JP2011039713A - 外部バスインタフェース、lsiおよびシステム - Google Patents

外部バスインタフェース、lsiおよびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】IO端子における電流駆動能力等の電気的特性の最適化を、電気的特性の異なる複数の外部デバイスが接続されている場合でも実施する外部バスインタフェース、LSIおよびLSIシステムを提供する。
【解決手段】外部バスインタフェース6は、アクセス要求に従って外部バスを介して複数の外部デバイスにアクセスするLSIに備えられ、電流駆動能力および出力電圧のスルーレートの少なくとも一方である電気的特性を設定により切り替え可能であり前記外部バスに信号を入出力するIO端子部63と、前記アクセス要求に同期して前記IO端子の電気的特性の設定を行うIO端子制御部62とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は外部バスを経由して接続されたデバイス間のデータ転送において低不要輻射および低消費電力を実現するIO端子の特性調整に関するものである。
従来、デバイス間の接続で使用する端子に対してIO端子の特性を調整する技術としては、転送エラーを検出してエラーを発生させないレベルでのIO端子の出力電流の低減による不要輻射の削減を行っているものがある(例えば、特許文献1参照)。図6は、前記特許文献1に記載された従来のメモリ制御装置を示す図である。
図6において、メモリ制御装置は、メモリ907と、メモリ907を駆動するメモリインターフェース部906と、メモリインターフェース部906を介してメモリ907へのデータの書き込みおよびメモリ907からの読み出しを制御するメモリ制御部903を備え、メモリインターフェース部906に電流切換部904および電圧切換部905を設け、メモリ制御部903にタイミング生成部901、検査実施/判定部902およびアクセス状況判定部931を設けている。
検査実施/判定部902は、メモリ907への書き込みデータとメモリ907からの読み出しデータが一致するかどうかの検査を実施してその良否を判定し、検査の良否の判定結果を、タイミング生成部901と電流切換部904と電圧切換部905へ出力している。また前記アクセス状況判定部931は、メモリ907のアクセス状況を監視して任意の基準値と比較し、アクセス状況が粗かどうか密かどうかを判定し、その判定結果をタイミング生成部901へ出力している。
また前記電流切換部904は、検査実施/判定部902から入力する検査の判定結果に応じて、メモリインターフェース部906の出力電流(メモリ907の駆動電流)を任意の値に切り換え、検査実施/判定部902の判定結果に応じて、メモリインターフェース部906の出力電流を切り換えている。これにより、メモリデータエラーを回避しながらメモリ907への駆動電流と駆動電圧を最適化し、消費電力や不要輻射を減少させる。
特開2006−91940号公報 特開2006−251837号公報
しかしながら、前記従来の構成では、メモリーエラーを回避できる出力電流条件の探索のために検査サイクルをメモリに行う必要があり、メモリバスの転送帯域を消費すること、また、メモリ接続は1対1を想定しているため、さまざまな電気的特性を有する複数デバイスをバスで接続したシステムには適用できないという問題がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、IO端子における電流駆動能力等の電気的特性の最適化を、電気的特性の異なる複数の外部デバイスが接続されている場合でも実施する外部バスインタフェース、LSIおよびLSIシステムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の1側面における外部バスインタフェースは、アクセス要求に従って外部バスを介して複数の外部デバイスにアクセスするLSIに備えられる外部バスインタフェースであって、 電流駆動能力および出力電圧のスルーレートの少なくとも一方である電気的特性を設定により切り替え可能であり前記外部バスに信号を入出力するIO端子と、前記アクセス要求に同期して前記IO端子の電気的特性の設定を行うIO端子制御部とを備える。
本構成によって、アクセス要求に同期してIO端子の電気的特性の設定を行うので、IO端子の電気的特性の最適化を、複数の外部デバイスのうちの何れの外部デバイスへのアクセスに対しても実施することができる。
ここで、前記IO端子制御部は、予めCPUによって書き込まれた複数の制御パターンを保持する制御パターン保持部を有し、前記複数の制御パターンは、前記複数の外部デバイスのそれぞれに対応する電流駆動能力および出力電圧のスルーレートの少なくとも一方を示し、前記IO端子制御部は、前記アクセス要求を受けたとき、アクセス先の外部デバイスに対応する制御パターンを選択し、当該制御パターンに従って前記電気的特性の設定を行うようにしてもよい。
この構成によれば、外部デバイス毎に最適な制御パターンを設定することができる。また、異なる外部デバイスおよび異なる外部バスに対しても最適な電気的特性を柔軟に設定することができる。
ここで、前記外部バスインタフェースは、前記アクセス要求に従って外部デバイスへのアクセスを制御する外部デバイス制御部を備え、前記外部デバイス制御部は、複数のアクセスパラメータを保持するパラメータ保持部を有し、前記IO端子制御部の前記IO端子への電気的特性の設定に対応した前記アクセスパラメータを選択し、前記外部デバイスへアクセスするようにしてもよい。
本構成によって、IO端子の電気的特性に連動したアクセスサイクルで外部デバイスにアクセスすることができる。
ここで、前記IO端子制御部は、さらに、切り替え開始から一定時間を計測する計測手段を備え、前記外部デバイス制御部は、前記一定時間の経過後に、前記外部デバイスへのアクセスを開始するようにしてもよい。
