JP2011029076A - 燃料電池用ガス拡散層、燃料電池用ガス拡散層の製造方法、燃料電池、および燃料電池自動車 - Google Patents

燃料電池用ガス拡散層、燃料電池用ガス拡散層の製造方法、燃料電池、および燃料電池自動車 Download PDF

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Abstract

【課題】流路ピッチを設定し易く、また、接触抵抗の抑制を図り得る燃料電池用ガス拡散層、および燃料電池用ガス拡散層の製造方法を提供し、また、発電性能の低下抑制を図り得る燃料電池、および燃料電池自動車を提供する。
【解決手段】燃料電池用ガス拡散層100は、多孔質で導電性の集電層120と、集電層の面に並んだ複数の導電性の線材110とを有する。燃料電池用ガス拡散層はまた、集電層と線材とを電気的に接続する接合部114を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池用ガス拡散層、燃料電池用ガス拡散層の製造方法、燃料電池、および燃料電池自動車に関する。
固体高分子型燃料電池(PEFC)は、一般的に、発電機能を発揮する複数の単セルが積層された構成を有する。そして、単セルはそれぞれ、高分子電解質膜、これの両面に設けられる触媒層、および触媒層に対向するように設けられるガス拡散層を有する。固体高分子形燃料電池については、現在、様々な研究・開発が行われており、例えば特許文献1では、板状セパレータに巻線体を並べたガス拡散層が提案されている。
特開2008−243572号公報
しかし、複数の基材を重ねることによってガス拡散層を構成すると、基材同士の界面に酸化皮膜が生じてしまい接触抵抗が生じ、発電性能の低下を招く虞がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、流路ピッチを設定し易く、また、接触抵抗の抑制を図り得る燃料電池用ガス拡散層、および燃料電池用ガス拡散層の製造方法を提供することを目的とする。本発明はまた、発電性能の低下抑制を図り得る燃料電池、および燃料電池自動車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の燃料電池用ガス拡散層は、多孔質で導電性の集電層と、集電層の面に並んだ複数の導電性の線材とを有する。本発明の燃料電池用ガス拡散層はまた、集電層と線材とを電気的に接続する接合部を有する。
上記目的を達成するための本発明の燃料電池用ガス拡散層の製造方法は、多孔質で導電性の集電層の面に複数の導電性の線材を並べて配置する配列工程を有する。本発明の燃料電池用ガス拡散層の製造方法はまた、配列工程の後、集電層と線材とを接合する接合工程を有する。
上記目的を達成するための本発明の燃料電池は、上記燃料電池用ガス拡散層を有する。燃料電池用ガス拡散層の線材はセパレータに対向し、燃料電池用ガス拡散層の集電層は、触媒層に対向する。
上記目的を達成するための本発明の燃料電池自動車は、上記燃料電池を有する。
本発明の燃料電池用ガス拡散層は、集電層の面に並んだ複数の線材を有するので、線材と線材との間を流路にでき、そして、線材同士の間隔を変えることによって流路ピッチを変えられる。このため、例えば基材を彫り、または打ち抜くことによって流路を形成するような場合に比べ、基材の破損等、流路を形成する上での制約が小さく、本発明の燃料電池用ガス拡散層は流路ピッチを設定し易い。また、本発明の燃料電池用ガス拡散層は、接合部を有するので、線材と集電層とが電気的に接続され、接触抵抗の抑制を図り得る。
本発明の燃料電池用ガス拡散層の製造方法では、配列工程が、集電層の面に複数の線材を並べて配置するので、線材と線材との間を流路にでき、そして、線材同士の間隔を変えることによって流路ピッチを変えられる。このため、例えば基材を彫り、または打ち抜くことによって流路を形成するような場合に比べ、基材の破損等、流路を形成する上での制約が小さく、本発明の燃料電池用ガス拡散層の製造方法は流路ピッチを設定し易い。また、本発明の燃料電池用ガス拡散層の製造方法では、接合工程は集電層と線材とを接合するため、線材と集電層とを電気的に接続して接触抵抗の抑制を図り得る。
本発明の燃料電池は、上記燃料電池用ガス拡散層を有し、接触抵抗の抑制を図れるため、発電性能の低下抑制を図り得る。
本発明の燃料電池自動車は、上記燃料電池を有するので、これと同様、発電性能の低下抑制を図り得る。
