JP2011034921A - 光反射成形体および照明体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 強度を確保することで変形を確実に抑制して扱いやすい光反射成形体、および該光反射成形体を用いた照明体の提供。
【解決手段】 光源からの光を反射させる光反射成形体であって、シート成形により底部と該底部から立上がる側壁部とを有するトレー型に形成された反射トレーとして構成されるとともに、側壁部の端部に、外側に向けて延長した補強鍔片が形成されている構成。
【選択図】 図2

Description

本発明は、各種の液晶表示装置や照明装置等に用いられる光反射成形体に関するものである。
この種の光反射成形体を用いた照明体(ライトボックス)として、下記特許文献1に示すものがある。
これは、ボックス本体の内部に、複数のLEDとLEDの光を反射する平板状の光反射成形体とを備えている。
特開2006−202725号公報
上記従来の光反射成形体は、平板状に形成されているため、光反射成形体そのものの強度(剛性)が低い。このため、取扱いに際して変形のおそれがあったり、照明体の組立ての際に扱いにくかったりするという課題がある。
そこで本発明は、強度を確保することで変形を確実に抑制して扱いやすい光反射成形体、および該光反射成形体を用いた照明体の提供を目的とする。
本発明は、光源からの光を反射させる光反射成形体であって、シート成形により底部と該底部から立上がる側壁部とを有するトレー型に形成された反射トレーとして構成されるとともに、側壁部の端部に、外側に向けて延長した補強鍔片が形成されていることを特徴としている。
上記構成の光反射成形体では、側壁部を設けてその端部に補強鍔片を形成しているから、平板状の光反射成形体に比べて剛性が高くなり、したがって扱い易く、光反射成形体を用いた照明体の組立てが容易になる。
本発明の光反射成形体では、補強鍔片は側壁部の端部全域に亘って形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、光反射成形体の全体の剛性が向上する。
本発明の光反射成形体では、側壁部は底部から外側に傾斜するよう設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、側壁部を底部から外側に傾斜するよう設けた分だけ、光反射成形体の全体の剛性が向上する。
本発明の光反射成形体では、側壁部の端部から底部までの高さが10mm未満であることを特徴としている。
側壁部の端部から底部までの高さを10mm未満としても補強鍔片により光反射成形体の全体の剛性が確保されるとともに、側壁部の端部から底部までの高さが10mm未満と小さいから、光反射成形体どうしを、側壁部どうし隣り合うよう並べて使用しても、光源の光どうしが、側壁部の上面(境界部分)へ到達することができ、光反射成形体どうしの境界部分の輝度低下を抑制することができる。
本発明の光反射成形体では、側壁部の端部から底部までの高さが10〜40mmであることを特徴としている。
上記構成では、側壁部の端部から底部までの高さを10〜40mmと高くすることで、補強鍔片により光反射成形体の全体の剛性がいっそう向上するとともに、光源からの光をいっそう効率的に反射させられて、高い輝度が得られる。
本発明の光反射成形体は、ポリプロピレンからなり、酸化チタンを50〜200g/m2含有するポリオレフィン系樹脂性のシートから形成されていることを特徴としている。
本発明の照明体は、枠体と、該枠体の開口を覆う蓋体と、上記何れかに記載の光反射成形体と、該光反射成形体に配置された光源としてのLEDとを備え、光反射成形体の側壁部が枠体の内側に配置されるよう光反射成形体の補強鍔片が枠体の開口縁と蓋体の端部との間に挟持されていることを特徴としている。
上記構成の照明体では、光反射成形体の補強鍔片を枠体の開口縁に重ねるようにすれば、光反射成形体を枠体に装着し易く、しかも光反射成形体の補強鍔片を枠体の開口縁と蓋体の端部とで挟持することにより、光反射成形体が枠体に確実に装着される。
本発明によれば、側壁部を設けてその端部に補強鍔片を形成しているから、平板状の光反射成形体に比べて剛性が高くなり、したがって取扱いがし易く、光反射成形体を用いた照明体の組立てが容易になる。
