JP5605217B2 - クランプシリンダ - Google Patents

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本発明は、ワーク等の対象物をテーブル等に固定するために用いられるクランプシリンダに関する。
クランプシリンダは、ピストンを収容するシリンダ本体と、そのシリンダ本体から突出し、空圧や油圧等によって伸縮動作するピストンロッドと、ピストンロッドの伸縮動作に伴ってクランプ/アンクランプ動作するクランプアームとを備えたものが知られている。例えば特許文献1には、シリンダ本体を閉塞してピストンロッドを保持するロッドカバーにクランプアームを揺動可能に軸着し、クランプアームの一方の揺動端をピストンロッドに係合させることで、ピストンロッドの伸縮動作に応じたクランプアームの揺動を得るようにした構造が開示されている。特にここでは、バネによって突出付勢されるピストンロッドとクランプアームとの互いの係合面を面取りした傾斜面とすることでクサビ効果を発生させ、駆動源からの圧力が解除されてもクランプアームによるクランプ状態が維持される保持手段が具備されている。
特開2010−179429号公報
しかし、クランプ/アンクランプ動作を繰り返し行うと、ピストンロッドとクランプアームとの係合面において摩擦力の低下が生じ、クランプ時の反力に耐えられなくなってピストンロッドがアンクランプ方向に押され、保持手段の具備にかかわらずクランプアームが緩んでしまうという問題があった。
そこで、本発明は、保持手段によって保持されたクランプ状態でのクランプアームの緩みを効果的に防止できるクランプシリンダを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ピストンロッドを保持手段によるクランプアームとの係合位置に付勢する付勢手段を設ける一方、クランプアームのアンクランプ位置で圧力流体の供給を停止してもピストンロッドを付勢手段の付勢に抗して収縮状態に維持する収縮維持手段を備え、付勢手段を、シリンダ本体内でピストンとシリンダ本体との間に設けられ、両端部がピストンとシリンダ本体とにそれぞれ形成された孔部に遊挿するコイルバネとし、収縮維持手段を、各孔部の開口にそれぞれ同軸で組み込まれてコイルバネが遊挿し、ピストンロッドの収縮状態で互いに吸着力を発生させるリング状の磁石としたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項に記載の発明は、ピストンとシリンダ本体との間に、ピストンロッドが保持手段によるクランプアームとの係合位置となるシリンダ本体内の摺動位置にピストンを保持する第2の保持手段を備え、第2の保持手段を、ピストンとシリンダ本体とにそれぞれ組み込まれてピストンの摺動位置で互いに吸着力を発生させる磁石として、シリンダ本体の軸心にガイド軸を形成する一方、ピストンにガイド軸が遊挿するガイド孔を形成して、磁石を、ガイド軸の外周とガイド孔の内周とにそれぞれ同軸で組み込まれるリング状としたことを特徴とするものである。
請求項1及びに記載の発明によれば、保持手段によって保持されたクランプ状態でのクランプアームの緩みを効果的に防止可能となる。
請求項に記載の発明によれば、上記効果に加えて、付勢手段の付勢に抗したピストンロッドの収縮状態の維持が簡単且つ確実に行える。また、付勢手段や収縮維持手段がコンパクトに形成できる。
請求項に記載の発明によれば、上記効果に加えて、ピストンの摺動位置での保持が簡単且つ確実に行える。また、第2の保持手段がコンパクトに形成可能となる。
形態1のクランプシリンダの説明図で、(A)が平面、(B)が背面、(C)が側面をそれぞれ示す。 図1のA−A線断面図である。 図2のA部拡大図である。 形態2のクランプシリンダの断面図である。 図4のB部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