(A)は第1実施形態の燃料電池用ガス拡散層の概略断面図、(B)は第1実施形態の燃料電池用ガス拡散層の概略平面図、(C)は第1実施形態の燃料電池用ガス拡散層の部分拡大概略断面図である。 図1の2−2線に沿う部分拡大概略断面図である。 燃料電池の概略断面図である。 燃料電池を部分的に分解して示す概略斜視図である。 図4の矢印5の方向から見た燃料電池の部分拡大概略断面図である。 図4の矢印6の方向から見た燃料電池の部分拡大概略断面図である。 燃料電池自動車の概略図である。 燃料電池用ガス拡散層の製造方法を説明するためのフローチャートである。 配列工程を説明するための概略斜視図である。 接合工程を説明するための概略斜視図である。 抵抗測定の概要を説明するための概略構成図である。 発電性能の例を比較して示す概略図である。 第2実施形態を説明するための概略平面図である。 変形例1を説明するための概略平面図である。 変形例2を説明するための概略平面図である。 実施形態と異なる線材および他の線材の例を示す概略平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下で説明する実施形態において、各実施形態で共通する機能を有する部材については類似の符号を付し、また、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
図1に示すように、第1実施形態の燃料電池用ガス拡散層100は、多孔質で導電性の集電層120、および集電層120の面に並んだ複数の導電性の線材110を有する。燃料電池用ガス拡散層100はまた、集電層120と線材110とを電気的に接続する接合部114を有する。燃料電池用ガス拡散層100は集電層120の一方の面に線材110を有する。そして集電層120の他方の面に金属122が被覆されている。燃料電池用ガス拡散層100はまた、複数の線材110と交差する線材112(他の線材)を有する。燃料電池用ガス拡散層100は線材112を複数有する。線材112の間隔は線材110の間隔以上である。
集電層120は、例えば、不職布、織布、編布、または網である。不職布、織布、編布、または網は、例えば導電性の細線によって構成される。細線を形成する材料として公知のものを用いることができ、細線を形成する材料は、例えば、ステンレス、アルミニウム、銅またはチタンである。
複数の線材110は、略直線状で、略平行に並ぶ。複数の線材110は等間隔で並び、好ましくは、少なくとも線材110の直径以上の間隔で並ぶ。線材110を形成する材料として公知のものを用いることができる。線材110を形成する材料は、例えば、ステンレス、アルミニウム、銅またはチタンである。
接合部114は、線材110が溶融してなり、線材110と集電層120とを一体的に接合する。線材110と集電層120との接合を考慮し、線材110を形成する材料と集電層120を形成する材料とは、好ましくは同じ金属を主成分とする合金、より好ましくは同一の金属である。
図2に示すように、線材112は、複数の線材110に対して交互に浮き沈みするように交差する。線材112は溶融して線材110と一体的に接合している。また図示しないが、線材112は溶融して集電層120と一体的に接合している。
図3において燃料電池130について述べる。燃料電池130は固体高分子型燃料電池である。燃料電池130は、発電機能を発揮する単セル135を含み、これが複数積層された構成を有する。積層する単セル135の数を適宜設定できる。
単セル135は、高分子電解質からなる電解質膜131、電解質膜131の両面に配置された触媒層132、および触媒層132の面に配置されたマイクロポーラス層133を有する。単セル135はまた、燃料電池用ガス拡散層100を含み、燃料電池用ガス拡散層100は、電解質膜131、触媒層132、およびマイクロポーラス層133をこれらの積層方向から挟む。集電層120は、マイクロポーラス層133を介して触媒層133に対向する。
単セル135はまた、平板状のセパレータ134を有する。セパレータ134は、電解質膜131、触媒層132、マイクロポーラス層133、および燃料電池用ガス拡散層100を、これらの積層方向から挟む。セパレータ134は線材110に対向する。電解質膜131、触媒層132、マイクロポーラス層133、およびセパレータ134として公知のものを使用できる。
電解質膜131を構成する高分子電解質として、一般的に大別して、ポリマー骨格の全部又は一部にフッ素原子を含むフッ素系電解質と、ポリマー骨格にフッ素原子を含まない炭化水素系電解質とがある。
