JP2011035964A - 充電装置及び充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器へ電池で非接触充電動作が可能な充電器において、電池のエネルギを効率よく用いて電子機器への充電を行なう。
【解決手段】二次電池d154と、AC/DCアダプタ170と、二次電池d154と、AC/DCアダプタ170が接続されるとこのアダプタの出力を充電器の電源としアダプタが接続されていない時は二次電池d154の出力を電源とする電源切換SW152と、一次コイル142と、ドライバー回路144と、FlashRom140aと、通信回路d146とを有し、電子機器へ電力を送信する際に、電源切換SW152が二次電池d154を電源としている時は、通信回路d146が受信したIDに応じた駆動条件をFlashRom140aから読み出し一次コイル142を駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器用の非接触充電装置および非接触充電システムに関する。
特許文献1に開示された無線電話機(電子機器)は、充電池(二次電池)を電源として動作可能であり、この二次電池はこの電子機器を載置可能な充電器から充電される。充電器から電子機器への充電のための電力供給動作は、充電器に設けられた一次コイルから磁力を生じさせ、電子機器に設けられた二次コイルで受けることで行なわれる。所謂非接触充電、無接点充電と呼ばれる方法で充電器は電子機器の二次電池を充電している。 特許文献2に開示されたデジタルコードレス電話システムにおいては、子機(電子機器)のバッテリ(二次電池)へクレードル(充電器)から充電可能であり、クレードル内部には二次電池を有し、充電器にAC電源から電力が供給できなくても電子機器への充電が出来る。
特開平8−19185号公報 特開平9−46402号公報
電子機器の一つである電子カメラにおいて近年防水機能を有する機種が存在する。このような電子カメラにおいて防水性を保つためには、電子カメラの内部が外部へ暴露する状況をなるべく排除することが望ましい。例えば電子カメラの電池交換の際には電池蓋を開く必要がありこの際に外部から水や塵等が入る可能性がある。防水性を保つには電池蓋の高い機密性が求められる。そこで機密性を高めるために電池蓋を無くし電子カメラ内部の電池(二次電池)へは非接触充電を行なう方法が考えられる。このような電子カメラでは電池が交換出来ないため充電器はAC電源がない場所でも電池を非接触充電できることが望ましい。そこで充電器内部にも電池を配置しAC電源から充電出来ないときはこの電池から電力を得て充電できる必要がある。非接触充電においては充電器側の一次コイルと電子機器側の二次コイルを近接させて電磁誘導によって電力送信を行なう。このときの電力と送信効率(二次コイルから出力される電力/一次コイルへ入力した電力)との関係を測定すると図6のごとき結果が得られる。一次コイル、二次コイルの電気特性、一次コイルと二次コイルを組み合わせた時の電気的特性が送信する電力に対して一定ではないため送信効率は変化してしまう。電力の送信効率が変化しなければ何れの電力で送信しても問題は無い。しかし、送信効率が変化し、送信効率の最適値があるならば、限られた電気エネルギで電力を送信する為に、この最適値で送信することが望ましい。すなわち電池等の限られた電気エネルギで充電動作させる際にはこの最適値で送信することが望ましい。
そこで発明の目的は、電子機器の二次電池へAC電源と電池とで非接触充電動作が可能な充電器において、電池の電力で非接触充電動作を行う際には電池のエネルギを効率よく利用して電子機器への充電を行なうことである。
本発明の充電器は、電子機器へ電磁誘導により電力を送ることでこの電子機器の電源である二次電池を非接触で充電する充電器であって、電池と、外部電源が接続された場合はこの外部電源の電力を出力し外部電源が接続されない場合は上記電池の電力を出力する電源切換え部と、電磁誘導により電力を送るためのコイルと、上記コイルを上記電源切換え部の出力により駆動する駆動回路と、上記電子電器の機種情報を取得する通信回路と、 電力の送信効率が最大となる上記コイルの駆動条件を上記電子機器の機種情報に対応させて記憶したメモリと、上記電源切換え部が上記電池の電力を出力している場合に、上記機種情報に対応する上記コイルの駆動条件を上記メモリから読出し、この読出した駆動条件で上記駆動回路を設定して上記コイルを駆動する制御回路とを有することを特徴とする充電器である。
本発明の充電システムは、充電器に内蔵された一次コイルと電子機器に内蔵された二次コイルとを磁気結合させて電磁誘導によりこの充電器からこの電子機器への充電を行なう充電システムであって、上記電子機器は、二次電池と、上記二次コイルから上記充電器からの電力を受信する受信回路と、上記受信回路の出力から上記二次電池を充電する第一の充電回路と、上記一次コイルを介して上記充電器と通信を行なう第一の通信回路と、上記電子機器を特定するIDを記憶した第一のメモリと、上記第一の通信回路を制御して上記第一のメモリに記憶されたIDを上記充電器へ送信し、上記第一の充電回路を制御して上記二次電池を充電する第一の制御回路と、を有し、上記充電器は、電池と、外部電源が接続された場合はこの外部電源の電力を出力し外部電源が接続されない場合は上記電池の電力を出力する電源切換え部と、上記電子機器へ電力を送るために上記電源切換え部の出力で上記一次コイルを駆動する駆動回路と、上記一次コイルを介して上記電子電器と通信を行なう第二の通信回路と、上記充電器から上記電子機器へ電力を送信する際の効率が最大となる上記一次コイルの駆動条件を記憶した第二のメモリと、上記電源切換え部が上記電池の電力を出力している場合に、上記第二の通信回路が上記電子機器から受信したIDに対応する上記一次コイルの駆動条件を上記第二のメモリから読出し、この読出した駆動条件で上記駆動回路を設定して上記一次コイルを駆動する第二の制御回路とを有することを特徴とする充電システムである。
