する。次に該可視像を転写ブレード5により、中間転写ベルト121上に転写する。また、感光体ドラム1上の転写残トナーはクリーニングブレード接触式のクリーニング装置9により除去され、更に前露光ランプ10にて感光体ドラム1上の電位が消去され、該感光体ドラム1は再び画像形成に供される。また現像装置4内には現像装置内の現像剤の温度検知手段4Tとして、バンドギャップ温度センサ4Tが配置されている。
<画像処理の概要>
次に図3のブロック図にて、本実施例の画像形成装置における画像処理ユニットのシステム構成を示す。
図3において、200は外部入力インタフェース(外部入力I/F)であり、外部入力インタフェース200を介して必要に応じて原稿スキャナ、コンピュータ(情報処理装置)等の不図示の外部装置からRGB画像データとしてカラー画像データを入力する。201はLOG変換部であり、ROM210に格納されているデータ等により構成されるルックアップテーブル(LUT)に基づいて入力されたRGB画像データの輝度データをCMYの濃度データ(CMY画像データ)に変換する。202はマスキング・UCR部であり、CMY画像データから黒(Bk)成分データを抽出し、記録色材の色濁りを補正すべく、CMKY画像データにマトリクス演算を施す。203はルックアップテーブル部(LUT部)であり、画像データをプリンタ部の理想的な階調特性に合わせるためにガンマルックアップテーブル(γルックアップテーブル)を用いて入力されたCMYK画像データの各色毎に濃度補正を施す。なお、γルックアップテーブルはRAM211上に展開されたデータに基づいて作成され、そのテーブル内容はCPU206によって設定される。204はパルス幅変調部であり、LUT部203から入力された画像データ(画像信号)のレベルに対応するパルス幅のパルス信号を出力する。このパルス信号に基づいてレーザドライバ205がレーザ発光素子3を駆動し、感光ドラム1上を照射することで静電潜像が形成される。
ビデオ信号カウント部207はLUT部203に入力された画像データの600dpiにおける1画素毎のレベル(0〜255レベル)を画像1面分積算する。この画像データ積算値を、ビデオカウント値と呼ぶ。このビデオカウント値は出力画像が全面すべて255レベルだった場合に最大値1023となる。尚回路の構成上制限があるときは、ビデオ信号カウント部207のかわりにレーザ信号カウント部208を用いて、レーザドライバ205からの画像信号を同様に計算することで、ビデオカウント値を求めることが可能である。
<現像装置の構成>
さらに、現像装置4について図4及び図5で詳しく説明する。本実施例において、現像装置4は、現像容器20を備え、現像容器20内に現像剤としてトナーとキャリアを含む2成分現像剤が収容されている。また、現像容器20内に、現像剤担持体としての現像スリーブ24と、現像スリーブ24上に担持された現像剤の穂を規制する穂切り部材25とを有している。
本実施例にて、現像容器20の内部は、その略中央部が本稿紙面に垂直方向に延在する隔壁23によって現像室21aと攪拌室21bに水平方向の左右に区画されており、現像剤は現像室21a及び攪拌室21bに収容されている。
現像室21a及び攪拌室21bには、現像剤攪拌・搬送手段としての搬送部材である第1及び第2の搬送スクリュー22a、22bがそれぞれ配置されている。第1の搬送スクリュー22aは、現像室21aの底部に現像スリーブ24の軸方向に沿ってほぼ平行に配置されており、回転することで現像室21a内の現像剤を軸線方向に沿って一方向に搬送する。また、第2の搬送スクリュー22bは、攪拌室21b内の底部に第1の搬送スクリュー22aとほぼ平行に配置され、攪拌室21b内の現像剤を第1の搬送スクリュー22aとは反対方向に搬送する。
このように、第1及び第2の搬送スクリュー22a、22bの回転による搬送によって、現像剤が隔壁23の両端部の開口部(即ち、連通部)26、27(図4参照)を通じて現像室21aと攪拌室21bとの間で循環される。
本実施例では、現像室21aと攪拌室21bは水平方向の左右に配置されるが、現像室21aと攪拌室21bが上下に配置された現像装置、或いは、その他の形態の現像装置においても、本発明は適用可能である。
本実施例においては、現像容器20の感光体ドラム1に対向した現像領域Aに相当する位置には開口部があり、この開口部に現像スリーブ24が感光体ドラム方向に一部露出するように回転可能に配設されている。
本実施例にて、現像スリーブ24の直径は20mm、感光体ドラム1の直径は80mm、又、この現像スリーブ24と感光体ドラム1との最近接領域を約400μmの距離とする。この構成によって、現像部Aに搬送した現像剤を感光体ドラム1と接触させた状態で、現像が行なえるように設定されている。なお、この現像スリーブ24は、アルミニウムやステンレスのような非磁性材料で構成され、その内部には磁界手段であるマグネットローラ24mが非回転状態で設置されている。