本発明の実施形態を示す光反射成形体の単体斜視図 同じく光反射成形体の、照明体への組付状態を示す一部断面図 筐体の別例を示す斜視図 他の実施形態を示す光反射成形体の一部破断斜視図 さらに別の実施形態を示す光反射成形体の一部破断斜視図 図5の実施形態の光反射成形体の、照明体への組付状態を示す一部断面図 さらに別の実施形態を示す光反射成形体の斜視図 さらに別の実施形態を示す光反射成形体の斜視図
以下、本発明の実施形態に係る照明体を説明する。
本発明の実施形態に係る照明体は、液晶表示装置において液晶パネルの後側に配置されるバックライト装置として用いられる。
一般にバックライト装置等の照明体は、金属性バックシャーシ、光反射成形体、光源支持部、光源、光拡散板、及び、必要に応じて用いられる導光板やインバーター等の光源駆動回路から構成されている。すなわち液晶表示装置は、該バックライト装置にさらに液晶パネルが配置、固定された構成となっている。また、ライトボックス等の照明体においても、同様な部材構成である。
図1および図2に示すように、この実施形態に係る照明体は、前方開放型(図2において上方)の筐体10と、筐体10の前開口を覆う前板体(光拡散板)5と、筐体10内に配置される光反射成形体6と、光反射成形体6に装着されるLEDとを備えている。
本発明の光源は、LEDに限定されず、蛍光管、冷陰極管、白熱電球などの光源であってもよい。
光反射成形体6は、矩形平板状の底部反射部(底部)47と、底部反射部47の各辺から立ち上がる、外側に傾斜した側部反射部(側壁部)48とを有するトレー型に形成された反射トレーとして構成される。側部反射部(側壁部)48は、底部反射部47に対して60°の角度で傾斜しており、底部反射部47の表面からの光反射成形体の高さ(補強鍔片6bまでの高さ)は15mm、補強鍔片6bの幅は3mmとした。
光反射成形体6はその側部反射部48を筐体10の周壁10Aと内外で対向するようにして筐体10内に配置される。また光反射成形体6は、筐体10の底壁10Bに底部反射部47が重ねられるようにして筐体10内に配置される。
また、側部反射部48の端部(前端部)に、外側に向けて底部47に平行に延長した補強鍔片6bが形成されている。
底部反射部47には、LEDを裏側から通過させて露出させるための挿通孔75が縦横に並べて多数形成されている。
筐体10の前面は、前板体5の外周部分が当接支持される蓋掛面12として構成される開口部分である。
例えば側部反射部48の高さを10mmより低くして、所定高さを確保することが可能である。所定高さとしては底部反射部47にLEDを装着するのに必要な高さである。そして、側部反射部48の高さを低くすることによれば、LED(光源)の光どうしが、側壁反射部48の上面(境界部分)へ到達することができ、光反射成形体6どうしの境界部分の輝度低下を抑制することができる。
光反射成形体6は前板体5とともに枠体部10に装着されて使用される。この場合、光反射成形体6の側部反射部48が枠体部10の周壁10Aの内側に対向するよう、補強鍔片6bを枠体部10の蓋掛面12に重ね、補強鍔片6bに前板体5の周囲がさらに重ねられることで、補強鍔片6bが枠体部10(蓋掛面12)、前板体5によって挟持されている。
この構成により、枠体部10、光反射成形体6、および前板体5が一体化されるよう組付けられている。
このように構成することで、枠体部10内で光反射成形体6が安定し、しかも接着剤等の特別な固定手段を用いることなく枠体部10、光反射成形体6、および前板体5を一体化することが可能であり、照明体の組立てを極めて容易に行うことができる。
本発明の実施形態のように、光反射成形体6に補強鍔片6bを形成して、光反射成形体6の剛性を向上させることにより、必ずしも上記実施形態のような剛性の高い枠体部10を必要としない。
例えば、図3に示すような、複数の光反射成形体装着部76を、合成樹脂により一体に形成したフレーム状の枠体部77(筐体に相当する)とすることもできる。この枠体部77では4つの光反射成形体装着部76を設けている例を示している。この場合、各光反射成形体6をその補強鍔片6bを枠体部77の仕切板78に載置して、仕切板78に補強鍔片6bを接着剤等の接着手段により固定することができる。
本発明の光反射成形体は、上記実施形態に限定されず、形状については種々変形が可能である。そして何れもシート成形により形成されている。ここで別実施形態を図4ないし図8に示す。
図4には光反射成形体の構成を、一部を破断させた斜視図として表している。図4に示す光反射成形体70は、底部反射部71と側部反射部72とを有する反射トレーとして一体的に形成されている。
