JP2011030220A - 異種周期クロックドメイン間の同期化システム、同期化装置、同期化失敗検出回路及びデータ受信方法 - Google Patents

異種周期クロックドメイン間の同期化システム、同期化装置、同期化失敗検出回路及びデータ受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異種周期クロックドメイン間の同期化システム、同期化装置、同期化失敗検出回路及びデータ受信方法を提供する。
【解決手段】本発明の一様態による同期化システムは、異種周期の第1クロックと第2クロックとによってそれぞれ動作するセンダーとレシーバーを含む異種周期クロックドメイン間の同期化システムであって、第1クロックを第1時間遅延させた予測クロックを出力するセンダー及び予測クロックを利用して第1クロックと第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを予測し、予測結果によって選択的に第2クロックを第2時間遅延させて第1クロックと同期化させるレシーバーを含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、マルチクロックドメイン環境でレイテンシ(latency)増加による性能低下を防止できる同期化システム、同期化装置、同期化失敗検出回路及びデータ受信方法に関する。
幾多のIP(Intellecture Property)を利用したSoC(System on a Chip)設計において各IPは相異するクロック周波数で動作することができる。このような相異するIPを統合して設計するためには、IP間のデータ転送時に発生し得る同期化失敗問題を解決しなければならない。例として、最も低いクロック周波数で動作するIPに合わせて全てのIPを単一クロックで駆動させると、同期化は保障できるが、性能低下を伴う。各IPのクロック周期を整数倍関係で調節すると、相対的に簡単な同期化技法を適用しつつ単一クロック基盤同期化技法よりは性能低下を防止することができる。しかし、クロック間の整数倍関係調節はIP数が多いほど、IP間最適化クロック周波数差が大きいほど、その適用効果が大きく減る。
このような同期化失敗問題を解決するために様々な同期化技法が提示されている。
“Synchronous”仮定は、よく言われる同期式回路の基盤の仮定を意味し、チップ内の全域でクロック特性は同一でなければならないという仮定である。“Mesochronous”仮定は、チップ内で観測されるクロックの周波数の差は無く、フェイズ(phase)の差のみ許容する仮定である。即ち、クロックソースから特定の二つのleafノードまでの遅延時間のみ異なる仮定であるので、同期化のためにはクロックやデータ伝達速度を調節する遅延素子を使用する。“Plesiochronous”仮定は、微細な周波数の差を認定し、これに応じてフェイズも変化し、“Mesochronous”仮定の同期化方式を使用しこれを繰り返して行わせるという仮定である。
“Related”仮定はチップ内の二つの地点のクロック周波数が整数倍の関係を有する仮定である。この仮定では同期化失敗の場合がクロック周波数の特性分析で簡単に予測可能である。“Heterogeneous”仮定はクロック周波数間の整数倍に関わらずクロック周波数が様々な場合に特化された同期化失敗予測方式が求められる。“Asynchronous”仮定は、上述した全ての仮定を含む仮定であって、同期化のためには非同期式設計技法に基づいた同期化装置が必要である。
“Synchronous”、“Mesochronous”、“Plesiochronous”仮定は、単一クロック環境での区分であり、“Related”、“Heterogeneous”、“Asynchronous”仮定は、クロックソースが複数であるマルチクロック環境での区分である。“Heterogeneous”までの仮定では全てのクロックは周期性を維持しなければならない。
大韓民国特許公開第10-2007−0069366号公報
従って、本発明の目的は、複数の周期クロックを有する異種クロックドメイン間のデータ転送時に発生し得る同期化失敗問題をレイテンシ無しに解決する同期化装置、システム、同期化失敗検出回路及びデータ受信方法を提供するところにある。
本発明の目的は上述した目的に限定されず、上述していない他の目的は以下の記載により本発明の技術分野における通常の知識を持つ者に明確に理解されるであろう。
上述した目的を達成するために、本発明の一様態による同期化システムは、異種周期の第1クロックと第2クロックとによってそれぞれ動作するセンダー(sender)とレシーバー(receiver)を含む異種周期クロックドメイン間の同期化システムであって、前記第1クロックを第1時間遅延させた予測クロックを出力するセンダーと、前記予測クロックを利用して前記第1クロックと前記第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを予測し、前記予測結果によって選択的に前記第2クロックを第2時間遅延させて前記第1クロックと同期化させるレシーバーとを含む。
