JP2001143422A - ヘッドサスペンション、ヘッドアセンブリ及びディスク装置 - Google Patents
ヘッドサスペンション、ヘッドアセンブリ及びディスク装置Info
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- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
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- G11B5/4833—Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
ライダの高精度な位置決めが可能となるヘッドサスペン
ションを提供することである。 【解決手段】 ヘッドサスペンションであって、平板状
ロードビームと、ロードビームと一体的に形成されたス
ライダ搭載部を有するジンバルと、ロードビームに接合
された補強板を含んでいる。補強板はジンバルのスライ
ダ搭載部に当接するピボットと、補強板の長手方向にピ
ボットを挟んでピボットに隣接して形成された第1及び
第2の開口を有している。第1及び第2の開口を通して
ジンバルのスライダ搭載部の裏面が部分的に見えるよう
になっている。
Description
部記憶装置の一種である磁気ディスク装置及びそれに用
いられるヘッドサスペンション及びヘッドアセンブリに
関する。
化をするために、ヘッドスライダの浮上量を低減させ、
ごく低浮上或いはスライダが記録媒体に接触するような
接触記録/再生の実現が望まれている。
ドアセンブリは、ヘッドアセンブリの取り付け誤差や磁
気ディスクのうねり等に磁気ヘッドスライダを追従させ
るための低いジンバル剛性、及び高精度な位置決めのた
めの高いシーク方向共振点が要求されている。
ンは、しばしば持ち運びされるため高い耐衝撃性が必要
とされる。そのため、電源オフ時又はスリープモード時
にヘッドスライダをディスク表面からアンロードし、使
用時にヘッドスライダをディスク表面にロードするロー
ド・アンロード方式の磁気ディスク装置が一般的に採用
されている。
置は、コンピュータの電源オフ時又はスリープモード時
にディスク媒体の外周部に設けられたランプ部材のラン
プ(傾斜部)に磁気ヘッドアセンブリの先端部に設けら
れた角部を乗り上げさせ、磁気ディスク上を微小間隙で
浮上する磁気ヘッドスライダを磁気ディスク上から離脱
させるものである。
たときに磁気ヘッドスライダが磁気ディスクを叩き、磁
気ディスクを傷つけることを回避することができる。
ための高いシーク方向共振点の要求を満たすジンバル構
造として、ジンバルを介してピボットによりヘッドスラ
イダを支持する構造が知られている。ロードビームの先
端にスポット溶接によりジンバルが固定されており、ジ
ンバル上に磁気ヘッドスライダが塔載されている。
の一対のリブが一体的に形成されており、ロードビーム
の先端にはランプ部材に乗り上げ、磁気ヘッドスライダ
を磁気ディスク上からアンロードさせるための角部が一
体的に形成されている。
から形成されており、ロードビームの板厚は約43μ
m、ジンバルの板厚は約20μmのものが知られてい
る。
記録密度化、高速化及び高信頼性化に伴い、磁気ヘッド
アセンブリには磁気ヘッド素子の位置決め精度を左右す
るシーク方向の共振点の向上及び磁気ヘッドスライダの
浮上を安定化させるためのジンバル剛性の低減が必要と
される。
ビームのばね部は低いばね定数を有することが必要であ
り、耐衝撃性向上のためにロード・アンロード方式の採
用、及び磁気抵抗効果ヘッド(MRヘッド)の採用で4
本以上の信号線を配線するためのプリント配線が必要と
される。
あり、シーク方向の剛性を上げると同時にねじれの剛性
も上げなくてはならない。リブのみで剛体部を形成して
いる従来のロードビームはその剛体部の曲げ剛性は高く