底部反射部71は矩形の平面板状に形成され、その各端辺から側部反射部72が立上げられている。側部反射部72は底部反射部71に対して60°の角度で傾斜している。
底部反射部71表面から、光反射成形体の高さ(補強鍔片73までの高さ)は15mm、段付部74までの高さは4mm、段付部74の幅は2.4mm、下方側部反射部76は底部反射部71に対して60°の角度で傾斜しており、補強鍔片73の幅は3mmとした。
側部反射部72の端部の全域に、図1の実施形態と同様の補強鍔片73が一体的に形成されている。さらに、側部反射部72の高さ方向途中部分には、補強鍔片73と平行で外側に突出する段付部74が形成されている。この段付部74は、側部反射部72の全域に亘って形成されている。
底部反射部71は、LEDを裏側から通過させて露出させるための挿通孔75が縦横に並べて多数形成されている。
この図4に示す光反射成形体70は、段付部74を形成している分だけ剛性が向上している。したがって取扱いがし易く、補強鍔片73によって照明体としての組付けが容易である。また、底部反射部71に直接LEDを多数配置することができ、照度むらの発生を抑えることができる。
図5および図6にさらに別例を示す。この実施形態の光反射成形体80は、底部反射部81と側部反射部82とを有する反射トレーとして一体的に形成されている。
底部反射部81は矩形の平面板状に形成され、その各端辺から側部反射部82が立上げられている。側部反射部82の端部の全域に、補強鍔片83が一体的に形成されている。この補強鍔片83は、外側へ延長された内側平面部84と、内側平面部84の端部から下傾斜する傾斜部85と、傾斜部85の端部からさらに外側に延長された外側平面部86とから一体に形成されている。傾斜部85は内側平面部84に対して60°の角度で下傾斜している。
底部反射部81表面から、光反射成形体の高さ(内側平面部84までの高さ)は15mm、外側平面部86までの高さは12mm、側部反射部82は底部反射部81に対して60°の角度で傾斜しており、内側平面部84の幅は3mm、外側平面部86の長さは2mmとした。
底部反射部81は、LEDを裏側から通過させて露出させるための挿通孔87が縦横に並べて多数形成されている。
このような形状の補強鍔片83が形成された光反射成形体80を、前板体5とともに筐体10に装着するには、光反射成形体80の側部反射部82が筐体10の周壁10Aの内側に対向するよう、補強鍔片83の外側平面部86を筐体10の蓋掛面12に重ね、外側平面部86にスペーサ88を介して前板体5の周囲をさらに重ねる。このようにすることで、補強鍔片83の外側平面部86が筐体10、前板体5によって挟持されている。この構成により、筐体10、光反射成形体80、および前板体5が一体化されるよう組付けられる。
図7に示す光反射成形体80は、図5および図6に示した光反射成形体80の側部反射部82を高く形成し、側部反射部82の途中に段付部89を形成した構成である。他の構成は図5および図6に示した形態と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8に示す光反射成形体90は、図4に示した光反射成形体70の底部反射部71が平板状に形成されているのに対して、挿通孔75の周囲を下方に凸となる凹面91を形成した形態である。このように挿通孔75の周囲を凹面91によって囲繞することにより、挿通孔75に露出するLEDからの光の乱反射が均一になり、照度むらを確実に抑えることができる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
上記各実施形態において、光反射成形体は、ポリオレフィン系樹脂、及び、酸化チタンを含有する光反射板を押出成形することによって、製造することができる。
ポリオレフィン系樹脂としては、特に限定されず、例えば、ポリエチレン系樹脂や、ポリプロピレン系樹脂などが挙げられ、ポリプロピレン系樹脂が好ましい。なお、ポリオレフィン系樹脂は単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
