JP2011046117A - 画像形成装置、及び画像形成プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被記録媒体に画像を印刷する印刷手段を制御して印刷データが表す画像を印刷させる制御手段と、印刷データに基づいて、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを判断する判断手段(S102)と、を備え、制御手段は、判断手段により端を塗り潰すと判断された場合は、印刷手段を制御して被記録媒体に画像を印刷させるとともに、被記録媒体の端を塗り潰させる(S103〜S104)。
【選択図】図2
Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを適切に判断できる画像形成装置、及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
この発明によると、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを印刷データに基づいて判断するので、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを適切に判断できる。
この発明によると、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを、印刷データが表す画像の重要度に応じて適切に判断できる。
この発明によると、被記録媒体の端の塗り潰し形態からその被記録媒体に印刷されている画像の重要度を容易に把握できる。
この発明によると、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを、印刷データに含まれるキーワードに応じて適切に判断できる。
この発明によると、被記録媒体の端の塗り潰し形態からその被記録媒体に印刷されているキーワードを容易に把握できる。
この発明によると、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを、印刷データに設定されている処理期限に応じて適切に判断できる。
この発明によると、被記録媒体の端の塗り潰し形態からその被記録媒体に対して行うべき所定の処理の処理期限を容易に把握できる。
この発明によると、被記録媒体の端の塗り潰し形態からその被記録媒体に対して行うべき所定の処理の処理期限と印刷時刻との差を容易に把握でき、それにより処理の緊急度を容易に把握できる。
この発明によると、印刷手段が先に受信した印刷データに基づいて被記録媒体に画像を印刷中であり、且つ当該被記録媒体の端が塗り潰される場合に、先に受信した印刷データとは異なる塗り潰し形態を選択することにより、先に受信した印刷データに基づいて印刷された被記録媒体と今回の印刷データに基づいて印刷された被記録媒体を互いに区別し易くなる。
この発明によると、排紙トレイ上の被記録媒体が検出された場合は、前回選択した塗り潰し形態とは異なる塗り潰し形態を選択することにより、前回の印刷データに基づいて印刷された被記録媒体と今回の印刷データに基づいて印刷された被記録媒体を互いに区別し易くなる。
この発明によると、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを、印刷データが印刷される被記録媒体の枚数に応じて適切に判断できる。
この発明によると、被記録媒体の端の塗り潰し形態から被記録媒体のおおよその枚数を容易に把握できる。
この発明によると、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを印刷データに基づいて判断するので、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを適切に判断できる。
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。
(1)印刷システムの構成
図1は、印刷システム10の構成を示す模式図である。印刷システム10は、パーソナルコンピュータ(PC)1、プリンタ2、及びそれらを通信可能に接続するLAN3(Local Area Network)などのネットワークなどで構成されている。
なお、印刷システム10はPC1とプリンタ2とをUSBケーブルなどの接続ケーブルで直接接続する構成であってもよい。
プリンタ2(印刷手段、画像形成装置の一例)は、制御部21、印刷部22、排紙センサ23、ネットワークインタフェース(I/F)24などを備えて構成されている。
I/F24は、ネットワークを介してPC1などの外部の機器と接続されている。