本構成によって、IO端子の電気的特性を変更した場合に特性が安定する時間を要する場合に対応することができる。
ここで、前記IO端子制御部は、さらに、前回のアクセス先の外部デバイスを示す情報を保持するレジスタと、今回のアクセス先と前回のアクセス先とが一致するか否かを判定する判定部と、前記判定部により一致すると判定されたとき、前記IO端子部の電気的特性の設定を禁止する禁止部とを備えるようにしてもよい。
本構成によって、今回のアクセス先と前回のアクセス先とが一致する場合には、前記IO端子部の電気的特性の設定を禁止するので、IO端子の電気的特性の設定対象の外部デバイスのアクセス毎にIO端子の電気的特性の安定する時間分の外部アクセスの遅延時間を削減することができる。
ここで、前記IO端子制御部は、さらに、前記IO端子部に設定されている現在の電気的特性を示す情報を保持するレジスタと、新たなアクセス要求に対応する電気的特性と、前記レジスタに保持された情報が示す現在の電気的特性とが一致するか否かを判定する判定部と、前記判定部により一致すると判定されたとき、前記IO端子部の電気的特性の設定を禁止する禁止部とを備える構成としてもよい。
この構成によれば、新たなアクセス要求に対応する電気的特性と、現在設定されている電気的特性とが一致する場合には、前記IO端子部の電気的特性の設定を禁止するので、IO端子の電気的特性の安定する時間分の外部アクセスの遅延時間を削減することができる。
ここで、前記外部インタフェースは、さらに、前記アクセス要求に同期して、前記外部デバイスに対して、外部デバイスのIO端子の電気的特性の設定を指示する外部IO指示部を備える構成としてもよい。
本構成によって、特定の外部デバイスアクセスに対して外部デバイスのIO端子の電気的特性を変更することができる。
また、本発明の1側面におけるLSIは、上記の外部バスインタフェースと同じ構成であり、アクセス要求に従って第1外部バスを介して複数の外部デバイスにアクセスする第1バスインタフェースと、上記の外部バスインタフェースと同じ構成であり、アクセス要求に従って第2外部バスを介して他の複数の外部デバイスにアクセスする第2バスインタフェースと、第2外部バスインタフェースのIO端子における現在の電気的特性の設定値を示す設定情報を保持する設定情報レジスタとを備え、前記第1外部バスインタフェースは、前記設定情報レジスタに保持された設定情報に応じて、第1外部バスインタフェースのIO端子部における電気的特性を前記アクセス要求に同期して決定する。
本構成によって、LSI内の別の外部バスインタフェースの稼動状況に応じてIO端子部の電気的特性を変更することができる。
ここで、前記LSIは、さらに、前記LSI内部又は前記LSI外部のマスタから書き込み可能であり、外部デバイスに対応する電流駆動能力および出力電圧のスルーレートの少なくとも一方を示す制御パターンを保持するレジスタを有し、前記第1および第2外部バスインタフェースの少なくとも一方は、前記レジスタに保持された制御パターンに従って、IO端子部に設定すべき電気的特性を決定するようにしてもよい。
ここで、前記LSIは、さらに、LSI内部もしくはLSI外部のマスタから書き込み可能であり、外部デバイスへのアクセス方法を規定するアクセスパラメータを保持するレジスタを有し、前記第1および第2外部バスインタフェースの少なくとも一方は、前記レジスタに保持されたアクセスパラメータに従って外部デバイスにアクセスするようにしてもよい。
本構成によって、システム条件によってIO端子部の電気的特性の設定を制御することができる。
また、本発明の1側面におけるシステムは、上記のLSIと、前記LSI内部もしくはLSI外部のマスタとを備え、前記マスタは、第1の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートを第1の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定し、第1の動作モードよりもデータ転送レートが低い第2の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートが第1の値よりも小さい第2の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定する。
本構成によって、データ転送レートによってIO端子部の電気的特性を制御することができる。
また、本発明の他の1側面におけるシステムは、上記ののLSIと、前記LSI内部もしくはLSI外部のマスタとを備え、前記マスタは、第1の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートを第1の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定し、第1の動作モードよりも省電力で動作する第2の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートが第1の値よりも小さい第2の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定する。
本構成によって、電源供給状況例えば省電力モードか否かによってIO端子部の電気的特性を制御することができる。
また、本発明のさらに他の1側面におけるシステムは、上記のLSIと、前記LSI内部もしくはLSI外部のマスタとを備え、前記マスタは、第1の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートを第1の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定し、第1の動作モードよりも外部バスの転送クロック周波数が低い第2の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートが第1の値よりも小さい第2の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定する。