また、ポリプロピレン樹脂としては、ホモタイプのもの(ホモPP)、ブロックタイプのもの(ブロックPP)、ランダムタイプのもの(ランダムPP)を用いることができる。ホモPPは、ポリプロピレン単体のみからなる重合体であるが、ブロックPPやランダムPPは、プロピレンにゴム成分(EPR)やエチレンを共重合させたものである。ブロックPPやランダムPPは耐衝撃性に優れているが、加熱すると分解して、ゴム成分やエチレンに由来する揮発成分が発生するおそれがあるので、ホモPPを用いるのが好ましい。このようにホモPPを用いると、光反射成形体を各種の液晶表示装置や照明装置等に組み込んで用いる場合に、光反射成形体が加熱されても揮発成分は発生しないので、光反射成形体の周囲に設置されるガラス板に揮発成分が付着するようなことがなくなり、ガラスの曇りを防止することができるものである。
また、ポリプロピレン系樹脂発泡層に用いるポリプロピレン系樹脂としては、プロピレン単独重合体、又はプロピレンと共重合可能な他のオレフィンとの共重合体である。共重合体の場合には、プロピレン以外のオレフィンを共重合体中に0.5〜30重量%、特に好ましくは1〜10重量%の割合で含有せしめることが好ましい。この場合のオレフィンとしては、エチレン、或いは炭素数4〜10のα−オレフィンを挙げることができる。これらは1種、または2種以上を組み合わせて使用する事ができる。
この光反射成形体に使用されるポリプロピレン系樹脂発泡層として、発泡性に優れた高溶融張力ポリプロピレン系樹脂が好ましい(例えば、特許第2521388号、特開2001−226510号記載のものが使用される。)
優れた光線反射率を得るための無機充填剤は、ルチル型の二酸化チタン、アナターゼ型の二酸化チタンなどが挙げられる。
特に好ましくは、ルチル型の二酸化チタンであるが、光触媒作用が強すぎると、樹脂の劣化を促進させるため、表面処理することが好ましい。表面処理の方法としては特に限定されないが、一般に二酸化チタン顔料は、二酸化チタン粗顔料の粒子表面に、たとえば、アルミニウム、ケイ素、チタン、ジルコニウム、スズなどの含水酸化物を被覆して、その分散性、光沢、耐候性などの顔料特性を改善している。
また、光反射成形体に含有される無機充填剤の量は50〜200g/m2が好ましく、さらに好ましくは60〜170g/m2、特に好ましくは70〜150g/m2である。50g/m2よりも少ない場合、十分な反射率が得られず、200g/m2よりも多い場合には、配合量に見合う反射率向上は見込めず、重量増、コストアップ等につながり、好ましくない。
成型品には、その他各種添加剤を配合することができる。その他各種添加剤としては、銅害防止剤(金属不活性剤)、分散剤(ステアリン酸金属石鹸)、クエンチャー、帯電防止剤、ラクトン系加工安定剤などが挙げられる。
光反射成形体の成形品には、銅害防止剤(金属不活性剤)を配合することもできる。銅害防止剤としては、例えば、N,N−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル]ヒドラジン等のヒドラジン系化合物、3−(3,5−ジ−テトラ−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルジハイドライジド等を用いることができる。
熱可塑性樹脂は、銅等の金属と接触したり、銅イオン等の重金属イオンが作用したりすると、劣化する場合があるが、上記のような銅害防止剤をあらかじめ成形材料に添加しておくと、劣化促進因子である銅イオン等をキレート化合物として捕捉することができるので、光反射成形体を各種の液晶表示装置や照明装置等に組み込んで用いる場合に、光反射成形体が銅等の金属と接触しても、これによる光反射成形体の劣化を防止することができるものである。このような効果を得るためには、銅害防止剤の含有量は、熱可塑性樹脂100重量部に対して、0.1〜1.0重量部の範囲に設定しておくのが好ましい。
光反射成形体の成形品には、帯電防止剤を配合することもできる。帯電防止剤としては、例えば、ステアリン酸マグネシウム(分散剤)等の界面活性剤や、無機塩、多価アルコール、金属化合物、カーボン等を用いることができる。このような帯電防止剤をあらかじめ成形材料に添加しておくと、光反射成形体の帯電を防止することができるので、光反射成形体に埃やゴミが付着するのを防止することができるものである。このような効果を得るためには、帯電防止剤の含有量は、熱可塑性樹脂100重量部に対して、0.1〜2.0重量部の範囲に設定しておくのが好ましい。
