JP2000132935A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2000132935A
JP2000132935A JP10302427A JP30242798A JP2000132935A JP 2000132935 A JP2000132935 A JP 2000132935A JP 10302427 A JP10302427 A JP 10302427A JP 30242798 A JP30242798 A JP 30242798A JP 2000132935 A JP2000132935 A JP 2000132935A
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JP
Japan
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head
disk
gimbal
gimbal mechanism
unloading
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JP10302427A
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English (en)
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Tsutomu Shikauchi
勉 鹿内
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ランプロード方式の機構とは異なり、ランプ部
材などを使用しない構造のヘッドロード/アンロード機
構を実現して、相対的に低コストでかつ小型化を図るこ
とができる磁気ディスク装置を提供することにある。 【解決手段】回転しているディスク2上にヘッド20を
ロードし、ディスク回転停止時にヘッド20を当該ディ
スク2上からアンロードするヘッドロード/アンロード
機構において、ジンバル機構21は、ヘッド20の姿勢
制御及び荷重制御を行う機能を有し、当該アンロード時
にヘッドアーム機構4をディスク2の最外周に移動した
ときに、ジンバル機構21の一部である21Aとピン部
材11とが係合することにより、ヘッド20をディスク
2から退避させ、これによりヘッド20とディスク2と
の吸着を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブなどの磁気ディスク装置に関し、特にヘッドロー
ド/アンロード機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスクドライブ(HD
D)では、データ記録媒体であるディスクがスピンドル
モータにより高速回転し、当該ディスク上に位置決めさ
れたヘッドによりデータの記録再生が行われる。ヘッド
は、ヘッドアクチュエータ機構に保持されて、ディスク
上の半径方向に移動するように構成されている。ヘッド
アクチュエータ機構は、大別してヘッドアーム機構およ
びボイスコイルモータ(VCM)から構成されている。
【0003】ヘッドアーム機構は、VCMにより駆動す
るヘッドアームと、当該ヘッドアームに接続されたサス
ペンションを有する。ヘッドは当該サスペンションの先
端部に取り付けられており、ヘッドアームの移動に伴っ
てディスクの半径方向に移動する。ここで、ヘッドは、
スライダを本体とし、当該スライダの先端部に実装され
たヘッド素子を有する。ヘッド素子は、MR素子からな
るリードヘッド素子及び誘導型薄膜素子からなるライト
ヘッド素子から構成されている。
【0004】ところで、HDDでは、回転しているディ
スク上に微小間隔で浮上している状態で、ヘッドが当該
ディスクにデータのリード/ライト動作を実行する。一
方、リード/ライト動作を実行しない停止時には、ディ
スクの回転も停止する。この状態では、ヘッドがディス
ク上に接触しているため、ヘッドとディスクとが吸着す
る現象が発生する。この吸着現象を防止するために、ラ
ンプロード方式などのヘッドロード/アンロード機構が
設けられている。
【0005】近年では、高記録密度化の適合性に優れた
ランプロード方式のヘッドロード/アンロード機構が注
目されている。ランプロード方式は、停止時には、ヘッ
ドアーム機構をディスクの最外周より外周側に移動させ
て、ヘッドをその外側に配置されたランプ部材の位置で
待避させることにより、ヘッドとディスクとの吸着を防
止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のランプロード方
式は、ヘッドをディスクの範囲から完全に離脱させる機
構であるため、外部からの衝撃に対する耐衝撃性が優れ
ている。ランプロード方式の機構は、ディスク最外周よ