本発明によれば、電子機器の二次電池へAC電源と電池とで非接触充電動作が可能な充電器おいて、電池の電力で非接触充電動作を行う際には電池のエネルギを効率よく利用することが出来る。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子カメラと充電ドックのシステム構成例を示すブロック図である。 図2は、図1の充電ドック内の充電ドックコントローラにより実行される処理を示すフローチャートである。 図3は、図1の電子カメラ内の電源コントローラにより実行される処理を示すフローチャートである。 図4は、図1の電子カメラ内のシステムコントローラにより実行される処理を示すフローチャートである。 図5は、図1の充電ドックコントローラのFlash Romに記憶されたテーブルデータを示している。 図6は、非接触充電動作において充電ドックから電子カメラへ送信される電力と送信効率の関係を示す。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。図1では、電子装置の一例としての電子カメラをあげ、この電子カメラと非接触で充電動作を行う充電ドックとのシステム構成例を示すブロック図が示される。なお充電ドックは充電スタンド、充電クレードルとも呼ばれるが、本説明ではドックの名称を使う。
システムコントローラ100(以下Scnt100と省略して呼ぶ)は電子カメラ1を統括して制御し、その内部はCPU(不図示)によって制御される複数の機能ブロックから構成され、FlashRom116に記録されているプログラムコードに基づき所定の動作を実行する。
撮像素子104はCCD、或はCMOS等のイメージセンサで構成され、撮影レンズ102によって形成された被写体像を光電変換して画像信号を生成する。撮像素子インターフェース回路106(以下撮像素子IF回路106と称す)は撮像素子104を駆動すると共に撮像素子104が出力する画像信号をA/D変換してデジタルデータとしてScnt100へ出力する。Scnt100はこのデジタルデータに所定の画像処理を施して画像データを生成する。
表示回路108はモニタ110を駆動して画像データを表示する回路である。モニタ110は液晶パネル、有機ELパネル等の表示素子から構成され、画像データの表示のほかにアイコン、文字データ等の情報の表示も行なわれる。メモリカード112は不揮発性メモリから構成された記憶媒体であってスロット(不図示)よってカメラに着脱可能に保持され、撮影された画像データが格納される。SDRAM114は、撮像素子104から得られたデジタルデータの一時記憶、このデータを画像処理する際に必要なワークメモリとして用いられる。
FlashRom116は不揮発性の半導体メモリから構成され、Scnt100が動作するために必要なプログラムコードの記録、画像データの記録(メモリカード112が装着されていない場合)、制御パラメータの記録に使用される。USB(Universal Serial Bus)端子118は電子カメラ1と外部機器(例えばパーソナルコンピュータ)との通信に利用される。この端子を利用することで外部機器は通信することで、メモリカード112に記憶された画像データの読出し、FlashRom116に記憶されたプログラムコード、制御パラメータの書き換え、画像データの読出しも可能となる。更に外部機器はScnt100を介して電源コントローラ122のFlashRom122aへのアクセスも可能となる。
補助光源ユニット119は、被写体が暗い場合に被写体の輝度を上げるために光を照射する。このユニットは、例えば、高輝度LEDとその駆動回路から構成されても良いし、キセノン管と昇圧回路とメインコンデンサから構成されたストロボユニットでも良いし、ランプとその駆動回路から構成されても良い。カメラ操作スイッチ120は、電子カメラ1の動作を指示するためにユーザによって操作されるスイッチ(SW)であって、ダイヤルSW、アップダウンSW、レリーズSW、電源SW、タッチSW等から構成される。
電源コントローラ122((以下Pcnt122と省略して呼ぶ)は電子カメラ1の電源を制御する。その内部にFlashRom122aを有し、このFlashRom122aにはPcnt122を動作させるために必要なプログラムコード、電源の制御に必要なパラメータ等が記憶されている。電子カメラ1の動作に必要な電力は基本的に二次電池c130から供給される。二次電池c130としては充電可能なニッケル水素2次電池、リチウムイオン二次電池等が用いられる。DC/DCコンバータ134二次電池c130の出力を電子カメラ1を構成する電子回路の電源ラインへ、その回路の動作に適した電圧に変換(降圧或は昇圧)して出力する。
カメラ操作スイッチ120の一つである電源SWがONするとPcnt122は動作を開始し、DC/DCコンバータ134を制御して電子カメラ1の動作に必要な電力を供給する。Pcnt122は電子カメラ1が充電ドック2に載置され、充電ドック2から電力供給を受けると、この電力を利用して二次電池c130の充電動作を行う。この充電動作は、所謂非接触充電方式(無接点充電方式或は無線充電方式)で実行される。すなわち充電ドック2に設けられた一次コイル142から発生した磁気エネルギを電子カメラ1に設けられた二次コイル132で受けることで電力送信が行なわれる。またこの二つのコイルを利用して電子カメラ1と充電ドック2との通信動作も行われる。電子カメラ1の底面部に二次コイル132は配置され、充電ドック2の上面部(電子カメラ1が載置される部位)に一次コイル142は配置され、充電ドック2に電子カメラ1が載置されると、これら2つのコイルは対向し電磁誘導によって充電ドック2からか電子カメラ1への電力の送信が可能となる。
