JP2011026022A - エレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】制御ケーブルの吊り下げ長さが昇降工程に対して小さいエレベータを提供する。
【解決手段】一端で昇降路に接続され、他端でかごに接続された制御ケーブルを備えたエレベータにおいて、制御ケーブルの中間部を、昇降路内でかごの昇降に応じてかごの移動距離よりも短い距離だけ昇降する移動吊り手装置によって支持する。移動吊り手装置は、制御ケーブルに接続された移動吊り手と、移動吊り手を昇降路内で昇降可能に支持するガイドレールと、移動吊り手をガイドレールに沿って移動させる駆動装置とを備えている。
【効果】制御ケーブルの吊り下げ長さをかごの昇降工程に対して小さくできる。
【選択図】図1

Description

この発明はエレベータに関し、特にかごに接続された制御ケーブルを備えたエレベータに関するものである。
従来のエレベータは一般に、かごと昇降路機器とを接続する制御ケーブル(テールコード)が、一端を昇降路に接続され、他端がかごに接続されてほぼU字形を描くように吊るされており、エレベータのかごの昇降に連動して上下するようにされている。制御ケーブルは、必要な導線数や曲げ径によって複数種類を使い分けている。曲げ径とは、制御ケーブルを吊り下げたときのU字形を決める、制御ケーブルの柔軟性に関するパラメーターである。
従来の制御ケーブル(テールコード)は、かごと機械室内に設置された制御盤との間で電力給電および信号伝送を行うための電力給電線および信号伝送線と共に補強線を備えている。このような制御ケーブルにおいて、制御ケーブルを適正な屈曲特性を持ったものにし、これにより、制御ケーブルの吊り幅間隔を大きくとることができようにするために、補強線を通常必要な太さよりも太くしてその剛性を大きくし、電力給電線を構成する芯線の断面積を大きくすることが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−91734号公報
しかしながら、このような従来のエレベータにおけるように、太い高強度の補強線を使用すると、制御ケーブルの自重が大きくなり、かご中心付近に吊り下げないと偏荷重が大きくなるなどの課題があった。制御ケーブルの重量が大きく、かご中心から遠くでかごに吊り下げられていると、制御ケーブルの重さは大きな偏荷重となってかごに掛かり、特にかごが上昇したときに偏荷重が大きくなり、乗り心地に悪影響を及ぼす。これは、特に昇降行程の大きいエレベータにおいて影響が大きい。またコスト増大要因ともなる。
また、制御ケーブルの柔軟性およびエレベータのレイアウト、制御ケーブルの吊り方によっては、かご中心に吊り下げると、制御ケーブルとかごとの間隔が小さくなり、特にかごか最下階に来たときに制御ケーブルとかごが接触する場合がある。そのため、かご中心付近で吊り下げても接触が起きないように、曲げ径を調整した複数のケーブルを使い分けている。
このように、従来のエレベータにおける問題点としては、曲げ径と補強鋼線の違う制御ケーブルを使い分ける必要があるため、多種類のケーブルを使用していること、太い高強度の補強鋼線によるかごに対する偏荷重を小さくするために、かご中心付近に吊り下げる必要があること、太い高強度の補強鋼線の使用によりコストが高くなっていること、制御ケーブルの自重や補強鋼線強度の限界値から吊り下げ可能長さが上限に達してエレベータの昇降行程の大きさに限界が生じる懸念があること、などである。
従ってこの発明の目的は、制御ケーブルの吊り下げ長さが昇降工程に対して小さいエレベータを提供することである。
この発明によるエレベータは、昇降路に沿って移動するかごと、上記かごを移動させるかご駆動装置と、一端で上記昇降路に接続され、他端で上記かごに接続された制御ケーブルとを備えたエレベータにおいて、上記制御ケーブルを上記一端と上記他端との間で支持し、上記昇降路内で昇降可能に支持され、上記かごの昇降に応じて上記かごの移動距離よりも短い距離だけ昇降する移動吊り手装置を備えたことを特徴とするものである。