なっているが、ねじり剛性は平板と変わりがなく、十分
高いとは言えない。
上げると質量増加を伴うため、結果として共振点のアッ
プにはそれほど寄与しなくなってしまう。また、ヘッド
アセンブリの質量の増加は耐衝撃性に対する信頼性の低
下を招く。
めには、ジンバル剛性の低減とロードビームのばね部の
ばね定数を低くして荷重変動を小さくする必要がある
が、従来のヘッドアセンブリのようにジンバル材より厚
いロードビームを使用している場合、ジンバル剛性はジ
ンバル材の板厚を薄くするなどの工夫により実現可能で
あるが、ばね定数の低減についてはばね部に穴をあける
必要が生じてくる。
ると、ばね部のねじり剛性を損なうものであり、共振周
波数を低下させることになる。ばね定数を低減するには
ばね部をハーフエッチングにより薄くすることも可能で
あるが、所望の厚さを得るのは困難である。
スライダがジンバルのスライダ搭載部上に最後に塔載さ
れる。このときジンバルのスライダ搭載部の裏側よりジ
グ等によりスライダ搭載部を支持しながらスライダをジ
ンバルのスライダ搭載部に接着するが、従来のロードビ
ーム形状であるとスライダの空気流出端側しか支持でき
ないため、スライダの取り付け精度が悪くなる。
殆ど負圧スライダである。そのため、スライダを磁気デ
ィスク上からアンロードするときにスライダの空気流入
端側から引き剥がすような工夫を施さないと、スライダ
が磁気ディスクから剥がれないという状況を生じること
になり、無理に引き剥がそうとするとジンバルを変形さ
せてしまうことになる。
ルを有する高共振点のヘッドサスペンションを提供する
ことである。
有する高共振点のヘッドアセンブリを使用して高記録密
度、高速化を可能とする磁気ディスク装置を提供するこ
とである。
ロードビームと;前記ロードビームと一体的に形成さ
れ、スライダ搭載部を有するジンバルと;前記ロードビ
ームに接合された補強板とを具備し;前記補強板は前記
ジンバルのスライダ搭載部に当接するピボットと、補強
板の長手方向に前記ピボットを挟んでピボットに隣接し
て形成された第1及び第2の開口とを有し、該第1及び
第2の開口を通して前記ジンバルのスライダ搭載部の裏
面が部分的に見えることを特徴とするヘッドサスペンシ
ョンが提供される。
形成されたリブと、リブに連続して補強板の先端に一体
的に形成された角部を有している。ジンバルのスライダ
搭載部にはフックが形成されており、スライダをディス
ク上からアンロードするときにこのフックが補強板に形
成された第2開口のエッジに係合する。
にロードされたロード状態時のスライダ押しつけ荷重が
1gf以下であり、アンロード状態時にはピボットによ
りジンバルが与圧されている。
で第1及び第2開口が形成されているため、ジンバルの
スライダ搭載部の裏側を広い領域で支持することがで
き、精度の高いスライダのジンバルへの塔載が可能とな
る。
形成されているため、ロードビームのばね部の板厚を薄
くすることができ、ばね定数を低減して荷重変動を小さ
くすることができる。
ビームと;前記ロードビームと一体的に形成され、スラ
イダ搭載部を有するジンバルと;前記ロードビームに接
合された補強板と;前記ジンバルのスライダ塔載部上に
塔載されたヘッドスライダとを具備し;前記補強板は前
記ジンバルのスライダ搭載部に当接して前記ヘッドスラ
イダを支持するピボットと、補強板の長手方向に前記ピ
ボットを挟んでピボットに隣接して形成された第1及び
第2の開口とを有し、該第1及び第2の開口を通して前
記ジンバルのスライダ搭載部の裏面が部分的に見えるこ
とを特徴とするヘッドアセンブリが提供される。
グと;複数のトラックを有するディスクに対してデータ
をリード/ライトするヘッド素子を有するヘッドアセン
ブリと;前記ヘッドアセンブリを前記ディスクのトラッ
クを横切って移動させるアクチュエータとを具備し;前
記ヘッドアセンブリは、平板状ロードビームと;前記ロ