図1,2にクランプシリンダの一例を示す。このクランプシリンダ1は、工作機械のテーブル等に設置されるロッドカバー2の下面に、筒状のシリンダチューブ3と、その下面を閉塞するヘッドカバー4とをボルト5で固定して、内部にシリンダ室6を形成している。このシリンダチューブ3とヘッドカバー4とがシリンダ本体となる。シリンダ室6には、ピストン7が図2の上下方向へ移動可能に設けられて、その上部へ一体に形成されたピストンロッド8が、ロッドカバー2を貫通して上方へ突出している。また、ロッドカバー2の上部後方(図1(A)(C)の右側を前方とする。)には、ピストンロッド8の後方側面に当接してピストンロッド8の伸縮動作をガイドする保持部9が形成されている。10は、ロッドカバー2におけるピストンロッド8の貫通部上面に設けられたダストシール、11は潤滑剤保持リングである。
さらに、ロッドカバー2の上部前方には、上向きに連結部12が形成され、連結部12の上端にクランプアーム13が連結されている。このクランプアーム13は、下向きの端部が左右方向の揺動軸14によって前後方向へ揺動可能に軸着される倒L字状で、前方へ突出する端部には、当該端部を貫通して下端を下方へ突出させたクランプボルト15が螺合されている。
また、ピストンロッド8の上部には、軸16によって左右一対の第1リンク17,17が回転可能に軸着され、第1リンク17,17の上端には、第2リンク18,18の一端がピン19によって夫々回転可能に連結されている。この第2リンク18,18の他端は、クランプアーム13における揺動軸14の上方部位に、ピン20によって回転可能に連結されている。
ピストンロッド8の上端前面には、上方へ行くに従って後退する傾斜状のクサビ面21と、そのクサビ面21の上端から連続し、クサビ面21よりも傾斜角度が大きい面取部22とが形成されている。対するクランプアーム13の上端後面には、揺動軸14と平行な軸を中心とした円弧軌跡に沿って膨出する曲面部23が形成されている。ピストンロッド8が伸長した際には、この曲面部23にクサビ面21が当接することで、クランプアーム13が前方へ押圧されて右回転することになる。
一方、ピストン7及びピストンロッド8の軸心には、図3にも示すように、下面がシリンダ室6内に開口する孔部としての軸孔24が形成されて、軸孔24の開口に、内径が軸孔24と同径となるリング状の上磁石25が、上がN極、下がS極となる向きで同軸で組み込まれている。
また、ヘッドカバー4の軸心には、上面がシリンダ室6内に開口する孔部としての保持孔26が形成されて、この保持孔26の開口に、上磁石25と同じ内外径を有するリング状の下磁石27が、極性を上磁石25と同じ向き(上がN極、下がS極)として同軸で組み込まれている。この上磁石25と下磁石27とが、ピストン7がヘッドカバー4に当接する下死点に位置すると互いに吸着力を発生させる収縮維持手段となっている。
さらに、ピストン7とヘッドカバー4との間には、付勢手段としてのコイルバネ28が、上端を上磁石25を介して軸孔24内に、下端を保持孔26の下磁石27内にそれぞれ遊挿した状態で介在されて、ピストン7に上方への付勢力を付加している。但し、ピストン7の下死点での上磁石25と下磁石27との吸着力は、コイルバネ28の付勢力よりも大きく設定されていることから、シリンダ室6に圧力流体を供給しないピストン7の下死点では、コイルバネ28の付勢にかかわらず下死点位置が保持可能となっている。
以上の如く構成されたクランプシリンダ1においては、ワークがセットされる工作機械のテーブル等の上面にロッドカバー2の下面が当接する状態で固定されると共に、ロッドカバー2の背面に設けた押し側ポート29と引き側ポート30とに図示しない配管を介して圧力流体(油又は空気等)の駆動源が接続される。よって、駆動源から押し側ポート29を介してピストン7下側のシリンダ室6に圧力流体が供給されると、図2,3に実線で示すようにピストン7が上死点に上昇してピストンロッド8が伸長し、前述のように下側のクサビ面21がクランプアーム13の曲面部23に当接して、クランプアーム13を前方へ回転させる。よって、前端のクランプボルト15がワークの上面に当接してワークをクランプする。