この発明のエレベータによれば、制御ケーブルの吊り下げ長さをかごの昇降工程に対して小さくできるという効果が得られる。
この発明のエレベータの一つの実施の形態を示し、図2の線I−Iに沿った概略側断面図である。 図1の線II−IIに沿った概略横断面図である。 この発明のエレベータの可動吊り手の一例を示す側面図である。 図3の線IV−IVに沿った断面図である。 この発明のエレベータの別の実施の形態を示す概略側面図である。 図5のエレベータのかごが昇降工程の最上位置にある状態を示す概略側面図である。 図5のエレベータのかごが昇降工程の最下位置にある状態を示す概略側面図である。 この発明のエレベータのまた別の実施の形態を示す概略側面図である。 この発明のエレベータのさらに別の実施の形態を示す概略側面図である。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1において、この発明のエレベータは、昇降路1に沿って移動するかご2と、かご2を移動させるかご駆動装置3と、一端で昇降路を形成する昇降路壁4に接続され、他端でかご2に接続された制御ケーブル5とを備えている。かご駆動装置3は、かご2に連結された主索6と、主索6が巻き掛けられた巻上機7とを備えていて、主索6の他端には釣合重り8が連結されている。制御ケーブル5の一端は、かご2の底壁に設けられた吊り手9によりかご2に連結されている。制御ケーブル5の他端は、昇降路壁4の例えば図示してないかご案内レールに取り付けられて、昇降路壁4上で、かご2の昇降行程すなわち移動距離のほぼ中間の位置に設けられた固定吊り手10に連結されている。
エレベータはまた、制御ケーブル5をかご2側の一端と、昇降路壁4側の他端との間の中間部分で支持し、昇降路1内で昇降可能に支持され、かご2の昇降に応じてかご2の移動距離よりも短い距離だけ昇降する移動吊り手装置11を備えている。移動吊り手装置11は、制御ケーブル5の中間部分に接続された移動吊り手12と、移動吊り手12を昇降路1内で昇降可能に案内支持するガイドレール13と、移動吊り手12をガイドレール13に沿って移動させる駆動装置14とを備えている。
移動吊り手装置11の駆動装置14は、かご2を駆動する巻上機7と連動していて、移動吊り手12の移動距離がかご2の移動距離よりも小さくほぼ比例するように設定してある。図示の例では、制御ケーブル5を支持する移動吊り手12が一台であるので、移動吊り手12の移動距離はかごの移動距離の約1/2である。駆動装置14は、かご2を駆動する巻上機7と連動して駆動される巻上シーブ15と、巻上シーブ15と移動吊り手12とに直接連結されたロープ16とを備えていて、図示の例では、巻上シーブ15が、かご2用の巻上機7とは別の電動機17によって駆動される1:1ローピング方式とされている。
移動吊り手12のガイドレール13は、図2に示すように、固定吊り手10が取り付けられているのと同じ昇降路壁4に取り付けられていて、移動吊り手12の移動距離に対応した長さだけかご2移動方向に平行に配置された2本の長い部材であり、その案内面で移動吊り手12を案内支持している。移動吊り手12は、制御ケーブル5の中間部分に接続されて中間部分をガイドレール13に沿って移動可能に支持する作用をし、また移動吊り手12を基準にして制御ケーブル5をかご2の側の部分であるかご側ケーブル部分5aと、昇降路壁4の側の部分である昇降路側ケーブル部分5bとに区分している。
