JP2011033697A - 直動装置及びレンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被移動体のガイドシャフトに対するガタ及び移動軸線方向のガタを簡単な構造で除去できる直動装置を提供する。
【解決手段】ガイドシャフト(1A)と、ガイドシャフト(1A)に支持されガイドシャフト(1A)に沿って直線移動する被移動体(5)と、ガイドシャフト(1A)に平行に配置されたリードスクリュ(2)と、リードスクリュ(2)に噛合してリードスクリュ(2)の回転によって移動するクランパ(6)と、被移動体(5)をクランパ(6)に接近させる方向に付勢する付勢部材(8)と、付勢部材(8)の付勢力により、被移動体(5)とクランパ(6)とに当接しつつ両者間にガイドシャフト(1A)に対し非平行な姿勢で挟まれる被挟持部材(9)とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、直動装置及びレンズ駆動装置に係り、特に、リードスクリュの回転運動を直線運動に変換してガイドシャフトに支持された被移動体を往復直線運動させる直動装置及びレンズ駆動装置に関する。
平行に配置された2本のガイドシャフトに支持された被移動体と、リードスクリュに噛み合うラック(歯合部)を有し被移動体に連結されたクランパと、を備え、リードスクリュの回転運動をクランパの直線運動に変換すると共に、クランパの運動と連動して被移動体を往復直線運動させる技術が公知である。
この技術を適用した直動装置の例として、被移動体が光ディスクに対してレーザ光を送受する光ピックアップとされ、この光ピックアップを光ディスクの表面に沿ってディスクの半径方向に往復駆動させる光ピックアップ駆動装置や、被移動体がレンズを保持するレンズ枠とされ、そのレンズ枠を合焦またはズーミングのためにレンズの光軸方向に往復移動させるレンズ駆動装置が知られており、後者の例として特許文献1に記載されたものがある。
特開平9−33782号公報
ところで、従来の、クランパ(特許文献1における軸受部23及び駆動筒14が相当)と被移動体(レンズ枠11が相当)とを別体とし、両者を連結手段で連結する構造は、組み立て時の自由度が増す利点があるが、被移動体を高い精度で直動させるためには、被移動体のガイドシャフトに対する径方向のガタ、ガイドシャフトまわりのガタ、被移動体の移動軸線方向のガタを除去する構造が必要となる。
これらのガタは、特許文献1に記載された構造において、レンズ枠11のガイド棒19との径方向のガタ、レンズ枠11の光軸10aまわりのガタ及びレンズ枠11の光軸10a方向のガタ、として現れるが、この文献には、これらを同時に除去する構造について開示されていない。
近年、このような直動装置においては、光ピックアップやレンズ枠などの被移動体の直動移動をより高精度で行うことが要求されており、各ガタを簡単な構造でより効果的に除去できる構造が求められている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、被移動体のガイドシャフトに対するガタ及び移動軸線方向のガタを簡単な構造で除去できる直動装置及びレンズ駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は次の1)〜6)の構成を有する。
1) ガイドシャフト(1A)と、
前記ガイドシャフト(1A)に支持され前記ガイドシャフト(1A)に沿って直線移動する被移動体(5)と、
前記ガイドシャフト(1A)に平行に配置されたリードスクリュ(2)と、
前記リードスクリュ(2)に噛合して前記リードスクリュ(2)の回転によって移動するクランパ(6)と、
前記被移動体(5)を前記クランパ(6)に接近させる方向に付勢する付勢部材(8)と、