ードビームと一体的に形成され、スライダ搭載部を有す
るジンバルと;前記ロードビームに接合された補強板
と;前記ジンバルのスライダ搭載部上に塔載された、前
記ヘッド素子を有するヘッドスライダとを含み;前記補
強板は前記ジンバルのスライダ搭載部に当接して前記ヘ
ッドスライダを支持するピボットと、補強板の長手方向
に前記ピボットを挟んでピボットに隣接して形成された
第1及び第2の開口とを有し、該第1及び第2の開口を
通して前記ジンバルのスライダ搭載部の裏面が部分的に
見えることを特徴とするディスク装置が提供される。
有するハウジングと;複数のトラックを有するディスク
に対してデータをリード/ライトするヘッド素子を有す
るヘッドスライダと;前記ヘッドスライダをディスクの
トラックを横切って移動させるアクチュエータと;前記
アクチュエータを制御して、前記ディスクに対して前記
ヘッドスライダをロード/アンロードさせる手段と;ア
ンロードされた前記ヘッドスライダを支持する、前記ベ
ースに固定されたランプ部材とを具備し;前記アクチュ
エータは、前記ベースに回転可能に取り付けられたアク
チュエータアームと;前記アクチュエータアームの先端
部に塔載されたヘッドアセンブリとを含み;前記ヘッド
アセンブリは、平板状ロードビームと;前記ロードビー
ムと一体的に形成され、スライダ搭載部を有するジンバ
ルと;前記ロードビームに接合された補強板と;前記ジ
ンバルのスライダ搭載部上に塔載された前記ヘッドスラ
イダとを含み;前記補強板は前記ジンバルのスライダ搭
載部に当接して前記ヘッドスライダを支持するピボット
と、補強板の長手方向に前記ピボットを挟んでビームポ
ットに隣接して形成された第2の開口とを有し、該第1
及び第2の開口を通し前記ジンバルのスライダ搭載部の
裏面部分的に見えることを特徴とするディスク装置が提
供される。
形成されたリブと、リブに連続してその先端に一体的に
形成された角部を有している。アンロード時にこの角部
がランプ部材に乗り上げ、スライダをディスク上から容
易にアンロードすることができる。
るため、アンロード時に角部に大きな力が作用しても補
強板の反りを効果的に防止することができる。
有するハウジングと;複数のトラックを有するディスク
に対してデータをリード/ライトするヘッド素子を有す
るヘッドスライダと;前記ヘッドスライダをディスクの
トラックを横切って移動させるアクチュエータと;前記
アクチュエータを制御して、前記ヘッドスライダを前記
ディスクに対してロード/アンロードさせる手段と;前
記ヘッドスライダが前記ディスクからアンロードされた
とき、前記ヘッドスライダを支持する前記ベースに固定
されたランプ部材とを具備し;前記アクチュエータは、
前記ベースに回転可能に取り付けられたアクチュエータ
アームと;前記アクチュエータアームの先端部に塔載さ
れたヘッドアセンブリとを含み;前記ヘッドアセンブリ
は、平板状ロードビームと;前記ロードビームと一体的
に形成され、スライダ搭載部を有するジンバルと;前記
ロードビームに接合された補強板と;前記ジンバルのス
ライダ塔載部上に塔載された前記ヘッドスライダとを含
み;前記補強板は前記ジンバルのスライダ搭載部に当接
して前記ヘッドスライダを支持するピボットと、その両
側に補強板と一体的に形成されたリブと、該リブに連続
してその先端部に一体的に形成された角部とを有するこ
とを特徴とするディスク装置が提供される。
た状態の磁気ディスク装置の平面図が示されている。ハ
ウジング2はベース4とこのベース4に固定された図示
しないカバーとから構成される。ベース4にはシャフト
6が固定されており、このシャフト6回りにDCモータ
により回転駆動される図示しないスピンドルハブが設け
られている。
ーサ(図示せず)が交互に挿入され、ディスククランプ
10を複数のねじ12によりスピンドルハブに締結する
