JP2011040152A - ランプ機構および記録再生ヘッドの組込方法 - Google Patents

ランプ機構および記録再生ヘッドの組込方法 Download PDF

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    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/22Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position

Abstract

【課題】 ハードディスクドライブにおいて、記録再生ヘッドをパーキングさせるための改善されたランプ機構およびそれを用いた記録再生ヘッドの組込方法を提供する。
【解決手段】 ランプ部材40はヘッドディスクロード領域と、ヘッドパーク位置と、ヘッドパーク位置を同一半径の円弧上に延長した位置に設けられた延長パーキング位置(ヘッドインストール位置)とを有する。ディスク設置前およびディスク設置中においてランプ部材40が開位置にある間、延長パーキング位置が記録再生ヘッド63を支持する。記録再生ヘッド63をランプ部材40の正面側(ディスク側)から組み込むことができ、組み込み時におけるアクチュエータ62の余分な旋回移動が不要になる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ハードディスクドライブ(HDD)において記録再生ヘッドを安全に配置することを可能とするランプロード/アンロード機構(以下、単にランプ機構という。)および記録再生ヘッドの組込方法に関する。
今日、大量生産されているハードディスクドライブは、金属ハウジングと、この金属ハウジングの内部に設けられた一つ以上のディスク(プラッタ)と、このディスクを回転可能に装着するスピンドルとにより構成されている。ディスクは一般的にアルミニウムやガラス等の硬質の非磁性材料により構成されている。ディスクの各表面は非常に薄い磁性材料層によって覆われており、情報がバイナリ形式により保存される。各ディスクの両面には、各ディスクの表面に沿って移動するサスペンションアーム上に記録再生ヘッドが設置されている。
ハードディスクドライブは、サスペンションアームトランスデューサのヘッドを、回転するディスクの記録面に対して配置するために、一般的にロータリーアクチュエータ構造を有している。ディスクは高速で回転することにより空気を回転させ、ディスクの表面上に「エアベアリング効果」を生じさせる。これにより、空気力学的形状を有する記録再生ヘッドが、プラッタの磁性面から厳密に制御された間隔を隔てて「浮上」することを可能としている。この間隔は極めて小さく、人間の毛髪の直径未満となっている。多数にわたる精密な機械的部品の組み立てやハードディスクの製造は、ハードディスクに対して甚大な損傷を負わせる汚染物質の混入を防止するために、クリーンルームや湿度制御された環境下で行われる。
データを記憶するための手法は、ここ数年、記憶容量を増大させつつ、その記憶容量が占める物理的サイズを同時に縮小させるという傾向にある。また、より高性能なコンピュータハードウェアやソフトウェアの導入が加速するに伴い、ディスクドライブについて、より安価で大容量であること、およびパッケージングがより小型であることへの市場圧力が高まっている。記憶デバイスの製造業者は、技術的性能や信頼性を損なうことなく合理的に実現可能なあらゆるコスト削減を達成すべく尽力している(特許文献1,2)。
特開2000−76811号公報 特開2000−137966号公報
ランプを用いた従来技術に係るハードディスクドライブは、電源を落とす前にスライダをディスクから移動させ、移動させたスライダをカム状構造体の上に安全に位置させる機構を有している。このカム状構造体は、ディスクに最も近い側に浅いランプ(ramp;斜道部)を備えており、ランプロード/アンロードの名称の由来となっている。電源の投入シーケンスに際しては、ディスクが適正な回転速度に達すると、スライダをランプからディスクの表面上に移動させることによって、記録再生ヘッドをロードさせる。回転するディスクからの気流は、スライダとディスクとの間のクッションのような役割を果たし、スライダの表面とディスクの表面とが、フライハイトと称される設計間隔だけ離間するように保っている。
