JP2011029044A - 真空排気方法及び真空装置 - Google Patents

真空排気方法及び真空装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011029044A
JP2011029044A JP2009174880A JP2009174880A JP2011029044A JP 2011029044 A JP2011029044 A JP 2011029044A JP 2009174880 A JP2009174880 A JP 2009174880A JP 2009174880 A JP2009174880 A JP 2009174880A JP 2011029044 A JP2011029044 A JP 2011029044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
sliding
metal material
active metal
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009174880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5325691B2 (ja
Inventor
Osamu Sato
修 佐藤
Hiroyuki Kitsunai
浩之 橘内
Kazuo Kato
一夫 加藤
Tomoyoshi Kudo
友啓 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Hitachi High Tech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp, Hitachi High Tech Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Priority to JP2009174880A priority Critical patent/JP5325691B2/ja
Publication of JP2011029044A publication Critical patent/JP2011029044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5325691B2 publication Critical patent/JP5325691B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本発明の目的は、放出ガスの発生個所であると考えられる摺動部から放出される放出ガスを高効率、且つ簡単な構成で除去する真空排気方法及び真空排気装置の提供にある。
【解決手段】上記目的を達成するための一態様として、真空室内に移動装置を備えた真空装置において、前記移動装置の移動に伴って、摺動する摺動機構を備え、当該摺動機構の被摺動部を、活性金属材料を含むゲッタ面とし、摺動部を当該ゲッタ面を摩擦する摩擦部材とすることを特徴とする真空装置、及び移動機構の移動に伴って、活性金属材料表面を摩擦することで、ゲッタ面を新生する真空排気方法を提案する。
【選択図】 図2

Description

本発明は真空排気方法、及び真空装置に係り、特に移動機構を備えた真空装置に好適な真空排気方法、及び装置に関する。
電子ビームを試料上に走査して、得られた二次電子または反射電子像により試料上に形成されたパターンまたはコンタクトホールの寸法及び形状の測定,観察する荷電粒子線装置は半導体素子の微細化が進むにつれて、その役割の重要性が増している。
半導体の検査等に用いられる荷電粒子線装置において、単位時間当たりの測定処理枚数を示すスループットは装置性能を判断する際に大きな目安の一つであり、装置性能の向上にはスループット向上は欠かせない項目となっている。このスループット向上には測定に関わる様々な部分の時間短縮が求められるが、このうち測定及び観察対象のウエハを所望の位置へ移動させる機構のスピードアップも欠かせない。
しかし、真空雰囲気内で移動機構が動くたびに摺動部分からガスが放出され、スピードアップする事により更に多くのガスが放出される場合がある。半導体測定、或いは検査用の荷電粒子線装置において、真空中の移動機構からの放出ガスは、装置内の真空の劣化や観察対象のウエハや試料への付着が懸念されるため、速やかな除去が望まれる。
特許文献1には、試料ステージ等の移動機構の摺動部に加熱精製された潤滑剤を適用することで、放出ガスの抑制を実現する手法が開示されている。また、特許文献2には、試料に付着した放出ガスを、加熱によって除去する手法が開示されている。更に、特許文献3には、真空室の圧力、或いは温度変化に応じて、冷却機構を用いた汚染除去を行う手法が開示されている。
特開2007−141741号公報 特開2007−149571号公報 特開平10−12173号公報
