JP2011048010A - 波長変換素子の製造方法及び波長変換素子 - Google Patents

波長変換素子の製造方法及び波長変換素子 Download PDF

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Abstract

【課題】櫛歯電極による分極反転領域が平行になるようにする。
【解決手段】分極反転用の櫛歯電極枝部の先端を櫛歯電極根元部より細くし、櫛歯電極枝部による分極反転領域が平行になるようにする。
【選択図】図5

Description

本発明は波長変換素子の製造方法及び波長変換素子に関するものである。
強誘電体の分極を強制的に反転させる分極反転現象を利用すると、強誘電体の内部に周期的な分極反転領域(分極反転構造)を形成することができる。このようにして形成された分極反転領域は、表面弾性波を利用した光周波数変調器や、非線形分極の分極反転を利用した光波長変換素子などに利用されることが開示されている。(特許文献1)
図1は、特許文献1で開示された波長変換素子(4つが集合形成されている)の斜視図であり、図2はその一部を示す拡大斜視図である。その開示によると、上部絶縁層7の上には櫛歯電極8A、8Bが形成されている。電圧印加用電極8Aは、矩形状の本体部8Aと、本体部8Aから−X方向に沿って延びた複数の枝部8Aを備えている。電圧印加用電極8Bは、本体部8Bから+X方向に沿って延びた複数の枝部8Bを備えており、双方の枝部8A2、8Bが噛み合うように配置され、枝部8A、8BはZ軸方向に沿って交互に並んでいる。一方の各枝部8Bからは基板表面上をほぼ−Z方向(X軸に垂直で基板表面に沿った方向)に沿って延びた複数の細枝部8Bを備えている。
電圧V,Vの印加によって、分極反転を行うため、電圧Vは直流電圧500Vとし、Vはパルス電圧とするが200V〜800Vとする。オフ角θによって分極反転に必要な電圧は異なり、θ=5度の場合、V=V=500Vである。この波長変換素子の中間体は、分極反転後にダイシング(チップ加工)される。ダイシングラインは、本体部8A,8Bの内側であってX軸に垂直に設定する。
接着層4に起因する光の吸収損失を低減するため、導波路を形成するアンダークラッド層として、強誘電体単結晶基板6の下面にSiOからなる下部絶縁層5が設けられている。下部絶縁膜5の屈折率は、強誘電体単結晶基板6の屈折率の90%以下であり、下部絶縁膜5の厚みDは0.5μm〜1.0μmである。本例では、強誘電体単結晶基板6の接着面に予めSiOからなる下部絶縁膜5を形成しておき、これをベース基板2に接着層4を介して貼り付けることとしてある。
分極反転を行うための電極として、ベース基板2の被接着面に予め金属膜3が形成されている。金属膜3の材料は、ベース基板2との付着力及び安定性のためには、Ta、Al、Ti、Au/Crなど望ましいが、例えば、Au(200nm)/Cr(50nm)用いることができる。
ベース基板2と強誘電体単結晶基板6を接着する時の変形を出来るだけ小さくするため、その熱膨張係数は強誘電体単結晶基板6との差は5%以下としてある。すなわち、強誘電体単結晶基板6の水平面各方向における熱膨張係数の値は、ベース基板2の水平面各方向における熱膨張係数の95%〜105%の範囲内の値である。これらの熱膨張係数は略一致しているため、熱膨張係数差に起因する基板剥離や伝送損失の増加が抑制される。なお、強誘電体単結晶基板6を構成する材料は、酸化マグネシウムを添加したニオブ酸リチウム単結晶であることが好ましい。この基板は、光損傷に強いことが知られているため、高強度の光に対する波長変換を行うことができる。