図2に示されているように、かご2の吊り手10からU字形に移動吊り手12に連結されたかご側ケーブル部分5aは、ガイドレール13が取り付けられている昇降路壁4に対して直角な垂直平面内にあり、移動吊り手12からU字型になって固定吊り手10に連結された昇降路側ケーブル部分5bは、昇降路壁4に対して平行な平面内にある。すなわち、移動吊り手12は、制御ケーブル5の延びる方向の水平方向成分を、移動吊り手12において90°変化させる機能も備えている。また、制御ケーブル5が移動吊り手12によって保持される部分は、制御ケーブル5が補強線を持っている場合には、後に図3および4に関連して説明するように、補強線を制御ケーブル5の被覆材から引き出して移動吊り手12に結合することによって保持することができる。制御ケーブル5に補強線が無い場合には、移動吊り手12に設けたプーリあるいはドラムなどの円筒部材に制御ケーブル5を巻き掛けてクランプなどで締結することによって保持することができる。
図3および4には、移動吊り手12の詳細構造が示されており、移動吊り手12は、3枚の支持壁18、19および20によって互いに平行に支持され2枚のホームベース形の第1の板部材21および第2の板部材22とで構成された枠体23を備えている。枠体23の側縁にはガイドレール13に係合する摺動溝24が形成されていて、ガイドレール13に沿って案内されつつ摺動できるようにされている。枠体23の板部材21と22との間には、軸25によって支持された円筒部材26が設けられていて、この円筒部材26に駆動装置14の巻上シーブ15に巻き掛けられたロープ16が巻かれて連結され、駆動装置14によって移動吊り手12をガイドレール13に沿って昇降できるようにしてある。
枠体23の第1の板部材21および第2の板部材22の間にはまた、図で右側の支持壁18と中央の支持壁19の間で軸27によって支持された第1のプーリ28が設けられており、また図で中央の支持壁19と左側の支持壁20との間で軸29によって支持された第2のプーリ30が設けられている。第1のプーリ28の軸27は、第1の板部材21および第2の板部材22によって支持されていて水平面内で昇降路壁4に対して垂直に配置されており、第2のプーリ30の軸は29は、支持壁19と20とによって支持されていて水平面内で昇降路壁4に対して平行に配置されている。
第1のプーリ28には、かご2の吊り手9からのかご側ケーブル部分5aから引き出した補強線31を巻回して連結してかご側ケーブル部分5aが吊り下げられており、また第2のプーリ30には、昇降路壁4に取り付けられている固定吊り手10からの昇降路側ケーブル部分5bから引き出した補強線32を巻回して連結して昇降路側ケーブル部分5bが吊り下げられている。
このように構成されたエレベータにおいて、かご駆動装置3によってかご2を昇降させると、かご駆動装置3に連動している移動吊り手装置11の駆動装置14によって移動吊り手12がかご2の移動距離の1/2の距離だけ昇降させられ、かご側ケーブル部分5aと昇降路側ケーブル部分5bもそれぞれ移動する。このとき、かご側ケーブル部分5aあるいは昇降路側ケーブル部分5bのそれぞれの両端間の相対的移動距離、すなわち制御ケーブル5の吊り下げ長さをかご2の昇降工程に対して1/2に小さくなっている。
制御ケーブル5の吊り下げ長さが小さくされているため、制御ケーブル5として軽量のケーブルを使用することができ、例えば太い補強鋼線入りの自重の大きいケーブルを使用しなくて済む。このため、かご2にかかる制御ケーブル5の重量が小さくなるので、かご2にかかる偏荷重を小さくすることができる。また、偏荷重が小さければ制御ケーブル5をかご2の中心に吊り下げなくてもよいため、吊り下げ位置の自由度が増す。同時に、曲げ径の違う制御ケーブルを使い分けなくてもよくなるので、制御ケーブルの種類数の削減が可能となる。さらに、かご側ケーブル部分5aと昇降路側ケーブル部分5bとの両方のケーブル部分が昇降するため、従来と比較して制御ケーブル昇降の相対速度が低下し、制御ケーブルの動作挙動の安定性を高めることができる。
実施の形態2.
