JP2011048023A - 体感振動生成装置および体感振動生成方法 - Google Patents

体感振動生成装置および体感振動生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原音となる楽曲の音声信号と関連がある振動であり、ユーザにとって快適な振動を得ることができる体感振動生成装置を提供する。
【解決手段】原音となる楽曲の音声信号に基づいて体感振動信号を生成する体感振動信号生成装置1は、音声信号を解析して少なくとも原音の拍及び拍の長さを検出する音声信号解析部12と、検出された原音の各拍の長さと、予め設定された体感振動信号の長さの最大値Cmaxおよび最小値Cminと、に基づいて、検出された原音の拍の長さが予め設定された体感振動信号の長さの最大値Cmaxより長い場合は拍を分割し、最小値Cminより短い場合は拍を削除して体感振動信号を生成する体感振動信号生成部13(13A)と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、体感振動生成装置および体感振動生成方法に関する。
音と同時に音楽の主として低音成分をトランスデューサ(電気−機械振動変換器)によって体感振動を生成する体感振動生成装置があり、このような体感振動生成装置を、椅子、ベッド、クッションなどに組み込んだ体感音響機器がある。体感音響機器の例としては、例えば、特許文献1に開示された振動音楽用装置がある。図1は、特許文献1に開示された振動音楽用装置の構成を示すブロック図である。図1おいて、音源121からの出力L,Rは、それぞれボリュウムを介して音声用増幅器122,124によって増幅され、スピーカ123,125から20Hz〜20KHzの音声出力が得られる。又、同時に上記音源121からの出力L,Rはミキサ126に入力され、ローパスフィルタ127により低域成分のみ取出してボリュウムを介して増幅器128に入力し、その出力を電気―機械振動変換器129に入力して、16Hz〜150Hzの体感振動を得る。電気―機械振動変換器129の振動伝達部を身体に接触させることにより、16Hz〜150Hz(音域としてはC0〜D3付近)の振動を音楽に応じて感じることができ、同時にスピーカ123,125からの音声出力を聞くことになる。
特開2001−86580号公報
しかしながら、従来の体感振動生成装置を用いた体感音響機器においては、音声信号に十分な低域成分が無い場合、トランスデューサが十分に振動せず、体感振動の観点からは物足りない振動しか得られなかった。また、強い低域成分がある場合は、トランスデューサの振動が大きくなり、人体に感じられる振動として強すぎる振動となる虞がある。また、音楽のテンポが速すぎる場合、或いは遅すぎる場合には、ユーザにとって快適な振動とならないという問題があった。
本発明が解決しようとする課題としては、入力された楽曲の音声信号と関連がある振動であり、ユーザにとって快適な振動を得ることができる体感振動生成装置を提供することが一例として挙げられる。
請求項1記載の体感振動生成装置は、原音となる楽曲の音声信号に基づいて体感振動信号を生成する体感振動信号生成装置であって、
前記音声信号を解析して少なくとも前記原音の拍及び拍の長さを検出する音声信号解析手段と、
検出された前記原音の各拍の長さと、予め設定された体感振動信号の長さの最大値および最小値と、に基づいて体感振動信号を生成する体感振動信号生成手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3記載の体感振動生成装置は、原音となる楽曲の音声信号に基づいて体感振動信号を生成する体感振動生成装置であって、
前記音声信号を解析して少なくとも前記原音の拍及び拍の長さを検出する音声信号解析手段と、
1以上の小節単位の振動パターンを記憶する振動パターン記憶手段と、
検出された前記原音の各拍のタイミングおよび前記振動パターンに基づいて体感振動信号を生成する体感振動信号生成手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項7記載の体感振動生成方法は、原音となる楽曲の音声信号を解析して少なくとも前記原音の拍及び拍の長さを検出する音声信号解析ステップと、
前記音声信号解析ステップより検出された前記原音の各拍の長さと、予め設定された体感振動信号の長さの最大値および最小値とに基づき、検出された前記原音の拍の長さが前記予め設定された体感振動信号の長さの最大値より長い場合は拍を分割し、前記予め設定された体感振動信号の長さの最小値より短い場合は拍を削除して体感振動信号を生成する体感振動信号生成ステップと、
を含むことを特徴とする。
請求項8記載の体感振動生成方法は、原音となる楽曲の音声信号を解析して少なくとも前記原音の拍及び拍の長さと1小節の長さを検出する音声信号解析ステップと、