触媒層132は触媒を含む層である。触媒は、例えば白金である。また、触媒層132はアイオノマを含む。電解質膜131の両面に配置された触媒層132の一方は、プロトン、電子、および酸素から水を生成する反応(酸素還元反応)を促進する機能を有する。そして、触媒層132の他方は、水素をプロトンおよび電子に解離する反応(水素酸化反応)を促進する機能を有する。
マイクロポーラス層133は、樹脂と導電性材料とを主成分とする膜である。ここで樹脂は、撥水性樹脂であり、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)である。導電性材料は、例えばカーボンブラックである。マイクロポーラス層133は、電解質膜131の水分を保持する役割、および余分な水分を排出する役割を果たす。集電層120は、反応によって発生する電子をマイクロポーラス層133から集電するため、ガスおよび水の拡散・排出性を確保しつつ、マイクロポーラス層133との接触面積を確保するのが好ましい。
セパレータ134は、導電性を有する。セパレータ134を形成する材料は、例えば、金属またはカーボンである。セパレータ134を形成する金属は、例えば、ステンレス、アルミニウム、またはチタンである。
複数の導電性の線材116が、隣り合う単セル135同士の間、つまりセパレータ134とセパレータ134との間に位置する。線材116は、略直線状で、略平行に並ぶ。複数の線材116は等間隔で並び、好ましくは、線材116は少なくとも線材116の直径以上の間隔で並ぶ。線材116を形成する材料として公知のものを用いることができ、線材116を形成する材料は、例えば、ステンレス、アルミニウム、またはチタンである。
図4に示すように、セパレータ134は、厚み方向に貫通したマニホールド孔137を有する。ガス、または冷却水がマニホールド孔137を流れる。ガスは、例えば、水素を含む燃料ガス、または酸素を含む酸化剤ガスである。
セパレータ134はまた、ガス、または冷却水をセパレータ134の面方向に流すためのディフューザ136を有する。ディフューザ136は、同種のガス、または冷却水が流れる、セパレータ134の面方向に離隔した対をなすマニホールド孔137、およびこの対をなすマニホールド孔137の間の面を囲んでいる。ディフューザ136は複数の線材110を囲む。セパレータ134の面は平坦である。
線材110は溶融してセパレータ134と一体的に接合する。セパレータ134と線材110との導電性を高め、またこれらの接合をより強固にするため、線材110とセパレータ134とを接合する接合部(不図示)は線材110に沿って伸びることが好ましい。また、導電性を高め、また接合をより強固にする観点から、線材110を形成する材料とセパレータ134を形成する材料とは、同じ金属を主成分とする合金であることが好ましく、より好ましくは同一の金属である。以上のことは、線材116およびセパレータ134についても同様である。
ガス、または冷却水は、対をなすマニホールド孔137の一方から流入し、セパレータ134の面を流れた後、マニホールド孔137の他方から流出する。ガスは線材110と線材110との間を流れる。また冷却水は線材116と線材116との間を流れる。すなわち、線材110と線材110との間がガスの流路118となり、線材116と線材116との間が、冷却水の流路119となる。なお、流路118は生成する水を排出する役割も果たす。
線材110または線材116の直径を大きくし、流路の等価直径を大きくする、つまり流路を広くすることによって、流路118、または流路119を流れる際の圧力損失を抑え、流れを円滑にできる。ここで、等価直径とは、ある断面形状を持つ流路が、流動の点から、直径いくらの円管の集合と等価であるかを示す代表長さである。一方で、線材110または線材116の直径を大きくすると、燃料電池用ガス拡散層100の厚みの増大、燃料電池130の大型化を招く虞がある。
そこで、圧力損失を抑え、かつ燃料電池全体の厚みを抑える観点から、線材110および線材116の直径は、好ましくは、10μm以上300μm以下であり、より好ましくは、20μm以上200μm以下である。市販されている細い線材110および線材116で、現在、実用可能性のあるものの直径はおよそ20μm程度であり、また、線材110および線材116の直径が20μmより大きい方が、細線化による加工硬化によって機械特性が低下せず、十分な強度を得られる。また、線材110および線材116の直径が200μmより小さいと、線材高さ(線径)自身が、電池の単位ユニットあたりの厚さを薄くできる。現在市販されるガス拡散層であるカーボンペーパーの厚みは200μm程度である。線材の太さを200μm以上とした場合は、逆に電池の単位ユニット厚さが大きくなってしまう。よって、本発明で用いる線材は、細くて強度の高い中実のものが最も好ましい。