本構成によって、転送クロック周波数で定義されたバスの電気的仕様の範囲で転送クロックによってIO端子部の電気的特性を制御することができる。
本発明の外部バスインタフェースによれば、IO端子部の電気的特性の最適化を、複数の外部デバイスのうちの何れの外部デバイスへのアクセスに対しても実施することができる。
さらに、電気的特性の設定変更時にIO端子部の電気的特性が安定する時間を確保することができる。
また、外部のマスタの制御の下でシステム条件に適した制御パターンを設定するので、外部バスインターフェースを異なるシステムに容易に実装することができる。
実施の形態1における外部バスインタフェースを備えるLSIシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1における第1の変形例におけるLSIシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1における第2の変形例におけるLSIシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における外部バスインタフェースを備えるLSIシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2における第1の変形例におけるLSIシステムの構成を示すブロック図である。 従来のメモリ制御装置の概略ブロック図である。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、アクセス要求に従って外部バスを介して複数の外部デバイスにアクセスするLSIに備えられる外部バスインタフェースと、LSIについて説明する。特に、外部バスインタフェースは、電流駆動能力および出力電圧のスルーレートの少なくとも一方である電気的特性を設定により切り替え可能であり前記外部バスに信号を入出力するIO端子部と、前記アクセス要求に同期して前記IO端子部の電気的特性の設定を行うIO端子部制御部とを備える。これにより、IO端子の電気的特性の最適化を、複数の外部デバイスのうちの何れの外部デバイスへのアクセスに対しても可能にしている。
図1は本発明の実施の形態1における外部バスインタフェースを備えるLSIシステムの構成を示すブロック図である。
同図のLSIシステムは、LSI1と、外部デバイス2と、外部デバイス3とを備える。LSI1は、第1の外部バス4を介して外部デバイス2および外部デバイス3と接続される。
LSI1は、1チップの半導体装置であり、外部バスインタフェース6、CPU7、バスコントローラ8を備える。
外部バスインタフェース6は、CPU7からバスコントローラ8を介して発行されるアクセス要求に従って、第1の外部バス4を介して外部デバイス2および外部デバイス3にアクセスする。つまり、外部バスインタフェース6は、アクセス要求に従ってLSI1と外部デバイス2または外部デバイス3との間でデータ転送を行う。そのため外部バスインタフェース6は、外部デバイス制御部61、IO端子制御部62、IO端子部63を備える。
外部デバイス制御部61は、CPU7からバスコントローラ8を介してアクセス要求を受け、アクセス要求およびアクセス先の外部デバイス2または外部デバイス3の仕様に応じたアクセスコマンドを生成し、IO端子部63を介してアクセス先の外部デバイスに発行する。ただし、外部デバイス制御部61は、IO端子制御部62からアクセス開始遅延指示があったときアクセスコマンドの発行を保留し、IO端子制御部62からアクセス開始遅延指示の解除があったときアクセスコマンドの発行を開始する。
IO端子制御部62は、アクセス要求に同期してIO端子部63の電気的特性の設定を行う。すなわち、CPU7からバスコントローラ8を介して外部デバイス制御部61に発行されるアクセス要求を取り込み、外部デバイス制御部61にアクセス開始遅延指示を出し、当該アクセス要求に対応する電気的特性にするようにIO端子部63を設定し、アクセス開始遅延指示を解除する。
IO端子部63は、電流駆動能力および出力電圧のスルーレートの少なくとも一方である電気的特性を設定により切替可能であり、外部デバイス制御部61からのアクセスコマンドまたはデータを第1の外部バス4に出力し、第1の外部バス4からのデータを入力する。ここで、出力電圧のスルーレートとは、出力電圧の単位時間当たりの変化量を示し、出力電圧の立ち上がりまたは立ち下がりの急峻さ(変化率)を表す。また、切替可能な電気的特性は、電流駆動能力、出力電圧のスルーレートに限らず、出力電圧の振幅、出力インピーダンス、入力インピーダンスなどでもよい。
IO端子部63は、レシーバ632、ドライバ633、ドライバ634、スルー調整部635のセットを、第1の外部バス4のビット数と同数備える。ここでいう第1の外部バス4のビット数は、データバス、アドレスバス、各種制御信号の全てを含む。
レシーバ632は、第1の外部バス4から1ビットの信号を入力する。
2つのドライバ633および634は、どちらか一方のみが信号を出力するか両方が同時に信号を出力するかを切り替えることにより、電流駆動能力を切替可能である。第1の外部バス4に1ビットの信号を出力する。ドライバ633とドライバ634は同じ電流駆動能力であっても、異なる駆動能力であってもよい。前者の場合は電流駆動能力を2段階で切替可能に、後者の場合は3段階で切替が可能になる。また、電流駆動能力の3段階以上の切替を容易に実現するためには、ドライバ633およびドライバ634にさらに1つ以上のドライバを並列に接続した構成としてもよい。
スルー調整部635は、ドライバ633および/またはドライバ634の出力信号のスルーレートを調整する。
上記のIO端子制御部62について、さらに具体的に説明する。上記のIO端子制御部62は、具体的には、アクセス開始遅延制御部621、IO制御情報生成部622、第1アクセス情報レジスタ624を備える。