前記音声信号解析ステップより検出された前記原音の各拍の長さと、予め設定された体感振動信号長さの最大値および最小値と、に基づいて拍を設定するステップと、
予め記憶されている振動パターンの1小節の長さを、前記音声信号解析ステップにより検出された前記楽曲の1小節の長さと同じにするステップと、
前記振動パターンを前記設定した各拍に割り当てて体感振動信号を生成するステップと、
を含むことを特徴とする。
特許文献1に開示された従来の振動音楽用装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1及び2に係る体感振動生成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る体感振動生成装置の体感振動信号生成部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る体感振動生成装置の体感振動生成方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る体感振動生成装置の体感振動生成方法を原音の具体例の楽譜を用いて説明する図である。 本発明の実施形態1に係る体感振動生成装置の体感振動生成方法を原音の他の具体例の楽譜を用いて説明する図である。 本発明の実施形態2に係る体感振動生成装置の体感振動信号生成部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る体感振動生成装置の体感振動生成方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る体感振動生成装置の体感振動生成方法を原音の具体例の楽譜を用いて説明する図である。 本発明の実施形態2に係る体感振動生成装置の体感振動生成方法を原音の他の具体例の楽譜を用いて説明する図である。 本発明の実施形態2に係る体感振動生成装置の変形例1の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る体感振動生成装置の変形例2の概略構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る体感振動生成装置について詳細に説明する。図2は、本発明の実施形態1及び実施形態2に係る体感振動生成装置の概略構成を示すブロック図である。
図2に示す体感振動生成装置1の概略構成は、本発明の実施形態1と実施形態2とで共通の構成であり、まず図2を用いて体感振動生成装置1の概略構成について説明する。
図2に示すように、本発明の実施形態1及び実施形態2に係る体感振動生成装置1は、音声信号入力部10、ミキサ11、音声信号解析部(音声信号解析手段)12、体感振動信号生成部(体感振動信号生成手段)13(13Aまたは13B)、遅延調整部14L,14R、増幅部15L,15R、スピーカ16L,16R、ローパスフィルタ17、増幅器18、トランスデューサ19を備えている。
図2において、音声信号入力部10は、例えばCDプレーヤ等から出力された音声信号(オーディオ信号)の入力部であり、ミキサ11は、入力された音声信号がステレオの音声信号である場合、L(左)チャンネルの信号とR(右)チャンネルの信号とを混合する部分である。なお、音声信号入力部10から入力する音声信号は、モノラルの音声信号であってもよく、その場合はミキサ11等を省略できる。あるいは、5.1チャンネルなどのマルチチャンネルの音声信号にも応用可能である。
音声信号入力部10から入力する音声信号は、アナログ音声信号を標本化(サンプリング)・量子化したデジタル音声信号(PCM信号等)、或いはアナログ音声信号どちらでも可能である。
デジタル音声信号の場合は、ミキサ11、音声信号解析部12、体感振動信号生成部13(13Aまたは13B)、遅延調整部14L,14R等は、デジタル回路やCPU(図示せず)によるソフトウェア処理で構成し、図示しないD/A変換器により、アナログ信号に変換してスピーカ16L,16R、トランスデューサ19を駆動する。
また、音声信号入力部10から入力する音声信号がアナログ音声信号の場合は、図示しないA/D変換器によってデジタル音声信号に変換し、上記のように処理してもよい。
なお、アナログ音声信号の場合は、ミキサ11、音声信号解析部12、体感振動信号生成部13(13Aまたは13B)、遅延調整部14L,14R等を、適宜アナログ回路で構成してもよい。
音声信号解析部12は、音声信号入力部10から入力された音声信号における楽曲のテンポ(速さ)、拍子数、小節の切れ目、音の大きさを解析する。
このような解析方法としては、例えば以下の公報に開示されている公知の解析方法を用いることができる。特開2008−275975号公報には、入力された音声信号の波形を所定の時間間隔でFFT演算し、求められたパワースペクトルから各音階音のパワーを求め、この各音階音のパワーの所定の時間毎の増分値を算出し、これを全音階音で合計して所定の時間毎の全体の音の変化度合いを求め、この所定の時間毎の全体の音の変化度合いのピークからリズム情報、すなわちリズム抽出パラメータを生成し、このリズム抽出パラメータと、予め用意し記憶されているリズム抽出パラメータ(リズムパターン)とのマッチングを取る方法が開示されており、この方法により、入力された楽曲の音声信号から拍(ビート)の間隔、各拍(ビート)、拍子及び小節線位置等を検出できる。