また、線材110および線材116の配置を適宜設定できるが、ガスまたは水が円滑に流れるように線材110および線材116を配置するのが好ましい。例えば、線材110および線材116は、ガスおよび冷却水が流入する側のマニホールド孔137と、ガスおよび冷却水が流出する側のマニホールド孔137との離隔方向に平行である。
図5に示すように、ガスは、線材110に沿って流れ、また、このとき、マイクロポーラス層133および触媒層132に向かって集電層120を拡散する。また図6に示すように、集電層120を構成する細線の直径や細線同士の間隔が線材110のそれらと異なると、ガスは、隣り合う流路118と流路118との間を移動し易い。このようなガスの移動は、面方向全体への均一なガスの拡散につながり、好ましい。
集電層120に被覆される金属122として、電解質膜131がスルホン基等を含む強酸性で、また触媒層132が1V程度の高電位となる環境においても耐えられるものが好ましい。また、金属122の種類によっては溶解してイオンが溶出し、電解質膜131を劣化させる虞があるため、このことを考慮して金属122の種類を選択するのが好ましい。被覆する金属122は、好ましくは金である。
次に燃料電池自動車150について述べる。
図7に示すように、燃料電池自動車150は、燃料電池130を駆動用電源として搭載している。燃料電池130が発生する電力によってモータ(不図示)が駆動され、燃料電池自動車150は走行する。
燃料電池用ガス拡散層100の製造方法を説明する。
図8において述べると、燃料電池用ガス拡散層100の製造方法は、線材110の表面の酸化皮膜を除去する酸化皮膜除去工程S110を有する。燃料電池用ガス拡散層100の製造方法はまた、酸化皮膜除去工程S110の後、集電層120の面に線材110を並べて配置する配列工程S120と、配列工程S120の後、集電層120と線材110とを接合する接合工程S130と、を有する。また燃料電池用ガス拡散層100の製造方法は、接合工程S130の後、集電層120の面に金属122を被覆する被覆工程S140を有する。
酸化皮膜除去工程S110として公知の技術を利用でき、酸化皮膜除去工程S110は例えば酸洗浄である。
図9に示すように、配列工程S120は、複数の線材110を平行に並べ、これを集電層120およびセパレータ134によって挟んで、集電層120の面に線材110を配置する。このとき、複数の線材110はセパレータ134のディフューザ136内に収まる。また線材112を複数の線材110に交差させる。
図10において説明すると、接合工程S130は、線材110を加熱するとともに集電層120に対して押圧する。接合工程S130は、線材110を溶融させて集電層120に接合する。より具体的には、接合工程S130は、集電層120およびセパレータ134によって線材110を挟んだ状態で荷重を加え、これらをそのまま非酸化性ガス雰囲気下で加熱する。この場合の温度、および時間は、例えば1000℃、10分である。また、炉内にNを適宜充填することによって、酸素等の混入を防止できる。また部材表面の酸化防止のため、微量のHを添加してもよい。
被覆工程S140は、公知の技術を利用でき、液体を用いて被覆するめっき、真空蒸着、およびスパッタリング等を含む。被覆工程S140は、種々の金属122を被覆できるが、耐食性および導電性の点から、好ましくは金を集電層120の面に被覆する。
また、被覆工程S140を、接合工程S130の前に行ってもよいが、接合工程S130の前に被覆工程S140を行うと、セパレータ134と線材110との間、または線材110と集電層120との間等に金属が介在し、部材同士の接合が妨げられる虞がある。さらに、被覆した金属によるマイグレーションが生ずる虞がある。したがって、好ましくは接合工程S130の後、被覆工程S140を行う。
第1実施形態の効果を述べる。