上述のように荷電粒子線装置内の移動機構が動くことにより放出されるガスは装置内の真空の劣化や試料への付着が懸念される。特許文献1には、放出ガスの発生原因である潤滑剤の改良により、放出ガスそのものの発生を抑制する手法が、特許文献2,3には、放出ガスが付着したときに、それを除去する手法が説明されているが、放出されたガスを試料付着前に高効率に除去するという点において、必ずしも十分なものではなかった。特許文献2に開示の手法は、一端付着してしまったガス分子を加熱によって除去するものであり、付着前の除去を目的とするものではない。また、特許文献3に開示されているように圧力低下を検知した上でガス分子をトラップする手法では、ガス分子が真空室内に存在することを検知した上で、放出ガスを除去することになるため、試料付着前の放出ガス除去という観点では十分なものではない。また、冷却機構,圧力低下を検知するセンサ、及びセンサによる圧力低下の検知に基づいて冷却気候を制御する制御装置等の構成も必要となる。
以下に、放出ガスの発生個所であると考えられる摺動部から放出される放出ガスを高効率、且つ簡単な構成で除去することを目的とする真空排気方法及び真空排気装置について説明する。
上記目的を達成するための一態様として、真空室内に移動装置を備えた真空装置において、前記移動装置の移動に伴って、摺動する摺動機構を備え、当該摺動機構の被摺動部を、活性金属材料を含むゲッタ面とし、摺動部を当該ゲッタ面を摩擦する摩擦部材とすることを特徴とする真空装置、及び移動機構の移動に伴って、活性金属材料表面を摩擦することで、ゲッタ面を新生する真空排気方法を提案する。
上記構成によれば、移動装置の移動に伴って発生する放出ガスを高効率に除去することが可能となる。
移動機構の摺動部を真空排気用のゲッタ面とした構造の一例を説明する図。 真空排気機能を備えた移動テーブル(試料ステージ)の概略説明図。 走査電子顕微鏡の概略説明図。 移動機構の摺動部を真空排気用のゲッタ面とした構造の一例を説明する図であって、摺動パッドに山切りカットを施した例を説明する図。 摺動パッドの押し付け力を制御するために押し付け機構と、押し付け力センサを備えた真空排気機構の一例を説明する図。 摺動パッドを水平方向に押し付ける押し付け気候を備えた真空排気機構の一例を説明する図。 磨耗粉を真空用液体に捕獲させ飛散を防止する機能を備えた真空排気機構の一例を説明する図。 磨耗粉を溜め込むための溝を設けた真空排気機構の一例を説明する図。 ブレーキ機構と真空排気機構を兼用した構成を説明する図。
従来からこのような荷電粒子線装置内の真空の劣化に対する課題に関し、様々な提案がなされている。移動機構動作時の放出ガスを防ぐためには、根本原因であるガス放出の少ない摺動部の開発が望まれる。しかし、摺動部からのガス放出を完全に防ぐことは非常に困難である。ガスの発生源近くに真空ポンプの排気口を近づけ発生したガスを直ぐに排気する方法も考えられるが、荷電粒子線装置内は移動機構の他に、種々のセンサが取り付けられるほか、様々な配管,配線などにより必ずしも真空ポンプの取り付け位置を優先した構造とすることは難しい。
以下の説明は、主として真空装置内に移動機構の可動子の運動を真空排気に利用する方法、並びにその機能を備えた荷電粒子線装置に関するものである。より具体的には、真空容器(真空室)内に移動機構を有する装置において、移動機構の運動よって活性金属材料の表面を摩擦することで、活性金属材料の表面に新生面を作り出し、この活性金属材料の新生面をゲッタ面とし、真空排気ポンプ作用を作り出す装置に関するものである。また、このような真空排気ポンプ作用を有する移動機構を荷電粒子線装置に備えることにより、移動機構の摺動部から放出されるガスを直近で排気することができる。
真空装置内に設置される移動機構の運動より活性金属材料の表面を摩擦し、金属材料表面に新生面を作り出すことで、この活性金属材料の新生面を真空排気ゲッタ面とする。これにより発生ガスを発生源近傍で排気することが可能となる。以下、真空排気機能を備えた移動機構の詳細を図面を用いて説明する。
図1は、直線移動機構における可動子3に摺動パッド1を取り付け真空排気摺動材2を摩擦する機構の説明図である。真空装置内に設置された直線移動機構において、直線駆動機構4によって移動する可動子3に摺動パッド取付部5を介し摺動パッド1を取り付ける。真空排気摺動材2は、摺動パッド1に接触し摺動パッド1の移動方向に移動量の長さ分配置された活性金属材料の板材とする。これにより可動子3が移動するたびに摺動パッド1と真空排気摺動材2が摩擦される。この摩擦によって、活性金属材料の真空排気摺動材2の最表面には、新生面が作り出される。活性金属材料の新生面は、化学的に非常に活性であるために気体分子を物理吸着するゲッタ面となり真空排気の機能を有し、結果として真空ポンプとして利用することができる。すなわち、ガス発生源である摺動部をガス吸収源に変えることができる。好ましくは摺動パッド1は、真空排気摺動材2より硬質な部材とすることで、摺動部として効果的にゲッタ面(被摺動部)を形成できるようにする。
なお、上述の例では、可動子3(移動する側の構成)に摩擦部材である摺動パッド1を取り付け、真空室内壁側(移動しない側の構成)に、真空排気摺動材2を取り付ける例について説明したが、これに限られることはなく、移動する側の構成に、真空は行き摺動材を設置し、移動しない側の構成に摺動パッド1を設置するようにしても良い。
