JP2011041071A - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像処理回路の初期化・設定に必要な垂直・水平フロントポーチの最低長を確保し、画像処理回路の誤作動を防ぐ為の技術を提供すること。
【解決手段】 垂直周期カウンタ103は、垂直同期信号のアサート開始を検知するとカウント処理を開始する。規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は垂直同期マスク信号生成部104は垂直同期マスク信号をアサートし、カウントし終えた時点でデアサートする。垂直同期マスク部105は、垂直同期信号を垂直同期マスク信号でマスクした結果を、新たな垂直同期信号として出力する。ラインカウンタ106は、ラインイネーブル信号のアサート開始を検知するとカウント処理を開始する。規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は垂直同期マスク部105はラインイネーブル信号をそのまま出力し、カウントし終えた時点でデアサートして出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像同期信号処理技術に関するものである。
セットトップボックスやテレビ受信装置等では、外部から入力される映像信号に含まれる映像同期信号を検出しながら、映像のフレームおよびラインに対して、スケーリングやアップコンバート等の画像処理を施して映像を表示する。一般的に、この映像同期信号として、垂直同期信号、ラインイネーブル信号、水平同期信号、データイネーブル信号などが知られている。
図11は、入力映像同期信号の一例を示す図である。図11において、vs_inは垂直同期信号、hs_inは水平同期信号、vle_inはラインイネーブル信号、de_inはデータイネーブル信号、data_inは画像データを示す。例えば、垂直同期信号vs_inはフレームの開始時に一定期間アサートされ、水平同期信号hs_inはフレーム内のラインの開始時に一定期間アサートされる。また、ラインイネーブル信号vle_inは、水平周期内で、有効なラインデータが含まれる領域の開始から終了までアサートされ、データイネーブル信号de_inは有効な画像データの開始から終了までアサートされる。
しかし、これらの映像同期信号にノイズが混入することで、垂直・水平同期信号のアサート周期がずれたり、ラインやデータが本来有効でない領域にイネーブル信号が発生したように誤って検出されたりする。このような事態が発生すると、画面のずれやちらつきなどの異常な処理が行われることがある。
そこで従来から、入力された映像同期信号のノイズを除去して波形を整形し、後段の回路に出力する映像同期信号処理回路が提案されている。垂直同期信号のアサートの周期を規定のライン数でカウントし、規定値未満である場合には垂直同期信号をノイズとみなして検出しない方法や、データイネーブル信号の幅が規定値未満の場合は、データイネーブルを検出しない方法などが提案されている。
特開平7−134572号公報 特開平2007−41437号公報
画像処理回路の中には、ソフトウェアによって有効ライン数や画素数、トータル画像サイズなどの設定を、垂直フロントポーチ期間または水平フロントポーチ期間で行い、フレーム単位あるいはライン単位で処理を変更するものがある。図11に垂直フロントポーチ、水平フロントポーチ期間を示す。垂直フロントポーチは、ラインイネーブル信号vle_inのデアサートから垂直同期信号vs_inのアサートまでの期間(1102)である。水平フロントポーチは、データイネーブル信号de_inのデアサートから水平同期信号hs_inのアサートまでの期間(1101)である。映像同期信号にノイズが発生し、ライン・データイネーブルが規定長を超えたり、垂直・水平同期信号が規定長未満で検出されたりして、ソフトウェアが回路を初期化・設定するのに必要な垂直・水平フロンポーチ期間が確保できないこともある。この場合、画像処理回路が誤動作してしまう。
係る点、従来のデータイネーブルや垂直同期信号のノイズ検出方法では、データイネーブル期間や垂直周期はそれぞれ確保できるが、画像処理回路の初期化・設定に必要な垂直・水平フロントポーチの最低長を確保することはできないという問題があった。
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、画像処理回路の初期化・設定に必要な垂直・水平フロントポーチの最低長を確保し、画像処理回路の誤作動を防ぐ為の技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、垂直同期信号とラインイネーブル信号とを含む映像同期信号を処理して出力する画像処理装置であって、前記垂直同期信号のアサート開始を検知すると、カウント処理を開始する第1のカウント手段と、前記第1のカウント手段がまだ規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は垂直同期マスク信号をアサートし、当該規定のアサート期間長をカウントし終えた時点で前記垂直同期マスク信号をデアサートする第1の処理手段と、前記垂直同期信号を前記垂直同期マスク信号でマスクした結果を、新たな垂直同期信号として出力する手段と、前記ラインイネーブル信号のアサート開始を検知すると、カウント処理を開始する第2のカウント手段と、前記第2のカウント手段がまだ規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は前記ラインイネーブル信号をそのまま出力し、当該規定のアサート期間長をカウントし終えた時点で前記ラインイネーブル信号をデアサートして出力する第2の処理手段とを備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、画像処理回路の初期化・設定に必要な垂直・水平フロントポーチの最低長を確保することができるので、画像処理回路の誤作動を防ぐことができる。