ことにより、複数枚の磁気ディスク8が所定間隔離間し
てスピンドルハブに取り付けられる。
リ16と磁気回路18とから構成されるロータリーアク
チュエータを示している。アクチュエータアームアセン
ブリ16は、ベース4に固定されたシャフト20回りに
回転可能に取り付けられている。
対の軸受を介してシャフト20回りに回転可能に取り付
けられたアクチュエータブロック22と、アクチュエー
タブロック22から1方向に伸長した複数のアクチュエ
ータアーム24と、各アクチュエータアーム24の先端
部に固定されたヘッドアセンブリ26とを含んでいる。
にデータのライト/リードをする磁気ヘッド素子を有す
るヘッドスライダ28と、先端部にヘッドスライダ28
を支持しその基端部がアクチュエータアーム24に固定
されたロードビーム30を含んでいる。
ム24と反対側にはコイル31が支持されており、コイ
ル31が磁気回路18のギャップ中に挿入されて、ボイ
スコイルモータ(VCM)32が構成される。
を供給したり、磁気ヘッド素子からの読み取り信号を取
り出すフレキシブルプリント配線板(FPC)を示して
おり、その一端がアクチュエータブロック22の側面に
固定されている。
材36がベース4に固定されている。ランプ部材36は
図2(A)及び図2(B)に示すように、スライダの数
に対応した複数のランプ(傾斜部)40とヘッドアセン
ブリ26の先端に形成された角部64が安定してパーク
する複数のパーキング部42を有している。
たヘッドスライダが互いに干渉するのを防止するための
突起44が形成されている。符号38はアンロード状態
のアクチュエータ14の突起部39をラッチするラッチ
機構である。
気ディスク8上からアンロードされたアンロード状態で
あり、ヘッドアセンブリ26の角部64がランプ部材3
6のパーキング部42にパークし、アクチュエータ14
の突起部39がラッチ機構38によりラッチされてい
る。
るか又はスリープモードが解除されると、まずラッチ機
構38が解除され、アクチュエータ14が反時計回り方
向に回転されて、角部64がランプ40を滑り下りてヘ
ッドスライダ28が磁気ディスク8上にロードされる。
スリープモードになると、図示しない磁気ディスク装置
のメインプリント配線板上に塔載されたMPU等の制御
手段が各ヘッドスライダ28が磁気ディスク8の外周を
超えて回転するようにアクチュエータ14を制御する。
64がランプ部材36のランプ40を駆け登りパーキン
グ位置42にパークする。この状態でアクチュエータ1
4の突起部39がラッチ機構38によりラッチされる。
施形態のヘッドアセンブリ26について詳細に説明す
る。図3はヘッドアセンブリ26の分解斜視図、図4は
その斜視図である。
施形態のヘッドアセンブリ26では、ジンバル48がロ
ードビーム30と一体的に形成されている。即ち、ロー
ドビーム30の先端部に形成されたU形状のスリット5
2がジンバル48のスライダ搭載部50を画成してい
る。ロードビーム30はステンレス鋼から形成されてお
り、約22μmの厚さを有している。
ッドスライダ28を磁気ディスクに押しつけるためのば
ね部30aと、剛体部30bを含んでいる。剛体部30
bには補強板54がスポット溶接等により接合されてい
る。
されており、その厚さはロードビーム30の厚さの約
1.0倍〜約2.0倍、望ましくは約1.3倍〜1.5
倍である。最も好ましくは、ロードビーム30が厚さ約
22μmを有するとき、補強板54の板厚は約30μm
である。
とき、ヘッドアセンブリ26の共振周波数を高くするこ
とができ、質量増加を最小に抑えることができる。補強
板54の厚さをロードビーム30の厚さの1倍未満にす
ると、剛体部30bの剛性が低下して共振点が下がって
しまう。
0の厚さの2倍以上にすると、質量増加につながり、磁
気ヘッドスライダ28がディスクから離れる衝撃加速度
が小さくなるので、耐衝撃性を悪化させる原因となる。
