JP2011046017A - モールド金型 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モールド金型100が型開き状態において金型パーティング面より突出するエジェクタピン140を覆うリリースフィルム180が隙間部分190を通じてエア吸引路に吸引されてエジェクタピン140の先端突出部周りで当該金型パーティング面に倣って密着して吸着保持される。
【選択図】図1
Description
すなわち、キャビティインサートのキャビティ凹部を含む金型パーティング面にリリースフィルムを吸着保持したまま被成形品をクランプして樹脂モールドを行うモールド金型であって、前記リリースフィルムが吸着保持される金型パーティング面の吸着面に被成形品の樹脂封止部以外の配線基板部分に対向して設けられたピン孔にエジェクタピンが突き出し可能に設けられ、前記エジェクタピンが挿入されるピン孔との隙間部分がエア吸引路に接続されており、前記モールド金型が型開き状態において前記金型パーティング面より突出するエジェクタピンを覆う前記リリースフィルムが前記隙間部分を通じてエア吸引路に吸引されて前記エジェクタピンの先端突出部周りで当該金型パーティング面に倣って密着して吸着保持されることを特徴とする。
以下に、本発明の好適な実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施形態におけるリリースフィルムを用いたモールド金型の概略構成を示す断面図である。
モールド金型300は、上金型100と下金型200を備え、ワークである複数の半導体チップ410を実装した配線基板420をクランプし、半導体チップ410を樹脂モールドして半導体装置を製造するものである。
エジェクタピン140のパーティング面より突出する先端部形状は、先端周縁部が丸みを帯びたいわゆるR面形状(R形状または曲面形状)に形成されている。
キャビティ凹部120のコーナー部(四隅)および上型キャビティインサート130には、リリースフィルム180を吸着保持するためのフィルム吸着孔170が設けられている。
樹脂モールド装置に備えられている図示しないフィルム搬送機構により、リリースフィルム180が上型キャビティブロック130のパーティング面を覆うように繰り出されて当該パーティング面に引き寄せられる。このとき、エジェクタピン140は、ピン孔150より下方に突き出た状態にある。
また、エジェクタピン140が挿入されるピン孔150との隙間部分190がエア吸引路に接続されているから、リリースフィルム180をエジェクタピン180の先端突出部周りで金型パーティング面に倣って密着させて均一に吸着保持することができる。
よって、金型クランプ時においてエジェクタピン140がピン孔150内へ退避してもリリースフィルム180の余剰分は少なく、この余剰分がキャビティ凹部120内でしわになることはない。したがって、エジェクタピン180を設けても成形品400の成形不良の発生を低減させ、成形品質を維持することができる。
次にモールド金型300の第2実施形態の構成について説明する。第1実施形態と同一部材は同一番号を付して説明を援用するものとする。ここでは第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。
図8(A)は、第2実施形態にかかるリリースフィルム使用モールド金型のエジェクタピンの近傍部分における要部断面図、図8(B)は上型キャビティインサートの下視平面図(B)である。
次にモールド金型300の第3実施形態の構成について説明する。第1実施形態と同一部材は同一番号を付して説明を援用するものとする。ここでは、第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。
図9(A)は、第3実施形態にかかるリリースフィルム使用モールド金型のエジェクタピンの近傍部分における要部断面図、図9(B)は上型キャビティインサートの下視平面図である。
よって、金型クランプ時においてエジェクタピン140がピン孔150内へ退避しても、リリースフィルム180の余剰分は少ないためキャビティ凹部120内へしわが巻き込まれることはない。
また、第2実施形態で説明したエジェクタピン140の外周面に吸引溝144を形成し、エジェクタピン140とピン孔150との隙間部分を吸引溝144により拡大してエジェクタピン用エア吸着部191と併用することも可能である。
なお、図9(A),(B)に示すエジェクタピン140の先端周縁部は、いわゆるR形状(R面形状または曲面形状)に形成されていないが、いわゆるR形状に形成されていてもよい。
120 キャビティ凹部
140 エジェクタピン
144 吸引溝
150 ピン孔
160 ばね
170 フィルム吸着孔
180 リリースフィルム
182 突張部
184 しわ
190 隙間部分
200 下金型
300 リリースフィルム使用モールド金型
400 成形品
410 半導体チップ
420 配線基板
500 成形用樹脂
510 樹脂成形部
Claims (5)
- キャビティインサートのキャビティ凹部を含む金型パーティング面にリリースフィルムを吸着保持したまま被成形品をクランプして樹脂モールドを行うモールド金型であって、
前記リリースフィルムが吸着保持される金型パーティング面の吸着面に被成形品の樹脂封止部以外の配線基板部分に対向して設けられたピン孔にエジェクタピンが突き出し可能に設けられ、前記エジェクタピンが挿入されるピン孔との隙間部分がエア吸引路に接続されており、前記モールド金型が型開き状態において前記金型パーティング面より突出するエジェクタピンを覆う前記リリースフィルムが前記隙間部分を通じてエア吸引路に吸引されて前記エジェクタピンの先端突出部周りで当該金型パーティング面に倣って密着して吸着保持されることを特徴とするモールド金型。 - 前記ピン孔に挿入されるエジェクタピンの外周には、前記エア吸引路に接続する吸引溝が前記エジェクタピンの長手方向に沿って刻設されていることを特徴とする請求項1記載のモールド金型。
- キャビティインサートに設けられたキャビティ凹部のコーナー部及びワークの樹脂封止部以外の配線基板外縁部に対向する部位には、前記エア吸引路に接続する吸着孔が各々設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のモールド金型。
- 前記エジェクタピンの先端周縁部はR面形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のモールド金型。
- キャビティインサートのキャビティ凹部を含む金型パーティング面にリリースフィルムを吸着保持したまま被成形品をクランプして樹脂モールドを行うモールド金型であって、
前記リリースフィルムが吸着保持される金型パーティング面に被成形品の樹脂封止部以外の配線基板部分に対向して設けられたピン孔にエジェクタピンが突き出し可能に設けられ、前記エジェクタピンが挿入されるピン孔と前記キャビティ凹部との間の金型パーティング面に設けられた吸着孔がエア吸引路に接続されており、前記モールド金型が型開き状態において前記金型パーティング面より突出するエジェクタピンを覆う前記リリースフィルムが前記吸着孔に吸引されてエジェクタピンの先端突出部とキャビティ凹部との間で当該金型パーティング面に倣って密着して吸着保持されることを特徴とするモールド金型。
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