図5に示すエレベータにおいては、移動吊り手装置11の駆動装置14の巻上シーブ15が、かご駆動装置3の巻上機7によって駆動されるように構成されている。また、巻上シーブ15から吊り下げられたロープ16が、滑車33を介して2:1ローピング方式で可動吊り手12に接続されている。すなわち、ロープ16は、一端がかご駆動装置3の巻上機7に巻き掛けられていて、他端が巻上シーブ15に巻回されて下方に延び、可動吊り手12に取り付けられた滑車33に巻き掛けられて上方に折り返されて機械室床あるいは昇降路天井34に接続されている。その他の構成は図1〜4に示すものと同様である。
この構造においても、図5に示したようなかご2が昇降路中間部に位置した状態から、かご2が上昇すると、それに連動して移動吊り手12も上昇するが、移動吊り手12は動滑車である滑車33を持つ2:1ローピング方式によって吊り下げられているために、移動吊り手12の昇降速度および移動距離はかご3の昇降速度および移動距離の半分となる。このため、図6に示すように、かご2が最上階あるいはかご2の移動距離Lの最高高さ(L×4/4)に至ったとき、固定吊り手10は移動せずに元の高さ(L×2/4)にあり、移動吊り手12は元の位置からかご2の移動距離の1/4だけ上昇して昇降路全高の3/4の高さ(L×3/4)まで上昇する。かご2が下降する場合も同様に、図7に示すようにかご2が移動距離Lの最低高さ(0)にあるときには、移動吊り手12はかご2の半分の速度および移動距離で昇降路全高の1/4の高さ(L×1/4)にまで下降した状態となる。
このエレベータにおいても、制御ケーブル5の吊り下げ長さをかご2の移動距離に対して1/2に小さくすることができ、制御ケーブル5を軽量にすることができ、かご2にかかる偏荷重を小さくすることができ、吊り下げ位置の自由度を増すことができる。また、制御ケーブルの種類数の削減が可能となり、制御ケーブル5の動作挙動の安定性を高めることができる。
実施の形態3.
図8に示すエレベータにおいては、移動吊り手装置11が、図1〜5に示したものと同様のかご側ケーブル部分5aが接続された第1の移動吊り手である移動吊り手12の他に、第2の移動吊り手である中間移動吊り手35を持っている。すなわち、移動吊り手装置11は、制御ケーブル5の一端側であるかご2側に接続されたかご側ケーブル部分5aに接続された移動吊り手12と、制御ケーブル5の他端側である昇降路壁4側に接続された昇降路側ケーブル部分5bに接続された中間移動吊り手35とを備え、制御ケーブル5が、移動吊り手12および中間移動吊り手35を互いに接続する中間ケーブル部分5cを備えている。
第1の移動吊り手である移動吊り手12は、図3および4に示すものと同様に、昇降路壁4に取り付けられたガイドレール13上を摺動して巻上機7に連動して昇降するものであって、かご側ケーブル部分5aの方向を、水平投影面に投影して見て昇降路壁4に対して直角な方向から昇降路壁4に対して平行な方向に直角に転換させている。第2の移動吊り手である中間移動吊り手35も、巻上機7に連動する駆動装置14によって駆動されて、昇降路壁4に取り付けられたガイドレール13上を摺動して昇降するものであるが、移動吊り手12からの中間ケーブル部分5cの水平投影面上の方向は転換されていない。従って、中間移動吊り手35においては、図3および4における昇降路壁4に直角な軸27を持つ第1のプーリ28が無く、昇降路壁4に平行な軸29を持つ第2のプーリ30が2つ並置されている。
このような移動吊り手12および中間移動吊り手35は、それぞれ先に説明したのと同様なガイドレール13によって昇降可能に案内支持され、それぞれ巻上シーブ15に連結されたロープ16を介して駆動装置14によってガイドレール13に沿って移動させることができる。このエレベータにおいては、移動吊り手12の移動距離および速度はかご2の移動距離および速度の約2/3であり、中間移動吊り手35の移動距離および速度はかご2の移動距離および速度の約1/3である。
このエレベータにおいても、制御ケーブル5の吊り下げ長さをかご2の移動距離に対して小さくすることができ、制御ケーブル5を軽量にすることができ、かご2にかかる偏荷重を小さくすることができ、吊り下げ位置の自由度が増す。また、制御ケーブルの種類数の削減が可能となり、制御ケーブル5の動作挙動の安定性を高めることができる。このエレベータは移動距離の長い高行程の高層建築物用に特に適している。
実施の形態4.