二次コイル132から発生した交番電圧は整流回路126(電力の受信回路)によって直流電圧に変換され充電回路c128へ供給される。充電回路c128はPcnt122の指令に基づき二次電池c130への充電動作を行う。整流回路126の出力は通信回路124へも出力される。充電ドック2から電子カメラ1への情報送信は例えば次のような方法でなされる。一次コイルに印加する電圧の振幅を情報に応じて変化させることで(振幅変調することで)整流回路126から出力される電圧が情報に応じて変化する。この変化から通信回路c124は情報を検出しPcnt122へ出力する。また電子カメラ1から充電ドック2への情報送信は例えば次のような方法でなされる。通信回路c124は二次コイル132に接続された負荷(インピーダンス)を情報に応じて変化させることで(負荷変動することで)情報を充電ドック2へ送信する。この負荷変動を充電ドック2では一次コイル142に流れる電流の変化から検出することが出来る。電子カメラ1と充電ドック2との通信方式は、以上に述べた以外の方式、周波数変調方式、位相変調方式、複数の変調方式を組合せた方式を用いてもかまわない。また一次コイル142と二次コイル132を用いることなく他の方式を用いて通信しても良い。
充電ドックコントローラ140(以下Dcnt140と省略して呼ぶ)は充電ドック2を統括して制御する。その内部にFlashRom140aを有し、このFlashRom140aにはDcnt140を動作させるために必要なプログラムコード、充電ドック2の制御に必要な制御パラメータ等が記憶されている。
充電ドック2の動作に必要な電力は、二つの電力源から供給可能であり、第一電力源(内部電源)は充電ドックの内部に配置された二次電池d154であり、第二電力源(外部電源)はAC/DCアダプタ170である。二次電池d154としてはニッケル水素2次電池、リチウムイオン2次電池、鉛蓄電池等の充電可能な電池が用いられる。また二次電池d154を格納する電池室を充電ドック2内に設け、この電池室と規格が適合すれば一次電池であっても利用可能な構成としても良い。AC/DCアダプタ170は商用電源からのAC出力を充電ドック2の動作可能な直流電圧に変換して出力する。
AC/DCアダプタの出力はDCジャック172をDCプラグ150へ接続することで充電ドック2へ供給される。DCジャック172がDCプラグ150へ接続された時は、電源切換SW152は、AC/DCアダプタ170を充電ドック2の電源とする為にその出力を充電ドック2内へ供給する。そしてDCジャック172がDCプラグ150へ接続されていない時は、電源切換SW152は、二次電池d154を充電ドックの電源とする為にその出力を充電ドック2内へ供給する。Dcnt140はこの電源切換SW152の状態から二次電池d154からの電力で動作しているのかAC/DCアダプタ170からの電力で動作しているのかを判別できる。この実施例では電源切換SW152の状態で電力の供給元を判別しているが、二次電池d154とAC/DCアダプタ170の出力電圧の違いを利用して判別しても良い。電源切換え部である電源切換SW152は機械的なスイッチ、半導体スイッチ、リレー等の部材から構成できる。
AC/DCアダプタ170が電源として充電ドック2へ接続されると、その出力は充電回路d156へも供給される。充電回路d156は二次電池d154の充電の為の回路であり充電ドックコントローラ140の指令に基づき充電動作を行う。電源切換SW152から供給される電力はドライバー回路144へ供給され、ドライバー回路144は駆動信号(交番信号)を生成して一次コイルへ供給する。この駆動信号によって一次コイルは磁力を生成し、二次コイルは電圧が誘導され電子カメラ1へ電力が供給される。ドライバー回路144の駆動信号は駆動信号生成回路148から供給される。駆動信号の条件(周波数、振幅等の条件)はDcnt140によって制御される。
通信回路は、Dcnt140の指令に基づき一次コイル142を介して電子カメラ1へ情報を送信する為に、そして電子カメラ1からの情報を一次コイル142を介して受信する為に在る。情報を送信する際には、駆動信号生成回路148を制御して一次コイル142へ出力する駆動信号を変調する。情報を受信する際には、通信回路d146は一次コイルに流れる電流の変化(負荷変動)から電子カメラ1が送信する情報を検出する。
充電開始スイッチ158は、充電ドック2の動作を指示するためにユーザによって操作されるスイッチである。ユーザは電子カメラ1が充電ドック2へ載置し、充電開始スイッチ158をONすれば充電動作が出来る。この充電開始スイッチ158は電子カメラ1が充電ドック2へ載置されるとONする構成のスイッチとしても良い。LED162は充電ドックの動作状態を示す為に存在する表示部材である。USB(Universal Serial Bus)端子160は充電ドック2と外部機器(例えばパーソナルコンピュータ)との通信に利用される。この端子を利用することで外部機器は通信することで、FlashRom140aに記憶されたプログラムコード、制御パラメータ等の書き換えが可能となる。
図2に示されたフローチャートは、充電ドック2内のDcnt140(図1参照)がFlashRom140aに記録されたプログラムコードに基づき実行する処理を示している。充電開始スイッチ158がユーザによってONされるとDcnt140は起動して動作を開始する。ステップS100においてDcnt140は、システムの起動処理(充電ドッグ2を構成する回路ブロックの初期化、Dcnt140内部メモリの初期化など)を実行する。