り外側に設置されたランプ部材およびサスペンションに
設けられたタブと呼ぶ棒状部材を有する。タブがランプ
部材の傾斜部に乗り上げることにより、ヘッドがディス
クから離脱するような構造である。このようなランプロ
ード方式の機構は、ランプ部材を設置するためのスペー
スをHDDの筐体内部に確保する必要がある。また、ラ
ンプ部材は前記のタブを支持し、かつヘッドロード時に
タブがディスク側へ滑り降りるように傾斜面を有する特
別の構造からなっている。さらに、サスペンションに
は、タブのような特別の部材を取り付ける必要がある。
要するに、ランプロード方式の機構は、限られた筐体内
部のスペースを必要としたり、特別の部材を取り付ける
必要があるなど、コスト削減や筐体の小型化の推進を制
限する要因になっている。
【0007】そこで、本発明の目的は、ランプロード方
式の機構とは異なり、ランプ部材などを使用しない構造
のヘッドロード/アンロード機構を実現して、相対的に
低コストでかつ小型化を図ることができる磁気ディスク
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転している
ディスク上にヘッドをロードして、ディスクの回転停止
時にヘッドを当該ディスク上からアンロードするヘッド
ロード/アンロード機構を有する磁気ディスク装置にお
いて、ヘッドをディスクの半径方向に移動させるヘッド
移動手段と、ヘッドを保持してディスク上でのヘッドの
姿勢制御及び荷重制御を行うためのジンバル機構と、当
該ジンバル機構を搭載してヘッド移動手段によりディス
クの半径方向に移動可能なヘッドアーム機構と、ヘッド
をディスク上から退避させるときに、ジンバル機構の一
部を保持することでヘッドをアンロードさせるためのア
ンロード部材とを有する装置である。
【0009】具体的には、ヘッド移動手段はヘッドアー
ム機構を駆動させるためのVCMによる。ヘッドアーム
機構は、サスペンションに相当する部材を有し、当該部
材を介してジンバル機構を搭載している。ジンバル機構
は、スライダであるヘッドを保持して、ディスクに対す
るヘッドの姿勢制御及び荷重制御を行う機能を有する。
さらに、アンロード部材は、ヘッドのアンロード時にジ
ンバル機構の一部を保持することで、ヘッドをディスク
上から退避させる。アンロード部材は、ディスクの最外
周より外側に配置されたスタンド部材および当該スタン
ド部材に結合されたピン部材を有し、ヘッドのアンロー
ド時に当該ピン部材によりジンバル機構の一部を保持す
るように構成されている。
【0010】このような構造のヘッドロード/アンロー
ド機構であれば、ヘッドのアンロード時に、ヘッドアー
ム機構をディスクの外周側に移動させて、ジンバル機構
の一部をアンロード部材により保持させることによりヘ
ッドを退避させる。これにより、ランプ部材やタブなど
の特別の部材を使用すること無く、ディスクの回転停止
時にヘッドを退避させることが可能となる。
【0011】また、本発明の別の観点として、ヘッドの
姿勢制御及び荷重制御を行う機能を有するジンバル機構
を使用することにより、ヘッドアーム機構のサスペンシ
ョンに相当する部材を剛性材質により構成することがで
きる。即ち、従来のサスペンション部材はヘッドに対す
る荷重制御の機能を得るために、ばね材質の部材からな
る。これに対して、本発明は、前記の機能を有するジン
バル機構を使用することにより、剛性材質によりサスペ
ンション部材を製造できるため、ばね材質の部材に対し
て相対的にコストの低下を実現することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。 (ヘッドロード/アンロード機構の構造)図1は、同実
施形態に関係するヘッドロード/アンロード機構の構造
を説明するための概念図である。同実施形態のヘッドロ
ード/アンロード機構は、図2に示すように、HDDに
適用した場合を想定する。
【0013】まず、HDDは大別して、図2に示すよう
に、筐体1の内部に配置されたディスク2と、ヘッドア
ーム機構4と、ボイスコイルモータ(VCM)5と、回
路基板(PCB)7と、ヘッドロード/アンロード機構
(以下アンロード部材と称する)10とを有する。ディ
スク2は、スピンドルモータ3に固定されて、高速回転
する。ヘッドアーム機構4は、VCM5に接続されてデ
ィスク2の半径方向に駆動するヘッドアクチュエータを
構成している。ヘッドアーム機構4は、先端部にサスペ
ンション6を有し、このサスペンション6を介してヘッ
ド(ヘッドを実装したスライダ)20を保持している。
回路基板7は、ヘッドアンプ回路などの各種回路を実装
しており、フレキシブル・プリント回路(FPC)8を
介してヘッドと接続している。
【0014】アンロード部材10は、後述するように、
ヘッド20を保持しているジンバル21と関連して当該
ヘッド20を退避させるためのピン部材11及び当該ピ
