JP2011029413A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レイアウト面積をほとんど増加させることなく、SCRのラッチアップ耐性を向上させ、かつラッチアップ耐性の方向依存を低減する。
【解決手段】P型半導体基板1にN型ウエル3が形成されている。P型半導体基板1とは間隔をもってN型ウエル3に互いに間隔をもってN型拡散層5及びP型拡散層7が形成されている。N型ウエル3とは間隔をもってP型半導体基板1に互いに間隔をもって形成されたN型拡散層9及びP型拡散層11が形成されている。P型半導体基板1にP型拡散層13も形成されている。P型拡散層13は、P型半導体基板1及びN型拡散層9に接し、かつN型ウエル3及びP型拡散層11とは間隔をもって配置されている。P型拡散層11,13は上層配線を介して電気的に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、サイリスタを備えた半導体装置に関するものである。
静電気放電(ESD:Electro Static Discharge)によって半導体デバイスが破壊されるのを防ぐために、半導体デバイスのチップ内には静電気放電保護素子(以下、ESD保護素子ともいう)が設けられている。
一般的なESD保護素子のひとつとして、サイリスタ(以下、SCR(Silicon Controlled Rectifier)ともいう)が用いられている。SCRは他の保護素子と比較して極めて低容量であり、レイアウト面積が小さい、オン抵抗が小さいなど優れた特性を有している。
図15は、従来のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。
P型半導体基板1(Psub)にN型ウエル3(NW)が形成されている。N型ウエル3に、N型拡散層5(N+)とP型拡散層7(P+)が互いに間隔をもって形成されている。N型拡散層5及びP型拡散層7はN型ウエル3によってP型半導体基板1とは分離されている。
P型半導体基板1に、N型拡散層9(N+)がN型ウエル3とは間隔をもって形成されている。N型拡散層9は、P型拡散層7から見てN型拡散層5とは反対側の位置に配置されている。P型半導体基板1には、N型拡散層9とは間隔をもって、P型拡散層11(P+)も形成されている。P型拡散層11は、N型拡散層9から見てN型ウエル3とは反対側の位置に配置されている。
図16は、図15のSCRをマルチフィンガー型にした従来のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。
このSCRでは、2つのN型ウエル3,3が設けられている。N型ウエル3の間のP型半導体基板1にP型拡散層11が配置されている。
各N型ウエル3には、それぞれN型拡散層5とP型拡散層7が形成されている。N型拡散層5とP型拡散層7は、P型拡散層11から見て、P型拡散層7、N型拡散層5の順に配置されている。
一方のN型ウエル3とP型拡散層11の間の半導体基板1と、他方のN型ウエル3とP型拡散層11の間の半導体基板1に、それぞれN型拡散層9が形成されている。
従来のSCRとして、ラッチアップ耐性を向上させる目的で、HHI−SCR(High holding current−SCR)と呼ばれる構造が開示されている(例えば特許文献1を参照)。
図17は、従来のHHI−SCRのレイアウトを説明するための平面図である。
P型半導体基板1に形成されたN型ウエル3に、複数のN型拡散層5と複数のP型拡散層7が形成されている。N型拡散層5とP型拡散層7は、互いに間隔をもって、交互に、かつ一列に配列されている。N型拡散層5及びP型拡散層7はN型ウエル3によってP型半導体基板1とは分離されている。
P型半導体基板1に、N型ウエル3とは間隔をもって、複数のN型拡散層9と複数のP型拡散層11が形成されている。N型拡散層9とP型拡散層11は、互いに間隔をもって、交互に、かつ一列に配列されている。N型拡散層9とP型拡散層11の配列は、N型拡散層5の隣にP型拡散層11が配置され、かつ、P型拡散層7の隣にN型拡散層9が配置されるように、N型拡散層5とP型拡散層7の配列と平行に配置されている。
図18は、図17のHHI−SCRをマルチフィンガー型にした従来のHHI−SCRのレイアウトを説明するための平面図である。