PC1は、CPU11、ROM12、RAM13、記憶部14、表示部15、操作部16、ネットワークインタフェース(I/F)17などを備えて構成されている。
操作部16は、マウスやキーボードなどで構成されている。
I/F17は、ネットワークを介してプリンタ2などの外部の機器と接続される。
印刷ジョブ(印刷データの一例)とは、ページデータと各種の属性情報とからなる印刷単位をいう。
ページデータをページ記述言語で記述した場合には、ページデータ中に含まれるテキストデータを抽出することが可能である。
ページデータの属性とは、印刷対象のデータが格納されていたファイルにオペレーティングシステムが自動で付与する各種の情報(格納場所、サイズ、作成日時など)であり、印刷を選択するとアプリケーションプログラムによりファイルの属性情報が取得されてプリンタドライバに渡される。
ジョブ所有者とは、印刷ジョブを設定した利用者あるいは印刷ジョブを設定したPC1を一意に識別するための情報である。ジョブ所有者としては、利用者がPC1にログインした際の認証情報(例えばユーザID)を用いてもよいし、PC1に付与されている名称(例えばドメイン名など)を用いてもよい。
図2は、印刷システム10によって実行される印刷処理の流れを示すフローチャートである。本処理は利用者がPC1で印刷ジョブを設定すると開始される。
S102では、CPU11は上述した「塗り潰し要不要判定処理」で塗り潰し要と判定したか否かを判定する。CPU11は、塗り潰し要と判定した場合はS103に進み、塗り潰し不要と判定した場合はS105に進む。
上述したセットは塗り潰し形態を分類して説明するために便宜上設けたものであり、塗り潰し形態の選択ではいずれのセットに含まれるかによらず任意に選択してもよいし、予め指定されたセットの中からのみ選択するようにしてもよい。
S105では、CPU11は印刷ジョブをプリンタ2に送信し、プリンタ2はPC1から受信した印刷ジョブを印刷する。
実施形態1では、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを「重要度」に基づいて判断し、被記録媒体の端を塗り潰す場合の塗り潰し形態を「重要度」に基づいて選択する場合について説明する。
S201では、CPU11は印刷ジョブに設定されている「重要度」の設定値が「低」、「中」又は「高」であるか否か(所定の判定基準の一例)を判定する。CPU11は、設定値が「低」、「中」又は「高」である場合は重要な印刷ジョブであるとしてS202に進み、それ以外、すなわち「設定なし」の場合は重要な印刷ジョブではないとしてS203に進む。
S203では、CPU11は塗り潰し要不要を示すフラグに「不要」を設定して処理を終了する。
図5は、塗り潰し形態選択処理の流れを示すフローチャートである。
S301では、CPU11は「重要度」の設定値が「低」であるか否かを判定する。CPU11は「重要度」の設定値が「低」である場合はS302に進み、それ以外(「中」又は「高」)である場合はS303に進む。
S303では、CPU11は「重要度」の設定値が「中」であるか否かを判定する。CPU11は「重要度」の設定値が「中」である場合はS304に進み、それ以外(「高」)である場合はS305に進む。
S305では、CPU11は塗り潰し形態3を選択する。
以上説明した本発明の一実施形態に係るPC1によると、所定の判定基準(「低」、「中」、「高」又は「設定なし」)に基づいて印刷ジョブが表す画像の重要度を判定し、被記録媒体の端を塗り潰すか否かをその判定結果に基づいて判断するので、被記録媒体の端を塗り潰すか否かを適切に判断できる。
例えば、重要度の高い印刷ジョブに対して、被記録媒体の端を塗り潰すと判断するように構成すれば、重要ではない印刷ジョブに基づいて印刷された被記録媒体の中に重要な印刷ジョブに基づいて印刷された被記録媒体がまぎれてしまっていても(積み重なっていても)、ユーザが被記録媒体の端(側断面)を確認することにより、容易に重要な被記録媒体を容易に見分けることができる。
従って、重要度の高い印刷ジョブが印刷された被記録媒体を紛失する可能性を低減させることができる。
次に、本発明の実施形態2を図6ないし図8によって説明する。
実施形態2では、印刷ジョブ(より具体的にはページデータ)に特定のキーワードが含まれるか否かによって塗り潰し要不要の判定、及び塗り潰し形態の選択を行う。
図6は、塗り潰し要不要判定処理の流れを示すフローチャートである。
S401では、CPU11は記憶部14から検索用のキーワードを読み込む。
検索用のキーワードは、例えばページデータに含まれている会社名に応じて塗り潰し形態を異ならせる場合には「A社」、「B社」、「C社」などの会社名である。
また、例えばページデータに含まれている部署名に応じて塗り潰し形態を異ならせる場合には「財務部」、「経営企画部」、「開発部」などの部署名である。