の使用においては磁気ヘッドスライダ28を磁気ディス
クに押し付けるためにばね部30aにR曲げが施されて
いる。
ト56を有しており、ピボット56の先端がジンバル4
8のスライダ塔載面50の裏面に接触して、磁気ヘッド
スライダ28を支持している。
手方向にピボット56を挟んで第1の開口58及び第2
の開口60が形成されている。第1の開口58は第2の
開口60よりも大きな面積を有している。
口を通してジンバル48のスライダ塔載部50の裏面が
部分的に見えるようにピボット56に隣接して形成され
ている。尚、スライダ搭載部50の裏面を支持するため
に使用される開口は三つ以上形成されていても良い。
するための一対のリブ62が一体的に形成されている。
更に、一対のリブ62に連続して補強板54の先端には
角部64が一体的に形成されている。
(A)及び図6(B)に示されており、角部64の断面
形状は図6(C)に示されている。角部64の断面形状
は半円形に限定されるものではなく、U形状又はV形状
の何れも採用可能である。
4には一対の貫通穴66が形成されている。ロードビー
ム30に形成されたスリット52を通してこれらの貫通
穴66を目視できるため、貫通穴66は磁気ヘッドスラ
イダ28をジンバル48のスライダ搭載部50上に塔載
するときの位置決めの基準となる位置決め穴として利用
される。
36との位置関係によりSの段差だけ平板状補強板54
から上昇されている。この段差Sは約80μm程度であ
る。勿論ランプ部材の形状により、この段差Sが不必要
な場合もある。
側、即ち図3でロードビーム30の裏面側にはMR配線
パターンとコイル配線パターンが印刷により形成されて
いる。これらの配線パターンは主に銅からなり、銅の上
にニッケルを介して金が蒸着されている。
が垂れ下がっており、このタブ70上にMR配線パター
ン及びコイル配線パターンの端子が形成されている。ロ
ードビーム30の基端部にはアルミニウムから形成され
たスペーサ74がスポット溶接されている。
成されている。これはジンバル48の面内の剛性を高く
するためにジンバル48の基部の幅を広げ、且つジンバ
ル48のピッチ剛性及びロール剛性を低くするためにこ
の部分に複数の穴72を形成したものである。
ンブリ26では、ヘッドスライダ28がディスク上にロ
ードされたロード状態時のスライダ押しつけ荷重が1g
f以下である。
ンプ部材36上を滑る際に角部64とランプ部材36の
間の摩擦力が小さくなる。その結果、ランプ部材36の
耐磨耗性も向上し、ロード・アンロードの際の滑らかな
動きを提供できる。
0bに接合されているので、剛体部30bの剛性は非常
に大きくなる。従って、ロードビームの剛体部を従来の
ようにリブによって形成した場合よりもねじり剛性が遥
かに大きくなるので、シーク時に問題となるねじりが防
止され、面内の共振点を上昇することができる。
端がジンバル48のスライダ搭載部50の裏面に接触し
て、磁気ヘッドスライダ28を支持しているので、スラ
イダ28がピボット56の頂点を支点としてピッチ方向
及びロール方向に自由に回転可能となる。
気流出端側及び空気流入端側)第1及び第2開口58,
60が設けられているので、スライダ塔載性を向上する
ことができる。
各端子とスライダ28に形成された磁気ヘッド素子の各
端子を結合する際、大きな力でスライダ28とジンバル
48のスライダ搭載部50を支持しなければならない。
入端側と空気流出端側を支持することができれば、安定
してスライダ28を支持することが可能となり、端子結
合の品質が向上し、スライダ28の塔載精度も向上す
る。
り、且つ板厚が比較的厚いため、第1及び第2開口5
8,60を大きく取れる。第1及び第2開口58,60
が比較的大きいため、ロードビーム30と補強板54を
接合する際の作業性を向上できる。
ライダ塔載部50に形成されたフック68がロードビー
ム30と補強板54を接合する際補強版54と干渉し易