また、特開2007−33851号公報には、入力された楽曲の音声信号のパワースペクトルが大きく変化する部分を検出し、変化する部分に時間同期する検出出力信号を出力して拍(ビート)を抽出する方法が開示されている。
また、後藤 真孝,村岡 洋一:“音楽音響信号を対象としたビートトラッキングシステム 小節線の検出と打楽器音の有無に応じた音楽的知識の選択”,情報処理学会 音楽情報科学研究会 研究報告 97-MUS-21-8, Vol.97, No.67, July 1997.では、A/D変換された音響信号に対して周波数解析を行い、ビート予測を行い、ビート情報を出力する方法が開示されている。
体感振動信号生成部13(13Aまたは13B)は、体感振動信号を生成する部分であり、詳細は後述する。
遅延調整部14L,14Rは、音声信号解析部12、体感振動信号生成部13の処理により発生した遅延を音声信号入力部10から入力された音声信号と比較して、音声信号の遅延調整を行う。
増幅部15L,15Rは、ステレオの音声信号を増幅する。スピーカ16L,16Rは増幅された音声信号を音声に変換して出力する。
ローパスフィルタ17は、体感振動信号の周波数の低域のみ通過させるフィルタである。増幅器18は、体感振動信号を増幅する。トランスデューサ19は体感振動信号を機械振動に変換する。
(実施形態1)
次に、本発明の実施形態1に係る体感振動生成装置及び体感振動生成方法について詳細に説明する。図3は、本発明の実施形態1に係る体感振動生成装置の体感振動信号生成部の構成を示すブロック図である。図4は、本発明の実施形態1に係る体感振動生成装置の体感振動生成方法を示すフローチャートである。
本発明の実施形態1に係る体感振動生成装置は、図2の体感振動信号生成部13を、図3のブロック図で示す体感振動信号生成部13Aの構成としたものである。図3に示すように、実施形態1における体感振動信号生成部13Aは、ローパスフィルタ33、信号生成部34などで構成される。
次に、図2〜図4を参照して実施形態1における体感振動生成方法の手順について説明する。
音楽再生装置などの楽曲の演奏(再生)が開始されると、音声信号入力部10から音声信号解析部12に体感振動信号の原音となる楽曲の音声信号が入力され、音声信号解析部12はこの音声信号を解析し、まず1小節分の原音の解析情報(曲のテンポ、拍子数、小節の切れ目、音の大きさ等)を取得し(ステップS1)、信号生成部34に送信する。そして、拍の番号Nを1とする(N=1)(ステップS2)。信号生成部34は、上記解析情報から得られた1小節中のN番目の拍の長さ(時間)をUとする(ステップS3)。
次に、Uが予め設定された体感振動信号の長さの最大値Cmaxより長いか否かを判定する(ステップS4)。この判定の結果、UがCmaxより長い(U>Cmax)場合(ステップS4:Yes)、U/IがCmax以下(U/I≦Cmax)となるI(ただし、Iは2以上の整数)を求める(ステップS5)。そして、生成する体感振動信号は拍数Iとし、かつ各拍の長さをU/Iに設定した体感振動信号を生成する(ステップS6)。即ち、原音の拍が最大値Cmaxより長い場合は、上記の如く2以上の整数倍の拍数Iに分割する。
一方、UがCmax以下であれば(ステップS4:No)、Uが予め設定された体感振動信号の長さの最小値Cminより短いか否かを判定し(ステップS7)。この判定の結果、UがCmin以上であれば(ステップS7:No)、1拍の長さをUの長さに設定した体感振動信号を生成する(ステップS8)。
あるいは、UがCminより短い場合は(ステップS7:Yes)、U×JがCmin以上となるJ(ただし、Jは2以上の整数)を求める(ステップS9)。次にN=N+1とし(ステップS10)、U×Jの長さの中にN+1番目の原音の拍が存在するか否かを判定し(ステップS11)。N+1番目の原音の拍が存在する場合は、原音のN+1番目の拍を削除し(ステップS12)、さらに、ステップS10〜S12の手順を繰り返して、U×Jの長さの中に存在する拍を全て削除する。このようにして、U×Jの長さの中に存在する拍を全て削除したら(ステップS7:No)、1拍の長さをU×Jの長さに設定した体感振動信号を生成する(ステップS13)。