ン部材11を支持するスタンド部材12を有する。ピン
部材11は棒状の金属製材質からなり、図2に示すよう
に、ヘッドアーム機構4がディスク2の外周側まで移動
したときにジンバル21の一部を保持するための部材で
ある(図1を参照)。スタンド部材12は、ディスク2
の最外周より外側にヘッドアーム機構4のジンバル21
との位置関係に基づいて設定される所定の位置に固定さ
れている。スタンド部材12は、ディスク2の枚数(ヘ
ッド20はその倍数)に応じて設けられる複数のピン部
材11を支持している(図3を参照)。
【0015】ヘッド20は、図4に示すように、スライ
ダと呼ぶ本体およびヘッド素子(図示せず)からなる。
ヘッド素子は、スライダの先端部に実装されたMR素子
からなるリードヘッド素子及び誘導型薄膜素子からなる
ライトヘッド素子から構成されている。
【0016】ヘッド20は、ジンバル21を介してサス
ペンション6に保持されている。同実施形態のジンバル
21は、所定のばね定数を有する板ばね部材からなり、
ヘッド20の姿勢制御及び荷重制御を行う機能を備えて
いる。即ち、同実施形態では、ヘッド20の姿勢制御及
び荷重制御の機能が、ジンバル21に集約された構造に
なっている。従って、サスペンション6にはヘッド20
の荷重制御に関係する機能が不要となるため、同実施形
態のサスペンション6は板ばね部材に対して相対的に剛
性の金属製材質から構成されている。
【0017】さらに、同ジンバル21は、一方端の一部
21Aがサスペンション6に対してほぼ垂直方向に延長
し、サスペンション6に設けられたスリット部(穴部)
6Aを貫通するような構造である。ジンバル21の一部
21Aは、前述したアンロード部材10のピン部材11
に係合できるように先端部が折り曲げられた構造であ
る。 (同実施形態の作用効果)以下図2から図4と共に、図
1を参照して同実施形態のヘッドロード/アンロード機
構の作用効果を説明する。
【0018】先ず、HDDが起動すると、スピンドルモ
ータ3の駆動により、ディスク2が回転する。ヘッドア
ーム機構4は、VCM5の駆動により回転するディスク
2上の半径方向に移動する(図2を参照)。これに伴っ
て、ヘッド20はディスク2上にロードされて、ディス
ク2に対してデータのリード/ライトを実行できる状態
となる。
【0019】ここで、図1(A)に示すように、ディス
ク2の回転による空気流の発生により、ヘッド20には
ディスクの表面から垂直方向(矢印100)へ浮上力が
作用する。一方、ヘッド20は、前述したように、ジン
バル21の荷重制御機能によりディスク2側の方向(矢
印101)に所定の押付け荷重が加えられている。これ
により、ヘッド20は、ディスク2の表面から所定の間
隔を有する位置で釣り合って浮上した姿勢を維持する。
また、ヘッド20の姿勢は、ジンバル21の姿勢制御機
能により調整される。ヘッド20は、前記の姿勢を維持
した状態で、ディスク2上でデータのリード/ライトを
実行する。
【0020】ここで、同実施形態では、ジンバル21
は、サスペンション6が剛性材質の金属製部材から構成
されているため、ばねとして、他の系からのばね干渉を
受けることがなくなり、独立して荷重制御を行うことが
できるようになる。
【0021】次に、リード/ライト動作が終了して、デ
ィスク2の回転が停止する際は、ヘッドアーム機構4は
ディスク2の外周側へ移動する(図2を参照)。ヘッド
アーム機構4がディスク2の最外周側まで移動したとき
に、ジンバル21の延長部分21Aがアンロード部材1
0のピン部材11に係合することにより、ヘッド20が
ディスク2から持ち上がるように退避する。即ち、ピン
部材11との係合により、ジンバル21に所定の負荷が
与えられて、図1(B)に示すように、ヘッド20は空
気流入側が持ち上げられて、ディスク2の表面から強制
的に離される状態となる。
【0022】具体的には、図1(C)に示すように、ジ
ンバル21の延長部分21Aがアンロード部材10のピ
ン部材11に係合することにより、当該ピン部材11に
よる押し当て力(矢印102)がジンバル21に対して
作用する。この作用に伴って、ジンバル21の先端方向
である仮想の回転中心104を軸として回転モーメント
(矢印103)が発生し、ジンバル21がサスペンショ
ン6の方向に回転する力が作用する。従って、ジンバル
21に保持されたヘッド20は、ディスク2の表面から
離れる方向に持ち上がることになる。
【0023】以上のように同実施形態によれば、ヘッド
ロード時には、ジンバル21の姿勢制御機能と荷重制御
機能により、ヘッド20を安定した浮上姿勢で、回転し
ているディスク2上にロードすることができる。一方、
ヘッドアンロード時には、ヘッドアーム機構4をディス
ク2の最外周側まで移動させて、アンロード部材10に
係合させることにより、ヘッド20をディスク2の表面