上述した目的を達成するために、本発明の他の様態による同期化装置は、異種周期の第1クロックと第2クロック間の同期化を行う同期化装置であって、前記第1クロックが第1時間遅延された予測クロックの入力を受け、前記第1クロックのホールドタイム(hold time)ほど前記第2クロックを遅延させた第1遅延信号に応答して、前記予測クロックをサンプリング(sampling)する第1サンプリング部と、前記第2クロックの周期から前記第1クロックのセットアップタイム(setup time)を引いた時間ほど前記第2クロックを遅延させた第2遅延信号に応答して、前記予測クロックをサンプリングする第2サンプリング部と、前記第1及び第2サンプリング部によりサンプリングされた結果をそれぞれ前記第2クロックでサンプリングし、前記第2クロックでサンプリングされた結果を比較して前記第1及び第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを検出する検出部と、前記検出結果に応じて選択的に前記第2クロックを第2時間ほど遅延させて前記第1クロックと同期化させる同期化部とを含む。
上述した目的を達成するために、本発明のまた他の様態による同期化失敗検出回路は、第1クロックと第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを検出する同期化失敗検出回路であって、第1クロックのホールドタイムほど前記第2クロックを遅延させた第1遅延信号に応答して、前記第1クロックをサンプリングする第1サンプリング部と、前記第2クロック周期から前記第1クロックのセットアップタイムを引いた時間ほど前記第2クロックを遅延させた第2遅延信号に応答して、前記第1クロックをサンプリングする第2サンプリング部と、前記第1及び第2サンプリング部によりサンプリングされた結果が相異するかどうかを検出する検出部とを含む。
上述した目的を達成するために、本発明のまた他の様態によるデータ受信方法は、第1クロックによって動作する第1クロックドメインと、前記第1クロックの周期と異なる周期の第2クロックによって動作する第2クロックドメイン間にデータを受信する方法であって、前記第1クロックドメインから前記第1クロックが第1時間遅延された予測クロックを受信するステップ及び前記予測クロックを利用して前記第1クロックと前記第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを予測し、失敗した場合、前記第2クロックを第2時間ほど遅延させて、前記第2時間ほど遅延された第2クロックに応答して前記データをサンプリングするステップを含む。
その他の実施の形態の具体的な事項は、発明の詳細な説明及び図面により詳しく開示される。
本発明の構成によると、異種クロックドメイン間の同期化失敗が発生するか否かを予測することができ、従ってレイテンシ無しに同期化失敗を回避することができる。
センダーとレシーバーとで構成された一般的なシステムを示すブロック図である。 実施の形態に係る同期化失敗検出回路を示す回路図である。 図2の同期化失敗検出回路の動作を説明するための信号図である。 第1クロックをどれぐらい遅延させる時に第2クロックの何サイクル(cycle)前に同期化失敗を予め予測できるかを説明するための信号図である。 第1クロックをどれぐらい遅延させる時に第2クロックの何サイクル(cycle)前に同期化失敗を予め予測できるかを説明するための信号図である。 実施の形態に係る異種周期ドメイン間の同期化システムを示すブロック図である。 図6に示されたクロック予測器を示すフロック図である。 図6に示された同期化器を示す例示的な回路図である。 図8の同期化部の変形例を示す回路図である。
本発明の利点及び特徴、またそれを達成する方法は、添付の図面とともに詳細に説明されている実施の形態を参照すれば、明確になるであろう。しかし、本発明は、以下に開示される実施の形態に限定されるのではなく、様々な形態として具現され、ただ本実施の形態は本発明の開示が完全になるようにし、本発明の属する技術分野において通常の知識を持つ者に発明の範疇を完全に知らせるために提供し、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。一方、本明細書において使用される用語は、実施の形態を説明するためのものであって本発明を制限しようとするものではない。本明細書において、単数形は文章で特に言及しない限り複数形も含む。明細書において使用される“含む。(comprise)”及び/又は“含んでいる(comprising)”は、言及された構成素子、ステップ、動作及び/又は素子は一つ以上の他の構成素子、ステップ、動作及び/又は素子の存在又は追加を排除しない。
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明し、各図面で同一な構成及び機能を有する構成要素については同一な符号を併記する。
図1乃至図3を参照して実施の形態による同期化失敗検出回路について説明する。図1は、センダーとレシーバーとで構成された一般的なシステムを示すブロック図であり、図2は、実施の形態による同期化失敗検出回路を示す回路図であり、図3は、図2の同期化失敗検出回路の動作を説明するための信号図である。
まず、図1に示すように、センダーとレシーバーとが相異するクロックドメインで動作する。即ち、センダーは第1クロック(SCLK)によって動作し、レシーバーは第2クロック(RCLK)によって動作する。ここで、第1クロック(SCLK)及び第2クロック(RCLK)は相異し、いずれも周期的な信号である。センダーは第1クロック(SCLK)によって動作してデータ(DATA)を出力するので、データ(DATA)は第1クロック(SCLK)に同期化されている。しかし、センダーとレシーバーは相異するクロックドメインで動作するので、第2クロック(RCLK)で動作するレシーバーは第1クロック(SCLK)との同期化に失敗し得る。