光反射成形体用発泡シートの製造方法について説明する。本発明の光反射成形体用発泡シートの製造方法としては、特に限定されず、例えば、(1)ポリプロピレン系樹脂発泡シートとポリプロピレン系樹脂非発泡シートとを共押出法によって互いに積層一体化して光反射成形体用発泡シートを製造する方法、(2)ポリプロピレン系樹脂発泡シート上にポリプロピレン非発泡シートを押出ラミネートする方法、(3)ポリプロピレン系樹脂発泡シート上にポリプロピレン非発泡シートを熱ラミネートする方法などが挙げられ、ポリプロピレン非発泡シートの厚みを調整し易い点により、上記(1)の方法が好ましく、(1)の方法の中でもフィードブロック法を用いることがより好ましい。
なお、上記ポリプロピレン系樹脂発泡シートの製造方法としては、ポリプロピレン系樹脂、無機充填材、及び、発泡剤を押出機に供給して溶融混錬して発泡性ポリプロピレン系樹脂組成物とし、この発泡性ポリプロピレン系樹脂組成物を押出機の先端に取り付けたダイから押出発泡させてポリプロピレン系樹脂発泡シートを製造する方法が挙げられる。なお、上記ダイとしては、押出発泡において汎用されているものであれば、特に限定されず、例えば、Tダイ、環状ダイなどが挙げられる。
そして、ダイとしてTダイを用いた場合には、押出機からシート状に押出発泡することによってポリプロピレン系樹脂発泡シートを製造することができる。一方、ダイとして環状ダイを用いた場合には、環状ダイから円筒状に押出発泡して円筒状体を製造し、この円筒状体を徐々に拡径した上で冷却マンドレルに供給して冷却した後、円筒状体をその押出方向に連続的に内外周面間に亘って切断し切り開いて展開することによってポリプロピレン系樹脂発泡シートを製造することができる。
次に、上記(1)の方法を具体的に説明する。まず、製造装置としては、第一押出機及び第二押出機の二機の押出機と、合流ダイ及びこの合流ダイに接続する環状ダイからなる共押出ダイとを用意し、第一押出機、及び、第二押出機を共に上記共押出ダイの合流ダイに接続する。
そして、ポリプロピレン系樹脂、無機充填材、及び、発泡剤を第一押出機に供給して溶融混錬して発泡性ポリプロピレン系樹脂組成物とする一方、ポリプロピレン系樹脂を必要に応じて無機充填材と共に第二押出機に供給して発泡剤の不存在下にて溶融混錬し、共押出ダイの合流ダイにて両押出機から押出された溶融樹脂を合流させて、断面円形状の発泡性ポリプロピレン系樹脂組成物層と、この発泡性ポリプロピレン系樹脂組成物層の外周面に積層された非発泡性のポリプロピレン系樹脂組成物層とからなる発泡性積層体を形成し、この発泡性積層体を環状ダイに供給し、環状ダイから円筒状に押出発泡させて円筒状発泡体を得る。
次に、この円筒状発泡体を徐々に拡径させた上で冷却マンドレルに供給して円筒状発泡体を冷却した後、この円筒状発泡体をその押出方向に連続的に内外周面間に亘って切断することによって切り開いてシート状として、ポリプロピレン系樹脂の上面にポリプロピレン系樹脂非発泡シートが積層一体化してなる光反射成形体用発泡シートを製造することができる。
なお、環状ダイの開口部における内側ダイの外径と、冷却マンドレルの押出機側端部の外径との比(内側ダイの外径/冷却マンドレルの押出機側端部の外径)、所謂、ブローアップ比は、2.5〜3.5が好ましい。
本発明の実施形態における光反射成形体用発泡シートは、汎用の熱成形方法を用いて光源の形状に合わせた所望形状に熱成形して光反射成形体とし、種々の用途に展開することができる。
なお、熱成形方法としては、汎用の熱成形方法を用いることができ、真空成形法や圧空成形法、或いは、これら成形法の応用として、例えば、ストレート成形法、ドレープ成形法、プラグアシスト成形法、プラグアシスト・リバースドロー成形法、エアスリップ成形法、スナップバック成形法、リバースドロー成形法、プラグアシスト・エアスリップ成形法、マッチモールド成形法などや、これらを組み合わせた熱成形方法が挙げられ、光反射成形体用発泡シートは二次発泡が小さいので、得られる光反射成形体の厚みが薄くなるのを防止するために真空成形法を用いることが好ましく、一方、液晶表示装置に用いられる光反射成形体のように寸法精度が求められる場合にはマッチモールド成形法を用いることが好ましい。
なお、光反射成形体の傾斜部の高さは、10mm未満が好ましいが、8mm以下がさらに好ましく、特に5mm以下が好ましい。このようにすることで、照明体を隣接するように並べて使用しても、光源(LED)の光どうしが、側壁部(側部反射部)の上面(境界部分)へ到達することができ、光反射成形体どうしの境界部分の輝度低下を抑制することができる。
また、光反射成形体の傾斜部の高さを10〜40mmとすることにより、補強鍔片により光反射成形体の全体の剛性をいっそう向上させられるとともに、傾斜部の高さが高い分だけ光源からの光をいっそう効率的に反射させることができ、高い輝度が得られる。
輝度の測定について説明する。
発光ダイオード直下型のバックライトユニット(フューチャーライト製 商品名FN−DLA4」)を用意した。このバックライトユニットは、A4サイズの基板上に長辺方向に8個、短辺方向に6個のLED(発光ダイオード)が碁盤目状に配設されてなる。なお、動作電力は5.8Wであった。
このバックライトユニットをその長辺同士を接続することによってA3サイズのバックライトとした。そして、光反射成形体の各光源配設部(挿通孔)にバックライトユニットの各発光ダイオードを配設して照明体を作製した。
そして、バックライトユニットの基板から光反射成形体側に法線方向に15.5mm離れた位置に、A3サイズ、厚さ2mmの透明両面マッド拡散板(クラレ社製、アクリル樹脂押出板、光透過率:78%)及びA3サイズ、厚さ2mmの乳半拡散板(三菱レイヨン社製、アクリル樹脂押出板、光透過率:58%)を重ね合わせた状態でバックライトユニットの基板に平行に且つ拡散板が光反射成形体側となるように配設した。更に、拡散板における平面視対角線の交点から法線方向に50cm離れた位置に二次元輝:度計(コニカミノルタ社製 商品名「CA−2000」)を配設した。
そして、全ての発光ダイオードを点灯し、二次元輝度計を用いて平均輝度を測定した。なお、測定条件は、同期設定60Hz:1/30、NDフィルタ1.5%、暗色許容値5.0%、積算回数64回とした。
ここで光反射成形体の、剛性(自重たわみ量)について説明する。
光反射成形体の試験片(縦290mm、横202mm)の底部を、縦方向端部から30mmまでを固定し、試験片の固定された部分(固定端)以外の残余部分を自由な状態とし、固定した対向側端部(自由端)の初期水平面から垂直下方に変位した変位量を測定し、自重たわみ量[mm]とした。
〔実施例〕
一段目の単軸押出機(口径:90mm)「#1」の先端に接続管を介して二段目の単軸押出機(口径:115mm) 「#2」が接続されてなるタンデム型押出機と、口径が65mmの単軸押出機「#3」、及び、口径が90mmの単軸押出機「#4」を用意し、タンデム型押出機の二段目の単軸押出機「#2」と単軸押出機「#3」と「#4」を合流ダイに接続させると共に、上記合流ダイに環状ダイ金型を接続させた。この押出機を用いて、三層からなる発泡/非発泡シートを得た。
<第1層配合>ホモポリプロピレン(サンアロマー社製「PL500A」、メルトフローレイト:3.3g/10分、密度:0.9g/cm3) 95重量部、ホモポリプロピレン(サンアロマー社製「PF814」、メルトフローレイト:2.8g/10分、密度:0.9g/cm3)5重量部を混合して、樹脂混合物(A)を得た。
<第2層配合>ホモポリプロピレン「PL500A」50重量部、エチレンープロピレンブロック共重合体中にルチル型の酸化チタンを含有させたマスターバッチ(東洋インキ社製「PPM 1KB662 WHT FD」、エチレンープロピレンブロック共重合体:30重量%、酸化チタン:70重量%)50重量部を混合して、樹脂混合物(B)を得た。
<第3層配合:発泡層>ホモポリプロピレン「PF814」40重量部、ホモポリプロピレン「PL500A」40重量部、酸化チタンマスターバッチ「PPM 1KB662 WHT FD」20重量部、気泡剤として重炭酸ナトリウムとクエン酸との混合物1.0重量部を混合して、樹脂混合物(C)を得た。
「#1」押出機のホッパーに、樹脂混合物(C)を供給し、200℃にて溶融混練した後、1.0重量部のブタン(イソブタン/ノルマルブタン(重量%)=35:65)を「#1」押出機に圧入して更に溶融混練して発泡性熱可塑性樹脂組成物(C)とした。
続いて、発泡性熱可塑性樹脂組成物(C)を一段目の単軸押出機「#1」から接続管を通じて連続的に二段目の単軸押出機「#2」に供給し発泡性樹脂組成物を180℃に冷却した上で、二段目の単軸押出機「#2」の先端に取り付けた合流ダイに連続的に供給した。
「#3」押出機のホッパーに、樹脂混合物(A)を供給し、200℃にて溶融混練した後に、押出機の先端に取り付けた合流ダイに連続的に供給した。
「#4」押出機のホッパーに、樹脂混合物(B)を供給し、200℃にて溶融混練した後に、押出機の先端に取り付けた合流ダイに連続的に供給した。