また、例えばページデータに含まれている機密度を表す文字列に応じて塗り潰し形態を異ならせる場合には「極秘」、「グループ外秘」、「社外秘」などの文字列である。これらの検索用のキーワードは、前述した設定ウィンドウで利用者が設定する情報である。
S403では、CPU11は塗り潰し要不要を示すフラグに「要」を設定して処理を終了する。
S404では、CPU11は塗り潰し要不要を示すフラグに「不要」を設定して処理を終了する。
ここではページデータに含まれるキーワードがいずれのクラスに分類されるかによって塗り潰し形態を選択する場合を例に説明する。
S501では、CPU11はS402においてページデータに含まれているとされたキーワードがクラス1に分類されるか否かを判定する。CPU11はページデータに含まれているキーワードがクラス1に分類される場合はS502に進み、分類されない場合はS503に進む。
S503では、CPU11はキーワードがクラス2に分類されるか否かを判定する。CPU11はキーワードがクラス2に分類される場合はS504に進み、分類されない場合はS505に進む。
S504では、CPU11は塗り潰し形態2を選択する。
S506では、CPU11は塗り潰し形態3を選択する。
S507では、CPU11は塗り潰し形態4を選択する。
次に、本発明の実施形態3を説明する。
実施形態3では、印刷ジョブに設定されている印刷条件に応じて塗り潰し要不要の判定、及び塗り潰し形態の選択を行う。
そして、塗り潰し要と判定した場合には、設定されている画質が「高画質」のときは塗り潰し形態1を選択し、「中画質」が設定されているときは塗り潰し形態2を選択してもよい。
実施形態3はその他の点について実施形態1と実質的に同一である。
次に、本発明の実施形態4を説明する。
実施形態4では、印刷条件に設定されている属性(例えばジョブ名やジョブ所有者)に応じて塗り潰し要不要の判定、及び塗り潰し形態の選択を行う。
例えば、PC1が複数あるとして、ジョブ所有者が特定のPC1である場合は塗り潰すと判定し、そのPC1に応じて塗り潰し形態を選択する。
実施形態4はその他の点について実施形態1と実質的に同一である。
実施形態5では、ページデータが表す画像が印刷される被記録媒体の枚数を印刷ジョブに基づいて特定し、特定した枚数に応じて塗り潰し要不要の判定、及び塗り潰し形態の選択を行う。
例えば、特定した枚数が10枚以上の場合は塗り潰すと判定し、その枚数に応じて塗り潰し形態を選択する。例えば枚数が10〜20枚、21〜30枚、31〜40枚、41枚以上などのように枚数に応じて塗り潰し形態を異ならせる。
実施形態5はその他の点について実施形態1と実質的に同一である。
従って、塗り潰しを行った被記録媒体を紛失してしまう可能性を低減させることができる。
次に、本発明の実施形態6を図9によって説明する。
実施形態6では、印刷ジョブが表す画像が印刷された被記録媒体に対して行うべき所定の処理の処理期限が印刷ジョブに設定されている場合に、その処理期限に応じて塗り潰し要不要の判定、及び塗り潰し形態の選択を行う。
実施形態6に係る塗り潰し要不要判定処理の流れは図4のS201において「重要な印刷ジョブ」であるか否かではなく「処理期限」が設定されているか否かを判定することを除いて実施形態1と実質的に同一であるので説明は省略する。
図9は、実施形態6に係る塗り潰し形態選択処理の流れを示すフローチャートである。
S601では、CPU11は印刷ジョブに設定されている処理期限の曜日が月曜日であるか否かを判定する。CPU11は月曜日である場合はS602に進み、月曜日ではない場合はS603に進む。
S603では、CPU11は取得した処理期限の曜日が火曜日であるか否かを判定する。CPU11は火曜日である場合はS604に進み、火曜日ではない場合は水曜日であるか否かを判定する図示しないステップに進む。
図中では水曜日〜金曜日についての判定を省略しているが、それらの曜日の判定は月曜日や火曜日と実質的に同一である。
S605では、CPU11は取得した処理期限の曜日が土曜日であるか否かを判定する。CPU11は土曜日である場合はS606に進み、土曜日ではない場合(日曜日)はS607に進む。
S607では、CPU11は日曜日用の塗り潰し形態である塗り潰し形態Suを選択する。
従って、被記録媒体に対して所定の処理を行うべき処理期限を過ぎてしまうことを低減させることができる。
なお、本実施形態は曜日毎に異なる塗り潰し形態を選択するように構成したが、他の時間単位(例えば月毎や時間帯毎)に異なる塗り潰し形態を選択してもよい。
次に、本発明の実施形態7を図10によって説明する。
実施形態7は実施形態6の変形例であり、処理期限に応じて塗り潰し形態を選択する場合に、印刷ジョブに設定されている処理期限と現在時刻(印刷ジョブに基づいて印刷を実行する時刻)との差に応じて塗り潰し形態を選択する。
