JP2011041511A - 釣竿 - Google Patents

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Yusuke Shindo
優輔 神藤
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Abstract

【課題】可動フードを有するリール装着部の握持感を良好にすることである。
【解決手段】釣竿1は、竿杆2にリール装着部5が取り付けられて形成され、リール装着部5は、リール脚Rの載置部6aを有する握持部(本体部)6とハンドル4に一体に形成された固定フード4aと釣竿1に螺着され長手方向の軸線Cに沿って前後方向に移動する可動フード8を有している。
握持部6には先端側に向けて徐々に先細りになる傾斜部7aを有する延設部7が形成され、延設部7の傾斜部7aと可動フード8の内側に設けた傾斜面8eは対向するように形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、リール装着部を有する釣竿に関する。
従来から釣竿にはリールシート等のリール装着部が設けられ、それぞれの釣りに応じてリールが装着できるようになっている。
釣竿のリール装着部は、リールを載置して握持する握持部(本体部)とリール脚の両端を保持する一対のフード部を有している。
一対のフード部のうち一方は固定フード、他方は握持部に載置したリール脚に対し移動可能な可動フードとなっており、可動フードを操作することでリールが着脱できるようになっている。
例えば、特許文献1のリールシートは、可動フードが握持部に螺合され、可動フードの回動操作で握持部の長手方向に移動させてリール脚をフード部と握持部(本体部)で狭持して装着または取り外しができるようになっている。
ところが、握持部に螺子部を設けて可動フードを螺合したリールシートを釣竿に取り付けた場合には、可動フードは、その開口がリール脚に向かって広がるように形成されているため、リールを取り付けたときにリール装着部のリール脚を載置した反対側で可動フードの開口と握持部の間に隙間ができて握持感が悪かった。
実開昭53−150787号
解決しようとする問題点は、可動フードを螺合して設けたリール装着部は、リールを取り付けたときに可動フードと握持部の間に隙間ができてしまうことである。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、螺着した可動フードを有するリール装着部の握持感を良好にすることである。
本発明の請求項1は、握持部と該握持部の少なくとも何れか一方の端部に、周囲に傾斜部を有する先細り状の延設部を形成したリール装着部を有し、前記リール装着部の前記延設部の傾斜部に対向する傾斜面を有する可動フードを周方向に回転しながら長手方向に移動して前記延設部を覆うように螺着したことを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、リール装着部の延設部は握持部の周囲が端部に向けて傾斜状に変移して形成されていることを要旨とするものである。
本発明の請求項3は、可動フードは、外リングと該外リングの内側に取り付けた度当て部材を有し、前記度当て部材は、前記外リングより軟らかい材料で形成され、前記可動フードの傾斜部を形成していることを要旨とするものである。
本発明の請求項1によると、可動フードが螺着されて回動しながらリール脚を締め付けるため強固にリールの装着ができ、リール装着部端部の傾斜部と可動フードの傾斜面が対向しているため、リールを装着したときに握持部と可動フードの間の隙間が小さくなり握持感が向上する。
本発明の請求項2によると、リール装着部の延設部は握持部の周囲が端部に向けて傾斜状に変移して形成されているため、握持部と延設部の間が連続して形成されるため握持感が向上する。
本発明の請求項3によると、可動フードの外リングの内側に外リングより軟らかい材料の度当て部材を有しているため回動しながらリール脚を締め付けてもリール脚を傷つけることが防止される。
本発明は、リール装着部を有する釣竿に利用できる。
図1は、第1実施例で釣竿の全体図である。 図2は、同リール装着部の縦方向断面図である。 図3は、同リール装着部の可動フード部分の縦断面図である。 図4は、同リール装着部の可動フード部分の横断面図である。 図5は、同リール装着部の可動フード部分の一部断面平面図である。 図6は、第2実施例で、リール装着部の可動フード部分の縦断面図である。
本願発明を図示の実施例によって説明すると、図1から図5は本願の第1実施例で、図1は釣竿の全体図、図2はリール装着部の縦方向断面図、図3は可動フード部分の縦断面図、図4は可動フード部分の横(A−A)断面図、図5は可動フード部分の一部断面平面図である。
釣竿1は、竿杆2にリール装着部5が取り付けられて形成され、リール装着部5の後端側にハンドル4が取り付けられ、さらにハンドル4の後端には尻栓4aが取り付けられている。
また、竿杆2には釣り糸が挿通されるガイド3が竿杆2の長手方向に複数取り付けられている。
竿杆2は、ガラスや炭素繊維等の繊維強化樹脂で先端側になるに従って細くなるテーパーを有し、ソリッド状または管状に形成され、1本または複数の竿杆で形成される。
また、竿杆2の後端側に設けたリール装着部5は、釣りに応じた様々なリールが装着できるようになっている。
リール装着部5は、竿杆2に取り付けられ釣竿1の長手方向に沿って延びるように形成した握持部(本体部)6を有し、この握持部6は、管状に形成され、その中央を長手方向に貫通する挿通孔に竿杆2の後端側を挿通した状態で接着等で取り付けられている。
握持部(本体部)6は金属、合成樹脂、木材、又はこれらの合製材料等で略断面円筒状の筒状に形成され、その一側(上部側)にリール脚の載置部6aが形成されている。
載置部6aは握持部(本体部)6の上面側に長手方向に沿って形成されたリール脚の裏面を当てて安定的に保持するための載置面で、握持部(本体部)6の周方向に形成された他の湾曲面に比べて平面状に形成されている。
握持部(本体部)6は、載置部6aにリール脚Rを載置してリールを取り付け、釣り人がリール脚Rと共に握持して釣竿1を保持する握持部とリールシートとしての本体部を兼ねている。
握持部6は、長手方向中央側の周面は釣竿1の長手方向の軸線Cにおよそ沿った平面や曲面又はこれらの組み合わせで形成され、その長手方向の一端側(前方側)に先端側に向けて徐々に先細りになるようにその周囲に傾斜部7aが形成された延設部7を有し、他端側(後方側)には固定フード4aするハンドル4が取り付けられている。
握持部6とその一部分である延設部7との境界部5aは、握持部6長手方向中央側の周面が軸線Cにおよそ沿った状態から握持部(本体部)6の端部に向けて軸線Cに近づく方向に傾斜するように変移する境界になっている。
この境界部5aにおける周面は連続面にて長手方向に沿った方向から軸線Cに近づく方向に変移し、握持部(本体部)6の周面の方向が変化するだけで、段差を生じるようないわゆる段部は形成されていない。
なお、ハンドル4は円筒状に形成されその中央側の挿通孔に竿杆2の後端側が挿通されて接着等で取り付けられ、固定フード4aが一体に形成されており、固定フード4aは握持部6の後端側の上側(載置部6aの位置)に握持部6に向けて開口しリール脚Rの後端側が差し込み可能になっている。
握持部6の延設部7の傾斜部7aは、載置部6aが握持部6から延設部7に延長されて形成されているため、載置部6aが設けられた一側(上部側)を除いた周面に設けられた傾斜面で形成されている。
傾斜部7aは、載置部6aが設けられた部分を除いて断面が真円に形成され、その周面は釣竿1の長手方向の軸線Cを中心にした周方向に真円の円弧状に形成される。
リール脚Rの上面側のリール脚Rの端部から中央部に向かう稜線の傾斜角がリール脚Rの底面(載置面)に対し3度から20度の角度で形成されているため、延設部7の傾斜部7aは、これと合致するように釣竿1の長手方向の軸線Cに対し3度から20度の傾斜を有する傾斜面で形成して、延設部7がリール脚Rを添えた時にその上下が対称な形状に近づくようにしているのでバランスがよく、釣り人がリール脚Rと共に握持しやすくし、後に説明する可動フード8によるリール脚Rの保持も確実にできるようになっている。
リール装着部5は、握持部6に隣接する前方に竿杆2が挿通されて螺子体9が取り付けられており、螺子体9にはその周面に螺子部9aが形成されている。
螺子体9は、握持部6と別体で形成したが握持部6と一体に形成してもよい。
また、螺子体9は、握持部6に隣接せずに離して竿杆2に取り付けても良いし、螺子体9を設けずに竿杆2に直接螺子切りをして螺子体9の螺子部9aに代わる螺子部を形成しても良い。
何れの場合も可動フード8は、釣竿1の長手方向の軸線Cを中心に周方向に回動するように釣竿1の何れかの位置に螺着されていればよい。
さらに、上記螺子体9に可動フード8が螺着され、回動することで釣竿1の長手方向の軸線Cに沿って前後方向に移動することができるようになっている。
可動フード8は、握持部6側に開口8cを有するキャップ状に形成され、螺子体9に螺合されて保持され釣竿1の長手方向の軸線Cを中心に周方向に回動でき、握持部6側に移動させると開口8c側から握持部6の延設部7の外周を覆って載置部6aの一部(前端側)を覆うことができる。
可動フード8は、外側部を形成する金属等の硬質部材で形成されたキャップ状の外リング8aとその外リング8aの内側に取り付けられ外リングより軟らかいゴムや合成樹脂等の材料で形成された度当て8bを有しており、また、可動フード8は、外リング8aの開口8cの反対側にも挿通孔を有し、竿杆2が余裕を持って挿通され可動フード8の移動を規制しないようになっている。
なお、螺子体9の先端側に更に飾り管10が取り付けられて可動フード8に前方側に突出する竿杆2を保護し、可動フード8の移動に伴って現れる部分の外観を良好にしている。
