JP2011035657A - 無線通信装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の無線通信装置間で共有し得る画像データの秘匿性をより高める。
【解決手段】無線LAN接続された他の画像表示装置との間で画像データの送受を行なう無線LAN通信部19と、ブルートゥースにより他の移動端末装置からの画像データを受信するブルートゥース通信部20と、画像データを記憶するメモリカード23と、メモリカード23が記憶する画像データに基づいて画像を表示する表示部21と、携帯電話端末(CP)と無線接続された状態で、他の画像表示装置(10)から携帯電話端末(CP)に関連した画像データを受信してメモリカード23に記憶させ、記憶させた画像データをメモリカード23から読出し、読出した画像データに基づいて表示部21で画像を表示させるCPU11とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば無線LANやブルートゥースに代表される無線通信技術を用いてデータファイルを共有する無線通信装置及びプログラムに関する。
従来、第1の拠点に設置されディスプレイ装置に記憶された画像データファイルを、ネットワークを介して、遠隔地である第2の拠点に設置された複数のディスプレイ装置にそれぞれ配信する技術が提案されている。(例えば、特許文献1)
この特許文献の技術では、第1の拠点に設置されているディスプレイ装置に記憶された元のファイルを分割した分割ファイルを、第2の拠点に設置された複数のディスプレイ装置にそれぞれ1つだけ送信する。そして、第2の拠点に設置された特定のディスプレイ装置が、第1の拠点に設置されディスプレイ装置から自身が受け取った分割ファイルと、第2の拠点に設置された他のディスプレイ装置から受け取った分割ファイルとに基づいて、分割前のファイルを復元する。
したがって、元のファイルを分割して第2の拠点に設置された複数のディスプレイ装置に送ることにより、元のファイルの秘匿性を確保できる。
特開2008−117330号公報
しかしながら上述した特許文献の技術では、第3者が、第2の拠点に設置された任意のディスプレイ装置の正規の操作者になりすまし、当該任意のディスプレイ装置に他のディスプレイ装置から分割ファイルを集約することにより、元のファイルを復元することができる、という不具合がある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、複数の無線通信装置間で共有し得る画像データの秘匿性をより高めることが可能な無線通信装置及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、第1の無線ネットワーク技術を介して接続された他の画像表示装置との間で画像データの送受を行なう第1の無線接続手段と、上記第1の無線ネットワーク技術より接続距離の短い第2の無線接続技術により他の移動端末装置から画像データを受信する第2の無線接続手段と、画像データを記憶する画像記憶手段と、上記画像記憶手段が記憶する画像データに基づいて画像を表示する表示手段と、上記第2の無線接続手段により上記移動端末装置と無線接続された状態で、上記第1の無線接続手段により上記他の画像表示装置から当該移動端末装置に関連した画像データを受信し、受信した画像データを上記画像記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、上記第2の無線接続手段により上記移動端末装置と無線接続された状態で、当該移動端末装置に関連した画像データを上記画像記憶手段から読出し、読出した画像データに基づいて上記表示手段により画像を表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、複数の無線通信装置間で共有し得る画像データの秘匿性をより高めることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る画像表示装置の設置環境を示す図。 同実施形態に係る画像表示装置の回路構成を示すブロック図。 同実施形態に係る画像データの受付から表示に至る処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る画像データの受付から表示に至る処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る携帯電話端末の移動に伴う画像データの転送状態を例示する図。 同実施形態に係る携帯電話端末の移動に伴う画像データの転送状態を例示する図。 同実施形態に係る携帯電話端末の移動に伴う画像データの転送状態を例示する図。