から離脱させて待避させることができる。即ち、前述し
たように、アンロード部材10のピン部材11とジンバ
ル21との関連作用により、ヘッド20をディスク2か
ら離れる方向に持ち上げて、退避させることができる。
【0024】このようなアンロード部材10により、デ
ィスク2の回転停止時には、ヘッド20をディスク2か
ら離した位置で退避させることができるため、ヘッド2
0とディスク2とが吸着するような事態を防止すること
ができる。さらに、同実施形態は、特に従来のランプロ
ード方式の機構と比較して、以下のような有利な効果が
ある。即ち、ランプロード方式でのランプ部材は、前述
したように、サスペンションに取り付けられたタブをい
わば上下方向に移動させるために、所定の角度からなる
傾斜面を有する。従って、ランプ部材はある程度の高さ
が必要となる。これに対して、同実施形態のピン部材1
1は、単にジンバル21と係合するだけなので、ディス
ク2の表面と平行になるような横方向への長さを必要と
するが、これ自体として高さを必要としていない。これ
により、結果的に設置するために必要な占有スペース
を、従来のランプ部材と比較して節約することができ
る。
【0025】この効果に関連して、図3に示すように、
例えば3枚のディスク2を使用するHDDにおいて、同
実施形態のアンロード部材10を適用した場合は、1本
のスタンド部材12と4本のピン部材11を各ディスク
2の外周側に近接して配置させた構成となる。即ち、1
本のピン部材11を、ディスク2の両面に配置される2
個のヘッド20で共有させることが可能である。従っ
て、3枚のディスク2では、ヘッド20の個数は6個と
なるが、ピン部材11の本数は4本でよい。この場合、
図5及び図7に示すように、2枚のディスク2間に配置
される1本のピン部材11に対して、上下で対向してい
る各ヘッド20のジンバル21が共通に係合するような
構成となる。これに対して、従来のランプ部材は、ヘッ
ドの個数と同一個数を必要とするため、この具体例では
6個必要となる。従って、同実施形態では、部品点数の
削減化を実現できる効果もある。
【0026】さらに、従来のランプ部材は、その構造
上、ディスク2の最外周より外側に、近接させた位置に
配置させる必要があった。これに対し、同実施形態のア
ンロード部材10を適用した場合は、ピン部材11を延
長させることで、ディスク2の最外周より外側で、近接
の制限がなくなり、最外周より相対的に離れた位置でも
配置が可能となる。 (変形例1)図6は、同実施形態の変形例に関係する図
である。本変形例は、剛性材質からなるサスペンション
として、ヘッドアーム機構4との結合部である根元部を
曲げること無く、板ばね機能を完全に無くした構造のサ
スペンション60を使用したヘッドロード/アンロード
機構である。なお、図6において、60Aは、ジンバル
21の延長部分21Aを貫通させるためのサスペンショ
ン60のスリット部(穴部)である。
【0027】このような本変形例の構造であれば、特に
複数枚のディスク2を使用するHDDにおいて、ディス
ク2間のスペースを狭くする省スペース化に有効であ
る。また、サスペンション60を製造する場合に、前記
のような根元部を曲げるために必要な工程を省略できる
ため、結果的にHDDの製造コストの削減化を図ること
が可能となる。 (変形例2)図8は、同実施形態の変形例2に関係する
図である。本変形例は、アンロード部材10において、
同実施形態の場合と比較して、スタンド部材12をディ
スク2の最外周側から離れた位置に配置し、かつピン部
材11の長さを延長させた構造である。
【0028】このような本変形例の構造であれば、ヘッ
ドアンロード時に、ジンバル21の延長部分21Aを単
にピン部材11に係合させるだけでなく、当該延長部分
21Aの折り曲げ部(フック)をピン部材11に引っか
けた状態で、ディスク2の外側へ完全に離脱させること
ができる。換言すれば、図4に示すように、ヘッド20
は、ジンバル21を介して完全にピン部材11により保
持された状態のまま、ディスク2の外側に離脱される。
従って、同実施形態のように相対的にディスク2の近傍
にアンロード部材10が配置された場合と比較して、ヘ
ッド20を完全にディスク2から離脱させることが可能
となるため、従来のランプロード方式と同様に外部から
の衝撃に対する耐衝撃性を向上することができる。
【0029】なお、同実施形態及び各変形例において
は、ピン部材11はスタンド部材12に対して固定的に
取り付けた場合を想定しているが、機械的または電磁的
に可動な構成でもよい。この場合の可動方式について
は、直線可動または回転可動のいずれでもよい。また、
ピン部材11を設置するための手段としては、必ずしも
スタンド部材12のような部材が必要不可欠ではない。
即ち、ヘッドアンロード時に、ジンバル21に係合でき
