JP2011044563A - 回路基板およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】絶縁基板上に銅シード膜上に感光樹脂パターンを形成し、その開口部へ銅の埋め込み配線パターンを形成した後、ウエットブラスト法での選択的エッチングで、埋め込み配線パターンの頂部及び側面部を感光性樹脂膜から露出させる。その露出部に無電解置換めっき法ですずめっきパターンを付着形成する。次いで、そのめっきパターンをマスクに再度ウエットブラスト法で残りの感光性樹脂膜を除去する。この工程で溶融金属はシード膜に触れず溶食されない。また本工程の結果、実装工程でも両者は接触しないため構造のため、シード膜の溶食が発生せず、実装時でのパターンの細りも抑制される。
【選択図】図3
Description
絶縁基板と、
前記絶縁基板上にフリップチップ接続用パッド部を有し、
前記フリップチップ接続用パッド部は、前記絶縁基板表面に接する金属薄膜パターンと、前記金属薄膜パターンの長手方向の両縁端部上に起立形成された一対の樹脂膜パターンと、前記一対の樹脂膜パターンの間に埋設された金属導体パターンと、前記一対の樹脂パターン及び前記金属導体パターン上を覆うように形成された溶融金属パターンとからなることを特徴とする。
絶縁基板上に金属薄膜を形成する工程と、
前記金属薄膜上に開口部を有する樹脂膜パターンを形成する工程と、
前記開口部に金属導体パターンを埋め込み形成する工程と、
前記樹脂膜パターンと前記金属導体パターンとの選択的エッチングによって前記金属導体パターンの頂部及び頂部近傍側面部を露出する工程と、
前記金属導体パターンの頂部及び頂部近傍側面部の露出領域に、めっきによって溶融金属パターンを付着形成する工程と、
前記溶融金属パターンをマスクとして残存する前記樹脂膜パターンを除去し、前記金属薄膜を露出する工程と、
前記露出した前記金属薄膜を除去してフリップチップ接続用パッド部を形成する工程と、を有することを特徴とする。
図1〜2に、本発明の基本的な製造工程を模式的な回路基板断面図によって示す。
(実施例1)
最表層に絶縁層が形成された絶縁基板である、両面ビルドアップ基板(コア材型名;MLC−E−679、ビルドアップ材型名;GEA−697A、日立化成工業社製)を、無電解銅(Cu)メッキの前処理プロセス(コンディショニング、マイクロエッチ、酸処理、触媒化、活性化の標準的な前処理プロセス)を行った後、36℃に温度制御された無電解銅(Cu)メッキ液(型名;スルカップPEA、上村工業製)に浸漬(30分間)させ、厚さ約0.5μmの無電解銅(Cu)のシード膜を形成した。
(比較例)
以下は、上記のような残留凸状感光性樹脂膜パターンが形成されない、従来の方法による比較実施例である。
(実施例2)
実施例1において実施している、感光性樹脂膜に対するウェットブラスト法による選択的エッチングに関連し、感光性樹脂膜のフォトリソパターニングによる開口精度、その開口部への金属電解めっきパターンの形成精度、そして感光性樹脂膜パターン厚さを約14μmエッチングして薄くする加工精度などが、感光性樹脂膜中に含まれる無機フィラー(シリカやアルミナなどのセラミック粒子)の含有率に依存することが解った。検討結果を表1に示す。
(付記1)
絶縁基板と、
前記絶縁基板上にフリップチップ接続用パッド部とを有し、
前記フリップチップ接続用パッド部は、前記絶縁基板表面に接する金属薄膜パターンと、前記金属薄膜パターンの長手方向の両縁端部上に起立形成された一対の樹脂膜パターンと、前記一対の樹脂膜パターンの間に埋設された金属導体パターンと、前記一対の樹脂パターン及び前記金属導体パターン上を覆うように形成された溶融金属パターンとからなることを特徴とする回路基板。
(付記2)
前樹脂膜パターンは、感光性樹脂からなることを特徴とする付記1記載の回路基板。
(付記3)
前記樹脂膜パターンの樹脂には、無機フィラーを含有することを特徴とする付記1または2のいずれかに記載の回路基板。
(付記4)
前記無機フィラーの含有率は、5重量部以上60重量部未満であることを特徴とする付記3記載の回路基板。
(付記5)
前記溶融金属パターンの溶融金属には、融点が150℃以上240℃以下の金属が1種類以上含んでいることを特徴とする付記1ないし4のいずれかに記載の回路基板。
(付記6)
絶縁基板上に金属薄膜を形成する工程と、
前記金属薄膜上に開口部を有する樹脂膜パターンを形成する工程と、
前記開口部に金属導体パターンを埋め込み形成する工程と、