前記付勢部材(8)の付勢力により、前記被移動体(5)と前記クランパ(6)とに当接しつつ両者間に前記ガイドシャフト(1A)に対し非平行な姿勢で挟まれる被挟持部材(9)と、を備えた直動装置(50)である。
2) 前記被挟持部材(9)を前記被移動体(5)側又は前記クランパ(6)側に保持させるホルダを備えたことを特徴とする1)に記載の直動装置(50)である。
3) 前記被移動体(5)に当接して前記被移動体(5)の移動を規制する規制手段(103a1)を有し、
前記クランパ(6)は、前記被移動体(5)の移動が許容された範囲内で前記被移動体(5)と一体的に移動すると共に前記被移動体(5)の移動が前記規制手段(103a1)により規制された状態では前記被移動体(5)を伴わずに移動することを特徴とする2)に記載の直動装置(50)である。
4) ガイドシャフト(1A)と、
可動レンズを保持すると共に前記ガイドシャフト(1A)に支持され前記ガイドシャフトに沿って直線移動するレンズ枠(5)と、
前記ガイドシャフト(1A)に平行に配置されたリードスクリュ(2)と、
前記リードスクリュ(2)に噛合して前記リードスクリュ(2)の回転によって移動するクランパ(6)と、
前記レンズ枠(5)を前記クランパ(6)に接近させる方向に付勢する付勢部材(8)と、
前記付勢部材(8)の付勢力により、前記レンズ枠(5)と前記クランパ(6)とに当接しつつ両者間に前記ガイドシャフト(1A)に対し非平行な姿勢で挟まれる被挟持部材(9)と、を備えたレンズ駆動装置(50)である。
5) 前記被挟持部材(9)を前記レンズ枠(5)側又は前記クランパ側に保持させるホルダを備えたことを特徴とする4)に記載のレンズ駆動装置(50)である。
6) 前記レンズ枠(5)に当接して前記レンズ枠(5)の移動を規制する規制手段(103a1)を有し、
前記クランパ(6)は、前記レンズ枠(5)の移動が許容された範囲内で前記レンズ枠(5)と一体的に移動すると共に前記レンズ枠(5)の移動が前記規制手段(103a1)により規制された状態では前記レンズ枠(5)を伴わずに移動することを特徴とする5)に記載のレンズ駆動装置(50)である。
本発明によれば、被移動体のガイドシャフトに対するガタ及び移動軸線方向のガタを簡単な構造で除去できる、という効果を奏する。
本発明のレンズ駆動装置の実施例を備えたレンズブロックを説明するための外観斜視図である。 本発明のレンズ駆動装置の実施例における要部を説明するための斜視図である。 本発明のレンズ駆動装置の実施例における他の要部を説明するための斜視図である。 本発明のレンズ駆動装置の実施例における各要部の構成を説明するための斜視的部分断面図である。 本発明のレンズ駆動装置の実施例における作用を説明するための図である。 本発明のレンズ駆動装置の実施例における直動動作を説明するための第1の図である。 本発明のレンズ駆動装置の実施例における直動動作を説明するための第2の図である。 本発明のレンズ駆動装置の実施例における直動動作を説明するための第3の図である。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図8を用いて説明する。
図1は、本発明のレンズ駆動装置の実施例(レンズ駆動装置50)を搭載した光学ブロック100の外観斜視図である。
光学ブロック100は、ビデオカメラなどの撮像装置に搭載され、図1の左方側が被写体側となる。以下、便宜的に、光学ブロック100における被写体側を前(方)、反被写体側を後(方)として説明する場合がある。また、図1には左右上下方向についても示している。
図1は、光学ブロック100を後側左斜め上方から見た斜視図である。光学ブロック100が撮像装置に搭載される際には、上下逆転した姿勢でも搭載され得るものである。
光学ブロック100は、被写体側の前壁部101aと反被写体側の後壁部101bとを有する筐体101と、前壁部101aの光軸CL上に固定された前固定レンズ102と、筐体101の中央付近の光軸CL上に固定された中固定レンズ103と、を有している。