ランプは、従来、金属ハウジングのベース部の上に設置される。ランプは、各ディスクの表面上の位置に向かってスライドし、または回転するようになっている。この動作を行うためには、精密に加工された基準面と、位置決め・ストップ機構と、固定機構とをベース部に設けることが必要となる。また、ハードディスクドライブは、輸送時や非動作時に記録再生ヘッドがプラッタの表面上に移動することを防止するために、ラッチを用いる。ラッチは、ベース部に設置され、不適切な取り扱いがなされた際に、アクチュエータを安全な位置に保つように機能する。この場合も同様に、精密に加工された設置面と、位置決め・ストップ機構と、固定機構とをベース部に設けることが必要となる。さらに、ハードディスクドライブでは、記録再生ヘッドからプリント基板(PCB)へデータを転送するために、フレキシブルプリント回路(FPC)を用いている。封止されたディスクドライブの外部に設置されたプリント基板をフレキシブルプリント基板に電気的に接続するためにコネクタが使用される。このフレキシブルプリント基板は封止されたディスクドライブの内部の記録再生ヘッドに取り付けられている。このコネクタを封止するガスケットと、このガスケットを位置決めし、押圧するためのブラケットとが設けられている。この場合も同様に、精密に加工された設置面と、位置決め機構と、固定機構とをベース部に設けることが必要となる。従来、ランプ機構と、ラッチ機構と、コネクタブラケット機構とは、ベース部の構造体の上に独立して設置された3つの別個の部材として設けられている。
従来より、ランプを用いるハードディスクドライブでは、ディスク側とは反対側であるランプの背後側から記録再生ヘッドを装填(load)するようになっている。この動作を行うためには、アクチュエータアセンブリを装填する際に、ランプの背後側へ余分に移動させる必要がある。この余分な移動のために、アクチュエータのコイル側では、ディスクを設置するためのクリアランスがより小さくなってしまう。コイルサイズがより小さいことはアクチュエータの効率に影響を与えることになる。ディスクを設置する際、アクチュエータはランプとは離れていなければならず、ディスクの設置が終わると、ランプ部材は次いでディスクの上方に配置され、ヘッド分離用の櫛状セパレータ(comb)が取り外され、アクチュエータがランプ上にロードされる。アクチュエータがランプ上にロードされると、次いで外径位置ストッパが設置される。このすべての動作で、ディスクが損傷の危機にさらされることになり、場合によっては、ディスクドライブ全体の手直しをしなければならなくなる可能性がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハードディスクドライブにおいて、記録再生ヘッドを駐機(パーキング)させるための改善されたランプ機構およびそれを用いた記録再生ヘッドの組込方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、ヘッドがパーキング位置にある状態において、アクチュエータの回転軸に対して相対的に位置合わせされる回転軸を有するランプ機構およびそれを用いた記録再生ヘッドの組込方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、正面(ディスク側)から記録再生ヘッドを組み込めるようにするために、ランプ上におけるヘッドパーキング位置を同一半径の円弧上まで延長させることが可能なランプ機構およびそれを用いた記録再生ヘッドの組込方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ディスクの損傷を低減し、組み込み工程をより簡略化することが可能なランプ機構およびそれを用いた記録再生ヘッドの組込方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、より正確なアクチュエータの位置決めのために、外径側ストッパをベース部に固設することを可能とするランプ機構およびそれを用いた記録再生ヘッドの組込方法を提供することにある。
本発明の中心をなすのは、新規な幾何学的設計原理を適用した点である。部品の集積化を図りつつ、この原理を適用することにより、ハードディスクドライブの組立工程を改善することができると共に、ハードディスクドライブの信頼性を向上させることができる。具体的には、本発明は以下のような手法によって実現される。
本発明における記録再生ヘッドの組込方法は、回動可能なアクチュエータに搭載された記録再生ヘッドをハードディスクドライブ内の正面側からランプ上に組み込む方法であって、 ランプ回転軸ポストと、パーキング面と、ランプ位置決めアームとを有するランプ部材を用意する工程と、ランプ回転軸ポストを介してランプ部材の着脱を可能にするランプ回転軸受と、ランプ位置決めアームが当接することによりランプ部材をランプ開位置およびランプ閉位置に停止させるランプ回動ストッパとを有し、組み立て時においてランプ回転軸受をアクチュエータの回転軸に対して相対的に位置決めするように機能するブラケットを用意する工程と、ランプ部材におけるパーキング面を、ランプ部材のランプ回転軸ポストを中心とする同一半径の円弧上の位置にまで延長させ、延長パーキング位置を設定する工程とを含むものである。