レシーバーでの同期化失敗が発生するか否かは、図2のように同期化失敗検出回路を通じて検出することができる。
同期化失敗検出回路1は第2クロック(RCLK)をT-Ts〔T:第2クロック(RCLK)の周期、Ts:第1クロック(SCLK)のセットアップタイム(setup time)〕ほど遅延させた信号[又は、第2クロック(RCLK)を第1クロック(SCLK)のセットアップタイムほど繰り上げた信号]と第2クロック(RCLK)をTh〔Th:第1クロック(SCLK)のホールドタイム( hold time)〕ほど遅延させた信号それぞれに第1クロック(SCLK)をサンプリングして判別することができる。第2クロック(RCLK)をT−TsとThほどそれぞれ遅延させると第1クロック(SCLK)の危険(hazard)区間ほどのwindowが生成され、第2クロック(RCLK)はこの window 区間に発生されることを意味する。
このような同期化失敗検出回路1は図2に示すように、第1サンプリング部20、第2サンプリング部30及び検出部40を含む。第1及び第2サンプリング部20、30はそれぞれ遅延器22、32とフリップフロップ(flip-flop:FF1、FF2)を含む。
第1サンプリング部20は第2クロック(RCLK)をThほど遅延させた信号に応答して第1クロック(SCLK)をサンプリングし、第2サンプリング部30は第2クロック(RCLK)をT−Tsほど遅延させた信号に応答して第1クロック(SCLK)をサンプリングする。具体的に第1遅延器22は第2クロック(RCLK)をThほど遅延させ、第1フリップフロップ(FF2)は第1遅延器22により遅延された第2クロック(RCLK)に応答して第1クロック(SCLK)をサンプリングする。第2遅延器32は第2クロック(RCLK)をT−Tsほど遅延させ、第2フリップフロップ(FF1)は第2遅延器32により遅延された第2クロック(RCLK)に応答して第1クロック(SCLK)をサンプリングする。
検出部40は第1及び第2サンプリング部20、30の各サンプリング結果を比較して第1クロック(SCLK)と第2クロック(RCLK)間の同期化失敗が発生するか否かを検出する。
このような同期化失敗検出回路1の動作については図3を参照してさらに詳しく説明する。
図3(a)と(b)のように図2の第1及び第2サンプリング部20、30が同一値をサンプリングすると、同期化失敗がない場合である。図3(a)の場合、図2のA、Bノード値はいずれも‘0’になり、図3(b)の場合、A、Bのノード値は‘1’になる。しかし、図3(c)のようにAノードが‘0’、Bノードが‘1’の結果値である場合、第2クロック(RCLK)は第1クロック(SCLK)の危険区間にあることを意味し、即ち、同期化失敗があることを示す。従って、第1及び第2サンプリング部20、30のサンプリング結果が異なる時に図2の検出部40は同期化失敗を検出し、第1及び第2サンプリング部20、30のサンプリング結果が同一である時に同期化失敗を検出しない。
このような検出部40は、アンド(AND)演算子を含んでおり、第1及び第2サンプリング部20、30のうち何れか一つのサンプリング結果を反転させ、他のサンプリング結果とアンド(AND)演算を行うことができる。但し、検出部40はこれに限定されておらず、様々な形態で具現されることができ、例えば、XORゲート(Exclusive−ORgates)で構成されることができる。
一方、図2の同期化失敗検出回路1により同期化失敗が発生するか否かを検出できるとしても同期化失敗が発生するか否かを予め判別できなければ、正しいデータ(DATA)を転送することができない。従って、図2の同期化失敗検出回路1に、第1クロック(SCLK)の代わりに特定時間ほど遅延させた第1クロック(SCLK)を入力すると、第2クロック(RCLK)の何サイクル前に同期化失敗を予め予測することができ、それにより同期化失敗を予め防止することができる。
以下では、図4及び図5を参照して、第1クロック(SCLK)をどれぐらい遅延させる時に第2クロック(RCLK)の何サイクル前に同期化失敗を予め予測することができるかについて説明する。
図4及び図5は第1クロック(SCLK)をどれぐらい遅延させる時に第2クロック(RCLK)の何サイクル前に同期化失敗を予め予測することができるかを説明するための信号図である。
まず、周期Tを有するフリーランニング(free running)信号の立ち上がりエッジの時間集合をFと仮定し、Fを時間tほど遅延させた信号の立ち上がりエッジの時間集合をdelF(t)と仮定する。事実上、周期Tを有するフリーランニング信号はTほど遅延或いは繰り上げても同一な立ち上がりエッジ時間集合を有するのでFは次のように示される。
Figure 2011030220
Figure 2011030220
