JP5605217B2 - クランプシリンダ - Google Patents
クランプシリンダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5605217B2 JP5605217B2 JP2010290349A JP2010290349A JP5605217B2 JP 5605217 B2 JP5605217 B2 JP 5605217B2 JP 2010290349 A JP2010290349 A JP 2010290349A JP 2010290349 A JP2010290349 A JP 2010290349A JP 5605217 B2 JP5605217 B2 JP 5605217B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- piston rod
- cylinder body
- clamp
- clamp arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、ピストンとシリンダ本体との間に、ピストンロッドが保持手段によるクランプアームとの係合位置となるシリンダ本体内の摺動位置にピストンを保持する第2の保持手段を備え、第2の保持手段を、ピストンとシリンダ本体とにそれぞれ組み込まれてピストンの摺動位置で互いに吸着力を発生させる磁石として、シリンダ本体の軸心にガイド軸を形成する一方、ピストンにガイド軸が遊挿するガイド孔を形成して、磁石を、ガイド軸の外周とガイド孔の内周とにそれぞれ同軸で組み込まれるリング状としたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、上記効果に加えて、付勢手段の付勢に抗したピストンロッドの収縮状態の維持が簡単且つ確実に行える。また、付勢手段や収縮維持手段がコンパクトに形成できる。
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加えて、ピストンの摺動位置での保持が簡単且つ確実に行える。また、第2の保持手段がコンパクトに形成可能となる。
[形態1]
図1,2にクランプシリンダの一例を示す。このクランプシリンダ1は、工作機械のテーブル等に設置されるロッドカバー2の下面に、筒状のシリンダチューブ3と、その下面を閉塞するヘッドカバー4とをボルト5で固定して、内部にシリンダ室6を形成している。このシリンダチューブ3とヘッドカバー4とがシリンダ本体となる。シリンダ室6には、ピストン7が図2の上下方向へ移動可能に設けられて、その上部へ一体に形成されたピストンロッド8が、ロッドカバー2を貫通して上方へ突出している。また、ロッドカバー2の上部後方(図1(A)(C)の右側を前方とする。)には、ピストンロッド8の後方側面に当接してピストンロッド8の伸縮動作をガイドする保持部9が形成されている。10は、ロッドカバー2におけるピストンロッド8の貫通部上面に設けられたダストシール、11は潤滑剤保持リングである。
また、ピストンロッド8の上部には、軸16によって左右一対の第1リンク17,17が回転可能に軸着され、第1リンク17,17の上端には、第2リンク18,18の一端がピン19によって夫々回転可能に連結されている。この第2リンク18,18の他端は、クランプアーム13における揺動軸14の上方部位に、ピン20によって回転可能に連結されている。
また、ヘッドカバー4の軸心には、上面がシリンダ室6内に開口する孔部としての保持孔26が形成されて、この保持孔26の開口に、上磁石25と同じ内外径を有するリング状の下磁石27が、極性を上磁石25と同じ向き(上がN極、下がS極)として同軸で組み込まれている。この上磁石25と下磁石27とが、ピストン7がヘッドカバー4に当接する下死点に位置すると互いに吸着力を発生させる収縮維持手段となっている。
一方、アンクランプ時には、上磁石25と下磁石27との吸着によってピストン7の下死点位置が保持されるため、コイルバネ28を設けてもピストンロッド8が伸長するおそれはない。
但し、コイルバネはピストンの軸心に設ける場合に限らず、軸心を挟んだ点対称位置に複数配置したりしてもよいし、シリンダ本体内に限らず、例えばロッドカバーの上面とピストンロッドの側面に設けた突出片との間に設ける等、シリンダ本体の外部に設けることも可能である。また、引張バネや板バネ等の他の付勢手段を採用しても差し支えない。
次に、本発明の他の形態を説明する。但し、形態1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
図4,5に示すクランプシリンダ1Aにおいては、コイルバネが設けられず、ヘッドカバー4の上面中央にガイド軸31が同軸で突設される一方、ピストン7及びピストンロッド8に、ガイド軸31が遊挿してピストン7の上下動を許容するガイド孔32が形成されている。このガイド孔32の下端に、内径がガイド孔32と同径となるリング状の外磁石33が、上がN極、下がS極となる向きでガイド孔32と同軸で組み込まれている。
また、ヘッドカバー4の軸心にガイド軸31を形成する一方、ピストン7にガイド軸31が遊挿するガイド孔32を形成して、磁石を、ガイド軸31の外周とガイド孔32の内周とにそれぞれ同軸で組み込まれるリング状の外磁石33及び内磁石34としたことで、第2の保持手段がコンパクトに形成可能となる。
また、シリンダ本体はシリンダチューブとロッドカバー及びヘッドカバーとの3部材からなる構成に限らず、例えばシリンダチューブがヘッドカバーと一体となる有底のシリンダ本体にロッドカバーが閉塞される等の他の構造であっても差し支えない。
Claims (2)
- ピストンを収容するシリンダ本体と、そのシリンダ本体から突出し、前記シリンダ本体への圧力流体の供給によって伸縮動作するピストンロッドと、前記シリンダ本体へクランプ位置とアンクランプ位置との間で揺動可能に連結され、前記ピストンロッドの伸長動作に伴って前記クランプ位置へ、収縮動作に伴って前記アンクランプ位置へそれぞれ回転するクランプアームと、前記クランプ位置で前記ピストンロッドの伸長動作への前記圧力流体の供給を停止しても前記ピストンロッドとクランプアームとの係合によって前記クランプアームのクランプ位置を保持させる保持手段と、を含んでなるクランプシリンダであって、
前記ピストンロッドを前記保持手段による前記クランプアームとの係合位置に付勢する付勢手段を設ける一方、
前記クランプアームのアンクランプ位置で前記圧力流体の供給を停止しても前記ピストンロッドを前記付勢手段の付勢に抗して収縮状態に維持する収縮維持手段を備え、
前記付勢手段を、前記シリンダ本体内で前記ピストンとシリンダ本体との間に設けられ、両端部が前記ピストンとシリンダ本体とにそれぞれ形成された孔部に遊挿するコイルバネとし、
前記収縮維持手段を、各前記孔部の開口にそれぞれ同軸で組み込まれて前記コイルバネが遊挿し、前記ピストンロッドの収縮状態で互いに吸着力を発生させるリング状の磁石としたことを特徴とするクランプシリンダ。 - ピストンを収容するシリンダ本体と、そのシリンダ本体から突出し、前記シリンダ本体への圧力流体の供給によって伸縮動作するピストンロッドと、前記シリンダ本体へクランプ位置とアンクランプ位置との間で揺動可能に連結され、前記ピストンロッドの伸長動作に伴って前記クランプ位置へ、収縮動作に伴って前記アンクランプ位置へそれぞれ回転するクランプアームと、前記クランプ位置で前記ピストンロッドの伸長動作への前記圧力流体の供給を停止しても前記ピストンロッドとクランプアームとの係合によって前記クランプアームのクランプ位置を保持させる保持手段と、を含んでなるクランプシリンダであって、
