JP2011041984A - リンク式クランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの種類によって当該ワークの被固定部の把持幅の中心線の位置が変化する場合でもリンク式クランプを利用できるようにする。
【解決手段】ハウジング2内にピストン10を挿入し、そのピストン10と上記ハウジング2との間に支持部材14を挿入する。その支持部材14を押上げ機構Pによって所定の力で上方へ押す。上記の支持部材14に取り付けたリンク機構30に、ワークWの被固定部31を両側から把持するための一対の把持リンク32を設ける。上記ピストン10の筒孔10aに所定の遊動隙間36をあけて出力ロッド37を挿入する。その出力ロッド37の出力部48を上記の把持リンク32の入力部32aに連結し、上記の出力ロッド37の入力部38を上記ピストン10の出力部41に揺動可能に連結する。
【選択図】図1

Description

この発明は、リンク式クランプに関し、より詳しくいえば、ワーク等の被固定物の被固定部を両側から把持するための一対の把持リンクを有するクランプに関する。
に関する。
この種のリンク式クランプには、従来では、特許文献1(日本国・特開平9−85703号公報)に記載されたものがある。その従来技術は、次のように構成されている。
フレームの上側に配置した取付台を付勢手段によって上向きに押し上げる。その取付台に設けた水平ガイドに、左右一対のバイス片を水平方向へ移動可能に支持する。上記フレームに油圧シリンダのハウジングを固定し、その油圧シリンダのピストンロッドの上部を左右の連結リンクを介して上記の左右のバイス片に連結する。
そして、上記ピストンロッドを下降駆動することにより、左右のバイス片の間に挿入したワークを左右両側から挟みこんで上記ピストンロッドと同心になるように水平移動させ、その同心状態で上記ワークを引き下げるのである。
特開平9−85703号公報(図1から図3及び対応説明部分)
上記の従来技術は、把持方向へ移動され得るワークを引き下げてクランプできる点で優れる。しかしながら、把持方向へ移動できない種類のワークについては、上記ワークの被固定部の把持幅の中心線と前記ピストンロッドの軸心とが心ズレしている場合に、その軸心に近い方のバイス片だけがワークに接当して他方のバイス片がワークに接当できなくなるので、上記ワークを引き下げできないという問題がある。
本発明の目的は、ワークの種類によって当該ワークの被固定部の把持幅の中心線の位置が変化する場合においても、上記ワークを確実かつ強力に引き下げできるようにすることにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、例えば、図1から図3に示すように、リンク式クランプを次のように構成した。
ハウジング2内にピストン10を上下移動自在に挿入する。そのピストン10と上記ハウジング2との間に形成した環状空間に支持部材14を上下移動自在に挿入する。その支持部材14を押上げ機構Pによって所定の力で上方へ押す。上記の支持部材14にリンク機構30を支持する。そのリンク機構30は、ワーク等の被固定物Wの被固定部31を両側から把持するための一対の把持リンク32を有する。上記ピストン10の筒孔10aに所定の遊動隙間36をあけて出力ロッド37を挿入する。上記の出力ロッド37の出力部48を上記の把持リンク32の入力部32aに連結する。その出力ロッド37の入力部38を支点として上記の出力ロッド37が上記の把持リンク32の把持方向へ揺動するように、上記の出力ロッド37の上記の入力部38を上記ピストン10の上記の出力部41に連結する。
本発明によれば、ワーク等の被固定物の種類により、その被固定物の被固定部の把持幅の中心線とピストンの軸心とが心ズレしている場合には、次のように作動する。
上記ピストンが出力ロッドを下向きにロック駆動すると、一対の把持リンクのうちの一方の把持リンクが被固定部に片当りしたときの反力によって、上記の出力ロッドが前記の入力部を支点として前記の遊動隙間内を斜め方向へ揺動して、上記の心ズレを吸収する。
このため、ワーク等の被固定物の種類が変化しても、その被固定部の両側面に前記の一対の把持リンクが確実に接当して、上記の被固定物を強力に引き下げることが可能になった。また同様に、ワーク等の被固定物の被固定部の把持幅の厚さが異なることによって上記の心ズレが発生している場合においても、その被固定部の両側面に前記の一対の把持リンクが確実に接当して、上記の被固定物を強力に引き下げることが可能である。
従って、種類が異なる被固定物を同一機種のリンク式クランプで固定することが可能になる。
