JP2011033195A - コイルスプリング式一方向クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロック方向の荷重に対して破損の恐れののないコイルスプリング式一方向クラッチを提供する。
【解決手段】 コイルスプリング(72)の一端部を部材(9)側に係止し、この係止部分で、コイルスプリング(72)の一端部に作用するロック方向の駆動力を受ける。上記係止部分の構成は、コイルスプリング(72)の一端を引き出して引き出し部(72c)とし、この引き出し部(72c)の先端を丸めて輪状部(72b)を形成する。この輪状部(72b)にねじ(94)を挿入し、該ねじ(94)を部材(9)に形成したねじ穴にねじ込んで輪状部(72b)を部材(9)に固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一方向クラッチに関する。
従来、駆動側の回転を一方向にのみ従動側に伝達するコイルスプリング式一方向クラッチが知られている。
従来のコイルスプリング式一方向クラッチは、ロック方向の荷重を受けるコイルスプリングの一端部を部材の溝に挿入配置した構造で係止している。そのため、コイルスプリングの一端係止部にロック方向に過大な回転力が作用すると、コイルスプリングの一端係止部に屈折方向に過大な負荷がかかり破損してしまう恐れがあった。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明は、コイルスプリング(72)の一端部を部材(9)側に係止し、この係止部分で、前記コイルスプリング(72)の一端部に作用するロック方向の駆動力を受けるようにしたコイルスプリング式一方向クラッチにおいて、前記係止部分を、前記コイルスプリング(72)の一端を引き出して引き出し部(72c)とし、この引き出し部(72c)の先端を丸めて輪状部(72b)を形成し、該輪状部(72b)にねじ(94)を挿入し、該ねじ(94)を前記部材(9)に形成したねじ穴にねじ込んで前記輪状部(72b)を前記部材(9)に固定した構成としたものである。
本発明は、コイルスプリングの、ロック方向の荷重を受ける端部の引き出し部に輪状部を設け、この輪状部をねじによって部材に固定したので、コイルスプリングの端部にロック方向に過大な負荷がかかっても破損する恐れがない。
本発明に係る昇降装置の要部のA−A線の断面図である。 昇降装置の要部の左側面図である。 昇降装置の要部の右側面図である。 昇降装置の要部の平面図である。 昇降装置の要部のB−B線断面であり、(A)はベルトプーリの初期状態、(B)はベルトプーリを1回転させた状態を示す。 回転操作機構の拡大断面図である。 ベルトプーリの拡大断面図である。 昇降装置の要部の外観図である。 本装置に使用されるコイルスプリングの外観図である。 昇降装置の平面図である。 昇降装置の正面図である。 昇降装置の他の実施形態を示す正面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図10及び図11は、冷蔵庫などのフレーム2の内部に配置された棚などの台部材4を昇降させるための昇降装置を示し、フレーム2の内部に設けられている。前記昇降装置は、シャフト6(回転部材)と、該シャフト6の正逆回転により駆動されるベルト8(長尺部材)と、前記シャフト6の回転に伴って、前記台部材4を昇降方向に案内する台部材案内機構10,12と、前記シャフト6を操作部材9の正逆往復回転運動によって、一方向に間欠回転させるためのコイルスプリング式一方向クラッチを有する回転操作機構14を備えている。
前記台部材案内機構10,12は、台部材4を脱着可能に載置する、左右のガイドブロック16,18と、前記フレーム2の、側壁フレーム2a,2bに形成された、前記ガイドブロック16,18を昇降方向にスライド自在に案内する昇降案内部20,22とにより構成されている。前記シャフト6は、前記フレーム2の上側フレーム2cの下面中央に配置されている。該シャフト6の一端部は、回転操作機構14のハウジング24(固定部材)を介して、上側フレーム2cに、フレーム2の開放面2d側近傍に位置して、回転自在に支承されている。シャフト6の他端部は、ブラケット26(固定部材)を介して、上側フレーム2cに、後部フレーム2e側近傍に位置して回転自在に支承されている。尚、図10では、紙面の下側がこの装置の前方であり、フレーム2の開放面2d側から操作部材9(レバー)を手動操作できるように構成されている。
