JP2011028871A - パック電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストアップを抑えながら、高い耐衝撃性を有するパック電池を提供する。
【解決手段】パック電池は、内部に収納空間が設けられたケースと、ケースの収納空間に収納される複数の素電池と、素電池間を接続するリード板とを備える。リード板101aは、平板状であって、一の素電池の端子に接続される領域Aと、もう一方の素電池の端子に接続される領域Bと、領域Aと領域Bとを連結する連結領域Cとが、一体に設けられている。リード板101aにおける連結領域Cは、領域Aと領域Bとの中心P,Pを結ぶ仮想直線AX3から逃げる状態に、上部が連結されたハの字状、またはコの字状、またはU字状の形状となっている。
【選択図】図5

Description

本発明は、パック電池に関し、特に、収納されている複数の素電池間を接続するリード板の形状に関する。
ポータブル型トランシーバなどの通信機器や電動工具、さらには電動アシスト自転車、ハイブリッド自動車、電気自動車など幅広い用途にパック電池が用いられている(特許文献1〜3)。これらの用途に用いられるパック電池の多くは、複数の円筒型素電池を、直列もしくは並列、または直並列に接続した状態で、ケース内に収納した構成を採用する。従来技術に係る素電池の接続形態について、図6を用い説明する。
図6に示すように、パック電池では、2本の円筒型素電池900a,900bを、Y軸方向に各々の筒芯を合わせ、且つ、X軸方向に隣接する状態で並設させている。そして、円筒型素電池900a,900bの端子間がリード板901を介して接続されている。
リード板901は、短冊状をした金属板であって、一方の端部分901aで円筒型素電池900aの一端面にスポット溶接し、他方の端部分901bで円筒型素電池900bの一端面にスポット溶接されている。図6に示す例では、2本の円筒型素電池900a,900bが、互いの外周面同士が当接された状態で、リード板901を介して直列接続されている。
特開2001−291500号公報 特開2005−93363号公報 特開2008−287993号公報
しかしながら、上記従来技術に係るパック電池では、落下などにより外部から衝撃が加わった場合に、図6に矢印で示すように、円筒型素電池900a,900bには、Z軸方向に振動する力が加わることになり、これによりリード板901と各円筒型素電池900a,900bとの接合箇所が外れてしまう事態が生じることが考えられる。特に、トランシーバなどのポータブル機器に用いられるパック電池では、高い耐衝撃性が求められ、外部からの衝撃に対しても素電池間の接続が外れないようにすることが必要である。
ただし、素電池とリード板との接続箇所数を増やすことは、作業効率の低下を招き、パック電池のコストアップに繋がるので、採用することは困難である。
本発明は、コストアップを抑えながら、高い耐衝撃性を有するパック電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るパック電池は、内部に収納空間が設けられたケースと、ケースの収納空間に収納される複数の素電池と、複数の素電池間の接続に供されるリード板とを備え、次の特徴を有する。
本発明に係るパック電池では、複数の素電池から、互いに隣接する第1の素電池と第2の素電池とを抽出してみるとき、第1の素電池と第2の素電池とが、互いの外周面同士が当接された状態で配されている。そして、第1の素電池と第2の素電池とを接続するリード板は平板状であって、第1の素電池の端子に接続された第1の接続領域と、第1の接続領域に対して距離をあけて配され、第2の素電池の端子に接続された第2の接続領域と、第1の接続領域と前記第2の接続領域とを連結する連結領域とが、一体に設けられている。リード板における連結領域は、第1の接続領域の中心と第2の接続領域の中心とを結ぶ仮想直線から逃げる状態に、上部が連結されたハの字状、またはコの字状、またはU字状の形状で形成されている。