以下、一般に「デジタルフォトフレーム」や「電子写真立て」とも呼称される画像表示装置に本発明を適用した場合の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る画像表示装置の設置環境を例示する図である。1件の家屋内に散在する複数台の画像表示装置10,10,‥‥とアクセスポイントAPとを、例えばIEEE802.11b/11g規格に則って無線接続し、ネットワークエリアNA内での無線LAN環境を構築する。
上記アクセスポイントAPは、図示しないインターネットとも接続され、ルーターの機能も兼ねることで、各画像表示装置10,10,‥‥をインターネットと接続可能とする。
個々の画像表示装置10は、装置内に装着するメモリカードに画像データを記憶し、記憶した画像データを用いて画像の表示を行なう。また画像表示装置10は、上記アクセスポイントAPを介して他の画像表示装置10との間で画像データの送受が可能であり、他の画像表示装置10とで画像データを共有できる。
さらに画像表示装置10は、上記無線LAN機能に加えて、当該無線LANよりも大幅に通信距離に短い無線通信方式、例えばBluetooth(登録商標)(以下「ブルートゥース」と称する)のクラス3に対応し、約1[m]以内に同じ規格の電子機器が存在する場合に双方間で無線通信で各種データを送受できる。
図1では、ブルートゥースに対応した携帯電話端末CPが1台の画像表示装置10とブルートゥースにより無線接続されている状態を示す。この携帯電話端末CPは、ユーザが所持して上記ネットワークエリアNA内を任意に移動するものとする。
上記携帯電話端末CPは、カメラ機能を有し、静止画や動画を撮影することが可能である。したがって、上記携帯電話端末CP内に記憶されている静止画や動画の画像データは、ブルートゥースにより無線接続されている画像表示装置10に読出され、当該画像表示装置10で表示することが可能となる。
なお、携帯電話端末CPが取得した画像データに対しては、付加データの一部として表示抑制用のコード情報を含ませておくことで、携帯電話端末CPがブルートゥース機能で接続されていない画像表示装置10、すなわち携帯電話端末CPが近くに存在しない画像表示装置10では、その携帯電話端末CPに関連した画像を表示できないように制御できるものとする。
次に図2により画像表示装置10の構成について説明する。
図2はこの画像表示装置10のハードウェア構成を示すものである。11は各種処理制御を司るCPUである。このCPU11と主入出力処理部12とがバス接続される。
この主入出力処理部12は、さらにメインメモリ13及びグラフィック処理部14とそれぞれ専用のバスを介して接続される他、副入出力処理部15とも別のバスにより接続される。主入出力処理部12は、一般にノースブリッジとも呼称される回路であり、主としてこれらの間での入出力制御を実行する。
メインメモリ13は、後述するソリッドステートドライブ22から読出してくる動作プログラムや各種データを展開して記憶するワークメモリである。グラフィック処理部14は、画像表示のためのグラフィックス処理を実行する。
副入出力処理部15は、一般にサウスブリッジとも呼称される回路であり、無線処理部16、表示処理部17、及び記憶処理部18と接続され、主としてこれら周辺回路と上記主入出力処理部12との間の入出力制御を行なう。
無線処理部16は、無線LAN通信部19、及びブルートゥース通信部20と接続される。
無線LAN通信部19は、上述した如く、例えばIEEE802.11b/11g規格に則って2.4[GHz]帯の電波で上記アクセスポイントAPを含む外部の機器とデータの送受を行なう。
ブルートゥース通信部20は、上述した如くブルートゥース規格に則って至近距離にある上記携帯電話端末CPを含む外部の機器との間でのデータの送受を行なう。
上記表示処理部17は、副入出力処理部15を介して与えられるデジタル値の画像データに基づいて表示部21を駆動し、対応する画像を表示させる。表示部21は、例えばバックライト付きの透過型カラー液晶パネルとその駆動回路とで構成される。
記憶処理部18は、ソリッドステートドライブ(SSD)22及びコネクタCを介してメモリカード23と接続され、これらと上記副入出力処理部15との間の入出力制御を行なう。
ソリッドステートドライブ22は、不揮発性メモリで構成され、この画像表示装置10の動作プログラムや各種データを固定的に記憶する。