本発明におけるランプ機構は、回動可能なアクチュエータに搭載された記録再生ヘッドをハードディスクドライブ内に組み込む作業を容易にするためのランプ機構であって、様々な組立分解作業において選択的に利用可能な、ランプ面、パーキング面および延長パーキング面を有すると共に、自身の回動のためのランプ回転軸ポストと、自身の移動範囲をランプ開位置とランプ閉位置との間に制限するためのランプ位置決めアームとを有し、ランプ開位置またはランプ閉位置のいずれかへ回動可能に構成されたランプ部材と、ハードディスクドライブのベース部に設置される部材であって、ランプ回転軸ポストを介してランプ部材の着脱を可能にするランプ回転軸受と、ランプ位置決めアームが当接することによりランプ部材をランプ開位置およびランプ閉位置に停止させるランプ回動ストッパとを有し、組み立て時においてランプ回転軸受をアクチュエータの回転軸に対して相対的に位置決めするように機能するブラケットとを備え、ランプ部材における延長パーキング面は、パーキング面をランプ部材のランプ回転軸ポストを中心とする同一半径の円弧上の領域にまで延長させたものである。
本発明における記録再生ヘッドの組込方法またはランプ機構では、ランプ部材がランプ開位置にあるときに、延長パーキング位置を利用して正面側から記録再生ヘッドを組み込めるように構成可能である。この場合、アクチュエータを内径側ストッパに近接させて位置決めした状態で、このアクチュエータ、外径側ストッパ、内径側ストッパおよびボイスコイルモータをディスクドライブのベース部に取り付けることが可能である。
また、本発明における記録再生ヘッドの組込方法またはランプ機構では、アクチュエータを外径側パーク位置へと時計回りに回転させて、記録再生ヘッドをランプ開位置にあるランプ部材上に移動させることにより、記録再生ヘッド隔離用の櫛状セパレータを取り外すのに必要なクリアランスを確保することが可能である。
また、本発明における記録再生ヘッドの組込方法またはランプ機構では、アクチュエータに搭載された記録再生ヘッドを、外径側パーク位置に配置されたランプ開位置のランプ部材上に置いた状態で、ディスクをスピンドル上に載置しディスククランプを取り付けるようにすることが可能である。また、記録再生ヘッドを搭載したアクチュエータを外径側ストッパにロックした状態のまま、ランプ部材をディスク上方の最終パーク位置(ランプ閉位置)へと反時計回りに回動させることが可能である。
さらに、本発明における記録再生ヘッドの組込方法またはランプ機構では、ランプ部材の正面側から記録再生ヘッドを取り付けるようにすることが可能となり、その結果、組み込み時における記録再生ヘッドの余分な移動が不要となる。また、より広いスペースをコイル側に確保することができ、より効率的なボイスコイルモータが得られる。さらに、アクチュエータおよびディスクの組み込み前に外径側ストッパを組み込むことが可能となる。そして、ディスクの取り付け後は、ランプ部材をディスク損傷防止位置へ回転させて固定するという動作を行うだけで済む。
本発明における記録再生ヘッドの組込方法またはランプ機構によれば、ランプ面、パーキング面および延長パーキング面と、ランプ回転軸ポストと、ランプ位置決めアームとを有するランプ部材を用意すると共に、ランプ回転軸受とランプ回動ストッパとを有し組み立て時にランプ回転軸受をアクチュエータの回転軸に対して相対的に位置決め可能なブラケットを用意し、上記のランプ部材が装着された状態のブラケットをハードディスクドライブのベース部に設置することにより、ランプ部材をランプ開位置またはランプ閉位置のいずれかへ回動できるようにしたので、組立分解作業に適した改善されたランプ機構およびそれを用いた記録再生ヘッドの組込方法を得ることができる。
本発明の上述した記載ならびに他の目的、特徴および利点は、以下の明細書、特許請求の範囲、および添付の図面を参照することによってより一層理解されよう。