以上のように、摺動に伴ってゲッタ面が新生されるような構成によって、ガスが放出されると考えられる試料ステージの移動時に選択的にゲッタ面を新生することが可能となる。また、試料ステージ等のガス放出源に沿ってゲッタ面を配置することができるので、試料ステージの移動に伴って発生する放出ガスを高効率に除去することが可能となる。
なお、以下の実施例では、試料ステージが直線状に移動する試料ステージを例にとって説明するが、これに限られることはなく、例えば、Z方向(荷電粒子線の光軸方向)やR,θ方向に移動する試料ステージ、或いは傾斜ステージに上述のような摺動パッド1と真空排気摺動材2の組み合わせを適用するようにしても良い。その場合、ステージの移動軌道に沿って真空排気摺動材2を設けるようにすると、上述のようにゲッタ面を放出ガスの発生源に沿って、設置することが可能となる。
図2は真空排気機能を備えた移動テーブルの一例を説明する図である。直線案内6の可動子3を介して取り付けられたテーブル7はボールネジなどの直線駆動機構4によって直線案内6に沿った直線運動が可能である。この可動子3に摺動パッド取付部5を取り付け、摺動パッド1が活性金属材料で作製した真空排気摺動材2に接触するよう配置する。これによってテーブル7の移動と共に、摺動パッド1は真空排気摺動材2を摩擦し、真空排気摺動材2表面に真空ポンプ作用を発生させることができる。図2において可動子3が移動する際、直線案内6との摩擦でガスが発生するが発生源の直近に設けられた真空排気摺動材2によって排気が可能になる。真空排気摺動材2の排気能力を向上させるには摺動パッド1との接触面積を増やしたり、摺動パッド1の摩擦回数を増やすなどの方法がある。
上述したような直線移動テーブルは、テーブルの移動方向を直行させ上下に配置すれば、X−Yステージとなる。図3には、そのX−Yステージを搭載した半導体検査用の荷電粒子線装置の例を示す。図3では、試料室10にX−Yテーブルが設置されている。
荷電粒子線装置は、電子銃室8,コンデンサレンズ室9,試料室10が配置され、コンデンサレンズ室9と試料室10の間は中間室11となっている。試料室10には隣接して予備排気室12があり、上部には試料交換室13が設置される。電子銃室8には、電子銃14,引出電極15,加速電極16及び固定絞り17が、コンデンサレンズ室9にはコンデンサレンズ18が、中間室11には偏向コイル19,対物レンズ20および対物レンズ絞り21が設置される。電子銃室8は真空ポンプ24,25で、コンデンサレンズ室9は真空ポンプ26で真空排気が行われ、安定した電子線29が得られるようになっている。試料室10は真空ポンプ28により真空排気され、中間室11は排気バイパス32を経て試料室10に繋がり真空ポンプ28によって排気される。
予備排気室12は真空ポンプ27によって排気される。ウエハ36は、始め試料交換室13に入れられ、ゲートバルブ22を経て予備排気室12へ移動し、ゲートバルブ23を開けることにより、Y軸テーブル35上に移載される。Y軸テーブル35の下にはX軸テーブル34が有り、ウエハ36の表面の観察位置を自在に移動させることができるようになっている。中間室11には電子線29を照射した時に、ウエハ36の表面からの二次電子または反射電子30を検出する反射電子・二次電子検出器31が取り付けられており、得られた情報から顕微鏡画像が作成される。
本実施例は真空排気ポンプ作用を有する直線移動テーブルによってX−Yテーブルを構成している。これにより、テーブル動作時に摺動部から発生するガスは発生源近くに設置された真空排気ポンプ作用を持つ活性金属によって排気され、試料室10内の真空の劣化や汚染を防止できる。また、試料室10内の真空圧力を測定している試料室真空計33の測定値を利用して、装置がアイドリング状態で試料室真空計33の値が任意に設定した値よりも高くなった場合、X軸テーブル34及びY軸テーブル35を自動で移動させ、図2で示した真空排気摺動材2を摩擦させ新生面を作り出すようにしても良い。
なお、本実施例では、試料に電子ビームを照射する走査電子顕微鏡を例にとって説明したが、これに限られることはなく、ヘリウムイオンや液体金属イオン等を試料に照射するイオンビーム装置への適用も可能である。
図4は、真空排気機能を備えた移動機構の他の例を説明する図である。図1の構成において、真空排気摺動材2の表面の新生面を出しやすくするため摺動パッドの例を示す。図4は山切りカットを施した切り欠き付き摺動パッド37を示す。この切り欠きは角型の凸凹でも良いし、半円の凸凹でも良い。また、図4の切り欠き付き摺動パッド37の山切りカットは可動子3の移動方向に対し直交する直線状であるように示してあるが、波型にしても良い。図1に示した摺動パッド1及び切り欠き付き摺動パッド37の材質は、真空排気摺動材2の材質より硬い方が望ましい。また、このような摺動パッド形状とすることにより、パッドの凹部に磨耗粉を捕獲して飛散を防止する効果が得られる。
図5は、長期間の装置稼動を可能とした移動機構の概略を説明する図である。すなわち、真空排気摺動材2と摺動パッド1の磨耗の進行によって、接触圧力が極端に減少したり接触しなくなる事態の発生が考えられる。このため図5では図1の構成に加え、摺動パッド1の押し付けを制御するため摺動パッド取付部5に伸縮機能を持たせた押し付け機構38と押し付け力検出センサ39を具備した。これにより真空排気摺動材2が消耗し厚さが無くなるまで真空排気摺動材2の新生面作成が可能となる。また、押し付け力を制御することで、可動子3の減速ブレーキや停止位置を保持するための停止ブレーキとしても活用でき、X−Yテーブルにおいての減速及び停止ブレーキとしての利用も可能となる。なお、押し付け機構38と押し付け力検出センサ39の位置関係は入れ替わっても良い。