アクセス開始遅延制御部621は、CPU7からバスコントローラ8を介してアクセス要求が発行されたとき、アクセス開始遅延指示を外部デバイス制御部61に出力し、IO端子制御部62の電気的特性の設定が完了したときにアクセス開始遅延指示を解除する。
第1アクセス情報レジスタ624は、CPU7からバスコントローラ8を介して外部デバイス制御部61に発行されたアクセス要求の内容(以下アクセス情報と呼ぶ)を保持するレジスタである。アクセス情報には、例えば、アドレス、R/W(リードかライトか)、データサイズ等が含まれる。
IO制御情報生成部622は、内部にIO制御パターン保持部6221を有する。IO制御パターン保持部6221は、予めCPU7によって書き込まれた複数の制御パターンを保持する。ここで、複数の制御パターンは、前記複数の外部デバイスのそれぞれに対応する電流駆動能力および出力電圧のスルーレートの少なくとも一方(つまり設定すべき電気的特性)を示す。
IO制御情報生成部622は、アクセス要求が発行されたとき、アクセス情報を参照することによりアクセス先(外部デバイス2か外部デバイス3か)を判別し、IO制御パターン保持部6221を参照することにより当該アクセス先に対応する制御パターンを選択し、当該制御パターンに従って前記電気的特性の設定を行うためのIO制御情報を生成し、当該IO制御情報に従ってIO端子部63の電気的特性を設定する。
以上説明してきたように、図1において、LSI1は、CPU7およびバスコントローラ8および外部バスインタフェース6を基本構成としており、第1の外部バス4を介して外部デバイス2および外部デバイス3とデータ転送を行う。外部バスインタフェース6は、外部デバイスへのアクセス制御信号を生成するための外部デバイス制御部61と、第1の外部バス4に対し信号を入出力するためのIO端子部63を基本構成としている。IO端子部63は、出力電流量やスルーレートをIO端子制御部62からの設定により変更可能である。
システムの動作モードがブートローディングであって、外部デバイス2にブートコードが格納されている場合の動作について説明する。CPU7は内部バス経由でIO制御パターン保持部6221に外部デバイス2はIO端子の電気的特性として出力電流およびスルーレートを大に設定すべきアクセス先と登録する。CPU7はブートコードをLSIへ転送するために外部デバイス2へのアクセスを開始する。
まず、バスコントローラ8は外部バスインタフェース6にアクセスし、外部デバイス制御部61は外部デバイス2へのアクセスを開始する前に、IO端子制御部62へ外部デバイス2へのアクセスを開始する旨を通知する。
IO端子制御部62は第1アクセス情報レジスタ624に今回のアクセスが外部デバイス2へのアクセスであることを保持し、IO制御情報生成部622に通知するとともに、アクセス開始遅延制御部621は外部デバイス制御部61に外部デバイス2へのアクセス開始を保留するよう通知する。IO制御情報生成部622は、第1アクセス情報レジスタ624とIO制御パターン保持部6221を参照する。外部デバイス2へのアクセスが出力電流およびスルーレートが大にすべきアクセスであることを検出し、IO端子部63に対して出力電流制御およびスルーレートを大に設定する。設定完了後、アクセス開始遅延制御部621は外部デバイス制御部61に外部デバイス2へのアクセスの保留の解除を通知する。これにより、外部デバイス制御部61はIO端子部63に外部バス用の信号を出力し、IO端子部63は出力電流およびスルーレートが大となる電気的特性で第1の外部バス4をドライブすることにより外部デバイス2にアクセスする。外部デバイス制御部から外部デバイスアクセスが終了した場合は、IO端子制御部62は、IO端子部63の出力電流およびスルーレートを小に再設定しておく。
かかる構成によれば、外部デバイス2と外部デバイス3のアクセスが混在した場合には、外部デバイス2へのアクセスに対してのみIO端子部63の出力電流およびスルーレートが大となる。このため、外部デバイス2からのブートコード転送を高いデータ転送レートで実現し、ブート時間を短くするとともに、外部デバイス3へのアクセス時に発生する不要輻射およびバスの消費電流を抑制することができる。
なお、本実施形態におけるLSIシステムは、図1の構成に対して種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
まず、第1の変形例について説明する。第1の変形例におけるLSIシステムでは、LSI内の外部バスインタフェースだけでなく、外部デバイス内のIO端子部も電気的特性を設定により変更可能であり、外部インタフェースが、前記アクセス要求に同期して、前記外部デバイスに対して、外部デバイスのIO端子の電気的特性の設定を指示する構成について説明する。
図2は、実施の形態1における第1の変形例におけるLSIシステムの構成を示すブロック図である。
図2のLSIシステムは、図1と比較して、外部IO制御部9およびIO制御バス5が追加された点と、外部デバイス2がIO端子部21、IO端子部22、IO端子制御部23、外部IO制御部24を備える点と、外部デバイス3がIO端子部31、IO端子部32、IO端子制御部33、外部IO制御部34を備える点が異なっている。同じ点は説明を省略して、以下異なる点を中心に説明する。
外部IO制御部9は、外部IO制御レジスタ91、IO切替計数部92、IO端子部93を備え、IO端子制御部62からアクセス先の外部デバイスに対応する制御パターンを示す指示を受け、IO制御バス5を介して、当該外部デバイスに対して、外部デバイスのIO端子の電気的特性の設定を指示する。
外部IO制御レジスタ91は、外部デバイス毎のIO端子の判別情報を格納する。
IO切替計数部92は、外部デバイスのIO端子の電気的特性の変更に要する安定時間を計数し、当該安定時間を経過した時点でIO端子制御部62に通知する。
IO端子部93は、IO制御バス5に接続される。
IO制御バス5は、外部デバイスに電気的特性を指示するための専用のバスであり、数ビットのバス幅があればよい。