「#2」押出機、「#3」押出機、及び、「#4」押出機から合流ダイに供給された、発泡性熱可塑性樹脂組成物(C)、樹脂混合物(A)、及び、樹脂混合物(B)を合流ダイ内で積層一体とし、次に、合流ダイの先端に接続された環状ダイ金型(口径φ140mm、スリット間隙0.7mm)の口金から押出し、樹脂混合物(A)からなる層(第1層)の厚みが0.01mm、樹脂混合物(B)からなる層(第2層)の厚みが0.3mm、発泡性熱可塑性樹脂組成物(C)からなる層(第3層)の厚みが0.4mmとなるように引取機で引き取ることにより、三層(非発泡/非発泡/発泡)シートを得た。第1層は、厚み0.01mm、密度0.9g/cm3、第二層は、厚み0.3mm、密度1.24g/cm3、第三層は、厚み0.4mm、密度0.46g/cm3となった。三層(非発泡/非発泡/発泡)シートの光線全反射率は98.8%であった。
上記積層シートから一辺が64cmの平面正方形状の原反シートを切り出した。得られた光反射成形体用発泡シートを、その両面が150℃となるように加熱した上で、光反射成形体用発泡シートを、マッチモールド成形法を用いて〔表1〕の実施例1〜3,比較例1、2に示した5つの(断面)形状にそれぞれ成形した後に、原反シートを所定箇所から切断することによって、縦202mm、横290mmの平面長方形状(A4サイズ)の光反射成形体を得た。
なお、上記実施形態のうち図1および図2が〔表1〕の実施例1(トレーリブ)、図4が実施例2(トレーリブ2段)、図5が実施例3(トレー折返リブ)にそれぞれ相当し、比較例1(フラット形状)および比較例2(トレー形状)は上記実施形態では図示していない。実施例1〜3,比較例1、2について自重たわみ量、成形品坪量、平均輝度は〔表1〕に示したとおりである。
Figure 2011034921
〔比較例1〕
実施例1〜3で用いた、三層(非発泡/非発泡/発泡)シート(成形前の原反シート:平板)を比較例1のサンプルとした。輝度の値は低く、自重たわみ量が大きい結果となった。
〔比較例2〕
実施例1〜3と同様に、底部反射部表面からの成形品の高さは15mm、側部反射部は、底部反射部に対して60°の角度で傾斜したトレー形状の成形品を作成した。リブによる筐体と拡散板との挟み込み固定ができない成形品となった。
液晶表示装置のバックライト等に使用される光反射成形体等の用途に好適に使用できる。
5…前板体、6…光反射成形体、6b…補強鍔片、10…筐体、11…本体底部、12…蓋掛面、37…光拡散面、47…底部反射部、48…側部反射部、70…光反射成形体、71…底部反射部、72…側部反射部、73…補強鍔片、74…段付部、75…挿通孔

Claims (7)

  1. 光源からの光を反射させる光反射成形体であって、
    シート成形により底部と該底部から立上がる側壁部とを有するトレー型に形成された反射トレーとして構成されるとともに、側壁部の端部に、外側に向けて延長した補強鍔片が形成されていることを特徴とする光反射成形体。
  2. 補強鍔片は側壁部の端部全域に亘って形成されていることを特徴とする請求項1記載の光反射成形体。
  3. 側壁部は底部から外側に傾斜するよう設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光反射成形体。
  4. 側壁部の端部から底部までの高さが10mm未満であることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の光反射成形体。
  5. 側壁部の端部から底部までの高さが10mm〜40mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の光反射成形体。
  6. ポリプロピレンからなり、酸化チタンを50〜200g/m2含有するポリオレフィン系樹脂性のシートから形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の光反射成形体。
  7. 枠体と、該枠体の開口を覆う蓋体と、請求項1ないし請求項6の何れかに記載の光反射成形体と、該光反射成形体に配置された光源としてのLEDとを備え、光反射成形体の側壁部が枠体の内側に配置されるよう光反射成形体の補強鍔片が枠体の開口縁と蓋体の端部との間に挟持されていることを特徴とする照明体。
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