このとき、クランプアーム13を介してピストンロッド8には後方への反力が加わるが、保持部9によって後方への移動が規制されているため、クランプアーム13は安定状態でワークをクランプできる。このクランプ状態では、保持部9とクランプアーム13の曲面部23との間に、クサビ面21を有したピストンロッド8の上端が圧入される格好となるため、いわゆるクサビ効果が発生し、駆動源からの圧力の供給が絶たれるようなことがあっても、クランプアーム13によるクランプ状態は維持される。これらの保持部9、クサビ面21、曲面部23がクランプ位置の保持手段となる。
一方、ワークのクランプを解除する(アンクランプする)場合、駆動源から引き側ポート30を介してピストン7上側のシリンダ室6に圧力流体を供給すると、図2,3に二点鎖線で示すようにピストン7が下死点に下降してピストンロッド8が収縮し、クサビ面21によるクランプアーム13の曲面部23の押圧を解除する。クランプアーム13は第1、第2リンク17,18を介してピストンロッド8と連結されているので、ピストンロッド8の下降に連れて左回転し、クランプアーム13は曲面部23がピストンロッド8の面取部22に当接する位置に達する。よって、ワークの取出や交換が可能となる。
そして、このクランプ/アンクランプ動作の繰り返しにより、クサビ面21と曲面部23との摩擦力に低下が生じても、ピストンロッド8はコイルバネ28によって上昇側(クランプ側)へ付勢されているので、クランプ時の反力に対抗でき、クランプアーム13に緩みが生じない。
一方、アンクランプ時には、上磁石25と下磁石27との吸着によってピストン7の下死点位置が保持されるため、コイルバネ28を設けてもピストンロッド8が伸長するおそれはない。
このように、上記形態1のクランプシリンダ1によれば、ピストンロッド8を保持手段によるクランプアーム13との係合位置に付勢する付勢手段(コイルバネ28)を設ける一方、クランプアーム13のアンクランプ位置で圧力流体の供給を停止してもピストンロッド8をコイルバネ28の付勢に抗して収縮状態に維持する収縮維持手段(上磁石25及び下磁石27)を備えたことで、保持手段によって保持されたクランプ状態でのクランプアーム13の緩みを効果的に防止可能となる。
特にここでは、付勢手段を、シリンダ本体内でピストン7とヘッドカバー4との間に設けられ、両端部がヘッドカバー4とピストン7とにそれぞれ形成された軸孔24及び保持孔26に遊挿するコイルバネ28とし、収縮維持手段を、軸孔24及び保持孔26の開口にそれぞれ同軸で組み込まれてコイルバネ28が遊挿し、ピストンロッド8の収縮状態で互いに吸着力を発生させるリング状の上磁石25及び下磁石27としたことで、コイルバネ28の付勢に抗したピストンロッド8の収縮状態の維持が簡単且つ確実に行える。また、付勢手段や収縮維持手段がコンパクトに形成できる。
なお、孔部である軸孔や保持孔の深さは上記形態1に限らないし、ピストンのストロークによっては孔部を省略し、突出状態で設けたリング状の磁石間にコイルバネの端部をそれぞれ遊挿させてもよい。
但し、コイルバネはピストンの軸心に設ける場合に限らず、軸心を挟んだ点対称位置に複数配置したりしてもよいし、シリンダ本体内に限らず、例えばロッドカバーの上面とピストンロッドの側面に設けた突出片との間に設ける等、シリンダ本体の外部に設けることも可能である。また、引張バネや板バネ等の他の付勢手段を採用しても差し支えない。
さらに、上記形態1ではピストンの下面とヘッドカバーの上面とに磁石をそれぞれ設けているが、ピストンの摺動に支障なければピストンの外周とシリンダ本体の内周とにリング状の磁石をそれぞれ設けてもよい。勿論磁石はリング状に限らず、ピストンとシリンダ本体とにそれぞれ複数の磁石を設けて吸着させることは可能である。