図6は更に他の形態を説明する図である。図6は上述した構造とは異なり、摺動パッド1を水平方向へ押し付ける例を示している。図1に示した摺動パッド1を上から下へ押し付ける形態では、磨耗粉は真空排気摺動材2の上にそのまま残ってしまい摺動パッド1が移動する際、磨耗,研削粉を飛散させてしまう可能性がある。図6で示したように水平方向押し付け方法にすれば、磨耗粉は重力によって下方に落ちるため、移動する摺動パッド1によっての飛散を抑えることができる。また、図6の構成において真空排気摺動材2を可動子3側に配置し、摺動パッド1が押さえつける方向を逆向きにしても良い。
図7は更に他の形態を説明する図である。図7は、水平方向に押し付ける方式において、摺動パッド1と真空排気摺動材2の摺動部直下に真空用の低蒸気圧の液体を塗布することによって、この真空用液体塗布部40に磨耗粉を捕獲させ飛散を防止することが特徴である。用いる液体は真空中でも蒸発しにくい真空用の液体であれば良い。例えば人工衛星の可動部を潤滑するためのパーフルオロアルキルポリエーテル(PFPE:Perfluoroalklyl Polyether)と呼ばれるフッ素系のオイルや炭化水素系の多アルキルシクロペンタン(MAC:Multi-Alkylated Cyclopentane)オイルなどの極低蒸気圧(室温で10-10Pa程度)の液体がある。また、特異な性質を持つイオン液体も蒸気圧が非常に低く真空中で蒸発しにくいため、本実施の形態に利用できる。
図8は、磨耗粉を溜め込むための溝を設けた例を説明する図である。摺動パッド1と真空排気摺動材2の摺動部直下に磨耗粉溜め込み溝41を設け、この溝に落下した磨耗粉を溜め込むことで磨耗粉の飛散防止を図る。また、この溝に(実施の形態7)で示したように真空用液体塗布部40を設け磨耗粉を積極的に捕獲することで、更に飛散防止を図ることができる。図8で示した磨耗粉溜め込み溝41は角型だが丸型や三角型の溝でも良く、磨耗粉溜め込み溝41に溜まった磨耗粉は装置メンテナンス時などに取り除き、その後、新たに真空用液体を塗布しておけば良い。
図9は、可動子3と摺動パッド1との間に、板ばね42を介在させることで、当該板ばね42を押圧機構とした例を説明する図である。特に電子顕微鏡のような高倍率にて試料を測定,観察する装置では、試料ステージの停止後もドリフトが発生する可能性がある。そのためにステージをステージ移動方向とは垂直な方向から、ステージを押圧し停止後に生じるドリフトを抑制するブレーキ機構が備えられるものがある。図9は摺動パッド1を、板ばね42の押圧力をもって真空排気摺動材2に押圧することで、ブレーキ機構と真空排気機構を兼ねることが可能となる。
1 摺動パッド
2 真空排気摺動材
3 可動子
4 直線駆動機構
5 摺動パッド取付部
6 直線案内
7 テーブル
8 電子銃室
9 コンデンサレンズ室
10 試料室
11 中間室
12 予備排気室
13 試料交換室
14 電子銃
15 引出電極
16 加速電極
17 固定絞り
18 コンデンサレンズ
19 偏向コイル
20 対物レンズ
21 対物レンズ絞り
22,23 ゲートバルブ
24〜28 真空ポンプ
29 電子線
30 反射電子・二次電子
31 反射電子・二次電子検出器
32 排気バイパス
33 試料室真空計
34 X軸テーブル
35 Y軸テーブル
36 ウエハ
37 切り欠き付き摺動パッド
38 押し付け機構
39 押し付け力検出センサ
40 真空用液体塗布部
41 磨耗粉溜め込み溝

Claims (7)

  1. 真空室内に移動装置を備えた真空装置において、
    前記移動装置の移動に伴って、摺動する摺動機構を備え、当該摺動機構の被摺動部を、活性金属材料を含むゲッタ面とし、摺動部を当該ゲッタ面を摩擦する摩擦部材とすることを特徴とする真空装置。
  2. 請求項1において、
    前記活性金属材料より、前記摩擦部材を硬い材料で構成したことを特徴とする真空装置。
  3. 請求項1において、
    前記摩擦部材の前記ゲッタ面との接触部に、切り欠きを設けたことを特徴とする真空装置。
  4. 請求項1において、
    前記摩擦部材の前記ゲッタ面に押圧する力を制御する制御装置を備えたことを特徴とする真空装置。
  5. 請求項1において、
    前記活性金属材料の下方に、溝を設けたことを特徴とする真空装置。
  6. 請求項1において、
    前記活性金属材料の下方に、低蒸気圧液体を塗布したことを特徴とする真空装置。
  7. 移動装置が設けられた真空室の真空排気を行う真空排気方法において、前記移動装置の移動に伴って、活性金属材料に摩擦部材を摺動させ、当該活性金属材料の摩擦面をゲッタ面とすることを特徴とする真空排気方法。