本発明に係るパック電池では、第1の素電池と第2の素電池との間の接続に供されているリード板が、第1の接続領域と第2の接続領域との間に連結領域を有する。そして、リード板における連結領域は、上記仮想直線を逃げる状態に、上部が連結されたハの字状、またはコの字状、またはU字状の形状とされているので、外部からの衝撃付加により素電池が振動する場合にも、連結領域を中心にリード板が撓み、衝撃に対する緩衝領域として機能する。このため、本発明に係るパック電池では、第1の素電池および第2の素電池とリード板との各接続にかかる衝撃が、リード板における連結領域で緩衝されるので、接続箇所が外れ難い。
具体的には、上述のように、落下などによってパック電池に外部から衝撃が加わった場合に、各素電池は、隣接する素電池との接続方向に対して交差する方向に移動あるいは振動する。このとき、図6に示すような従来技術に係る短冊状のリード板を用いている場合には、素電池とリード板との接続箇所(スポット溶接部)にせん断力が作用し、接続外れを生じ易い。
これに対して、本発明に係るパック電池では、リード板における連結領域を、上記仮想直線から逃げる状態に、上部が連結されたハの字状、またはコの字状、またはU字状の形状としているので、当該部分が上記衝撃に対して当該部分の弾性変形により衝撃を吸収する。よって、本発明に係るパック電池では、上記接続箇所にかかるせん断力が緩和されるので、従来技術に係るパック電池よりも高い耐衝撃性を有する。
また、本発明に係るパック電池では、リード板に上記形状の連結領域を設けることにより高い耐衝撃性を得ることができるので、リード板と素電池との間の溶接点を増やす必要がなく、製造における工数が増えることがなく、コストアップに繋がることがない。
また、本発明に係るパック電池では、リード板は平板状であって、ケース内における無駄なスペースが生じることも抑制される。例えば、リード板において、連結領域の代わりに蛇腹状に形成した領域を設けることもできるが、この場合には、蛇腹状とするためのリード板の厚み方向でのスペースが必要となるが、本発明では、本発明に係るリード板は平板状であるので、連結領域を蛇腹状とする場合などに比べて無駄なスペースを生じることがない。また、打ち抜き加工などにより平板状のリード板は作製できるので、打ち抜き後にプレス加工などを必要とする3次元構造のリード板を採用する場合に比べて、リード板を作製するための工数という観点から優れる。
従って、本発明に係るパック電池は、コストアップを伴わず、高い耐衝撃性を有する構造である。
本発明に係るパック電池では、例えば、次のようなバリエーションを採用することができる。
上記本発明に係るパック電池では、リード板の連結領域において、縁辺同士の突き合わせ部分が曲率加工(R加工)されているという構成を採用することもできる。連結領域の縁辺同士の突き合わせ部分を曲率加工することにより、外部からの衝撃が加わった場合にも当該突き合わせ部分からのクラック等の伸展が抑制でき、また、応力集中を抑制することもできる。
また、上記本発明に係るパック電池では、複数の素電池の各々が、円筒状の外観形状を有し、互いに同一形状であって、リード板における連結領域が、第1の素電池および第2の素電池の端面同士により形成される包絡領域内に収まるように、その形状およびサイズが設定されているという構成を採用することができる。
なお、上記における「包絡領域内に収まる」とは、隣接して配された第1の素電池と第2の素電池とを、各素電池の円形の端面に対し直交する軸方向外側から見るときに、外接する2本の仮想直線を引く場合において、リード板における連結領域が、これら2本の仮想直線の間に収まっていることを意味する。
実施の形態に係るパック電池1の外観構成を示す斜視図である。 パック電池1の内部構成を示す展開斜視図である。 パック電池1の構成中に含まれるコアパック10の構成を示す斜視図である。 (a)は、コアパック10の一部を拡大して示す部分斜視図であり、(b)は、素電池100a,100bに対するリード板101aの接続関係を示す展開斜視図である。 リード板101aの構成を示す平面図である。 従来技術に係る素電池900a,900bとリード板901との接続構成を示す斜視図である。
以下では、本発明を実施するための形態について、一例を示して説明する。なお、以下の説明で用いる実施の形態は、本発明の構成および作用・効果を分かりやすく説明するために用いる一例であって、 本発明は、その本質的部分以外に以下の形態に何ら限定を受けるものではない。
[実施の形態]
1.パック電池1の外観構成