以上のように、外部デバイスへのアクセス要求に同期して外部デバイス内のIO端子の出力電流およびスルーレートをIO制御バス5を介して設定することができる。さらにIO切替計数部92を設けることにより、外部デバイス内のIO端子の電気的特性の変更の安定時間をLSI1側で計数し、安定期間を確保つまり電気的特性の変更を確実に完了させることができる。
次に、第2の変形例について説明する。第2の変形例では、IO端子部63の電気的特性の変更が確定するまでに時間を要する場合に、当該時間を確保するLSIシステムについて説明する。さらに、今回のアクセス先と前回のアクセス先とが一致する場合に、IO端子部63の電気的特性の設定を省略可能であり、IO端子の電気的特性に連動したアクセスサイクルで外部デバイスにアクセスすることが可能なLSIシステムについて説明する。
図3は、実施の形態1における第2の変形例におけるLSIシステムの構成を示すブロック図である。
図3のLSIシステムは、図2と比較して、IO切替計数部623、切替安定通知部631、第2アクセス情報レジスタ625、判定部6222、禁止部6223およびIO制御同期アクセスパラメータレジスタ611が追加された点が異なっている。同じ点は説明を省略して、以下異なる点を中心に説明する。
IO切替計数部623は、IO端子部63の切り替え開始から一定時間を計測する計測手段としてのカウンタ6231と、セレクタとを有する。セレクタは、カウンタ6231のタイムアウト通知、切替安定通知部631からの切替完了通知の何れかを選択する。ここで、一定時間は、IO端子部63の電気的特性の切替に要する時間である。
IO端子制御部62は、IO切替計数部623から一定時間が経過したことの通知または切替完了通知を受けると、外部デバイス制御部61に対してアクセス開始遅延指示を解除する。この解除により、外部デバイス制御部61は、外部デバイスへのアクセスを開始する。
切替安定通知部631は、IO端子部63の電気的特性の切り替えが完了したことを通知する完了通知をIO端子制御部62に出力する。
これにより、IO端子部63の電気的特性の変更が確定するまでに時間を要する場合に、当該時間を確保することができる。
第2アクセス情報レジスタ625は、前回のアクセス情報を保持つまり前回のアクセス先の外部デバイスを示す情報を保持するレジスタである。
判定部6222は、今回のアクセス先と前回のアクセス先とが一致するか否かを判定する。
禁止部6223は、判定部6222により一致すると判定されたとき、IO端子部63の電気的特性の設定を禁止する。その結果、IO制御情報生成部622は、判定部6222により一致すると判定された時点で外部デバイス制御部61に対してアクセス開始遅延指示を解除し、IO端子部63に対して電気的特性の設定を開始しない。
これにより、今回のアクセス先と前回のアクセス先とが一致する場合に、IO端子部63の電気的特性の設定を省略可能であり、IO端子部63の電気的特性を設定するため生じるアクセス遅延を低減することができる。
IO制御同期アクセスパラメータレジスタ611は、複数のアクセスパラメータを保持するパラメータ保持部である。外部デバイス制御部61は、IO端子制御部62のIO端子部63への電気的特性の設定に対応したアクセスパラメータをIO制御同期アクセスパラメータレジスタ611から選択し、アクセスパラメータに従って外部デバイスへアクセスする。ここで、アクセスパラメータは、アクセス制御信号のアサートサイクルやアドレスサイクル等を示す。
外部デバイス制御部61は、外部デバイスに対しIO端子部63の出力電流およびスルーレートの変更を行った場合にアクセス制御信号のアサートサイクルやアドレスサイクル等のアクセスパラメータをIO端子制御部62と同期して変更するときに参照するIO制御同期アクセスパラメータレジスタ611を備える。
かかる構成によれば、IO端子部63の出力電流およびスルーレートを変更した場合に外部デバイス制御部61に対してアクセスパラメータをソフトウェアで再設定する必要がなくなる。仮に、ソフトウェアで再設定する場合には、IO端子への変更とアクセスパラメータの変更タイミングをソフトウェア制御で同期させる必要があり、切り替えに要するサイクルにより転送効率が低下する。
なお、図示はしていないが、複数のマスタから同一の外部デバイスへのアクセスを行う場合に、バスコントローラ8がマスタの識別情報を外部バスインタフェース6に通知し、特定マスタであるときに、外部デバイス制御部61は、アクセスパラメータの設定を変更し、IO端子制御部62は、IO端子部63の出力電流やスルーレートの設定を変更するといった制御を行ってもよい。
かかる構成によれば、CPUから外部デバイスへのアクセスのみIO端子の出力電流およびスルーレートを大にしてレイテンシ性能を向上させ、以外のマスタからの場合には、データ転送より性能不要輻射および消費電力低減を優先させるといった制御を行うことができる。
なお、第2の変形例において、IO端子部63の電気的特性の安定時間を計測する手段としてIO端子制御部62内のIO切替計数部623にカウンタ6231を設け、さらに、IO端子部63に同様の機能を有する切替安定通知部631を設けているが、どちらか一方でよい。
また、第2の変形例において、第2アクセス情報レジスタ625は、前回のアクセス要求に対応するアクセス情報を保持しているが、この代わりに、外部デバイス制御部61より今回アクセスの次アクセスの情報を予め保持する構成としてもよい。これはCPU7からパイプラインアクセスが発生し、バスコントローラ8から外部バスインタフェース6に次アクセスが発生するシステムを想定している。
かかる構成によれば、外部デバイス2の連続アクセスであっても、アクセス終了毎にIO端子部63の出力電流およびスルーレートを小に設定することがなく、さらなる高速なデータ転送を実現することができる。