本発明においては、前記の出力ロッド37の下部に、その出力ロッド37の前記の入力部38を設けることが好ましい。
この場合、上記の出力ロッドの入力部と出力部との距離が大きくなるので、前記ロック駆動時における出力ロッドの傾きが小さくなる。このため、その出力ロッドによる引下げ力の損失が少なくなって、ワーク等の被固定物を強力に引き下げることが可能である。
本発明においては、前記リンク機構30は、前記の被固定部31へ向けて揺動するように前記の支持部材14に支持された前記の把持リンク32と、各把持リンク32の途中高さ位置に設けた前記の入力部32aと前記の出力ロッド37の前記の出力部48とを接続する連結リンク51と、を備えることが好ましい。
また、本発明においては、前記の出力ロッド37の前記の入力部38に形成された凸状球面39に、前記ピストン10の前記の出力部41に形成された凹状球面42を上側から球面接当させることが好ましい。
この場合、前記ロック駆動時に出力ロッドを斜め方向へ円滑に揺動できるので、ワーク等の被固定物をさらに強力に引き下げることが可能である。
本発明においては、下記構成を含むことが好ましい。
前記ピストン10の上端部の上側に、前記の出力ロッド37が挿入されると共に前記の遊動隙間36を覆う環状カバー部材45を、上記ピストン10に対して半径方向へ移動可能に装着する。その環状カバー部材45を半径方向の内方へ案内するガイド部55を前記の支持部材14に設ける。上記の出力ロッド37が上向きにリリース移動されたときに、上記ガイド部55が上記の環状カバー部材45を介して上記の出力ロッド37を上記ピストン10の軸心A1とほぼ同心の位置へ復帰させるように構成する。
この場合、リンク式クランプをロック状態からリリース状態へ切り換えたときに、上記ロック状態で傾けられた出力ロッド及びリンク機構を上記ガイド部と環状カバー部材とを介して初期の同心位置に復帰できるので、次の工程で新たな被固定物を円滑に挿入できる。しかも、上記環状カバー部材によって切り粉や塵埃等の異物がピストンの筒孔内に侵入するのを防止できるので、その筒孔に挿入した出力ロッドが長期間にわたって円滑に移動する。
また、本発明においては、前記の把持リンク32の上寄り部の内方側に把持部58を上下方向へ揺動可能に支持し、その把持部58を上方揺動位置へ付勢する弾性体62を設けることが好ましい。
この場合、新たな被固定物の被固定部を一対の把持リンクの間に挿入するときに、上記の把持部の上端が被固定部の挿入の邪魔になるのを防止して、その被固定部を円滑に挿入できる。
本発明の一実施形態を示し、リリース状態のクランプの立面視断面図である。 上記クランプのロック状態を示し、上記の図1に類似する図である。 前記の図1中のIII−III線の矢視図に相当する図である。 上記クランプの第1変形例を示し、前記の図1に類似する部分図である。 上記クランプの第2変形例を示し、前記の図1に類似する部分図である。
以下、本発明の一実施形態を図1から図3によって説明する。
取付けベース1にハウジング2が複数のボルト(図示せず)によって固定される。そのハウジング2は、上部分3と胴部分4と下部分5とかなる。上記の上部分3と胴部分4とが上連結ボルト7によって固定され、胴部分4と下部分5とが下連結ボルト8によって固定されている。
上記ハウジング2内にピストン10が上下移動自在に挿入される。そのピストン10は、前記の胴部分4に形成した下シリンダ孔4aに保密状に挿入されるピストン本体11と、そのピストン本体11から上向きに突出されたピストンロッド12とを備える。
上記ピストンロッド12と上記ハウジング2との間に形成した環状空間には、支持部材14が上下移動自在に挿入される。その支持部材14は、支持スリーブ15と、その支持スリーブ15の上部に固定したフランジ16とを備える。上記の支持スリーブ15が、上記の胴部分4に形成した上シリンダ孔4bに外封止具17を介して保密されると共に、上記ピストンロッド12に内封止具18を介して保密される。なお、上記の支持部材14は、上記ハウジング2の上部分3に固定したガイドピン19によって回り止めされている。
また、上記の支持スリーブ15の外周側には、その支持スリーブ15を上方へ付勢する押上げバネ20が装着される。
上記ピストン本体11の下側に形成したリリース室22が給排路23を介してリリースポート24へ連通され、同上ピストン本体11の上側に形成したロック室26が別の給排路27を介してロックポート(図示せず)へ連通される。