実施の形態に係るパック電池1の外観構成について、図1を用い説明する。
図1に示すように、パック電池1は、各コーナーがR加工された直方体形状の外観を有する。図1では、パック電池1の外観の内、上側のケース部材11が図示され、下側のケース部材については、Z軸方向下側に隠れている。
ケース部材11におけるX軸方向左端の端辺の近傍には、5つの窓部11a〜11eが設けられており、各々から充電端子104a〜104eの一部が露出している。一方、ケース部材11におけるX軸方向右側の端面にも、3つの窓部11f〜11hが設けられており、各々から放電端子105f〜105hが露出している。
2.パック電池1の内部構成
パック電池1の内部構成について、図2および図3を用い説明する。
図2に示すように、パック電池1では、ケース部材11とケース部材12とにより構成される内部空間に、6本の素電池100a〜100fを構成要素として含むコアパック10が収納されている。6本の素電池100a〜100fは、互いに同じ円筒形の外観形状を有しており、筒芯がY軸方向に沿うように互いの外周面同士が当接された状態で並設されている。
なお、パック電池1では、ケース部材11およびケース部材12は、ともに樹脂材料から構成されている。
内部空間には、コアパック10の他に、ケース部材11とコアパック10との間に介挿された両面粘着テープ13も収納されている。さらに、Z軸方向の下側のケース部材12には、8つの通気孔12a〜12gが開けられており、各通気孔12a〜12gには、防水透湿シート14a〜14hが貼着されている。防水透湿シート14a〜14hは、防水機能と透湿機能とを兼ね備える。防水透湿シート14a〜14hは、例えば、ポリテトラフルオレエチレンを延伸加工したフィルムと、ポリウレタンポリマーとを複合化することで得られたシート材からなる。
コアパック10は、6本の素電池100a〜100fが、各間を4つのリード板101a〜101dとブレーカ素子102とにより、6直接続されている。具体的には、素電池100aと素電池100bとがリード板101aを介して直列接続され、素電池100bと素電池100cとがリード板101bを介して直列接続され、素電池100cと素電池100dとがリード板101cを介して直列接続され、素電池100dと素電池100eとがブレーカ素子102を介して直列接続され、素電池100eと素電池100fとがリード板101dを介して直列接続されている。
なお、ブレーカ素子102は、素子本体部102aの両端から素子リード102b,102cが延出された構成を有し、素子リード102bの先端部分が素電池100dの端面に形成された極端子に接続され、他方の素子リード102cの先端部分が素電池100eの端面における極端子に接続されている。また、ブレーカ素子102と素電池100d,100eの外周面との間には、絶縁板110が介挿されている。
並設された6本の素電池100aにZ軸方向下側には、波形状に曲折加工された絶縁板113が当接され、素電池100aおよび素電池100fの各側方には、各外周面に沿うように弧状に加工された絶縁板111,112がそれぞれ当接されている。
図2に示すように、6本の素電池100a〜100fに対しては、絶縁板111〜113を介して、フレーム状の端子ユニット103が配置されている。端子ユニット103は、充電端子104a〜104e、放電端子105f〜105h、サーミスタ素子106、ダイオード素子107、ブレーカ素子108が、リード板103a〜103d,・・により接続され構成されている。また、端子ユニット103に対しては、X軸方向左側にロックレバー109が取り付けられている。
図3に示すように、コアパック10では、素電池100a〜100fに対して、間に大きなスペースをあけることなく、Z軸方向の下側およびX軸方向の左右両側を取り囲むように、端子ユニット103が配されている。充電端子104a〜104eは、絶縁板111を介した状態で、素電池100aの外周面上に配置され、放電端子105f〜105hは、絶縁板112,113を介した状態で素電池100fの外周面側方に配置されている。
3.リード板101a〜101d
先ず、素電池100a,100bとリード板101aとの接続について、図4を用い説明する。