従来のランプ機構を備えたハードディスクドライブの要部を模式的に示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタブラケットアセンブリを上方に分離した状態を示すハードディスクドライブの斜視図である。 図2に示したコネクタブラケットアセンブリにおけるコネクタブラケットの斜視図である。 図2に示したコネクタブラケットアセンブリにおけるランプ部材を示す斜視図である。 図2に示したコネクタブラケットアセンブリをより詳細に示す斜視図である。 コネクタブラケットの爪部材にランプ部材をスナップ結合させる前の状態を示す上面図である。 コネクタブラケットの爪部材にランプ部材をスナップ結合させた後の状態を示す上面図である。 アクチュエータが内径側に近い位置にあるときの状態を示すハードディスクドライブの上面図である。 アクチュエータが時計回りに回転して外径側パーク位置にあるときの状態を示すハードディスクドライブの上面図である。 ランプがディスク上を反時計回りに回転して閉位置にあるときの状態を示すハードディスクドライブの上面図である。 本発明の実施の形態におけるランプの拡大斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
ここで、まず、本発明の実施の形態の説明に先立ち、従来のハードディスクドライブについて簡単に説明しておく。
図1は、従来の一般的なハードディスクドライブの要部を模式的に表すものである。このハードディスクドライブ100は、ディスク110と、ランプ111と、記録再生ヘッドが形成された記録再生ヘッドスライダ114を含むヘッドスライダサスペンションアームアセンブリ120とを備えている。ヘッドスライダサスペンションアームアセンブリ120は、ディスク110の回転が停止している状態ではランプ111上のパーク位置113に退避しているが、ディスク110が回転を開始して適切な回転速度の状態になると、軸121を中心として矢印122の方向にアーム回動することにより、記録再生状態112に移行する。この記録再生状態112において、記録再生ヘッドスライダ114は、回転するディスク110により生じたエアベアリング効果によって、ディスク110の表面上を浮上しながら、ディスク110に対するデータの書き込みや読み出しを行うようになっている。
図2は、本発明の一実施の形態におけるハードディスクドライブの要部を表すものである。この図は、ベース部10とコネクタブラケットアセンブリ30とを有するハードディスクドライブ200を上方から俯瞰した斜視図であり、コネクタブラケットアセンブリ30の上面とベース部10の上面(内側面)とが見えている状態を示す。なお、ここでは、理解を促すため、コネクタブラケットアセンブリ30をベース部10から上方に分離させた状態を示している。
図5は、図2に示したコネクタブラケットアセンブリ30を拡大してより詳細に表したものである。このコネクタブラケットアセンブリ30は、構造化された上面と平坦な底面とを有するコネクタブラケット20と、コネクタブラケット20に対してそれぞれ着脱可能なランププラットフォームとしてのランプ部材40およびラッチ部材50とを備えている。コネクタブラケット20は、その上面から底面へと延びる2つのアライメント穴12,13を有する。これらの2つのアライメント穴12,13は、ハードディスクドライブ200のベース部10の上面から上方に突出した2つの位置決めピン16,17にそれぞれ嵌合するように配置されている。
位置決めピン16,17は、コネクタブラケットアセンブリ30の底面が、ベース部10に設けられたガスケット15に当接してこれを押圧することとなるような位置にコネクタブラケットアセンブリ30を案内配置するために用いられる。ガスケット15は、コネクタ14の周囲を囲っている。コネクタ14は、内部が密封されたハードディスクドライブ200の外部(ベース部10の下面側)に設けられたプリント基板(図示せず)と、ハードディスクドライブ200の内部の記録再生ヘッド(図示せず)に取り付けられたフレキシブルプリント回路(図示せず)とを電気的に接続するためのものであり、これにより、記録再生ヘッドからフレキシブルプリント回路を介してプリント基板にデータを転送することができるようになっている。
コネクタブラケットアセンブリ30は、取り付けねじ18を用いて、ガスケット15を押圧しつつ、ハードディスクドライブ200のベース部10に着脱可能に固定される。このとき、取り付けねじ18は、コネクタブラケットアセンブリ30のリブ部の中央に設けられたクリアランス穴19を通ってベース部10のねじ込み部材11に締結される。
このように、コネクタブラケットアセンブリ30は、オフラインで予め組み込み可能な3つの機能(ランプ機能、ラッチ機能およびコネクタブラケット機能)を有し、上記のようにヘッドディスク組立品の上に設置される。これにより、クリーンルームのスペースや、時間およびコストを節減することができる。
図3はコネクタブラケット20の斜視構造を表し,図4はランプ部材40の斜視構造を簡略化して表すものである。図6および図7は、コネクタブラケット20にランプ部材40を組み込む際の状態の上面視構成を表すものである。