このHHI−SCRでは、2つのN型ウエル3,3が設けられている。各N型ウエル3には、図17に示したのと同様に、それぞれ複数のN型拡散層5と複数のP型拡散層7が形成されている。
2つのN型ウエル3,3の間のP型半導体基板1に、図17に示したのと同様に、複数のN型拡散層9と複数のP型拡散層11が配置されている。
図19は、SCRの回路構成を説明するための回路図である。
SCRは、PNPNの4重構造をしており、PNPトランジスタとNPNトランジスタを組み合わせた複合回路と等価である。図15〜図18に示したSCRの場合、PNPトランジスタは、エミッタがP型拡散層5、ベースがN型ウエル3、コレクタがP型半導体基板1によって構成される。NPNトランジスタは、コレクタがN型ウエル3、ベースがP型半導体基板1、エミッタがN型拡散層9によって構成される。N型拡散層5はN型ウエル3の電位を引き出すためのものである。P型拡散層11はP型半導体基板1の電位を引き出すためのものである。
図19に示すように、SCRのアノードを電極パッド(PAD)に、カソードを接地電位(GND)に接続する場合、PNPトランジスタのベース及びNPNトランジスタのコレクタを構成するN型ウエル3は、N型拡散層5を介してPADに接続されるので、PNPトランジスタのベース及びNPNトランジスタのコレクタと、PADとの間に、N型ウエル3の抵抗成分(Rnwell)が存在する。また、PNPトランジスタのコレクタ及びNPNトランジスタのベースを構成するP型半導体基板1は、P型拡散層11を介してGNDに接続されるので、PNPトランジスタのコレクタ及びNPNトランジスタのベースと、GNDとの間に、P型半導体基板1の抵抗成分(Rpsub)が存在する。
図19ではSCRをPAD−GND間に接続しているが、SCRの各端子が接続されるのはPAD配線、GND配線に限定されない。アノード側の端子を構成するPNPトランジスタのエミッタ(P型拡散層7)とベース(N型ウエル3)はそれぞれ別々の配線に接続されることもある(Nゲートと呼ばれる)。また、カソード側の端子を構成するNPNトランジスタのベース(P型半導体基板1)とエミッタ(N型拡散層9)はそれぞれ別々の配線に接続されることもある(Pゲートと呼ばれる)。
従来のSCRを用いた保護素子では、例えばダイオードなどから基板方向へ供給される電流などによって通常動作中にラッチアップを起こす可能性があるという不具合があった。さらに、このラッチアップを防ぐためには通常動作中などに基板電流を発生させるような素子とSCRの距離を十分に取るなどの工夫が必要なためにレイアウト面積の増大を招くという問題があった。また、SCRの構造が点対称形ではないため、基板電流の発生する方向によってラッチアップ耐性に差が生じてしまい、基板電流を発生させる素子との位置関係においてレイアウト上の制約になるという問題があった。
図17に示した従来のHHI−SCRは、アノードとカソードのN型拡散層とP型拡散層を島状に交互に配置することでN型ウエルとPウエルの寄生抵抗を減らし、ラッチアップ耐性を向上させる構造となっている。
しかし、ラッチアップを防止するためには、図17に示したレイアウト手法だけでは十分な効果があるとは言い難い。また、N型ウエル3側からの基板電流に対しては強いラッチアップ耐性があるが、その他の方向からの基板電流に対しては弱いという方向依存が存在するという欠点も解消できていない。図18に示したマルチフィンガー型の場合でも、紙面上下方向からの基板電流に対してはラッチアップ耐性が低い。
本発明は、レイアウト面積をほとんど増加させることなく、SCRのラッチアップ耐性を向上させ、かつラッチアップ耐性の方向依存を低減することを目的とする。
本発明に係る半導体装置の一態様は、P型半導体基板と、P型半導体基板に形成されたN型ウエルと、P型半導体基板とは間隔をもってN型ウエルに互いに間隔をもって形成された第1N型拡散層及び第1P型拡散層と、N型ウエルとは間隔をもってP型半導体基板に互いに間隔をもって形成された第2N型拡散層及び第2P型拡散層とをもつサイリスタを備えた半導体装置であって、上記P型半導体基板に形成された第3P型拡散層を備えている。上記第3P型拡散層は、上記P型半導体基板及び上記第2N型拡散層に接し、かつ上記N型ウエル及び上記第1P型拡散層とは間隔をもって配置されている。上記第2P型拡散層と上記第3P型拡散層は上層に形成された上層配線によって電気的に接続されている。