かかる構成によれば、LSI1側のIO端子からの出力電流およびスルーレートを要因とする不要輻射および消費電流の量のみならず、外部デバイス含めシステム全体で不要輻射および消費電流量を抑制することができる。
なお、第2アクセス情報レジスタ625がIO端子部63に設定されている現在の電気的特性を示す情報を保持し、判定部6222が新たなアクセス要求に対応する電気的特性と、前記レジスタに保持された情報が示す現在の電気的特性とが一致するか否かを判定し、禁止部が、判定部により一致すると判定されたとき、IO端子部63の電気的特性の設定を禁止する構成としてもよい。
なお、外部IO制御部9とIO制御バス5のかわりに外部デバイス制御部61にIO制御コマンドIF612を設け、第1の外部バス4を経由し、アクセス間のコマンドを挿入する等の方法で外部デバイスにIO端子の設定情報を通知してもよい。
かかる構成によれば、IO制御バス5を不要とすることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、上記のような外部バスインタフェースを複数(第1外部インタフェースと第2外部インタフェース)と、第2外部バスインタフェースのIO端子における現在の電気的特性の設定値を示す設定情報を保持する設定情報レジスタとを備え、前記第1外部バスインタフェースは、設定情報レジスタに保持された設定情報に応じて、第1外部バスインタフェースのIO端子部における電気的特性を前記アクセス要求に同期して決定する。
これによれば、LSI内の別の外部バスインタフェースの稼動状況に応じてIO端子部の電気的特性を変更することができる。例えば、第1外部インタフェースおよび第2外部インタフェースの両方が同時に、電流駆動能力を大、スルーレートを高く設定した状態でアクセスするなどの、消費電力および不要輻射の観点で好ましくない状況を回避することを可能にする。
図4は、本発明の実施の形態2のLSIシステムの構成を示すブロック図である。図4のLSIシステムは、LSI1と、第1の外部バス4に接続された外部デバイス2および外部デバイス11と、第2外部バス10に接続された外部デバイス12および外部デバイス13とを備える。LSI1は、外部バスインタフェース6、外部バスインタフェース15、CPU7、バスコントローラ8、IO制御情報共有レジスタ14、DSP16、メモリ制御部17を備える。メモリ制御部17は、メモリ42に接続されている。
外部バスインタフェース6および15は、実施の形態1で説明した外部バスインタフェースと同様の構成である。
図4において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4において、LSI1は、外部バスインタフェースを複数備えている。外部バスインタフェース6に加え、外部バスインタフェース15は第2外部バス10を介して外部デバイス12および13と接続されている。LSI1内のCPU7およびデータ処理用のDSP16は、メモリ42をローカルメモリとして使用する。メモリ制御部17は、バスコントローラ8を経由したCPU7からのメモリアクセス要求もしくはDSP16からのメモリアクセス要求を調停する。IO制御情報共有レジスタ14は外部バスインタフェースが接続した外部デバイスへのIO制御情報を格納するレジスタで、外部バスインタフェースは外部デバイスにアクセスする際のIO端子の電気的特性の設定時に参照し、設定値を決定する。
本実施の形態2において、システムの動作モードがブートローディングから通常モードに移行し、通常モードにおいて外部デバイス12にDSP16の処理前データが格納されている場合について説明する。ブートローディング中は、外部デバイス2に格納されたブートコードのデータ転送が主に行われる。外部デバイス2へのアクセス中は、IO端子の電気的特性として出力電流およびスルーレートを大に制御するとともに、IO制御情報共有レジスタ14の外部バスインタフェース6の制御情報として出力電流およびスルーレートが大と出力する。同アクセス中に、外部バスインタフェース15が外部デバイス12へのアクセスを開始した場合に外部バスインタフェース15はIO制御情報共有レジスタ14を参照し、外部バスインタフェース6がIO端子への出力電流およびスルーレートを大で使用しているため、IO端子への出力電流およびスルーレートを小に設定する。次に通常モードに移行すると、外部デバイス2へのアクセス頻度が減少し、外部デバイス12に格納された処理前データのデータ転送が主に行われる。外部デバイス12へのアクセス中はIO端子の電気的特性として出力電流およびスルーレートを大に制御するとともに、IO制御情報共有レジスタ14の外部バスインタフェース15の制御情報として出力電流およびスルーレートが大と出力する。同アクセス中に、外部バスインタフェース6が外部デバイス2へのアクセスを開始した場合に外部バスインタフェース6はIO制御情報共有レジスタ14を参照し、外部バスインタフェース15がIO端子への出力電流およびスルーレートを大で使用しているため、IO端子への出力電流およびスルーレートを小に設定する。尚、他にシステム動作モードとして通常モードと区別されるモードとしては、外部より再開指示があるまで再開に必要な機能以外を休止しておくスリープおよびスタンバイモードがある。これらのモードでは外部デバイスへのアクセスは少ない。この場合、IO端子への出力電流およびスルーレートを小に設定しておく。
かかる構成によれば、複数の外部バスインタフェースが、外部デバイスのアクセス毎にIO端子の電気的特性を制御し、同時に出力電流やスルーレートを大に設定しないように調整を行うため、LSIとしての不要輻射や消費電力の低減を行うことができる。
なお、本実施形態におけるLSIシステムは、図4の構成に対して種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