図4に示したように、ランプ部材40は、取り付け穴41と、ランプ回転軸ポスト(スナップポスト)42と、ランプ位置決めアーム43とを有する。ランプ部材40は、その側面に、ランプ面としてのヘッドディスクロード位置44と、パーキング面としてのヘッドパーク位置45と、延長パーキング面としてのヘッドインストール位置46とを有する。ヘッドスライダは、ヘッドの組み込み時および通常動作時に、上記の3つの位置のいずれかにおいて支持されるようになっている。なお、ランプ部材40の詳細については図11(後出)において後述する。
図3に示したコネクタブラケット20は、材料の質量を最小限に抑える一方で機械的強度および機械的安定性を増加させるような構造基盤が得られるように設計されている。コネクタブラケット20は、ディスク(図示せず)の組み込みの際に、ランプ部材40の取り付けおよびその回動を別々に行うことができるようにするための取り付け機構および回動機構を有する。ランプ部材40を回動させる目的は、組立に際して、ディスクの組み込みスペースを設けると共にヘッドスライダ(図示せず)を固定できるようにすることである。
図3に示したように、コネクタブラケット20は、基盤部20aと、この基盤部20aの上に立設され基盤部20aの上面を4つの領域に区分するリブ部20bとを備えている。リブ部20bのほぼ中央部には、コネクタブラケット20を上下方向に貫通するクリアランス穴19が設けられている。
上記の4つの領域のうち、第1の領域には、所定の相互間隔をおいて、ランプ回動ストッパとしての一対のストップピン24,27が基盤部20aの上面に立設されている。この第1の領域の基盤部20aには、細長い穴が開けられ、この穴の上にせり出すように板ばね23が設けられている。この板ばね23は、リブ部20bと一体に成形することにより形成可能であり、後述するように、ランプ部材40のランプ位置決めアーム43によって押されて弾性的に撓むようになっている。さらに、第1の領域の基盤部20aには、上下方向に対をなす2つの可撓性の爪部材25,26が設けられている。この爪部材25,26については、後に詳述する。
第2の領域の基盤部20aの上面には、所定の相互間隔をおいて一対の位置決めピン28,29が立設されると共に、ラッチ部材50を取り付けるためのラッチ回転軸ポスト21が立設されている。第2の領域にはまた、スナップ部材22が設けられている。このスナップ部材22については、後に詳述する。
コネクタブラケット20に設けられた爪部材25,26は、コネクタブラケット20にランプ部材40をスナップ結合させるためのものである。図6および図7に示したように、爪部材25,26はスリット部25aと開口部25bとを有する。組み立て時においてランプ部材40のランプ回転軸ポスト42が開口部25bの内部方向に押し付けられると(図6)、スリット部25aの作用も相まって、爪部材25,26が撓んで開口部25bが広がり、爪部材25,26の内部にランプ回転軸ポスト42が収容されるようになっている(図7)。爪部材25,26は、ランプ回転軸ポスト42の内径と同一の内径を有し、ランプ回転軸ポスト42に対するジャーナル軸受(journal bearing)として機能する。これにより、ランプ部材40は回動自在になっている。
図7に示したように、ランプ部材40は、このランプ部材40に設けられたランプ位置決めアーム43が、コネクタブラケット20に設けられた2つのストップピン24,27間で制限されることにより、その回動が制限されるようになっている。ストップピン27は、ディスク設置時において、ランプ開の位置に対応している。板ばね23は、ランプ位置決めアーム43をストップピン24またはストップピン27に当接させることにより、ランプ部材40の現位置を保持するようになっている。
ランプ部材40は、ディスクが設置された後、ディスク上の所定位置へと回動され、これにより、ランプ部材40のランプ面が設計位置に位置決めされるようになっている。ストップピン24は、ランプ部材40を上記の所定位置に位置決めするためのものである。すなわち、板ばね23は、ランプ部材40をストップピン24に押し付けて当接させることにより、ランプ部材40を上記所定位置に保持することができる。さらに、固定を確実にするために、取り付け穴41に挿入されるねじ止め部材(図示せず)によって、ランプ部材40がハードディスクドライブ200のベース部10のねじ込み穴(図示せず)に固定されるようになっている。