上記ロック室26において、ピストン本体11の環状断面積は前記の支持スリーブ15の環状断面積よりも十分に大きな値に設定してある。また、この実施形態では、上記の支持スリーブ15の環状断面積に作用する上向き力と前記の押上げバネ20の付勢力とが、上記の支持部材14を所定の力で上方へ押すための機構(押上げ機構P)を構成している。
そして、上記ロック室26へ供給された圧油からピストン本体11の環状断面積に作用する下向き力は、同上ロック室26の圧油から前記の支持スリーブ15の環状断面積に作用する上向き力と前記の押上げバネ20の付勢力との合力よりも十分に大きい値に設定してある。
前記の支持部材14の前記の支持フランジ16にリンク機構30が取り付けられる。そのリンク機構30及び当該リンク機構を駆動する手段は、次のように構成されている。
ワーク等の被固定物Wの被固定部31は、板状に形成されている。その板状の被固定部31を両側から把持するため、左右一対の把持リンク32,32が上下方向へ延びるように配置される。各把持リンク32の下部は、下ピン33を介して、前記の支持フランジ16に設けた後述のガイド部55に回転自在に支持される。
前記ピストン10の筒孔10aに所定の遊動隙間36をあけて出力ロッド37が挿入される。その出力ロッド37の下部に入力部38がネジ止め固定され、その入力部38の上面に凸状球面39が形成される。また、上記ピストン10の出力部41は、前記ピストンロッド12の下寄り部に設けられ、その出力部41に凹状球面42が形成される。その凹状球面42が上記の凸状球面39に上側から球面接当している。
上記ピストンロッド12の上端部の上側に、前記の遊動隙間36を覆う環状カバー部材45が半径方向へ移動可能に装着される。その環状カバー部材45の貫通孔46に上記の出力ロッド37が挿入される。その貫通孔46は、上記の出力ロッド37の上端に設けた出力部48と環状カバー部材45との間に装着した封止具49によって覆われている。
上記の出力ロッド37の出力部48が前記の把持リンク32に連結される。即ち、各把持リンク32の途中高さ位置に設けた入力部32aと上記の出力ロッド37の出力部48とを接続する連結リンク51が設けられる。各連結リンク51の内方端が中央ピン52によって上記の出力部48に回転自在に支持されると共に、同上連結リンク51の外方端が上ピン53によって上記の把持リンク32の入力部32aに回転自在に支持される。
また、前記の支持フランジ16から左右一対のガイド部55,55が上向きに突出される。これらガイド部55は、上記の出力ロッド37が図2のロック状態から図1のリリース状態へ切り換えられたときに、その出力ロッド37を前記ピストン10の軸心(及び前記の下シリンダ孔4aの軸心)とほぼ同心の位置に復帰させるように上記の環状カバー部材45を半径方向の内方へ案内する。即ち、上記ガイド部55のガイド面55aは、上向きに窄まるように傾斜している。
さらに、各把持リンク32の上寄り部の内方側に把持部58が上下方向へ揺動可能に支持される。即ち、把持リンク32にリング59の外周がネジ止めされ、そのリング59の内周に設けた凹状球面60に把持部58の凸状球面61が嵌合される。上記の把持部58は、その把持部58に対して偏心配置されたバネ(弾性体)62によって図1中の上方揺動位置へ付勢される。
なお、上記の弾性体は、例示のバネ62に代えてゴム等であってもよい。また、上記の把持リンク32に上記リング59を固定する手段としては、そのリング59の外周をネジ止めすることに代えて、上記リング59を複数の小ネジによって固定してもよい。
上記構成のリンク式クランプは次のように作動する。
図1のリリース状態では、前記ロック室26の圧油が排出されると共に、前記リリース室22へ圧油が供給されている。そして、前記の支持部材14は押上げバネ20によって上昇位置に保持されている。また、前記ピストン10が環状カバー部材45を介して出力ロッド37を上昇させている。これにより、その出力ロッド37の出力部48が連結リンク51を介して把持リンク32を左右方向の外方へ揺動させている。
上記リリース状態で、左右の把持リンク32,32の間に被固定物Wの被固定部31が上側から挿入される。この場合、上記の被固定物Wの種類により、上記の被固定部31の把持幅Bの大きさが変化すると共に、その把持幅Bの中心線A2が上記ピストン10の軸心A1に対して心ズレしている。ここでは、上記の被固定物Wの下面は、支持台(図示せず)の上面に受け止められている。
上記図1のリリース状態から図2のロック状態へ切換えるときには、その図2に示すように、前記リリース室22の圧油を排出すると共に前記ロック室26へ圧油を供給する。