ステップS102においてDcnt140は、電源供給源のチェックを行なう。充電ドック2内の二次電池d154からの電力で動作しているのか或はAC/DCアダプタ170からの電力で動作しているのか検出する。電源切換SW152の状態を検出することで電源の供給源を検出する。ステップS104においてDcnt140は、電源切換SW152がONならばAC/DCアダプタが接続されていると判定し動作処理をステップS104からステップS106へ移行し、電源切換SW152がOFFならば二次電池d154からの電力で動作していると判定し、ステップS104からステップS110へ動作処理を移行する。
ステップS106においてDcnt140は、二次電池d154の充電レベルを充電回路d156から取得する。二次電池d154の充電が必要な時は動作処理をステップS106からステップS108へ移行し、充電が不要ならば動作処理をステップS106からステップS110へ移行する。ステップS108においてDcnt140は、充電回路d156に対して充電動作を許可する。充電回路d156はAC/DCアダプタの出力を利用して二次電池d156の充電動作を行う。充電回路d156は二次電池d156が所定の充電レベルに達するまで充電を行い、自動的に充電動作を停止する。ステップS104、ステップS106、ステップS108の動作ステップによって、外部電源であるAC/DCアダプタが充電ドック2に接続された際には内部電源である二次電池d154が自動的に充電されることになる。
ステップS110においてDcnt140は、異物検出動作と通信初期動作を行う。異物検出動作において、所定の条件で一次コイル142を駆動すると共に電流を測定することで、充電ドック2に電子カメラ1(被充電装置)以外の異物(金属片など)が置かれていないか検出する。通信初期動作においては、一次コイル142を駆動して所定の信号をコイルから出力すると共に応答信号の検出を行ない、電子カメラ1と充電ドック2との通信回線を開く(通信動作を確立する)ことが可能であるか判定する。(Pcnt122における対応する動作は後述する図3のステップS206である)。ステップS112においてDcnt140は、異物が検出されず且つ通信回線が開かれると、処理動作をステップS112からステップS116へ移行し、これら二つの条件が成立しなければ動作処理をステップS112からステップS113へ移行する。
ステップS114においてDcnt140は、ステップS110とステップS112の処理動作を開始して所定時間が経過したか判定する。所定時間経過していないときはステップS114から再度異物検出動作と通信初期動作を行うためにステップS110へ移行し、所定時間が経過するとステップS114からステップS120へ動作を移行する。ステップS120においてDcnt140は、異常処理対応処理を行う。すなわちLED162を利用してユーザへの警告動作を行う。そしてステップS121においてDcnt140は、システム停止処理を行い、その動作を止める。
ステップS116においてDcnt140は、電子カメラ1(被充電装置)のPcnt122と通信して情報の交換を行なう(Pcnt122における対応する動作は後述する図3のステップS210である)。例えば、電子カメラ1(Pcnt122)から充電ドック2(Dcnt140)へ送信される情報としては、カメラID(カメラ機種を特定するID)電源ID(カメラの電源部を特定するID。同じ機種のカメラであっても電源部の設計が変更されると特性が異なるために個別にIDを付与する)がある。更に電子カメラ1内に組み込まれた二次電池c130の電池の種類と充電レベルに関する情報も送信される。
充電ドック2(Dcnt140)からへ電子カメラ1(Pcnt122)送信される情報としては、電力情報がある。充電ドック2は二つの電力源(二次電池d154とAC/DCアダプタ170)で動作可能である。二次電池d154で動作する際における送信可能な電力とAC/DCアダプタ170で動作する際に送信可能な電力は異なる。二次電池d154を電源として電力を送信する際には送信効率の最大値となる電力の情報(Px:図6参照)を送信し、AC/DCアダプタ170を電源として電力を送信する際には送信可能な最大の電力情報(Pmax:図6参照)を送信する。
ステップS118においてDcnt140は、ステップS116で受信した情報に基づき充電が可能な電子カメラであるか判断し、充電が出来ない場合はステップS118からステップS120へ移行する。また充電が出来る電子カメラであっても電池が充電されている場合は、充電動作は必要ないためステップS118からステップS120へ移行する。充電が可能な電子カメラが載置され電子カメラの電池は充電を必要とするときは、ステップS118からステップS122へ移行する。
ステップS120においてDcnt140は、LED162を用いて“充電が出来ない”或は、“充電が必要無い”ことを示すための警告表示を行い。そしてステップS121においてDcnt140は、システム停止処理を行い、その動作を止める。
ステップS122においてDcnt140は、一次コイル142(送信コイル)の駆動条件を設定する。駆動条件はFlashRom140aに制御パラメータとして格納されている。例えば図5に示したごときテーブルデータがFlashRom140aに記憶されている。
テーブルデータは一つの電源ID(IDentification)に対して送信効率を最大にするための条件(一次コイル132の駆動電圧と駆動周波数)と最大の送信電力Pmaxと送信効率を最大時の送信電力Pxが格納されている。カメラの機種を示すカメラIDに対して電源IDが複数ある理由は、カメラの生産中に電源回路を構成する部品が変更され特性が変化した為に一つのカメラIDに対して一つの電源IDでは対処できなくなったことを示す。主に二次コイル132の設計変更による特性変化である。カメラの電源部を特定するIDとして二つのIDを本実施例では設定している。本実施例では、送信効率を最大にするための条件に関する情報(一次コイルの駆動電圧と駆動周波数)を充電ドック2側(FlashRom140a)に記憶させる構成としたが、この情報を電子カメラ1側(FlashRom122a)に記憶する構成にしても良い。一次コイル132の駆動電圧と駆動周波数の最適な設定値はカメラの動作状態によっても異なる(動作に応じて充電ドック2から見た負荷が変化する)ため、カメラの動作状態に応じた駆動条件をテーブルデータに記憶すれば、更に最適な条件で一次コイル132を駆動できる。