映像同期信号処理装置の機能構成例を示すブロック図。 水平同期信号についての処理のフローチャート。 データイネーブル信号についての処理のフローチャート。 垂直同期信号についての処理のフローチャート。 ラインイネーブル信号についての処理のフローチャート。 水平同期信号およびデータイネーブルの入出力波形例を示す図。 垂直同期信号およびラインイネーブルの入出力波形例を示す図。 データイネーブル信号についての処理のフローチャート。 垂直同期信号およびデータイネーブルの入出力波形例を示す図。 映像同期信号処理装置の機能構成例を示すブロック図。 入力映像同期信号の一例を示す図。 コンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図。
以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載の構成の具体的な実施例の1つである。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る画像処理装置として機能する映像同期信号処理装置の機能構成例を示すブロック図である。本実施形態に係る映像同期信号処理装置は、外部から入力される映像同期信号を規定の垂直・水平フロントポーチ長が確保された波形に整形して出力する。
図1において、映像同期信号入力部102は、外部から入力される映像同期信号を受けると、この映像同期信号を構成する様々な信号を、後段の対応する機能部に対して送出する。より詳しくは、映像同期信号入力部102は、入力された映像同期信号のうち、垂直同期信号については垂直周期カウンタ103、垂直同期マスク部105に送出する。また、ラインイネーブル信号についてはラインカウンタ106、垂直同期マスク部105に送出する。水平同期信号については、水平周期カウンタ107、水平同期マスク部109に送出する。データイネーブル信号については、データカウンタ110、水平同期マスク部109に送出する。その他の同期信号については、映像同期信号出力部111に送出する。
ラインカウンタ106は、入力されたラインイネーブル信号のアサート開始(立ち上がり)を検知するたびに、自身が有するカウント値Xに規定のアサート期間長(規定のラインイネーブル期間長)を示す初期値Lを設定する。そして、1クロックサイクル経過するたびに、カウント値Xを1つデクリメントする(第2のカウント処理)。即ち、ラインカウンタ106は、入力されたラインイネーブル信号のアサートを基準として、規定のラインイネーブル期間をクロックサイクル数で計測するダウンカウンタである。ラインカウンタ106のカウント値Xは、垂直同期マスク部105によって常に監視されている。
垂直周期カウンタ103は、入力された垂直同期信号のアサート開始(立ち上がり)を検知するたびに、自身が有するカウント値Yに規定のアサート期間長(規定の垂直周期)を示す初期値kを設定する。そして、1クロックサイクル経過するたびに、カウント値Yを1つデクリメントする(第1のカウント処理)。即ち、垂直周期カウンタ103は、入力された垂直同期信号のアサートを基準として、規定の垂直周期をクロックサイクル数で計測するダウンカウンタである。この初期値kは、k=垂直バックポーチ期間+ラインイネーブル期間長L+垂直フロントポーチ期間とする。垂直周期カウンタ103のカウント値Yは、垂直同期マスク信号生成部104によって常に監視されている。
なお、カウンタ値Yは少なくともソフトウェアが画像処理回路の初期化や設定を行う期間を満たす垂直フロントポーチ長を含めばよい。垂直周期をk=ラインイネーブル期間長L+垂直フロントポーチ期間とし、垂直周期カウンタ103が映像同期信号入力部102からラインイネーブル信号を受信して、ラインイネーブル信号のアサートを基準にカウンタの計測を開始してもよい。
垂直同期マスク信号生成部104は、垂直周期カウンタ103によるカウント値Y>0を満たしている間は垂直同期マスク信号をアサートし、カウント値Y=0を検知した(カウントし終えた)時点で垂直同期マスク信号をデアサートする(第1の処理)。そして垂直同期マスク信号生成部104はこのような垂直同期マスク信号を垂直同期マスク部105に出力する。
垂直同期マスク部105は、映像同期信号入力部102から入力された垂直同期信号とと、垂直同期マスク信号生成部104から入力された垂直同期マスク信号と、の論理積をとる。これにより、垂直同期信号を垂直同期マスク信号でマスクした結果を、新たな垂直同期信号として得ることができるので、垂直同期マスク部105は、この新たな垂直同期信号を映像同期信号出力部111に出力する。
また、垂直同期マスク部105は、ラインカウンタ106のカウント値X>0を満たしている間は、映像同期信号入力部102から入力されたラインイネーブル信号をそのまま映像同期信号出力部111に出力する(第2の処理)。一方、垂直同期マスク部105は、ラインカウンタ106のカウント値X=0を検知した時点で、映像同期信号入力部102から入力されたラインイネーブル信号を強制的にデアサートして映像同期信号出力部111に出力する(第2の処理)。