ここで、半導体基板の語には、ウエルやエピタキシャル成長層も含まれる。
本発明に係る半導体装置の他の態様は、P型半導体基板と、P型半導体基板に形成されたN型ウエルと、P型半導体基板とは間隔をもってN型ウエルに互いに間隔をもって形成された第1N型拡散層及び第1P型拡散層と、N型ウエルとは間隔をもってP型半導体基板に互いに間隔をもって形成された第2N型拡散層及び第2P型拡散層とをもつサイリスタを備えた半導体装置であって、上記N型ウエルに形成された第3N型拡散層を備えている。上記第3N型拡散層は、上記N型ウエル及び上記第1P型拡散層に接し、かつ上記P型半導体基板及び上記第1N型拡散層とは間隔をもって配置されている。上記第2N型拡散層と上記第3N型拡散層は上層に形成された上層配線によって電気的に接続されている。
本発明の半導体装置は、上記2つの態様について、P型とN型を反対導電型にしたものであってもよい。
本発明の半導体装置の一態様では、P型半導体基板、P型半導体基板に形成されたN型ウエル、N型ウエルに形成された第1N型拡散層及び第1P型拡散層、ならびに、P型半導体基板に形成された第2N型拡散層及び第2P型拡散層をもつサイリスタを備えた半導体装置において、P型半導体基板に形成された第3P型拡散層を備えているようにした。第3P型拡散層は、P型半導体基板及び第2N型拡散層に接し、かつN型ウエル及び第1P型拡散層とは間隔をもって配置され、第2P型拡散層と第3P型拡散層は上層に形成された上層配線によって電気的に接続されているようにした。
これにより、SCR(サイリスタ)のカソードのエミッタ−ベース間の寄生抵抗(図19中のRpsub部分)を限りなく小さくすることができるので、レイアウト面積をほとんど増加させることなくSCRのラッチアップ耐性を向上させることできる。
さらに、従来のSCRではN型ウエルの存在しない側(例えば図15では紙面上下方向、右方向)のラッチアップ耐性がN型ウエルのある側のラッチアップ耐性よりも低い傾向が見られたが、本発明の効果によってこれまでラッチアップ耐性の低かった側のラッチアップ耐性が大きく引き上げられるので、ラッチアップ耐性の方向依存を低減する効果が合わせて得られる。
本発明の半導体装置の他の態様では、P型半導体基板、P型半導体基板に形成されたN型ウエル、N型ウエルに形成された第1N型拡散層及び第1P型拡散層、ならびに、P型半導体基板に形成された第2N型拡散層及び第2P型拡散層をもつSCRを備えた半導体装置において、N型ウエルに形成された第3N型拡散層を備えているようにした。第3N型拡散層は、N型ウエル及び第1P型拡散層に接し、かつP型半導体基板及び第1N型拡散層とは間隔をもって配置され、第2N型拡散層と電気的に接続されているようにした。
これにより、SCRのアノードのエミッタ−ベース間の寄生抵抗(図19中のRnwell部分)を限りなく小さくすることができるので、レイアウト面積をほとんど増加させることなくSCRのラッチアップ耐性を向上させることできる。
さらに、上記第3P型拡散層を設けた態様と同様に、ラッチアップ耐性の低かった側のラッチアップ耐性が大きく引き上げられるので、ラッチアップ耐性の方向依存を低減する効果が合わせて得られる。
本発明の上記2つの態様について、P型とN型を反対導電型にしても、同一の作用及び効果が得られる。
一実施例のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。 図1のSCRをマルチフィンガー型にした実施例を説明するための平面図である。 本発明をHHI−SCRに適用した一実施例のレイアウトを説明するための平面図である。 図3のSCRをマルチフィンガー型にした実施例を説明するための平面図である。 ラッチアップ耐性の方向依存を確認するための測定方法を示した模式図である。 図5に示したSCR(実施例)と、図18に示したSCR(従来例)について、TLP(Transmission Line Pulse)測定を行なった結果を示す図である。 さらに他の実施例のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。 