メモリカード23は、この画像表示装置10に対して着脱自在に装着され、主として画像データを記憶する。
なお、これら画像表示装置10を構成する個々のハードウェア回路自体は、きわめて一般的な周知の技術であるので、それらについてのより詳細な説明は省略する。
次に上記実施形態の動作について説明する。
図3及び図4の動作は、画像表示装置10が通常のフォトスタンド機能により、メモリカード23に記憶している各種画像データに基づく画像の表示を行なう一方で、並行して実施する、ブルートゥース機器との接続に関する処理内容を示すものである。これら図3及び図4の処理内容は、CPU11がソリッドステートドライブ22に記憶されている動作プログラムを読出し、読出した動作プログラムをメインメモリ13に展開して記憶させることで順次実施する。
なお、ソリッドステートドライブ22に記憶されている動作プログラムや固定データ等は、この画像表示装置10の製造工場出荷時にソリッドステートドライブ22に記憶されていたものに加え、例えばこの画像表示装置10のバージョンアップに際して、上記アクセスポイントAPを介してインターネット経由で新たな動作プログラム、データ等をダウンロードして記憶するものも含む。
なお、上記携帯電話端末CPは、事前のマッチング設定によりネットワークエリアNA内の全画像表示装置10,10,‥‥に対して予めブルートゥース対応機器のID情報を登録済みであるものとする。
図3及び図4の動作当初には、CPU11が携帯電話端末CPの近接による当該機器のID情報(図では「BT−ID」と称する)をブルートゥース通信部20、無線処理部16経由で取得したか否かにより、通信圏内に携帯電話端末CPが存在するか否かを判断する(ステップS101)。
ここで携帯電話端末CPのID情報を取得しなかった場合に、CPU11は次に無線LAN接続される他の画像表示装置10から画像の送信要求を示す信号を受信したか否かを判断する(ステップS102)。
ここで画像の送信要求を示す信号を受信しなかったと判断すると、CPU11は再び上記ステップS101からの処理に戻る。
こうしてステップS101,S102の処理を繰返し実行することにより、上述した如くCPU11は通常のフォトスタンド機能により画像の表示を行なう一方で、携帯電話端末CPとの接続があるのを待機する。
携帯電話端末CPを所持したユーザが近接することで、携帯電話端末CPのID情報を取得した場合、CPU11はステップS101でそれを判断し、携帯電話端末CPの信号強度レベルを検出する(ステップS103)。
次いでCPU11は、アクセスポイントAPを介して他の画像表示装置10,10,‥‥すべてに対し、携帯電話端末CPのID情報を付加して当該機器の信号強度レベルの情報の送信要求を示す信号を発信する(ステップS104)。
これに対応して他のすべての画像表示装置10,10,‥‥から信号強度レベルの情報が送られてくるのを待機する(ステップS105)。
この場合、上記携帯電話端末CPの場合、上述した如く通信距離が1[m]前後のクラス3の機器であるため、当然ながら他の画像表示装置10,10,‥‥から得られる、該当する携帯電話端末CPの信号強度レベルの情報は「0(ゼロ)」を示す内容である可能性が高い。
そして、すべての画像表示装置10,10,‥‥からの信号強度レベルの情報を受信した時点で、CPU11は自装置で得られる携帯電話端末CPの信号強度レベルの情報が他の装置の各信号強度レベルの情報に比して最も高いか否かにより、携帯電話端末CPが自装置に最も近くに存在しているか否かを判断する(ステップS106)。
ここでCPU11が自装置での信号強度レベルの情報より高い信号強度レベルの情報を他の装置から受信した場合には、携帯電話端末CPとの接続処理を中断するものとして、上記ステップS101からの処理に戻る。
また、上記ステップS106で自装置で得られる信号強度レベルの情報が他の装置の各信号強度レベルの情報に比して最も高いものであると判断した場合、次にCPU11は、上記アクセスポイントAPを介して他の画像表示装置10,10,‥‥すべてに対し、携帯電話端末CPのID情報を付加して当該携帯電話端末CPに関連した画像データの送信要求を示す信号を送信する(ステップS107)。
携帯電話端末CPに関連した画像データとは、携帯電話端末CPの認識情報が付加された画像データである。
本実施形態では、携帯電話端末CP内に記憶される画像データはすべて、その携帯電話端末CPを所持するユーザのプライベートに属するものであると想定し、該ユーザが近くに存在しない画像表示装置10ではその携帯電話端末CPに関連した画像データに基づき画像の表示は行なわないものとする。