データカウンタ110は、映像同期信号入力部102から入力されたデータイネーブル信号のアサート開始(立ち上がり)を検知するたびに、自身が有するカウント値Zに規定のアサート期間長(規定のデータイネーブル期間長)を示す初期値nを設定する。そして、1クロックサイクル経過するたびに、カウント値Zを1つデクリメントする(カウント処理)。即ち、データカウンタ110は、入力されたデータネーブル信号のアサートを基準として、規定のデータイネーブル期間をクロックサイクル数で計測するダウンカウンタである。データカウンタ110のカウント値Zは、水平同期マスク部109によって常に監視されている。
水平周期カウンタ107は、映像同期信号入力部102から入力された水平同期信号のアサート開始(立ち上がり)を検知するたびに、自身が有するカウント値Wに規定のアサート期間長(規定の水平周期)を示す初期値mを設定する。そして、1クロックサイクル経過するたびに、カウント値Wを1つデクリメントする(カウント処理)。即ち、水平周期カウンタ107は、入力された水平同期信号のアサートを基準として、規定の水平周期をクロックサイクル数で計測するダウンカウンタである。この初期値mは、m=水平バックポーチ期間+データイネーブル期間長n+水平フロントポーチ期間とする。水平周期カウンタ107によるカウント値Wは水平同期マスク信号生成部108によって常に監視されている。
なお、カウンタ値は少なくともソフトウェアが画像処理回路の初期化や設定を行う期間を満たす水平フロントポーチ長を含めばよい。水平周期をm=データイネーブル期間長n+水平フロントポーチ期間とし、水平周期カウンタ107が映像同期信号入力部102からデータイネーブル信号を受信して、データイネーブル信号のアサートを基準にカウンタの計測を開始してもよい。
水平同期マスク信号生成部108は、水平周期カウンタ107によるカウント値W>0を満たしている間は水平同期マスク信号をアサートし、カウント値W=0を検知した時点で水平同期マスク信号をデアサートする。そして水平同期マスク信号生成部108はこのような水平同期マスク信号を水平同期マスク部109に出力する。
水平同期マスク部109は、映像同期信号入力部102から入力された水平同期信号とと、水平同期マスク信号生成部108から入力された水平同期マスク信号と、の論理積をとる。これにより、水平同期信号を水平同期マスク信号でマスクした結果を、新たな水平同期信号として得ることができるので、水平同期マスク部109は、この新たな水平同期信号を映像同期信号出力部111に出力する。
また、水平同期マスク部109は、データカウンタ110のカウント値Z>0を満たしている間は、映像同期信号入力部102から入力されたデータイネーブル信号をそのまま映像同期信号出力部111に出力する。一方、水平同期マスク部109は、データカウンタ110のカウント値Z=0を検知した時点で、映像同期信号入力部102から入力されたデータイネーブル信号を強制的にデアサートして映像同期信号出力部111に出力する。
映像同期信号出力部111は、垂直同期マスク部105から入力された2つの信号、水平同期マスク部109から入力された2つの信号、映像同期信号入力部102から入力されたその他の映像同期信号、を出力映像同期信号として後段の回路に送信する。垂直同期マスク部105から入力された2つの信号とは、垂直同期信号とラインイネーブル信号であり、水平同期マスク部109から入力された2つの信号とは、水平同期信号とデータイネーブル信号である。
なお、本実施形態では、垂直周期カウンタ103を、垂直周期をクロックサイクル数で計測するダウンカウンタとしたが、これに限定するものでは無く、垂直周期を計測する単位は時間やライン数等でもよい。また、ダウンカウンタでなくアップカウンタでもよい。同様に、ラインカウンタ106、水平周期カウンタ107およびデータカウンタ110も、上記で説明した構成に限定されるものではない。
次に、図1に示した映像同期信号処理装置の動作の一例について、図2〜5に示したフローチャートに従って説明する。然るに、以下に説明する動作は、上記の説明の一例に過ぎず、必ずしも、上記説明と一致していない。
先ず、図4,5,7を用いて、垂直フロントポーチを確保するための処理について説明する。図4は、垂直同期信号についての処理のフローチャート、図5は、ラインイネーブル信号についての処理のフローチャート、図7は、垂直同期信号およびラインイネーブルの入出力波形例を示す図である。即ち、以下では、図7に例示する波形を例に取り、図4,5に示したフローチャートに従った処理について説明するが、図4,5に示したフローチャートに従った処理は、他の波形の信号についても同様に適用することができる。
時刻701において、垂直同期信号(vs_in)がアサートされる。映像同期信号入力部102は垂直同期信号を検出すると(S401)、1クロックサイクル遅延した遅延垂直同期信号(vs_dl)を生成する(S402)。そして映像同期信号入力部102は、生成した遅延垂直同期信号を、垂直周期カウンタ103、垂直同期マスク部105に出力する(S402)。この間、垂直周期カウンタ103のカウント値Y(垂直周期カウンタcnt_vs)は0であるので、垂直同期マスク信号生成部104は、垂直同期マスク信号(vs_msk)を‘0’にデアサートし、垂直同期マスク部105に出力する(S407)。垂直同期マスク部105は、垂直同期マスク信号と遅延垂直同期信号の論理積である‘1’を出力垂直同期信号(vs_out)として、他の信号とともに映像同期信号出力部111に出力する(S408)。