上記構成にて、現像スリーブ24は、現像時に図示矢印方向(反時計方向)に回転し、前記穂切り部材25による磁気ブラシの穂切りによって層厚を規制された2成分現像剤を担持する。現像スリーブ24は、層厚が規制された現像剤を感光体ドラム1と対向した現像領域Aに搬送し、感光体ドラム1上に形成された静電潜像に現像剤を供給して潜像を現像する。この時、現像効率、つまり、潜像へのトナーの付与率を向上させるために、現像スリーブ24には電源から直流電圧と交流電圧を重畳した現像バイアス電圧が印加される。本実施例では、−500Vの直流電圧と、ピーク・ツウ・ピーク電圧Vppが1800V、周波数fが12kHzの交流電圧とした。しかし、直流電圧値、交流電圧波形はこれに限られるものではない。
一般に、2成分磁気ブラシ現像法においては、交流電圧を印加すると現像効率が増して画像は高品位になるが、逆にカブリが発生し易くなる。このため、現像スリーブ24に印加する直流電圧と感光体ドラム1の帯電電位(即ち白地部電位)との間に電位差を設けることにより、カブリを防止することが行なわれる。
前記穂切り部材である規制ブレード25は、現像スリーブ24の長手方向軸線に沿って延在した板状のアルミニウムなどで形成された非磁性部材で構成される。また、規制ブレード25は、感光体ドラム1よりも現像スリーブ回転方向上流側に配設されている。そして、この穂切り部材25の先端部と現像スリーブ24との間を現像剤のトナーとキャリアの両方が通過して現像領域Aへと送られる。
尚、規制ブレード25と現像スリーブ24の表面との間隙を調整することによって、現像スリーブ24上に担持した現像剤磁気ブラシの穂切り量が規制されて現像領域へ搬送される現像剤量が調整される。本実施例においては、規制ブレード25によって、現像スリーブ24上の単位面積当りの現像剤コート量を30mg/cm^2に規制している。
なお、規制ブレード25と現像スリーブ24は、間隙を200〜1000μm、好ましくは300〜700μmに設定される。本実施例では500μmに設定した。
又、現像領域Aにおいては、現像装置4の現像スリーブ24は、共に感光体ドラム1の移動方向と順方向で移動し、周速比は、対感光体ドラム1.75倍で移動している。この周速比に関しては、0〜3.0倍の間で設定され、好ましくは、0.5〜2.0倍の間に設定されれば、何倍でも構わない。移動速度比は、大きくなればなるほど現像効率はアップするが、あまり大きすぎると、トナー飛散、現像剤劣化等の問題点が発生するので、上記の範囲内で設定することが好ましい。
さらに、現像容器20内の開口部(即ち、連通部)26には、現像装置内の温度に関する情報を検知する温度検知手段として、バンドギャップ温度センサ4Tが配置されている。バンドギャップ温度センサ4Tは、現像装置内の現像剤中に配置されており、現像剤の温度を直接検知している。前記温度センサ4Tの現像容器20内における配置場所に関しては、検知精度向上のため現像剤にセンサ面が埋まる位置が望ましい。ただし、温度センサの配置場所に関しては、これに限らない。精度は若干落ちるが、画像形成装置本体に設けられた温度センサを用いて現像装置内の温度を検知する構成であってもよい。
ここで、温度センサ4Tについて詳しく説明すると、本実施例では温度センサ4Tとしてセンシリオン(SENSIRION)社製温湿度センサSHT1Xシリーズを用いた。その構成は図6に示したように、湿度検知デバイスとして静電容量ポリマーのセンシング素子1001、温度検知デバイスとしてバンドギャップ温度センサ1002を実装している。いずれも14ビットA/Dコンバータ1003にカップリングされ、デジタルインターフェース1004を通じてシリアル出力を行う仕様のCMOSデバイスである。温度検知デバイスであるバンドギャップ温度センサは、温度に対して線形に抵抗値が変化するサーミスタを用いることで、その抵抗値から温度を算出している。また、湿度検知デバイスである静電容量ポリマー1001は、誘電体としてポリマーを挿入したコンデンサである。静電容量ポリマー1001は、湿度に応じてポリマーに吸着する水分量が変化する結果、コンデンサの静電容量が湿度に対して線形に変化することを利用して、静電容量を湿度に変換することで検知している。
本実施例において用いた温度センサ4Tは温度と湿度の両方を検知できるものだが、実際には温度の検知結果のみしか利用しないので、その他の温度のみ検知できるセンサで十分である。
<現像装置の現像剤の概要>
ここでさらに本実施例の現像装置4の現像容器20に収容されているトナーとキャリアからなる2成分現像剤について詳しく説明する。
トナーは、結着樹脂、着色剤、そして、必要に応じてその他の添加剤を含む着色樹脂粒子と、コロイダルシリカ微粉末のような外添剤が外添されている着色粒子とを有している。トナーは、負帯電性のポリエステル系樹脂であり、体積平均粒径は4μm以上、10μm以下が好ましい。より好ましくは8μm以下であることが好ましい。