図4に示すように、周期Trを有する第2クロック(RCLK)とTs周期の第1クロック(SCLK)を仮定し、第1クロック(SCLK)を特定時間ほど遅延させることによって第2クロック(RCLK)の何サイクル前の第1クロック(SCLK)の状態を予測できるかを見てみる。第2クロック(RCLK)の4番目の立ち上がりエッジ(H)で第1クロック(SCLK)と同期化失敗現象が現れる。第2クロック(RCLK)の4番目の立ち上がりエッジ(H)より1サイクル前であるGで、Hでの同期化失敗が発生するか否かを予測するためには第1クロック(SCLK)をFからGまでの時間(Tp)遅延させれば良い。一方、第2クロック(RCLK)の周期であるTrほど遅延された第1クロック(SCLK_DEL)と第2クロック(RCLK)との関係は、1サイクル前の第2クロック(RCLK)と第1クロック(SCLK)との関係と同一である。従って、図4のように第1クロック(SCLK)をTrほど遅延(pointAからpointB参照)させた信号(SCLK_DEL)でF'からHまでの時間はTpと同一である。ところで、Tpは第1クロック(SCLK)と、Trほど遅延された第1クロック(SCLK_DEL)のフェイズの差と同一である。即ち、Trほど遅延された第1クロック(SCLK_DEL)と、第1クロック(SCLK)との位相差はTpであり、第1クロック(SCLK)をTpほど遅延(pointAからpointC参照)させた信号であるSCLK_E1信号は第2クロック(RCLK)の4番目のサイクルの1サイクルの前、即ち、3番目のサイクル(G)で同期化失敗現象が現れる。
SCLK_E2、SCLK_E3信号はそれぞれ2倍のTp、3倍のTpほど第1クロック(SCLK)を遅延させたものであり、結果的に第1クロック(SCLK)と第2クロック(RCLK)間の同期化失敗現象が現れる第2クロック(RCLK)の4番目のサイクル(H)からそれぞれ2サイクル、3サイクル前に同期化失敗現象が現れ、これにより予め同期化失敗現象を予測することができる。これは一定の法則によって何サイクル前に同期化失敗が発生するか否かが予測可能であることを示す。
即ち、SCLK_E1、SCLK_E2、SCLK_E3信号を図2の同期化失敗検出回路1に第1クロック(SCLK)の代わりに入力すると、それぞれTr、2*Tr、3*Tr前に同期化失敗が発生するか否かを予測することができる(従って、SCLK_E1、SCLK_E2、SCLK_E3信号を以下では予測クロックという)。
同期化失敗が発生するか否かを予め予測するための回路を具現する場合、特定の信号を遅延させるためには遅延素子を使用する。この時、遅延させる時間が長ければ長いほど遅延素子の設計が難しくなり電力消耗のような付加的な副作用が発生するようになる。しかし、式(1)と式(2)の周期信号の特性を利用すれば遅延時間を短縮しつつ同一な効果が得られる。
図4で第1クロック(SCLK)を3*Tpほど遅延させた信号である予測クロック(SCLK_E3)を例として式(2)に適用して見ると、
Figure 2011030220
のように示される。ここで、
Figure 2011030220
図5を参照してさらに具体的に見てみる。Tr、Tsがそれぞれ70ns、60nsと仮定すれば、Tpは50nsになる。
Figure 2011030220
即ち、−2と決定される。結論的に第2クロック(RCLK)を基準として3サイクル以前に同期化失敗を予測するためには、第1クロック(SCLK)を3*Tpほど遅延させても可能であるが、最小の遅延時間のために、第1クロック(SCLK)を3*Tpほど遅延させた予測クロック(SCLK_E3)と同一な波形を有する信号を利用すれば良い。即ち、第1クロック(SCLK)を
Figure 2011030220
ほど遅延させた予測クロック(SCLK_E4)を利用すれば、回路を具現する時にも遅延時間を最小にすることができ、遅延素子の設計が簡単になり、電力消耗も減らすことができる。このような予測クロック(SCLK_E4)を生成するクロック予測部に関する説明は図7を参照して説明する。
図6乃至図8を参照して本発明の実施の形態による同期化システムを説明する。図6は、実施の形態による異種周期ドメイン間の同期化システムを示すブロック図であり、図7は、図6に示されたクロック予測器を示すブロック図であり、図8は図6に示された同期化器を示す例示的な回路図である。
図6は異種環境の同期化のための最上位ブロック図を示す。同期化システム10は、センダー100とレシーバー200とを含んでおり、センダー100はクロック予測器110を含み、レシーバー200は同期化器210を含む。
上述した同期化失敗を検出するために、クロック予測器(clock predictor、110)は第1クロック(SCLK)を一定時間遅延させて予測クロック(SCLK_E)を生成する。センダー100は予測クロック(SCLK_E)とデータ(DATA)をレシーバー200に出力する。
レシーバー200の同期化器210は同期化失敗を予め検出し、回避できる機能を提供する。
まず、図7を参照してセンダー100のクロック予測器110について詳しく説明する。
クロック予測器110は可変遅延素子120と、固定遅延素子130及び位相比較器140を含む。
可変遅延素子120は位相比較器140のフィードバック(feedback)に応じて可変的な時間ほど第1クロック(SCLK)を遅延させて出力する。固定遅延素子130は可変遅延素子120により遅延された第1クロック(SCLK)を予め予測しようとする時間を、例えば3周期(3*Tr)ほど遅延させて出力する。位相比較器140は可変遅延素子120の出力と第1クロック(SCLK)間の位相を比較して比較結果を可変遅延素子120にフィードバックする。
例えば、初期に可変遅延素子120は第1クロック(SCLK)を遅延させず出力し、固定遅延素子130が第1クロック(SCLK)を3*Trほど遅延させる。そして、位相比較器140は第1クロック(SCLK)と固定遅延素子130により3*Trほど遅延された第1クロック(SCLK)の位相を比較する。比較結果位相が同一でなければ、これを可変遅延素子120にフィードバックする。可変遅延素子120はフィードバックに応じて第1クロック(SCLK)を所定時間遅延して出力し、固定遅延素子は可変遅延素子120により出力された信号を3*Trほど遅延させて出力する。位相比較器140は、再び可変遅延素子120により所定時間遅延された第1クロック(SCLK)と固定遅延素子から出力された信号の位相を比較し、その比較結果を可変遅延素子120にフィードバックする。
このように位相比較器140で位相差が無くなるまで可変遅延素子120に遅延時間が加わるようになり最終的に位相比較器140で差が無い時、その時の可変遅延素子120の遅延時間を通じて予測クロック(SCLK_E)が生成されて出力される。ここで、出力される予測クロック(SCLK_E)は、例えば図5の予測クロック(SCLK_E4)であり得る。
一方、同期化器210は図2に示した構造の同期化失敗検出回路1を含んでおり、同期化失敗が発生するか否かを検出する。予測クロック(SCLK_E)を受信して同期化失敗を予め予測し、同期化が失敗する場合には第2クロック(RCLK)を所定時間遅延させて第1クロック(SCLK)と同期化させ、所定時間遅延された第2クロック(RCLK_DEL2)によってデータ(DATA)を受信する。同期化が失敗しない場合には同期化器210は第2クロック(RCLK)によってデータ(DATA)を受信する。図8を参照して、このような同期化器210の一例を詳しく説明する。
図8を参照すると、同期化器210は第1サンプリング部220と、第2サンプリング部230と、検出部240と、同期化部250を含む。
まず、第1サンプリング部220は第2クロック(RCLK)を第1クロック(SCLK)のホールドタイム(Tsh)ほど遅延させて第1遅延信号(RCLK_DEL0)を出力する第1遅延器222と、直列で連結されて第1遅延信号( RCLK_DEL0)に応答して動作する第1及び第2フリップフロップ(FF1、FF2)を含む。第1フリップフロップ(FF1)は第1遅延信号(RCLK_DEL0)に応答して予測クロック(SCLK_E)をサンプリングし、第2フリップフロップ(FF2)は第1フリップフロップ(FF1)の出力(SCLK_E_S0A)を第1遅延信号(RCLK_DEL0)に応答してサンプリングする。
第2サンプリング部230は第2クロック(RCLK)の周期Trから第1クロック(SCLK)のセットアップタイムを引いた時間ほど第2クロック(RCLK)を遅延させて[又は、第1クロック(SCLK)のセットアップタイムほど第2クロック(RCLK)を繰り上げて]第2遅延信号(RCLK_DEL1)を出力する第2遅延器232と、直列で連結されて第2遅延信号(RCLK_DEL1)に応答して動作する第3及び第4フリップフロップ(FF3、FF4)を含む。第3フリップフロップ(FF3)は第2遅延信号(RCLK_DEL1)に応答して予測クロック(SCLK_E)をサンプリングし、第4フリップフロップ(FF4)は第3フリップフロップ(FF3)の出力(SCLK_E_S1A)を第2遅延信号に応答してサンプリングする。
図8の第1及び第2サンプリング部220、230は図2に示した第1及び第2サンプリング部20、30と対応するブロックである。但し、第1及び第2遅延信号(RCLK_DEL0、RCLK_DEL1)は予測クロック(SCLK_E)と非同期的な信号であるので、格納装置(FF1、FF2、FF3、FF4)を直列で連結したダブルラッチ(double-latch)概念の同期化方式を使用するものである。
一方、図2のように、検出部240は第1及び第2サンプリング部220、230の各サンプリングされた結果(SCLK_E_S0B、SCLK_E_S1B)を比較して同期化失敗が発生するか否かを検出することができる。但し、図8に示した例では、第5乃至第8フリップフロップ(FF5、FF6、FF7、FF8)を通じて第1及び第2サンプリング結果(SCLK_E_S0B、SCLK_E_S1B)を第2クロック(RCLK)に同期化させた後に同期化失敗が発生するか否かを検出する。その理由について説明する。図8では、第1サンプリング部220は第1クロックドメイン(Domain1)にあり、第2サンプリング部230は第2クロックドメイン(Domain2)にある。ところが、同期化失敗が発生するか否かは第2クロック(RCLK)で動作する第3ドメイン領域(Domain3)の同期化失敗検出部240により判断されるので、同期化失敗検出部240の入力である第1及び第2サンプリング部220、230の各サンプリング結果(SCLK_E_S0B、SCLK_E_S1B)は第2クロック(RCLK)に同期化されるのが好ましい。第1及び第2サンプリング部220、230の各サンプリング結果(SCLK_E_S0B、SCLK_E_S1B )を第2クロック(RCLK)に同期化するのは、相異するクロックドメイン間の転送(Domain1とDomain3、Domain2とDomain3)による同期化失敗の確率を減らすためである。
従って、検出部240は、第1及び第2サンプリング部220、230と同様にダブルラッチ形態の同期化方式で第5乃至第8フリップフロップ(FF5、FF6、FF7、FF8)を備える。そして、第6及び第8フリップフロップ(FF6、FF8)はそれぞれ第5及び第7フリップフロップ(FF5、FF7)の出力(SCLK_E_S02A、SCLK_E_S12A)を第2クロック(RCLK)に応答してそれぞれサンプリングする。
検出部240は、例えばアンド演算子を含んでおり、第6及び第8フリップフロップ(FF6、FF8)の出力(SCLK_E_S02B、SCLK_E_S12B)を比較して、第1及び第2クロック(SCLK、RCLK)間の同期化失敗が発生するか否かを検出する。若し、第6及び第8フリップフロップ(FF6、FF8)の出力(SCLK_E_S02B、SCLK_E_S12B)が相異すれば、即ち第1及び第2サンプリング部220、230のサンプリング結果が相異すれば、検出部240は同期化が失敗したものと判断する。若し、第6及び第8フリップフロップ(FF)の出力(SCLK_E_S02B、SCLK_E_S12B)が同一であれば、即ち第1及び第2サンプリング部220、230のサンプリング結果が同一であれば、検出部240は同期化失敗でないものと判断する。同期化失敗である場合を例にすると、図8でSCLK_E_S02Bは図3(c)でSCLK立ち上がり後でサンプリングした信号‘1’と対応し、SCLK_E_S12Bは図3(c)でSCLK立ち上がり前でサンプリングした信号‘0’と対応する。この二つの信号を利用したANDゲートを経ると同期化失敗が発生するか否かを判断することができる。
同期化失敗ではない場合、第1及び第2クロック(SCLK、RCLK)が同期化されたことを意味するので、同期化部250はデータ(DATA)を第2クロック(RCLK)でサンプリングして受信する。
若し、同期化失敗である場合、第1及び第2クロック(SCLK、RCLK)が同期化されていないことを意味し、同期化部250は第2クロック(RCLK)を所定時間、例えば第1クロック(SCLK)のセットアップタイム(Tss)とホールドタイム(Tsh)とを加えた時間ほど遅延させる。即ち、同期化失敗である場合にこれを回避できる最大遅延時間を経た信号(RCLK_DEL2)でデータ(DATA)をサンプリングして受信することによって、データ(DATA)を安定して受信することができる。
このような同期化部250は、図8に示すように、第3遅延器252と、第9フリップフロップ(FF9)と第10フリップフロップ(FF10)及び選択部254を含む。
第3遅延器252は第2クロック(RCLK)を第1クロック(SCLK)のセットアップタイム(Tss)とホールドタイム(Tsh)とを加えた時間ほど遅延させて信号(RCLK_DEL2)を出力する。第9フリップフロップ(FF9)は第2クロック(RCLK)でデータ(DATA)をサンプリングする。第10フリップフロップ(FF10)は第3遅延器252により遅延された信号(RCLK_DEL2)でデータ(DATA)をサンプリングする。選択部254は検出部240の出力(SF)によって第9フリップフロップ(FF9)及び第10フリップフロップ(FF10)のうち何れか一つを選択して、サンプリングされたデータ(DATA_s)を出力する。
同期化器210は全体的に同期化失敗検出入力のための一つずつのフリップフロップ(FF0、FF1)と二つのダブルラッチ同期化に必要な二つずつのフリップフロップ(FF2、FF4とFF5、FF7)が加わって総3段のパイプラインを経れば現在のデータ(DATA)の同期化失敗が発生するか否かが分かる。従って、図8に示した同期化器210がセンダー200に使用される場合、検出部240が第2クロック(RCLK)を基準として3サイクル(3周期)前に同期化失敗が発生するか否かを予測するように、センダー100のクロック予測部110は予測クロック(SCLK_E)を生成しなければならない。従って、クロック予測部の固定遅延素子130は3*Trほど遅延させることである。
図9は図8の同期化部250の変形例を示す回路図である。
図9を参照すると、同期化部251は同期化失敗が発生するか否かの結果によって、第2クロック(RCLK)と、第1クロック(SCLK)のセットアップタイム(Tss)とホールドタイム(Tsh)とを加えた時間ほど第2クロック(RCLK)を遅延させた信号(RCLK_DEL2)のうち何れか一つを選択する選択部258と、選択された何れか一つの信号に応答してデータ(DATA)をサンプリングする第11フリップフロップ(FF11)を含む。ここで選択部258はマックス(MUX)で構成することができる。
本発明の属する技術分野における通常の知識を持つ者は、本発明がその技術的思想や必須的な特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施できるということを理解できるであろう。よって、上述した実施例は全ての面において例示的なものであって限定的なものでないと理解しなければならない。本発明の範囲は、上記の詳細な説明よりは特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲、その均等概念から導出される全ての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈しなければならない。
1 同期化失敗検出回路
10 同期化システム
20 第1サンプリング部
30 第2サンプリング部
40 検出部
100 センダー
200 レシーバー

Claims (20)

  1. 異種周期の第1クロックと第2クロックとによってそれぞれ動作するセンダーとレシーバーを含む異種周期ドメイン間の同期化システムにおいて、
    前記第1クロックを第1時間遅延させた予測クロックを出力するセンダーと、
    前記予測クロックを利用して前記第1クロックと前記第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを予測し、前記予測結果によって選択的に前記第2クロックを第2時間遅延させて前記第1クロックと同期化させるレシーバーと、
    を含む異種周期クロックドメイン間の同期化システム。
  2. 前記センダーは、前記予測クロックと前記第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを検出して、前記第1クロックと前記第2クロック間に実際同期化失敗が発生する時点よりも一定時間予め予測する請求項第1に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化システム。
  3. 前記第1時間は予め予測しようとする前記一定時間によって決定される請求項2に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化システム。
  4. 前記センダーは、前記予測クロックを出力するクロック予測器を含み、
    前記クロック予測器は、
    フィードバックに応じて可変的な時間ほど前記第1クロックを遅延させる可変遅延素子と、
    前記可変遅延素子により遅延された第1クロックを前記予め予測しようとする時間ほど遅延させる固定遅延素子と、
    前記第1クロックと前記固定遅延素子の出力間の位相を比較し、前記比較結果を前記可変遅延素子にフィードバックする位相比較器とを含み、
    前記可変遅延素子は前記比較結果位相が同一な時に前記可変的な時間ほど遅延された第1クロックを前記予測クロックとして出力する請求項1に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化システム。
  5. 前記レシーバーは、
    前記第1クロックのホールドタイムほど前記第2クロックを遅延させた信号と、前記第2クロックの周期で前記第1クロックのセットアップタイムを引いた時間ほど前記第2クロックを遅延させた信号を利用して、前記予測クロックをそれぞれサンプリングし、各サンプリング結果に基づいて前記第1及び第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを検出する同期化失敗検出器を含む請求項1に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化システム。
  6. 前記同期化失敗検出器は、
    前記第1クロックのホールドタイムほど前記2クロックを遅延させた信号に応答して前記予測クロックをサンプリングする第1サンプリング部と、
    前記第2クロックの周期で前記第1クロックのセットアップタイムを引いた
    時間ほど前記第2クロックを遅延させた信号に応答して前記予測クロックをサンプリングする第2サンプリング部と、
    前記第1及び第2サンプリング部のサンプリング結果が相異する場合に前記同期化が失敗したものと検出する検出部とを含む請求項5に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化システム。
  7. 前記レシーバーは、
    前記第1及び第2クロック間の同期化が失敗したものと予測した場合、
    前記第1クロックホールドタイム及びセットアップタイムの和ほど前記第2クロックを遅延させて、前記遅延された第2クロックと前記第1クロックとを同期化させる同期化器を含む請求項1に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化システム。
  8. 前記同期化器は、
    前記センダーから前記第1クロックに同期化されて出力されるデータを前記第2クロックでサンプリングする第1サンプリング部と、
    前記第2クロックを前記第1クロックのホールドタイム及びセットアップタイムの和ほど前記第2クロックを遅延させる遅延部と、
    前記データを前記遅延部により遅延された第2クロックでサンプリングする第2サンプリング部と、
    前記同期化失敗が発生するか否かの予測結果に応じて前記第1サンプリング部によりサンプリングされたデータ及び前記第2サンプリング部によりサンプリングされたデータのうち何れか一つを選択する選択部とを含む請求項7に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化システム。
  9. 異種周期の第1クロックと第2クロック間の同期化を行う同期化装置において、
    前記第1クロックが第1時間遅延された予測クロックの入力を受け、前記第1クロックのホールドタイムほど前記第2クロックを遅延させた第1遅延信号に応答して、前記予測クロックをサンプリングする第1サンプリング部と、
    前記第2クロックの周期で前記第1クロックのセットアップタイムを引いた時間ほど前記第2クロックを遅延させた第2遅延信号に応答して、前記予測クロックをサンプリングする第2サンプリング部と、
    前記第1及び第2サンプリング部によりサンプリングされた結果をそれぞれ前記第2クロックでサンプリングし、第2クロックでサンプリングされた結果を比較して前記第1及び第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを検出する検出部と、前記検出結果に応じて選択的に前記第2クロックを第2時間ほど遅延させて前記第1クロックと同期化させる同期化部と、
    を含む同期化装置。
  10. 前記同期化部は、
    同期化失敗と予測された場合、前記第2時間ほど遅延された第2クロックで、前記第1クロックに同期化されて入力されるデータを受信し、
    前記同期化失敗ではないと予測された場合、前記第2クロックで、前記第1クロックに同期化されて入力されるデータを受信する請求項9に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化装置。
  11. 前記同期化部は、
    前記第2時間ほど遅延された第2クロックで前記データをサンプリングする第3サンプリング部と、
    前記第2クロックで前記データをサンプリングする第4サンプリング部と、
    前記検出結果に応じて前記第3及び第4サンプリング部の出力のうち何れか一つを選択する選択部と、
    を含む請求項10に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化装置。
  12. 前記同期化部は、
    前記検出結果に応じて、前記第2クロックと前記第2時間ほど遅延された第2クロックのうち何れか一つを選択する選択部と、
    前記選択部により選択された何れか一つに応答して前記データをサンプリングする第3サンプリング部とを含む請求項10に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化装置。
  13. 前記検出部は前記第1クロックと前記第2クロック間に実際同期化失敗が発生する時点よりも一定時間予め予測するものであり、
    前記第1時間は予め予測しようとする前記一定時間によって決定される請求項9に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化装置。
  14. 前記第2時間は前記第1クロックのホールドタイム及びセットアップタイムの和である請求項9に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化装置。
  15. 第1クロックと第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを検出する同期化失敗検出回路において、
    第1クロックのホールドタイムほど前記第2クロックを遅延させた第1遅延信号に応答して、前記第1クロックをサンプリングする第1サンプリング部と、
    前記第2クロックの周期で前記第1クロックのセットアップタイムを引いた時間ほど前記第2クロックを遅延させた第2遅延信号に応答して、前記第1クロックをサンプリングする第2サンプリング部と、
    前記第1及び第2サンプリング部によりサンプリングされた結果が相異するかどうかを検出する検出部と、
    を含む同期化失敗検出回路。
  16. 前記検出部は、
    前記第1及び第2サンプリング部によりサンプリングされた結果が相異する場合に前記第1及び第2クロック間の同期化が失敗したものと検出する請求項15に記載の同期化失敗検出回路。
  17. 第1クロックによって動作する第1クロックドメインと、前記第1クロックの周期と異なる周期の第2クロックによって動作する第2クロックドメイン間にデータを受信する方法において、
    前記第1クロックドメインから前記第1クロックが第1時間遅延された予測クロックを受信するステップと、
    前記予測クロックを利用して前記第1クロックと前記第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを予測し、失敗した場合前記第2クロックを第2時間ほど遅延させて、前記第2時間ほど遅延された第2クロックに応答して前記データをサンプリングするステップと、
    を含む異種周期クロックドメインからのデータ受信方法。
  18. 前記データをサンプリングするステップは、
    前記予測クロックと前記第2クロック間の同期化失敗が発生するか否かを検出して、前記第1クロックと前記第2クロック間に実際同期化失敗が発生する時点よりも一定時間予め予測するステップ、
    を含む請求項17に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化システム。
  19. 前記データをサンプリングするステップは、
    前記第1クロックのホールドタイムほど前記第2クロックを遅延させた第1遅延信号に応答して前記予測クロックを第1サンプリングするステップと、
    前記第2クロックの周期で前記第1クロックのセットアップタイムを引いた時間ほど前記第2クロックを遅延させた第2遅延信号に応答して前記予測クロックを第2サンプリングするステップと、
    前記第1及び第2サンプリングステップの各サンプリング結果を比較して、相異する場合に前記第1クロック及び前記第2クロック間に同期化が失敗したものと予測するステップと、
    を含む請求項17に記載の異種周期クロックドメインからのデータ受信方法。
  20. 前記第1時間は、予め予測しようとする前記一定時間によって決定されるものであり、
    前記第2時間は前記第1クロックのホールドタイム及びセットアップタイムの和である請求項17に記載の異種周期クロックドメイン間の同期化システム。
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