時刻702において、垂直周期カウンタ103は、入力された遅延垂直同期信号をトリガにして、規定垂直同期長を示す初期値kをカウンタ値Yにセットする(S404)。そして垂直周期カウンタ103は、カウンタ値Y>0が成立する間は、1クロックサイクル経過ごとにカウンタ値Yを1デクリメントする(S405、S406)。この間、垂直同期マスク信号生成部104は、垂直同期マスク信号を‘1’にアサートして、垂直同期マスク部105に出力する(S408)。垂直同期マスク部105は、垂直同期マスク信号と遅延垂直同期信号の論理積である‘0’を出力垂直同期信号として、他の信号とともに映像同期信号出力部111に出力する。
時刻703において、ラインイネーブル信号(vle_in)がアサートされる。映像同期信号入力部102は、ラインイネーブル信号を検出し(S501)、1クロックサイクル遅延した遅延ラインイネーブル信号(vle_dl)を生成する(S502)。そして映像同期信号入力部102は、これらの信号の差分に基づいて、ラインイネーブル信号におけるアサート開始を示すラインイネーブルパルス信号(vle_pls)を生成する。そして映像同期信号入力部102は、生成したラインイネーブルパルス信号を、ラインカウンタ106、垂直同期マスク部105に出力する(S502)。この間、ラインカウンタ106のカウント値X(ラインカウンタcnt_line)は0である。従って、垂直同期マスク部105は、映像同期信号入力部102から入力されるラインイネーブル信号を‘0’にデアサートして映像同期信号出力部111に出力する(S506)。映像同期信号出力部111は、垂直同期マスク部105から出力されたラインイネーブル信号‘0’を出力ラインイネーブル信号(vle_out)として、他の信号とともに出力する。
時刻704において、ラインカウンタ106は、ラインイネーブルパルス信号をトリガにして、規定ラインイネーブル長を示す初期値Lをカウント値Xにセットする(S503)。
そしてラインカウンタ106は、カウント値X>0が成立する間は、1クロックサイクル経過ごとにカウント値Xを1つデクリメントする(S504、S505)。この間、垂直同期マスク部105は、映像同期信号入力部102から入力されるラインイネーブル信号のデアサートを解除して映像同期信号出力部111に出力する(S507)。映像同期信号出力部111は、垂直同期マスク部105から出力されたラインイネーブル信号‘1’を出力ラインイネーブル信号として、他の信号とともに出力する。
時刻705において、カウント値X=0が成立するので、垂直同期マスク部105は、映像同期信号入力部102から入力されるラインイネーブル信号を‘0’に強制的にデアサートして映像同期信号出力部111に出力する(S504,S506)。映像同期信号出力部111は、垂直同期マスク部105から出力されたラインイネーブル信号‘0’を出力ラインイネーブル信号として、他の信号とともに出力する。
時刻706において、外部から入力されるラインイネーブル信号vle_inが規定ライン長を超えているにもかかわらずアサートされつづけている。しかし、ステップS506におけるデアサート処理によって、映像同期信号出力部111からは、規定ライン長を超えるラインイネーブル信号vle_outはアサートされない。
時刻707において、規定垂直同期信号周期未満にもかかわらず、外部から垂直同期信号が入力されているが、ステップS408のマスク処理によって708に示す如く、映像同期信号出力部111からは、規定未満の垂直同期信号vs_outは出力されない。
時刻709において、規定垂直同期信号周期を満たす垂直同期信号vs_inが入力される。時刻710において、1クロックサイクル遅延した遅延垂直同期信号がアサートされ、カウンタ値cnt_vs=0が成立する。従って、垂直同期マスク信号生成部104は、垂直同期マスク信号vs_mskを‘0’にデアサートし、垂直同期マスク部105に出力する(S407)。垂直同期マスク部105は、垂直同期マスク信号と遅延垂直同期信号の論理積である‘1’を出力垂直同期信号として、他の信号とともに出力する(S408)。
以上の処理により、時刻705で規定ライン長を超えないラインイネーブル信号を生成し、時刻707で規定垂直同期周期未満の垂直同期信号を出力せず、時刻710で規定の最低フロントポーチ長を含んだ垂直同期周期を満たす出力垂直同期信号を生成する。これにより、垂直フロントポーチの最低長を確保でき、画像処理回路の誤作動を防ぐことができる。
次に、図2,3,6を用いて、水平フロントポーチを確保するための処理について説明する。図2は、水平同期信号についての処理のフローチャート、図3は、データイネーブル信号についての処理のフローチャート、図6は、水平同期信号およびデータイネーブルの入出力波形例を示す図である。即ち、以下では、図6に例示する波形を例に取り、図2,3に示したフローチャートに従った処理について説明するが、図2,3に示したフローチャートに従った処理は、他の波形の信号についても同様に適用することができる。