以上のフローによって、生成する体感振動信号の拍の数及び長さの設定は、原音の音楽のテンポが速すぎる場合は原音の拍を適宜削除し、遅すぎる場合は原音の拍を分割した拍として設定する。ここでは、人体に感じられる適度な振動の長さの最大値をCmaxとし、最小値をCminとする。これにより、生成される体感振動信号の1拍は、人体に感じられる振動として適度な長さの振動となる。例えば、Cmaxを1600ms、Cminを400msとすれば、体感振動信号の1拍は、400ms〜1600msの間のいずれかの長さの振動となり、人体に感じられる振動として適度な長さの振動となる。実際に人体に感じられる振動として適度な長さの振動を求める方法としては、例えば、人間がリラックスしているときの心拍の間隔などから求める方法や、人間に心地良さやの和みを与えるとされる所謂1/fゆらぎを考慮して振動の長さを求める方法などが考えられる。
以上のようにして、ステップS6、ステップS8、ステップS13にて体感振動信号の拍の数および長さを設定した後、信号生成部34は、体感振動信号の拍の設定された位置に原音の拍が存在するか否かを判定する(ステップS14)。判定の結果、原音の拍が存在する場合(ステップS14:Yes)は、原音の振動レベルPorgが振動レベルの最大値Pmaxより大きいか否かを判定し(ステップS15)、原音の振動レベルがPmaxより大きい場合(ステップS15:Yes)、振動レベルVをPmaxとし(V=Pmax)(ステップS16)、振動レベルVがPmax以上にならないように規制する。
一方、原音の振動レベルPorgがPmax以下の場合(ステップS15:No)、振動レベルVを原音の振動レベルPorgとする(V=Porg)(ステップS17)。
また、ステップS14において、体感振動信号の拍の存在する位置に原音の拍が存在しない場合(ステップS14:No)、振動レベルVを振動レベルの最小値Pminとする(ステップS18)。
ここでは、人体に感じられる適度な振動レベルの最大値をPmaxとし、最小値をPminとする。以上のステップS14〜S18のフローによって、人体に感じられる振動として適度な振動レベルの体感振動信号を生成する。ここで例えば、人体に感じられる振動として適度な振動レベルの範囲を10レベル〜30レベルと仮定する(ここでの振動レベルの単位は任意であるが、例えば音圧レベルに比例した値の単位である)。そして、Pmaxを30レベル、Pminを10レベルとすれば、振動レベルは、この10レベル〜30レベルのいずれかの振動レベルの体感振動となる。即ち、原音の振動レベルが小さすぎて、トランスデューサ19が十分に振動しなかったり、また、原音の振動レベルが大きすぎて、トランスデューサ19の振動が人体に感じられる振動としては強すぎる振動となってしまったりするおそれが無い。
そして、Nが1小節中の最後の拍であるか否かを判定し(ステップS19)、Nが1小節中の最後の拍でない場合(ステップS19:No)は、N=N+1として(ステップS20)、次の拍に対して、上記ステップS3〜S19の手順を繰り返す。一方、Nが1小節中の最後の拍である場合(ステップS19:Yes)、原音の楽曲の演奏が終了したか否かを判定し(ステップS21)、終了していなければ(ステップS21:No)次の小節に対し、原音の楽曲の演奏が終了する(ステップS21:Yes)まで、上記ステップS1〜S20の手順を繰り返す。
次に、体感振動信号生成部13Aは、以上のようにして生成した体感振動信号をローパスフィルタ17へ出力する。また、体感振動信号生成部13Aは、原音と体感振動との同期を取るための同期信号を遅延調整部14L,14Rへ出力する。
そして、体感振動信号は、ローパスフィルタ17から増幅器18を経て増幅され、トランスデューサ19によって機械振動に変換される。
一方、原音の音声信号は、遅延調整部14L,14Rによって体感振動信号と同期するように、遅延調整され、増幅部15L,15Rにより増幅されて、スピーカ16L,16Rから音声が出力される。
さらに、体感振動信号生成部13Aによる体感振動信号生成の具体例として原音となる楽曲の一部の楽譜例を示して説明する。例えば、図5の楽譜に示されるような楽曲では、図中の五線譜で示された音声信号を音声信号解析部12が解析した解析情報として曲のテンポ、拍子数、小節の切れ目、音の大きさ等などを得る。解析情報として得られた1小節の長さ及び上記の手順で得られた体感振動信号の拍の数及び長さ、各拍に対する原音の有無は、図中の中段に示すようになる。
1小節目では、原音は1拍(全音符)であり拍の長さは6000msであるが、上記の手順により、体感振動信号の拍の数は4であり、各拍の長さは1500msとなる。上記各拍のうち原音がある拍は○印が付けてある。これにより、1小節目で生成される体感振動信号は図中下段のようになり、この楽曲の各原音の振動レベルは20レベルであるとすると、原音がある拍は原音の20レベルが体感振動信号の振動レベルとなり、原音がない拍はPminの10レベルとなる。
また、2小節目では、原音の前半は8分音符が4つ続くので、各音の長さは750msであり、上記の手順で得られた1拍の長さは750msとなる。また、原音の後半は2分音符なので、音の長さは3000msであり、上記の手順で得られた1拍の長さは、3000ms/2=1500msとなる。これにより、2小節目で生成される体感振動信号は図中下段のように前半は原音と同じ4拍、後半は原音が分割されて2拍となる。また、原音がある拍は原音の20レベルが体感振動信号の振動レベルとなり、原音がない拍はPminの10レベルとなる。なお、3小節目以降も同様の手順で体感振動信号が生成される。