図8は、ハードディスクドライブアセンブリ200の組立工程における上面視構成を表すものである。ここでは、ディスクが未だ組み込まれておらず、ヘッド分離用の櫛状セパレータ(head separator comb)60が所定の位置にセットされた状態を示している。この櫛状セパレータ60は、輸送および組み立ての際の記録再生ヘッドの保護のため、アクチュエータ62に装着され、記録再生ヘッド63を支持するヘッドサスペンションとの間に挿入されるものである。図8の状態では、アクチュエータ62、外径側ストッパ48、内径側ストッパ49、ボイスコイルモータ61、およびコネクタブラケット30が、ディスクドライブのベース部10の上に組み込まれている。
図8は、アクチュエータ62が内径側の極限位置にある状態を示し、図9は、ランプ部材40がランプ開の位置にあるときに記録再生ヘッド63が外径側の極限位置にある状態を示し、図10は、ランプ部材40がランプ閉の位置にあるときに記録再生ヘッドが外径側の極限位置にある状態を示している。なお、図8は、ランプ部材40が、ディスク組み込みのためのクリアランスを確保できる開位置にインストールされている状態を示している。
図11は、図4に示したランプ部材40の斜視構造を拡大して詳細に表したものである。上記したように、ランプ部材40には、記録再生ヘッドのロードスロープ領域であるヘッドディスクロード位置44と、ヘッドパーク位置45と、および延長パーキング位置としてのヘッドインストール位置46の3つのランプ位置が設定されている。ランプ部材40は、記録再生ヘッド63がランプ部材40のヘッドパーク位置45にある状態においてアクチュエータ回転軸66に対して相対的に位置合わせされるランプ回転軸ポスト(スナップポスト)42を有するように設計されている。ランプ部材40のヘッドパーク位置45を同じ軸(ランプ回転軸ポスト42)を中心として同一半径の円弧上に連続的に延長することにより、記録再生ヘッド63を正面(ディスク側)からインストールすることが可能となる。
図9において、アクチュエータ62は外径側パーク位置へ時計回りに回転し、外径側ストッパ48と接触している。また、ランプ部材40は開位置にあるので、ディスク組み込みのためのクリアランスが確保されている。この状態では、記録再生ヘッド分離用の櫛状セパレータ60(図8)を取り外してよく、ディスク64をスピンドル47に取り付けることができる。ディスク64は、図示しないディスククランプによってスピンドル47に固定される。
図10は、ランプ部材40が反時計回りに回転し、ディスク64の上方の閉位置にある状態を示している。ランプ部材40の回転中、記録再生ヘッド63は外径側パーク位置に固定されたままであり、ランプ部材40は最終位置(閉位置)へと回転する。記録再生ヘッド63とランプ部材40との距離は極めて重要な要素である。記録再生ヘッド63の位置は、アクチュエータ回転軸66によって規定され、ランプ部材40の位置はランプ回転軸ポスト42によって規定される。そして、記録再生ヘッド63とランプ部材40との距離をコントロールすることにより、記録再生ヘッド63をランプ部材40におけるヘッド支持面(ヘッドディスクロード位置44およびヘッドインストール位置46)に適正に着地させることができる。
本発明のハードディスクドライブ用ランプ機構には、次のような利点がある。
(1)ランプ部材の正面側から記録再生ヘッドを組み込むようにしたことにより、従来のようにランプ部材の背後側から記録再生ヘッドを組み込む場合と比べて、組み込み時にアクチュエータを余分に(すなわち、通常の使用状態でのアーム旋回角度範囲とは別の特別な旋回角度範囲にまで)旋回移動させる必要がなくなる。ランプ部材の正面側の構成は従来と同様であるが、ランプ部材の背面側には回転可能な延長パーキング位置(ヘッドインストール位置46)が設けられている点で異なる。この延長パーキング位置は、ディスクの組み込み前および組み込み中においてランプ部材が開位置にあるときに、ヘッドを支持するために使用される。
(2)ボイスコイルモータのコイル側に追加のスペースを設けることができるので、コイルの巻き数を多くすることができ、より効率のよいボイスコイルモータが得られる。
(3)アクチュエータおよびディスクの組み込み前に外径側ストッパを組み込むことができる。すなわち、従来は、上記したようにランプ部材の背後側から記録再生ヘッドを組み込むようにしていたことから、組み込み時にアクチュエータのVCM側アーム部分をディスク配設領域の近傍まで接近させてしまう特別な旋回移動を行わなければならず、したがって、前もって上記のディスク配設領域の近傍に外径側ストッパを配置すると、この外径側ストッパがアクチュエータ62のVCM側アーム部分と干渉してしまう。このため、アクチュエータおよびディスクの組み込み前に外径側ストッパを配置するわけにはいかないという事情があった。
