JP2011037522A - 固形製剤包装体 - Google Patents

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Takehiko Uchida
健彦 内田
Hiroo Shimizu
宏郎 清水
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Abstract

【課題】誤飲を防止することが可能な固形製剤包装体を提供する。
【解決手段】この発明の固形製剤包装体は、上被覆部1と下被覆部2の間の収容部3に固形製剤4を収容した略長方形の袋状であって、上被覆部1と下被覆部2はイージーオープン性及びヒートシール性を有するものとし、前記収容部3の周縁5において上被覆部1と下被覆部2をヒートシールし、上被覆部1と下被覆部2を剥離することにより開封できるようにしており、上被覆部1と下被覆部2は短辺が3cm以上の幅を有するとともに、上被覆部1と下被覆部2のいずれか又は両方の厚みを厚くし、意図的に曲げようとしなければ曲がらないようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、薬品やサプリメントの錠剤、カプセル剤等の固形製剤を包装した包装体に関するものである。
従来、薬品やサプリメントの固形製剤の包装態様として、PTP(プレススルーパッケージ)包装シートが利用されることが多い。このPTP包装シートは、固形製剤を個々に密閉できるようにっており、また、ミシン目によって、固形製剤1個分ごとに切り離すことができるため、便利に使用することができる。
しかし、PTP包装シートは、固形製剤1個分ごとに切り離すと、小さいため、誤って固形製剤を開封しないまま包装ごと飲み込んでしまうことがあり、体内を傷つけることがあった(非特許文献1)。
厚生労働省、"PTP包装シート誤飲防止対策について"、[平成22年11月2日検索]、インターネット<URL: http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20100915_1.html>
そこで、この発明は、誤飲を防止することが可能な固形製剤包装体を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、この発明は次のような技術的手段を講じている。
この発明の固形製剤包装体は、上被覆部1と下被覆部2の間の収容部3に固形製剤4を収容した略長方形の袋状であって、上被覆部1と下被覆部2はイージーオープン性及びヒートシール性を有するものとし、前記収容部3の周縁5において上被覆部1と下被覆部2をヒートシールし、上被覆部1と下被覆部2を剥離することにより開封できるようにしており、上被覆部1と下被覆部2は短辺が3cm以上の幅を有するとともに、上被覆部1と下被覆部2のいずれか又は両方の厚みを厚くし、意図的に曲げようとしなければ曲がらないようにしたものとしている。
また、収容部3の周縁5の外側に、上被覆部1と下被覆部2とを剥離するための剥離用つまみ部6を設けたものとすることができる。
この発明の固形製剤包装体は、上述のような構成を有しており、3cm以上の幅のある長方形の袋状であり、しかも厚みがあって簡単に折れ曲がらないようになっているため、視覚的、感覚的にそのまま飲めるものと誤認されにくく、また、口の中に入れにくいものとなっているため、誤飲を防止することが可能となっている。
この発明の実施形態の固形製剤包装体の斜視図である。 この発明の実施形態の固形製剤包装体の斜視図(開封状態)である。 この発明の実施形態の断面の説明図である。
以下、この発明の好適な実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明の実施形態の固形製剤包装体の斜視図、図2は、その開封状態の斜視図である。この固形製剤包装体は、上被覆部1と下被覆部2の間の収容部3に固形製剤4を収容した略長方形の袋状であって、上被覆部1と下被覆部2はイージーオープン性及びヒートシール性を有するものとし、前記収容部3の周縁5において上被覆部1と下被覆部2をヒートシールし、上被覆部1と下被覆部2を剥離することにより開封できるようにしており、上被覆部1と下被覆部2は短辺が3cm以上の幅を有するとともに、上被覆部1と下被覆部2のいずれか又は両方の厚みを厚くし、意図的に曲げようとしなければ曲がらないようにしたものである。
上被覆部1と下被覆部2は、いずれも空気や湿気に対するバリア性が高い合成樹脂製のフィルム等を使用したもので、例えば、図3に示したように上被覆部1と下被覆部2をそれぞれ3層からなるものとすることができる。第1層1a,2a (表面側の層)は、グラシン紙とすることができる。第2層1b、2b(中間の層)は、厚さ12ミクロン程度のPETのフィルムにシリカ又はアルミナ等の透明蒸着を行ったものとすることができる。第3層1c,2c(内側の層)は、イージーオープン性及びヒートシール性を有する適宜の合成樹脂製フィルムとすることができる。前記第1〜3層は、それぞれ上下の層同士が接着しており、全体として収容部3内の固形製剤4が透過して見えるようになっている。
上被覆部1と下被覆部2は、1個の固形製剤4を挟んで互いの4辺ないしその付近をヒートシールしており、このヒートシールされた部分が収容部3の周縁5となっている。収容部3は、周縁5の内側の領域であり、周縁5における上被覆部1と下被覆部2が剥離されるまで密閉状態が保たれるようになっている。
固形製剤4は、各種の薬品や、ビタミンその他の栄養素を含むサプリメントとしている。この実施形態では、固形製剤4を丸い錠剤としているが、カプセル剤とすることもでき、形状は特に限定されない。
この固形製剤包装体は、3cm以上の幅のある長方形の袋状であり、通常の判断能力があれば、一見してそのまま飲むようにしたものでないことが分かる。また、間違えてそのまま飲もうとしても、口の中に入れにくい大きさ・形状であり、しかも、厚みがあって意図的に曲げようとしなければ曲がらないようになっているため、指で一端をつまんだり、両側から挟んだりした程度では折れ曲がらず、長方形の板状の形状が維持されるので、折り曲げて小さくなった状態で誤飲されることも防止できる。
さらに、この固形製剤包装体は、上被覆部1と下被覆部2がイージーオープン性を有するため、ヒートシールされた周縁5における上被覆部1と下被覆部2を剥離することにより容易に開封でき、固形製剤4を迅速に取り出すことができ、暗い場所でも非常に取り扱いやすくなっている。
また、この固形製剤包装体の一辺の縁部には、収容部3の周縁5の外側に、剥離用つまみ部6を設けている。この剥離用つまみ部6においては、上被覆部1と下被覆部2がシールされておらず、使用者は、その上被覆部1をつまんで反対側に引っ張ることにより、すばやく簡単にヒートシールされた周縁5における上被覆部1と下被覆部2を剥離させ、開封することができる。
以上がこの発明の好適な実施形態であるが、この発明は上述の実施形態の構成に限定されるものではなく、形状、寸法、材質等を適宜変更して実施することができる。
1 上被覆部
2 下被覆部
3 収容部
4 固形製剤
5 収容部の周縁
6 剥離用つまみ部

Claims (2)

  1. 上被覆部(1)と下被覆部(2)の間の収容部(3)に固形製剤(4)を収容した略長方形の袋状であって、上被覆部(1)と下被覆部(2)はイージーオープン性及びヒートシール性を有するものとし、前記収容部(3)の周縁(5)において上被覆部(1)と下被覆部(2)をヒートシールし、上被覆部(1)と下被覆部(2)を剥離することにより開封できるようにしており、上被覆部(1)と下被覆部(2)は短辺が3cm以上の幅を有するとともに、上被覆部(1)と下被覆部(2)のいずれか又は両方の厚みを厚くし、意図的に曲げようとしなければ曲がらないようにしていることを特徴とする固形製剤包装体。
  2. 収容部(3)の周縁(5)の外側に、上被覆部(1)と下被覆部(2)とを剥離するための剥離用つまみ部(6)を設けた請求項1記載の固形製剤包装体。

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