上記送信要求を示す信号の送信後、応答動作として他の画像表示装置10,10,‥‥から携帯電話端末CPに関連した画像データがあるか否かを判断する(ステップS108)。
ここで携帯電話端末CPに関連した画像データがあった場合にのみ、CPU11は他の画像表示装置10,10,‥‥から送られてくる画像データを受信し、装着されているメモリカード23に記憶させる(ステップS109)。
図5は、携帯電話端末CPとブルートゥース通信により接続されている画像表示装置10に対し、アクセスポイントAPを経由して他の画像表示装置10からファイル名「Data_1」の画像データが送られてきて記憶された状態を例示している。
この時点でCPU11は、アクセスポイントAPとの接続を一時的に切断し、以後他の画像表示装置10とは無線LANのアドホック通信により子機間直接通信を行なうものとしてもよい。
なおアドホック通信とは、無線LAN機器が備える動作設定の1つであり、親機であるアクセスポイントなしに、子機同士で直接通信する設定のことを示すものとする。
その後、CPU11は自装置のメモリカード23内を検索し、携帯電話端末CPのID情報と関連付けられた画像データがすでに記憶されているか否かを判断する(ステップS111)。
ここで、メモリカード23に該当する画像データを記憶していると判断した場合にのみ、CPU11はその画像データに付加して設定されている、上述した表示抑制用のコード情報を一時的に解除する(ステップS112)。
次にCPU11は、携帯電話端末CPと自装置内のメモリカード23とを相互参照した上で(ステップS113)、携帯電話端末CP側に、メモリカード23には記憶していない、新規の画像データがあるか否かを判断する(ステップS114)。
ここで新規の画像データが携帯電話端末CPにあると判断した場合にのみ、CPU11は携帯電話端末CPからその新規の画像データを受信し、装着されているメモリカード23に記憶させる(ステップS115)。
次いでCPU11は、あらためてメモリカード23内を検索し、携帯電話端末CPのID情報が関連付けられた画像データがあるか否かを判断する(ステップS116)。
ここで携帯電話端末CPのID情報が関連付けられた画像データがないと判断した場合に、CPU11はその時点で携帯電話端末CPとの接続処理を中断するものとして、上記ステップS101からの処理に戻る。
また、上記ステップS116で携帯電話端末CPのID情報が関連付けられた画像データが少なくとも1つあると判断した場合に、CPU11はそれまでの通常のフォトスタンド機能を一時的に停止する。
そしてCPU11は、メモリカード23に記憶されている携帯電話端末CP関連の画像データの数や、事前の設定内容に応じて、携帯電話端末CPから直接、あるいは他の画像表示装置10経由で得てメモリカード23に記憶した全画像データをメモリカード123から読出し、読出した全画像データに基づいて表示部21でのスライドショー表示を実行させる(ステップS117)。
このスライドショー表示にあっては、例えば「画像を変える頻度」「画像の切替えに特殊効果を使う」「画像のサイズ」「小さい画像を画面に合わせて引き延ばす」「画像ファイル名表示」等の項目を事前に選択して設定しておくことが可能であるものとする。
このスライドショー表示を行ないながら、CPU11は継続して携帯電話端末CPからブルートゥース通信で取得する信号の強度レベルが、予め設定したしきい値より低下したか否かを判断する(ステップS118)。
このしきい値は、例えば携帯電話端末CPのID情報が取得可能な程度、例えばブルートゥースの規格のクラス3で規定される信号強度に基づいて設定される。
上記ステップS117,S118の処理を繰返し実行することでCPU11は、携帯電話端末CPからの信号強度レベルの低下が見られない限り、上記ステップS117でのスライドショー表示を継続する。
そしてCPU11は、携帯電話端末CPからの信号強度レベルが低下するとステップS118でそれを判断し、上記ステップS117での携帯電話端末CPに関連した画像データによるスライドショー表示を停止する(ステップS119)。
その後、メモリカード23に記憶する携帯電話端末CPに関連した画像データにすべて表示抑制用のコード情報をあらためて設定し(ステップS120)、通常のフォトスタンド機能による、メモリカード23に記憶している携帯電話端末CP関連以外の各種画像データに基づく画像の表示状態に復帰した上で、再び上記ステップS101からの処理に戻る。