図7に示すように、前記シャフト6には、ベルトプーリ28が、トルクリミッタ機能を有するコイルスプリング30を介して嵌合配置されている。前記ベルトプーリ28は、筒状の周面体28aと、これの両端に一体的に形成された盤体28b,28cとからなり、該盤体28b,28cの外側面がストッパーリング32,34によって、シャフト6に軸方向に移動しないように係止されている。前記盤体28bの内周面28b’は、前記シャフト6の外周面に回転自在に嵌合している。
前記周面体28aと前記盤体28cの内径部には、前記シャフト6の外径より大径な円柱状の空間部が形成され、該空間部によって周面体28aと前記盤体28cの内周面と、前記シャフト6の外周面との間に隙間Gが形成されている。前記隙間Gには、コイルスプリング30が、その内径部が前記シャフト6の外周面にきつく密着して、嵌挿配置されている。前記コイルスプリング30の一端直線部分30aは、前記盤体28cに形成された溝36に係合し、コイルスプリング30の一端30a側は、前記盤体28cに係止されている。
前記コイルスプリング30は、前記シャフト6の、図5中、台部材4を上昇させる、右回転運動を摩擦力によってベルトプーリ28に伝達する動力伝達機構を構成するとともに、ベルトプーリ28に対して、シャフト6の右回転運動が所定のトルク以上に負荷されると、シャフト6がコイルスプリング30を滑り、シャフト6がベルトプーリ28に対して空回りし、コイルスプリング30がトルクリミッタとしても機能するように構成されている。前記周面体28aには、図5に示すように、ピン38を受けるための凹部40が形成されている。
前記盤体28b,28cの円錐状側面にはピン38の両端をスライド自在に直線方向に案内する溝42が形成されている。図11に示すように、上側フレーム2cの左右にはベルトプーリ44,46がプーリホルダ48,50を介して回転自在に支持され、これに、ベルト8が掛けられている。前記ベルト8の両端部は、側壁フレーム2a,2bの昇降案内部20,22に昇降自在に支持されたガイドブロック16,18に連結している。
ベルト8の中央部は、図5に示すように、前記ベルトプーリ28の周面体28aの外周面に掛けられ、該ベルト8は、前記溝42に両端が挿入されたピン38によって、周面体28aの凹部40の奥端面に押し付けられ、ピン38によって、凹部40に係止されている。前記溝42は、前記ベルト8の、ピン38に対する押圧力の方向に対して角度を持って形成されている。この角度により、ピン38の両端は、ベルト8からの圧力によって溝42から外れることなく、溝42の奥端において、ベルト8を凹部40の奥端面に係止する。図5(A)は、ベルト8をベルトプーリ28に固定した初期状態を示し、図5(B)は、ベルトプーリ28を右回転方向に1回転させ、ベルト8を巻き取った状態を示している。
シャフト6が図5中、右回転すると、ベルト8は、ベルトプーリ28に巻き取られ、該ベルトプーリ28に収束する。図5中、シャフト6が右回転し、ベルト8がベルトプーリ28に巻き取られると、図11に示すように、ガイドブロック16,18が昇降案内部20,22に案内されて上昇し、台部材4が上昇するように構成されている。シャフト6が逆回転し、ベルト8がベルトプーリ28から繰り出されると、台部材4の重量によりガイドブロック16,18が下降し、これと連動して、台部材4が自重により下降するように構成されている。
前記ブラケット26は、前記上側フレーム2cに固定され、図8に示すように、該ブラケット26の軸穴26aに前記シャフト6の外周面が回転自在に嵌合している。前記ブラケット26には、図1に示すように、ダンパ58が固定され、該ダンパ58の回転軸60に前記シャフト6の一端が結合している。前記ダンパ58は、これの回転軸60に連結したシャフト6が回転する際に抵抗を付与する機構であり、その原理はどのようなものでもかまわない。要するに、シャフト6が回転する際に、抵抗力を発揮して、その回転速度を遅くさせるためのものである。ただし、ここで用いるダンパ58は、ベルト8がベルトプーリ28から繰り出される方向のシャフト6の回転時のみ、ダンパ機能を発揮し、ベルト8がベルトプーリ28に巻き取られる方向の回転時には、ダンパ機能を発揮しないようにした方向性を有するダンパであることが望ましい。