すると、まず、前記の押上げバネ20の押上げ力およびロック室26から作用する押上げ力によって上昇位置に保持された支持部材14に対して、ピストン10及び出力ロッド37が下降する。これにより、その出力ロッド37の出力部48が中央ピン52と連結リンク51,51を介して把持リンク32,32を左右方向の内方へ揺動させる。
次いで、左側の把持リンク32が上記の被固定部31の左側面に片当りする。すると、その反力により、上記の出力ロッド37は、前記の凸状球面39を支点として、前記ピストン10の軸心A1に対して傾斜する方向へ揺動する(軸心A3を参照)。これにより、上記の被固定部31の把持幅Bの中心線A2と上記ピストン10の軸心A1との心ズレが吸収される。このため、左右の把持部58,58が前記の凸状球面61を介して上記の被固定部31の両側面に均等に接当する。
引き続いて、押上げ機構Pから支持部材14に作用する押上げ力に相当する力によって、把持部58の把持面が被固定部31の両側面に食い込み(又は強力に接当し)、その被固定部31の両側面と上記の把持部58の把持面との間に相対的なズレが生じるのを防止する。その後、ピストン10のピストン本体11に作用する押し下げ力が、支持部材14に作用する上記の押し上げ力に打ち勝って、そのピストン10が、出力ロッド37と連結リンク51,51と把持リンク32,32と左右の把持部58,58を介して被固定部31を強力に引き下げるのである。これにより、前記の被固定物Wが前記の支持台(図示せず)に固定される。
上記の図2のロック状態から図1のリリース状態への切換えは、上記とは逆の手順でなされる。なお、図1のリリース状態において、左側の把持部58が、偏心配置された前記バネ62によって反時計回りの方向へ付勢されると共に、右側の把持部58が同上バネ62によって時計回りの方向へ付勢される(この点は、後述する図4中の把持部58を参照することにより、より明らかになる)。このため、新たな被固定物Wの被固定部31を左右の把持リンク32,32の間に挿入するときに、上記の把持部58の上端によって被固定部31の挿入が邪魔されるのを防止できる。
図4と図5とは、それぞれ、上記実施形態の変形例を示し、前記の図1に類似する部分図である。これらの変形例では、上記の実施形態の構成部材と同じ部材(または類似する部材)には原則として同一の参照数字を付けて説明する。
図4の第1変形例は、上記の実施形態に下記構成を付加したものである。
前記の左側の把持リンク32の内面の下部と右側の把持リンク32の内面の下部とに、可撓性でU字状の上カバー板65が複数のボルト66によって固定される。その上カバー板65は、前記の中央ピン52の軸心の方向へ延びるように形成されている。また、各把持リンク32の下半部分の外側面に横カバー板67が複数のボルト68によって固定される。上記の上カバー板65と横カバー板67,67により、前記リンク機構30の枢支部分等に切り粉や塵埃等の異物が侵入することが防止される。
図5の第2変形例は、前記リンク機構30を下記のように変更したものである。
前記の出力ロッド37の出力部48に、中央ピン52を介して、左右の把持リンク32の内方下部に設けた入力部32aが揺動自在に支持される。各把持リンク32の途中高さ位置の折れ曲り部と前記の支持フランジ16とが連結リンク51によって連結される。
上記の各実施形態は次のように変更可能である。
前記の押上げ機構Pは、前記ロック室26から前記の支持スリーブ15の環状断面積に作用する上向き力と前記の押上げバネ20の付勢力との両者を利用するとしたが、これら両者のいずれか一方だけを利用することも可能である。
前記ピストン10は、その上下両側にロック室26とリリース室22とを設けて複動式に構成したが、油圧ロックでバネ復帰式に構成してもよく、また、バネロックで油圧復帰式に構成してもよい。
上記ピストン10の出力部41と前記の出力ロッド37の入力部38との連結は、例示した球面接当による連結構造に代えて、ピン等による連結構造であってもよい。
前記の把持部58の把持面の形状は、前記の被固定部31の形状に応じて種々の形状を選択可能である。
その他に、当業者が想定できる範囲で種々の変更を行えることは勿論である。
2:ハウジング,10:ピストン,10a:ピストン10の筒孔,14:支持部材,30:リンク機構,31:被固定部,32:把持リンク,32a:把持リンク32の入力部,36:遊動隙間,37:出力ロッド,38:出力ロッド37の入力部,39:凸状球面,41:ピストン10の出力部,42:凹状球面,45:環状カバー部材,48:出力ロッド37の出力部,51:連結リンク,55:ガイド部,58:把持部,62:弾性体(バネ),A1:ピストン10の軸心,A2:把持幅Bの中心線,B:被固定部31の把持幅,P:押上げ機構,W:被固定物.