次に、別の具体例を挙げて説明する。例えば、図6の楽譜に示されるような楽曲では、1小節の長さが2000msであり、原音は16分音符(125ms)が連続しているので16拍である。よって、上記手順により、体感振動信号の1拍の長さは、125ms×4=500msとなる。これにより、生成される体感振動信号は図中下段のように1小節は原音の拍が削除されて4拍となる。また、体感振動信号の各拍に原音があるが、この楽曲の各原音は30レベル以上あるとすると体感振動信号の振動レベルは最大値Pmaxで規制され、原音がある部分の体感振動信号のレベルは30レベルとなる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2に係る体感振動生成装置及び体感振動生成方法について詳細に説明する。図7は、本発明の実施形態2に係る体感振動生成装置の体感振動信号生成部の構成を示すブロック図である。図8は、本発明の実施形態2に係る体感振動生成装置の体感振動生成方法を示すフローチャートである。
実施形態2は、図2の体感振動信号生成部13を、図7のブロック図で示す体感振動信号生成部13Bの構成としたものである。図7に示すように、実施形態2に係る体感振動信号生成部13Bは、振動パターン記憶部31、演算部32、ローパスフィルタ33、信号生成部34などで構成される。
振動パターン記憶部31は、1以上の小節単位でリズムパターンを規定した振動パターンが予め記憶されている。体感振動信号生成部13Bでは、音声信号解析部12で解析された原音の(楽曲の)解析情報(曲のテンポ、拍子数、小節の切れ目、音の大きさ等)と、振動パターン記憶部31に予め記憶された振動パターンとを演算部32に入力して、振動信号の1小節の長さを調整し、原音があった拍となかった拍に応じて振動レベル(振動の強度)を変化させ、かつ快適に感じられる振動レベルに調整する。
次に、図2,図7及び図8を参照して実施形態2における体感振動生成方法の手順について説明する。
音楽再生装置などの楽曲の演奏(再生)が開始されると、音声信号入力部10から楽曲の音声信号が入力され、振動パターン記憶部31に記憶された振動パターンを読み出して(ステップS31)、演算部32に入力する。一方、音声信号解析部12は音声信号入力部10から入力された原音となる楽曲の音声信号を解析し、まず1小節分の原音の解析情報(曲のテンポ、拍子数、小節の切れ目、音の大きさ等)を取得し(ステップS32)、演算部32に送信する。そして、拍の番号Nを1とする(N=1)(ステップS33)。演算部32は、上記解析情報から得られた1小節中のN番目の拍の長さ(時間)をUとする(ステップS34)。
次に、Uが予め設定された体感振動信号の長さの最大値Cmaxより長いか否かを判定する(ステップS35)、この判定の結果、UがCmaxより長い(U>Cmax)場合(ステップS35:Yes)、U/IがCmax以下(U/I≦Cmax)となるI(ただし、Iは2以上の整数)を求める(ステップS36)。そして、U/Iの長さを1拍とする長さに設定する(ステップS37)。即ち、原音の拍が最大値Cmaxより長い場合は、上記の如く2以上の整数倍の拍数Iに分割する。
一方、UがCmax以下であれば(ステップS35:No)、Uが予め設定された体感振動信号の長さの最小値Cminより短いか否かを判定し(ステップS38)。この判定の結果、UがCmin以上であれば(ステップS38:No)、Uの長さを1拍の長さと設定する(ステップS39)。
あるいは、UがCminより短い場合は(ステップS38:Yes)、U×JがCmin以上となるJ(ただし、Jは2以上の整数)を求める(ステップS40)。次にN=N+1とし(ステップS41)、U×Jの長さの中にN+1番目の原音の拍が存在するか否かを判定し(ステップS42)。N+1番目の原音の拍が存在する場合は、原音のN+1番目の拍を削除し(ステップS43)、さらに、ステップS41〜S43の手順を繰り返して、U×Jの長さの中に存在する拍を全て削除する。このようにして、U×Jの長さの中に存在する拍を全て削除したら(ステップS42:No)、U×Jの長さを1拍と設定する(ステップS44)。
演算部32は、上記解析情報から原音の1小節の長さ(時間)を抽出し、振動パターンの1小節の長さ(時間)を原音の1小節の長さ(時間)と同じにし(ステップS45)、信号生成部34に送られる。信号生成部34に送られた振動パターンは、上記ステップS32〜S44にて設定された各拍に割り当てられる(ステップS46)。