前記回転操作機構14のハウジング24は、前記上側フレーム2cに固定され、図6に示すように、シャフト6の一端近傍部分は、ハウジング24の内径部に固着された軸受け部材62と、ハウジング24の内径部に形成された軸受け部64に回転自在に嵌合し、ストッパーリング66によって、軸方向の移動が係止されている。前記ハウジング24の内径部には、コイルスプリング挿入空間部68,70が形成されている。前記コイルスプリング挿入空間部68,70には、それぞれ、図9に示すように、巻回方向が互いに逆向きの関係となるように、レバー回転用のコイルスプリング72と、シャフト固定用のコイルスプリング74が挿入配置されている。
前記コイルスプリング74の内径部は、前記シャフト6の外周面に密着し、その一端は、ハウジング24に形成された凹入部に配置され、ねじ76によって、ハウジング24に固定されている。前記コイルスプリング74の他端の直線部74aは、ハウジング24に形成された切り欠き部78に遊嵌し、その先端が固定解除ノブ80のアーム部80aに形成された溝82に係合している。前記固定解除ノブ80は、前記シャフト6の端部に、該固定解除ノブ80に形成された穴84を介して、軸方向に抜脱しないように、回転自在に嵌合している。
操作部材9の一方には、軸穴86が形成され、該軸穴86が前記シャフト6の一端近傍の外周面に回転自在に嵌合し、且つ、該操作部材9の一方の側面は、前記ハウジング24の側面24aに回転自在に当接している。前記操作部材9の一方には、前記軸穴86と同軸上に、これと連通して、コイルスプリング挿入空間部88が形成されている。前記コイルスプリング72の一部は、前記コイルスプリング挿入空間部88内に配置されている。前記コイルスプリング72の一端の直線部分72aは、前記ハウジング24に形成された溝90に挿入され、該溝90の壁面と係合し、コイルスプリング72の一端はハウジング24に係止されている。
前記コイルスプリング72の他端の輪状部72bを有する引き出し部72cは、前記操作部材9の一方に、前記コイルスプリング挿入空間部88と連通して形成された凹入部92に内に配置され、輪状部72bがねじ94によって凹入部92の壁面に固定されている。前記シャフト6の前記コイルスプリング72が配置された部分には、該シャフト6の外周面より小径な小径部6aが所定範囲にわたって形成されている。
この小径部6aによって、コイルスプリング72に、コイルスプリング72の内径部が前記操作部材9の操作によってシャフト6の外周面に密着して巻き付くばねクラッチ部96と、コイルスプリング72の内径部が隙間を有してシャフト6に遊嵌する、回転方向にねじれ可能な非ばねクラッチ部98が形成される。前記コイルスプリング72のばねクラッチ部96は、操作部材9がシャフト6を中心として、図11中、右回転方向に揺動するとき、該ばねクラッチ部96がシャフト6に対して巻き締められ、操作部材9がシャフト6にコイルスプリング72の巻き締め力によりロックされ、操作部材9とシャフト6とが連動して回転するように構成されている。
また、操作部材9が右回転方向に揺動すると、コイルスプリング72の非ばねクラッチ部98が、操作部材9の揺動回転に伴ってねじれ、このねじれ弾力によって、操作部材9を、その揺動回転方向とは逆の復帰方向に弾発するように構成されている。前記操作部材9は、前記コイルスプリング72の初期ねじれ弾力により、図11に示すように、下側フレーム2fに対して水平な上昇状態に保持されている。前記コイルスプリング74は、前記シャフト6が、図8中、左回転方向に回転しようとすると、シャフト6に巻き締められ、シャフト6を、ハウジング24に固定し、シャフト6が右回転方向に回転するときは、シャフト6をハウジング24に対してフリー回転自在とする一方向クラッチを構成している。