図10は、塗り潰し形態選択処理の流れを示すフローチャートである。
S701では、CPU11は印刷ジョブに設定されている処理期限と現在時刻との差が1日以内であるか否かを判定する。CPU11は1日以内である場合はS702に進み、1日以内でない場合はS703に進む。
S703では、CPU11は処理期限と現在時刻との差が2日以内であるか否かを判定する。CPU11は2日以内である場合はS704に進み、2日以内でない場合はS705に進む。
S705では、CPU11は処理期限と現在時刻との差が3日以内であるか否かを判定する。CPU11は3日以内である場合はS706に進み、3日以内でない場合はS707に進む。
S707では、CPU11は塗り潰し形態4を選択する。
なお、緊急度が高い(処理期限と現在時刻との差が小さい)ほど目立つ塗り潰し形態を選択するようにしてもよい。このようにすれば、緊急度が高い文書をより容易に見分けることができる。
次に、本発明の実施形態8を図11によって説明する。
実施形態8では、最初は予め決められている塗り潰し形態(例えば塗り潰し形態1)を選択し、プリンタ2が先に受信した印刷ジョブを塗り潰し形態1で印刷中の場合には塗り潰し形態1とは異なる塗り潰し形態で塗り潰しを行う。
実施形態8に係るPC1は、プリンタ2が既に印刷ジョブに基づいて印刷を実行中であるか否かの情報、及び印刷中の塗り潰し形態の種類の情報をプリンタ2から取得可能に構成されている。
実施形態8では実施形態1〜7に示すいずれの塗り潰し要不要判定処理によって判定してもよい。なお、実施形態1〜7に示した塗り潰し要不要判定処理とは異なる塗り潰し要不要判定処理によって判定してもよい。
図11は、塗り潰し形態選択処理の流れを示すフローチャートである。
S801では、CPU11は塗り潰し形態1(予め決められている塗り潰し形態)を選択する。
S802では、CPU11はプリンタ2が先に受信した(すなわち、既にプリンタ2で受信している)印刷ジョブを印刷中であるか否かを判定する。これは、プリンタ2の印刷状況を取得することで判断する。CPU11は印刷ジョブを印刷中である場合はS803に進み、印刷中ではない場合は処理を終了する。
S804では、CPU11はプリンタ2から印刷中の塗り潰し形態の種類の情報を取得した結果、印刷中の印刷ジョブの塗り潰し形態が塗り潰し形態1であるか否かを判定する。CPU11は印刷中の印刷ジョブの塗り潰し形態が塗り潰し形態1である場合はS805に進み、塗り潰し形態1ではない場合は処理を終了する。
S805では、CPU11は塗り潰し形態2を選択する。
なお、プリンタ2が複数の印刷ジョブを蓄積可能であって、その印刷ジョブを順次印刷していく構成である場合、印刷中の印刷ジョブの有無、及び印刷中の印刷ジョブの塗り潰し形態の種類を取得する代わりに、蓄積している印刷ジョブの有無、蓄積している印刷ジョブの中で最も新しい印刷ジョブの塗り潰し形態の種類を確認し、それとは異なる種類の塗り潰し形態を選択してもよい。
次に、本発明の実施形態9を図12によって説明する。
実施形態9では、最初は予め決められている塗り潰し形態(例えば塗り潰し形態1)を選択し、プリンタ2の排紙トレイに被記録媒体が無い場合には塗り潰し形態1で塗り潰しを行い、排紙トレイに被記録媒体が有る場合には前回選択した塗り潰し形態1とは異なる塗り潰し形態で塗り潰しを行う。
実施形態9に係るPC1は、排紙トレイ上の被記録媒体の有無、及び、排紙トレイ上の被記録媒体に印刷した塗り潰し形態の種類の情報をプリンタ2から取得可能に構成されている。なお、プリンタ2は、印刷済みの被記録媒体に印刷した塗り潰し形態の種類を、排紙トレイ上から被記録媒体が取り出されるまでRAM27に記憶しておき、排紙センサ23が排紙トレイ上から被記録媒体が取り出されたことを検知した場合に、その記憶されている塗り潰し形態の種類を消去するという構成になっている。
実施形態9では実施形態1〜7に示すいずれの塗り潰し要不要判定処理によって判定してもよい。
図12は、塗り潰し形態選択処理の流れを示すフローチャートである。ここでは実施形態8と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
S901では、CPU11は塗り潰し形態1(予め決められている塗り潰し形態)を選択する。
S905では、CPU11は塗り潰し形態2を選択する。
なお、前回の印刷ジョブと今回の印刷ジョブとは同じPC1から送信されたものでなくてもよく、その場合は実施形態8と同様に前回の印刷ジョブの塗り潰し形態をプリンタ2から取得すればよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