くなり、フック68を変形させてしまう恐れがある。
30と補強板54の間にダンパ材を挟んでもよい。この
ダンパ材によってシーク時の共振点ピークの大きさを低
減することができ、磁気ヘッドスライダ28の位置決め
精度を向上させることができる。ダンパ材に粘着性の物
を用いれば、補強板54のロードビーム30への接合も
兼ねることができるので、ヘッドアセンブリ26の組み
立てが容易になる。
囲に複数の開口が設けられているので、スライダ搭載時
にジンバルのスライダ搭載部の裏面を広い領域で支持す
ることができるため、精度の高いスライダ塔載が可能と
なる。
補強板と一体的に形成されているため、アンロード時に
角部に大きな力が作用しても補強板に反りが発生するの
を防止することができる。
ねじり剛性を高くすることができ、その結果シーク方向
の共振点を増加して磁気ヘッドスライダの高精度な位置
決めが可能となる。
である。
ビームと一体的に形成され、スライダ搭載部を有するジ
ンバルと;前記ロードビームに接合された補強板とを具
備し;前記補強板は前記ジンバルのスライダ搭載部に当
接するピボットと、補強板の長手方向に前記ピボットを
挟んでピボットに隣接して形成された第1及び第2の開
口とを有し、該第1及び第2の開口を通して前記ジンバ
ルのスライダ搭載部の裏面が部分的に見えることを特徴
とするヘッドサスペンション。
的に形成されたリブと、該リブに連続して補強板の先端
に補強板と一体的に形成された角部とを有している1項
記載のヘッドサスペンション。
ックを有しており、該フックは前記補強板の第2開口の
エッジに係合可能である請求項2記載のヘッドアセンブ
リ。
ムの厚さの約1.3倍〜約1.5倍である1項記載のヘ
ッドサスペンション。
ドスライダを塔載するための基準となる位置決め穴を有
している1項記載のヘッドサスペンション。
ビームと一体的に形成され、スライダ搭載部を有するジ
ンバルと;前記ロードビームに接合された補強板と;前
記ジンバルのスライダ塔載部上に塔載されたヘッドスラ
イダとを具備し;前記補強板は前記ジンバルのスライダ
搭載部に当接して前記ヘッドスライダを支持するピボッ
トと、補強板の長手方向に前記ピボットを挟んでピボッ
トに隣接して形成された第1及び第2の開口とを有し、
該第1及び第2の開口を通して前記ジンバルのスライダ
搭載部の裏面が部分的に見えることを特徴とするヘッド
アセンブリ。
するディスクに対してデータをリード/ライトするヘッ
ド素子を有するヘッドアセンブリと;前記ヘッドアセン
ブリを前記ディスクのトラックを横切って移動させるア
クチュエータとを具備し;前記ヘッドアセンブリは、平
板状ロードビームと;前記ロードビームと一体的に形成
され、スライダ搭載部を有するジンバルと;前記ロード
ビームに接合された補強板と;前記ジンバルのスライダ
搭載部上に塔載された、前記ヘッド素子を有するヘッド
スライダとを含み;前記補強板は前記ジンバルのスライ
ダ搭載部に当接して前記ヘッドスライダを支持するピボ
ットと、補強板の長手方向に前記ピボットを挟んでピボ
ットに隣接して形成された第1及び第2の開口とを有
し、該第1及び第2の開口を通して前記ジンバルのスラ
イダ搭載部の裏面が部分的に見えることを特徴とするデ
ィスク装置。
に形成されたリブを有している7項記載のディスク装
置。
ムの厚さの約1.3倍〜約1.5倍である7項記載のデ
ィスク装置。
数のトラックを有するディスクに対してデータをリード
/ライトするヘッド素子を有するヘッドスライダと;前
記ヘッドスライダをディスクのトラックを横切って移動
させるアクチュエータと;前記アクチュエータを制御し
て、前記ディスクに対して前記ヘッドスライダをロード
/アンロードさせる手段と;アンロードされた前記ヘッ
ドスライダを支持する、前記ベースに固定されたランプ
部材とを具備し;前記アクチュエータは、前記ベースに