中固定レンズ103は、固定レンズ保持枠103aに保持されている。
後壁部101bには、この光学ブロック100により結像する被写体の像を電気信号として出力する撮像素子104が取り付けられる。
また、筐体101は、前壁部101aと後壁部101bとの間に光軸CLに対して概ね上下位置に互いに平行に配設された1対のガイドシャフト1A,1Bと、ガイドシャフト1A,1Bに対して平行に配設されたリードスクリュ2と、リードスクリュ2を回転駆動させるモータ3と、が取り付けられている。
前固定レンズ102の被写体側には、前固定レンズ102を外部に対して開放する位置と遮蔽する位置との間で開閉するレンズバリア部105が備えられている。
ガイドシャフト1A,1Bは可動レンズ4を保持したレンズ枠5を支持し、レンズ枠5はガイドシャフト1A,1Bに沿って光軸CL方向に往復移動する。
具体的には、レンズ枠5は可動レンズ4を保持する基部5kと、基部5kから互いに離れる方向(図1では上下方向)に延出する腕部5b及び腕部5cと、を有し、腕部5bがガイドシャフト1Aに係合し、腕部5cがガイドシャフト1Bに係合している。腕部5bには鍔部5aが形成されている。レンズ枠5の詳細については後述する。
レンズ枠5の往復移動範囲は、中固定レンズ103と後壁部101bとの間の所定範囲である。このレンズ枠5の移動に伴う可動レンズ4の移動により、合焦動作またはズーム動作が行われる。
前壁部101aには、後壁部101bに向かって延出する腕部107が形成されている。腕部107の係合部107aには、固定レンズ保持枠103aの一端が係合するなどして固定レンズ保持枠103aが筐体101に固定されている。また固定レンズ保持枠103aの一部は平坦な面の移動規制面103a1(図6も参照)とされている。前方に向かって移動するレンズ枠5がこの移動規制面103a1に当接することでその移動が規制される。
光学ブロック100を搭載する撮像装置側には、光軸CLに平行に配設されクランパ6を光軸CL方向に往復移動可能に支持するクランパシャフト7が設けられている。クランパ6は、レンズ枠5よりも前方に配設されている。
クランパ6は、そのラック歯6a1(図1には図示せず)がリードスクリュ2に歯合しており、モータ3の駆動によって回転するリードスクリュ2の回転方向に応じて光軸CL方向に前進又は後進移動する。
前壁部101aとレンズ枠5の鍔部5aとの間には、レンズ枠5を前壁部101a側、すなわちクランパ6側に付勢する付勢部材としてコイルばね8が掛け渡されている。コイルばね8は、光軸CLとは非平行に掛け渡されている。
次に、レンズ枠5及びレンズ枠5とクランパ6との間に配設される力伝達部材(9)とについて図2〜図4を用いて説明する。
図2は、レンズ枠5の外観斜視図である。また、図2には力伝達部材である突っ張り棒9及び突っ張り棒9をレンズ枠5に保持させるホルダ10を分解図的に示している。
図3は、クランパ6の外観斜視図である。また、図3には突っ張り棒9もクランパ6に当接した使用状態で示している。
図4は、実施例のレンズ駆動装置50の使用状態におけるレンズ枠5とクランパ6と両者に当接する突っ張り棒9との係わりを示す突っ張り棒9を軸線CL9を含む面で切断した断面図である。
突っ張り棒9は、後述するようにホルダ10によりレンズ枠5側に保持されている。
図2において、レンズ枠5の腕部5bには、ガイドシャフト1A(その軸線CLAのみ図示する)が挿通する挿通孔5b1が形成されている。また、腕部5cには、ガイドシャフト1B(その軸線CLBのみ図示する)が挿通する挿通孔5c1が形成されている。
図2及び図4において、腕部5bには、突っ張り棒9が係合する当接部5eを有する当接壁部5dが形成されている。当接部5eを挟んでその両側には、ホルダ10が係合する一対の係合孔5fが形成されている。