例えば載置された電子カメラ1から受信したカメラIDがCxxxx01であり、電源IDがPxxxx03であるとする。二次電池d154の出力で動作する場合は、効率が最大となる条件で電力を送信しなければならない。そこでテーブルデータに基づき、一次コイル142の駆動条件として、駆動電圧を4.90(V)に設定し駆動周波数を110k(Hz)に設定すればよい。AC/DCアダプタ170の出力で動作する場合は、一次コイル142と二次コイル132の定格で決まる電力の最大値で送信可能であり、テーブルデータに基づき6.00(W)が駆動条件となる。この最大電力を超えない範囲で一次コイル142の駆動電圧と駆動周波数を設定すればよい。ステップS124においてDcnt140は、この駆動条件を駆動信号生成回路へ設定して一次コイル142の駆動を開始する。すなわち充電ドック2から電子カメラ1への電力送信動作が開始される。
ステップS126は、この電力送信動作中に、Dcnt140が電子カメラ1(Pcnt122)と周期的に行なう通信動作である(Pcnt122における対応する動作は後述する図3のステップS218である)。この通信動作より電子カメラ1中の二次電池c130の充電レベルに関する情報を取得できる。ステップS128においてDcnt140は、この情報に基づき電力送信動作を継続するか判定する。そして電力送信動作が必要と判定されると動作ステップS128から動作ステップS130へ移行し、電力送信動作が不要と判定されると動作ステップS128から動作ステップS134へ移行し、電力送信を止める。
電力送信動作を二次電池d154の出力より実行している時は、二次電池d154の容量を調べる必要がある。ステップS130においてDcnt140は、二次電池d154の出力で電力送信動作をしているか判定し、二次電池d154の出力で動作している時は動作ステップS132へ移行し、AC/DCアダプタの出力で動作している時はS126へ移行する。
ステップS132においてDcnt140は、二次電池d154の容量を調べ電力送信動作が可能であるか判定する。そして電力送信動作が可能であれば動作ステップS126へ移行して電力送信を継続し、電力送信動作が不可能であれば動作ステップS134へ移行し電力送信を止める。
ステップS134においてDcnt140は、電子カメラ1に対して電力送信動作の停止を告知する(Pcnt122は、後述する図3のステップS218でこの告知を受信する)。そしてステップS136においてDcnt140は、駆動信号生成回路148の動作を停止する。この処理動作によって電力の送信動作は停止する。
電子カメラ1の二次電池c130の充電動作が終了しても、充電ドック2の二次電池d154の充電動作中(AC/DCアダプタ170の電力で動作中)ならば、この充電動作は継続しなければならない。ステップS138においてDcnt140は、充電回路d156の出力に基づき二次電池d154の充電動作中であるか判定する。二次電池d154の充電動作がなされていない時、Dcnt140は、システム停止処理をために動作ステップS121へ移行する。一方充電動作中であればDcnt140は、動作ステップS138から動作ステップS140へ移行し、充電回路d156の充電動作が終了するまで待機する。そして充電動作の終了を検出するとDcnt140は、システム停止処理のためにステップS121へ移行する。
図3に示されたフローチャートは、電子カメラ1内のPcnt122(図1参照)がFlashRom122aに記録されたプログラムコードに基づき実行する処理を示している。
Pcnt122の起動要因は2つある。第一の起動要因は電子カメラ1の電源SW(カメラ操作スイッチ120の一つ)がユーザ操作によってONされたことを検出した場合である。第二の起動要因は電子カメラ1が充電ドック2に載置され、充電ドック2からの通信動作を検出した場合である。いずれかの起動要因によってPcnt122は動作を開始し、ステップS200においてPcnt122は起動処理(Pcnt122の周辺回路の初期化、Pcnt122内部メモリの初期化など)を行う。
ステップS202においてPcnt122は、充電回路c128を介して電子カメラ1内部に配置された二次電池c130の容量情報を取得する。
ステップS204においてPcnt122は、電源SWのONによる起動した場合は、動作をステップS204からステップS250へ移行し、充電ドックからの通信開始を検出して起動した場合は、動作をステップS204からステップS206へ移行する。カメラの通常操作においては、ユーザは先ず電源SWをONする。このSW操作によりPcnt122が起動した際にPcnt122は、動作をステップS204がステップS250へ移行する。ユーザがカメラの電池を充電するために充電ドック2へ電子カメラ1を置きそして充電開始スイッチをONすると充電ドック2は電子カメラ1と通信を開始する。この通信開始を検出した際にPcnt122は、動作をステップS204がステップS206へ移行する。