IO制御情報共有レジスタ14に、外部バスインタフェースがIO端子の電気的特性の設定頻度情報を合わせて設定してもよい。設定条件はLSI1単独の動作モードに従い設定してもよい。もしくは、図5に示すように、システムの動作状況に応じて、システム制御CPU43よりシステムレジスタ20に設定した情報を基にCPU7が設定してもよい。IO制御情報として外部バスインタフェース6は設定頻度大と設定し、外部バスインタフェース15は設定頻度小と設定する。例として、外部バスインタフェース6は、10回のアクセスにおいて2回についてはIO端子の電気的特性を出力電流およびスルーレートを大に、以外は小に設定し、外部バスインタフェース15は、10回のアクセスにおいて8回についてはIO端子の電気的特性を出力電流およびスルーレートを大に、以外は小に設定する。外部バスインタフェース6と外部バスインタフェース15のアクセスが同時に発生した場合には、他方の外部インタフェースのIO端子の出力電流およびスルーレートは小に設定する。
かかる構成によれば、外部インタフェース毎に外部バスインタフェースがIO端子の電気的特性の設定頻度情報を合わせて設定することができ、外部デバイス毎の不要輻射や消費電力の低減調整を行うことができる。
図5は実施の形態2における第1の変形例におけるLSIシステムの構成を示すブロック図である。システム制御CPU43は、各デバイスへのリセット制御、電源制御を行うとともに、LSI1の外部通信インタフェース41を介してLSI1の内部CPU7と制御情報のやりとりを行うことにより、LSI1を制御している。本システム構成において、LSI1は、IOトグル率算出部18を備える構成としてもよい。すなわち、外部バスインタフェースが使用するIO毎に、電気的特性の設定を切り替える割り合いであるトグル率を算出するIOトグル率算出部18の情報を用い、外部バスインタフェース毎のIO端子の電気的特性の設定頻度情報を合わせて設定してもよい。
かかる構成によれば実際のIOの使用状況を踏まえて外部インタフェース毎に外部バスインタフェースがIO端子の電気的特性の設定頻度情報を合わせて設定することができる。
また、システムボード上に電源モニタ44を備え、システムボード上の供給電流の変動度を検出し、システム制御CPU43が電源状況レジスタ19にシステムボード上の供給電流の変動度を通知し、変動度が大きい場合にIO端子の出力電流およびスルーレートを小に設定するようIO制御情報供給レジスタに設定し、外部バスインタフェースが、IO端子の出力電流およびスルーレートを小に設定するよう制御してもよい。
かかる構成によれば、システムボード上の電源変動による不要輻射や消費電流の変動を低く抑えるよう設定することができる。
なお、図示はしていないが、外部バスが同期バスクロック信号を伴っている場合、外部バスインタフェースが同期バスクロックの周波数を検出して、高い周波数の場合には、IO端子の電気的特性の出力電流およびスルーレートを大に設定するように制御してもよい。
同期バスクロックはLSI1がバスマスタとして出力する場合や外部マスタとして入力する場合もある。外部マスタとのプロトコルとしてハンドシェイク信号を用いている場合には、IO端子の電気的特性の切り替え安定までを外部マスタへのハンドシェイク信号の出力を遅らせるようにしてもよい。
かかる構成によれば、外部バスの電気的仕様を同期バスクロックの周波数に対して規定し、IO端子の電気的特性の出力電流およびスルーレートを規定を越えない範囲で小さく設定することにより不要輻射や消費電流を低減することができる。
本発明にかかる外部バスインタフェースは、動作モードにおいて要求される転送レートが異なる外部デバイスか、もしくは要求される転送レートの異なる複数の外部デバイスが共有バスを経由して接続されるシステムにおいて、動作モードもしくは外部デバイス毎に接続IOの電気的特性を切り替える制御部を有するため、不要輻射や消費電力の低減が要求されるシステムLSI等に適用するのに有用である。
1 LSI
2 外部デバイス
4 第1の外部バス
5 IO制御バス
6、15 外部バスインタフェース
7 CPU
8 バスコントローラ
9 外部IO制御部
14 IO制御情報共有レジスタ
16 DSP
17 メモリ制御部
18 IOトグル率算出部
19 電源状況レジスタ
21、22、31、32、63 IO端子部
23、33 IO端子制御部
24、34 外部IO制御部
43 システム制御CPU
44 電源モニタ
61 外部デバイス制御部
62 IO端子制御部
91 外部IO制御レジスタ
92 IO切替計数部
93 IO端子部
611 IO制御同期アクセスパラメータレジスタ
612 IO制御コマンドインタフェース
621 アクセス開始遅延制御部
622 IO制御情報生成部
623 IO切替計数部
624 第1アクセス情報レジスタ
625 第2アクセス情報レジスタ
631 切替安定通知部
632 レシーバ
633、634 ドライバ
635 スルー調整部

Claims (13)

  1. アクセス要求に従って外部バスを介して複数の外部デバイスにアクセスするLSIに備えられる外部バスインタフェースであって、
    電流駆動能力および出力電圧のスルーレートの少なくとも一方である電気的特性を設定により切り替え可能であり前記外部バスに信号を入出力するIO端子と、
    前記アクセス要求に同期して前記IO端子の電気的特性の設定を行うIO端子制御部とを備える外部バスインタフェース。
  2. 前記IO端子制御部は、予めCPUによって書き込まれた複数の制御パターンを保持する制御パターン保持部を有し、
    前記複数の制御パターンは、前記複数の外部デバイスのそれぞれに対応する電流駆動能力および出力電圧のスルーレートの少なくとも一方を示し、
    前記IO端子制御部は、前記アクセス要求を受けたとき、アクセス先の外部デバイスに対応する制御パターンを選択し、当該制御パターンに従って前記電気的特性の設定を行う
    請求項1に記載の外部バスインタフェース。
  3. 前記外部バスインタフェースは、前記アクセス要求に従って外部デバイスへのアクセスを制御する外部デバイス制御部を備え、