時刻601において、水平同期信号(hs_in)がアサートされる。映像同期信号入力部102は水平同期信号を検出する(S201)。そして映像同期信号入力部102は、1クロックサイクル遅延した遅延水平同期信号(hs_dl)を生成し、水平周期カウンタ107、水平同期マスク部109に出力する(S202)。この間、水平周期カウンタ107のカウンタ値W(水平周期カウンタ値cnt_hs)は0であるので、水平同期マスク信号生成部108は、水平同期マスク信号(hs_msk)を‘0’にデアサートし、水平同期マスク部109に出力する(S203)。水平同期マスク部109は、水平同期マスク信号と遅延水平同期信号との論理積である‘1’を出力水平同期信号(hs_out)として、他の信号とともに出力する(S208)。
時刻602において、水平周期カウンタ107は、入力された遅延水平同期信号をトリガにして、規定水平同期長を示す初期値mをカウンタ値Wにセットする(S204)。そして、水平周期カウンタ107は、カウンタ値W>0が成立する間は、1クロックサイクル経過ごとにカウンタ値Wを1つデクリメントする(S205、S206)。この間、水平同期マスク信号生成部108は、水平同期マスク信号を‘1’にアサートして、水平同期マスク部に出力する(S208)。水平同期マスク部109は、水平同期マスク信号と遅延水平同期信号との論理積である‘0’を出力水平同期信号として、他の信号とともに出力する(S208)。
時刻603において、データイネーブル信号(de_in)がアサートされる。映像同期信号入力部102は、このようなデータイネーブル信号を検出し(S301)、1クロックサイクル遅延した遅延データイネーブル信号(de_dl)を生成する(S302)。そして映像同期信号入力部102は、これらの信号の差分に基づいて、データイネーブル信号におけるアサート開始を示すラインイネーブルパルス信号(de_pls)を生成する(S302)。そして映像同期信号入力部102は、生成したラインイネーブルパルス信号を、データカウンタ110、水平同期マスク部109に出力する(S302)。この間、データカウンタ110のカウント値Zは0であるので、水平同期マスク部109は、映像同期信号入力部102から入力されるデータイネーブル信号を‘0’にデアサートして映像同期信号出力部111に送信する(S306)。映像同期信号出力部111は、水平同期マスク部109から送信されたデータイネーブル信号‘0’を出力データイネーブル信号(de_out)として、他の信号とともに出力する。
時刻604において、データカウンタ110は、データイネーブルパルス信号をトリガにして、規定データイネーブル長を示す初期値nをカウンタ値Zにセットする(S303)。そしてデータカウンタ110は、カウンタ値Z>0が成立する間は、1クロックサイクル経過ごとにカウンタ値Zを1つデクリメントする(S304、S305)。この間、水平同期マスク部109は、映像同期信号入力部102から入力されるデータイネーブル信号のデアサートを解除して映像同期信号出力部111に出力する(S307)。映像同期信号出力部111は、水平同期マスク部109から出力されたデータイネーブル信号‘1’を出力データイネーブル信号として、他の信号とともに出力する。
時刻605において、データカウンタ110のカウント値Zは0となるので、水平同期マスク部109は、映像同期信号入力部102から入力されるデータイネーブル信号を‘0’に強制的にデアサートして映像同期信号出力部111に出力する(S306)。映像同期信号出力部111は、水平同期マスク部109から出力されたデータイネーブル信号‘0’を出力データイネーブル信号として、他の信号とともに出力する。
時刻606において、外部から入力されるデータイネーブル信号de_inが規定データ長を超えているにもかかわらずアサートされつづけている。しかし、ステップS306におけるデアサート処理によって、映像同期信号出力部111からは、規定データ長を超えるデータイネーブル信号de_outはアサートされない。
時刻607において、規定水平同期信号周期未満にもかかわらず、外部から水平同期信号が入力されているが、ステップS208のマスク処理によって、映像同期信号出力部111からは、規定未満の水平同期信号hs_outは出力されない。
時刻609において、規定水平同期信号周期を満たす水平同期信号hs_inが入力される。時刻610において、遅延水平同期信号がアサートされ、カウンタ値W=0が成立するので、水平同期マスク信号生成部108は、水平同期マスク信号を‘0’にデアサートし、水平同期マスク部109に出力する(S207)。水平同期マスク部109は、水平同期マスク信号と遅延水平同期信号との論理積である‘1’を出力水平同期信号として、他の信号とともに出力する(S208)。
これまでの処理により時刻605で規定データ長を超えないデータイネーブル信号を生成し、時刻607で規定水平同期周期未満の水平同期信号を出力せず、時刻610で規定の最低フロントポーチ長を含んだ水平同期周期を満たす出力水平同期信号を生成する。これにより、水平フロントポーチの最低長を確保することができる。
なお、本実施形態では、垂直同期信号とラインイネーブル信号とを取り扱う処理系と、水平同期信号とデータイネーブル信号とを取り扱う処理系とは、同じ装置内で実装しているが、別個の装置内で実現させても良い。
[第2の実施形態]
図10は、本実施形態に係る映像同期信号処理装置の機能構成例を示すブロック図である。第1の実施形態では、入力映像同期信号にラインイネーブル信号(vle_in)が含まれているのに対し、本実施形態では、入力映像同期信号にラインイネーブル信号(vle_in)は含まれていない。
そのため、第1の実施形態では、ラインカウンタ106が、ラインイネーブル信号のアサートを検出し、クロックサイクルでラインイネーブル期間をカウントしていた。これに対し、本実施形態では、ラインカウンタ106の代わりにデータイネーブル数カウンタ1006を設ける。そして映像同期信号入力部102は、映像同期信号に含まれているデータイネーブル信号をこのデータイネーブル数カウンタ1006に入力する。