回転可能に取り付けられたアクチュエータアームと;前
記アクチュエータアームの先端部に塔載されたヘッドア
センブリとを含み;前記ヘッドアセンブリは、平板状ロ
ードビームと;前記ロードビームと一体的に形成され、
スライダ搭載部を有するジンバルと;前記ロードビーム
に接合された補強板と;前記ジンバルのスライダ搭載部
上に塔載された前記ヘッドスライダとを含み;前記補強
板は前記ジンバルのスライダ搭載部に当接して前記ヘッ
ドスライダを支持するピボットと、補強板の長手方向に
前記ピボットを挟んでピボットに隣接して形成された第
1及び第2の開口とを有し、該第1及び第2の開口を通
して前記ジンバルのスライダ搭載部の裏面が部分的に見
えることを特徴とするディスク装置。
的に形成されたリブと、該リブに連続して補強板の先端
部に補強板と一体的に形成された角部を有しており、前
記ヘッドスライダが前記ディスクからアンロードされた
とき、前記角部が前記ランプ部材に乗り上げる10項記
載のディスク装置。
前記第2の開口のエッジに係合可能なフックを有してい
る11項記載のディスク装置。
ームの厚さの約1.3倍〜約1.5倍である10項記載
のディスク装置。
ク上にロードされたときの前記スライダの荷重が1gf
以下である10項記載のディスク装置。
数のトラックを有するディスクに対してデータをリード
/ライトするヘッド素子を有するヘッドスライダと;前
記ヘッドスライダをディスクのトラックを横切って移動
させるアクチュエータと;前記アクチュエータを制御し
て、前記ヘッドスライダを前記ディスクに対してロード
/アンロードさせる手段と;前記ヘッドスライダが前記
ディスクからアンロードされたとき、前記ヘッドスライ
ダを支持する前記ベースに固定されたランプ部材とを具
備し;前記アクチュエータは、前記ベースに回転可能に
取り付けられたアクチュエータアームと;前記アクチュ
エータアームの先端部に塔載されたヘッドアセンブリと
を含み;前記ヘッドアセンブリは、平板状ロードビーム
と;前記ロードビームと一体的に形成され、スライダ搭
載部を有するジンバルと;前記ロードビームに接合され
た補強板と;前記ジンバルのスライダ塔載部上に塔載さ
れた前記ヘッドスライダとを含み;前記補強板は前記ジ
ンバルのスライダ搭載部に当接して前記ヘッドスライダ
を支持するピボットと、その両側に補強板と一体的に形
成されたリブと、該リブに連続してその先端部に一体的
に形成された角部とを有することを特徴とするディスク
装置。
図である。
はランプ部材の平面図である。
である。
(B)は図5の6B−6B線断面図、図6(C)は図5
の6C−6C断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 平板状ロードビームと;前記ロードビー
ムと一体的に形成され、スライダ搭載部を有するジンバ
ルと;前記ロードビームに接合された補強板とを具備
し;前記補強板は前記ジンバルのスライダ搭載部に当接
するピボットと、補強板の長手方向に前記ピボットを挟
んでピボットに隣接して形成された第1及び第2の開口
とを有し、該第1及び第2の開口を通して前記ジンバル
のスライダ搭載部の裏面が部分的に見えることを特徴と
するヘッドサスペンション。 - 【請求項2】 前記補強板は、補強板の両側に一体的に
形成されたリブと、該リブに連続して補強板の先端に補
強板と一体的に形成された角部とを有している請求項1
記載のヘッドサスペンション。 - 【請求項3】 前記ジンバルのスライダ搭載部はフック
を有しており、該フックは前記補強板の第2開口のエッ
ジに係合可能である請求項2記載のヘッドサスペンショ
ン。 - 【請求項4】 平板状ロードビームと;前記ロードビー
ムと一体的に形成され、スライダ搭載部を有するジンバ
ルと;前記ロードビームに接合された補強板と;前記ジ
ンバルのスライダ塔載部上に塔載されたヘッドスライダ
とを具備し;前記補強板は前記ジンバルのスライダ搭載