2・・・プリンタ
10・・・印刷システム
23・・・排紙センサ
Claims (13)
- 被記録媒体に画像を印刷する印刷手段と、
前記印刷手段を制御して印刷データが表す画像を印刷させる制御手段と、
前記印刷データに基づいて、前記被記録媒体の端を塗り潰すか否かを判断する判断手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記判断手段により端を塗り潰すと判断された場合は、前記印刷手段を制御して前記被記録媒体に前記画像を印刷させるとともに、前記被記録媒体の端を塗り潰させる、画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記判断手段は、所定の判定基準に基づいて前記印刷データが表す画像の重要度を判定し、前記被記録媒体の端を塗り潰すか否かをその判定結果に基づいて判断する、画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御手段は、複数の塗り潰し形態の中から前記判断手段で判定された重要度に応じて塗り潰し形態を選択し、前記被記録媒体の端を当該選択した塗り潰し形態で塗り潰させる、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記判断手段は、前記印刷データに特定のキーワードが含まれているか否かを判定し、前記被記録媒体の端を塗り潰すか否かをその判定結果に基づいて判断する、画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記制御手段は、複数の塗り潰し形態の中から前記印刷データに含まれるキーワードに応じて塗り潰し形態を選択し、前記被記録媒体の端を当該選択した塗り潰し形態で塗り潰させる、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記判断手段は、前記印刷データが表す画像が印刷された被記録媒体に対して行うべき所定の処理の処理期限が前記印刷データに設定されているか否かを判定し、前記被記録媒体の端を塗り潰すか否かをその判定結果に基づいて判断する、画像形成装置。 - 請求項6に記載の画像形成装置であって、
前記制御手段は、複数の塗り潰し形態の中から前記印刷データに設定されている処理期限に応じて塗り潰し形態を選択し、前記被記録媒体の端を当該選択した塗り潰し形態で塗り潰させる、画像形成装置。 - 請求項6に記載の画像形成装置であって、
前記制御手段は、複数の塗り潰し形態の中から前記印刷データに設定されている処理期限と現在時刻との差に応じて塗り潰し形態を選択し、前記被記録媒体の端を当該選択した塗り潰し形態で塗り潰させる、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記制御手段は、前記印刷手段が先に受信した印刷データに基づいて被記録媒体に画像を印刷中であり、且つ当該被記録媒体の端が塗り潰される場合は、前記印刷中の印刷データとは異なる塗り潰し形態を選択し、前記被記録媒体の端を当該選択した塗り潰し形態で塗り潰させる、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
画像が印刷された被記録媒体が排紙される排紙トレイと、
前記排紙トレイ上の被記録媒体の有無を検出するセンサとを有し、
前記制御手段は、前記センサにより前記排紙トレイ上の被記録媒体が検出された場合は、前回選択した塗り潰し形態とは異なる塗り潰し形態を選択し、前記被記録媒体の端を当該選択した塗り潰し形態で塗り潰させる、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記判断手段は、前記印刷データが表す画像が印刷される被記録媒体の枚数を前記印刷データに基づいて特定し、前記被記録媒体の端を塗り潰すか否かをその特定した枚数に基づいて判断する、画像形成装置。 - 請求項11に記載の画像形成装置であって、
前記制御手段は、複数の塗り潰し形態の中から前記判断手段で特定された枚数に応じて塗り潰し形態を選択し、前記被記録媒体の端を当該選択した塗り潰し形態で塗り潰させる、画像形成装置。 - コンピュータを、
被記録媒体に画像を印刷する印刷手段を制御して印刷データが表す画像を印刷させる制御手段と、
前記印刷データに基づいて、前記被記録媒体の端を塗り潰すか否かを判断する判断手段として機能させ、
前記制御手段は、前記判断手段により端を塗り潰すと決定された場合は、前記印刷手段を制御して前記画像を印刷させるとともに、前記被記録媒体の端を塗り潰させる、画像形成プログラム。
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