また、キャリアは、例えば表面酸化或は未酸化の鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、希土類などの金属、及びそれらの合金、或は酸化物フェライトなどが好適に使用可能であり、これらの磁性粒子の製造法は特に制限されない。キャリアは、重量平均粒径が20〜60μm、好ましくは30〜50μmであり、抵抗率が10^7Ωcm以上、好ましくは10^8Ωcm以上である。本実施例では10^8Ωcmのものを用いた。
尚、本実施例にて用いられるトナーについて、体積平均粒径は、以下に示す装置及び方法にて測定した。測定装置としては、コールターカウンターTA−II型(コールター社製)、個数平均分布、体積平均分布を出力するためのインターフェース(日科機製)及びCX−Iパーソナルコンピュータ(キヤノン製)を使用した。電解水溶液として、一級塩化ナトリウムを用いて調製した1%NaCl水溶液を使用した。
測定方法は以下に示す通りである。即ち、上記の電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1ml加え、測定試料を0.5〜50mg加える。試料を懸濁した電解水溶液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、上記のコールターカウンターTA−II型により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて2〜40μmの粒子の粒度分布を測定して体積平均分布を求める。こうして求めた体積平均分布より、体積平均粒径を得る。
又、本実施例にて用いられるキャリアの抵抗率は、測定電極面積4cm、電極間間隔0.4cmのサンドイッチタイプのセルを用いた。片方の電極に1kgの重量の加圧下で、両電極間の印加電圧E(V/cm)を印加して、回路に流れた電流から、キャリアの抵抗率を得る方法によって測定した。
<現像装置の現像剤の補給方法>
次に、本実施例における現像剤の補給方法について図4及び図5を用いて説明する。
現像装置4の上部には、トナーとキャリアを混合した補給用2成分現像剤を収容するホッパー31が配置される。トナー補給手段を構成するこのホッパー31は、下部にスクリュー状の補給部材、即ち、補給スクリュー32を備え、補給スクリュー32の一端が現像装置4の前端部に設けられた現像剤補給口30の位置まで延びている。
画像形成によって消費された分のトナーは、補給スクリュー32の回転力と、現像剤の重力によって、ホッパー31から現像剤補給口30を通過して、現像容器20に補給される。このようにしてホッパー31から現像装置4に補給現像剤が補給される。補給現像剤の補給量は、補給スクリュー32の回転数によっておおよそ定められる。この回転数は前述した画像データのビデオカウント値と、図2中に示した感光体ドラム1上の基準潜像を現像してそのトナー像の濃度を検知するパッチ検センサ11の検知結果と、に基づいて図示しないトナー補給量制御手段によって定められる。
<トナー強制消費の制御方法>
ここから本発明の特徴的な部分である、トナー強制消費(トナー吐き出し)動作の制御方法について詳しく説明する。
まず、上記構成の画像形成装置において、印字率の低い画像形成が連続した場合、現像容器20内から感光体ドラム1へ移行するトナーの割合が少ない。このため、現像容器20内のトナーは第1及び第2の搬送スクリュー22a、22bによる攪拌や、穂切り部材25を通過するときの摺擦を長時間受けることになる。その結果、前述したトナーの外添剤が剥れたり、トナー表面に埋め込まれたりしてトナーの流動性や帯電性能が悪化し、画像品質が劣化してしまう。
そこで、従来からダウンタイムを設けて、現像装置4内の劣化したトナーを感光体ドラム1の非画像域に現像し、強制的に吐き出す(消費する)方法が提案されている。ここで従来例においては、印字率によってトナー劣化の進行が異なる(印字率が低いほど劣化したトナーの割合が多くなる)ことに着目し、印字率に応じてトナー吐き出し動作によるダウンタイムの時間やトナー吐き出し頻度を変えている。尚、印字率とは、最大画像形成領域に形成されるトナー面積であり、黒ベタ画像が100%であり、白ベタ画像は0%となる。本実施例では、現像剤の温度、或いは画像形成装置の置かれている環境温度によってもトナー劣化の進行が異なることに着目している。即ち、印字率だけでなく現像剤温度検知手段4Tの検知結果にも応じて、単位時間あたりに吐き出される吐出し量を変更している。具体的には、現像剤温度検知手段4Tの検知結果に応じて、トナー吐き出し動作によるダウンタイムの時間(吐き出し動作を実行する実行時間)やトナー吐き出し頻度を変えている。
以下では、本実施例において、まず現像剤の温度によってトナー劣化の進行が異なることを示し、さらにそこから温度に応じてトナー強制消費の動作条件をどのように決定しトナー吐き出し制御を実行すれば良いか説明する。