部に当接して前記ヘッドスライダを支持するピボット
と、補強板の長手方向に前記ピボットを挟んでピボット
に隣接して形成された第1及び第2の開口とを有し、該
第1及び第2の開口を通して前記ジンバルのスライダ搭
載部の裏面が部分的に見えることを特徴とするヘッドア
センブリ。 - 【請求項5】 ハウジングと;複数のトラックを有する
ディスクに対してデータをリード/ライトするヘッド素
子を有するヘッドアセンブリと;前記ヘッドアセンブリ
を前記ディスクのトラックを横切って移動させるアクチ
ュエータとを具備し;前記ヘッドアセンブリは、平板状
ロードビームと;前記ロードビームと一体的に形成さ
れ、スライダ搭載部を有するジンバルと;前記ロードビ
ームに接合された補強板と;前記ジンバルのスライダ搭
載部上に塔載された、前記ヘッド素子を有するヘッドス
ライダとを含み;前記補強板は前記ジンバルのスライダ
搭載部に当接して前記ヘッドスライダを支持するピボッ
トと、補強板の長手方向に前記ピボットを挟んでピボッ
トに隣接して形成された第1及び第2の開口とを有し、
該第1及び第2の開口を通して前記ジンバルのスライダ
搭載部の裏面が部分的に見えることを特徴とするディス
ク装置。 - 【請求項6】 ベースを有するハウジングと;複数のト
ラックを有するディスクに対してデータをリード/ライ
トするヘッド素子を有するヘッドスライダと;前記ヘッ
ドスライダをディスクのトラックを横切って移動させる
アクチュエータと;前記アクチュエータを制御して、前
記ディスクに対して前記ヘッドスライダをロード/アン
ロードさせる手段と;アンロードされた前記ヘッドスラ
イダを支持する、前記ベースに固定されたランプ部材と
を具備し;前記アクチュエータは、前記ベースに回転可
能に取り付けられたアクチュエータアームと;前記アク
チュエータアームの先端部に塔載されたヘッドアセンブ
リとを含み;前記ヘッドアセンブリは、平板状ロードビ
ームと;前記ロードビームと一体的に形成され、スライ
ダ搭載部を有するジンバルと;前記ロードビームに接合
された補強板と;前記ジンバルのスライダ搭載部上に塔
載された前記ヘッドスライダとを含み;前記補強板は前
記ジンバルのスライダ搭載部に当接して前記ヘッドスラ
イダを支持するピボットと、補強板の長手方向に前記ピ
ボットを挟んでピボットに隣接して形成された第1及び
第2の開口とを有し、該第1及び第2の開口を通して前
記ジンバルのスライダ搭載部の裏面が部分的に見えるこ
とを特徴とするディスク装置。 - 【請求項7】 ベースを有するハウジングと;複数のト
ラックを有するディスクに対してデータをリード/ライ
トするヘッド素子を有するヘッドスライダと;前記ヘッ
ドスライダをディスクのトラックを横切って移動させる
アクチュエータと;前記アクチュエータを制御して、前
記ヘッドスライダを前記ディスクに対してロード/アン
ロードさせる手段と;前記ヘッドスライダが前記ディス
クからアンロードされたとき、前記ヘッドスライダを支
持する前記ベースに固定されたランプ部材とを具備し;
前記アクチュエータは、前記ベースに回転可能に取り付
けられたアクチュエータアームと;前記アクチュエータ
アームの先端部に塔載されたヘッドアセンブリとを含
み;前記ヘッドアセンブリは、平板状ロードビームと;
前記ロードビームと一体的に形成され、スライダ搭載部
を有するジンバルと;前記ロードビームに接合された補
強板と;前記ジンバルのスライダ塔載部上に塔載された
前記ヘッドスライダとを含み;前記補強板は前記ジンバ
ルのスライダ搭載部に当接して前記ヘッドスライダを支
持するピボットと、その両側に補強板と一体的に形成さ
れたリブと、該リブに連続してその先端部に一体的に形
成された角部とを有することを特徴とするディスク装
置。
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