以上のフローによって、生成される体感振動信号の1拍は、人体に感じられる振動として適度な長さの振動となる。例えば、Cmaxを1600ms、Cminを400msとすれば、体感振動信号の1拍は、400ms〜1600msの間のいずれかの長さの振動となり、人体に感じられる振動として長さの振動となる。実際に人体に感じられる振動として適度な長さの振動を求める方法としては、例えば、人間がリラックスしているときの心拍の間隔などから求める方法、人間に心地良さやの和みを与えるとされる所謂1/fゆらぎを考慮して振動の長さを求める方法などが考えられる。
以上のようにして、振動パターンの各拍の位置を設定した後、信号生成部34は、振動パターンの各拍の存在する位置に原音の拍が存在するか否かを判定する(ステップS47)。判定の結果、原音の拍が存在する場合(ステップS47:Yes)は、原音の振動レベルPorgが振動レベルの最大値Pmaxより大きいか否かを判定し(ステップS48)、原音のレベルがPmaxより大きい場合(ステップS48:Yes)、振動レベルVをPmaxとし(V=Pmax)(ステップS49)、振動レベルVがPmax以上にならないように規制する。
一方、原音のレベルPorgがPmax以下の場合(ステップS48:No)、振動レベルVを原音の振動レベルPorgとする(V=Porg)(ステップS50)。
また、ステップS47において、振動信号の存在する位置に原音の拍が存在しない場合(ステップS47:No)、振動レベルVを振動レベルの最小値Pminとする(ステップS51)。
ここでは、人体に感じられる適度な振動レベルの最大値をPmaxとし、最小値をPminとする。以上のステップS47〜S51のフローによって、人体に感じられる振動として適度な振動レベルの体感振動信号を得る。ここで例えば、人体に感じられる振動として適度な振動レベルの範囲を10レベル〜30レベルと仮定する(ここでの振動レベルの単位は任意であるが、例えば音圧レベルに比例した値の単位である)。そして、Pmaxを30レベル、Pminを10レベルとすれば、振動レベルは、この10レベル〜30レベルのいずれかの振動レベルの体感振動となる。即ち、原音の振動レベルが小さすぎて、トランスデューサ19が十分に振動しなかったり、また、原音の振動レベルが大きすぎて、トランスデューサ19の振動が人体に感じられる振動としては強すぎる振動となってしまったりするおそれが無い。
なお、振動パターン記憶部31に記憶された振動パターンの各拍のそれぞれにPmin以上Pmax以下の任意の振動レベルを設定しておき、振動信号の存在する位置に原音の拍が存在しない場合は、この設定した振動レベルとするようにしてもよい。
そして、Nが1小節中の最後の拍であるか否かを判定し(ステップS52)、Nが1小節中の最後の拍でない場合(ステップS52:No)は、N=N+1として(ステップS53)、次の拍に対して、上記ステップS34〜S52の手順を繰り返す。一方、Nが1小節中の最後の拍である場合(ステップS52:Yes)、原音の楽曲の演奏が終了したか否かを判定し(ステップS54)、終了していなければ(ステップS54:No)次の小節に対し、原音の楽曲の演奏が終了する(ステップS54:Yes)まで、上記ステップS31〜S54の手順を繰り返す。
次に、体感振動信号生成部13Bは、以上のようにして生成した体感振動信号をローパスフィルタ17へ出力する。また、体感振動信号生成部13Bは、原音と体感振動との同期を取るための同期信号を遅延調整部14L,14Rへ出力する。
そして、体感振動信号は、ローパスフィルタ17、増幅器18を経て体感振動信号が増幅され、トランスデューサ19によって機械振動に変換される。
一方、原音の音声信号は、遅延調整部14L,14Rによって体感振動信号と同期するように、遅延調整され、増幅部15L,15Rによって増幅されて、スピーカ16L,16Rから音声が出力される。
さらに、体感振動信号生成部13Bによる体感振動信号生成の具体例として楽曲の一部の楽譜例を示して説明する。例えば、図9の楽譜に示されるような楽曲では、図中の五線譜で示された原音の音声信号を音声信号解析部12が解析した解析情報として曲のテンポ、拍子数、小節の切れ目、音の大きさ等などを得る。解析情報として得られた1小節の長さ及び上記のステップS22〜S28のフローで得られた分割した部分の長さ(単位長)、各分割した部分に対する原音の有無は、図中の中段に示すようになる。
1小節目では、原音は全音符であり音の長さは6000msであるが、上記のステップS22〜S28のフローにより、各分割した部分の長さ(単位長)は6000ms/2/2=1500msとなる。また、ステップS29により、振動パターン記憶部31から読み出した振動パターンの1小節の長さ(時間)は6000msに調整される。
そして、1小節の長さが6000msに調整された振動パターンがステップS30により、上記分割した各部分(拍)に割り当てられる。
これにより、1拍目で4分音符の体感振動信号を生成し、2拍目の前半は8分休符、後半は8分音符の体感振動信号を生成し、3拍目で4分音符の体感振動信号を生成する。