燃料電池用ガス拡散層100は、集電層120の面に並んだ複数の線材110を有するので、線材110と線材110との間を流路118にでき、そして、線材110同士の間隔を変えることによって隣り合う流路同士のピッチP(図3参照。以下流路ピッチPと称す。)を変えられる。このため、例えばカーボンの多孔体からなる基材を彫り、または打ち抜くことによって流路を形成するような場合に比べ、基材の破損等、流路を形成する上での制約が小さく、燃料電池用ガス拡散層100は流路ピッチPを設定し易い。また、燃料電池用ガス拡散層100は接合部114を有するので、線材110と集電層120とが電気的に接続され、単に線材110と集電層120とが接しているような場合に比べ、接触抵抗の抑制を図り得る。
接合部114がないと、線材110は、複数の接点で多孔質の集電層120に接する。つまり、線材110と多孔質の集電層120とは点で接する。一方、燃料電池用ガス拡散層100は線材110が溶融して形成された接合部114を有するため、例えば単に線材110と集電層120とが接しているような場合に比べ、線材110と集電層120との接触面積が大きい。したがって燃料電池用ガス拡散層100は接触抵抗の抑制を図り得る。
また、接触抵抗増加の要因として、線材110と集電層120との界面の酸化皮膜が挙げられる。これに対し、本実施形態では、線材110が溶融して形成された接合部114によって、線材110と集電層120とが一体的に接合しているため、燃料電池用ガス拡散層100は酸化皮膜の影響を抑えて接触抵抗の抑制を図り得る。
燃料電池用ガス拡散層100は線材112を有するので、複数の線材110をつないで線材110のばらつきを防止できる。
また、線材112と線材112との間隔が、線材110と線材110との間隔以上であるため、ガスが流れるときの摩擦抵抗を抑え、圧力損失を抑制できる。
集電層120が導電性の不織布、織布、編布、または網を含むので、導電性とともに、ガスおよび水の拡散・排出性やクッション性を確保できる。
集電層120の面に金属122が被覆されているので、耐食性および導電性が優れる。
燃料電池用ガス拡散層100の製造方法では、配列工程S120が集電層120の面に複数の線材110を並べて配置するので、線材110と線材110との間を流路118にでき、そして、線材同士の間隔を変えることによって流路ピッチPを変えられる。このため、例えば基材を彫り、または打ち抜くことによって流路を形成するような場合に比べ、基材の破損等、流路を形成する上での制約が小さく、燃料電池用ガス拡散層100の製造方法は流路ピッチPを設定し易い。また燃料電池用ガス拡散層100の製造方法では、接合工程S130が線材110と集電層120とを接合するため、線材110と集電層120とが電気的に接続され、単に線材110と集電層120とを接触させただけの場合に比べ接触抵抗の抑制を図り得る。
接合工程S130は線材110を溶融させて集電層120に接合するので、例えば単に線材110と集電層120とを接触させるだけの場合に比べ、線材110と集電層120との接触面積が増大し、接触抵抗の抑制を図り得る。
また、接合工程S130は線材110を溶融させるので、線材110と集電層120とが一体的に接合する。このため燃料電池用ガス拡散層100の製造方法は、線材110と集電層120との界面の酸化皮膜の影響を抑えて接触抵抗の抑制を図り得る。
接合工程S130は、線材110を加熱するとともに集電層120に対して押圧する。このため、線材110と集電層120との接合部114が増え、接触抵抗の抑制を図り得る。 燃料電池用ガス拡散層100の製造方法は酸化皮膜除去工程S110を有するので、線材表面の酸化皮膜が除去され、線材110と集電層120との間の接触抵抗抑制を図り得る。また、燃料電池用ガス拡散層100の製造方法は酸化皮膜除去工程S110を有するので、線材表面の酸化皮膜が除去され、セパレータ134と重ねた場合、線材110とセパレータ134との間の接触抵抗の抑制を図り得る。
燃料電池用ガス拡散層100の製造方法は被覆工程S140を有し、集電層120の面に金属122を被覆するので、耐食性および導電性を向上できる。
燃料電池130は、燃料電池用ガス拡散層100を有し、接触抵抗の抑制を図れるため、発電性能の低下抑制を図り得る。
また燃料電池130では、線材110が溶融してセパレータ134に一体的に接合しているので、線材110とセパレータ134と間の接触抵抗抑制を図り得る。
燃料電池自動車150は、燃料電池130を有するので、これと同様、発電性能の低下抑制を図り得る。
次に実施例および比較例について説明する。
<実施例>