<トナー劣化の温度依存性>
前述したように、感光体ドラムへのトナー移行の割合が少なく、現像容器20へのトナー補給が少ない場合(印字率が低い場合)トナー劣化が進行してしまう。さらに、前記トナー劣化の進行スピードは現像装置が置かれている環境によって異なる。そこで本発明者らは以下のような実験を行った。即ち、様々な一定環境下に現像装置4を設置し、その各一定環境下において、各色の印字率を振って(0%〜5%まで)連続画像形成をA4サイズ用紙片面で10000枚行い、連続画像形成を実施する前後での画像品質の変化を調べた。この実験の結果をブラックについてのみ図7の表に示す。図7において、温度は現像装置4内に設置した温度検知手段4Tの検知結果の温度であり、「○」は画像品質の劣化が発生しなかったことを示し、「×」はかぶりの悪化・トナー飛散の悪化・粒状感の悪化のいずれか一つ以上の画像品質の劣化が発生したことを示す。
前記実験結果の図7より以下のことが読み取れる。即ち、温度が低い場合(例えば20℃)にはトナー劣化の進行が遅く、印字率がある程度低くても(20℃ならば印字率2%でも)画像品質の劣化が発生しない。一方で、温度が高い場合(例えば50℃)にはトナー劣化の進行が激しく、印字率が高くないと(50℃ならば印字率5%以上)画像品質の劣化が発生してしまう。
言い換えると、本実施例の画像形成装置において、ある一定以上の印字率(即ち、ある一定以上のビデオカウント)の画像形成を実行しないと、トナー劣化によるかぶりの悪化・トナー飛散の悪化・粒状感の悪化等の、画像品質の悪化が発生する。さらに、前記画像品質の悪化が発生する閾値となる印字率(即ち閾値となるビデオカウント)は、現像装置の温度によって異なると言うことである。
そこで本実施例において、トナー劣化による画像品質の劣化を発生させない為に、最低限必要なトナー消費量に相当するビデオカウントを「トナー劣化閾値ビデオカウントVt」と定義する。トナー劣化閾値ビデオカウントVtは前述したように現像剤の温度に依存する値であり、前記の実験等により算出できる値である。ここで図8にて本実施例の画像形成装置における各色・各温度でのトナー劣化閾値ビデオカウントVtを表に示す。尚、前記トナー劣化閾値ビデオカウントは、現像剤(トナー及びキャリア)の色や材質、現像装置の構成等に応じて異なるので適宜算出設定すれば良い。例えば、トナーの融点が異なる場合、低融点のものほど同一温度におけるトナー劣化閾値を高くしても良い。こうすることで、各色の現像装置によって強制排出動作の実行タイミング、実行時間を異ならせてもよい。
<トナー強制消費の制御方法>
次に、トナー強制消費動作の制御方法及び動作条件について説明する。まず前提として、各色に対してトナー強制消費と制御方法の思想は同様である。従って以降のフローチャート図等で色についての記述を省略している場合があるが、その場合は各色で共通の制御を行なっていることに注意されたい。本実施例においては分かりやすい例として1枚当たりの印字率がYMCKそれぞれの色に対してY=5%、M=5%、C=5%、K=3%の画像(以下では、「ブラック低Duty画像チャート」と称する)をA4サイズ用紙で連続画像形成した場合を考える。このときのトナー吐き出し制御は図9に示すフローチャート図によって説明される。
まず画像形成がスタートすると、図3を用いて前述したようにビデオ信号カウント部207が各色のビデオカウントV(Y)、V(M)、V(C)、V(K)を算出する(ステップS1)。本従来例においてはある1色についてA4サイズ用紙片面の全面ベタ画像(印字率100%の画像)のビデオカウントは512とする。すると「ブラック低Duty画像チャート」のビデオカウントは、V(Y)=26、V(M)=26、V(C)=26、V(K)=15である。ここでビデオカウントの算出において小数点以下は四捨五入する。
次に温度検知手段4Tの検知結果と、前述した実験等で得られるトナー劣化閾値ビデオカウントVtの表(図8を参照)より、現在の温度におけるトナー劣化閾値ビデオカウントVtを算出する(ステップS2)。ここで、前述した図4〜図6を用いて説明したように、本実施例における温度検知手段4Tは現像容器内の現像剤の温度を直接測定できるバンドギャップ温度センサである。温度検知手段4Tの代用として、一般に画像形成装置本体についている環境センサを用いることも可能である。ただし、トナー劣化閾値ビデオカウントVtの精度を上げて、トナー吐き出し制御を最適化し、生産性と画像品質の最大限の両立を図るためには、本実施例のような現像容器内の現像剤の温度を直接検知する温度検知手段が望ましい。