る用に配置されていれば良いので、例えば筐体のカバー
部材や、ヘッドアーム機構上などに設置されていてもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、磁
気ディスク装置において、従来のランプロード方式の機
構とは全く異なり、ランプ部材などを使用しない省スペ
ースおよび部品点数の削減が可能な構造のヘッドロード
/アンロード機構を実現することができる。従って、本
発明のヘッドロード/アンロード機構を搭載すれば、相
対的に低コストでかつ小型化を推進できる図ることがで
きる磁気ディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するヘッドロード/ア
ンロード機構の構造を説明するための概念図。
【図2】同実施形態に関係するHDDの要部を示す図。
【図3】同実施形態のHDDの部分的側面図。
【図4】同実施形態のジンバル機構及びその周辺部を示
す斜視図。
【図5】同実施形態の作用効果を説明するためのヘッド
ロード/アンロード機構の構造を示す図。
【図6】同実施形態の変形例1に関係するヘッドロード
/アンロード機構の構造を説明するための概念図。
【図7】図5に関係する斜視図。
【図8】同実施形態の変形例2に関係するHDDの要部
を示す図。
【符号の説明】
1…筐体 2…ディスク 3…スピンドルモータ 4…ヘッドアーム機構 5…ボイスコイルモータ(VCM) 6,60…サスペンション 10…ヘッドロード/アンロード部材 11…ピン部材 12…スタンド部材 20…ヘッド(スライダ) 21…ジンバル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記録媒体であるディスク上にヘッ
    ドをロードして、当該ヘッドによりデータの記録再生を
    行う磁気ディスク装置であって、 前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動させるヘッ
    ド移動手段と、 前記ヘッドを保持し、前記ディスク上での前記ヘッドの
    姿勢制御及び荷重制御を行うためのジンバル機構と、 前記ジンバル機構を搭載し、前記ヘッド移動手段により
    前記ディスクの半径方向に移動可能なヘッドアーム機構
    と、 前記ヘッドを前記ディスク上から退避させるときに、前
    記ジンバル機構の一部を保持して前記ヘッドをアンロー
    ドさせるためのアンロード部材とを具備したことを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ジンバル機構は前記ヘッドアーム機
    構の構成部材であるサスペンション部材により接続され
    て、当該サスペンション部材は剛性材質から構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ジンバル機構は、前記ディスクの非
    回転時には、前記ヘッドアーム機構が当該ディスクの外
    周側に位置した状態で、前記アンロード部材によって前
    記ジンバル機構の一部を保持されることにより、前記ヘ
    ッドを前記ディスクから退避させる構造であることを特
    徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記ジンバル機構は、前記ディスクが回
    転時から非回転時に至るまでの過程で、前記ヘッドアー
    ム機構の外周側への移動に伴って、前記ジンバル機構の
    一部が前記アンロード部材に次第に係合していくことに
    より、前記ヘッドを前記ディスクから次第に退避させる
    構造であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディス
    ク装置。
  5. 【請求項5】 前記アンロード部材は、前記ディスクの
    最外周より外側で筐体に配置されたスタンド部材及び当
    該スタンド部材に結合されたピン部材を有し、前記ヘッ
    ドのアンロード時に当該ピン部材により前記ジンバル機
    構の一部を保持するように構成されていることを特徴と
    する請求項1、請求項3、請求項4のいずれか記載の磁
    気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記ジンバル機構は、前記サスペンショ
    ン部材の先端側に接続されて、前記ジンバル機構の一部
    が、前記アンロード部材に対し、当該サスペンション部
    材に設けられた穴部を貫通して係合するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    磁気ディスク装置。
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