表1に示すように、実施例1では、集電層120として300メッシュのSUS316製の金網を用いた。また、線材110としてSUS316製のものを用いた。実施例1では線材110の直径を100μmとし、線材110と線材110との間隔を200μmとした。また、セパレータ134としてSUS316製のものを用いた。
そして酸化皮膜除去工程S110、配列工程S120、および接合工程S130によって、燃料電池用ガス拡散層を作製した。接合工程S130は、非酸化性ガス雰囲気下で加熱し、この場合の温度、および時間を、1000℃、10分とした。実施例1では被覆工程S140を行わない。つまり、集電層120の面に金属122が被覆されていない。
実施例2は、実施例1と略同様であるが、被覆工程S140によって集電層120の面に、金属122として金を被覆した。接合工程S130の後に被覆工程S140を行った。被覆した金の厚みは100nmである。また実施例2では、実施例1と異なり、線材110として直径30μmのものを用い、線材110と線材110との間隔を30μmとした。
実施例3は、実施例2と略同様であるが、線材110の直径および線材同士の間隔が、実施例2と異なる。実施例3では、線材110の直径を100μmとし、線材110と線材110との間隔を200μmとした。
<比較例>
比較例1は実施形態と異なり、燃料電池用ガス拡散層がカーボンペーパーからなる基材を2つ重ねた構成を有する。カーボンペーパーとして、東レ株式会社製、TGP−H−60を用いた。比較例1では、酸化皮膜除去工程S110、配列工程S120、接合工程S130、および被覆工程S140を行わず、2つのカーボンペーパーを重ね合わせることによって燃料電池用ガス拡散層を作製した。したがって、重なったカーボンペーパー同士は接合しておらず、また、カーボンペーパーの面に金属122が被覆されていない。
比較例2では、集電層120として比較例1と同様のカーボンペーパーを用いた。また、線材110としてSUS316製のものを用いた。線材110の直径を100μmとし、線材110と線材110との間隔を200μmとした。比較例2では接合工程S130および被覆工程S140を行わない。したがって、比較例2の燃料電池用ガス拡散層は、セパレータ134、線材110、および集電層120がこの順で重なった構成を有するが、これらの各部材が互いに接合しておらず、また、集電層120の面に金属122が被覆されていない。セパレータ134としてSUS316L製のものを用いた。
比較例3は、比較例2と略同様であるが、集電層120として300メッシュのSUS316L製の金網を用いた点で比較例2と異なる。
以上説明した実施例および比較例について、抵抗値および発電性能の比較を行った。
図11に示すように、触媒層132、マイクロポーラス層133、集電層120、線材110(またはカーボンペーパー)、およびセパレータ134を重ね、これらを2つの電極160によって挟持し、電極160に1Aを流した場合のセパレータ134と集電層120との間の電圧降下から抵抗値を算出した。電極160の圧縮荷重を変えることによって、圧縮荷重に対する抵抗値の変化を確認できる。ここで表1に示す抵抗値は、算出した抵抗値に電極160の面積Sを掛け合わせたものであり、単位はmΩcmである。
Figure 2011029076
例えば比較例3と実施例1とを比較すると、部材同士の接合(ここでは、図11を参照して、セパレータ134と線材110との接合、および線材110と集電層120との接合である。)によって接触抵抗を抑制できることが確認できる。
接触抵抗増加の要因として部材表面に形成される酸化皮膜の形成がある。実施例のように部材同士の接合、特に部材を溶融させて一体的に接合させることによって、酸化物被膜が部材同士の接点に存在しなくなり、界面における接触抵抗を低減できる。また、実施例1と実施例3との比較から、集電層120の面に金属122、ここでは金を被覆することによって接触抵抗を抑制し得ることが確認できる。なお抵抗値は、0.01mΩcm以上、100mΩcm以下であることが好ましい。
次に発電性能について述べる。発電性能の比較のため、比較例1、および実施例2、3について単セル135を作製し、電流・電圧曲線を測定した。
図12に示すように、実施例2、3に比べ比較例1では発電性能が低いことが確認できた。比較例1では、高電流密度側での排水性が実施例に比べて低いためにフラッディングが生じ、発電性能が低下したと考えられる。
また、実施例2の発電性能が実施例3に比べて低いことが確認できた。これは、実施例2では実施例3に比べて圧力損失が大きいこと、およびフラッディングの発生によるものと考えられる。