当接部5eは、すり鉢形状の凹面5e1を有して形成されている。この当接部5eのすり鉢形状は、その軸線CL5が光軸CL(図4に不図示)と非平行に設定されている。この凹面5e1の内面は、円錐の側面として形成されている。
図4は突っ張り棒9の軸線CL9と当接部5eの軸線CL5とが一致している状態を示している。
突っ張り棒9は、丸棒状の基部9kと、基部9kの中央から一端側に寄った位置に設けられたフランジ部9aと、基部9kの他端部及びフランジ部9aよりも一端側に形成された円錐の側面状の円錐面部9b1,9b2と、両端に設けられ円錐面部9b1,9b2にそれぞれ連接した球面状なる球面部9c1,9c2と、を有して形成されている。
ホルダ10は、略カップ状に形成された基部10kと、その最底部に形成された貫通孔10aと、略カップ状の開口側において突出する一対の係合腕部10b,10bと、を有して形成されている。貫通孔10aは、突っ張り棒9の基部9kは通過可能でフランジ部9aは通過不可なる内径に設定されている。
図3において、クランパ6は、リードスクリュ2(その軸線CL2のみ図示する)が挿通するU字状のラック部6aを有している。ラック部6aには、リードスクリュ2のリードに噛合するラック歯6a1が形成されている。
また、クランパ6は、クランパシャフト7(その軸線CL7のみ図示する)が挿通する挿通孔6bが形成されている。
従って、クランパ6は、リードスクリュ2が回転するとラック部6aが軸線CL2方向に付勢されるのでクランパシャフト7に沿って直線駆動する。
クランパ6は、挿通孔6bとラック部6aとの間に、突っ張り棒9が当接する当接部6eを有している。
当接部6eは、すり鉢形状の内面である凹面6e1を有して形成されている。この当接部6eのすり鉢形状は、その軸線CL6が光軸CL(図3に不図示)と非平行に設定されている。この凹面6e1の内面は、円錐の側面として形成されている。
図4では突っ張り棒9の軸線CL9と当接部6eの軸線CL6とが一致している状態を示している。
図4に示すように、突っ張り棒9は、クランパ6とクランパ6に向けてコイルばね8(図4に不図示)により付勢されるレンズ枠5との間に、両者の接近を規制して突っ張るように配設される。
その際、突っ張り棒9の一方の球面部9c2が当接壁部5dのすり鉢状の当接部5eの凹面5e1に当接する。ここで、円錐面部9b2の頂角(開き角)が凹面5e1の頂角(開き角)よりも小さく設定されているので、両者が当接した状態で突っ張り棒9の軸線CL9は、当接部5eの軸線CL5に対して所定の角度範囲内で傾斜することが許容される。
その許容限界は、突っ張り棒9と当接部5eとの関係のみでみた場合、円錐面部9b2が当接部5eの凹面5e1に当接するまでの範囲である。
また、球面部9c2の曲率半径が当接部5eの凹面5e1の曲率半径より大きく設定されており、これにより凹面5e1における球面部9c2の当接位置が決まる。
また、突っ張り棒9の他方の球面部9c1がクランパ6の当接部6eの凹面6e1に当接する。ここで、円錐面部9b1の頂角(開き角)が凹面6e1の頂角(開き角)よりも小さく設定されているので、両者が当接した状態で突っ張り棒9の軸線CL9は、当接部6eの軸線CL6に対して所定の角度範囲で傾斜することが許容される。
その許容限界は、突っ張り棒9と当接部6eとの関係のみでみた場合、円錐面部9b1が当接部6eの凹面6e1に当接するまでの範囲である。
また、球面部9c1の曲率半径が当接部6eの凹面6e1の曲率半径より大きく設定されており、これにより凹面6e1における球面部9c1の当接位置が決まる。
このような構成により、レンズ枠5とクランパ6は、相対位置が変わっても突っ張り棒9を介して力の相互伝達が可能となっている。
図2及び図4に示すように、実施例のレンズ駆動装置50(図1参照)では、突っ張り棒9をレンズ枠5側に保持させるために、ホルダ10が具備されている。