前記固定解除ノブ80を、シャフト6を中心として、図8中、右回転方向に回転すると、アーム80aが揺動して、コイルスプリング74の一端74aを、該コイルスプリング74のコイル内径が拡がる方向に押動する。これにより、シャフト6の、コイルスプリング74による、左回転方向のロックが解除され、シャフト6は、左回転方向に自由に回転自在な状態となる。
以上のような昇降装置において、台部材4を上下動させる手順を以下に説明する。
この昇降装置では、図11に示すように、台部材4がガイドブロック16,18を介して、ベルト8で吊されているので、ベルト8の長さを変化させることによって台部材4を上下動させることができる。また、台部材4の重量により、ベルトプーリ28には、シャフト6に対して常に図8中、左回転しようとする力が作用している。このベルトプーリ28はコイルスプリング30の内径部が前記シャフト6の外周面にあらかじめきつく密着して嵌挿配置されているため、上記ベルトプーリ28の左回転に対して、ベルトプーリ28とシャフト6との間にすべりがなく、従って、ベルトプーリ28に所定トルク以上の負荷がかからない限り、シャフト6はベルトプーリ28と一体的に回転する。この装置によって台部材4を上昇させる場合に、ユーザーは操作部材9を、図8中、矢方向即ち右回転方向に押し下げる。
この操作部材9の右回転により、コイルスプリング72が巻き締められ、シャフト6は、コイルスプリング72のばねクラッチ部96により、操作部材9に固定され、且つ、コイルスブリング74は緩む方向であるため、操作部材9と連動して、図8中、右回転方向に回転する。シャフト6が右回転すると、ベルトプーリ28に内蔵されているコイルスプリング30とシャフト6との摩擦力によって、ベルトプーリ28は、シャフト6と連動して、図8中、右回転方向に回転する。ベルトプーリ28が右回転方向に回転すると、ベルト8がベルトプーリ28の周面体28aに巻き取られ、その分、台部材4が上昇する。操作部材9を図8中、仮想線で示すように、押し下げ、操作部材9をシャフト6を中心として回すと、操作部材9の回転により、コイルスプリング72の非ばねクラッチ部98がねじれ、操作部材9を元位置復帰上昇方向に付勢する。
操作部材9をコイルスプリング72のねじれ弾力に抗して押し下げた位置から、この押し下げ力を解除すると、操作部材9は、コイルスプリング72の捩り戻しにより、図8中、左回転方向に回転し、元の上昇位置へ復帰し、ハウジング24のストッパー面(図示省略)に係止される。操作部材9が元位置に上昇するときは、シャフト6に対する操作部材9からの右回転方向の回転トルクが解除されることになる。そのため、シャフト6は、台部材4の重量によるベルトプーリ28からの回転トルクにより、図8中、左回転方向に逆転しようとするが、この逆転運動は、コイルスプリング74のシャフト6に対する巻き締めにより阻止され、操作部材9の元位置復帰動作時、シャフト6は、コイルスプリング74のロック作用により、ハウジング24に固定される。
操作部材9の上下動を繰り返すことで、シャフト6が間欠的に、図8中、右回転方向に回転し、台部材4が徐々に上昇する。台部材4が昇降案内部20,22によって規定される最上昇位置まで上昇すると、昇降案内部20,22に、ガイドブロック16,18に対して設けられたストッパー機構(図示省略)により係止される。この係止状態から更に操作部材9が操作者により強力に押し下げられ、シャフト6に、図5中、右回転方向に過大な回転トルクが作用すると、シャフト6とコイルスプリング30との間に滑りが生じ、シャフト6は、ベルトプーリ28に対して空回りし、シャフト6に操作部材9から過大なトルクが伝達されることがない。
そのため回転操作機構14側と、台部材4を最上昇位置で係止する台部材案内機構10,12側に無理な力が加わることがない。
台部材4を下降させる場合には、固定解除ノブ80を図8中、矢印で示すように、右回転方向に手操作により回転させる。これにより、コイルスプリング74の一端直線部分74aは、アーム80aにより、コイルスプリング74のコイル内径を拡げる方向に押動され、コイルスプリング74による、ハウジング24とシャフト6との間のロックが解除される。