<第2実施形態>
図13において説明すると、第2実施形態は第1実施形態と略同様であるが、線材全てが等間隔に並ぶのではなく、異なる間隔で並ぶ複数の線材210を有する点で、第2実施形態は第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、3つの線材210が等間隔に並び、そして、この等間隔に並ぶ3つの線材210と等間隔に並ぶ3つの線材210との間の間隔L2が、等間隔に並ぶ線材210の間の間隔L1より大きい(L2>L1)。このため、間隔L1の流路218に比べ間隔L2の流路218は圧力損失が低く、ガスまたは水が流れ易い。
本実施形態は異なる間隔で並ぶ複数の線材210を有するため、流路の幅に応じて流れるガスまたは水の流量が変わり、第1実施形態の効果に加え、ガスまたは水の流量を調整できるという効果を奏する。
例えば、第1実施形態のように線材同士の間隔が全て等しいと、マニホールド孔から離れた流路に比べ、マニホールド孔の近くの流路をガスまたは水が流れ易く、流路全体に均一に流れ難くなる虞がある。これに対し、本実施形態のように線材同士の間隔が異なり、例えばマニホールド孔から離れた流路の幅をマニホールド孔の近くの流路の幅に比べて広く設定することによって、ガスまたは水の流量を流路全体で略均一にできる。
また、異なる間隔で並ぶ線材210だけでなく、等間隔に並ぶ線材210も有するので、ガスまたは水の流量をより適切に調整できる。
<変形例1>
図14において説明すると、変形例1は実施形態1と略同様であるが、線材310および線材312の配置が線材110および線材112と異なる。変形例1の燃料電池用ガス拡散層は、ガス分圧の低くなる下流ほど間隔が密になるように配置された線材310を有する。この線材310と線材310との間隔は、燃料ガスまたは酸化剤ガスが流入するマニホールド孔337から燃料ガスまたは酸化剤ガスが流出するマニホールド孔337に向かうに従って狭まる。
また変形例1では、線材310に交差する他の線材312は、ガス分圧の低くなる下流ほど間隔が密になるように配置されており、線材312と線材312との間隔は、燃料ガスまたは酸化剤ガスが流出するマニホールド孔337に近いほど狭い。
また、燃料ガスまたは酸化剤ガスが流出するマニホールド孔337と線材312との距離は、燃料ガスまたは酸化剤ガスが流入するマニホールド孔337と線材312との距離に比べて短い。すなわち線材312は、ガス分圧の低くなる下流側に配置されている。線材312は、好ましくは線材310より細い。
変形例1の効果を述べる。
変形例1は、ガス分圧の低くなる下流ほど間隔が密になるように配置された線材310を有するため、第1実施形態の効果に加え、上流でのガス分圧の低下を抑制し、電気化学反応の円滑な進行を図り得るという効果を奏する。
また、ガス分圧の低くなる下流ほど間隔が密になるように他の線材312が配置されているため、上流でのガス分圧の低下を抑制し、電気化学反応の円滑な進行を図り得る。
また、線材312が下流側に配置されているため、上流でのガス分圧の低下を抑制し、電気化学反応の円滑な進行を図り得る。
また、線材312を線材310より細くすることによって、ガスの圧力損失を抑えられる。
<変形例2>
図15において説明すると、変形例2は実施形態1と略同様であるが、線材410に交差する他の線材412が、触媒層に対向する反応領域(図15の斜線で示す領域)の外側に設けられる点で異なる。具体的には、線材412は反応領域とマニホールド437との間に設けられる。
他の線材412が反応領域の外側に設けられるため、第1実施形態の効果に加え、反応領域におけるガスの圧力損失を抑制し、電気化学反応の円滑な進行を図り得るという効果を変形例2は奏する。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変できる。
例えば線材は、金属から形成されるものに限定されない。例として、線材は耐食性を向上させるために金属とセラミックスとを混ぜて形成したものでもよく、樹脂製の芯を導電性の材料によって被覆したものであってもよい。
また、接合部は、線材を溶融させたものに限定されず、例えば銀を含むような、導電性の接着剤であってもよい。
また、配列工程は、実施形態に限定されず、セパレータの両面に線材と集電層とを配置し、セパレータおよび集電層によって線材を挟んでもよい。このとき接合工程は、セパレータの両面に線材および集電層を配置したものを、これらの積層方向から押圧する。