図9のエレベータにおいては、移動吊り手装置11の移動吊り手12が図5に示す滑車33と同様の滑車33を用いた2:1ローピング方式で吊り下げられており、中間移動吊り手35は同様に2:1ローピング方式による滑車33を持っているが、この滑車33が駆動装置14から延びて昇降路天井に締結されたロープ16に巻き掛けられて支持された動滑車である第2の滑車36を持つ2:1ローピング方式によって支持されている。
このエレベータにおいても、制御ケーブル5の吊り下げ長さをかご2の移動距離に対して小さくすることができ、制御ケーブル5を軽量にすることができ、かご2にかかる偏荷重を小さくすることができ、吊り下げ位置の自由度が増す。また、制御ケーブルの種類数の削減が可能となり、制御ケーブル5の動作挙動の安定性を高めることができる。このエレベータは移動距離の長い高行程の高層建築物用に特に適している。
以上に図示して説明した装置は単なる例であって様々な変形が可能であり、またそれぞれの具体例の特徴を全てあるいは選択的に組み合わせて用いることもできる。例えば、制御ケーブル5に補強線が無い場合には、移動吊り手12に設けたプーリあるいはドラムなどの円筒部材に制御ケーブル5を巻き掛けてクランプなどで締結することによって移動吊り手12に保持することができる。また、移動吊り手12に制御ケーブル5の水平投影面の延長方向を、移動吊り手12において90°変化させる機能を持たせずに、例えばかご側ケーブル部分5aのU字形のループ部分をひねることによって、直角に変えることもできる。さらに、中間移動吊り手の数は2つ以上にすることもできる。
この発明はエレベータに利用できるものである。
1 昇降路、2 かご、3 かご駆動装置、4 昇降路壁、5 制御ケーブル、5a かご側ケーブル部分、5b 昇降路側ケーブル部分、5c 中間ケーブル部分、6 主索、7 巻上機、8 釣合重り、9 吊り手、10 固定吊り手、11 移動吊り手装置、12 移動吊り手、13 ガイドレール、14 駆動装置、15 巻上シーブ、16 ロープ、17 電動機、18、19、20 支持壁、21、22 板部材、23 枠体、24 摺動溝、25、27、29 軸、26 円筒部材、28、30 プーリ、31、32 補強線、33、36 滑車、34 昇降路天井、35 中間移動吊り手。

Claims (10)

  1. 昇降路壁に沿って移動するかごと、
    上記かごを移動させるかご駆動装置と、
    一端で上記昇降路壁に接続され、他端で上記かごに接続された制御ケーブルとを備えたエレベータにおいて、
    上記制御ケーブルを上記一端と上記他端との間で支持し、昇降路内で昇降可能に支持され、上記かごの昇降に応じて上記かごの移動距離よりも短い距離だけ昇降する移動吊り手装置を備えたことを特徴とするエレベータ。
  2. 上記移動吊り手装置が、
    上記制御ケーブルに接続された移動吊り手と、
    上記移動吊り手を上記昇降路1内で昇降可能に支持するガイドレールと、
    上記移動吊り手を上記ガイドレールに沿って移動させる駆動装置とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 上記移動吊り手装置が、上記制御ケーブルの上記一端側に接続された上記移動吊り手と、上記制御ケーブルの上記他端側に接続された中間移動吊り手とを備え、
    上記制御ケーブルが、上記移動吊り手と上記中間移動吊り手とを互いに接続する中間ケーブル部分を備えたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ。
  4. 上記駆動装置が、上記かごを駆動する巻上機と連動していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエレベータ。
  5. 上記駆動装置が、上記かごを駆動する巻上機と連動して駆動される巻上シーブと、上記巻上シーブと上記移動吊り手に連結されたロープとを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のエレベータ。
  6. 上記巻上シーブが、上記巻上機によって駆動されることを特徴とする請求項5に記載のエレベータ。
  7. 上記巻上シーブが、上記巻上機とは別の電動機によって駆動されることを特徴とする請求項5に記載のエレベータ。
  8. 上記ロープが、上記巻上シーブに直接接続された1:1ローピング掛けされたものであることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載のエレベータ。
  9. 上記ロープが、上記巻上シーブに滑車を介して接続された2:1ローピング掛けされたものであることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載のエレベータ。
  10. 上記駆動装置が、上記移動吊り手を案内するガイドレールを備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のエレベータ。
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