[形態2]
次に、本発明の他の形態を説明する。但し、形態1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
図4,5に示すクランプシリンダ1Aにおいては、コイルバネが設けられず、ヘッドカバー4の上面中央にガイド軸31が同軸で突設される一方、ピストン7及びピストンロッド8に、ガイド軸31が遊挿してピストン7の上下動を許容するガイド孔32が形成されている。このガイド孔32の下端に、内径がガイド孔32と同径となるリング状の外磁石33が、上がN極、下がS極となる向きでガイド孔32と同軸で組み込まれている。
また、ガイド軸31の上端には、ピストンロッド8がクランプアーム13と係合するピストン7の摺動位置で外磁石33の内側に位置する内磁石34が、上端が内磁石34と同径のフランジ36を有する押さえネジ35によって固着されている。この内磁石34は、上側がS極、下側がN極となるリング状で、ピストン7の当該摺動位置で外磁石33から軸方向長さの略半分ずれた上方に位置するようになっている。これにより、第2の保持手段としての外磁石33と内磁石34との間に吸着力が発生して外磁石33が上方へ引っ張られる格好となり、ピストンロッド8のクランプアーム13との係合位置が保持されることになる。
以上の如く構成されたクランプシリンダ1Aにおいては、駆動源から押し側ポート29を介してピストン7下側のシリンダ室6に圧力流体が供給されると、図4,5に実線で示すようにピストン7が上昇してピストンロッド8が伸長し、下側のクサビ面21がクランプアーム13の曲面部23に当接してクランプアーム13を前方へ回転させる。よって、前端のクランプボルト15がワークの上面に当接してワークをクランプする。このクランプ状態では、保持部9とクランプアーム13の曲面部23との間にピストンロッド8の上端が圧入されてクサビ効果が発生し、駆動源からの圧力の供給が絶たれるようなことがあっても、クランプアーム13によるクランプ状態は維持される。
一方、ワークのクランプを解除する(アンクランプする)場合、駆動源から引き側ポート30を介してピストン7上側のシリンダ室6に圧力流体を供給すると、図4,5に二点鎖線で示すように外磁石33と内磁石34との吸着力に抗してピストン7が下死点に下降してピストンロッド8が収縮し、クサビ面21によるクランプアーム13の曲面部23の押圧を解除する。クランプアーム13は第1、第2リンク17,18を介してピストンロッド8と連結されているので、ピストンロッド8の下降に連れて左回転し、クランプアーム13は曲面部23がピストンロッド8の面取部22に当接する位置に達する。よって、ワークの取出や交換が可能となる。
そして、このクランプ/アンクランプ動作の繰り返しにより、クサビ面21と曲面部23との摩擦力に低下が生じても、ピストンロッド8は外磁石33と内磁石34との吸着によってクランプアーム13との係合位置に保持されているので、クランプ時の反力に対抗でき、クランプアーム13に緩みが生じない。
このように、上記形態2のクランプシリンダ1Aにおいても、ピストン7とシリンダ本体との間に、ピストン7を、ピストンロッド8が保持手段によるクランプアーム13との係合位置となるシリンダ本体内での摺動位置に保持する第2の保持手段(外磁石33及び内磁石34)を備えたことで、保持手段によって保持されたクランプ状態でのクランプアーム13の緩みを効果的に防止可能となる。
特にここでは、第2の保持手段を、ピストン7とシリンダ本体とにそれぞれ組み込まれてピストン7の当該摺動位置で互いに吸着力を発生させる外磁石33及び内磁石34としたことで、ピストン7の当該摺動位置での保持が簡単且つ確実に行える。
また、ヘッドカバー4の軸心にガイド軸31を形成する一方、ピストン7にガイド軸31が遊挿するガイド孔32を形成して、磁石を、ガイド軸31の外周とガイド孔32の内周とにそれぞれ同軸で組み込まれるリング状の外磁石33及び内磁石34としたことで、第2の保持手段がコンパクトに形成可能となる。