ここで、前述の「ブラック低Duty画像チャート」をA4サイズ用紙で連続画像形成した場合の、ブラックの現像装置内に設置された温度検知手段4T(K)の検知結果の推移を図10に表す。このとき画像形成装置は、室温23℃/相対湿度50%固定環境下に設置した。図10において横軸は耐久枚数で、縦軸は温度検知手段4Tの検知結果である。図10のグラフから読み取れるように、画像形成装置の設置環境が一定(室温23℃/相対湿度50%)に保たれていても、温度検知手段4Tの検知結果(即ち、現像剤の温度)は上昇していくことが分かる(ただし、45℃付近で飽和する)。この温度上昇は、現像装置内の現像スリーブや搬送スクリューの回転による自己昇温や、画像形成装置内のその他のモーター等の自己昇温によるものと考えられる。従って、耐久枚数によってトナー吐き出し制御の計算に用いるトナー劣化閾値ビデオカウントVtが変化する。
再び図9のフローチャート図に戻り、前述した、ビデオカウントVとトナー劣化閾値ビデオカウントVtとの差、Vt―Vの正負を判断する(ステップS3)。まずVt−Vが負の場合は、印字率が高いのでトナー劣化が進行しない状態であるから、トナー劣化積算値Xに0を加算する(ステップS4)。一方、Vt−Vが正の場合には、印字率が低いのでトナー劣化が進行してしまう状態であるから、トナー劣化積算値Xに(Vt−V)を加算する(ステップS5)。ここでトナー劣化積算値Xとは現在のトナー劣化状態を表す指標であり、Vt−Vによって算出されるビデオカウント値の積算値である。
さらに、前記ステップによって画像形成毎に算出・更新されるトナー劣化積算値Xに対して、吐き出し実行閾値Aとの差分(A−X)を算出する(ステップS6)。ここで、吐き出し実行閾値Aは任意に設定できる所定の値であり、この吐き出し実行閾値Aが小さい程、同じ印字率の連続画像形成に対してもトナー吐き出し動作を実行する頻度が多くなる。前記吐き出し実行閾値Aは本実施例においては512に設定している。前記吐き出し実行閾値Aの設定値が大きすぎると、トナー吐き出し動作を実行するまでにトナー劣化が進行する時間が多くなるので、望ましくはA4〜A3サイズ用紙片面の全面ベタ画像(印字率100%の画像)のビデオカウント値と同等程度が良い。また例えば現像容器20内に保持できる現像剤の容量が多いほど、前記トナー吐き出し実行閾値Aを大きめに設定できる傾向がある。
最後に、前記ステップによって算出した、トナー劣化積算値Xと吐き出し実行閾値Aとの差分(A−X)の正負を判断する(ステップS7)。ここで(A−X)が正の場合は、トナー吐き出しを今すぐ実行しなければならない程にトナー劣化が進行している訳では無いと判断し、続けて画像形成を実行する(ステップS8)。一方、(A−X)が負の場合には、トナー劣化が十分に進行している為に、今すぐトナー吐き出しを実行する必要があると判断し、画像形成を中断してトナー吐き出し動作を実行する(ステップS9)。
ここで、トナー吐き出し動作について図11で説明する。前記ステップによって(A−X)が負の値の場合には、制御手段としてのコントローラ1007(図15)は、画像形成を中断してトナー吐き出し動作を実行する。まず一次転写バイアスに通常画像形成時とは逆極性の転写バイアス(即ち感光体ドラム上のトナー像と同極性の転写バイアス)を印加する(ステップS101)。次に、吐き出し実行閾値Aと同等のビデオカウントに相当するトナー量を感光体ドラムに吐き出す(ステップS102)。尚、吐き出し動作中(強制消費動作中)には、少なくとも現像スリーブが1回転以上回転するように吐き出し動作が制御されることが好ましい。前記トナー吐き出しの為の感光体ドラム上の潜像は、吐き出しによるダウンタイムを最小限に抑える為に、感光体ドラムの長手方向に対して全面ベタ画像であることが望ましい。さらに感光体ドラム上に吐き出されたトナーは一次転写バイアスがトナーと同極性である為に、中間転写体ベルトには転写されず感光体ドラムクリーナで回収される(ステップS103)。ここでトナー劣化積算値Xを0にリセットする(ステップS104)。そして最後に、一次転写バイアスを通常画像形成時の極性のバイアスに戻し(ステップS105)、トナー吐き出し動作を完了して通常の画像形成動作に復帰する。
ここで、以上で説明したトナー吐き出し制御方法において、前述した「ブラック低Duty画像チャート」を10000枚連続で画像形成した場合を具体的に考える。
まず「ブラック低Duty画像チャート」を1枚画像形成した場合に、本実施例のトナー吐き出し制御におけるトナー劣化積算値Xが各色でどのように算出されるかを図12の表に示した。図12の表にあるように「ブラック低Duty画像チャート」の画像形成においては、Y(イエロー)とM(マゼンタ)とC(シアン)については常に印字率が十分に高い為にトナー劣化積算値Xは常に0である。
一方、K(ブラック)については連続画像形成の前半では1枚当たりのトナー劣化積算値Xは0であるが、連続画像形成の後半になるに連れて、前述したように現像剤の温度が上昇する。(図10を参照)温度上昇に伴ってトナー劣化閾値ビデオカウントVtが大きくなる為(図8を参照)、1枚当たりのトナー劣化積算値Xは0⇒+11まで大きくなる。即ち、連続画像形成の前半ではブラックトナーの劣化は進まないが、後半ではトナー劣化が進行するということを意味する。