JP2009174880A 2009-07-28 2009-07-28 真空排気方法及び真空装置 Expired - Fee Related JP5325691B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009174880A JP5325691B2 (ja) 2009-07-28 2009-07-28 真空排気方法及び真空装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009174880A JP5325691B2 (ja) 2009-07-28 2009-07-28 真空排気方法及び真空装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011029044A true JP2011029044A (ja) 2011-02-10
JP5325691B2 JP5325691B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=43637559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009174880A Expired - Fee Related JP5325691B2 (ja) 2009-07-28 2009-07-28 真空排気方法及び真空装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5325691B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325912A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Hitachi Ltd 電子ビーム検査装置
JP2002184339A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Hitachi Ltd 制動機構および電子顕微鏡用試料ステージ
JP2006221946A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Horon:Kk 電子顕微鏡
JP2008041464A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325912A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Hitachi Ltd 電子ビーム検査装置
JP2002184339A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Hitachi Ltd 制動機構および電子顕微鏡用試料ステージ
JP2006221946A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Horon:Kk 電子顕微鏡
JP2008041464A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5325691B2 (ja) 2013-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5442417B2 (ja) 荷電粒子線装置及び試料観察方法
JP5130267B2 (ja) プラズマに基づく短波長放射線源の動作方法およびその装置
JP4875886B2 (ja) 荷電粒子線装置
JP2014165169A (ja) 真空チャンバをクリーニングする方法及びシステム
JP2011522397A5 (ja)
JP7114426B2 (ja) 荷電粒子線装置
JP5918999B2 (ja) 真空容器を備えた荷電粒子線照射装置
JP5325691B2 (ja) 真空排気方法及び真空装置
JP5853122B2 (ja) 荷電粒子線装置
JPWO2019016847A1 (ja) 基板分析用ノズル及び基板分析方法
JP5033374B2 (ja) 荷電粒子線装置
WO2012014362A1 (ja) 荷電粒子線装置
WO2010109574A1 (ja) ステージ装置及びステージクリーニング方法
JP2009004161A (ja) 試料表面上の異物除去方法及びこれに用いる荷電粒子装置
JP5216389B2 (ja) 荷電粒子線装置
WO2013129196A1 (ja) 荷電粒子線装置及び荷電粒子線照射方法
WO2007119648A1 (ja) 気体清浄装置および半導体製造装置
JP5099703B2 (ja) 荷電粒子線装置
JP2010129246A (ja) 電子線観察装置及びその汚染評価方法
JP5255974B2 (ja) 真空室内のガス成分測定方法、及び真空装置
JP2011138649A (ja) 電子顕微鏡
JP6606560B2 (ja) 荷電粒子線装置およびその制御方法
WO2012114409A1 (ja) 真空装置及びそれに用いる潤滑油
JP4299505B2 (ja) 真空装置
US20210132506A1 (en) Ionic Liquids as Lubricants in Optical Systems

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees