JP2011047448A - 電動アクチュエータ - Google Patents
電動アクチュエータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011047448A JP2011047448A JP2009195281A JP2009195281A JP2011047448A JP 2011047448 A JP2011047448 A JP 2011047448A JP 2009195281 A JP2009195281 A JP 2009195281A JP 2009195281 A JP2009195281 A JP 2009195281A JP 2011047448 A JP2011047448 A JP 2011047448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- nut
- electric actuator
- shaft
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
Abstract
【課題】電動モータの消費電力を低減させると共に、従動側からの反力に対して定位置保持が可能な電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】ボールねじ6が、ハウジング2に対して一対の転がり軸受18、19を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支持されたナット15と、回転不可で、軸方向に相対移動可能に配設されたねじ軸14とを備え、電動モータ3の回転運動をねじ軸14の軸方向の直線運動に変換すると共に、電動モータ3に回転軸8が結合され、この回転軸8とナット15との間に2列の歯車列から構成された減速機構23が配設され、回転軸8側の歯車19、11が、互いのロック作動方向が相対する関係に配置されたシェル形の一方向クラッチ12、13を介して回転軸8に固定されると共に、減速機構23に中間歯車28、30が配設され、この中間歯車28、30に電磁クラッチ31、32が連結されている。
【選択図】図4
【解決手段】ボールねじ6が、ハウジング2に対して一対の転がり軸受18、19を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支持されたナット15と、回転不可で、軸方向に相対移動可能に配設されたねじ軸14とを備え、電動モータ3の回転運動をねじ軸14の軸方向の直線運動に変換すると共に、電動モータ3に回転軸8が結合され、この回転軸8とナット15との間に2列の歯車列から構成された減速機構23が配設され、回転軸8側の歯車19、11が、互いのロック作動方向が相対する関係に配置されたシェル形の一方向クラッチ12、13を介して回転軸8に固定されると共に、減速機構23に中間歯車28、30が配設され、この中間歯車28、30に電磁クラッチ31、32が連結されている。
【選択図】図4
Description
本発明は、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用されるボールねじを備えた電動アクチュエータ、詳しくは、電動モータからの回転入力をボールねじを介して出力軸の直線運動に変換する電動アクチュエータに関するものである。
各種駆動部に使用される電動アクチュエータにおいて、電動モータの回転運動を軸方向の直線運動に変換する機構として、台形ねじあるいはラックアンドピニオン等の歯車機構が一般的に使用されている。これらの変換機構は、滑り接触部を伴うため動力損失が大きく、電動モータの大型化や消費電力の増大を余儀なくされている。
自動車のトランスミッションやパーキングブレーキ等、近年の電動化により、従来の油圧駆動式の直動機構に代わり、電動モータで駆動する電動アクチュエータが広く使用されてきている。これらの電動アクチュエータは、小型化や消費電力の少ないことが要求されるため、より効率的な電動アクチュエータとしてボールねじが採用されるようになってきた。
例えば、自動車のパワーウィンドウ等には、電動アクチュエータを組み込んで電動モータを駆動源としてウィンドウの開閉を自在としており、このような電動アクチュエータには、電動モータの回転運動を出力軸の軸方向運動に変換する機能および電動モータの停止時に出力軸が回転しないようにする機能が必要となる。
こうした従動側からの逆回転トルクを保持することができる電動アクチュエータとして、図6および図7に示すようなものが知られている。この電動アクチュエータ50は、ねじ軸51に多数のボール52を介してナット53が螺合されてナット53が回転部とされると共に、ねじ軸51が軸方向運動する出力部とされたボールねじ54と、このボールねじ54のナット53に回転力を伝達する電動モータ55と、ナット53の正回転方向のみ回転可能とされてナット53と略同心に配置された一方向クラッチ56付きのスラストスリーブ(回転体)57と、一方向クラッチ付きスラストスリーブ57とナット53との間に介装された摩擦材58とを備えている。
この摩擦材58は、ナット53の停止時にナット53に対して従動側からねじ軸51を介して逆回転方向のトルクが作用した際に、一方向クラッチ56の逆回転方向のロック機能と共働してナット53に従動側からの逆回転方向トルクに対する摩擦力による制動トルクを発生させる
電動モータ55は、ハウジングHの内周面に固定されたステータ59と、このステータ59に対向配置されたロータ60とを備えており、ロータ60の回転軸61は、玉軸受62、63によって回転可能に支持されている。この回転軸61にはボールねじ54のねじ軸51が軸方向に移動自在に内挿されており、ねじ軸51の電動モータ55から離間する側の端部には出力軸64が同心に軸方向に延設されている。
ボールねじ54のナット53にはメインスリーブ65が外嵌固定されており、メインスリーブ65は回転軸61にキー66により連結され、電動モータ55の回転力がナット53に伝達されるようになっている。
メインスリーブ65は、ナット53に外嵌固定される大径筒部67と小径筒部68を備え、この小径筒部68の端部はニードル軸受69によって回転可能に支持されると共に、小径筒部68内に出力軸64が挿通配置されている。
メインスリーブ65の小径筒部68には摩擦材58を介して一方向クラッチ56付きスラストスリーブ57が外嵌されている。摩擦材58は、スラストスリーブ65の内周部に嵌合固定された状態で小径筒部68に外挿された円筒部70と、この円筒部70から径方向外方に延びるフランジ部71とを備えている。フランジ部71は、大径筒部67とスラストスリーブ65との各端面間に挟持ざれ、この挟持力に応じた摩擦力が制動トルクとしてメインスリーブ65を介してナット53に付与される。
スラストスリーブ65の端部はスラスト軸受72によって回転可能に支持されると共に、スラストスリーブ65の外周面にはナット53の正回転方向のみの回転を許容する一方向クラッチ56が配設されている。
ここで、スイッチをONにすると電動モータ55が駆動され、その回転力が回転軸61およびメインスリーブ65を介してナット53に伝達されると共に、このナット53の回転によりねじ軸51が軸方向に移動し、ウィンドウが開閉動作する。また、スイッチをOFFすると、電動モータ55の駆動が停止してナット53の回転が停止し、ウィンドウの開閉動作が中断される。
この時、ナット53に従動側からねじ軸51を介して逆回転方向のトルクが作用し、逆回転方向のトルクに対して摩擦材58のフランジ部71が一方向クラッチ56の逆回転方向のロック機能と共働して摩擦力による制動トルクを発生させる。また、自重によりウィンドウが下がる方向の荷重による逆作動回転方向に一方向クラッチ56がロックし、制動力を発生する。したがって、スイッチをOFFにした後もウィンドウが動くことはなくなり、バッテリーの消費を抑えることができる。
この摩擦材58による制動トルクを従動側からの逆回転方向トルクより小さくし、摩擦材58による制動トルクと電動モータ55の起動トルクやフリクショントルク等を合わせたトルクによって従動側からの逆回転方向トルクを保持するようにしているため、摩擦材58の摩擦係数を低くすることができ、摩擦材58に求められる条件が緩和されて低コスト化を図ることができる(例えば、特許文献1参照。)。
こうしたパワーウィンドウ等に使用される従来の電動アクチュエータ50では、応答性と制動力の両立が必要となる。ここで、ボールねじ54のリードを大きくすれば応答性は向上するが、高出力の電動モータ55が必要となって電動アクチュエータ50の省電力化や小型化が難しくなる。また、電動モータ55の出力面から考えると、ボールねじ54のリードを小さくし、減速機構等を用いて電動モータ55の回転トルクを増幅させて大きな制動力を得ることが望ましい。然しながら、こうした応答性と制動力の両立は非常に難しい課題であった。
本発明は、こうした従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、電動モータの消費電力を低減させると共に、従動側からの反力に対して定位置保持が可能な電動アクチュエータを提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を出力部の軸方向の直線運動に変換するボールねじとを備えた電動アクチュエータにおいて、前記ボールねじが、内周に螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して一対の転がり軸受を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支持されたナットと、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝と、一端部に前記出力部が形成され、前記ナットに対して相対回転不可で、軸方向に相対移動可能に配設されたねじ軸と、前記両ねじ溝によって形成される螺旋状の空間に転動自在に収容された多数のボールとで構成され、前記電動モータの回転運動を前記ねじ軸の軸方向の直線運動に変換すると共に、前記電動モータにトルク伝達可能に回転軸が結合され、この回転軸と前記ナットとの間に前記減速機構が配設され、この減速機構が2列の歯車列から構成され、当該2列の歯車のうち前記回転軸側の歯車が、互いのロック作動方向が相対する関係に配置された一方向クラッチを介して前記回転軸に固定されている。
このように、ハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して電動モータの回転運動を出力部の軸方向の直線運動に変換するボールねじとを備えた電動アクチュエータにおいて、ボールねじが、内周に螺旋状のねじ溝が形成され、ハウジングに対して一対の転がり軸受を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支持されたナットと、外周にナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝と、一端部に出力部が形成され、ナットに対して相対回転不可で、軸方向に相対移動可能に配設されたねじ軸と、両ねじ溝によって形成される螺旋状の空間に転動自在に収容された多数のボールとで構成され、電動モータの回転運動をねじ軸の軸方向の直線運動に変換すると共に、電動モータにトルク伝達可能に回転軸が結合され、この回転軸とナットとの間に減速機構が配設され、この減速機構が2列の歯車列から構成され、当該2列の歯車のうち回転軸側の歯車が、互いのロック作動方向が相対する関係に配置された一方向クラッチを介して回転軸に固定されているので、運転中にねじ軸に反力が加わり、その軸方向荷重が、ボールねじによってナットの回転トルクに変換されるようなことがあっても、一方向クラッチにより動力循環が生じてナットの回転運動を阻止することができ、電動モータにまで回転トルクが伝達されることはない。したがって、電動モータの消費電力を低減させると共に、従動側からの反力に対して定位置保持が可能な電動アクチュエータを提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記一方向クラッチが、内周にカム面を有し、1枚の鋼板を深絞り加工によって円筒形に形成され、前記歯車に内嵌された外輪と、前記外輪と回転軸間に転動自在に収容されて係脱される複数の針状ころとを備えたシェル形の一方向クラッチで構成されていれば、断面高さを低く抑えることができ、また、断面高さの割にトルク容量が高く設定することができるので、低コストで、アクチュエータのコンパクト化を図ることができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記回転軸とねじ軸が平行に配設されていれば、減速機構を平歯車からなる歯車列で構成でき、低コストで小型化を図った電動アクチュエータを提供することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記モータ軸とボールねじとの間に前記減速機構の2方向の作動方向を切り換えるクラッチが配設されていれば、ナットの回転運動が電動モータに伝達されないように歯車を空転させ、一方向クラッチにより生じる動力循環を解除することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記減速機構に中間歯車が配設され、この中間歯車に前記クラッチが連結されていれば、ナットの回転運動が電動モータに伝達されないように中間歯車を空転させ、一方向クラッチにより生じる動力循環を解除することができる。
好ましくは、請求項6に記載の発明のように、前記クラッチが電磁クラッチであれば、電気信号によって容易にロックオン、オフを切り換えることができる。
また、請求項7に記載の発明のように、前記クラッチが機械式のクラッチであれば、中間歯車に直接装着することができ、アクチュエータのコンパクト化を図ることができる。
また、請求項8に記載の発明のように、前記2列の歯車列が減速比の大小が異なるものに設定されていれば、電動モータのCWおよびCCWの回転において、電動アクチュエータの移動速度が異なる構造とすることができ、例えば、ブレーキ側のみ高応答に作動可能となり、高出力の電動モータを使用する必要がなく、電動アクチュエータの省電力化や小型化を達成することができる。
また、請求項9に記載の発明のように、前記2列の歯車のうち前記ナット側の歯車の少なくとも一方の歯車が、当該ナットの外周に一体に形成されていれば、電動アクチュエータの小型化を図ることができる。
また、請求項10に記載の発明のように、前記ねじ軸とナットのねじ溝が、その断面が前記ボールの半径よりも僅かに大きい曲率半径からなる2つの円弧を組み合わせたサーキュラアーク形状であれば、ボールとの接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるので、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動の発生を抑制することができる。
本発明に係る電動アクチュエータは、ハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を出力部の軸方向の直線運動に変換するボールねじとを備えた電動アクチュエータにおいて、前記ボールねじが、内周に螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して一対の転がり軸受を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支持されたナットと、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝と、一端部に前記出力部が形成され、前記ナットに対して相対回転不可で、軸方向に相対移動可能に配設されたねじ軸と、前記両ねじ溝によって形成される螺旋状の空間に転動自在に収容された多数のボールとで構成され、前記電動モータの回転運動を前記ねじ軸の軸方向の直線運動に変換すると共に、前記電動モータにトルク伝達可能に回転軸が結合され、この回転軸と前記ナットとの間に前記減速機構が配設され、この減速機構が2列の歯車列から構成され、当該2列の歯車のうち前記回転軸側の歯車が、互いのロック作動方向が相対する関係に配置された一方向クラッチを介して前記回転軸に固定されているので、運転中にねじ軸に反力が加わり、その軸方向荷重が、ボールねじによってナットの回転トルクに変換されるようなことがあっても、一方向クラッチにより動力循環が生じてナットの回転運動を阻止することができ、電動モータにまで回転トルクが伝達されることはない。したがって、電動モータの消費電力を低減させると共に、従動側からの反力に対して定位置保持が可能な電動アクチュエータを提供することができる。
ハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を出力部の軸方向の直線運動に変換するボールねじとを備えた電動アクチュエータにおいて、前記ボールねじが、内周に螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して一対の転がり軸受を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支持されたナットと、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝と、一端部に前記出力部が形成され、前記ナットに対して相対回転不可で、軸方向に相対移動可能に配設されたねじ軸と、前記両ねじ溝によって形成される螺旋状の空間に転動自在に収容された多数のボールとで構成され、前記電動モータの回転運動を前記ねじ軸の軸方向の直線運動に変換すると共に、前記電動モータにトルク伝達可能に回転軸が結合され、この回転軸と前記ナットとの間に前記減速機構が配設され、この減速機構が2列の歯車列から構成され、当該2列の歯車のうち前記回転軸側の歯車が、互いのロック作動方向が相対する関係に配置されたシェル形の一方向クラッチを介して前記回転軸に固定されると共に、前記減速機構に中間歯車が配設され、この中間歯車に電磁クラッチが連結されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動アクチュエータの第1の実施形態を示す縦断面図で、電動モータが反時計回りに回転した場合の動力循環を示している。図2は、同上、電動モータが時計回りに回転した場合の動力循環を示している。図3は、図1、図2のボールねじを示す断面図である。
図1は、本発明に係る電動アクチュエータの第1の実施形態を示す縦断面図で、電動モータが反時計回りに回転した場合の動力循環を示している。図2は、同上、電動モータが時計回りに回転した場合の動力循環を示している。図3は、図1、図2のボールねじを示す断面図である。
この電動アクチュエータ1は、踏面式ブレーキ装置のアクチュエータとして使用され、ハウジング2と、このハウジング2に取り付けられた電動モータ3と、この電動モータ3の回転力をモータ軸3aを介して伝達する複数の平歯車からなる減速機構4と、この減速機構4を介して電動モータ3の回転運動を出力部5の軸方向の直線運動に変換するボールねじ6とを備えている。
モータ軸3aにはセレーション7によりトルク伝達可能に回転軸8が外嵌されている。この回転軸8は、大径円筒部8aと小径円筒部8bとからなり、深溝玉軸受からなる支持軸受9によって回転自在に支承されている。そして、回転軸8の大径円筒部8aと小径円筒部8bには、平歯車10、11が一方向クラッチ12、13を介して装着されている。
なお、これらの一方向クラッチ12、13は、内周にカム面を有する外輪が1枚の鋼板を深絞り加工によって円筒形に形成され、平歯車10、11に内嵌されると共に、外輪と回転軸8間に転動自在に収容されて係脱させる複数の針状ころとを備えた、所謂シェル形の一方向クラッチで構成され、互いのロック作動方向が相対する関係になるように配置されている。このシェル形の一方向クラッチ12、13を使用することにより、断面高さを低く抑えることができ、また、断面高さの割にトルク容量が高く設定することができるので、低コストで、アクチュエータのコンパクト化を図ることができる。
ボールねじ6は、図3に拡大して示すように、外周に螺旋状のねじ溝14aが形成されたねじ軸14と、このねじ軸14のねじ溝14aに対向し、内周に螺旋状のねじ溝15aが形成されたナット15と、両ねじ溝14a、15aによって形成される螺旋状の空間に転動自在に収容された多数のボール16とで構成されている。ねじ軸14およびナット15のねじ溝14a、15aは、その断面がボール16の半径よりも僅かに大きい曲率半径からなる2つの円弧を組み合わせたサーキュラアーク形状であっても良いし、また、ボール16の半径よりも僅かに大きい単一の曲率半径からなるサーキュラアーク形状であっても良いが、ここではボール16との接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動の発生を抑制することができる。
図1に示すように、ナット15は、ハウジング2に対して、深溝玉軸受からなる一対の支持軸受18、19によって回転自在に、かつ軸方向移動不可に支持されている。そして、外周に前述した平歯車10に噛合する平歯車20が一体に形成されると共に、平歯車11に噛合する平歯車21が圧入固定されている。
一方、ねじ軸14は、その先端部にブレーキ機構(図示せず)に連結される出力部5が一体に設けられ、ナット15に対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。そして、ハウジング2と出力部5に固定されたブーツ22によってハウジング2の内部に封入された潤滑剤の漏洩と、外部から内部に雨水やダスト等が侵入するのを防止している。
ここで、図1に示す電動モータ3が反時計回り(以下、CCWと言う)に回転した場合、反電動モータ3側の歯車列(図中右側)11、21が駆動側になるように設定されている。すなわち、回転軸8がCCWの場合、大径円筒部8a側の一方向クラッチ12が空転(FREE)となると共に、小径円筒部8b側の一方向クラッチ13がロック(LOCK)するように配設されている。
電動モータ3の回転力は、図中一点鎖線の矢印にて示すように、一方向クラッチ13を介して平歯車11、21に伝達され、ボールねじ6のナット15は時計回り(以下、CWと言う)の回転となり、電動モータ3側の歯車列(図中左側)10、20により、動力は一方向クラッチ12にCCWにて入力される。この時、一方向クラッチ12はロックする方向に回転させられるため、動力循環が生じ、回転軸8および平歯車10、11が回転不能となる。
こうした構成を採用することにより、運転中にねじ軸14に反力(外力)が加わり、その軸方向荷重が、ボールねじ6によってナット15の回転トルクに変換されるようなことがあっても、一方向クラッチ13により動力循環が生じてナット15の回転運動を阻止することができ、電動モータ3にまで回転トルクが伝達されることはない。したがって、電動モータ3の消費電力を低減させると共に、従動側からの反力に対して定位置保持が可能な電動アクチュエータ1を提供することができる。
一方、図2に示す電動モータ3がCWに回転した場合、電動モータ3側の歯車列(図中左側)10、20が駆動側になるように設定されている。すなわち、回転軸8がCWの場合、小径円筒部8b側の一方向クラッチ13が空転(FREE)となると共に、大径円筒部8a側の一方向クラッチ12がロック(LOCK)するように配設されている。
電動モータ3の回転力は、図中一点鎖線の矢印にて示すように、一方向クラッチ12を介して平歯車10、20に伝達され、ボールねじ6のナット15はCCWの回転となり、反電動モータ3側の歯車列(図中右側)11、21により、動力は一方向クラッチ13にCWにて入力される。この時、一方向クラッチ13はロックする方向に回転させられるため、動力循環が生じ、回転軸8および平歯車10、11が回転不能となる。したがって、運転中にねじ軸14に反力が加わり、その軸方向荷重が、ボールねじ6によってナット15の回転トルクに変換されるようなことがあっても、このナット15の回転運動を阻止することができ、電動モータ3にまで回転トルクが伝達されることはない。
このうした構成を採用することにより、電動モータ3のCCW、CW(両方向回転)で回転不能となり、保持力を発生させることができる。踏面式ブレーキ装置のブレーキディスクを押圧する際、高出力の電動モータ3を使用する必要がなく、電動モータ3の消費電力を低減させると共に、一方向クラッチ12、13の機能を利用するため、いずれか一方に回転信号を付与するだけで動力循環を解除することができる。
図4は、本発明に係る電動アクチュエータの第2の実施形態を示す模式図で、電動モータがCCWに回転した場合の動力循環を示している。図5は、同上、電動モータがCWに回転した場合の動力循環を示している。なお、この実施形態は、前述した第1の実施形態と基本的には動力循環を解除する解除機構が付加されただけで、その他同一部品同一部位あるいは同様の機能を有する部品や部位には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示す電動アクチュエータは、電動モータ3と、この電動モータ3の回転力を伝達する複数の平歯車からなる減速機構23と、この減速機構23を介して電動モータ3の回転運動を出力部5の軸方向の直線運動に変換するボールねじ6と、動力循環解除機構24とを備えている。
モータ軸3aにはカップリング17を介してトルク伝達可能に回転軸8が連結されている。この回転軸8は、支持軸受9、9’によって回転自在に支承されている。そして、回転軸8には、一方向クラッチ12、13を介して平歯車10、11がそれぞれ装着されている。
ナット15は、一対の支持軸受18、19によって回転自在に、かつ軸方向移動不可に支持され、外周に後述する中間歯車28に噛合する平歯車20が一体に形成されると共に、中間歯車30に噛合する平歯車21が圧入固定されている。一方、ねじ軸14は、その先端部に出力部5が一体に設けられ、ナット15に対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。
ここで、本実施形態では、平歯車10、11とボールねじ6との間に中間歯車軸25、26が配設されている。電動モータ3側の中間歯車軸25には、前述した平歯車10に噛合する中間歯車27と、ナット15に形成された平歯車20に噛合する中間歯車28が装着されている。また、反電動モータ3側の中間歯車軸26には、前述した平歯車11に噛合する中間歯車29と、ナット15に圧入固定された平歯車21に噛合する中間歯車30が装着されている。
中間歯車軸25、26には電磁クラッチ31、32が配設され、回転軸8とボールねじ6との回転力伝達を制御している。すなわち、電磁クラッチ31、32は、中間歯車28、30にそれぞれ連結され、電動モータ3の回転力を中間歯車30と平歯車21を介してナット15に伝達すると共に、運転中にねじ軸14に反力が加わり、その軸方向荷重が、ボールねじ6によってナット15の回転トルクに変換された場合、ナット15の回転運動が中間歯車軸25を介して電動モータ3に伝達されないように中間歯車28を空転させる。
具体的には、電動モータ3がCCWに回転した場合、反電動モータ3側の歯車列(図中右側)11、29、30、21が駆動側になるように設定されている。すなわち、回転軸8がCCWの場合、一方向クラッチ12が空転(FREE)となると共に、他方の一方向クラッチ13がロック(LOCK)するように配設され、電動モータ3の回転力は、図中一点鎖線の矢印にて示すように、一方向クラッチ13を介して平歯車11、29、30、21に伝達され、ボールねじ6のナット15はCCWの回転となる。この時、電動モータ3側の歯車列(図中左側)10、27、28、20のうち中間歯車28はナット15に形成された平歯車20と噛合状態にあるが、電磁クラッチ32により中間歯車28が切り離されて空転し、動力は一方向クラッチ12に入力されず、一方向クラッチ13のみが作動して動力循環は生じない。
一方、図5に示す電動モータ3がCWに回転した場合、電動モータ3側の歯車列(図中左側)10、27、28、20が駆動側になるように設定されている。すなわち、回転軸8がCWの場合、一方向クラッチ13が空転(FREE)となると共に、他方の一方向クラッチ12がロック(LOCK)するように配設されている。
電動モータ3の回転力は、図中一点鎖線の矢印にて示すように、一方向クラッチ12を介して平歯車10、27、28、20に伝達され、ボールねじ6のナット15はCWの回転となり、反電動モータ3側の歯車列(図中右側)21、30、29、11により、動力は一方向クラッチ13にCWにて入力される。この時、反電動モータ3側の歯車列(図中右側)11、29、30、21のうち中間歯車30はナット15に形成された平歯車21と噛合状態にあるが、電磁クラッチ31により中間歯車30が切り離され空転し、動力は一方向クラッチ13に入力されず、一方向クラッチ12のみが作動して動力循環は生じない。
なお、動力循環を解除する機構は、電気信号により容易にロックオン、オフが切り換えられる電磁クラッチ31、32が好ましいが、この電磁クラッチ31、32に限らず、例えば、ドグクラッチや二方向クラッチのような機械式のクラッチであっても良い。これにより、中間歯車軸25、26の中間歯車28、30に装着することができ、アクチュエータのコンパクト化を図ることができる。
ここでは、互いの歯車列はそれぞれ減速比の大小が異なるものが設定され、電動モータ3のCWおよびCCWの回転において、電動アクチュエータの移動速度が異なる構造とすることができる。すなわち、この種の電動アクチュエータでは、応答性が求められるのはブレーキ力を発生させる側であって、ブレーキを解除する側の作動については低応答性であっても良い。したがって、本実施形態では、ブレーキ側のみ高応答に作動可能であるので、高出力の電動モータ3を使用する必要がなく、電動アクチュエータの省電力化や小型化を達成することができる。なお、減速機構に適用される歯車は平歯車以外に遊星歯車であっても良い。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る電動アクチュエータは、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用され、電動モータからの回転入力をボールねじを介して出力軸の直線運動に変換するボールねじを備えた電動アクチュエータに適用できる。
1 電動アクチュエータ
2 ハウジング
3 電動モータ
3a モータ軸
4、23 減速機構
5 出力部
6 ボールねじ
7 セレーション
8 回転軸
9、9’、18、19 支持軸受
10、11、20、21 平歯車
12、13 一方向クラッチ
14 ねじ軸
14a、15a ねじ溝
15 ナット
16 ボール
17 カップリング
22 ブーツ
24 動力循環解除機構
25、26 中間歯車軸
27、28、29、30 中間歯車
31、32 電磁クラッチ
50 電動アクチュエータ
51 ねじ軸
52 ボール
53 ナット
54 ボールねじ
55 電動モータ
56 一方向クラッチ
57 スラストスリーブ
58 摩擦材
59 ステータ
60 ロータ
61 回転軸
62、63 玉軸受
64 出力軸
65 メインスリーブ
66 キー
67 大径筒部
68 小径筒部
69 ニードル軸受
70 円筒部
71 フランジ部
72 スラスト軸受
H ハウジング
2 ハウジング
3 電動モータ
3a モータ軸
4、23 減速機構
5 出力部
6 ボールねじ
7 セレーション
8 回転軸
9、9’、18、19 支持軸受
10、11、20、21 平歯車
12、13 一方向クラッチ
14 ねじ軸
14a、15a ねじ溝
15 ナット
16 ボール
17 カップリング
22 ブーツ
24 動力循環解除機構
25、26 中間歯車軸
27、28、29、30 中間歯車
31、32 電磁クラッチ
50 電動アクチュエータ
51 ねじ軸
52 ボール
53 ナット
54 ボールねじ
55 電動モータ
56 一方向クラッチ
57 スラストスリーブ
58 摩擦材
59 ステータ
60 ロータ
61 回転軸
62、63 玉軸受
64 出力軸
65 メインスリーブ
66 キー
67 大径筒部
68 小径筒部
69 ニードル軸受
70 円筒部
71 フランジ部
72 スラスト軸受
H ハウジング
Claims (10)
- ハウジングに取り付けられた電動モータと、
この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、
この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を出力部の軸方向の直線運動に変換するボールねじとを備えた電動アクチュエータにおいて、
前記ボールねじが、内周に螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して一対の転がり軸受を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支持されたナットと、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝と、一端部に前記出力部が形成され、前記ナットに対して相対回転不可で、軸方向に相対移動可能に配設されたねじ軸と、前記両ねじ溝によって形成される螺旋状の空間に転動自在に収容された多数のボールとで構成され、前記電動モータの回転運動を前記ねじ軸の軸方向の直線運動に変換すると共に、
前記電動モータにトルク伝達可能に回転軸が結合され、この回転軸と前記ナットとの間に前記減速機構が配設され、この減速機構が2列の歯車列から構成され、当該2列の歯車のうち前記回転軸側の歯車が、互いのロック作動方向が相対する関係に配置された一方向クラッチを介して前記回転軸に固定されていることを特徴とする電動アクチュエータ。 - 前記一方向クラッチが、内周にカム面を有し、1枚の鋼板を深絞り加工によって円筒形に形成され、前記歯車に内嵌された外輪と、前記外輪と回転軸間に転動自在に収容されて係脱される複数の針状ころとを備えたシェル形の一方向クラッチで構成されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
- 前記回転軸とねじ軸が平行に配設されている請求項1または2に記載の電動アクチュエータ。
- 前記モータ軸とボールねじとの間に前記減速機構の2方向の作動方向を切り換えるクラッチが配設されている請求項1乃至3いずれかに記載の電動アクチュエータ。
- 前記減速機構に中間歯車が配設され、この中間歯車に前記クラッチが連結されている請求項4に記載の電動アクチュエータ。
- 前記クラッチが電磁クラッチである請求項4または5に記載の電動アクチュエータ。
- 前記クラッチが機械式のクラッチである請求項4または5に記載の電動アクチュエータ。
- 前記2列の歯車列が減速比の大小が異なるものに設定されている請求項1乃至7いずれかに記載の電動アクチュエータ。
- 前記2列の歯車のうち前記ナット側の歯車の少なくとも一方の歯車が、当該ナットの外周に一体に形成されている請求項1乃至8いずれかに記載の電動アクチュエータ。
- 前記ねじ軸とナットのねじ溝が、その断面が前記ボールの半径よりも僅かに大きい曲率半径からなる2つの円弧を組み合わせたサーキュラアーク形状である請求項1乃至9いずれかに記載の電動アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009195281A JP2011047448A (ja) | 2009-08-26 | 2009-08-26 | 電動アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009195281A JP2011047448A (ja) | 2009-08-26 | 2009-08-26 | 電動アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011047448A true JP2011047448A (ja) | 2011-03-10 |
Family
ID=43833987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009195281A Pending JP2011047448A (ja) | 2009-08-26 | 2009-08-26 | 電動アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011047448A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103693148A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-04-02 | 东莞威信运动用品有限公司 | 马达驱动装置及手自一体的电动车折叠装置 |
WO2014132749A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | Ntn株式会社 | Vベルト式無段変速機 |
EP3006778A4 (en) * | 2013-05-29 | 2017-05-31 | NTN Corporation | Electric linear actuator |
CN106907405A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-06-30 | 北京科技大学 | 一种基于异面斜置滚子轴承的双向防逆转装置及应用 |
CN109225413A (zh) * | 2018-09-04 | 2019-01-18 | 长沙坚韧机械有限责任公司 | 一种单传动高压辊磨机 |
CN109891128A (zh) * | 2016-10-31 | 2019-06-14 | Ntn株式会社 | 电动致动器 |
EP3534507B1 (en) * | 2016-10-31 | 2022-05-25 | NTN Corporation | Electric actuator |
CN114688185A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-07-01 | 梁为胜 | 一种电控机械制动器锁止机构 |
-
2009
- 2009-08-26 JP JP2009195281A patent/JP2011047448A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014132749A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | Ntn株式会社 | Vベルト式無段変速機 |
JP2014167315A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Ntn Corp | Vベルト式無段変速機 |
US9841090B2 (en) | 2013-05-29 | 2017-12-12 | Ntn Corporation | Electric linear actuator |
EP3006778A4 (en) * | 2013-05-29 | 2017-05-31 | NTN Corporation | Electric linear actuator |
CN103693148A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-04-02 | 东莞威信运动用品有限公司 | 马达驱动装置及手自一体的电动车折叠装置 |
EP3534507B1 (en) * | 2016-10-31 | 2022-05-25 | NTN Corporation | Electric actuator |
CN109891128A (zh) * | 2016-10-31 | 2019-06-14 | Ntn株式会社 | 电动致动器 |
EP3534037A4 (en) * | 2016-10-31 | 2020-06-03 | NTN Corporation | ELECTRIC ACTUATOR |
CN109891128B (zh) * | 2016-10-31 | 2022-08-12 | Ntn株式会社 | 电动致动器 |
US11594936B2 (en) | 2016-10-31 | 2023-02-28 | Ntn Corporation | Electric actuator |
CN106907405A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-06-30 | 北京科技大学 | 一种基于异面斜置滚子轴承的双向防逆转装置及应用 |
CN109225413A (zh) * | 2018-09-04 | 2019-01-18 | 长沙坚韧机械有限责任公司 | 一种单传动高压辊磨机 |
CN114688185A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-07-01 | 梁为胜 | 一种电控机械制动器锁止机构 |
CN114688185B (zh) * | 2022-03-25 | 2024-05-14 | 梁为胜 | 一种电控机械制动器锁止机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011047448A (ja) | 電動アクチュエータ | |
JP5829394B2 (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ディスクブレーキ装置 | |
JP2010169248A (ja) | ディスクブレーキ | |
JP6028507B2 (ja) | 電気自動車用駆動装置 | |
JP4697784B2 (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
WO2013069801A1 (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
WO2013073692A1 (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP5719717B2 (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP2005083474A (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP2013108619A5 (ja) | ||
JP2009156415A (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP2014137124A (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP4697785B2 (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP2007040424A (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
WO2011013744A1 (ja) | 電動アクチュエータ | |
JP2008116037A (ja) | 電動アクチュエータ | |
JP6312728B2 (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP2007032703A (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP2007131194A (ja) | 4輪駆動車用駆動力配分装置 | |
JP2024024236A (ja) | 駆動ユニット | |
JP2008069793A (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP2004249987A (ja) | 調整可能なクラッチ付きの動力分割機 | |
JP4022731B2 (ja) | リニアアクチュエータ | |
JP2007002915A (ja) | 電動パーキングブレーキ駆動装置 | |
WO2023188281A1 (ja) | 2段変速装置 |