さらに他の実施例のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。 さらに他の実施例のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。 図9のSCRをマルチフィンガー型にした実施例を説明するための平面図である。 本発明をHHI−SCRに適用したさらに他の実施例のレイアウトを説明するための平面図である。 図11のSCRをマルチフィンガー型にした実施例を説明するための平面図である。 さらに他の実施例のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。 さらに他の実施例のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。 従来のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。 図15のSCRをマルチフィンガー型にした従来例を説明するための平面図である。 従来のHHI−SCRのレイアウトを説明するための平面図である。 図17のSCRをマルチフィンガー型にした従来例を説明するための平面図である。 SCRの回路構成を説明するための回路図である。
図1は、一実施例のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。
P型半導体基板1(Psub)にN型ウエル3(NW)が形成されている。P型半導体基板1とN型ウエル3は接している。N型ウエル3に、N型拡散層5(第1N型拡散層、N+)とP型拡散層7(第1P型拡散層、P+)が互いに間隔をもって形成されている。N型拡散層5及びP型拡散層7はN型ウエル3によってP型半導体基板1とは間隔をもって形成されている。N型拡散層5及びP型拡散層7はN型ウエル3と接している。
P型半導体基板1に、N型拡散層9(第2N型拡散層、N+)がN型ウエル3とは間隔をもって形成されている。N型拡散層9は、P型拡散層7から見てN型拡散層5とは反対側の位置に配置されている。N型拡散層9はP型半導体基板1と接している。
P型半導体基板1には、N型拡散層9とは間隔をもって、P型拡散層11(第2P型拡散層、P+)も形成されている。P型拡散層11は、N型拡散層9から見てN型ウエル3とは反対側の位置に配置されている。P型拡散層11はP型半導体基板1と接している。
さらに、P型半導体基板1には、P型拡散層13(第3P型拡散層、P+)も形成されている。P型拡散層13は、上方から見てN型拡散層9に周囲を囲まれている。P型拡散層13はN型拡散層9に隣接して形成されている。P型拡散層13の底部はP型半導体基板1と接している。P型拡散層13は、周囲がN型拡散層9で囲まれているので、N型ウエル3及びP型拡散層11とは間隔をもって配置されている。P型拡散層13は、上層に形成された金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、P型拡散層11と電気的に接続されている。
この実施例では、P型拡散層13がP型半導体基板1及びN型拡散層9に接し、P型拡散層11,13が金属材料又はポリシリコンからなる上層配線を介して電気的に接続されているので、SCRのカソードのエミッタ−ベース間の寄生抵抗(図19中のRpsub部分)を限りなく小さくすることができる。これにより、レイアウト面積をほとんど増加させることなくSCRのラッチアップ耐性を向上させることできる。
さらに、P型拡散層13を配置することにより、従来のSCRではラッチアップ耐性の低かった側のラッチアップ耐性が大きく引き上げられる。これにより、ラッチアップ耐性の方向依存を低減する効果が合わせて得られる。
図2は、図1のSCRをマルチフィンガー型にした実施例を説明するための平面図である。図1と同じ機能を果たす部分には同じ符号を付す。
このSCRでは、2つのN型ウエル3,3が設けられている。N型ウエル3の間のP型半導体基板1にP型拡散層11が配置されている。