これに対して、本実施の形態では、図8において、ランプ部材40の正面側から記録再生ヘッド63を組み込むようにしていることから、アクチュエータ62の特別な旋回移動が不要であり、組み込み時にアクチュエータ62のVCM側アーム部分65がディスク配設領域67の近傍まで接近する事態が生じることがなく、したがって、上記のディスク配設領域67の近傍位置に外径側ストッパ48を前もって配置することが可能になる。
(4)アクチュエータをランプ部材上のヘッドパーク位置に配置させておくことができるので、ディスクを組み込む前に、ヘッド分離用の櫛状セパレータを取り外すことができる。
(5)ディスクの組み込み後は、ランプ部材をその安全動作位置に回転させて固定するという動作のみを行えばよい。
(6)ディスクが損傷する可能性を減らすことができる。
(7)外径側ストッパ48をベース部に直接固定するようにしたことにより、外径側ストッパをVCMの上面板に固定していた従来構成と比べて、外径側ストッパ48を正確に配置することができ、その結果、アクチュエータ62のより正確な位置決めが可能となる。
(8)組み込み工程をより簡略化することできる。
本発明をその好適な実施形態を参照して詳細に説明したが、当業者であれば、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形式的および細部にわたる様々な変更が可能であることを理解することができよう。
11…ねじ込み部材、12,13…アライメント穴、14…コネクタ、15…ガスケット、16,17…位置決めピン、18…取り付けねじ、19…クリアランス穴、20…コネクタブラケット、21…ラッチ回転軸ポスト、22…スナップ部材、23…板ばね、24,27…ストップピン(ランプ回動ストッパ)、25,26…爪部材、25a…スリット部、25b…開口部、28,29…位置決めピン、30…コネクタブラケットアセンブリ、40…ランプ部材、41…取り付け穴、42…ランプ回転軸ポスト(スナップポスト)、43…ランプ位置決めアーム、44…ヘッドディスクロード位置(ランプ面)、45…ヘッドパーク位置(パーキング面)、46…ヘッドインストール位置(延長パーキング面)、47…スピンドル、48…外径側ストッパ、49…内径側ストッパ、50…ラッチ部材、60…櫛状セパレータ、61…ボイスコイルモータ、62…アクチュエータ、63…記録再生ヘッド、64…ディスク、66…アクチュエータ回転軸、200…ハードディスクドライブ。

Claims (24)

  1. 回動可能なアクチュエータに搭載された記録再生ヘッドをハードディスクドライブ内の正面側からランプ上に組み込む方法であって、
    ランプ回転軸ポストと、パーキング面と、ランプ位置決めアームとを有するランプ部材を用意する工程と、
    前記ランプ回転軸ポストを介して前記ランプ部材の着脱を可能にするランプ回転軸受と、前記ランプ位置決めアームが当接することにより前記ランプ部材をランプ開位置およびランプ閉位置に停止させるランプ回動ストッパとを有し、組み立て時において前記ランプ回転軸受を前記アクチュエータの回転軸に対して相対的に位置決めするように機能するブラケットを用意する工程と、
    前記ランプ部材における前記パーキング面を、前記ランプ部材の前記ランプ回転軸ポストを中心とする同一半径の円弧上の位置にまで延長させ、延長パーキング位置を設定する工程と
    を含む記録再生ヘッドの組込方法。
  2. 前記ランプ部材が前記ランプ開位置にあるときに、前記延長パーキング位置を利用して正面側からの記録再生ヘッドの組み込みを可能にする
    請求項1に記載の記録再生ヘッドの組込方法。
  3. 前記アクチュエータを前記内径側ストッパに近接させて位置決めした状態で、前記アクチュエータ、外径側ストッパ、内径側ストッパおよびボイスコイルモータを前記ディスクドライブのベース部に取り付ける
    請求項1に記載の記録再生ヘッドの組込方法。
  4. 前記ランプ部材を前記ランプ開位置に取り付ける
    請求項1に記載の記録再生ヘッドの組込方法。
  5. 前記アクチュエータを外径側パーク位置へと時計回りに回転させて前記ランプ開位置にあるランプ部材上に移動させることにより、記録再生ヘッド隔離用の櫛状セパレータ(the read/write head separator comb)を取り外すのに必要なクリアランスを確保する
    請求項1に記載の記録再生ヘッドの組込方法。
  6. 前記アクチュエータを、前記外径側パーク位置にある前記ランプ開位置のランプ部材上に置いた状態で、ディスクをスピンドル上に載置すると共にディスククランプを取り付ける
    請求項5に記載の記録再生ヘッドの組込方法。
  7. 前記記録再生ヘッドを前記外径側ストッパにロックした状態で、前記ランプ部材を、ディスク上方の最終パーク位置(前記ランプ閉位置)へと反時計回りに回動させる