データイネーブル数カウンタ1006は、データイネーブル信号のアサート開始を検出するたびに、規定の有効データ数を初期値Pとしてカウンタ値Qにセットする。そしてデータイネーブル数カウンタ1006は、データイネーブル信号のアサート開始を検出するたびに、このカウンタ値Qを1つデクリメントする。即ち、データイネーブルのアサートからデアサートまでの有効データ期間の数をカウントしている。
また、第1の実施形態では、垂直同期マスク部105が、ラインカウンタ106のカウンタ値Xが0になったことを検知した場合には、映像同期信号入力部102からのラインイネーブル信号を強制的にデアサートしていた。これに対し、本実施形態では、水平同期マスク部109が、データイネーブル数カウンタ1006のカウント値Qを監視している。そして、監視しているカウント値Qが0になったことを検知した場合には、映像同期信号入力部102から入力されるデータイネーブル信号をアサートせずに、映像同期信号出力部111に出力する。
次に、図10に示した映像同期信号処理装置の動作の一例について、図8に示したフローチャートに従って説明する。然るに、以下に説明する動作は、上記の説明の一例に過ぎず、必ずしも、上記説明と一致していない。
然るに、図8,9を用いて、垂直フロントポーチを確保するための処理について説明する。図8は、データイネーブル信号についての処理のフローチャート、図9は、垂直同期信号およびデータイネーブルの入出力波形例を示す図である。即ち、以下では、図9に例示する波形を例に取り、図8に示したフローチャートに従った処理について説明するが、図8に示したフローチャートに従った処理は、他の波形の信号についても同様に適用することができる。
時刻901において、垂直同期信号vs_inがアサートされ、時刻902において、データイネーブル信号がアサートされる。映像同期信号入力部1002は、1クロックサイクル遅延した遅延データイネーブル信号(de_dl)を生成し、データイネーブル数カウンタ1006、水平同期マスク部1009に出力する(S802)。この間、データイネーブル数カウンタ1006のカウント値Qは0であるので、水平同期マスク部1009は、映像同期信号入力部1002から入力されるデータイネーブル信号を‘0’にデアサートして映像同期信号出力部1011に出力する(S806)。映像同期信号出力部1011は、水平同期マスク部1009から送信されたデータイネーブル信号‘0’を出力データイネーブル信号として、他の信号とともに出力する。
時刻903において、データイネーブル数カウンタ1006は、遅延データイネーブル信号をトリガにして、規定有効データイネーブル数を示す初期値Pをカウント値Q(cnt_de)にセットする(S803)。そしてデータイネーブル数カウンタ1006は、カウント値Q>0が成立する間は、データイネーブル信号のアサートからデアサートまでの1有効データ期間経過ごとにカウンタ値Xを1つデクリメントする(S804、S805)。この間、水平同期マスク部1009は、映像同期信号入力部1002から入力されるデータイネーブル信号をそのまま出力する(S807)。
時刻904において、データイネーブル数カウンタ1006のカウント値Qが0となるので、水平同期マスク部1009は、映像同期信号入力部1002からのデータイネーブル信号をアサートせずに、映像同期信号出力部1011に出力する(S806)。映像同期信号出力部1011は、水平同期マスク部1009から出力されたデータイネーブル信号‘0’を出力データイネーブル信号として、他の信号とともに出力する。そのため、同時刻に発生している規定データ数を超えるデータイネーブル信号(de_dl)は出力されない。
これまでの処理により時刻904で規定有効データ数を超えない出力データイネーブル信号を生成し、規定の最低フロントポーチ長を含んだ垂直同期周期を満たす出力垂直同期信号を生成する。これにより、垂直フロントポーチの最低長を確保でき、画像処理回路の誤作動を防ぐことができる。なお、以上説明した点以外については、第1の実施形態と同様である。
[第3の実施形態]
上記実施形態では、図1、図10に示した各部は何れもハードウェアで構成されているものとして説明した。しかし、これら各部をソフトウェアでもって実現しても良い。この場合、これらの各部の機能を実現するためのコンピュータプログラムを格納するメモリと、このメモリに格納されているコンピュータプログラムを実行するCPUとを有するコンピュータは、上記実施形態に係る映像同期信号処理装置に適用することができる。図12は、上記実施形態に係る映像同期信号処理装置に適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
CPU1201は、RAM1202やROM1203に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて本コンピュータ全体の制御を行うと共に、上記実施形態に係る映像同期信号処理装置が行うものとして上述した各処理を実行する。