前記ピストンとシリンダ本体との間に、前記ピストンロッドが前記保持手段による前記クランプアームとの係合位置となる前記シリンダ本体内の摺動位置に前記ピストンを保持する第2の保持手段を備え、
前記第2の保持手段を、前記ピストンとシリンダ本体とにそれぞれ組み込まれて前記ピストンの前記摺動位置で互いに吸着力を発生させる磁石として、
前記シリンダ本体の軸心にガイド軸を形成する一方、前記ピストンに前記ガイド軸が遊挿するガイド孔を形成して、前記磁石を、前記ガイド軸の外周とガイド孔の内周とにそれぞれ同軸で組み込まれるリング状としたことを特徴とするクランプシリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010290349A JP5605217B2 (ja) | 2010-12-27 | 2010-12-27 | クランプシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010290349A JP5605217B2 (ja) | 2010-12-27 | 2010-12-27 | クランプシリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012135840A JP2012135840A (ja) | 2012-07-19 |
JP5605217B2 true JP5605217B2 (ja) | 2014-10-15 |
Family
ID=46673732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010290349A Active JP5605217B2 (ja) | 2010-12-27 | 2010-12-27 | クランプシリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5605217B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112355631A (zh) * | 2020-11-10 | 2021-02-12 | 厦门尔槐纺织机械有限公司 | 一种可调节的自适应箱包生产安装装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6410472B2 (ja) * | 2014-05-27 | 2018-10-24 | パスカルエンジニアリング株式会社 | クランプ装置 |
CN104842199B (zh) * | 2015-05-26 | 2017-08-15 | 宁波市凯博数控机械有限公司 | 一种快速夹持曲轴连杆的气动夹具 |
CN112105848B (zh) | 2018-05-15 | 2022-08-09 | 吉凯恩汽车有限公司 | 促动器和用于机动车的操纵和润滑剂供应系统 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0263942U (ja) * | 1988-08-26 | 1990-05-14 | ||
JP3644882B2 (ja) * | 2000-06-02 | 2005-05-11 | Smc株式会社 | クランプ装置 |
JP3803614B2 (ja) * | 2002-05-29 | 2006-08-02 | 株式会社コガネイ | ワーク支持装置 |
US8276798B2 (en) * | 2007-06-21 | 2012-10-02 | Illinois Tool Works Inc. | Feeder mechanism retention device for fastener driving tool |
-
2010
- 2010-12-27 JP JP2010290349A patent/JP5605217B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112355631A (zh) * | 2020-11-10 | 2021-02-12 | 厦门尔槐纺织机械有限公司 | 一种可调节的自适应箱包生产安装装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012135840A (ja) | 2012-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5605217B2 (ja) | クランプシリンダ | |
KR101056636B1 (ko) | 클램프 장치 | |
JP6103318B2 (ja) | ロックブロックを用いたロッド部材ロッキング装置 | |
JP5216528B2 (ja) | 工作機械用の割出し装置におけるクランプ装置 | |
JP5326616B2 (ja) | クランプシリンダ | |
WO2013031652A1 (ja) | クランプ装置 | |
JP5258703B2 (ja) | リンク式クランプ | |
JP5345592B2 (ja) | 工作機械 | |
JP2008030178A (ja) | クランプ装置 | |
JP2005313311A (ja) | 主軸装置及びそれに用いる工具ホルダクランプユニット | |
US8584560B2 (en) | Main spindle device | |
CN104540640A (zh) | 夹紧设备 | |
KR101867975B1 (ko) | 용접 건 | |
US20050035515A1 (en) | Tube clamp | |
JP5566324B2 (ja) | ボルト締付装置 | |
CN218439264U (zh) | 一种钻机用夹持器总成 | |
JP2015139834A (ja) | 流路を形成した部材を備えた回転テーブル | |
JP5855909B2 (ja) | クランプ装置 | |
KR20200140338A (ko) | 마그넷 척 | |
KR20200083593A (ko) | 클램핑 장치 | |
JP5283000B2 (ja) | クランプ装置 | |
JP4942412B2 (ja) | 主軸装置に用いる工具ホルダクランプユニット | |
JP2018069382A (ja) | リンク式クランプ装置 | |
JP5892471B2 (ja) | 揺動引込み式チャック | |
JP5885822B2 (ja) | クランプ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20130927 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20140422 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140423 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140729 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140811 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5605217 Country of ref document: JP |