ステップS250〜ステップS258においてPcnt122によって実行される動作は二次電池c130の充電動作を含まない電子カメラ1の電源管理である。ステップS250においてPcnt122はDC/DCコンバータ134を制御し、二次電池c128の出力を所定の電圧へ変換して電子カメラ1内部の各回路ブロックへ供給する。この動作によってScnt100も動作可能な状態となる。そしてステップS252において、Pcnt122はScnt100と周期的な通信動作を行う。ステップS254においてPcnt122はScnt100からシステム停止の要求を受信したか判定する。Scnt100はユーザによって電源SWをOFFする操作が行なわれるとこの要求をPcnt122へ送信する。この要求を受けると、ステップS258においてPcnt122はカメラシステムの動作を止めるためにDC/DCコンバータ134の動作を止める。そしてステップS262に移行してPcnt122は停止処理をおこなう。この動作によって電子カメラ1内の回路は動作を完全に停止する。一方動作がステップS254からステップS256へ移行するとPcnt122はScnt100からの要求に応じた動作を行う。例えば、二次電池c130の容量検査(バッテリチェック動作)を行い、二次電池c130の容量に関する情報を取得してScnt100へ送信する。
Pcnt122は、ステップS206において充電ドック2(Dcnt140)との通信初期動作を行い、ステップS208において充電ドック2(Dcnt140)との通信動作が確立したか判定する(Dcnt140における対応する動作は前述した図2のステップS110である)。Pcnt122の処理動作は、通信動作が確立するとステップS208からステップS210へ移行し、通信動作が確立出来ないとステップS208からステップS262へ移行する。ステップS262へ移行するとPcnt122は停止処理をおこない、電子カメラ1の動作は停止する。
ステップS210においてPcnt122は、充電ドック2のDcnt140と通信して情報の交換を行なう(Dcnt140における対応する動作は前述した図2のS116である。例えば、電子カメラ1から充電ドック2へ送信される情報としては、カメラID、電源IDがある。また二次電池c130の電池の種類と充電レベルに関する情報も送信される。充電ドック2からへ電子カメラ1送信される情報としては、電力情報がある。充電ドック2は二つの電力源で動作可能である。二次電池d154を電源として電力を送信する際には送信効率の最大値となる電力の情報(Px:図6参照)を送信し、AC/DCアダプタ170を電源として電力を送信する際には送信可能な最大の電力情報(Pmax:図6参照)を送信する。電子カメラ1は送信される電力の大きさに応じて動作を変更する。
ステップS212においてPcnt122は、ステップS210で受信した情報に基づき充電動作が可能であるか判断し、充電が出来ない場合はステップS212からステップS260へ移行し、充電が出来る場合はステップS212からステップS214へ移行する。充電出来ない場合としては、電子カメラがこのカメラの充電動作に適合しない充電ドックに載置されている場合があり、電子カメラがこのカメラの充電動作に適合する充電ドックに載置されているが電池が既に充電されている場合がある。充電できる場合としては、電子カメラがこのカメラの充電動作に適合する充電ドックに載置され更にカメラ内の電池は充電を必要とする場合である。
ステップS260へ移行した際にはPcnt122はDcnt140と通信し、充電ドック2からの電力送信動作の停止に関する情報を受信する(この情報は図2のステップS132においてDcnt140から送信される)。そしてステップS262において停止処理を行なう。
ステップS214へ移行した際にはてPcnt122はDC/DCコンバータ134の動作を制御し、二次電池c128の出力を所定の電圧へ変換して電子カメラ1内部の各回路ブロックへ供給する。この動作によってScnt100の動作も可能となる。
ステップS216においてPcnt122は、充電回路c128による二次電池c130の充電動作を許可する。すなわち充電ドック2から供給される電力による電子カメラ1の充電動作(非接触充電動作)が開始される。充電回路c128は二次電池c130の充電動作を自動的実行し、充電レベルが規定値に達すると動作を止める。この二次電池c130への充電中に、Pcnt122はDcnt140との通信動作(ステップ218)及びScnt100との通信動作(ステップS222)を周期的に行う。
ステップS218においてPcnt122はDcnt140と通信動作を行う。この通信動作において、Pcnt122は、充電ドック2が二次電池d156で動作中ならば、二次電池d156の残り容量に関する情報を取得できる。そしてステップS220においてPcnt122は、この情報に基づき電子カメラ1の二次電池c128への充電動作の継続が可能か判定する。充電ドック2の二次電池d156の容量が無くなり電子カメラ1の二次電池c128への充電動作が出来なくなると、ステップS220からS221へ移行し、充電動作が可能ならば、ステップS220からS222へ移行する。
ステップS221へ移行した際にPcnt122は充電回路c128の充電動作を禁止(停止)する。更にステップS260においてDcnt140と通信して充電ドック2の電力の送信動作を停止させ、ステップS262において停止処理を行う。
ステップS222においてPcnt122は、Scnt100が動作中であるか判定し、動作中ならばステップ222からステップS224へ移行してScnt100との通信動作を行い、動作中で無いならばステップ222からステップS232へ移行して二次電池c130への充電が終了したか判定する。Pcnt122は第二の起動要因で起動(充電ドック2からの通信によって起動)した際にもScnt100を動作させて電子カメラ1通常の動作が可能となる。しかし通常の動作中にユーザが動作を止めるために電源SWを操作するとカメラとしての通常動作は停止する。すなわちScnt100はその動作をとめる。この場合はステップS224からステップS230の処理動作は実行されない。