また、2小節目では、原音の前半は8分音符が4つ続くので、各音の長さは750msであり、上記のステップS22〜S28のフローで得られた分割した部分の長さ(単位長)は750msとなる。また、原音の後半は2分音符なので、音の長さは3000msであり、上記のステップS22〜S28のフローで得られた分割した部分の長さ(単位長)は、3000ms/2=1500msとなる。
そして、1小節目と同様に、2小節目の振動パターンがステップS30により、上記分割した各部分(拍)に割り当てられる。これにより、1拍目及び2拍目で8分音符の体感振動信号を生成し、3拍目は8分休符、4拍目は8分音符の体感振動信号を生成し、5拍目は4分音符の体感振動信号を生成する。
上記振動パターンの各拍のうち原音がある部分は○印が付けてある。これにより、この楽曲の各原音のレベルは15レベルであるとすると、原音がある部分は原音の15レベルが振動信号のレベルとなり、原音がない部分の振動信号はPminの10レベルとなる。なお、3小節目以降も同様の手順で振動信号が生成される。
次に、別の具体例を挙げて説明する。例えば、図10の楽譜に示されるような楽曲では、1小節の長さが2000msであり、原音は16分音符(125ms)が連続している。よって、上記のステップS22〜S28のフローにより、125ms×2×2=500msとなるので、分割した部分の長さ(単位長)は500msとなる。
また、ステップS29により、振動パターン記憶部31から読み出した振動パターンの1小節の長さ(時間)は2000msに調整される。そして、1小節の長さが2000msに調整された振動パターンがステップS30により、上記分割した各部分(拍)に割り当てられる。これにより、1拍目で4分音符の体感振動信号を生成し、2拍目の前半は8分休符、後半は8分音符の体感振動信号を生成し、3拍目で4分音符の体感振動信号を生成する。
また、2小節目も1小節目と同様に、原音は16分音符(125ms)が連続している。よって、分割した部分の長さ(単位長)は500msとなる。そして、2小節目の振動パターンが上記分割した各部分(拍)に割り当てられる。これにより、1拍目で8分音符2つの体感振動信号を生成し、2拍目の前半は8分休符、後半は8分音符の体感振動信号を生成し、3拍目で4分音符の体感振動信号を生成する。
上記振動パターンの各拍のうち原音がある部分は○印が付けてある。これにより、この楽曲の各原音のレベルは20レベルであるとすると、原音がある部分は原音の20レベルが振動信号のレベルとなる。この楽曲は16分音符が連続しており、振動パターンの全ての拍に原音があるので、振動信号のレベルは全て20レベルとなる。なお、3小節目以降も同様の手順で振動信号が生成される。
(変形例1)
また、上記実施形態1または実施形態2は、図11のように生体情報取得部40を備えていてもよい。生体情報(例えば、脳波を測定した情報など)をフィードバックして体感振動生成のパラメータなどに使用してもよい。例えば、このパラメータに基づいて、Cmax及び/又はCminの値を変えたり、Pmax及び/又はPminの値を変えたりする。あるいは、振動パターン記憶部31に複数の振動パターンを記憶させておき、取得した生体情報のパラメータに基づいて振動パターンを変えるようにしてもよい。
(変形例2)
また、本実施形態1または実施形態2は、図12のようにユーザ設定部50を備えていてもよい。ユーザ設定部50に予めユーザの設定情報(例えば、睡眠導入時などのナイトモード、起床時のアクティブモードなどユーザの好みを反映したモード設定情報)を設定しておき、体感振動生成のパラメータなどに使用してもよい。例えば、モードを切り換えることによって、Cmax及び/又はCminの値を変えたり、Pmax及び/又はPminの値を変えたりする。あるいは、振動パターン記憶部31に複数の振動パターンを記憶させておき、モードを切り換えることによって、振動パターンを変えるようにしてもよい。
以上、説明したように、本発明における実施形態1の体感振動生成装置は、原音となる楽曲の音声信号を解析して少なくとも原音の拍及び拍の長さを検出する音声信号解析部12(音声信号解析手段)と、検出された原音の各拍の長さと、予め設定された体感振動信号の長さの最大値Cmaxおよび最小値Cminと、に基づいて体感振動信号を生成する体感振動信号生成部13A(体感振動信号生成手段)と、を備える。
また、本発明における実施形態2の体感振動生成装置は、原音となる楽曲の音声信号を解析して少なくとも原音の拍及び拍の長さを検出する音声信号解析部12(音声信号解析手段)と、1以上の小節単位の振動パターンを記憶する振動パターン記憶部31(振動パターン記憶手段)と、検出された原音の各拍のタイミングおよび振動パターンに基づいて体感振動信号を生成する体感振動信号生成部13B(体感振動信号生成手段)と、を備える。
上記本発明における実施形態1または実施形態2によれば、音声信号入力部10から入力された音声信号の原音から大きくはずれることのない、原音と関連がある振動であり、ユーザにとって快適な振動を得ることができる。