可動フード8の外リング8aの外側面は軸線Cに沿った周面を有し、外リング8aの内側にはその内側周面に沿って度当て8bが外リング8aと一体的に取り付けられ開口8c側がリール脚Rに当接するようになっており、奧側の内側に螺子部8dが形成され螺子体9の螺子部9aと螺合している。
可動フード8の内側に設けた度当て8bは開口8cに向かって広がるように傾斜する傾斜面8eが可動フード8の内周壁に沿って一周するように形成され、傾斜面8eは握持部6の延設部7の傾斜部7aと同様に釣竿1の長手方向の軸線Cに対し3度から20度の角度の傾斜を有しており、可動フード8が握持部6の延設部7を覆うと可動フード8の傾斜面8eと延設部7の傾斜部7aは同様の角度で形成され互いに対向する。
度当て8bはその厚みが可動フード8の開口8c側よりも奧側が厚く形成され、奧側から開口8c側になるにしたがって徐々に薄くなっている。
リール装着部5にリールを装着するときは、可動フード8を握持部6から離れる方向(釣竿1の先端側)に移動させた状態で、リール脚Rをその後端側が固定フード4a内に挿入された状態にして握持部(本体部)6の載置部6aの上に載せる。
次に、螺子体9に螺合した可動フード8を回動して握持部(本体部)6方向に移動させ、可動フード8の度当て8bがリール脚Rの上面に当接しリール脚Rを握持部6の載置部6aに押圧しながら可動フード8と握持部6で狭持する。
可動フード8は、可動フード8自体が螺子部8d、9aで支持されて回動しながら移動するため、その回動状態においてガタが少なく確実に移動することができるため、可動フード8の傾斜面8eと握持部6の延設部7の傾斜部7aは同じ角度で対向して周方向および長手方向に対向する位置を変えながら互いの距離が近くなり、両者の傾斜面は対向状態のままで両者間の間隙は小さくなる。
さらに、図2、図5の二点鎖線のように傾斜面8eと傾斜部7aは対向状態のままで当接し、可動フード8の開口8cは延設部7の傾斜部7aに当接して載置部6側を除いて閉塞される。
この時、可動フード8の開口8cは境界部5aに達しないで、傾斜部7aの境界部5a側(握持部6側)の一部が現れた状態で移動が規制される。
この状態で、可動フード8の外径と握持部6中央側の外径は同じに形成されているため、握持部6と傾斜部7aの境界の境界部5aから可動フード8の開口8cまでの間に延設部7の傾斜部7aの一部が窪んだ状態で現れるが、境界部5aは面の方向が変移するだけで段差がないためその窪みは緩やかでリール装着部5の握持感は悪化しない。
可動フード8はまたリール脚Rの上方を覆って回動しながら移動し、やがてリール脚Rの上面に摺接しながらリール脚Rを握持部6の載置部6aに押圧する。
したがって、可動フード8の軟質材からなる度当て8bは変形しながら確実にリール脚Rを載置部6aに押圧し保持する。
また、固定フード4a内に挿入されたリール脚Rの後端側は、可動フード8によるリール脚Rの前端側の押圧によって固定フード4aの奧側に押圧されて保持される。
可動フード8を締め付けて載置部6a上にてリール脚Rを保持しているため可動フード8の傾斜面8eと握持部6と傾斜部7aが接触せずに両者間に間隙が生じることがあるが、両者の傾斜面は対向しているためその隙間を小さくすることができ、使用中のゴミの侵入を防止できる。
図6は、第2実施例で、リール装着部の可動フード部分の縦断面図である。
第2実施例では、螺子体90と飾り管100を握持部60と一体に形成して竿杆2の撓りによる螺子部90aの方向性のブレを少なくしている。
したがって、第1実施例では、可動フード8を竿杆2に取り付けた螺子体9に螺着していたが、第2実施例では、部品を少なくすることができると共に、握持部60に螺子部90aを形成しているため可動フード8の回動および長手方向の移動がスムースになり、リール脚Rの保持が確実に行える。
このように、第2実施例においても第1実施例と同様の作用効果が得られる。
なお、その他の構成は第1実施例と同じである。
1 釣竿
2 竿杆
5 リール装着部
6 握持部(本体部)
6a 載置部
7 延設部
8 可動フード
R リール脚

Claims (3)

  1. 握持部と該握持部の少なくとも何れか一方の端部に、周囲に傾斜部を有する先細り状の延設部を形成したリール装着部を有し、前記リール装着部の前記延設部の傾斜部に対向する傾斜面を有する可動フードを周方向に回転しながら長手方向に移動して前記延設部を覆うように螺着したことを特徴とする釣竿。
  2. リール装着部の延設部は握持部の周囲が端部に向けて傾斜状に変移して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
  3. 可動フードは、外リングと該外リングの内側に取り付けた度当て部材を有し、前記度当て部材は、前記外リングより軟らかい材料で形成され、前記可動フードの傾斜部を形成していることを特徴とする請求項1または2に記載の釣竿。
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