さらに具体的に説明すると、図8と図10より、「ブラック低Duty画像チャート」のA4サイズ用紙で連続10000枚画像形成においては、まず0枚〜3000枚まではトナー吐き出し動作は実行されない。次に3001枚〜6000枚までは1枚当たりのトナー劣化積算値Xが+5である為にトナー吐き出しは実行され、その頻度は、吐き出し実行閾値Aが512であることから、512/5=103枚(小数点以下切り上げ)毎である。さらに6001枚〜10000枚までは1枚当たりのトナー劣化積算値Xが+11である為にトナー吐き出しは実行され、その頻度は、吐き出し実行閾値Aが512であることから、512/11=47枚(小数点以下切り上げ)毎である。
コントローラ1007は、温度検知手段4Tの検知結果に基いて、現像装置内の温度が所定温度よりも高い場合の方が、現像装置内の温度が所定温度よりも低い場合よりも、吐き出し実行頻度が多くなるように動作条件を制御する。即ち、コントローラ1007は、同一印字率の画像を連続画像形成させた場合において、単位画像形成あたりに吐き出されるトナー量は、以下のような関係に制御している。即ち、コントローラ1007は、現像装置内の温度が所定温度よりも高い場合の方が、前記現像装置内の温度が前記所定温度よりも低い場合よりも単位画像形成あたりに吐き出されるトナー量が多くなるように制御している。ここで、連続画像形成動作とは、複数の記録材に連続して画像形成を行う一連の画像形成動作のことを指す。
さらに、簡単な制御ブロック図を図15に示す。図15にあるように温度検知手段1005の検知結果とビデオカウント1006の結果の情報がCPU1007に送られ、前記の図9及び図11のフローチャート図で説明したトナー吐き出し制御に従って、画像形成部1009にトナー吐き出し動作の実施を命令する。
以上より、本発明に従った本実施例では、「ブラック低Duty画像チャート」のA4サイズ用紙での連続10000枚画像形成において、115回程、画像形成を中断してトナー吐き出しを実行する。また1回のトナー吐き出し動作でビデオカウント512に相当するトナー量を消費する。ここで従来のトナー吐き出し制御ならば、温度によるトナー劣化閾値の変化を加味していない為、例えば10000枚の連続画像形成中における1枚当たりのトナー劣化積算値Xが常に+11であり、約214回もトナー吐き出しを実行しなければならない。従って、本発明に基づく本実施例を適用することで、トナー吐き出し動作の頻度を半減し、加えてトナー消費量も半減することができる。
本実施例での構成によれば、複数の記録材に連続して画像形成を行う連続画像形成時において、現像装置内の温度が高くなるに従って、単位画像形成枚数あたりに実行される吐き出し動作の頻度が高くなるように制御可能となっている。こうして、トナー劣化の抑制を図りながらダウンタイムの抑制を図ることができる。
尚、本実施例では、現像装置内の温度に基いて、吐き出し動作を実行する頻度を変更したが、一回の吐き出し動作における吐き出し量(実行時間)を変更しても良い。
(実施例2)
前述した第1の実施例においては、1枚当たりの印字率が低い場合(即ちビデオカウントが小さい場合)にトナー劣化が進行し、かつ、その進行の割合が温度によって異なることに着目して、効率的なトナー吐き出し動作を実行する制御方法を提案した。本第2の実施例では現像剤のトナー劣化が、〔1〕現像スリーブの駆動時間と〔2〕単位時間当たりのトナー消費量と〔3〕そのときの現像剤の温度に依存することに着目し、トナー吐き出し動作を制御する方法を説明する。
<トナー強制消費の制御方法>
まず前提として、各色に対してトナー強制消費と制御方法の思想は同様である。従って以降のフローチャート図等で色についての記述を省略している場合があるが、その場合は各色で共通の制御を行なっていることに注意されたい。本第2の実施例においても説明を分かり易くする為に1枚当たりの印字率がYMCKそれぞれの色に対してY=5%、M=5%、C=5%、K=3%の「ブラック低Duty画像チャート」をA4サイズ用紙で連続画像形成した場合を考える。このときのトナー吐き出し制御は図13に示すフローチャート図によって説明される。