1 体感振動生成装置
10 音声信号入力部
11 ミキサ
12 音声信号解析部
13、13A、13B 体感振動信号生成部
14L,14R 遅延調整部
15L,15R 増幅器
16L,16R スピーカ
17 ローパスフィルタ
18 増幅器
19 トランスデューサ
31 振動パターン記憶部
32 演算部
33 ローパスフィルタ
34 信号生成部
40 生体情報取得部
50 ユーザ設定部

Claims (10)

  1. 原音となる楽曲の音声信号に基づいて体感振動信号を生成する体感振動信号生成装置であって、
    前記音声信号を解析して少なくとも前記原音の拍及び拍の長さを検出する音声信号解析手段と、
    検出された前記原音の各拍の長さと、予め設定された体感振動信号の長さの最大値および最小値と、に基づいて体感振動信号を生成する体感振動信号生成手段と、
    を備えることを特徴とする体感振動生成装置。
  2. 前記体感振動信号生成手段は、検出された前記原音の拍の長さが前記予め設定された体感振動信号の長さの最大値より長い場合は拍を分割し、前記予め設定された体感振動信号の長さの最小値より短い場合は拍を削除して前記体感振動信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の体感振動生成装置。
  3. 原音となる楽曲の音声信号に基づいて体感振動信号を生成する体感振動生成装置であって、
    前記音声信号を解析して少なくとも前記原音の拍及び拍の長さを検出する音声信号解析手段と、
    1以上の小節単位の振動パターンを記憶する振動パターン記憶手段と、
    検出された前記原音の各拍のタイミングおよび前記振動パターンに基づいて体感振動信号を生成する体感振動信号生成手段と、
    を備えたことを特徴とする体感振動生成装置。
  4. 前記体感振動信号生成手段は、前記体感振動信号の存在する位置に前記原音の拍が存在するか否かに基づいて前記体感振動信号の振動レベルを設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の体感振動生成装置。
  5. 前記体感振動信号生成手段は、人体に感じられる振動として適度な強さの振動レベルの範囲内に前記体感振動信号の振動レベルを設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の体感振動生成装置。
  6. 前記楽曲の音声信号と当該音声信号に対して遅延が生じた前記体感振動信号とのタイミングを調整する遅延調整手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の体感振動生成装置。
  7. 原音となる楽曲の音声信号を解析して少なくとも前記原音の拍及び拍の長さを検出する音声信号解析ステップと、
    前記音声信号解析ステップより検出された前記原音の各拍の長さと、予め設定された体感振動信号の長さの最大値および最小値とに基づき、検出された前記原音の拍の長さが前記予め設定された体感振動信号の長さの最大値より長い場合は拍を分割し、前記予め設定された体感振動信号の長さの最小値より短い場合は拍を削除して体感振動信号を生成する体感振動信号生成ステップと、
    を含むことを特徴とする体感振動生成方法。
  8. 原音となる楽曲の音声信号を解析して少なくとも前記原音の拍及び拍の長さと1小節の長さを検出する音声信号解析ステップと、
    前記音声信号解析ステップより検出された前記原音の各拍の長さと、予め設定された体感振動信号長さの最大値および最小値と、に基づいて拍を設定するステップと、
    予め記憶されている振動パターンの1小節の長さを、前記音声信号解析ステップにより検出された前記楽曲の1小節の長さと同じにするステップと、
    前記振動パターンを前記設定した各拍に割り当てて体感振動信号を生成するステップと、
    を含むことを特徴とする体感振動生成方法。
  9. 前記体感振動信号の存在する位置に前記原音の拍が存在するか否かを判定するステップと、
    前記体感振動信号の存在する位置に前記原音の拍が存在しない場合は、前記体感振動信号の振動レベルを振動レベルの最小値とするステップと、
    を含むことを特徴とする請求項7または8に記載の体感振動生成方法。
  10. 前記体感振動信号の存在する位置に前記原音の拍が存在する場合は、前記原音の振動レベルが予め設定された振動レベルの最大値より大きいか否かを判定し、原音の振動レベルが前記最大値より大きい場合は、前記体感振動信号の振動レベルを前記最大値に規制するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の体感振動生成方法。
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