    請求項1に記載の記録再生ヘッドの組込方法。
  8. 前記ランプ部材の正面側から前記記録再生ヘッドを取り付けることにより、組込み時における記録再生ヘッドの余分な移動を不要とする
    請求項1に記載の記録再生ヘッドの組込方法。
  9. より効率的なボイスコイルモータが得られるように、より広いスペースをコイル側に確保する
    請求項1記載の記録再生ヘッドの組込方法。
  10. 前記アクチュエータおよび前記ディスクの組み込み前に、前記外径側ストッパを組み込む
    請求項1に記載の記録再生ヘッドの組込方法。
  11. 前記ディスクの取り付け後は、前記ランプ部材をディスク損傷防止位置へ回転させて固定するという動作を行うだけで済むようにした
    請求項1に記載の記録再生ヘッドの組込方法。
  12. 回動可能なアクチュエータに搭載された記録再生ヘッドをハードディスクドライブ内に組み込む作業を容易にするためのランプ機構であって、
    様々な組立分解作業において選択的に利用可能な、ランプ面、パーキング面および延長パーキング面を有すると共に、自身の回動のためのランプ回転軸ポストと、自身の移動範囲をランプ開位置とランプ閉位置との間に制限するためのランプ位置決めアームとを有し、前記ランプ開位置またはランプ閉位置のいずれかへ回動可能に構成されたランプ部材と、
    前記ハードディスクドライブのベース部に設置される部材であって、前記ランプ回転軸ポストを介して前記ランプ部材の着脱を可能にするランプ回転軸受と、前記ランプ位置決めアームが当接することにより前記ランプ部材を前記ランプ開位置および前記ランプ閉位置に停止させるランプ回動ストッパとを有し、組み立て時において前記ランプ回転軸受を前記アクチュエータの回転軸に対して相対的に位置決めするように機能するブラケットと
    を備え、
    前記ランプ部材における前記延長パーキング面は、前記パーキング面を前記ランプ部材の前記ランプ回転軸ポストを中心とする同一半径の円弧上の領域にまで延長させたものである
    ランプ機構。
  13. 前記ランプ部材が前記ランプ開位置にあるときに、前記延長パーキング位置を利用して正面側からの記録再生ヘッドの組み込みが可能なように構成され、これにより、前記アクチュエータが前記内径側ストッパに近接して位置決めされた状態で、前記アクチュエータ、外径側ストッパ、内径側ストッパおよびボイスコイルモータが前記ディスクドライブのベース部に取り付けられる
    請求項12に記載のランプ機構。
  14. 前記ランプ部材が前記ランプ開位置に取り付けられる
    請求項12に記載のランプ機構。
  15. 前記アクチュエータを外径側パーク位置へと時計回りに回転させて前記ランプ開位置にあるランプ部材上に移動させることにより、記録再生ヘッド隔離用の櫛状セパレータを取り外すのに必要なクリアランスを確保する
    請求項12に記載のランプ機構。
  16. 前記アクチュエータを、前記外径側パーク位置にある前記ランプ開位置のランプ部材上に置いた状態で、ディスクがスピンドル上に載置されてディスククランプが取り付けられる
    請求項12に記載のランプ機構。
  17. 前記記録再生ヘッドを前記外径側ストッパにロックした状態で、前記ランプ部材が、ディスク上方の最終パーク位置(前記ランプ閉位置)へと反時計回りに回動するように構成されている
    請求項12に記載のランプ機構。
  18. 前記ランプ部材の正面側から前記記録再生ヘッドを取り付け可能であり、これにより、組込み時における記録再生ヘッドの余分な移動が不要になっている
    請求項12に記載のランプ機構。
  19. より効率的なボイスコイルモータが得られるように、より広いスペースがコイル側に確保されている
    請求項12に記載のランプ機構。
  20. 前記外径側ストッパは、前記アクチュエータおよび前記ディスクの組み込み前に組み込み可能である
    請求項12に記載のランプ機構。
  21. 前記ディスクの取り付け後は、前記ランプ部材をディスク損傷防止位置へ回転させて固定するという動作を行うだけで済むように構成されている
    請求項12に記載のランプ機構。
  22. 組立分解作業中のディスク損傷が低減されるように構成されている
    請求項12に記載のランプ機構。
  23. 前記外径側ストッパが前記ベース部に固定され、より正確な位置決めが行われる
    請求項12に記載のランプ機構。
  24. 組立作業がより簡略化されている
    請求項12に記載のランプ機構。
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