Claims (6)

  1. ハウジング(2)内に上下移動自在に挿入されたピストン(10)と、そのピストン(10)と上記ハウジング(2)との間に形成した環状空間に上下移動自在に挿入された支持部材(14)と、その支持部材(14)を所定の力で上方へ押すための押上げ機構(P)と、上記の支持部材(14)に支持されたリンク機構(30)であってワーク等の被固定物(W)の被固定部(31)を両側から把持するための一対の把持リンク(32)を有するリンク機構(30)と、上記ピストン(10)の筒孔(10a)に所定の遊動隙間(36)をあけて挿入された出力ロッド(37)と、を備え、
    上記の出力ロッド(37)の出力部(48)を上記の把持リンク(32)の入力部(32a)に連結し、
    その出力ロッド(37)の入力部(38)を支点として上記の出力ロッド(37)が上記の把持リンク(32)の把持方向へ揺動するように、上記の出力ロッド(37)の上記の入力部(38)を上記ピストン(10)の出力部(41)に連結した、
    ことを特徴とするリンク式クランプ。
  2. 請求項1のリンク式クランプにおいて、
    前記の出力ロッド(37)の下部に、その出力ロッド(37)の前記の入力部(38)を設けた、ことを特徴とするリンク式クランプ。
  3. 請求項1又は2のリンク式クランプにおいて、
    前記リンク機構(30)は、前記の被固定部(31)へ向けて揺動するように前記の支持部材(14)に支持された前記の把持リンク(32)と、各把持リンク(32)の途中高さ位置に設けた前記の入力部(32a)と前記の出力ロッド(37)の前記の出力部(48)とを接続する連結リンク(51)と、を備える、ことを特徴とするリンク式クランプ。
  4. 請求項1から3のいずれかのリンク式クランプにおいて、
    前記の出力ロッド(37)の前記の入力部(38)に形成された凸状球面(39)に、前記ピストン(10)の前記の出力部(41)に形成された凹状球面(42)を上側から球面接当させた、ことを特徴とするリンク式クランプ。
  5. 請求項1から4のいずれかのリンク式クランプにおいて、
    前記ピストン(10)の上端部の上側に、前記の出力ロッド(37)が挿入されると共に前記の遊動隙間(36)を覆う環状カバー部材(45)を、上記ピストン(10)に対して半径方向へ移動可能に装着し、その環状カバー部材(45)を半径方向の内方へ案内するガイド部(55)を前記の支持部材(14)に設け、上記の出力ロッド(37)が上向きにリリース移動されたときに、上記ガイド部(55)が上記の環状カバー部材(45)を介して上記の出力ロッド(37)を上記ピストン(10)の軸心(A1)とほぼ同心の位置へ復帰させるように構成した、ことを特徴とするリンク式クランプ。
  6. 請求項1から5のいずれかのリンク式クランプにおいて、
    前記の把持リンク(32)の上寄り部の内方側に把持部(58)を上下方向へ揺動可能に支持し、その把持部(58)を上方揺動位置へ付勢する弾性体(62)を設けた、ことを特徴とするリンク式クランプ。
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