各N型ウエル3には、それぞれN型拡散層5とP型拡散層7が形成されている。N型拡散層5とP型拡散層7は、P型拡散層11から見て、P型拡散層7、N型拡散層5の順に配置されている。2つのN型拡散層5,5は金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して互いに電気的に接続されている。これにより、2つのN型ウエル3,3は上層配線及びN型拡散層5,5を介して電気的に接続されている。2つのP型拡散層7,7は金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して互いに電気的に接続されている。
一方のN型ウエル3とP型拡散層11の間の半導体基板1と、他方のN型ウエル3とP型拡散層11の間の半導体基板1に、それぞれN型拡散層9が形成されている。2つのN型拡散層9,9は金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して互いに電気的に接続されている。
P型半導体基板1には、2つのP型拡散層13,13も形成されている。一方のP型拡散層13は、2つのN型拡散層9,9のうち一方のN型拡散層9に隣接して配置され、他方のP型拡散層13は他方のN型拡散層9に隣接して配置されている。P型拡散層13は、上方から見て、隣接するN型拡散層9に周囲を囲まれている。P型拡散層13の底部はP型半導体基板1と接している。P型拡散層13,13は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、P型拡散層11,11と電気的に接続されている。
この実施例でも、図1に示した実施例と同様に、P型拡散層13がP型半導体基板1及びN型拡散層9に接し、P型拡散層11,13が金属材料又はポリシリコンからなる上層配線を介して電気的に接続されているので、レイアウト面積をほとんど増加させることなくSCRのラッチアップ耐性を向上させることでき、かつ、ラッチアップ耐性の方向依存を低減することができる。特に、図1に示した実施例と比較して、この実施例は紙面右方向からの基板電流に対するラッチアップ耐性を向上させることができる。
図1及び図2に示した実施例では、P型拡散層13は、上方から見てN型拡散層9に周囲を囲まれているが、本発明はこれに限定されるものではなく、P型拡散層13は、上方から見てP型半導体基板1と接していてもよい。
図3は、本発明をHHI−SCRに適用した一実施例のレイアウトを説明するための平面図である。図1と同じ機能を果たす部分には同じ符号を付す。
P型半導体基板1に形成されたN型ウエル3に、複数のN型拡散層5と複数のP型拡散層7が形成されている。N型拡散層5とP型拡散層7は、互いに間隔をもって、交互に、かつ一列に配列されている。N型拡散層5及びP型拡散層7はN型ウエル3によってP型半導体基板1とは分離されている。N型拡散層5及びP型拡散層7はN型ウエル3と接している。
複数のN型拡散層5は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、互いに電気的に接続されている。複数のP型拡散層7は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、互いに電気的に接続されている。
P型半導体基板1に、N型ウエル3とは間隔をもって、複数のN型拡散層9と複数のP型拡散層11が形成されている。N型拡散層9とP型拡散層11は、互いに間隔をもって、交互に、かつ一列に配列されている。N型拡散層9及びP型拡散層11は半導体基板1と接している。
N型拡散層9とP型拡散層11の配列は、N型拡散層5の隣にP型拡散層11が配置され、かつ、P型拡散層7の隣にN型拡散層9が配置されるように、N型拡散層5とP型拡散層7の配列と平行に配置されている。言い換えると、N型拡散層5及びN型拡散層9は千鳥状に配置され、P型拡散層7及びP型拡散層11は千鳥状に配置されている。
P型半導体基板1には、複数のP型拡散層13も形成されている。P型拡散層13は、N型拡散層9に隣接して、N型拡散層9ごとに設けられている。P型拡散層13は、上方から見て、隣接するN型拡散層9に周囲を囲まれている。P型拡散層13の底部はP型半導体基板1と接している。
複数のP型拡散層13と複数のP型拡散層11は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、互いに電気的に接続されている。