すなわち、ノンドープのLN基板からなるベース基板2の厚さDは0.5mmであるが、0.1mm以上であることが好ましく、平行度(面の段差)は0.2μmであるが、0.3μm以下であることが好ましい。また、MgO添加の強誘電体単結晶基板6の厚さDも0.5mmであるが、0.1mm以上、平行度は0.2μmであるが、0.3μm以下であることが好ましい。なお、素子強度及び研磨の時の平坦性を保つため、厚さD,Dは0.2mm以上が更に好ましい。
なお、ベース基板2と強誘電体単結晶基板6の結晶方位は同一である。
接着層4に起因する光の吸収損失を低減するため、導波路の上部クラッドを構成するオーバーコート層として、強誘電体単結晶基板6の上面にSiOからなる上部絶縁膜7が設けられている。上部絶縁膜7の屈折率は、強誘電体単結晶基板6の屈折率の90%以下であり、上部絶縁膜7の厚みDは0.2μm〜0.5μmである。
上部絶縁膜7上に形成される電極の細枝部8Bの中心間の間隔(周期)X及び幅Xは、それぞれ分極反転領域PRのX方向に沿った中心間の間隔及び幅に等しく、6.62μm及び0.5μmである。このとき、1.064μmの赤外レーザー光の波長に対して、SHG素子として機能する。なお、基板表面の電極の枝部8A、8B間のZ方向離隔距離Wは150μmに設定する。これらの電極は、金属のスッバタと、その後のフォトリソグラフィによって作製する。電圧印加用電極8A,8Bの材料としては、例えば、Au(200nm)/Cr(50nm)を用いる。
分極反転を行う時の電圧印加方法を示している。強誘電体単結晶基板6の自発分極は結晶のZ軸方向に揃っているため、分極反転の方向はその逆方向であり、従って、電極8Aがプラス、電極8B及び金属膜3がマイナスになるように電圧V,Vを印加する。これにより、電極8Aと電極8B、電極8Aと金属膜3の間の材料内部に、それぞれ電界EとEが発生する。一Z方向の合成電界Eが強誘電体単結晶の抗電界値より大きい時に、分極反転が生じる。
要するに、上部絶縁層7上には、一対の電圧印加用電極8A,8Bが形成されているが、強誘電体単結晶基板6のZ軸は基板の面方向に対して角度θを有しており、この角度θは、双方の電圧印加用電極8A,8B間、及び金属膜3と一方の電圧印加用電極8Aとの間に電圧V,Vを印加することで強誘電体単結晶基板6内に形成される電界Eの向きに、Z軸が一致するように設定されている。電圧V,Vを印加した場合には、強誘電体単結晶基板6のZ軸に沿って分極反転が進行するため、合成電界Eの向きをZ軸に一致させることで、分極反転に必要な電圧値を低下させることができる。
上記強誘電体単結晶の抗電界値は約4〜5kV/mmである。分極反転が発生するためには、材料内部にこの値より大きな電界を印加する必要がある。なお、従来の分極反転プロセスは、厚さ0.5mm〜1mmのバルク結晶ウェハに対して電圧印加を行うため、VとVが共に数kVから数十kVの電圧を要していた。
本実施形態では、強誘電体単結晶基板6を、ベース基板2に貼り付けた後、薄く研磨処理してから、電圧印加を実行する。したがって、水平方向の内部電界Eは大きくは変化しないが、垂直方向の内部電界Eは従来の100倍以上に大きくなる、このため、垂直方向の内部電界Eは分極反転方向の電界Eへの寄与分が大きくなり、結果的に両方向の電圧を共に小さくにすることができる。本例では、強誘電体単結晶基板6を厚さD=5μmまで研磨してから、分極反転を行った。
電圧印加を行って、複数の分極反転領域PRからなる周期状分極反転構造PPSを形成し、続いて、ウェットエッチング等を用いて、X軸方向に延びる2本の溝GR1,GR2を、複数の分極反転領域PRを横切るように形成する。所謂リッジ型導波路のコアを形成する。
等々と記載されている。
ベース基板2と強誘電体単結晶基板6を接着する時の変形を出来るだけ小さくするため、その熱膨張係数は強誘電体単結晶基板6との差は5%以下としてある。すなわち、強誘電体単結晶基板6の水平面各方向における熱膨張係数の値は、ベース基板2の水平面各方向における熱膨張係数の95%〜105%の範囲内の値である。これらの熱膨張係数は略一致しているため、熱膨張係数差に起因する基板剥離や伝送損失の増加が抑制される。なお、強誘電体単結晶基板6を構成する材料は、酸化マグネシウムを添加したニオブ酸リチウム単結晶であることが好ましい。この基板は、光損傷に強いことが知られているため、高強度の光に対する波長変換を行うことができる。本明細書では強誘電体単結晶基板はMgO添加ニオブ酸リチウムの5度オフのY板であり、主表面が結晶のY軸に対して垂直な面から−Z軸方向にθ=5度傾斜しているものとして説明するが、これに限定されるものではない。
特開2007−183316号公報
分極反転用の櫛歯電極枝部の先端を櫛歯電極根元部より細くし、櫛歯電極枝部による分極反転領域が平行になるようにする。
図6は櫛歯電極による分極反転の説明をするための模式図で(A)は櫛歯電極の初期設計形状で、理想通りに分極がされた形状を示す上面図と断面図、(B)は分極が先端から進行して広がり櫛歯電極枝部の先端と根元で分極幅が異なった形状を示す上面図と断面図、(C)は本発明による櫛歯電極枝部形状で分極がなされた形状を示す上面図と断面図、(D)、(E)は(B)の一つの櫛歯電極枝部を拡大した図で、分極反転が厚さ方向に進む状態を示す上面図とY−Y断面図であり、(A)、(B)、(C)の各断面図は(D)に示すX−X断面と同じ断面図である。形状は説明のため誇張してある。ハッチング部が分極反転領域である。
図3は図6(A)に示す模式図の詳細図であり、(A)は櫛歯電極の上面図、(B)は分極反転した分極反転領域(斜線ハッチング部と櫛歯電極の下部)を示す上面図である。
櫛歯電極本体部17と櫛歯電極枝部17A(図示では10本)が形成されているが、櫛歯電極枝部17Aは先端から根元まで同じ幅X1であり、そのピッチはX2,長さはY1である。平行櫛歯電極で分極反転をした場合に、平行櫛歯電極から一様幅で広がる分極反転領域が形成されれば、分極反転領域18の幅はX3となり、分極反転領域間X4と同じになる初期設計である。厚み方向でも図6(A)の断面図で示すように均等幅の周期分極反転領域が形成できる。
ところが、平行櫛歯電極により分極反転すると、分極反転領域は櫛歯電極枝部の先端から発生して進行する。図4は図6(B)に示す模式図の詳細図であり、(A)は櫛歯電極の上面図、(B)は分極反転した分極反転領域(斜線ハッチング部と櫛歯電極の下部)を示す上面図である。櫛歯電極は図3と同形状であるが、櫛歯電極枝部先端の分極反転領域が櫛歯電極枝部根元の分極反転領域より広くなり、分極反転領域がテーパー状になる。櫛歯電極枝部先端の分極反転領域の幅はX3’、分極反転領域間はX4’となるため、図6(B)の断面図で示すように分極反転領域幅が上面と下面で異なってしまう。そのため厚さ方向の周期分極反転領域が台形になりデューティー比が1:1でなくなってしまう。
上面と下面で分極反転領域が異なるのは、図6(D)の上面図で示す分極反転領域は、断面図(E)に示すようにθ=5度で右方向に進み(強誘電体単結晶基板の厚さが3.5μmの場合上下の分極反転領域先端は約40μmずれる)、下面では点線で示すような形状となるため、X−X断面で見ると上面は幅が広く、下面では幅が狭くなることが原因である。
少なくとも、
ベース基板上に電極膜を形成する工程と、
強誘電体単結晶基板の一方面に絶縁膜を形成する工程と、
前記ベース基板の電極膜形成面と前記強誘電体単結晶基板の絶縁膜形成面を接着する貼付工程と、
前記強誘電体単結晶基板の他方面を研磨して薄板化する研磨工程と、
薄板化された強誘電体単結晶基板上に電極膜を形成する工程と、
該電極膜を櫛歯電極及び、該櫛歯電極に対向する電極にパターニングする工程と、
前記電極膜及び前記対向する電極と前記櫛歯電極との間に電圧を印加する工程とを具備する
周期分極反転構造を形成する波長変換素子の製造方法において、
前記櫛歯電極の櫛歯を櫛歯の根元から櫛歯の先端に向かって細くし、周期分極反転領域を平行に形成する波長変換素子の製造方法とする。
少なくとも、
ベース基板上に電極膜を形成する工程と、
強誘電体単結晶基板の一方面に絶縁膜を形成する工程と、
前記ベース基板の電極膜形成面と前記強誘電体単結晶基板の絶縁膜形成面を接着する貼付工程と、
前記強誘電体単結晶基板の他方面を研磨して薄板化する研磨工程と、
薄板化された強誘電体単結晶基板上に電極膜を形成する工程と、
該電極膜を櫛歯電極及び、該櫛歯電極に対向する電極にパターニングする工程と、
前記櫛歯電極と前記対向する電極の間に電圧を印加する工程とを具備する
周期分極反転構造を形成する波長変換素子の製造方法において、
前記櫛歯電極の櫛歯を櫛歯の根元から櫛歯の先端に向かって細くし、周期分極反転領域を平行に形成する波長変換素子の製造方法とする。
前記製造方法により製造された波長変換素子とする。
櫛歯電極枝部の先端と根元での分極反転幅が同一にでき、厚さ方向でも垂直な分極反転領域が形成できる。
図1は、従来技術による波長変換素子(4つが集合形成されている)の斜視図 図1の一部を示す拡大斜視図 図6(A)に示す模式図の詳細図 図6(B)に示す模式図の詳細図 櫛歯電極形状の上面図(A)と分極反転領域を示す上面図(B) 櫛歯電極による分極反転の説明をするための模式図 分極反転の電圧印加の状態図とその等価回路図 本発明に係る波長変換素子製造工程を示すブロック図 波長変換素子の斜視図
図8は本発明に係る波長変換素子製造工程を示すブロック図であり、図5は櫛歯電極形状の上面図(A)と分極反転領域を示す上面図(B)である。図7は分極反転の電圧印加の状態図とその等価回路図、図9は波長変換素子の斜視図である。
図8は本発明に係る波長変換素子の製造方法を説明するための図で側面図である。(A)は厚さ0.5mmの強誘電体単結晶基板11(MgOをドープしたLiNbOの5度オフY板)であり、(B)は表面に絶縁膜として13を形成したものである。絶縁膜13としては例えばSiOを0.1〜1.0μm好ましくは0.5μm蒸着する。
(C)はベース基板12であり強誘電体単結晶基板11と熱膨張係数が近いものから選出(例えばLiNbOのY板)し、厚さは1mmとする。(D)は表面に電極膜14を形成したものである。電極膜14は従来技術と同様である。
(E)は前記強誘電体単結晶基板11とベース基板12をそれぞれに形成された絶縁膜13と電極膜14を相対向させて接着層15を介して接着した状態である。接着層15は例えばポリイミド系の接着剤であり、接着層15の厚さは例えば、0.2〜1.0μm好ましくは0.5μmとする。
次に、ベース基板12を研磨用基板(不図示)に接着し、強誘電体単結晶基板11を研削、研磨する。薄板化された強誘電体単結晶基板11’は例えば2.5〜5.0μmであり、厚さは用途により適宜決定する。
(G)は薄板化した強誘電体単結晶基板11’の表面に分極反転用の櫛歯電極16を形成する。例えば、強誘電体単結晶基板11’の表面に一様にTaを0.01〜2.0μm好ましくは0.1μm蒸着し、マスク用の膜を形成し、所望の分極反転用の櫛歯電極16が形成できるようマスクを形成してエッチングする。
(H)は櫛歯電極形成工程である。図5は櫛歯電極の平面図(A)と分極反転後の分極反転領域を示す平面図(B)である。櫛歯電極本体部17には複数の櫛歯電極枝部17Aが形成されている。櫛歯電極枝部幅X5、櫛歯電極枝部幅X6の寸法は分極反転条件により適宜決定される。分極反転領域(櫛歯電極枝部下面と斜線ハッチング部)18の幅X7は櫛歯電極枝部幅X5、X6より広くなるが、分極反転領域の幅X7と分極反転領域間幅X8が同一になるよう分極反転の条件出しをする。
(I)は周期分極反転処理工程である。図7は周期分極反転の電圧印加の模式図(A)、(C)とその等価回路図(B)、(D)である。19は櫛歯電極であり、16は対向印加電極、14は電極膜である。(A)では対向印加電極16と電極膜14に直流250〜600Vのマイナス側が接続され、櫛歯電極19に直流のプラス側が接続されている。そしてパルス電圧100〜500Vがそれぞれに印加されている。(C)では対向印加電極16に直流250〜600Vのマイナス側が接続され、櫛歯電極19に直流のプラス側が接続されている。そしてパルス電圧100〜500Vがそれぞれに印加されている。電極膜14には電圧が印加されていない。
(A)または(C)の状態で電圧を印加することにより周期分極反転構造が得られる。
(J)は印加用の櫛歯電極19と対向印加電極16を除去する工程である。
(K)はリッジ形成工程であり、図2に示す溝GR、GRをドライエッチングまたはレーザーで形成する工程である。図9は、完成した波長変換素子の斜視図であるが、図に示すような溝GR、GRが形成される。
(L)は端面研磨工程であり、図1に示すような4個取りのチップの櫛歯電極本体部を切断して除去し、レーザー光が入射する端面と出射する端面を研磨する工程である。
(M)は単個分割工程であり、4個取りのチップを図9に示す単個に分割する工程である。
2 ベース基板
3 金属膜
4 接着層
5 下部絶縁膜
6 強誘電体単結晶基板
7 上部絶縁膜
8A 櫛歯電極
8A 本体部
8A 枝部
8B 櫛歯電極
8B 本体部
8B 枝部
8B 細枝部
11 強誘電体単結晶基板
11’ 薄板化した強誘電体単結晶基板
11’A リッジ
12 ベース基板
13 絶縁膜
14 電極膜
15 接着層
16 対向印加電極
17 櫛歯電極本体部
17A 櫛歯電極枝部
18 分極反転領域
19 櫛歯電極
PR 分極反転領域
−Z方向の合成電界
垂直方向の内部電界
水平方向の内部電界
PPS 周期状分極反転構造
GR
GR

Claims (3)

  1. 少なくとも、
    ベース基板上に電極膜を形成する工程と、
    強誘電体単結晶基板の一方面に絶縁膜を形成する工程と、
    前記ベース基板の電極膜形成面と前記強誘電体単結晶基板の絶縁膜形成面を接着する貼付工程と、
    前記強誘電体単結晶基板の他方面を研磨して薄板化する研磨工程と、
    薄板化された強誘電体単結晶基板上に電極膜を形成する工程と、
    該電極膜を櫛歯電極及び、該櫛歯電極に対向する電極にパターニングする工程と、
    前記電極膜及び前記対向する電極と前記櫛歯電極との間に電圧を印加する工程とを具備する
    周期分極反転構造を形成する波長変換素子の製造方法において、
    前記櫛歯電極の櫛歯を櫛歯の根元から櫛歯の先端に向かって細くし、周期分極反転領域を平行に形成することを特徴とする波長変換素子の製造方法。
  2. 少なくとも、
    ベース基板上に電極膜を形成する工程と、
    強誘電体単結晶基板の一方面に絶縁膜を形成する工程と、
    前記ベース基板の電極膜形成面と前記強誘電体単結晶基板の絶縁膜形成面を接着する貼付工程と、
    前記強誘電体単結晶基板の他方面を研磨して薄板化する研磨工程と、
    薄板化された強誘電体単結晶基板上に電極膜を形成する工程と、
    該電極膜を櫛歯電極及び、該櫛歯電極に対向する電極にパターニングする工程と、
    前記櫛歯電極と前記対向する電極の間に電圧を印加する工程とを具備する
    周期分極反転構造を形成する波長変換素子の製造方法において、
    前記櫛歯電極の櫛歯を櫛歯の根元から櫛歯の先端に向かって細くし、周期分極反転領域を平行に形成することを特徴とする波長変換素子の製造方法。
  3. 請求項1または2記載の製造方法により製造されたことを特徴とする波長変換素子。
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