ステップS224においてPcnt122はScnt100との通信動作を行う。Scnt100からの要求が“システムの停止”ならば、Pcnt122は動作をステップS226からステップS228へ移行し、DC/DCコンバータ134の動作を止める。この動作によってScnt100は動作を止める。電子カメラとしての動作中にユーザがカメラ操作スイッチ120の一つである電源SWを操作するとScnt100は“システムの停止”の要求をPcnt122へ送信する。Scnt100からの要求が“システムの停止”以外ならば、Pcnt122は動作をステップS226からステップS230へ移行する。
ステップS230においてPcnt122は、Scnt100の要求に従い以下のような動作を行う。二次電池c130の充電動作に関する情報を要求されると、二次電池c130の現在の充電レベル、充電動作の終了時間等の情報をScnt100へ送信する。また充電ドック2に関する情報を要求されると、充電ドック2の電力源(二次電池d154で動作しているかAC/DCアダプタで動作しているか)に関する情報、充電ドック2の送信電力(図6におけるPx、Pmax)に関する情報等をScnt100へ送信する。
ステップS232においてPcnt122は充電回路c128が充電動作を実行中であるか判定し、充電動作中ならば、Pcnt122は動作をステップS232からS218へ移行し、充電動作が終了しているならば、動作をステップS232からS234へ移行する。
ステップS234においてPcnt122はScnt100が動作中であるか判定し、動作中のときは、ステップS234からステップS252へ移行し、動作していないときは、ステップS234からステップS260へ移行する。
図4に示されたフローチャートは、電子カメラ1内のScnt100(図1参照)がFlashRom116に記録されたプログラムコードに基づき実行する処理を示している。上述したようにPcnt122は二つの起動要因(カメラ操作スイッチ120の一つである電源SWがONしたことによる起動、充電ドック2からの通信による起動)を持ち、Pcnt122は何れの要因で起動してもDC/DCコンバータ134を動作させてScnt100を起動させる。電子カメラ1の動作は、電力の供給方法を観点とすると大別して3つの動作状態に分類できる。第一の動作状態(電子カメラ1のみでの動作)とは、電子カメラ1内部に組み込まれた二次電池c130の電力で動作する状態である。第二の動作状態(電子カメラ1が充電ドック載置された状態での動作)とは、充電ドック2からの送信電力で動作する状態であり、充電ドック2はその内部に組み込まれた二次電池d154の電力で動作している状態である。第三の動作状態(電子カメラ1が充電ドック載置された状態での動作)とは、充電ドック2からの送信電力で動作する状態であり、充電ドック2はAC/DCアダプタ170の電力で動作している状態である。
Dcnt122によってDC/DCコンバータ134の動作を許可するとScnt100は動作を開始する。ステップS300においてScnt100は、システム起動処理を行う。Scnt100に接続された周辺回路の初期設定、メモリの初期設定等を行なう。
ステップS302においてScnt100は、Pcnt122と通信し、電源に関する情報を取得する。ステップS304においてScnt100は、充電ドック2を電源にして動作しているのか、二次電池c130を電源にして動作しているのか判定し、充電ドック2が電源ならばScnt100の動作はステップS304からステップS306へ移行し、二次電池c130が電源ならばScnt100の動作はステップS304からステップS310へ移行する。
ステップS306におけるScnt100の動作は、第一の動作状態に対応する。この動作状態において、Scnt100は通常のカメラ動作を実行する。ステップS308においてScnt100は、電源SWの状態を検出し、電源SWがOFFしたこと検出するとカメラ動作を停止するためにステップS320へ移行し、電源SWがONであることを検出するとカメラ動作を継続するためステップS306へ移行する。
ステップS310においてScnt100は、ステップS302において取得された充電ドック2に関係する情報に基づき、充電ドック2が二次電池d154を電源としているか或はAC/DCアダプタ170を電源としているかを判定する。充電ドック2が二次電池d154を電源としている場合、Scnt100はステップS310からステップS312へ移行し、充電ドック2がAC/DCアダプタ170を電源としている場合、Scnt100はステップS310からステップS316へ移行する。
ステップS312におけるScnt100の動作は、第二の動作状態に対応する。この動作状態において、Scnt100は制限付のカメラ動作を実行する。ステップS314においてScnt100は、電源SWの状態を検出し、電源SWがOFFしたこと検出するとカメラ動作を停止するためにステップS320へ移行し、電源SWがONであることを検出するとカメラ動作を継続するためステップS312へ移行する。第二の動作状態では充電ドック2は二次電池d154の電力で動作している。従って充電ドック2は、電子カメラ1の二次電池c130の充電動作とカメラの通常動作を共に実行できる電力を供給出来ない。カメラ動作において消費電力が大きい動作は出来ない。このような動作としては、例えば撮像素子の駆動動作と画像表示動作の双方を必要な動作状態(ライブビュー動作、動画撮影動作、静止画撮影動作)があり、これら動作は、実行出来ない。しかし画像データをメモリカードから読み出し表示する動作(再生動作)の如き動作は可能である。