なお、上記形態2においても、磁石はピストンの外周とシリンダ本体の内周とに設けたり、リング状とせずそれぞれに複数設けたりしてもよい。
そして、上記形態1,2に共通して、ピストンとシリンダ本体との双方に磁石を設けているが、何れか一方を磁性体に代えてもよい。
また、シリンダ本体はシリンダチューブとロッドカバー及びヘッドカバーとの3部材からなる構成に限らず、例えばシリンダチューブがヘッドカバーと一体となる有底のシリンダ本体にロッドカバーが閉塞される等の他の構造であっても差し支えない。
1,1A・・クランプシリンダ、2・・ロッドカバー、3・・シリンダチューブ、4・・ヘッドカバー、6・・シリンダ室、7・・ピストン、8・・ピストンロッド、13・・クランプアーム、15・・クランプボルト、21・・クサビ面、22・・面取部、23・・曲面部、24・・軸孔、25・・上磁石、26・・保持孔、27・・下磁石、28・・コイルバネ、31・・ガイド軸、32・・ガイド孔、33・・外磁石、34・・内磁石、35・・押さえネジ。

Claims (2)

  1. ピストンを収容するシリンダ本体と、そのシリンダ本体から突出し、前記シリンダ本体への圧力流体の供給によって伸縮動作するピストンロッドと、前記シリンダ本体へクランプ位置とアンクランプ位置との間で揺動可能に連結され、前記ピストンロッドの伸長動作に伴って前記クランプ位置へ、収縮動作に伴って前記アンクランプ位置へそれぞれ回転するクランプアームと、前記クランプ位置で前記ピストンロッドの伸長動作への前記圧力流体の供給を停止しても前記ピストンロッドとクランプアームとの係合によって前記クランプアームのクランプ位置を保持させる保持手段と、を含んでなるクランプシリンダであって、
    前記ピストンロッドを前記保持手段による前記クランプアームとの係合位置に付勢する付勢手段を設ける一方、
    前記クランプアームのアンクランプ位置で前記圧力流体の供給を停止しても前記ピストンロッドを前記付勢手段の付勢に抗して収縮状態に維持する収縮維持手段を備え、
    前記付勢手段を、前記シリンダ本体内で前記ピストンとシリンダ本体との間に設けられ、両端部が前記ピストンとシリンダ本体とにそれぞれ形成された孔部に遊挿するコイルバネとし、
    前記収縮維持手段を、各前記孔部の開口にそれぞれ同軸で組み込まれて前記コイルバネが遊挿し、前記ピストンロッドの収縮状態で互いに吸着力を発生させるリング状の磁石としたことを特徴とするクランプシリンダ。
  2. ピストンを収容するシリンダ本体と、そのシリンダ本体から突出し、前記シリンダ本体への圧力流体の供給によって伸縮動作するピストンロッドと、前記シリンダ本体へクランプ位置とアンクランプ位置との間で揺動可能に連結され、前記ピストンロッドの伸長動作に伴って前記クランプ位置へ、収縮動作に伴って前記アンクランプ位置へそれぞれ回転するクランプアームと、前記クランプ位置で前記ピストンロッドの伸長動作への前記圧力流体の供給を停止しても前記ピストンロッドとクランプアームとの係合によって前記クランプアームのクランプ位置を保持させる保持手段と、を含んでなるクランプシリンダであって、
    前記ピストンとシリンダ本体との間に、前記ピストンロッドが前記保持手段による前記クランプアームとの係合位置となる前記シリンダ本体内の摺動位置に前記ピストンを保持する第2の保持手段を備え
    前記第2の保持手段を、前記ピストンとシリンダ本体とにそれぞれ組み込まれて前記ピストンの前記摺動位置で互いに吸着力を発生させる磁石として、
    前記シリンダ本体の軸心にガイド軸を形成する一方、前記ピストンに前記ガイド軸が遊挿するガイド孔を形成して、前記磁石を、前記ガイド軸の外周とガイド孔の内周とにそれぞれ同軸で組み込まれるリング状としたことを特徴とするクランプシリンダ。
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