最初に、所定枚数A枚毎に、総スリーブ回転時間積算Stと総トナー消費量ビデオカウントVallを算出する(ステップS201)。ここで、所定枚数Aは本実施例の画像形成装置において任意に決められる値であり、望ましくは100枚程度が良い。また総スリーブ回転時間積算Stとは、画像形成が開始してから所定枚数A枚の画像形成が終了するまでのスリーブ回転時間の総積算であり、紙間や前回転等で実施されるスリーブ回転時間も含んでいる。さらに総トナー消費量ビデオカウントVallとは、画像形成が開始してから所定枚数A枚の画像形成が終了するまでの総トナー消費量を指標する値である。これは、前述した図3に記載のビデオ信号カウント部207より算出される通常の原稿の画像形成によるビデオカウントに加え、濃度制御用パッチやトナー補給制御用パッチやレジずれ補正用パッチ等によって消費されたトナー量も含んでいる。ここで前記の制御用パッチによるトナー消費量は、本発明を適用する画像形成装置によって適宜設定すれば良い。例えば、本実施例において濃度制御用パッチは面積20mm×20mmの正方形のパッチであり、トナー載り量はベタ画像の半分である。従って、濃度制御用パッチの1回分のビデオカウントは512×(0.5⇒濃度分)×((20×20)/(297×210)⇒面積分)=2である。
次に、前ステップによって算出された総スリーブ回転時間積算Stと総トナー消費量ビデオカウントVallから単位駆動時間当たりのトナー消費量Vall/Stを算出する(ステップS202)。これは即ち、トナー劣化の度合いを表す値となる。
さらに、トナー劣化が進行する単位駆動時間当たりのトナー消費量の閾値T(温度に依存する)について考える。前記閾値Tは図7を用いて前述した実験、即ち、様々な一定環境下に現像装置4を設置し、その各一定環境下において、各色の印字率を振って(0%〜5%まで)連続画像形成をA4サイズ用紙片面で10000枚行う。そして、連続画像形成を実施する前後での画像品質の変化を調べることで算出できる。つまり印字率から通常画像形成のビデオカウントが分かり、通紙枚数から制御用パッチによるトナー消費量のビデオカウントも分かり、この和を算出すれば総トナー消費量ビデオカウントVallが算出できる。また、総スリーブ回転時間積算Stは計測できるので、以上から、単位駆動時間当たりのトナー消費量Vall/Stと画像品質の相関が確認できる。ここで図14にて本実施例の画像形成装置における各色・各温度でのトナー劣化が進行する単位駆動時間当たりのトナー消費量の閾値Tを表に示す。尚、前記閾値Tは、現像剤(トナー及びキャリア)の色や材質、現像装置の構成等に応じて異なるので適宜算出設定すれば良い。ただし前記閾値Tの単位は[ビデオカウント/秒]である。ここで再び図13のフローチャート図に戻ると、所定枚数A枚の画像形成の前後における温度検知手段4Tの検知結果T1(前)とT2(後)の平均値の温度における前記閾値Tを図14の表から算出する(ステップS203)。
次のステップでは、前述した単位駆動時間当たりのトナー消費量Vall/Stと、ステップS203で算出されたトナー消費量の閾値T、との差、即ち、T−(Vall/St)の正負を判断する(ステップS204)。即ち、コントローラは、所定画像形成枚数の画像形成前後における温度検知センサ4Tにて検知される検知結果の平均値に基いて、強制消費動作を制御する。
まず、T−(Vall/St)が負の場合は単位駆動時間当たりのトナー消費量が十分に多く、トナー劣化が進行していないことを表す。従ってトナー吐き出し動作は実行せずに、T−(Vall/St)が負の場合は、総スリーブ回転時間積算Stと総トナー消費量ビデオカウントVallを共に0にリセットし(ステップS206)、画像形成を継続する。
一方、T−(Vall/St)が正の場合は単位駆動時間当たりのトナー消費量が少なく、トナー劣化が進行していることを表す。そこで、T−(Vall/St)が正の場合は、Vall−(T×St)で算出されるビデオカウントに相当するトナー量を消費するように、トナー吐き出し動作を実行する(ステップS205)。即ち、コントローラは、所定画像形成枚数毎にトナー吐き出し動作(強制消費動作)を実行するか否かを判断している。ここでトナー吐き出し動作自体の動作フローチャートは前記第1の実施例で説明した図11のフローチャートと同様である。その後は図13にあるように、総スリーブ回転時間積算Stと総トナー消費量ビデオカウントVallを共に0にリセットし(ステップS206)、画像形成を継続する。
以上で説明した図13のフローチャートに則り、具体的に「ブラック低Duty画像チャート」をA4サイズ用紙で10000枚連続画像形成した場合のブラックについてのみ考える。このとき温度検知手段4Tによる現像剤温度の検知結果は前述した図10と同様である。また図13のフローチャートにおいて所定枚数A=100枚とする。このとき本実施例において、所定枚数A=100枚での総スリーブ回転時間積算St=70秒である。また、所定枚数A=100枚での総トナー消費量ビデオカウントVallは画像1枚のビデオカウントが15であり、かつ連続画像形成中に10枚毎に行われる濃度制御用パッチの1回分のビデオカウントが2であることから、Vall=1520となる。但し、本実施例において補給制御用パッチとレジずれ補正用パッチはパッチ形成頻度が少なく、トナー消費量としては微量なので無視した。従って、単位駆動時間当たりのトナー消費量Vall/St=22(小数点以下切り上げ)である。