これにより、シャフト6は、図8中、左回転方向の回転がフリーとなり、台部材4側の重量により、シャフト6とベルトプーリ28が、図5中、左回転方向に回転して、ベルト8がベルトプーリ28から繰り出され、台部材4が下降する。このとき、図8中、シャフト6の左回転運動に対して、ダンパー58の回転抵抗が作用し、台部材4はゆっくりと下降する。
上記実施形態では、シャフト6を、図10に示すように、上側フレーム2cの下面中央に配置したが、シャフト6は、この位置に特に限定されるものではない。例えば、シャフト6を、図10中、左端部あるいは、右端部に配置し、上側フレーム2cの下面に支持させても良い。
このように、シャフト6を、上側フレーム2c下面の、図10中、左端あるいは右端に配置した場合には、ベルトプーリ44又はベルトプーリ46を、シャフト6側のベルトプーリ28で兼用できるので、上記第1の実施形態のベルトプーリ44又はベルトプーリ46とこれらを支持するプーリ支持機構を省略でき、部品点数を減らすことができる。また、上記実施形態では、シャフト6、ダンパ58及び回転操作機構14を、上側フレーム2cの下面に支持させているが、シャフト6、ダンパ58及び回転操作機構14を台部材4の下面に支持しても良い。
図12は、シャフト、ダンパ及び回転操作機構を台部材4の下面に支持した実施形態を示している。回転操作機構14のベルトプーリ28に係止されたベルト8は、左右のガイドブロック16,18のベルト通路を経て、両端部が、取り付け具100,102を介して上側フレーム2cの下面に取り付けられている。また、シャフト、ダンパ及び回転操作機構14が台部材4の下面に支持されている。他の構成は、上記第1の実施形態と同一であり、操作部材9を上下に揺動すると、台部材4が上昇し、固定解除ノブ80を操作して、シャフト6の固定部材側即ちハウジング24に対するロックを解除すると、台部材4が自重により、ダンパからの抵抗に抗して、ゆっくりと下降する。また、本実施形態でも、シャフトは、台部材4の下面中央に配置する構成に特に限定されるものではなく、台部材4の中央以外のどのような位置に配置してもかまわない。
2 フレーム
2a 側壁フレーム
2b 側壁フレーム
2c 上側フレーム
2d 開放面
2e 後部壁
2f 下側フレーム
4 台部材
6 シャフト6
8 ベルト
10 台部材案内機構
12 台部材案内機構
14 回転操作機構
16 ガイドブロック
18 ガイドブロック
20 昇降案内部
22 昇降案内部
24 ハウジング
26 ブラケット
28 ベルトプーリ
28a 周面体
28b 盤体
28c 盤体
30 コイルスプリング
32 ストッパーリング
34 ストッパーリング
36 溝
38 ピン
40 凹部
42 溝
44 ベルトプーリ
46 ベルトプーリ
48 プーリホルダ
50 プーリホルダ
58 ダンパ
60 回転軸
62 軸受け部材
64 軸受け部
66 ストッパーリング
68 コイルスプリング挿入空間部
70 コイルスプリング挿入空間部
72 コイルスプリング
74 コイルスプリング
76 ねじ
78 切り欠き
80 固定解除ノブ
80a アーム部
82 溝
84 穴
86 軸穴
88 コイルスプリング挿入空間部
90 溝
92 凹入部
94 ねじ
96 ばねクラッチ部
98 非ばねクラッチ部
100 取り付け具
102 取り付け具

Claims (1)

  1. コイルスプリング(72)の一端部を部材(9)側に係止し、この係止部分で、前記コイルスプリング(72)の一端部に作用するロック方向の駆動力を受けるようにしたコイルスプリング式一方向クラッチにおいて、前記係止部分を、前記コイルスプリング(72)の一端を引き出して引き出し部(72c)とし、この引き出し部(72c)の先端を丸めて輪状部(72b)を形成し、該輪状部(72b)にねじ(94)を挿入し、該ねじ(94)を前記部材(9)に形成したねじ穴にねじ込んで前記輪状部(72b)を前記部材(9)に固定した構成としたことを特徴とするコイルスプリング式一方向クラッチ。
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