図4(a)に示すように、リード板101aは、素電池100aにおける手前側端面に形成された正極端子、および素電池100bにおける手前側端面に対し、スポット溶接により接続されている。
図4(b)に示すように、リード板101aは、素電池100aに対し正極端子においてのみ接続し、他の部分には接触しないようになっている。なお、素電池100aとリード板101aとの間において、スポット溶接する箇所を除く部分に絶縁板を介挿させることもできる。
4.リード板101a〜101dの形状
リード板101a〜101dの形状について、リード板101aを一例として、図5を用い説明する。
図5に示すように、リード板101aは、一枚の導電性平板からなり、平面視において、素電池100aおよび素電池100bのそれぞれとの接続のための領域Aおよび領域Bが、素電池100aと素電池100bとの配列ピッチに合わせて設けられている。即ち、領域Aおよび領域Bの各中心P,Pは、これらを通る軸AX1,AX2間のピッチが、コアパック10における素電池100aと素電池100bとのピッチに相当している(図3を参照)。
なお、領域Aおよび領域Bには、渦電流の発生を防止するためのスリット101aおよびスリット101aが開けられている。
リード板101aでは、領域Aおよび領域Bと、これらの間を連結する連結領域Cとが一体に形成されている。連結領域Cは、中心Pと中心Pとを結ぶ仮想直線AX3に対し、上部が連結されたハの字状、またはコの字状、またはU字状に迂回した形状で形成されている(入江状部分C)。即ち、本実施の形態に係るリード板101aは、上記従来技術に係るリード板901のように、単なる短冊状のものではなく、全体として、上部が連結されたハの字状、あるいは、八の字状、またはU字状に形成されている。
また、図5に示すように、リード板101aでは、連結領域C内における各縁辺同士の突き合わせ部分が曲率をもって形成されている。具体的には、連結領域Cにおける入江状部分Cの最も奥まった箇所は、曲率Rで形成され、領域Aおよび領域Bに続く各部分は、曲率Rおよび曲率Rで形成されている。
なお、図5では、リード板101aを一例に説明したが、他のリード板101b〜101dについても同一構成となっている。
5.優位性
本実施の形態に係るパック電池1では、コアパック10におけるリード板101a〜101dの連結領域Cを、上部が連結されたハの字状、またはコの字状、またはU字状としているので(図5を参照)、当該連結領域Cが落下などに起因する衝撃(図5における矢印F)に対して弾性変形することで衝撃を吸収する機能を有する。よって、パック電池1では、高い耐衝撃性を有する。
また、パック電池1では、リード板101a〜101dに上記のような、上部が連結されたハの字状、またはコの字状、またはU字状の連結領域Cを設けることにより高い耐衝撃性を得ることができるので、リード板101a〜101dと素電池100a〜100fとの間の溶接点(スポット数)を増やす必要がなく、製造における工数が増えることがなく、コストアップを抑制することができる
また、パック電池1におけるリード板101a〜101dは、平板状でも上記のように衝撃吸収機能を有するので、衝撃吸収のために蛇腹状の連結領域などを形成する場合に比べて、ケース内における無駄なスペースが生じることも抑制される。
また、本実施の形態に係るパック電池1では、リード板101a〜101dにおける連結領域Cが、X軸方向に直列配置された6本の素電池100a〜100fに対し、それらの円形の端面で構成される包絡領域内に収まるように、その形状およびサイズが設定されている。このため、リード板101a〜101dの連結領域Cにより無駄なスペースを必要とせず、全体としての小型化および高スペース効率化に優れている。
なお、上記における「包絡領域内に収まる」とは、上述と同様に、隣接して配された6本の素電池100a〜100fを、各素電池の円形の端面に対し直交する軸方向外側から見るときに、外接する2本の仮想直線を引く場合において、リード板101a〜101dにおける連結領域Cが、これら2本の仮想直線の間に収まっていることを意味する。
また、パック電池1における平板状のリード板101a〜101dは、打ち抜き加工などにより少ない工数を以って作製できるので、打ち抜き後にプレス加工などを必要とする3次元構造のリード板を採用する場合に比べて、リード板を作製するための工数という観点から優れる。