また、接合工程は、実施形態に限定されず、線材を集電層に溶接してもよい。
また、集電層の面に被覆する金属は、金に限定されない。被覆する金属は、耐食性および導電性を向上できればよく、例えば金を主成分とする合金、銀、または銀を主成分とする合金であってもよい。
また、線材に交差する他の線材の本数は、一本であってもよい。また、図16に示すように、複数の線材と複数の他の線材とが、例えば織物、または網目を形成するように交差してもよい。この場合、集電層と線材との接合部、およびセパレータと線材との接合部が増え、導電性を向上させる上で好ましい。一方で、流れるガスや水の圧力損失が増加する虞があるため、このことを考慮して線材と線材との間隔や各線材の直径を設定する。
また、燃料電池は、第1実施形態の燃料電池用ガス拡散の代わりに第2実施形態の燃料電池用ガス拡散層を有してもよい。
100 燃料電池用ガス拡散層、
110、210、310、410、510 線材、
112、212、312、412、512 線材(他の線材)、
114 接合部、
118、119 流路、
120 集電層、
122 金属、
130 燃料電池、
131 電解質膜、
132 触媒層、
133 マイクロポーラス層、
134 セパレータ、
135 単セル、
136 ディフューザ、
137 マニホールド孔、
150 燃料電池自動車。

Claims (16)

  1. 多孔質で導電性の集電層、
    前記集電層の面に並んだ複数の導電性の線材、および、
    前記集電層と前記線材とを電気的に接続する接合部を有する燃料電池用ガス拡散層。
  2. 前記接合部は、前記線材が溶融してなる請求項1に記載の燃料電池用ガス拡散層。
  3. ガス分圧の低くなる下流ほど間隔が密になるように配置された前記線材を有する請求項1または請求項2に記載の燃料電池用ガス拡散層。
  4. 複数の前記線材と交差する他の線材を有する請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の燃料電池用ガス拡散層。
  5. 複数の前記交差する他の線材を有し、前記交差する他の線材は、ガス分圧の低くなる下流ほど間隔が密になるように配置された請求項4に記載の燃料電池用ガス拡散層。
  6. 前記交差する他の線材は、触媒層に対向する反応領域の外側に設けられる請求項4または請求項5に記載の燃料電池用ガス拡散層。
  7. 前記集電層は、導電性の不織布、織布、編布、または網を含む請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の燃料電池用ガス拡散層。
  8. 前記集電層の一方の面に前記線材が配置され、前記集電層の他方の面に金属が被覆された請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の燃料電池用ガス拡散層。
  9. 多孔質で導電性の集電層の面に複数の導電性の線材を並べて配置する配列工程と、
    前記配列工程の後、前記集電層と前記線材とを接合する接合工程と、を有する燃料電池用ガス拡散層の製造方法。
  10. 前記接合工程は、前記線材を溶融させて前記集電層に接合する請求項9に記載の燃料電池用ガス拡散層の製造方法。
  11. 前記接合工程は、前記線材を加熱するとともに前記集電層に対して押圧するか、または前記線材を前記集電層に溶接する請求項10に記載の燃料電池用ガス拡散層の製造方法。
  12. 前記配列工程の前に、前記線材の表面の酸化皮膜を除去する酸化皮膜除去工程を含む請求項9〜請求項11のいずれか1つに記載の燃料電池用ガス拡散層の製造方法。
  13. 前記配列工程は、前記集電層の一方の面に前記線材を配置し、前記配列工程および前記接合工程の前または後に、前記集電層の他方の面に金属を被覆する被覆工程を有する請求項9〜請求項12のいずれか1つに記載の燃料電池用ガス拡散層の製造方法。
  14. 請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の燃料電池用ガス拡散層と、
    前記線材に対向するセパレータと、
    前記集電層に対向する触媒層と、を有する燃料電池。
  15. 前記線材は溶融して前記セパレータに接合している請求項14に記載の燃料電池。
  16. 請求項14または請求項15に記載の前記燃料電池を搭載した燃料電池自動車。
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