ステップS316におけるScnt100の動作は、第三の動作状態に対応する。この動作状態において、Scnt100は通常のカメラ動作を実行する。ステップS318においてScnt100は、電源SWの状態を検出し、電源SWがOFFしたこと検出するとカメラ動作を停止するためにステップS320へ移行し、電源SWがONであることを検出するとカメラ動作を継続するためステップS316へ移行する。第三の動作状態では充電ドック2はAC/DCアダプタ170の電力で動作している。従って充電ドック2は、電子カメラ1の二次電池c130の充電動作とカメラの通常動作を共に実行できる電力を供給出来る。
ステップS320においてScnt100は、システム停止処理を行う。カメラ動作状態に関する情報をFlashRom116へ格納する、周辺回路の動作を停止する等の処理が実行される。ステップS322においてScnt100は、Pcnt122へDC/DDCコンバータ134の停止を指令する。この動作によってScnt100は動作を止める。
本発明は、上述した電子カメラのみならず二次電池を有し非接触で充電動作が可能な電子機器及びこれら電子機器に充電動作可能な充電器に適応できる。例えば、デジタルフォトビューワー、デジタルフォトフレーム、携帯電話、ICレコーダ、リモコン装置、パーソナルコンピュータ、PDA等の電子機器および二次電池で駆動されるアクチュエータを動力源とする機械システム(電気自動車)等にも適用可能である。
1 … 電子カメラ
100 … システムコントローラ
102 … 撮影レンズ
104 … 撮像素子
106 … 撮像素子インターフェース回路
108 … 表示回路
110 … モニタ
112 … メモリカード
114 … SDRAM
116 … Flash Rom
118 … USB端子
119 … 補助光源ユニット
120 … カメラ操作スイッチ
122 … 電源コントローラ
124 … 通信回路c
126 … 整流回路
128 … 充電回路c
130 … 二次電池c
132 … 二次コイル
134 … DC/DCコンバータ
2 … 充電ドック
140 … 充電ドックコントローラ
142 … 一次コイル
144 … ドライバー回路
146 … 通信回路d
148 … 駆動信号生成回路
150 … DCプラグ
152 … 電源切換SW
154 … 二次電池d
156 … 充電回路d
158 … 充電開始スイッチ
160 … USB端子
170 … AC/DCアダプタ
172 … DCジャック

Claims (4)

  1. 電子機器へ電磁誘導により電力を送ることでこの電子機器の電源である二次電池を非接触で充電する充電器であって、
    電池と、
    外部電源が接続された場合はこの外部電源の電力を出力し外部電源が接続されない場合は上記電池の電力を出力する電源切換え部と、
    電磁誘導により電力を送るためのコイルと、
    上記コイルを上記電源切換え部の出力により駆動する駆動回路と、
    上記電子電器の機種情報を取得する通信回路と、
    電力の送信効率が最大となる上記コイルの駆動条件を上記電子機器或はその電源を特定する情報に対応させて記憶したメモリと、
    上記電源切換え部が上記電池の電力を出力している場合に、上記情報に対応する上記コイルの駆動条件を上記メモリから読出し、この読出した駆動条件で上記駆動回路を設定して上記コイルを駆動する制御回路と
    を有することを特徴とする充電器。
  2. 上記電池は二次電池であり、
    上記充電器は更に上記電池を充電する充電回路を有し、
    上記制御部は、上記電源切換え部が外部電源の電力を出力している場合には、上記コイルを駆動すると共に上記充電回路を制御して上記電池への充電動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の充電器。
  3. 充電器に内蔵された一次コイルと電子機器に内蔵された二次コイルとを磁気結合させて電磁誘導によりこの充電器からこの電子機器への充電を行なう充電システムであって、
    上記電子機器は、
    二次電池と、
    上記二次コイルから上記充電器からの電力を受信する受信回路と、
    上記受信回路の出力から上記二次電池を充電する第一の充電回路と、
    上記一次コイルを介して上記充電器と通信を行なう第一の通信回路と、
    上記電子機器或はその電源を特定するIDを記憶した第一のメモリと、
    上記第一の通信回路を制御して上記第一のメモリに記憶された上記IDを上記充電器へ送信し、上記第一の充電回路を制御して上記二次電池を充電する第一の制御回路と、を有し、
    上記充電器は、
    電池と、
    外部電源が接続された場合はこの外部電源の電力を出力し外部電源が接続されない場合は上記電池の電力を出力する電源切換え部と、
    上記電子機器へ電力を送るために上記電源切換え部の出力により上記一次コイルを駆動する駆動回路と、
    上記一次コイルを介して上記電子電器と通信を行なう第二の通信回路と、
    上記充電器から上記電子機器へ電力を送信する際の効率が最大となる上記一次コイルの駆動条件を記憶した第二のメモリと、
    上記電源切換え部が上記電池の電力を出力している場合に、上記第二の通信回路が上記電子機器から受信した上記IDに対応する上記一次コイルの駆動条件を上記第二のメモリから読出し、この読出した駆動条件で上記駆動回路を設定して上記一次コイルを駆動する第二の制御回路と
    を有することを特徴とする充電システム。
  4. 上記電池は二次電池であり、
    上記充電器は更に上記電池を充電する第二の充電回路を有し、
    上記第二の制御回路は、上記電源切換え部が外部電源の電力を出力している場合には、上記一次コイルを駆動すると共に上記第二の充電回路を制御して上記電池への充電動作を行うことを特徴とする請求項3に記載の充電システム。
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