また、パック電池1におけるリード板101a〜101dでは、連結領域Cにおいて、縁辺同士の突き合わせ部分が曲率R,R,Rを以って形成されているので、外部からの衝撃が加わった場合にも当該突き合わせ部分からクラック等の伸展が抑制され、また、突き合わせ部分への応力集中も抑制される。
[その他の事項]
上記実施の形態では、素電池100a〜100fの各々が、円筒形の外観形状を有することとしたが、これ以外にも角形の外観形状の素電池を採用することもできる。また、上記実施の形態1では、6本の素電池100a〜100fを内蔵する構成を一例として採用したが、内蔵する素電池の数はこれに限定されるものではなく、5本以下であってもよく、逆に7本以上とすることもできる。
また、上記実施の形態では、リード板101a〜100dにおける連結領域Cの形状を略コの字状としたが、より丸味をもたせて、Uの字状とすることもできる。逆に、連結領域Cにおける縁辺同士の突き合わせ部分については、必ずしも図5に示すような曲率R,R,Rをもたせる必要はなく、テーパーカットするだけでもよい。
また、パック電池1では、内部において、6本の素電池100a〜100fが6直接続されている形態を一例として採用したが、これ以外にも、並列接続あるいは直並列接続した構成を採用することもできる。
また、上記実施の形態では、一つのリード板により2本の素電池を接続する構成としたが、一つのリード板で3本以上の素電池を接続する構成とすることもできる。この場合にも、各素電池との接続領域間に、図5に示すような連結領域Cを設けることによって、上記同様の効果を奏することができる。
本発明は、通信機器を始めとするポータブル機器の電源として、高い耐衝撃性を有し、コスト面で優位なパック電池を実現するのに有用である。
1.パック電池
10.コアパック
11,12.ケース部材
13.両面粘着テープ
14a〜14h.防水透湿シート
100a〜100f.素電池
101a〜101d.リード板
102.ブレーカ素子
103.端子ユニット
103a〜103d.リード板
104a〜104e.充電端子
105f〜105h.放電端子
106.サーミスタ素子
107.ダイオード素子
108.ブレーカ素子
109.ロックレバー
110〜113.絶縁板

Claims (4)

  1. 内部に収納空間が設けられたケースと、前記収納空間に収納される複数の素電池と、前記複数の素電池間の接続に供されるリード板とを備えるパック電池であって、
    前記複数の素電池から、互いに隣接する第1の素電池と第2の素電池とを抽出してみるとき、
    前記第1の素電池と前記第2の素電池とは、互いの外周面同士が当接された状態で配されており、
    前記第1の素電池と前記第2の素電池とを接続するリード板は、平板状であって、前記第1の素電池の端子に接続された第1の接続領域と、前記第1の接続領域に対して距離をあけて配され、前記第2の素電池の端子に接続された第2の接続領域と、前記第1の接続領域と前記第2の接続領域とを連結する連結領域とが、一体に設けられてなるものであり、
    前記連結領域は、前記第1の接続領域の中心と前記第2の接続領域の中心とを結ぶ仮想直線から逃げる状態に、上部が連結されたハの字状、またはコの字状、またはU字状の形状で形成されている
    ことを特徴とするパック電池。
  2. 前記連結領域では、縁辺同士の突き合わせ部分が曲率加工されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のパック電池。
  3. 前記複数の素電池の各々は、円筒状の外観形状を有し、互いに同一形状であって、
    前記リード板は、前記連結領域が、前記第1の素電池および前記第2の素電池の端面同士により形成される包絡領域内に収まるように、その形状およびサイズが設定されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のパック電池。
  4. 前記複数の素電池は、全ての筒軸同士が平行となるように、並設されている
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のパック電池。
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