また、上記ステップS102で他の画像表示装置10から上記携帯電話端末CPを含むブルートゥース対応機器のID情報を付加した画像データの送信要求を示す信号が送られてきたと判断した場合、CPU11は上記ID情報に基づいてメモリカード23内を検索する(ステップS121)。
検索の結果、CPU11は携帯電話端末CPに関連する画像データがあったかどうかを判断する(ステップS122)。
メモリカード23に携帯電話端末CPに関連する画像データがあったと判断した場合にCPU11は、メモリカード23から携帯電話端末CPに関連する画像データを読出し、送信要求を示す信号を送ってきた他の画像表示装置10に対して転送する(ステップS123)。
その後CPU11は、その転送した画像データそれ自体と、その画像データに関する付帯情報を含めた一切の情報をメモリカード23から一括して消去し(ステップS124)、以上で次の処理に備えて上記ステップS101からの処理に戻る。
また、上記ステップS122で送信要求を示す信号に付加されたID情報に該当する画像データがなかったと判断した場合にCPU11は、該当する画像データがない旨を示す応答信号を、送信要求を示す信号を送ってきた他の画像表示装置10に対して送信し(ステップS125)、以上で次の処理に備えて上記ステップS101からの処理に戻る。
図6は、ブルートゥース通信により携帯電話端末CPと複数の画像表示装置10,10,‥‥中の1台の画像表示装置10Aとが接続されており、携帯電話端末CPのID情報が関連付けられたファイル名「Data_1」の画像データが画像表示装置10Aに記憶されて、その表示部21で表示されている状態を例示する。
ネットワークエリアNA内の複数の画像表示装置10,10,‥‥は無線LAN機能により相互に子機であることを認識しているが、ここでは、携帯電話端末CPと画像表示装置10Aとの接続に際して、アクセスポイントAPと各画像表示装置10,10,‥‥との親機子機間の無線LAN接続が一時的に切断されており、画像表示装置10,10,‥‥間はアドホック通信による子機間直接通信でのみデータの送受が可能であるものとする。
上記図6に示した状態から、携帯電話端末CPを所持するユーザがネットワークエリアNA内を移動した後、携帯電話端末CPを今度は画像表示装置10Cの近傍、1[m]前後以内に載置したものとする。
上記図3での説明とは異なり、上記ステップS106で最も受信強度レベルが高いと判断した画像表示装置10が以降はアクセスポイントAPとの接続を断ってネットワークエリアNA内をアドホック通信で各種データの送受を行なうものとすると、それまで画像表示装置10Aに記憶されていた、携帯電話端末CPに関連したファイル名「Data_1」の画像データは、画像表示装置10AからアクセスポイントAPを介さずに画像表示装置10Cまで直接転送されることとなる。
図7は、このときのファイル名「Data_1」の画像データの転送状態を例示する。すなわち、画像表示装置10CのCPU11が、上記ステップS107〜S109の処理を実行することにより当該画像データを受信してメモリカード23に記憶させ、それに基づいた画像を表示部21で表示させる。
一方、画像データを送信する画像表示装置10A側のCPU11は、上記ステップS102,S121〜S124の処理を実行することにより画像転送後にメモリカード23から当該画像データを一括して消去する。
以上詳記した如く本実施形態によれば、携帯電話端末CPに関連した画像データを複数の画像表示装置10,10,‥‥で共有するのに際して、ネットワークエリアNAの内部でのみ携帯電話端末CPに関連した画像データを転送可能とした。
加えて、携帯電話端末CPに関連した画像データを、無線LAN機能とは異なる狭小な通信距離の通信機能である、例えばブルートゥース機能を用いて携帯電話端末CPが近在する画像表示装置10でのみ閲覧することができるものとした。
これにより、携帯電話端末CPを所持するユーザが不在の場合には、携帯電話端末CPに関連した画像をいずれの画像表示装置10でも閲覧することができず、携帯電話端末CPを所持するユーザが近くに存在する画像表示装置10でのみ、携帯電話端末CPに関連した画像を閲覧することができるので、無線通信装置間で共有し得る画像データの秘匿性をより高めることが可能となる。
加えて上記実施形態では、画像データの転送後に、画像データを送信した側の装置他では自動的に当該画像データを含む関連データ一式を一括して消去するものとした。これにより、画像データは複数の装置中の常に1台のみで記憶することとなるので、画像データの秘匿性をさらに高めることが可能となる。