具体的には、ホルダ10の貫通孔10aに突っ張り棒9の基部9kを挿通し、ホルダ10の係合腕部10b,10bをレンズ枠5側の係合孔5fに係合させることで、突っ張り棒9はホルダ10内に収められ、レンズ枠5側に保持される。
また、ホルダ10の貫通孔10aの内径を基部9kの外径に対してどれだけ大きくするか、により、保持した突っ張り棒9の軸線CL9の許容傾斜角度を所望の角度範囲内に規制することができる。
ここで、光軸CLとは非平行に設定されている突っ張り棒9の軸線CL9の傾きについて図5を用いて説明する。
図5は、図1においてレンズ枠5をその右斜め後方側(被写体とは反対側の図2の紙面奥側)から矢印Yのように前方を見た斜視的図であり、レンズ枠5は、その凹面5e1を切断した部分断面で示している。
図5において、レンズ枠5は、その当接部5eの凹面5e1に突っ張り棒9の球面部9b2が当接することで突っ張り棒9から力F9を受ける。以下、両者の当接点を符号P5で示す。
力F9は、当接点P5に作用し光軸CLから離れる方向のベクトルで示される力である。
力F9は、光軸CLに平行な分力F9aと他の分力F9bとに分けられる。
ここで、軸線CL9は、他の分力F9bが、当接点P5を含み光軸CLに直交する仮想面を設定した際に、ガイドシャフト1Aの軸線CLAの中心Paと当接点P5とを結ぶ長さL5なる線分に直交する方向となるように方向が設定されている。
従って、レンズ枠5は、ガイドシャフト1Aを分力F9bと平行な力F9b1で径方向に付勢するので、ガイドシャフト1A及びガイドシャフト1Bに対する径方向のガタが生じない。
また、分力F9bの力の大きさを|F9b|とすると、レンズ枠5には、ガイドシャフト1AのまわりにL5×|F9b|なるモーメントが生じるので、レンズ枠5の光軸CLまわりの回転方向のガタも生じない。
突っ張り棒9の軸線CL9がガイドシャフト1Aの軸線CLAに非平行であれば、少なくともレンズ枠5に、ガイドシャフト1Aを径方向に付勢する力とガイドシャフト1Aまわりのモーメントとを付与でき、レンズ枠5の光軸CLに直交する方向のガタと光軸CLまわりの回転方向のガタとを抑えこむことができる。
実施例のように、軸線CL9が、ガイドシャフト1Aの軸線CLAの中心Paと当接点P5とを結ぶ長さL5なる線分に直交する方向となる場合が、付勢部材であるコイルばね8の付勢力を最も高効率で利用でき、好ましい。
一方、クランパ6は、その当接部6eの凹面6e1に突っ張り棒9の球面部9b1が当接することで突っ張り棒9から力F9Rを受ける。以下、両者の当接点を符号P6で示す。
力F9Rは、当接点P6に作用し光軸CLに一旦接近する方向のベクトルで示される力である。
力F9Rは、光軸CLに平行な分力F9Raと他の分力F9Rbとに分けられる。
光軸CLに平行な分力F9Raにより、クランパ6は光軸CL方向に付勢される。
従って、ラック歯6a1がリードスクリュ2の山に付勢される。
これによりラック部6aとリードスクリュ2との歯合におけるバックラッシュなどの軸方向ガタが生じない。
また、他の分力F9Rbは、ラック部6aをリードスクリュ2に向けその径方向に付勢する力となる。
従って、ラック部6aとリードスクリュ2との歯合がより確実となり、例えば外部から衝撃や振動が付与されても、噛み合いが容易に外れることがない。
実施例において、突っ張り棒9は、レンズ枠5及びクランパ6のいずれにも固定されていない。すなわち、突っ張り棒9は、レンズ枠5とクランパ6との間の力の伝達のみ行い、両者間の位置や姿勢を規制するものではない。
それは、突っ張り棒9の軸線CL9が、凹面5e1,6e1の各軸線CL5,CL6に対して有る程度の範囲で傾斜することが許容されていることによる。
そのため、クランパ6の移動においてリードスクリュ2のうねりなどにより揺動が生じても、その揺動がレンズ枠5に伝達されることはないので、レンズ枠5の直動を、極めて精度よく行うことができる。
実施例では、クランパ6の移動可能範囲における一部の範囲でレンズ枠5が帯同して移動し、残りの範囲ではレンズ枠5を伴わずに移動するようになっている。
これについて図6〜図8を用いて説明する。
図6は、レンズ駆動装置50(図1参照)におけるレンズ枠5の移動範囲における最後端位置での状態を説明するための図である。
図7は、レンズ枠5がクランプ6と共に移動して移動範囲における最前端位置に達した状態を説明するための図である。
図8は、図7の状態からさらにクランプ6が前方に移動し、レンズ枠5が最前位置で移動が規制されている状態を説明するための図である。
各図は一部の部材のみを記載している。また、各図には、図面記載が煩雑になるため図1で不図示のリンク部材11を記載してある。リンク部材11は、クランパ6の前方側移動範囲において、クランパ6の駆動力をレンズバリア部105へ伝達するための腕状部材である。
図6において、レンズ枠5は最も後方側にある状態で、固定レンズ保持枠103aと図6の下方端部側で距離L2だけ隔てられている。
図6のレンズ枠5の位置から、リードスクリュ2が所定の方向に回転すると、クランパ6が前方に移動する。レンズ枠5は、コイルばね8によりクランパ6側に(矢印D6の方向に)付勢されているので、レンズ枠5とクランパ6とは、両者間に突っ張り棒9を挟んだまま一体的に前方に移動する。
レンズ枠5とクランパ6とが前方に移動し、図7に示すように、図7の下方端部側で固定レンズ保持枠103aとレンズ枠5との間隔が距離L2より小なる所定の距離L3となると、固定レンズ保持枠103aの移動規制面103a1にレンズ枠5が当接し、レンズ枠5のそれ以上の前方への移動が規制される。
一方、クランパ6の移動は規制されないので、クランパ6はさらに前方に移動する。
このクランパ6の前方への移動により、図8に示すようにクランパ6と突っ張り棒9との当接が解除され、クランパ6は単独で前方(図8の矢印D8方向)に移動する。リンク部材11の前端にはピン11aが設けられており、このピン11aがレンズバリア部105の係合スリット105a(図1参照)に係合して、レンズバリアの開閉動作が実行される。
例えば、クランパ6が前方に移動して係合スリット105aに作用した場合にレンズバリアを閉状態にし、クランパ6が後方側に退避し、レンズ枠5と係合する状態では、レンズバリアを開状態にする。
レンズ枠5は、コイルばね8の付勢により、図7で示される前方端位置で維持される。
図8の状態からクランパ6が後方に移動すると、所定の位置でクランパ6の当接部6eの凹面6e1に突っ張り棒9の球面9c1が当接し、さらにクランパ6が移動するのに伴い球面9c1は凹面6e1の奥へと案内される。
これは、クランパ6の当接部6eの径(図3に示すφts)が、ホルダ10の貫通孔10aにより許容される突っ張り棒9の傾斜角度範囲で位置し得る先端位置を含みそれよりも充分大きく設定されていることによる。
すなわち、突っ張り棒9の傾きが最大になっていても、その先端の球面部9b1が、接近してくるクランパ6の当接部6eの凹面6e1に当接するようになっている。
実施例は、突っ張り棒9が、ホルダ10によりレンズ枠5側に保持されるが、それに限らず、ホルダなどによりクランパ6側に保持されるようになっていてもよい。
突っ張り棒9は、SUS棒などの金属材料の切削加工や樹脂の射出成形により形成することができる。
また、クランパ6やレンズ枠5は、樹脂の射出成形により形成することができる。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
レンズ枠5を、光ピックアップなどの直動する種々の被移動部材に置き換えることができる。
すなわち、実施例で説明したレンズ駆動装置は、本発明の直動装置の一例である。
凹部5e1,6e1の形状は、すり鉢状のものに限らない。例えば、椀状であってもよい。
クランパ6は、被移動部材5を伴わずに移動する範囲がなくてもよい。すなわち、常に被移動部材5を伴って動くよう構成されていてもよい。その場合、クランパ6と被移動部材5とが互いに近づく方向に常に付勢されていれば、突っ張り棒9をクランパ6と被移動部材5とのいずれかに保持するホルダ10はなくてもよい。
1A,1B ガイドシャフト
2 リードスクリュ
3 モータ
4 可動レンズ
5 レンズ枠
5a 鍔部
5a1 当接面
5b,5c 腕部
5d 当接壁部
5e 当接部
5e1 凹面
5k 基部
6 クランパ
6a ラック部
6a1 ラック歯
6b 挿通孔
6e 当接部
7 クランパシャフト
8 付勢部材(コイルばね)
9 突っ張り棒
9a フランジ部
9b1,9b2 円錐面部
9c1,9c2 球面部
9k 基部
10 ホルダ
10a 貫通孔
10b 係合腕部
10k 基部
11 リンク部材
50 レンズ駆動装置
100 光学ブロック
101 筐体
101a 前壁部
101b 後壁部
102 前固定レンズ
103 中固定レンズ
103a 固定レンズ保持枠
103a1 移動規制面
104 撮像素子
105 レンズバリア部
106 可動レンズ
107 腕部
107a 係合部
CL 光軸
CLA,CLB,CL5,CL2,CL7,CL9,CL6 軸線

Claims (6)

  1. ガイドシャフトと、
    前記ガイドシャフトに支持され前記ガイドシャフトに沿って直線移動する被移動体と、
    前記ガイドシャフトに平行に配置されたリードスクリュと、
    前記リードスクリュに噛合して前記リードスクリュの回転によって移動するクランパと、
    前記被移動体を前記クランパに接近させる方向に付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材の付勢力により、前記被移動体と前記クランパとに当接しつつ両者間に前記ガイドシャフトに対し非平行な姿勢で挟まれる被挟持部材と、を備えた直動装置。
  2. 前記被挟持部材を前記被移動体側又は前記クランパ側に保持させるホルダを備えたことを特徴とする請求項1記載の直動装置。
  3. 前記被移動体に当接して前記被移動体の移動を規制する規制手段を有し、
    前記クランパは、前記被移動体の移動が許容された範囲内で前記被移動体と一体的に移動すると共に前記被移動体の移動が前記規制手段により規制された状態では前記被移動体を伴わずに移動することを特徴とする請求項2記載の直動装置。
  4. ガイドシャフトと、
    可動レンズを保持すると共に前記ガイドシャフトに支持され前記ガイドシャフトに沿って直線移動するレンズ枠と、
    前記ガイドシャフトに平行に配置されたリードスクリュと、
    前記リードスクリュに噛合して前記リードスクリュの回転によって移動するクランパと、
    前記レンズ枠を前記クランパに接近させる方向に付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材の付勢力により、前記レンズ枠と前記クランパとに当接しつつ両者間に前記ガイドシャフトに対し非平行な姿勢で挟まれる被挟持部材と、を備えたレンズ駆動装置。
  5. 前記被挟持部材を前記レンズ枠側又は前記クランパ側に保持させるホルダを備えたことを特徴とする請求項4記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記レンズ枠に当接して前記レンズ枠の移動を規制する規制手段を有し、
    前記クランパは、前記レンズ枠の移動が許容された範囲内で前記レンズ枠と一体的に移動すると共に前記レンズ枠の移動が前記規制手段により規制された状態では前記レンズ枠を伴わずに移動することを特徴とする請求項5記載のレンズ駆動装置。
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