RAM1202は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例である。RAM1202は、外部記憶装置1206からロードされたコンピュータプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリア、I/F(インターフェース)1207を介して外部から受信したデータを一時的に記憶するためのエリア、を有する。更にRAM1202は、CPU1201が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアを有する。即ち、RAM1202は、各種のエリアを適宜提供することができる。ROM1203は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例である。ROM1203には、本コンピュータの設定データやブートプログラムなどが格納されている。
操作部1204は、キーボードやマウスなどにより構成されており、ユーザが操作することで、各種の指示をCPU1201に対して入力することができる。表示部1205は、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU1201による処理結果を画像や文字などでもって表示することができる。
外部記憶装置1206は、ハードディスクドライブ装置に代表される、大容量情報記憶装置である。外部記憶装置1206には、OS(オペレーティングシステム)や、映像同期信号処理装置が行うものとして上述した各処理をCPU1201に実行させるためのコンピュータプログラムやデータが保存されている。係るコンピュータプログラムには、図1や図10に示した各部の機能をCPU1201に実現させるためのコンピュータプログラムが含まれている。また、係るデータには、上記の説明で既知の情報として説明したもの(例えば様々な初期値)が含まれている。
外部記憶装置1206に保存されているコンピュータプログラムやデータは、CPU1201による制御に従って適宜RAM1202にロードされ、CPU1201による処理対象となる。
I/F1207は、外部装置を本コンピュータに接続する為のもので、映像同期信号を含む様々な信号は、このI/F1207を介して本コンピュータ内に入力されることになる。1208は、上述の各部を繋ぐバスである。

Claims (14)

  1. 垂直同期信号とラインイネーブル信号とを含む映像同期信号を処理して出力する画像処理装置であって、
    前記垂直同期信号のアサート開始を検知すると、カウント処理を開始する第1のカウント手段と、
    前記第1のカウント手段がまだ規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は垂直同期マスク信号をアサートし、当該規定のアサート期間長をカウントし終えた時点で前記垂直同期マスク信号をデアサートする第1の処理手段と、
    前記垂直同期信号を前記垂直同期マスク信号でマスクした結果を、新たな垂直同期信号として出力する手段と、
    前記ラインイネーブル信号のアサート開始を検知すると、カウント処理を開始する第2のカウント手段と、
    前記第2のカウント手段がまだ規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は前記ラインイネーブル信号をそのまま出力し、当該規定のアサート期間長をカウントし終えた時点で前記ラインイネーブル信号をデアサートして出力する第2の処理手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1のカウント手段は、前記垂直同期信号のアサート開始を検知するたびにカウント値Yに規定のアサート期間長を示す値kをセットし、1クロックサイクル経過する毎にカウント値Yを1つデクリメントし、
    前記第1の処理手段は、前記カウント値Y>0の間は前記垂直同期マスク信号をアサートし、前記カウント値Y=0を検知した時点で前記垂直同期マスク信号をデアサートする
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記値kは、(ラインイネーブル期間+垂直バックポーチ期間+垂直フロントポーチ期間)を示す値であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2のカウント手段は、前記ラインイネーブル信号のアサート開始を検知するたびにカウント値Xに規定のアサート期間長を示す値Lをセットし、1クロックサイクル経過する毎にカウント値Xを1つデクリメントし、
    前記第2の処理手段は、前記カウント値X>0の間は前記ラインイネーブル信号をそのまま出力し、前記カウント値X=0を検知した時点で前記ラインイネーブル信号をデアサートして出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記値Lは、ラインイネーブル期間を示す値であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 水平同期信号とデータイネーブル信号とを含む映像同期信号を処理して出力する画像処理装置であって、
    前記水平同期信号のアサート開始を検知すると、カウント処理を開始する第1のカウント手段と、
    前記第1のカウント手段がまだ規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は水平同期マスク信号をアサートし、当該規定のアサート期間長をカウントし終えた時点で前記水平同期マスク信号をデアサートする第1の処理手段と、
    前記水平同期信号を前記水平同期マスク信号でマスクした結果を、新たな水平同期信号として出力する手段と、
    前記データイネーブル信号のアサート開始を検知すると、カウント処理を開始する第2のカウント手段と、
    前記第2のカウント手段がまだ規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は前記データイネーブル信号をそのまま出力し、当該規定のアサート期間長をカウントし終えた時点で前記データイネーブル信号をデアサートして出力する第2の処理手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. 前記第1のカウント手段は、前記水平同期信号のアサート開始を検知するたびにカウント値Wに規定のアサート期間長を示す値mをセットし、1クロックサイクル経過する毎にカウント値Wを1つデクリメントし、
    前記第1の処理手段は、前記カウント値W>0の間は前記水平同期マスク信号をアサートし、前記カウント値W=0を検知した時点で前記水平同期マスク信号をデアサートする
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記値mは、(データイネーブル期間+水平バックポーチ期間+水平フロントポーチ期間)を示す値であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記第2のカウント手段は、前記データイネーブル信号のアサート開始を検知するたびにカウント値Zに規定のアサート期間長を示す値nをセットし、1クロックサイクル経過する毎にカウント値Zを1つデクリメントし、
    前記第2の処理手段は、前記カウント値Z>0の間は前記データイネーブル信号をそのまま出力し、前記カウント値Z=0を検知した時点で前記データイネーブル信号をデアサートして出力する
    ことを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記値nは、データイネーブル期間を示す値であることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 更に、
    規定の有効データイネーブル数を示す初期値が設定されたカウント値Qを、前記データイネーブル信号のアサート開始を検知するたびに1つデクリメントする手段を備え、
    前記第2の処理手段は更に、前記カウント値Q=0を検知した時点で前記データイネーブル信号をデアサートして出力する
    ことを特徴とする請求項6乃至10の何れか1項に記載の画像処理装置。
  12. 垂直同期信号とラインイネーブル信号とを含む映像同期信号を処理して出力する画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    前記垂直同期信号のアサート開始を検知すると、カウント処理を開始する第1のカウント工程と、
    前記第1のカウント工程でまだ規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は垂直同期マスク信号をアサートし、当該規定のアサート期間長をカウントし終えた時点で前記垂直同期マスク信号をデアサートする第1の処理工程と、
    前記垂直同期信号を前記垂直同期マスク信号でマスクした結果を、新たな垂直同期信号として出力する工程と、
    前記ラインイネーブル信号のアサート開始を検知すると、カウント処理を開始する第2のカウント工程と、
    前記第2のカウント工程でまだ規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は前記ラインイネーブル信号をそのまま出力し、当該規定のアサート期間長をカウントし終えた時点で前記ラインイネーブル信号をデアサートして出力する第2の処理工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  13. 水平同期信号とデータイネーブル信号とを含む映像同期信号を処理して出力する画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    前記水平同期信号のアサート開始を検知すると、カウント処理を開始する第1のカウント工程と、
    前記第1のカウント工程でまだ規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は水平同期マスク信号をアサートし、当該規定のアサート期間長をカウントし終えた時点で前記水平同期マスク信号をデアサートする第1の処理工程と、
    前記水平同期信号を前記水平同期マスク信号でマスクした結果を、新たな水平同期信号として出力する工程と、
    前記データイネーブル信号のアサート開始を検知すると、カウント処理を開始する第2のカウント工程と、
    前記第2のカウント工程でまだ規定のアサート期間長をカウントし終えていない間は前記データイネーブル信号をそのまま出力し、当該規定のアサート期間長をカウントし終えた時点で前記データイネーブル信号をデアサートして出力する第2の処理工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  14. コンピュータを、請求項1乃至11の何れか1項に記載の画像処理装置が有する各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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