さらに、上記実施形態では、無線LANを構成する複数の子機間で直接画像データの送受を行なうことが可能であるものとした。このようなアドホック設定を実施することにより、アクセスポイントのような親機が不要となり、例えばWi−Fi(登録商標)機能を有する携帯ゲーム機などが複数台ある環境下でも当該機器を画像表示装置として適用することが可能となり、秘匿性を保ちながら気軽に画像データに基づく表示を実現させることができる。
なお、上記実施形態は、電子フォトフレーム等とも称される画像表示装置に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、上述した如く携帯ゲーム機に適用することが可能であるのは勿論、さらには例えば一般的なパーソナルコンピュータの基本プログラムであるOS(オペレーティングシステム)が備えるスライドショー機能にも追加して適用させることが可能となる。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…画像表示装置、11…CPU、12…主入出力処理部、13…メインメモリ、14…グラフィック処理部、15…副入出力処理部、16…無線処理部、17…表示処理部、18…記憶処理部、19…無線LAN通信部、20…ブルートゥース通信部、21…表示部、22…ソリッドステートドライブ(SSD)、23…メモリカード、AP…アクセスポイント、C…コネクタ、CP…携帯電話端末、NA…ネットワークエリア。

Claims (4)

  1. 第1の無線ネットワーク技術を介して接続された他の画像表示装置との間で画像データの送受を行なう第1の無線接続手段と、
    上記第1の無線ネットワーク技術より接続距離の短い第2の無線接続技術により他の移動端末装置から画像データを受信する第2の無線接続手段と、
    画像データを記憶する画像記憶手段と、
    上記画像記憶手段が記憶する画像データに基づいて画像を表示する表示手段と、
    上記第2の無線接続手段により上記移動端末装置と無線接続された状態で、上記第1の無線接続手段により上記他の画像表示装置から当該移動端末装置に関連した画像データを受信し、受信した画像データを上記画像記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、
    上記第2の無線接続手段により上記移動端末装置と無線接続された状態で、当該移動端末装置に関連した画像データを上記画像記憶手段から読出し、読出した画像データに基づいて上記表示手段により画像を表示させる表示制御手段と
    を具備したことを特徴とする画像表示装置。
  2. 他の画像表示装置に対して上記第1の無線接続手段により画像データを送信した後、上記画像記憶手段で記憶する当該画像データを削除する第2の記憶制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 上記第1の記憶制御手段は、上記第1の無線ネットワーク技術によるアドホック設定により他の画像表示装置から直接画像データを受信して上記画像記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  4. 第1の無線ネットワーク技術を介して接続された他の画像表示装置との間で画像データの送受を行なう第1の無線接続部、上記第1の無線ネットワーク技術より接続距離の短い第2の無線接続技術により他の移動端末装置から画像データを受信する第2の無線接続部、画像データを記憶する画像記憶部、及び上記画像記憶部が記憶する画像データに基づいて画像を表示する表示部を備えた画像表示装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、該コンピュータを、
    上記第2の無線接続部により上記移動端末装置と無線接続された状態で、上記第1の無線接続部により上記他の画像表示装置から当該移動端末装置に関連した画像データを受信し、受信した画像データを上記画像記憶部に記憶させる記憶制御手段、及び
    上記第2の無線接続部により上記移動端末装置と無線接続された状態で、当該移動端末装置に関連した画像データを上記画像記憶部から読出し、読出した画像データに基づいて上記表示部により画像を表示させる表示制御手段
    として機能させることを特徴とする、コンピュータが読出して実行可能なプログラム。
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