前記樹脂膜パターンと前記金属導体パターンとの選択的エッチングによって前記金属導体パターンの頂部及び頂部近傍側面部を露出する工程と、
前記金属導体パターンの頂部及び頂部近傍側面部の露出領域に、めっきによって溶融金属パターンを付着形成する工程と、
前記溶融金属パターンをマスクとして残存する前記樹脂膜パターンを除去し、前記金属薄膜を露出する工程と、
前記露出した前記金属薄膜を除去してフリップチップ接続用パッド部を形成する工程と、を有することを特徴とする回路基板の製造方法。
(付記7)
前記選択的エッチングは、ウェットブラスト法によることを特徴とする付記6記載の回路基板の製造方法。
(付記8)
前記めっきは無電解置換めっき法によることを特徴とする付記6または7のいずれかに記載の回路基板の製造方法。
(付記9)
前記埋め込み金属導体パターンの形成は電解めっき法によることを特徴とする付記6ないし8のいずれかに記載の回路基板の製造方法。
2、107 シード膜
3、108 感光性樹脂膜
4、109 感光性樹脂膜パターン
5、110 金属電解めっきパターン
6 薄化感光性樹脂膜パターン
7 露出金属面
8、113 置換溶融金属めっきパターン
9 残留凸状感光性樹脂膜パターン
10,111 シード膜パターン
11 溶融金属形成接続用パッド
12 半導体素子
13 ボールバンプ
14 アンダーフィル樹脂
101 フィリップチップ実装用回路基板
103 配線パターン
104、112 接続用パッド
105 ソルダーレジスト
Claims (6)
- 絶縁基板と、
前記絶縁基板上にフリップチップ接続用パッド部とを有し、
前記フリップチップ接続用パッド部は、前記絶縁基板表面に接する金属薄膜パターンと、前記金属薄膜パターンの長手方向の両縁端部上に起立形成された一対の樹脂膜パターンと、前記一対の樹脂膜パターンの間に埋設された金属導体パターンと、前記一対の樹脂パターン及び前記金属導体パターン上を覆うように形成された溶融金属パターンとからなることを特徴とする回路基板。 - 前樹脂膜パターンは、感光性樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の回路基板。
- 前記樹脂膜パターンの樹脂には、無機フィラーを含有することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の回路基板。
- 絶縁基板上に金属薄膜を形成する工程と、
前記金属薄膜上に開口部を有する樹脂膜パターンを形成する工程と、
前記開口部に金属導体パターンを埋め込み形成する工程と、
前記樹脂膜パターンと前記金属導体パターンとの選択的エッチングによって前記金属導体パターンの頂部及び頂部近傍側面部を露出する工程と、
前記金属導体パターンの頂部及び頂部近傍側面部の露出領域に、めっきによって溶融金属パターンを付着形成する工程と、
前記溶融金属パターンをマスクとして残存する前記樹脂膜パターンを除去し、前記金属薄膜を露出する工程と、
前記露出した前記金属薄膜を除去してフリップチップ接続用パッド部を形成する工程と、を有することを特徴とする回路基板の製造方法。 - 前記選択的エッチングは、ウェットブラスト法によることを特徴とする請求項4記載の回路基板の製造方法。
- 前記めっきは無電解置換めっき法によることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の回路基板の製造方法。
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JP2014236022A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-15 | 新光電気工業株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001345540A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-14 | Nippon Mektron Ltd | 回路配線の形成法 |
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- 2009-08-20 JP JP2009191298A patent/JP5482017B2/ja not_active Expired - Fee Related
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