    前記外部デバイス制御部は、複数のアクセスパラメータを保持するパラメータ保持部を有し、前記IO端子制御部の前記IO端子への電気的特性の設定に対応した前記アクセスパラメータを選択し、前記外部デバイスへアクセスする
    請求項1または2に記載の外部バスインタフェース。
  4. 前記IO端子制御部は、さらに、
    切り替え開始から一定時間を計測する計測手段を備え、
    前記外部デバイス制御部は、前記一定時間の経過後に、前記外部デバイスへのアクセスを開始する
    請求項1、2または3に記載の外部バスインタフェース。
  5. 前記IO端子制御部は、さらに、
    前回のアクセス先の外部デバイスを示す情報を保持するレジスタと、
    今回のアクセス先と前回のアクセス先とが一致するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により一致すると判定されたとき、前記IO端子部の電気的特性の設定を禁止する禁止部とを備える
    請求項1から4の何れか1項に記載の外部バスインタフェース。
  6. 前記IO端子制御部は、さらに、
    前記IO端子部に設定されている現在の電気的特性を示す情報を保持するレジスタと、
    新たなアクセス要求に対応する電気的特性と、前記レジスタに保持された情報が示す現在の電気的特性とが一致するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により一致すると判定されたとき、前記IO端子部の電気的特性の設定を禁止する禁止部とを備える
    請求項1から4の何れか1項に記載の外部バスインタフェース。
  7. 前記外部インタフェースは、さらに、
    前記アクセス要求に同期して、前記外部デバイスに対して、外部デバイスのIO端子の電気的特性の設定を指示する外部IO指示部を備える
    請求項1から6の何れか1項に記載の外部バスインタフェース。
  8. LSIであって、
    請求項1に記載の外部バスインタフェースと同じ構成であり、アクセス要求に従って第1外部バスを介して複数の外部デバイスにアクセスする第1バスインタフェースと、
    請求項1に記載の外部バスインタフェースと同じ構成であり、アクセス要求に従って第2外部バスを介して他の複数の外部デバイスにアクセスする第2バスインタフェースと、
    第2外部バスインタフェースのIO端子における現在の電気的特性の設定値を示す設定情報を保持する設定情報レジスタと
    を備え、
    前記第1外部バスインタフェースは、前記設定情報レジスタに保持された設定情報に応じて、第1外部バスインタフェースのIO端子における電気的特性を前記アクセス要求に同期して決定する
    LSI。
  9. 前記LSIは、さらに、
    前記LSI内部又は前記LSI外部のマスタから書き込み可能であり、外部デバイスに対応する電流駆動能力および出力電圧のスルーレートの少なくとも一方を示す制御パターンを保持するレジスタを有し、
    前記第1および第2外部バスインタフェースの少なくとも一方は、前記レジスタに保持された制御パターンに従って、IO端子に設定すべき電気的特性を決定する
    請求項8に記載のLSI。
  10. 前記LSIは、さらに、
    LSI内部もしくはLSI外部のマスタから書き込み可能であり、外部デバイスへのアクセス方法を規定するアクセスパラメータを保持するレジスタを有し、
    前記第1および第2外部バスインタフェースの少なくとも一方は、前記レジスタに保持されたアクセスパラメータに従って外部デバイスにアクセスする
    請求項8に記載のLSI。
  11. 請求項9に記載のLSIと、
    前記LSI内部もしくはLSI外部のマスタと
    を備え、
    前記マスタは、第1の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートを第1の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定し、第1の動作モードよりもデータ転送レートが低い第2の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートが第1の値よりも小さい第2の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定する
    システム。
  12. 請求項9に記載のLSIと、
    前記LSI内部もしくはLSI外部のマスタと
    を備え、
    前記マスタは、第1の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートを第1の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定し、第1の動作モードよりも省電力で動作する第2の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートが第1の値よりも小さい第2の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定する
    システム。
  13. 請求項9に記載のLSIと、
    前記LSI内部もしくはLSI外部のマスタと
    を備え、
    前記マスタは、第1の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートを第1の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定し、第1の動作モードよりも外部バスの転送クロック周波数が低い第2の動作モードでは出力電流もしくはスルーレートが第1の値よりも小さい第2の値にするための制御パターンを前記レジスタに設定する
    システム。
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