複数のN型拡散層9は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、互いに電気的に接続されている。
この実施例では、HHI−SCRの構造によるラッチアップ耐性の向上の効果に加えて、図1に示した実施例と同様に、P型拡散層13がP型半導体基板1及びN型拡散層9に接し、P型拡散層11,13が金属材料又はポリシリコンからなる上層配線を介して電気的に接続されているので、レイアウト面積をほとんど増加させることなくSCRのラッチアップ耐性を向上させることでき、かつ、ラッチアップ耐性の方向依存を低減することができる。
図4は、図3のHHI−SCRをマルチフィンガー型にした実施例のレイアウトを説明するための平面図である。図1と同じ機能を果たす部分には同じ符号を付す。
このHHI−SCRでは、2つのN型ウエル3,3が設けられている。2つのN型ウエル3,3には、図3に示したのと同様に、それぞれ複数のN型拡散層5と複数のP型拡散層7が形成されている。これらの複数のN型拡散層5は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、互いに電気的に接続されている。これらの複数のP型拡散層7は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、互いに電気的に接続されている。
2つのN型ウエル3,3の間のP型半導体基板1に、図3に示したのと同様に、複数のN型拡散層9と複数のP型拡散層11と複数のP型拡散層13が配置されている。複数のP型拡散層13と複数のP型拡散層11は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、互いに電気的に接続されている。複数のN型拡散層9は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、互いに電気的に接続されている。
この実施例でも、図3に示した実施例と同様に、レイアウト面積をほとんど増加させることなくSCRのラッチアップ耐性を向上させることでき、かつ、ラッチアップ耐性の方向依存を低減することができる。特に、図3に示した実施例と比較して、この実施例は紙面右方向からの基板電流に対するラッチアップ耐性を向上させることができる。
図5は、ラッチアップ耐性の方向依存を確認するための測定方法を示した模式図である。
SCRのアノードは電源端子に接続され、カソードはGND端子に接続されており、電源電圧は例えば20Vである。この場合の基板電流発生源(インジェクター)はP型半導体基板1に設けられたP型拡散層15である。測定はアノードに電圧が印可された状態で基板電流発生源から例えば5msのパルス電流が注入されるという方法で行なった。
表1に、図5に示したSCR(実施例)と、図18に示したSCR(従来例)について、図5の測定を行なった結果を示す。図5に示した実施例のSCR及び図18に示した従来例のSCRは、上下方向のラッチアップ耐性は等価であり、左右方向のラッチアップ耐性も等価であるので、測定結果は上側と右側のみとした。また、測定値は「従来型・注入方向右側」の測定値を100としたときの比で示している。
Figure 2011029413
表1から、実施例は、従来例よりも最大で70%程度のラッチアップ耐性の向上を得ていることがわかる。
さらに、実施例は、従来例では30%程度あった方向の違いによるラッチアップ耐性の差を改善していることがわかる。
図6は、図5に示したSCR(実施例)と、図18に示したSCR(従来例)について、TLP測定を行なった結果を示す図である。
図6のTLP測定結果が示すように、実施例は従来例と同程度のラッチアップ耐性を得ている。したがって、本発明において、P型拡散層13(第3P型拡散層)ラッチアップ耐性を向上させることで保護素子本来の能力に支障をきたすということはない。
図3及び図4に示した実施例では、P型拡散層13は、上方から見てN型拡散層9に周囲を囲まれているが、本発明はこれに限定されるものではなく、P型拡散層13は、上方から見てP型半導体基板1と接していてもよい。
例えば、図4に示した実施例に対して、図7に示すように、P型拡散層13は紙面上下方向でN型拡散層9,9に挟まれて配置されているようにしてもよい。また、図8に示すように、P型拡散層13は紙面左右方向でN型拡散層9,9に挟まれて配置されているようにしてもよい。
図9は、さらに他の実施例のSCRのレイアウトを説明するための平面図である。図1と同じ機能を果たす部分には同じ符号を付す。
この実施例は、図1に示した実施例と比較して、P型拡散層13を備えておらず、P型拡散層7の平面形状が異なり、かつ、N型拡散層17(第3N型拡散層、N+)を備えている。
N型拡散層17はN型ウエル3に形成されている。N型拡散層17は、N型拡散層5とは間隔をもって、かつP型拡散層7に隣接して配置されている。P型拡散層7は、上方から見て、N型拡散層17の周囲を取り囲んでいる。N型拡散層17の底部はN型ウエル3と接している。N型拡散層17は、N型ウエル3及びP型拡散層7によってP型半導体基板1とは間隔をもって配置されている。N型拡散層17は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、N型拡散層5と電気的に接続されている。
この実施例では、N型拡散層17がN型ウエル3及びP型拡散層7に接し、N型拡散層5,17が金属材料又はポリシリコンからなる上層配線を介して電気的に接続されているので、SCRのアノードのエミッタ−ベース間の寄生抵抗(図19中のRnwell部分)を限りなく小さくすることができる。これにより、レイアウト面積をほとんど増加させることなくSCRのラッチアップ耐性を向上させることできる。
さらに、N型拡散層17を配置することにより、従来のSCRではラッチアップ耐性の低かった側のラッチアップ耐性が大きく引き上げられる。これにより、ラッチアップ耐性の方向依存を低減する効果が合わせて得られる。
図10は、図9のSCRをマルチフィンガー型にした実施例を説明するための平面図である。図9と同じ機能を果たす部分には同じ符号を付す。
このSCRでは、図2に示したマルチフィンガー型SCRと比較して、P型拡散層13を備えておらず、P型拡散層7の平面形状が異なり、かつ、N型拡散層17を備えている。P型拡散層7及びN型拡散層17の配置は図9に示した実施例と同じである。
この実施例でも、図9に示した実施例と同様に、N型拡散層17がN型ウエル3及びP型拡散層7に接し、N型拡散層5,17が金属材料又はポリシリコンからなる上層配線を介して電気的に接続されているので、レイアウト面積をほとんど増加させることなくSCRのラッチアップ耐性を向上させることでき、かつ、ラッチアップ耐性の方向依存を低減することができる。特に、図9に示した実施例と比較して、この実施例は紙面右方向からの基板電流に対するラッチアップ耐性を向上させることができる。
図9及び図10に示した実施例では、N型拡散層17は、上方から見てP型拡散層7に周囲を囲まれているが、本発明はこれに限定されるものではなく、N型拡散層17は、上方から見てN型ウエル3と接していてもよい。
図11は、本発明をHHI−SCRに適用した他の実施例のレイアウトを説明するための平面図である。図9と同じ機能を果たす部分には同じ符号を付す。
この実施例は、図3に示した実施例と比較して、P型拡散層13を備えておらず、P型拡散層7の平面形状が異なり、かつ、N型拡散層17を備えている。
N型拡散層17はN型ウエル3に複数形成されている。N型拡散層17は、P型拡散層7に隣接して、P型拡散層7ごとに設けられている。N型拡散層17は、上方から見て、隣接するP型拡散層7に周囲を囲まれている。N型拡散層17の底部はN型ウエル3と接している。
複数のN型拡散層17と複数のN型拡散層5は、金属材料又はポリシリコンからなる上層配線(図示は省略)を介して、互いに電気的に接続されている。
コンからなる上層配線(図示は省略)を介して、互いに電気的に接続されている。
この実施例では、HHI−SCRの構造によるラッチアップ耐性の向上の効果に加えて、図9に示した実施例と同様に、N型拡散層17がN型ウエル3及びP型拡散層7に接し、N型拡散層5,17が金属材料又はポリシリコンからなる上層配線を介して電気的に接続されているので、レイアウト面積をほとんど増加させることなくSCRのラッチアップ耐性を向上させることでき、かつ、ラッチアップ耐性の方向依存を低減することができる。
図12は、図11のHHI−SCRをマルチフィンガー型にした実施例のレイアウトを説明するための平面図である。図9と同じ機能を果たす部分には同じ符号を付す。
このHHI−SCRでは、図2に示したマルチフィンガー型HHI−SCRと比較して、P型拡散層13を備えておらず、P型拡散層7の平面形状が異なり、かつ、N型拡散層17を備えている。P型拡散層7及びN型拡散層17の配置は図11に示した実施例と同じである。
この実施例でも、図11に示した実施例と同様に、N型拡散層17がN型ウエル3及びP型拡散層7に接し、N型拡散層5,17が金属材料又はポリシリコンからなる上層配線を介して電気的に接続されているので、レイアウト面積をほとんど増加させることなくSCRのラッチアップ耐性を向上させることでき、かつ、ラッチアップ耐性の方向依存を低減することができる。特に、図11に示した実施例と比較して、この実施例は紙面右方向からの基板電流に対するラッチアップ耐性を向上させることができる。
図11及び図12に示した実施例では、N型拡散層17は、上方から見てP型拡散層7に周囲を囲まれているが、本発明はこれに限定されるものではなく、N型拡散層17は、上方から見てN型ウエル3と接していてもよい。
例えば、図12に示した実施例に対して、図13に示すように、N型拡散層17は紙面上下方向でP型拡散層7,7に挟まれて配置されているようにしてもよい。また、図14に示すように、N型拡散層17は紙面左右方向でP型拡散層7,7に挟まれて配置されているようにしてもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、数値、材料、寸法、配置等は一例であり、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例では、P型半導体基板1にSCRを形成しているが、N型半導体基板を用いて、上記実施例のP型とN型を反対導電型にしてもよい。
また、SCRが形成される基板は半導体基板に限定されず、P型エピタキシャル成長層や、半導体基板又はエピタキシャル成長層に形成されたP型ウエルにSCRを形成することもできる。
本発明は、ESD保護素子としてのSCRを備えた半導体装置に適用できる。
1 P型半導体基板
3 N型ウエル
5 N型拡散層(第1N型拡散層)
7 P型拡散層(第1P型拡散層)
9 N型拡散層(第2N型拡散層)
11 P型拡散層(第2P型拡散層)
13 P型拡散層(第3P型拡散層)
17 N型拡散層(第3N型拡散層)
特願2002−574200号公報

Claims (3)

  1. P型半導体基板と、P型半導体基板に形成されたN型ウエルと、P型半導体基板とは間隔をもってN型ウエルに互いに間隔をもって形成された第1N型拡散層及び第1P型拡散層と、N型ウエルとは間隔をもってP型半導体基板に互いに間隔をもって形成された第2N型拡散層及び第2P型拡散層とをもつサイリスタを備えた半導体装置において、
    前記P型半導体基板に形成された第3P型拡散層を備え、
    前記第3P型拡散層は、前記P型半導体基板及び前記第2N型拡散層に接し、かつ前記N型ウエル及び前記第1P型拡散層とは間隔をもって配置されており、
    前記第2P型拡散層と前記第3P型拡散層は上層に形成された上層配線によって電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. P型半導体基板と、P型半導体基板に形成されたN型ウエルと、P型半導体基板とは間隔をもってN型ウエルに互いに間隔をもって形成された第1N型拡散層及び第1P型拡散層と、N型ウエルとは間隔をもってP型半導体基板に互いに間隔をもって形成された第2N型拡散層及び第2P型拡散層とをもつサイリスタを備えた半導体装置において、
    前記N型ウエルに形成された第3N型拡散層を備え、
    前記第3N型拡散層は、前記N型ウエル及び前記第1P型拡散層に接し、かつ前記P型半導体基板及び前記第1N型拡散層とは間隔をもって配置されており、
    前記第2N型拡散層と前記第3N型拡散層は上層に形成された上層配線によって電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  3. P型とN型を反対導電型にした請求項1又は2に記載の半導体装置。
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