ここで、算出した所定枚数A=100枚の画像形成中での単位駆動時間当たりのトナー消費量Vall/St=22と、図14の表で示したトナー劣化が進行する単位駆動時間当たりのトナー消費量の閾値Tとを比較する。この場合、温度35℃以上にならないとトナー吐き出しは実行しないことが分かる。従って図10の温度変化のグラフより、最初の約2000枚の画像形成中は、現像剤の温度が35℃以下であるためトナー吐き出しは実行しないことがわかる。そして、その後の後半の8000枚ではA=100枚毎にトナー吐き出しを実行する。即ち、トナー吐き出しによる画像形成の中断回数は本第2の実施例においては、80回である。
一方、従来例として、所定枚数毎にトナー吐き出しを行う場合、前半の2000枚の画像形成中にも2000/100=20回のトナー吐き出しを実行してしまい、合計100回のトナー吐き出しを実行しないと、画像品質の劣化を防げない。また、本実施例のトナー強制消費(吐き出し)制御は実施例1と同様に、図15の制御ブロック図に従う。以上のように、本発明に従った第2の実施例においてもトナー劣化の温度依存性に着目することで、従来例よりも効率良くトナー吐き出しを実行できる。

Claims (9)

  1. 像担持体に形成された潜像を現像する現像装置と、前記像担持体に現像された現像剤像を転写材に転写する転写装置と、前記現像装置内の温度に関する情報を検知する温度検知手段と、前記現像装置により前記像担持体に現像された現像剤を転写材に転写することなく、強制的にトナー消費する強制消費動作を制御するコントローラと、を有する画像形成装置であって、
    複数の転写材に連続して画像形成を行う一連の連続画像形成中において、前記コントローラは、前記温度検知手段の検知結果に基き、前記現像装置内の温度が所定温度よりも高い場合の方が、前記現像装置内の温度が前記所定温度よりも低い場合よりも、前記強制消費動作により単位時間当りに消費される量が多くなるように前記強制消費動作を制御可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記コントローラは、前記現像装置内の温度が前記所定温度よりも高い場合の方が、前記現像装置内の温度が前記所定温度よりも低い場合よりも、前記強制消費動作を実行する頻度が多くなるように前記強制消費動作を制御することを特徴とする。
  3. 前記コントローラは、前記現像装置内の温度が前記所定温度よりも高い場合の方が、前記現像装置内の温度が前記所定温度よりも低い場合よりも、前記強制消費動作を実行する実行時間が長くなるように前記強制消費動作を制御することを特徴とする。
  4. 像担持体に形成された潜像を現像する現像装置と、前記像担持体に現像された現像剤像を転写材に転写する転写装置と、装置本体に設けられ、温度を検知する温度検知手段と、前記現像装置により前記像担持体に現像された現像剤を転写材に転写することなく、強制的にトナー消費する強制消費動作を制御するコントローラと、を有する画像形成装置であって、複数の転写材に連続して画像形成を行う一連の連続画像形成中において、前記コントローラは、前記温度検知手段の検知結果に基き、前記現像装置内の温度が所定温度よりも高い場合、前記強制消費動作を実行し、前記現像装置内の温度が前記所定温度よりも低い場合は、前記強制消費動作を実行しないように前記強制消費動作を制御可能であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記連続画像形成中において画像形成される画像の印字率は同一印字率であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記温度検知手段は、前記現像装置内の現像剤中に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記コントローラは、所定画像形成枚数の画像形成前後における温度検知手段にて検知される検知結果の平均値に基いて、前記所定画像形成枚数毎に前記強制消費動作を実行するか否かを制御することを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像装置は、前記像担持体と対向する現像領域に現像剤を搬送する現像剤担持体を備え、前記現像剤担持体は、前記強制消費動作中に少なくとも1回転以上回転することを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記現像装置は、それぞれ異なる色の現像剤を用いて現像する複数の現像装置であり、各色の現像装置によって前記強制消費動作の実行タイミング、実行時間が異なっていることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像形成装置。
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